JP7355302B2 - 治療支援システム - Google Patents
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Description
(1)問題のある歯牙歯周の歯番ごとの病名を決定する。
(2)病名と所見から歯番ごとの治療方法を決定する。
(3)歯番全体の治療方法から歯番の治療順序を洗い出す。
(4)患者と相談して最適な治療順序を確定する。
なお、歯番とは患者を正面から見た口腔内を正中線の左上、左下、右上、右下ごとに分割し、前から後ろに向けて永久歯は1~8、乳歯はA~Eとした番号のことである。
もし、病名の決定、治療方法の策定、治療順序の策定を、情報技術を用いて補助することができるなら、経験の浅い歯科医師であっても良質の歯科治療を実現することが期待できる。
以上の背景に基づき、発明者らは歯科医師のノウハウを機械学習システム及び/またはデータベースに登録し、経験の浅い歯科医師がそれらノウハウを利用可能にする歯科治療支援システムを発明した。これが特許文献1で開示した発明である。
しかし、治療方法や治療順序は専門分野ごとに異なるため、ユーザの専門分野に適したAIが存在しない場合もある。
そこで、ユーザが独自のAIをサーバ上に構築することができれば、専門分野に特化したAIの構築が可能となり、ユーザは多様なAIの中から、必要なAIを選択して利用することが可能となる。
更に、本発明の治療支援システムは、AIを一意に識別するための識別情報であるAIIDが全て格納されるAIIDフィールドと、AIIDに対応するAIにアクセスするためのURLが格納されるURLフィールドとを有するAIIDマスタと、AIを利用したユーザを一意に識別するユーザIDが格納されるユーザIDフィールドと、ユーザが利用したAIのAIIDが格納されるAIIDフィールドと、ユーザが前記AIを利用した日時が格納される利用日時フィールドとを有するAI利用ログテーブルと、端末装置から送信される、AIIDを含むAIに対する問い合わせに対し、AIIDマスタに基づいて、AIIDを前記URLに変換するAI利用要求変換処理部と、AI利用要求変換処理部から得たURLに基づいて入出力制御部へ問い合わせを行うAI通信処理部と、を備える。
そして、AI利用要求変換処理部は、AI通信処理部がAIから入出力制御部を通じて所定の回答を受信したことに呼応して、AI利用ログテーブルに新規レコードを追記録する。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
多くの経験豊富な歯科医師あるいは歯科医院は、それぞれ異なる専門分野を有することが多い。小児向け治療の経験が豊富な歯科医師、インプラント等の保険対象外治療の経験が豊富な歯科医師等、様々である。それら歯科医師あるいは歯科医院は独自の患者データベースを有しており、それらデータには価値がある。
もし、歯科治療支援システムを利用する各々のユーザが、ユーザ独自のデータを基にユーザ独自のAIを構築することができれば、歯科治療支援システムが標準で提供するAIにはない特徴を有して、ユーザによるAIの相互利用が活性化されることが期待できる。
また、インプラント等の保険対象外治療の経験が豊富な歯科医師がサービスするAIを利用すれば、保険対象外治療において適切な差し歯等の選択精度向上が期待できる。
本発明の実施形態は、AIを利用する歯科治療支援システムである。予め、定評のある歯科医師の経験をAI(artificial intelligence:人工知能)に学習させる。そして、本発明の実施形態は、このAIに所見等を入力することにより、まだ経験値が低い歯科医師であっても、病名、治療方法、治療計画などを確定する時に、あたかも経験の深い歯科医師がアドバイスするかのように機能して、歯科治療を一定水準以上になるように支援するものである。
この時、AIのURLがユーザや第三者に知られてしまうと当該AIを無尽蔵に利用されてしまう、という弊害が生じる。
つまり、現状のAZUREは、ある一つのAIを特定多数のユーザが利用することを想定してシステムが構築されていない。
そこで、本発明の実施形態に係る歯科治療支援システムでは、AIのURLを隠蔽し、ユーザ認証を必須とすることで、第三者によるAIの利用を防ぎ、AIの利用量に応じて正しく課金等を発生させるための仕組みを構築している。
図1は、本発明の実施形態に係る歯科治療支援システム101の全体構成を示す概略図である。
経験豊富な歯科医師102は、歯科治療に定評のある歯科医師である。この経験豊富な歯科医師102は、インターネット103を通じて、自身が所有する端末装置104aを歯科治療支援サーバ105に接続する。そして、端末装置104aを用いて経験豊富な歯科医師102自身の過去の治療情報(カルテ)を歯科治療支援サーバ105に入力する。歯科治療支援サーバ105は、端末装置104aから入力された治療情報を学習する。
なお、これ以降、端末装置104aと端末装置104bを区別しないときには、端末装置104と呼ぶ。
図2は、端末装置104のハードウェア構成を示すブロック図である。
一般的なパソコンよりなる端末装置104は、バス201に接続された、CPU202、ROM203、RAM204、表示部205、操作部206、不揮発性ストレージ207、NIC208を備える。
なお、端末装置104の表示部205及び操作部206は、歯科治療支援サーバ105の表示部307及び操作部308の代わりに用いられることもある。
図3は、歯科治療支援サーバ105のハードウェア構成を示すブロック図である。
歯科治療支援サーバ105は、バス301に接続された、CPU302、ROM303、RAM304、不揮発性ストレージ305、NIC306、RTC(RealTime Clock)309を備える。
なお、歯科治療支援サーバ105はパソコンを流用することが可能である。その場合、表示部307と操作部308を有することがある。ここでは、表示部307と操作部308は歯科治療支援サーバ105に不可欠なものではないので、点線で示している。
図4は、歯科治療支援システム101のソフトウェア機能の概略を示すブロック図である。
歯科治療支援サーバ105は、クラウドのwebサービスである。図3と図4では図示の都合上、単一の計算機資源で図示している。
端末装置104が歯科治療支援サーバ105にアクセスすると、入出力制御部403を通じてAI選択画面処理部402が起動される。
AI選択画面処理部402は、ユーザマスタ404を参照して所定のログイン認証を行った後、ユーザ利用AIテーブル405を参照して、端末装置104のユーザが利用可能なAIのリストを作成する。更に、歯科治療支援サーバ105は、作成したAIのリストを基にAI選択画面を構成するHTML文書を作成し、端末装置104に返信する。
AI通信処理部408は、AI処理部409に対するwebクライアントとして機能する。また、AI処理部409はURLで指定されるAIのリソースを提供するwebサーバである。AI通信処理部408は、AI利用要求変換処理部406から受け取ったURLにアクセスすることでAI処理部409に接続して、所定の入力項目をAI処理部409に送信する。
入出力制御部410はAI通信処理部408によって指定されたURLに基づいて近似関数パラメータ412とラベルテーブル413と推定演算処理部411を組み合わせて、所望のAI(分類推定器)を形成する。その上で、入力された所定の入力項目を推定演算
処理部411に与えて、推定結果を得る。
これ以降、本発明の実施形態において説明する、AI処理部409において形成されるAIとは、推定演算処理部411に所定の学習処理によって形成された近似関数パラメータ412とラベルテーブル413を組み合わせることによって実現される分類推定器であり、所定の入力データに対する推定演算処理を実行する機能を持つ。また、近似関数パラメータとは、機械学習において学習処理によって更新される、近似関数を実現するための係数群である。
AI処理部409には推定フェーズを実行する推定演算処理部411の他に、所望のAIを生成し更新する学習フェーズを実行する学習演算処理部414が存在する。
AI処理部409には推定フェーズを実行する推定演算処理部411の他に、所望のAIを生成し更新する学習フェーズを実行する学習演算処理部414が存在する。
(1)患者年齢、口腔疾患部位と口腔疾患病名を入力すると治療計画を出力する、治療計画AI。
治療計画AIは、口腔疾患部位と口腔疾患病名から類推される治療計画を、確率と共に出力することで、歯科医師が治療計画を策定する際の参考情報を提供する。
(2)患者年齢、口腔疾患部位と口腔疾患病名を入力すると所見を出力する、所見AI。
所見AIは、患者年齢、口腔疾患部位と口腔疾患病名を入力すると、他の歯科医師が作成した所見の文章を確率と共に出力する。歯科医師はこの所見の文章を見て、口腔疾患病名の正確性を類推することが可能になる。
治療病名AIは、患者年齢、口腔疾患部位と、実際に行った治療内容から類推される病名を、確率と共に出力することで、歯科医師がカルテに記載する病名を判断する参考情報を提供する。
(4)患者年齢、口腔疾患部位と所見を入力すると、口腔疾患病名を出力する、所見病名AI。
所見病名AIは、患者年齢、口腔疾患部位と、所見の文章から類推される病名を確率と共に出力することで、歯科医師の診察の参考情報を提供する。
以上の説明より明らかなように、各々のAIは、患者年齢及び口腔疾患部位の、2種類の入力項目が共通かつ必須である。これらの入力項目は、AIの推定精度を向上させるために必須である。換言すれば、口腔疾患部位及び口腔疾患と患者年齢にはある種の相関関係が存在するものと思われる。
ユーザマスタ404は、ログインIDフィールド、パスワードハッシュ値フィールド、ユーザIDフィールド、その他フィールドを有する。
ログインIDフィールドには、ユーザが歯科治療支援サーバ105を利用する際に認証を行うためのログインIDが格納される。
パスワードハッシュ値フィールドには、パスワードのハッシュ値が格納される。
ユーザIDフィールドには、ユーザを一意に識別するユーザIDが格納される。
その他フィールドには、ユーザに関する諸情報が格納される。
ユーザIDが漏洩しただけで悪意ある第三者が他人のAIIDを取得でき、即座にAIを使用できてしまうため、本発明の実施形態に係る歯科治療支援サーバ105では、ユーザIDとは別に、認証のためのログインIDとパスワードハッシュ値をユーザマスタ404に持たせている。
ユーザIDフィールドは、ユーザマスタ404のユーザIDフィールドと同じである。
AIIDフィールドには、ユーザIDフィールドに記述されているユーザIDの当該ユーザが利用可能なAIを一意に識別するための識別情報であるAIIDが格納される。
このため、ユーザ利用AIテーブル405においてユーザIDとAIIDは1対多の関係を有する。
AIIDフィールドは、ユーザ利用AIテーブル405のAIIDフィールドと概ね同じであり、AIを一意に識別するための識別情報であるAIIDが全て格納される。
ユーザIDフィールドには、AIIDフィールドに記述されているAIIDのAIを作成し、所有するユーザのユーザIDが格納される。
URLフィールドには、AIIDに対応するAIにアクセスするためのURLが格納される。
利用料金フィールドには、ユーザがAIの作成時に設定した、AIの利用料金が格納される。
ユーザIDフィールドは、ユーザ利用AIテーブル405のユーザIDフィールドと同じである。すなわち、AIIDフィールドに記載されたAIIDで特定されるAIを利用したユーザのユーザIDが格納される。
AIIDフィールドは、ユーザ利用AIテーブル405のAIIDフィールドと同じである。すなわち、ユーザIDフィールドに記載されたユーザIDで特定されるユーザが利用したAIのAIIDが格納される。
利用日時フィールドには、ユーザIDフィールドに記載されたユーザIDで特定されるユーザが、AIIDフィールドに記載されたAIIDで特定されるAIを利用した日時が格納される。
実行結果フィールドには、AIの実行の結果、正常終了したか否かを示す情報が格納される。
利用料金フィールドには、ユーザがAIを使用した結果として発生した、AIの利用料金が格納される。つまり、AIIDマスタ407の同名フィールドの値をコピーしたものである。
その他フィールドには、ユーザのアクセスに関する諸情報(例えばHTTP(S)のUserAgent等)が格納される。
図6は、AI処理部409における、システム標準AIの学習フェーズを示す機能ブロック図である。
図7は、AI処理部409における、システム標準AIの推定フェーズを示す機能ブロック図である。
なお、図6及び図7では、歯科治療支援サーバ105の内部でAI処理部409にデータの引き渡しの際に行われる種々のデータ加工処理を省略している。
システム標準ラベルテーブル602は、教師データに対応するラベルを保持するテーブルである。
端末装置104は、歯科治療支援サーバ105のAI処理部409に対し、入力データと教師データを与える。
端末装置104から入力される教師データは、長文の自然言語文章であったり、複数のフィールドを有するテーブルのレコードであったりする。これら不定形な教師データの代わりに、それらレコードを一意に識別するラベルを付与して、教師データに代えて入力させることで、学習演算処理部414の負担を軽減し、システム標準近似関数パラメータ601のデータ容量を低減する。
AI処理部409の入出力制御部410は推定リスト701をそのまま端末装置104に返信するのではなく、システム標準ラベルテーブル602を参照して、ラベルを本来の推定結果に置換して、端末装置104へ返信する。
図8は、AI処理部409における、ユーザ独自AIの学習フェーズを示す図である。
図9は、AI処理部409における、ユーザ独自AIの推定フェーズを示す図である。
図6及び図7と比較して、端末装置104には変更がないので、図示を省略している。
図6で作成したシステム標準AIを構成するシステム標準近似関数パラメータ601とシステム標準ラベルテーブル602は、それぞれユーザ独自近似関数パラメータ801とユーザ独自ラベルテーブル802にコピーされた上で、ユーザが自前のデータを用いて学習を行う。
したがって、推定演算処理部411と、ユーザ独自近似関数パラメータ801とユーザ独自ラベルテーブル802を組み合わせることで、ユーザ独自の学習データが反映されたAIが構築され、機能する。
他のユーザが新規のAIを利用する際には、AIIDマスタ407からAIIDをユーザ利用AIテーブル405に引き写す。
以上の処理を経て、あるユーザが独自に作成したAIが複数の他のユーザによって利用され、共有されるようになる。
図10は、ユーザが端末装置104を通じてAIを利用する際のタイミングチャートである。
ユーザが端末装置104を操作することによってメニュー表示要求操作が行われると、端末装置104からメニュー表示要求がユーザIDと共に歯科治療支援サーバ105のAI選択画面処理部402に送信される(S1001)。
ユーザは使用したいAIを選択し、所定の入力項目を入力して、歯科治療支援サーバ105に送信する(S1004)。
AI利用要求変換処理部406からURLと所定の入力項目を受信したAI通信処理部408は、AI処理部409に対するwebクライアントとして機能する。AI通信処理部408は、URLにアクセスすることでAI処理部409に接続して、周知のHTTPSにて所定の入力項目をAI処理部409に送信する(S1006)。
AI通信処理部408は、AI処理部409から受信した回答を、AI利用要求変換処理部406に転送する(S1008)。
AI通信処理部408から回答を受信したAI利用要求変換処理部406は、端末装置104に対して回答を転送(返信)すると共に、AI利用ログテーブル415にAI利用ログを追記録する(S1009)。この時、AI利用要求変換処理部406は、AIIDマスタ407をAIIDで検索してヒットしたレコードの利用料金フィールドの値を、AI利用ログテーブル415の新規レコードの利用料金フィールドに転記する。
歯科治療支援サーバ105から回答を受信した端末装置104は、回答を表示部205に表示する(S1010)。
したがって、AI利用ログテーブル415とAIIDマスタ407を参照することで、AIを作成したユーザがAIを利用したユーザから利用料金を徴収することが可能になる。
また、利用料金を算出するタイミングは、AI利用要求変換処理部406がステップS1009の時点でリアルタイムに実行してもよいし、毎月の料金算出日等にバッチ処理等で実行してもよい。この場合、AI利用要求変換処理部406は、AI利用料金算出部として機能する。また、AI利用料金算出部として機能する機能ブロックは、AI利用要求変換処理部406でなく、AI利用要求変換処理部406とは異なる独立したプログラムとして設けてもよい。
つまり、入出力制御部403、AI利用要求変換処理部406及びAI通信処理部408は、ユーザの端末装置104とAI処理部409との間に介在して、端末装置104から送信されるAI利用要求を代行する、一種のアプリケーションプロキシとして機能する。
AIに対する端末装置104のアクセスにおいて、AI処理部409に直接アクセスするためのURLはAI利用要求変換処理部406によってユーザから隠蔽される。したがって、悪意ある第三者によるAIに対する不正アクセスを防ぎ、個々のユーザが作成するAIを適切に運用することが可能になる。
すなわち、AI通信処理部408とAI処理部409との間の通信は図10に示す通りであるが、端末装置104とAI通信処理部408との間の通信の形態は、様々な形態を取り得る。
先ず、歯科治療に限らない、内科、外科、眼科、耳鼻咽喉科等、様々な医療現場にも本発明は適用可能である。この場合、推定演算処理部の入力データは、患者年齢、疾患部位及び所定の自然言語文章を有する。すなわち、口腔疾患部位から広い範囲の疾患部位に代わる。
歯科治療以外の医療業務では、治療病名AIが作成される機会は少ないと考えられる。一方で、医科領域においては「クリニカルパス」と呼ばれる、入院から退院までの治療・検査・食事等に関する診療計画書が存在する。したがって、歯科領域の治療計画AIに類似する「診療計画AI」が作成され、運用される可能性は高い。更に、患者年齢、疾患部位と疾患病名を入力すると所見を出力する所見AIと、患者年齢、疾患部位と所見を入力すると疾患病名を出力する所見病名AIも、作成され、運用される可能性が高い。
AIに対する端末装置104のアクセスにおいて、AI処理部409に直接アクセスするためのURLはAI利用要求変換処理部406によってユーザから隠蔽される。したがって、悪意ある第三者によるAIに対する不正アクセスを防ぎ、個々のユーザが作成するAIを適切に運用することが可能になる。
また、AIの利用が完遂した時にAI利用ログテーブル415へログ記録を実行する。このAI利用ログテーブル415によって、AIを作成したユーザがAIを利用したユーザから利用料金を徴収することが可能になる。
Claims (4)
- 機械学習を利用して推定演算を実現するAIを生成し、かつ更新する学習フェーズを実行する学習演算処理部と、
前記学習演算処理部における学習処理によって形成された近似関数パラメータとラベルテーブルを組み合わせることによって、所定の入力データに対する前記推定演算を行う推定フェーズを実行する推定演算処理部と、
指定されたURLに対応して、複数存在する前記近似関数パラメータから一つを選択して前記AIと組み合わせ、前記AIにより所定の推定演算を実行する入出力制御部と、
前記AIを一意に識別するための識別情報であるAIIDが全て格納されるAIIDフィールドと、前記AIIDに対応する前記AIにアクセスするための前記URLが格納されるURLフィールドとを有するAIIDマスタと、
前記AIを利用したユーザを一意に識別するユーザIDが格納されるユーザIDフィールドと、前記ユーザが利用した前記AIのAIIDが格納されるAIIDフィールドと、前記ユーザが前記AIを利用した日時が格納される利用日時フィールドとを有するAI利用ログテーブルと、
端末装置から送信される、前記AIIDを含む前記AIに対する問い合わせに対し、前記AIIDマスタに基づいて、前記AIIDを前記URLに変換するAI利用要求変換処理部と、
前記AI利用要求変換処理部から得た前記URLに基づいて前記入出力制御部へ問い合わせを行うAI通信処理部と、を備え、
前記AI利用要求変換処理部は、前記AI通信処理部が前記AIから前記入出力制御部を通じて所定の回答を受信したことに呼応して、前記AI利用ログテーブルに新規レコードを追記録する、
治療支援システム。 - 前記推定演算処理部の前記入力データには、患者年齢、疾患部位及び所定の自然言語文章が含まれる、
請求項1に記載の治療支援システム。 - 更に、前記AI利用ログテーブルを検索することで、ユーザが所定のAI利用期間において支払うべき利用料金を算出するAI利用料金算出部を備える
請求項1または2に記載の治療支援システム。 - 前記AI利用料金算出部は、前記AIIDマスタ及び前記AI利用ログテーブルを検索することで、前記AIを作成したユーザが所定のAI利用期間において得られる利用料金を算出する、
請求項3に記載の治療支援システム。
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