JP7355579B2 - タイヤモデルの評価方法及びタイヤモデルの作成方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
また、本実施形態で得られた物理量分布に基づいてタイヤ性能を改良するために有効な部位を特定することで、タイヤFEモデルに入力した振動の周波数毎にタイヤ性能の改良に影響が大きい部位を特定する必要がなく、注目している周波数範囲について総合的にタイヤ性能の改良に影響が大きい部位を特定することができ、タイヤ性能が改良されたタイヤを低コストに設計し、製造することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について、図3に基づいて説明する。
(第2実施形態の変更例1)
上記した第2実施形態では、各節点の振動速度を第2物理量として取得し、タイヤFEモデルのタイヤ外表面に位置する節点の振動速度の法線方向成分を用いて各周波数の重み係数Wを算出する場合について説明したが、第2物理量から各周波数の重み係数Wを算出する方法は、種々の方法を採用することができる。
(第2実施形態の変更例2)
第2実施形態では、第2物理量が、第1物理量と同じモデルを用いた周波数応答解析によって取得される物理量である場合について説明するが、これに限定されない。
なお、上記した各実施形態では、取得した第1物理量分布に基づいてタイヤ性能を改良するために有効な部位を特定する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、例えば、構造の異なる複数のタイヤ性能を比較したり、タイヤを構成している部材のタイヤ性能への寄与度を取得したりするなど、取得した第1物理量分布に基づいて、タイヤモデルの種々の評価を行うことができる。
Claims (7)
- 複数の要素に分割された有限要素モデルからなるタイヤモデルを評価する方法において、
コンピュータが、前記タイヤモデルを用いた周波数応答解析によって、複数の周波数の振動について各周波数における前記各要素に設定された各節点又は前記各要素の第1物理量を取得する第1ステップと、
前記コンピュータが、各周波数において取得した前記各節点又は前記各要素の前記第1物理量を前記節点毎又は前記要素毎に集約して物理量分布を求める第2ステップと、
を含むタイヤモデルの評価方法。 - 前記コンピュータが、前記第2ステップにおいて、第1ステップで入力した振動の周波数毎に重みを付けて前記第1物理量を前記節点毎又は前記要素毎に集約して物理量分布を求める請求項1に記載のタイヤモデルの評価方法。
- 前記コンピュータが、前記第1物理量を取得した前記タイヤモデルから前記第1物理量と異なる第2物理量を取得し、取得した前記第2物理量から各周波数の重み係数を求める請求項2に記載のタイヤモデルの評価方法。
- 前記第2物理量が、前記第1物理量と同じ前記タイヤモデルを用いた周波数応答解析によって取得される物理量である請求項3に記載のタイヤ性能改良部位の特定方法。
- 前記コンピュータが、一部の前記節点又は前記要素の前記第2物理量、又は、一部又は全部の前記節点又は前記要素の前記第2物理量の所定方向成分から各周波数の重み係数を算出する請求項3又は4に記載のタイヤモデルの評価方法。
- 前記第1物理量が、前記各要素の応力、歪み、応力及び歪みの少なくとも一方を用いて算出される物理量のいずれか1つを含む物理量である請求項1~5のいずれか1項に記載のタイヤモデルの評価方法。
- コンピュータが、請求項1~6のいずれか1項に記載のタイヤモデルの評価方法を用いて求めた物理量分布からタイヤ性能を改良する部位を特定する第3ステップと、
前記第3ステップで特定した部位の材料特性を変更して前記タイヤモデルを修正する第4ステップと、を含むタイヤモデルの作成方法。
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