JP7354524B2 - プログラム、端末装置、システム - Google Patents

プログラム、端末装置、システム Download PDF

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Description

本発明は、プログラム、端末装置、およびシステムに関する。
下記の特許文献1に記載のシステムでは、プレイヤが配信者端末を用いてプレイしているゲームの内容が、視聴者が所持するユーザ端末に配信される。視聴者は、ユーザ端末を操作して課金することにより、アイテムを購入することができる。視聴者は、プレイヤのゲームの配信動画を視聴している際に、購入したアイテムをプレイヤに提供することにより、プレイヤを支援することができる。ゲームが終了すると、配信者端末には、アイテムを提供した視聴者の一覧と、アイテムの提供時のゲーム状況とが表示される。このとき、配信者は、アイテムを提供した複数の視聴者のうちのいずれかを選択することにより、選択した視聴者に対して、感謝の気持ちを伝える動画を送信することができる。
特開2020-163043号公報
特許文献1に記載のシステムでは、アイテムを購入するための課金操作を視聴者が行う動機付けに関しては改善の余地がある。
本開示の目的は、視聴者の課金操作の動機付けを高めることが可能なプログラム、端末装置、およびシステムを提供することにある。
第1の側面は、コンピュータを、
配信者により進行されるゲームの動画に対する視聴者の課金の要求を受け付ける課金受付手段と、
視聴者の前記課金に対して、配信者による、当該視聴者に対する応答を送信する指示を受け付ける応答受付手段と、
前記課金に対する配信者の応答が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する報酬付与手段と、として機能させる
プログラムである。
第1の側面において、前記課金受付手段は、視聴者の前記課金の要求を受け付ける際に、視聴者のメッセージを更に受け付け、
前記応答受付手段は、前記応答として、前記メッセージに対する配信者の返信を受け付けることができる。
第1の側面において、前記コンピュータを、配信者が見ることが可能な表示部に画像を表示させる表示制御手段として更に機能させ、
前記表示制御手段は、複数の視聴者によりそれぞれ行われた課金の内容および前記メッセージを一覧で確認することが可能な課金一覧画面を前記表示部に表示させ、
前記応答受付手段は、前記応答として、前記課金一覧画面に表示される前記メッセージに対する配信者の返信を受け付けることができる。
第1の側面において、前記応答受付手段は、前記応答として、前記課金一覧画面に表示される複数の前記メッセージに対する一括した返信を受け付け、
前記報酬付与手段は、複数の前記メッセージに対して一括した返信が行われた場合には、複数のメッセージに対応する複数の視聴者のそれぞれの課金に対して配信者の応答が行われたと判断することができる。
第1の側面において、前記コンピュータを、配信者の前記応答の内容に対する視聴者の評価を受け付ける評価受付手段として更に機能させ、
前記報酬付与手段は、視聴者の前記評価に基づいて、配信者に前記報酬を付与することができる。
第1の側面において、前記報酬付与手段は、前記評価が第1条件を満たさない場合、前記課金の額を視聴者に返還することができる。
第1の側面において、前記応答受付手段は、前記応答として、視聴者により課金が行われた配信者の動画とは別の動画へ視聴者を誘導する内容を含む返信を受け付けることができる。
第1の側面において、前記評価受付手段は、前記別の動画を視聴者が視聴することを条件に視聴者の前記評価を受け付けることができる。
第1の側面において、前記コンピュータを、配信者が見ることが可能な表示部に画像を表示させる表示制御手段として更に機能させ、
前記課金受付手段は、視聴者の課金の要求を受け付ける際に、ゲーム状況に関連付けられた視聴者のメッセージを更に受け付け、
前記表示制御手段は、配信者により進行されるゲームにおいて前記ゲーム状況が成就された際に、前記表示部に前記メッセージを表示させ、
前記報酬付与手段は、前記メッセージに対する配信者の返信が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与することができる。
第1の側面において、前記コンピュータを、ゲームを実行するゲーム実行手段として更に機能させ、
前記ゲーム実行手段は、配信者により進行されるゲームにおいて前記ゲーム状況が成就された際にゲームの進行を一時的に停止して、前記メッセージに対して配信者が返信することが可能なゲームモードに移行することができる。
第1の側面において、前記報酬付与手段は、前記課金に対する配信者の応答が第2条件を満たさないことを条件に、前記課金の額を視聴者に返還することができる。
第2の側面は、
配信者により進行されるゲームの動画に対する視聴者の課金の要求を受け付ける課金受付部と、
視聴者の前記課金に対する配信者の応答を受け付ける応答受付部と、
前記課金に対する配信者の応答が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する報酬付与部と、を備える
端末装置である。
第3の側面は、
配信者により進行されるゲームの動画に対する視聴者の課金の要求を受け付ける課金受付部と、
視聴者の前記課金に対する配信者の応答を受け付ける応答受付部と、
前記課金に対する配信者の応答が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する報酬付与部と、を備える
システムである。
本開示によれば、視聴者の課金操作の動機付けを高めることが可能なプログラム、端末装置、およびシステムを提供できる。
第1実施形態のシステムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態のシステムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態のゲーム用サーバ装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態のプレイ用端末の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態の視聴用端末の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態の分配用サーバ装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第1実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第1実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第1実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第1実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第1実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第1実施形態のシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。 第1実施形態のシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。 第2実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第2実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第2実施形態の変形例のディスプレイに表示される画面例である。 第2実施形態の変形例のディスプレイに表示される画面例である。 第2実施形態の変形例のディスプレイに表示される画面例である。 第3実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第3実施形態のディスプレイに表示される画面例である。 第3実施形態のディスプレイに表示される画面例である。
[第1実施形態]
本開示のシステム、プログラム、および端末装置について図面を参照して説明する。
図1に示されるように、本実施形態のシステム1では、ゲーム用サーバ装置2、配信用サーバ装置3、分配用サーバ装置4、複数のプレイ用端末5、実況用端末6、および複数の視聴用端末7がインターネットおよびLANなどの通信ネットワーク8を介して互いに通信可能に接続されている。
プレイ用端末5および視聴用端末7ではゲームプログラムに基づいてゲームを実行可能である。このようなプレイ用端末5および視聴用端末7としては、プレイステーション(登録商標)などの家庭用ゲーム機、ニンテンドースイッチ(登録商標)などの携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、タブレット、携帯電話、スマートフォンなどが例示される。以下では、プレイ用端末5および視聴用端末7がパーソナルコンピュータである場合について説明する。
<ゲームの説明>
本実施形態のコンピュータゲームは、プレイヤが操作するプレイヤキャラクタと、他のプレイヤが操作する敵キャラクタとを仮想空間(ゲーム空間)で対戦させる対戦型アクションゲームである。本実施形態では、プレイヤキャラクタと敵キャラクタとが複数対複数で対戦するFPS(First-person shooter)のゲームを例に挙げて説明する。
このゲームでは、プレイヤがオンライン対戦でゲームをプレイすることができる。オンライン対戦は、プレイヤ同士が通信ネットワーク8を介してオンラインで対戦するものである。本実施形態は、コンピュータゲームを競技として行う大会、いわゆるEスポーツ(Electronic Sports)の大会で複数のプレイヤと複数のプレイヤとがプレイ用端末5を用いて対戦する場合について説明する。Eスポーツの大会では、このような複数のプレイヤ同士により対戦のゲームが複数回行われる。この大会において行われるオンライン対戦は、第三者である視聴者が視聴用端末7によりリアルタイムで観戦(視聴)することができる。
<システムの概要>
図1に示されるように、システム1は、ゲーム用サーバ装置2、配信用サーバ装置3、分配用サーバ装置4、複数のプレイ用端末5、実況用端末6、および複数の視聴用端末7により構成されている。
ゲーム用サーバ装置2は、ゲームプログラムの提供およびゲームデータの管理の他、対戦のマッチングを行うためのサーバ装置である。例えば図2に示されるようにEスポーツの大会において複数のプレイ用端末5を用いてオンライン対戦が行われている場合、ゲーム用サーバ装置2は、オンライン対戦用の仮想空間を提供するとともに、複数のプレイ用端末5からそれぞれ送信されるゲームのプレイデータに基づいてゲームを進行させる。ゲームのプレイデータには、例えばプレイ用端末5に対するプレイヤの操作情報が含まれている。また、ゲーム用サーバ装置2は、複数のプレイヤのそれぞれのゲームプレイの動画データをリアルタイムで実況用端末6および配信用サーバ装置3に送信する。なお、ゲームプレイの動画データには、ゲーム画像のデータだけでなく、ゲーム音声のデータなどが含まれている。本実施形態では、プレイ用端末5を用いてゲームのプレイおよび配信を行うプレイヤが配信者に相当する。
プレイ用端末5は、ゲームプログラムに応じて上記のゲームを実行する。プレイ用端末5は、ゲームの実行にあたり、上記のゲームプログラムおよびゲームデータをゲーム用サーバ装置2から通信ネットワーク8を介して受信すること、具体的にはダウンロードおよびインストールすることが可能である。図2に示されるように、3人のプレイヤP1~P3と3人のプレイヤP4~P6とが対戦する場合、プレイヤP1~P6の数に対応した6台のプレイ用端末5が用意される。
実況用端末6は、ゲームの実況を行う実況者により用いられる端末である。実況用端末6では、ゲーム用サーバ装置2から送信されるゲームプレイの動画データが動画形式で再生される。実況者は、実況用端末6に表示されるゲームプレイの動画を見ながらゲームの内容を実況することができる。実況に伴い実況者から発せられる音声のデータは、実況用端末6から配信用サーバ装置3にリアルタイムで送信される。
配信用サーバ装置3は、当該配信用サーバ装置3にログインした視聴用端末7の視聴者に対して動画配信サービスを提供する。配信用サーバ装置3には、ゲーム用サーバ装置2からゲームプレイの動画データがリアルタイムで送信されるとともに、実況用端末6から実況者の音声データがリアルタイムで送信される。配信用サーバ装置3は、ゲームプレイの動画データと実況者の音声データとを合成して配信用の動画データを生成するとともに、生成された配信用の動画データを視聴用端末7に送信する。
視聴用端末7は、Eスポーツの大会を視聴する視聴者により用いられる端末である。視聴用端末7では、配信用サーバ装置3から送信される配信用の動画データが動画形式で再生される。これにより、視聴者は、実況者の音声を聞きつつ、プレイヤにより行われているゲームをリアルタイムで視聴することができる。また、視聴者は、視聴用端末7を操作することにより、複数のプレイヤのうちのいずれかに対して、感謝や応援の気持ちを込めて仮想通貨やアイテムなどを課金する、いわゆる投げ銭を行うことができる。なお、以下では、投げ銭が仮想通貨で行われる場合を例に挙げて説明する。本実施形態では、投げ銭が課金操作に相当する。視聴者は、投げ銭を行う際に、プレイヤに対して任意のメッセージを送信することができる。この視聴者のメッセージおよび投げ銭の額の情報は視聴用端末7から配信用サーバ装置3を介して分配用サーバ装置4に送信される。以下では、視聴者のメッセージおよび投げ銭の額などを含む情報を「投げ銭情報」と称する。
分配用サーバ装置4は、視聴者が投げ銭を行ったプレイヤに対して、具体的にはそのプレイヤのプレイ用端末5に対して投げ銭情報を送信する。この段階では、プレイヤは、投げ銭として行われた仮想通貨を報酬として受け取ることはできず、投げ銭情報に含まれる視聴者のメッセージに対する返信のみを行うことができる。プレイヤがプレイ用端末5を操作して視聴者のメッセージに対して返信すると、その返信内容がプレイ用端末5から分配用サーバ装置4および配信用サーバ装置3を介して視聴用端末7に送信される。このとき、視聴者は、プレイヤの返信内容を評価することができる。視聴者が視聴用端末7を操作してプレイヤの返信内容に対する評価を行うと、その評価内容が視聴用端末7から配信用サーバ装置3を介して分配用サーバ装置4に送信される。分配用サーバ装置4は、視聴者の評価内容に基づいて、投げ銭として行われた仮想通貨をプレイヤに報酬として付与するか否かを決定する。
<システム1の構成>
以下、ゲーム用サーバ装置2、配信用サーバ装置3、分配用サーバ装置4、プレイ用端末5、および視聴用端末7のハードウェア的な構成について説明する。
<ゲーム用サーバ装置の構成>
図3に示されるように、ゲーム用サーバ装置2は、ネットワークインターフェース21、記憶部22、および制御部23を有している。ネットワークインターフェース21および記憶部22はバス29を介して制御部23と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース21はインターネットおよびLANなどの通信ネットワーク8を介して配信用サーバ装置3、分配用サーバ装置4、プレイ用端末5、および実況用端末6と通信可能に接続されている。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、およびSSD(Solid State Drive)などで構成されている。記憶部22には、ゲームプログラムの一部を含む各種プログラムの他、ユーザDB(Data Base)221などの各種データが記憶されている。
ユーザDB221には、ゲームをプレイするユーザの識別番号毎に、ユーザのアカウント情報、およびユーザが操作するキャラクタに関する情報などが対応付けられて記憶されている。ユーザには、図2に示されるプレイヤP1~P6などが含まれている。アカウント情報には、ユーザのIDコードやパスワードなどが含まれている。
制御部23は、CPUおよび半導体メモリを有するマイクロコンピュータで構成されており、ゲーム用サーバ装置2の動作を制御する。制御部23は、各種プログラムを実行することにより、情報処理手段231、および照合手段232として機能する。本実施形態では、これらの手段231,232が情報処理部、および照合部にそれぞれ相当する。
―情報処理手段―
情報処理手段231は、配信用サーバ装置3、プレイ用端末5、および実況用端末6との間で各種データを送受信する。情報処理手段231がプレイ用端末5から受信する主なデータは、ゲームプログラムのダウンロード要求情報、アカウント情報、ゲームのプレイデータなどである。情報処理手段231がプレイ用端末5に送信する主なデータは、ゲームプログラムをプレイ用端末5が受信したことを確認するための情報などである。情報処理手段231が配信用サーバ装置3および実況用端末6に送信する主なデータとしては、各プレイヤP1~P6のゲームプレイの動画データなどである。
―照合手段―
照合手段232は、プレイ用端末5から受信したユーザの識別情報を用いてユーザアカウントの認証を行う。
<プレイ用端末の構成>
図4に示されるように、プレイ用端末5には、ディスプレイ51、スピーカ52、および入力装置53が外部接続または内蔵されている。また、視聴用端末7は、ネットワークインターフェース61、グラフィック処理部62、オーディオ処理部63、操作部64、記憶部65、および制御部66を有している。ネットワークインターフェース61、グラフィック処理部62、オーディオ処理部63、操作部64、および記憶部65はバス69を介して制御部66と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース61は、ゲーム用サーバ装置2および分配用サーバ装置4との間で各種データを送受信するために通信ネットワーク8に通信可能に接続されている。
グラフィック処理部62は、制御部66から出力されるゲーム画像情報に基づいて動画形式でゲーム画像を描画する。ゲーム画像には、キャラクタおよび仮想ゲーム空間に関する各種オブジェクトが含まれる。グラフィック処理部62は、例えば液晶型のディスプレイ51に接続されており、動画形式で描画されたゲーム画像をゲーム画面としてディスプレイ51上に表示させる。
オーディオ処理部63は、スピーカ52に接続されており、制御部66の指示に基づいてゲーム音声を再生および合成するとともに、そのゲーム音声をスピーカ52から出力させる。
操作部64は、入力装置53に接続されており、操作および入力に関するデータを入力装置53との間で送受信する。入力装置53は、マウスやキーボード、タッチパッドなどである。視聴者は入力装置53を操作することで視聴用端末7に操作信号を入力することができる。
記憶部65はHDD、SSD、RAM、およびROMなどで構成されている。記憶部65には、ゲーム用サーバ装置2からダウンロードしたゲームデータ、ゲームプログラムの一部を含む各種プログラム、およびプレイ用端末5のアカウント情報などが格納されている。
制御部66は、CPUや半導体メモリを有するマイクロコンピュータで構成されており、プレイ用端末5の動作を制御する。制御部66は、各種プログラムを実行することにより、通信手段661、ゲーム実行手段662、音声制御手段663、表示制御手段664、および応答受付手段665として機能する。本実施形態では、これらの手段661~665が通信部、ゲーム実行部、音声制御部、表示制御部、および応答受付部にそれぞれ相当する。
―通信手段―
通信手段661はネットワークインターフェース61を介してゲーム用サーバ装置2および分配用サーバ装置4と通信を行う。
例えば、通信手段661は、操作部64が入力装置53から受信した各種操作信号に基づいて、ゲーム用サーバ装置2が把握可能な情報を生成するとともに、その情報をゲーム用サーバ装置2に送信する。例えば通信手段661はアカウント情報、新たなゲームデータのダウンロード要求情報などをゲーム用サーバ装置2に送信する。また、通信手段661は、ダウンロード要求情報に応じてゲーム用サーバ装置2から送信される新たなゲームデータなどを受信する。さらに、プレイヤがゲームをプレイしているとき、通信手段661は、そのプレイヤのゲームのプレイデータをゲーム用サーバ装置2に送信する。
また、視聴者がメッセージ付きの投げ銭を行った場合、その投げ銭情報が視聴用端末7から配信用サーバ装置3および分配用サーバ装置4を介してプレイ用端末5に送信される。このとき、通信手段661は、分配用サーバ装置4から送信される投げ銭情報を受信する。
―ゲーム実行手段―
ゲーム実行手段662は、プレイヤによる入力装置53の操作に基づいて、ゲームデータに含まれる仮想ゲーム空間オブジェクトおよびテクスチャなどのデータを記憶部65から読み込む、またはゲーム用サーバ装置2から受信する。ゲーム実行手段662は、仮想ゲーム空間オブジェクトおよびテクスチャなどのデータを用いてゲームプログラムを実行しつつ、2次元または3次元のゲーム画像情報を生成する。ゲーム画像情報がグラフィック処理部62により処理されることで、その処理後のゲーム画像がディスプレイ51に逐次表示される。
―音声制御手段―
音声制御手段663は、ゲームの実行にあたり、プレイ用端末5に対するプレイヤの操作などに基づいてスピーカ52の音声出力を制御する。
―表示制御手段―
表示制御手段664は、ゲームの実行にあたり、プレイ用端末5に対するプレイヤの操作などに基づいてディスプレイ51の表示出力を制御する。また、メッセージ付きの投げ銭が複数の視聴者により行われた場合、表示制御手段664は、プレイヤのゲームが終了した後に、投げ銭を行った視聴者、投げ銭として行われた仮想通貨の額、およびメッセージの内容などを一覧でディスプレイ51に表示させる。
―応答受付手段―
本実施形態のシステム1では、視聴者からのメッセージを確認したプレイヤは、その視聴者に対してメッセージを返信することが可能である。応答受付手段665は、このプレイヤによる返信用のメッセージを視聴者に送信する指示を受け付ける部分である。例えばプレイヤのゲームが終了した後、視聴者から送信されるメッセージを確認したプレイヤが入力装置53を操作して返信メッセージを入力したとすると、応答受付手段665は、このプレイヤの返信メッセージを受け付ける。応答受付手段665により受け付けられたプレイヤの返信メッセージの情報は通信手段661により分配用サーバ装置4に送信されて、分配用サーバ装置4から配信用サーバ装置3を介して視聴用端末7に送信される。本実施形態では、プレイヤにより入力される返信メッセージが、視聴者に対する応答に相当する。
<視聴者端末の構成>
図5に示されるように、視聴用端末7は、基本的にはプレイ用端末5と同様の構成を有している。すなわち、視聴用端末7は、ディスプレイ71、スピーカ72、入力装置73、ネットワークインターフェース81、グラフィック処理部82、オーディオ処理部83、操作部84、記憶部85、制御部86、およびバス89を有している。これらの要素の機能は、基本的には図4に示されるプレイ用端末5の各要素の機能と同一であるため、以下では、プレイ用端末5と異なる機能を中心に説明する。
オーディオ処理部83は、スピーカ72に接続されており、制御部86の指示に基づいて、配信用の動画データに含まれるゲーム音声および実況者の音声を再生および合成するとともに、それらの音声をスピーカ72から出力させる。
記憶部85には、配信用の動画データを再生するための再生プログラムなどを含む各種プログラムが記憶されている。
制御部86は、各種プログラムを実行することにより、通信手段861、課金受付手段862、評価受付手段863、音声制御手段864、および表示制御手段865として機能する。本実施形態では、これらの手段861~865が通信部、課金受付部、評価受付部、音声制御部、および表示制御部にそれぞれ相当する。
―通信手段―
通信手段861はネットワークインターフェース81を介して配信用サーバ装置3と通信を行う。通信手段861が配信用サーバ装置3から受信する主なデータは、配信用の動画データ、プレイヤの返信メッセージなどである。
―課金受付手段―
課金受付手段862は、視聴者による入力装置73の操作に基づいて、配信に対する視聴者の課金の要求、すなわち投げ銭の要求を受け付ける。本実施形態では、課金受付手段862は、プレイヤがゲームをプレイしている期間に限って、具体的にはプレイヤがゲームを開始した時点からゲームが終了するまでの期間に限って、そのプレイヤに対する投げ銭の要求を受け付ける。したがって、例えばプレイヤP11~P13とプレイヤP14~P16とが対戦するゲームが行われている期間では、課金受付手段862は、プレイヤP11~P16のいずれかを対象とする投げ銭の要求を受け付ける。また、それらのプレイヤP11~P16とは別のプレイヤP21~P23とプレイヤP24~P26とが対戦するゲームが行われている期間では、課金受付手段862は、プレイヤP21~P26のいずれかを対象とする投げ銭の要求を受け付ける。視聴者は、投げ銭を行う際に入力装置73を操作することで、任意の額の仮想通貨を投げ銭として課金することができる。
なお、課金受付手段862は、ゲームが行われている期間に限らず、Eスポーツの大会の期間中の任意のタイミング、あるいはEスポーツの大会が終了した後の任意のタイミングで視聴者の投げ銭の要求を受け付けてもよい。Eスポーツの大会の期間中の任意のタイミングで、またはEスポーツの大会が終了した後の任意のタイミングで視聴者の投げ銭の要求を受け付ける場合、課金受付手段862は、Eスポーツの大会に参加している全てのプレイヤのいずれかを対象とする投げ銭の要求を受け付けてもよい。
課金受付手段862は、投げ銭の要求を受け付ける際に、プレイヤに対する視聴者のメッセージの入力を受け付ける。課金受付手段により受け付けられた視聴者の投げ銭の額およびメッセージの情報は、視聴者の投げ銭情報として通信手段861により配信用サーバ装置3に送信される。投げ銭情報には、視聴者が投げ銭として行った仮想通貨の額、投げ銭の対象のプレイヤ、視聴者のメッセージ、および視聴者の識別番号などが含まれている。
―評価受付手段―
評価受付手段863は、プレイヤの返信メッセージに対する視聴者の評価を受け付ける。本実施形態では、視聴者は、プレイヤの返信メッセージの内容を確認した後に入力装置73を操作することにより、返信メッセージの内容を評価することができる。本実施形態では、視聴者は、返信メッセージの内容を「1」、「2」、「3」、「4」、および「5」の五段階の値で評価することが可能となっている。評価値の値が高いほど、評価が高いことを示す。視聴者が入力した評価値の情報は通信手段861により配信用サーバ装置3に送信されて、配信用サーバ装置3から分配用サーバ装置4に送信される。
―音声制御手段―
音声制御手段864は、配信用の動画データの再生にあたり、スピーカ72の音声出力を制御する。
―表示制御手段―
表示制御手段865は、配信用の動画データの再生にあたり、視聴用端末7に対する視聴者の操作などに基づいてディスプレイ71の表示出力を制御する。例えば、表示制御手段865は、配信用の動画などをディスプレイ71に表示させる。
<分配用サーバ装置の構成>
図6に示されるように、分配用サーバ装置4は、ネットワークインターフェース41、記憶部42、および制御部43を有している。ネットワークインターフェース41および記憶部42はバス49を介して制御部43と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース41は通信ネットワーク8を介して配信用サーバ装置3およびプレイ用端末5と通信可能に接続されている。
記憶部42は、HDD、RAM、ROM、およびSSDなどで構成されている。記憶部42には、複数のプレイヤに対する投げ銭の分配を行うための分配プログラムを含む各種プログラムの他、投げ銭DB421などが記憶されている。
投げ銭DB421には、視聴者の識別番号毎に、投げ銭として課金された仮想通貨の額、投げ銭の対象であるプレイヤの識別番号、投げ銭と共に行われた視聴者のメッセージ、視聴者のメッセージに対するプレイヤの返信メッセージ、およびプレイヤの返信メッセージに対する視聴者の評価値などが関連付けて記憶されている。
制御部43は、CPUおよび半導体メモリを有するマイクロコンピュータで構成されており、分配用サーバ装置4の動作を制御する。制御部43は、各種プログラムを実行することにより、通信手段431および報酬付与手段432として機能する。本実施形態では、これらの手段431,432が通信部および報酬付与部に相当する。
―通信手段―
通信手段431は配信用サーバ装置3およびプレイ用端末5と各種通信を行う。通信手段431が配信用サーバ装置3から受信する主なデータは、視聴者の投げ銭情報、視聴者の評価値の情報などである。通信手段431によりプレイ用端末5に送信される主なデータは投げ銭情報などである。通信手段431がプレイ用端末5から受信する主なデータは、プレイヤの返信メッセージの情報などである。このプレイヤの返信メッセージの情報は通信手段431により配信用サーバ装置3に送信されて、配信用サーバ装置3から視聴用端末7に送信される。
―報酬付与手段―
報酬付与手段432は、プレイヤの返信メッセージに対する視聴者の評価に基づいて、その視聴者が投げ銭として行った仮想通貨を報酬としてプレイヤに付与するか否かを決定する。
具体的には、報酬付与手段432は、視聴者からのメッセージに対してプレイヤが返信メッセージを送信するという第1条件、および返信メッセージに対する視聴者の評価値が報酬獲得可能閾値以上であるという第2条件が満たされたか否かを判断する。報酬付与手段432は、第1条件および第2条件が共に満たされた場合、投げ銭として行われた仮想通貨を報酬として受け取り可能であることを示す報酬許可通知をプレイ用端末5に送信する。例えば報酬獲得可能閾値が「3」に設定されているとすると、報酬付与手段432は、視聴者からのメッセージに対してプレイヤが返信メッセージを送信し、且つその返信メッセージに対する視聴者の評価値が「3」以上である場合に報酬許可通知をプレイ用端末5に送信する。この場合、プレイヤはプレイ用端末5を操作することにより、投げ銭として行われた仮想通貨を受け取ることができる。
一方、報酬付与手段432は、視聴者からのメッセージに対してプレイヤが返信メッセージを送信しなかった場合、あるいはプレイヤが返信メッセージを送信した場合であっても視聴者の評価値が報酬獲得可能閾値よりも小さい場合には、報酬許可通知をプレイ用端末5に送信しない。この場合、プレイヤは、投げ銭として行われた仮想通貨を受け取ることができない。
<プレイ用端末および視聴用端末のディスプレイに表示される画面例>
次に、図7~図12を参照して、プレイ用端末5のディスプレイ51に表示される画面例、および視聴用端末7のディスプレイ71に表示される画面例について説明する。なお、以下では、プレイ用端末5をプレイヤP1が操作しており、視聴用端末7を視聴者Aが操作している場合を例に挙げて説明する。
図7に示されるように、視聴用端末7の表示制御手段865は、Eスポーツの大会で行われているゲームの配信を視聴者Aが視聴するための画面として、図7に示されるような配信画面90をディスプレイ71に表示させる。配信画面90には、動画表示領域901、視聴者数表示領域902、投げ銭総額表示領域903、盛り上がりレベル表示領域904、達成度表示領域905、コメント表示領域906、イイネボタン907、および投げ銭ボタン908が設けられている。
動画表示領域901には、配信用の動画がリアルタイムで表示される。例えば、動画表示領域901には、Eスポーツの大会で行われているゲームのプレイ動画、より詳細には対戦中の複数のプレイヤのうち、視聴者Aが選択したプレイヤのゲームのプレイ動画がリアルタイムで表示される。図7は、視聴者AがプレイヤP1を選択している場合を例に挙げている。動画表示領域901の右下の角部にはプレイヤ表示領域901aが設けられている。プレイヤ表示領域901aには、動画表示領域901に表示されているゲームをプレイ中のプレイヤ、すなわちプレイヤP1の現在の表情などがリアルタイムで表示される。プレイヤP1の現在の表情は、Eスポーツの大会の会場においてカメラなどにより撮像されている。
視聴者数表示領域902には、ゲームの配信を現在視聴している視聴者の数である同時視聴者数が表示される。
投げ銭総額表示領域903には、大会の現在の投げ銭総額が表示される。
盛り上がりレベル表示領域904には、現在のEスポーツの大会の盛り上がりレベルが表示される。例えば同時視聴者数の最大値、イイネの操作回数の最大値、および大会の現在の投げ銭総額が大きくなるほど、盛り上がりレベルは、より大きい値を示す。
達成度表示領域905には、盛り上がりレベルが上昇した際に、「ミッションクリア!」の文字が常時あるいは所定時間だけ所定の演出を伴って表示される。所定の演出表示とは、例えば点滅表示や複数色の多階調表示である。これにより、盛り上がりレベルが上昇した際に大会を盛り上げることが可能となる。
コメント表示領域906には、ゲームの配信を視聴している複数の視聴者により行われたコメントやスタンプ等の投稿がリアルタイムで一覧表示される。
イイネボタン907は、現在配信されているゲームの内容を気に入った場合や、プレイヤP1が素晴らしいゲームプレイを行った場合などに視聴者Aにより操作されるボタンである。イイネボタン907は、Eスポーツの大会の中で一回だけ、あるいはEスポーツの大会で行われる各ゲームで一回だけ操作することが可能である。
投げ銭ボタン908は、複数のプレイヤのうちのいずれかに対してメッセージ付きの投げ銭を行う際に視聴者Aにより操作されるボタンである。投げ銭ボタン908は、ゲームが行われている期間に操作可能である。なお、投げ銭ボタン908は、ゲームが行われている期間に限らず、ゲームが終了した後など、Eスポーツの大会の期間中の任意のタイミングで操作可能であってもよい。
視聴者Aが投げ銭ボタン908を操作した場合、視聴用端末7の表示制御手段865は、図8に示される投げ銭実行画面91をディスプレイ71に表示させる。投げ銭実行画面91には、盛り上がりレベル表示領域911、第1投げ銭総額表示領域912、第2投げ銭総額表示領域913、プレイヤ選択領域914、投げ銭額入力領域915、メッセージ入力領域916、投げ銭実行ボタン917、およびキャンセルボタン918が設けられている。
盛り上がりレベル表示領域911には、現在のEスポーツの大会の盛り上がりレベルが表示される。
第1投げ銭総額表示領域912には、大会の現在投げ銭総額と、その上限値である大会投げ銭上限値とが並べて表示される。図8では、大会の現在の投げ銭総額が右側に表示され、大会の投げ銭上限値が左側に表示されている。
第2投げ銭総額表示領域913には、視聴者個人の現在の投げ銭総額と、その上限値である個人投げ銭上限値とが並べて表示される。図8では、視聴者個人の現在の投げ銭総額が右側に表示され、個人投げ銭上限値が左側に表示されている。
プレイヤ選択領域914は、メッセージ付きの投げ銭を行う対象のプレイヤを選択する領域である。図8では、メッセージ付きの投げ銭を行う対象としてプレイヤP1が選択されている場合が例示されている。
投げ銭額入力領域915は、投げ銭として課金する仮想通貨の額を入力する領域である。例えば、視聴者Aは、視聴用端末7の入力装置73を操作することにより任意の仮想通貨の額を入力することができる。
メッセージ入力領域916は、投げ銭と共に視聴者AがプレイヤP1に送信するメッセージを入力するための領域である。例えば、視聴者Aは、視聴用端末7の入力装置73を操作することにより、プレイヤP1へ送信する任意のメッセージをメッセージ入力領域916に入力することができる。
投げ銭実行ボタン917は、投げ銭の実行を確定する際に操作されるボタンである。視聴者Aは、入力装置73を操作して投げ銭実行ボタン917をクリックすることにより、投げ銭の実行を確定することができる。例えばプレイヤ選択領域914および投げ銭額入力領域915に図8に示されるように入力されている状態で視聴者Aが投げ銭実行ボタン917を操作した場合、メッセージ入力領域916に入力されたメッセージをプレイヤP1に送信するとともに、プレイヤP1に対して1000コインの投げ銭を行うことが確定する。
このようにしてメッセージ付きの投げ銭を視聴者AがプレイヤP1に対して行った場合、プレイヤP1のゲームが終了すると、プレイヤP1が操作するプレイ用端末5には、図9に示される獲得一覧画面92が表示される。具体的には、プレイ用端末5の表示制御手段664が、図9に示される獲得一覧画面92をプレイ用端末5のディスプレイ51に表示させる。図9に示されるように、獲得一覧画面92には、投げ銭を行った各視聴者の名称、各視聴者の投げ銭の金額、および各視聴者のメッセージが一覧で表示される。図9では、プレイヤP1に対して視聴者A,Bからメッセージ付きの投げ銭が行われた場合が例示されている。プレイヤP1は、この獲得一覧画面92を見ることにより、視聴者A,Bがそれぞれ行った投げ銭の額およびメッセージの内容を確認することができる。獲得一覧画面92には、各視聴者A,Bの名称の左側にチェックボックス921a,921bが設けられている。チェックボックス921a,921bは、メッセージの返信を行う視聴者を選択する際に操作される。
例えばプレイヤP1が、図9に示される獲得一覧画面92において視聴者Aのメッセージを確認した後、そのメッセージに対する返信を行うべく入力装置53を操作してチェックボックス921aをクリックすると、表示制御手段664は、視聴者Aへの返信用のメッセージを入力するための画面として、図10に示される返信入力画面93をプレイ用端末5のディスプレイ51に表示させる。図10に示されるように、返信入力画面93には、メッセージ入力領域931と、確定ボタン932と、キャンセルボタン933とが設けられている。
メッセージ入力領域931は、プレイヤP1が視聴者Aに送信するメッセージを入力するための領域である。例えば、プレイヤP1は、プレイ用端末5の入力装置53を操作することにより、視聴者Aに返信する任意のメッセージをメッセージ入力領域931に入力することができる。
確定ボタン932は、視聴者Aへの返信メッセージの送信を確定する際に操作されるボタンである。図10に示される例では、プレイヤP1が入力装置73を操作して確定ボタン932をクリックした場合、視聴者Aへの返信メッセージの送信が確定することになる。この段階では、プレイヤP1は、視聴者Aに対して返信メッセージを送信することは可能であるが、視聴者Aが投げ銭として行った仮想通貨を報酬として受け取ることはできない。なお、プレイヤP1は、視聴者Aへの返信メッセージの送信を中止する場合には、キャンセルボタン933を操作すればよい。
このようにしてプレイヤP1から視聴者Aに対して返信メッセージの送信が行われた場合、視聴者Aの視聴用端末7には、図11に示されるような返信表示画面94が表示される。具体的には、視聴用端末7の表示制御手段865が、図11に示される返信表示画面94を視聴用端末7のディスプレイ71に表示させる。図11に示されるように、返信表示画面94には、返信者表示領域941、メッセージ表示領域942、評価入力領域943、確定ボタン944、およびキャンセルボタン945が設けられている。
返信者表示領域941には、視聴者Aのメッセージ付き投げ銭に対して返信を行ったプレイヤP1の名称が表示される。メッセージ表示領域942には、プレイヤP1が返信したメッセージが表示される。このように、本実施形態では、投げ銭を行ったプレイヤP1から視聴者Aにメッセージが直接送信されるため、視聴者AがプレイヤP1のファンになり易くなる。
評価入力領域943は、プレイヤP1からの返信に対する評価を入力するための領域である。視聴者Aは、視聴用端末7の入力装置73を操作することにより、「1」~「5」の五段階の評価値のうちのいずれか一つを入力することができる。例えばプレイヤP1からの返信メッセージが定型文であり、プレイヤP1の返信内容を視聴者Aが快く思わない場合がある。この場合、視聴者Aは「1」や「2」などの低い評価値を評価入力領域943に入力することが考えられる。これに対し、例えばプレイヤP1からの返信メッセージが非常に丁寧であり、プレイヤP1の返信内容を視聴者Aが快く思う場合がある。この場合、視聴者Aは「4」や「5」などの高い評価値を評価入力領域943に入力することが考えられる。
確定ボタン944は、評価値の入力を確定する際に操作されるボタンである。例えば、視聴者Aは、入力装置73を操作して確定ボタン944をクリックすることにより、評価値の入力を確定することができる。したがって、図11に示されるように評価入力領域943に「3」が入力されている状態で確定ボタン944が操作された場合、プレイヤP1の返信メッセージに対する視聴者Aの評価値は「3」で確定することになる。なお、視聴者Aは、プレイヤP1の返信メッセージに対する評価を中止する場合には、キャンセルボタン945を操作すればよい。
このようにしてプレイヤP1の返信メッセージに対して視聴者Aが評価し、且つ視聴者Bも評価した場合、プレイヤP1が操作するプレイ用端末5には、図12に示される返信一覧画面95が表示される。具体的には、プレイ用端末5の表示制御手段664が、図12に示される返信一覧画面95をプレイ用端末5のディスプレイ51に表示させる。図12に示されるように、返信一覧画面95には、評価を行った各視聴者の名称、各視聴者の投げ銭の金額、および各視聴者の評価値が一覧で表示される。
図12では、視聴者Aの評価値が「3」であり、視聴者Bの評価値が「1」である場合が示されている。この場合、視聴者Aの評価値は報酬獲得可能閾値以上である。そのため、プレイヤP1は、視聴者Aにより投げ銭として行われた仮想通貨を獲得することが可能である。一方、視聴者Bの評価値は報酬獲得可能閾値よりも小さい。そのため、プレイヤP1は、視聴者Bにより投げ銭として行われた仮想通貨を獲得することができない。
プレイヤP1が報酬として獲得可能な投げ銭が存在する場合、その投げ銭の情報の欄にはチェックボックスおよび獲得ボタンが表示される。したがって、図12に示される例では、視聴者Aの名称の左側にチェックボックス951が表示され、視聴者Aの評価値の右側に獲得ボタン952が表示される。プレイヤP1は、入力装置73を操作して、チェックボックス951をクリックした後、獲得ボタン952をクリックすれば、視聴者Aにより投げ銭として行われた仮想通貨の額である「1000コイン」を報酬として取得することができる。
これに対し、報酬を獲得できない投げ銭の情報の欄、すなわち視聴者Bの投げ銭情報の欄にはチェックボックス951および獲得ボタン952が表示されない。そのため、プレイヤP1は、視聴者Bにより投げ銭として行われた仮想通貨を取得することはできない。
<ゲームシステムの動作の流れ>
次に、図13および図14を参照して、本実施形態のシステム1の動作例について説明する。
図13に示されるように、Eスポーツの大会でプレイヤ同士の対戦が行われると、その対戦で用いられているプレイ用端末5からゲーム用サーバ装置2にゲームのプレイデータが送信される(ステップS10)。ゲーム用サーバ装置2の情報処理手段231は、対戦が行われている複数のプレイ用端末5からそれぞれ送信されるゲームのプレイデータを受信すると(ステップS20)、受信したゲームのプレイデータに基づいたゲームプレイの動画データを実況用端末6および配信用サーバ装置3にそれぞれ送信する(ステップS21)。
実況用端末6は、ゲーム用サーバ装置2から送信されるゲームプレイの動画データを受信すると(ステップS30)、そのゲームプレイの動画データを動画形式で再生する(ステップS31)。これにより、実況用端末6では、各プレイヤのゲームのプレイ画像がディスプレイに表示されるとともに、ゲーム音声がスピーカから出力される。実況者は、ゲームのプレイ画像およびゲーム音声に基づいて各プレイヤのゲームのプレイ状況を把握しつつ、ゲームの実況を行う。実況者により行われた実況の音声は、実況用端末6から配信用サーバ装置3に送信される(ステップS32)。
配信用サーバ装置3は、ゲーム用サーバ装置2から送信されるゲームプレイの動画データを受信するとともに(ステップS40)、実況用端末6から送信される実況音声のデータを受信すると(ステップS41)、それらを合成することにより配信用の動画データを生成する(ステップS42)。そして、配信用サーバ装置3は、生成した配信用の動画データを視聴用端末7に送信する(ステップS43)。
視聴用端末7の通信手段861は、配信用サーバ装置3から送信される配信用の動画データを受信する(ステップS50)。そして、視聴用端末7の音声制御手段864および表示制御手段865は、受信した配信用の動画データを再生する(ステップS51)。これにより、視聴者は、Eスポーツの大会で行われているゲームを視聴用端末7で視聴することができる。
ゲームが行われている際に、図8に示される投げ銭実行画面91において、視聴者が、投げ銭を行う対象のプレイヤを指定するとともに、投げ銭の額を設定し、更にメッセージを入力した後に投げ銭実行ボタン917を操作したとすると、視聴用端末7の課金受付手段862は、そのメッセージ付きの投げ銭の操作を受け付ける(ステップS52)。そして、視聴用端末7の通信手段861は、視聴者により投げ銭として行われた仮想通貨の額、投げ銭の対象であるプレイヤの識別番号、視聴者のメッセージ、および視聴者の識別番号を含む投げ銭情報を配信用サーバ装置3に送信する(ステップS53)。
配信用サーバ装置3は、視聴用端末7から送信される視聴者の投げ銭情報を受信すると(ステップS44)、受信した投げ銭情報を分配用サーバ装置4に送信する(ステップS45)。
分配用サーバ装置4の通信手段431は、配信用サーバ装置3から送信される視聴者の投げ銭情報を受信すると(ステップS60)、この投げ銭情報を投げ銭DB421に記憶させる(ステップS61)。これにより、プレイヤがゲームを開始した時点からゲームが終了するまでの期間に一人以上の視聴者によりメッセージ付きの投げ銭が行われた場合、各視聴者の投げ銭情報が投げ銭DB421に記憶されることになる。
その後、プレイヤP1のゲームが終了すると、図14に示されるように、分配用サーバ装置4の通信手段431は、そのゲームにおいて行われた各視聴者の投げ銭情報、具体的には各視聴者の名称、各視聴者により投げ銭として行われた仮想通貨の額、および各視聴者のメッセージをプレイ用端末5に送信する(ステップS62)。なお、この段階では、投げ銭として行われた仮想通貨の額の情報のみがプレイ用端末5に送信されるだけであり、その仮想通貨がプレイヤP1に対して付与されることはない。
分配用サーバ装置4からプレイ用端末5に送信される各視聴者の投げ銭情報は、プレイ用端末5の通信手段661により受信される(ステップS11)。これにより、プレイ用端末5の表示制御手段664は、各視聴者の投げ銭情報に基づいて、図9に示される獲得一覧画面92をプレイ用端末5のディスプレイ51に表示させる(ステップS12)。その後、プレイヤが入力装置53を操作して、図10に示される返信入力画面93において返信メッセージを入力すると、プレイ用端末5の応答受付手段665は、その返信メッセージの入力を受け付ける(ステップS13)。そして、プレイ用端末5の通信手段661は、プレイヤの返信メッセージの情報を分配用サーバ装置4に送信する(ステップS14)。分配用サーバ装置4に送信されたプレイヤの返信メッセージの情報は、分配用サーバ装置4から配信用サーバ装置3を介して視聴用端末7に送信される。
配信用サーバ装置3から視聴用端末7に送信されたプレイヤの返信メッセージの情報は、視聴用端末7の通信手段861により受信される(ステップS54)。これにより、視聴用端末7の表示制御手段865は、プレイヤの返信メッセージの情報に基づいて、図11に示される返信表示画面94を視聴用端末7のディスプレイ71に表示させる(ステップS55)。この返信表示画面94において視聴者が評価値を入力すると、視聴用端末7の評価受付手段863は、その評価値の入力を受け付ける(ステップS56)。そして、視聴用端末7の通信手段861は、視聴者の評価値の情報を配信用サーバ装置3に送信する(ステップS57)。配信用サーバ装置3に送信された視聴者の評価値の情報は、配信用サーバ装置3から分配用サーバ装置4に送信される。
配信用サーバ装置3から分配用サーバ装置4に送信された視聴者の評価値の情報は、分配用サーバ装置4の通信手段431により受信される(ステップS63)。このとき、分配用サーバ装置4の報酬付与手段432は、視聴者の評価値が閾値以上であるか否かを判定して(ステップS64)、視聴者の評価値が報酬獲得可能閾値以上である場合には(ステップS64:YES)、報酬許可通知をプレイ用端末5に送信する(ステップS65)。この場合、図12に示される返信一覧画面95において、報酬獲得可能閾値以上の評価値を付けた視聴者の欄にチェックボックス951および獲得ボタン952が表示される。したがって、プレイヤは、その視聴者が投げ銭として行った仮想通貨を報酬として受け取ることができる。
一方、報酬付与手段432は、視聴者の評価が報酬獲得可能閾値よりも小さい場合には(ステップS64:NO)、ステップS66の処理を行わない、すなわち報酬許可通知をプレイ用端末5に送信しない。この場合、図12に示される返信一覧画面95において、報酬獲得可能閾値以上の評価値を付けた視聴者の欄にはチェックボックス951および獲得ボタン952が表示されないため、プレイヤP1は、その視聴者が投げ銭として行った仮想通貨を報酬として受け取ることはできない。
以上をまとめると、本実施形態のシステム1では、視聴用端末7の制御部86(コンピュータ)を、プレイヤにより進行されるゲームの動画に対する視聴者の投げ銭(課金)の要求を受け付ける課金受付手段862として機能させる。また、プレイ用端末5の制御部66(コンピュータ)を、視聴者の投げ銭に対して、プレイヤ(配信者)による、視聴者に対する返信メッセージ(応答)を送信する指示を受け付ける応答受付手段665として機能させる。さらに、分配用サーバ装置4の制御部43(コンピュータ)を、投げ銭に対するプレイヤの応答が行われることを条件として、プレイヤに投げ銭に対応する報酬を付与する報酬付与手段432として機能させる。
<効果>
上記の構成によれば、投げ銭を行った視聴者に対してプレイヤが返信メッセージを送信しなければ、投げ銭として行われた仮想通貨をプレイヤは報酬として受け取ることができない。よって、報酬を獲得したいプレイヤが視聴者に対して返信メッセージを送信し易くなる。結果的に、プレイヤからの返信メッセージを視聴者が受け取り易くなる。このプレイヤからの返信メッセージの受け取りを目的として視聴者が投げ銭を行うようになるため、視聴者の投げ銭の動機付けを高めることができる。
課金受付手段862は、視聴者の投げ銭の要求を受け付ける際に、視聴者のメッセージを更に受け付ける。応答受付手段665は、視聴者に対する応答として、視聴者のメッセージに対するプレイヤの返信メッセージを受け付ける。この構成によれば、視聴者の投げ銭に対してプレイヤが応答する構成を容易に実現することができる。
本実施形態のシステム1では、プレイ用端末5の制御部66(コンピュータ)を、プレイヤ(配信者)が見ることが可能なディスプレイ51(表示部)に画像を表示させる表示制御手段664(表示制御手段)として更に機能させる。表示制御手段664は、複数の視聴者によりそれぞれ行われた投げ銭の額(課金の内容)およびメッセージを一覧で確認することが可能な獲得一覧画面92(課金一覧画面)をディスプレイ51に表示させる。応答受付手段665は、視聴者に対する応答として、獲得一覧画面92に表示される視聴者のメッセージに対するプレイヤの返信を受け付ける。この構成によれば、プレイヤは獲得一覧画面92において各視聴者の投げ銭の額およびメッセージをまとめて確認することができるため、プレイヤの利便性を向上させることができる。
本実施形態のシステム1では、視聴用端末7の制御部86(コンピュータ)を、プレイヤの返信メッセージに対する視聴者の評価を受け付ける評価受付手段863として更に機能させる。評価受付手段863は、視聴者の評価に基づいて、プレイヤに、投げ銭として行われた仮想通貨(報酬)を付与する。この構成によれば、視聴者の評価がプレイヤの報酬に影響を及ぼすようになるため、より慎重にプレイヤが視聴者に返信メッセージを送信するようになる。そのため、より望ましい返信メッセージを視聴者が受け取れるようになるため、視聴者が投げ銭を行う動機付けを更に高めることができる。
[第2実施形態]
次に、システム1の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態のシステム1との相違点を中心に説明する。
本実施形態のシステム1では、プレイヤが複数の視聴者に対してメッセージを返信する際に、複数の視聴者に対して個別にメッセージを返信するだけでなく、複数の視聴者に対して一括で返信することが可能となっている。以下、本実施形態のシステム1の具体的な構成について説明する。
<プレイ用端末の構成>
応答受付手段665は、図15に示される獲得一覧画面92において、複数の視聴者からそれぞれ送信された複数のメッセージに対して、プレイヤによる一括した返信メッセージの送信を受け付ける。図15に示されるように、獲得一覧画面92には、個別送信ボタン922と、一括送信ボタン923とが設けられている。
例えばプレイヤP1が視聴者Aのチェックボックス921aを選択した後に個別送信ボタン922を操作した場合、応答受付手段665は、視聴者Aへの個別の返信メッセージの送信を受け付ける。
一方、図15に示されるようにプレイヤP1が視聴者A,Bのそれぞれのチェックボックス921a,921bを選択した後に一括送信ボタン923を操作した場合、表示制御手段664は、図16に示されるような返信入力画面93をディスプレイ51に表示させる。応答受付手段665は、この返信入力画面93のメッセージ入力領域931に入力されるメッセージを、視聴者A,Bへの一括した返信メッセージの送信を受け付ける。応答受付手段665により受け付けられたプレイヤP1の一括した返信メッセージの情報は通信手段661により分配用サーバ装置4に送信されて、分配用サーバ装置4から配信用サーバ装置3を介して視聴者A,Bのそれぞれの視聴用端末7に送信される。
<分配用サーバ装置の構成>
報酬付与手段432は、視聴者の複数のメッセージに対してプレイヤの一括した返信が行われた場合には、一括した返信が行われた全ての視聴者に対してプレイヤの応答が行われたと判断する。例えばプレイヤP1が視聴者A,Bに対して一括した返信メッセージの送信を行った場合、報酬付与手段432は、視聴者A,Bのそれぞれの投げ銭に関しては、視聴者からのメッセージに対してプレイヤP1が返信メッセージを送信するという第1条件が満たされたと判断する。この場合、報酬付与手段432は、一括した返信メッセージに対する視聴者Aの評価値が報酬獲得可能閾値以上であれば、視聴者Aにより投げ銭として行われた仮想通貨を報酬としてプレイヤP1に付与する。また、報酬付与手段432は、一括した返信メッセージに対する視聴者Bの評価値が報酬獲得可能閾値以上であれば、視聴者Bにより投げ銭として行われた仮想通貨を報酬としてプレイヤP1に付与する。
<効果>
本実施形態のシステム1では、応答受付手段665が、視聴者に対するプレイヤの応答として、獲得一覧画面92(課金一覧画面)に表示される複数のメッセージに対する一括した返信を受け付ける。報酬付与手段432は、複数のメッセージに対して一括した返信が行われた場合には、複数のメッセージに対する複数の視聴者の投げ銭(課金)に対してプレイヤ(配信者)の応答が行われたと判断する。この構成によれば、複数の視聴者から送信される複数のメッセージに対してプレイヤは一括で返信することができるため、利便性を向上させることができる。
<変形例>
本変形例のプレイ用端末5の応答受付手段665は、複数の視聴者からのメッセージに対してプレイヤが一括してメッセージを送信される際に、その一括したメッセージにURLの情報が付加された場合、そのURLの情報も複数の視聴者に一括して送信する。URLの情報は、投げ銭が行われた動画とは別の動画へ視聴者を誘導するための情報である。
例えば図15に示される獲得一覧画面92においてプレイヤP1が視聴者A,Bのそれぞれのチェックボックス921a,921bを選択した後に一括送信ボタン923を操作した場合、プレイ用端末5の表示制御手段664は、図17に示される返信入力画面93をプレイ用端末5のディスプレイ51に表示させる。図17に示されるように、返信入力画面93にはURL入力領域934が更に設けられている。
URL入力領域934には任意のURLの情報を入力することができる。図17に示されるように、例えばEスポーツの大会の終了後にプレイヤP1がライブ配信を行うような場合、プレイヤP1は、そのライブ配信の動画を視聴することが可能なURLの情報をURL入力領域934に入力することができる。なお、URL入力領域934には、動画に関連するURLに限らず、任意のURLを入力することが可能である。
URL入力領域934にURLの情報が入力された場合、そのURLの情報は返信メッセージと共に視聴用端末7に送信される。このとき、視聴用端末7の表示制御手段865は、図18に示されるような返信表示画面94を視聴用端末7のディスプレイ71に表示させる。図18に示されるように、返信表示画面94には、プレイ用端末5から送信されるURLの情報が表示される。
一方、視聴用端末7の評価受付手段863は、そのURLのリンク先の動画を視聴者が視聴することを条件に、プレイヤの返信メッセージに対する視聴者の評価を受け付ける。例えば、評価受付手段863は、URLのリンク先の動画が現時点では配信されていない場合など、URLのリンク先の動画が視聴可能になるよりも前の時点では、視聴者の評価を受け付け不可能であると判定する。この場合、視聴用端末7の表示制御手段865は、図18に示されるように確定ボタン944をグレーアウト表示する。この場合、視聴者は確定ボタン944を操作することができないため、視聴者の評価が受け付けられることはない。
その後、評価受付手段863は、URLのリンク先の動画が視聴可能となり、且つ視聴履歴などに基づいて視聴者がその動画を視聴したことを確認すると、視聴者の評価を受け付け可能であると判定する。この場合、視聴用端末7の表示制御手段865は、図19に示されるように確定ボタン944のグレーアウト表示を解除する。これにより、視聴者は確定ボタン944を操作できるようになる、すなわち視聴者の評価が受け付けられるようになる。
このように、本変形例のシステム1では、プレイ用端末5の応答受付手段665が、視聴者からのメッセージに対する返信(応答)として、視聴者により投げ銭(課金)が行われたプレイヤ(配信者)の動画とは別の動画へ視聴者を誘導するURL(内容)を含む返信を受け付ける。この構成によれば、例えばプレイヤから視聴者に対してメッセージとは異なるファンサービスを動画などにより提供することが可能となる。
視聴用端末7の評価受付手段863は、別の動画を視聴者が視聴することを条件に視聴者の評価を受け付ける。この構成によれば、別の動画の視聴を視聴者に促し易くなる。
[第3実施形態]
次に、システム1の第3実施形態について説明する。以下、第1実施形態のシステム1との相違点を中心に説明する。
本実施形態のシステム1では、ゲームの所定の状況に関連付けられた投げ銭を視聴者が行うことができる。この投げ銭が視聴者により行われた場合、プレイヤが実際にプレイしているゲームの状況が所定の状況になった際に、投げ銭の際に入力された視聴者のメッセージがプレイ用端末5のディスプレイ51に表示される。したがって、プレイヤは、ゲームのプレイ中に視聴者のメッセージを見ることができる。以下、本実施形態のシステム1の具体的な構成について説明する。
<視聴用端末の構成>
視聴用端末7の課金受付手段862は、視聴者が課金操作により所定のアイテムを購入することに基づいて、所定のゲーム状況に関連付けられた視聴者のメッセージを受け付ける。所定のゲーム状況は、ゲーム中にメッセージが表示されたとしてもプレイヤのゲームプレイに影響を与え難い状況に設定されている。例えばFPSのゲームでは、プレイヤが敵プレイヤをキルし、且つプレイヤの周囲に敵プレイヤが存在していない状況であって、プレイヤが視聴者に対して何らかのパフォーマンスを見せるパフォーマンスタイムを所定のゲーム状況として設定することができる。また、複数のラウンドの勝敗数を競うFPSのゲームでは、例えばラウンド間に設けられるハーフタイムを所定のゲーム状況として設定することができる。
<プレイ用端末および視聴用端末のディスプレイに表示される画面例>
次に、図20~図22を参照して、プレイ用端末5のディスプレイ51に表示される画面例、および視聴用端末7のディスプレイ71に表示される画面例について説明する。なお、以下では、プレイ用端末5をプレイヤP1が操作し、視聴用端末7を視聴者Aが操作している場合を例に挙げて説明する。
図20に示されるように、本実施形態では配信画面90に投稿ボタン909が更に設けられている。視聴者が投稿ボタン909を操作した場合、視聴用端末7の表示制御手段865は、図21に示される投稿実行画面96をディスプレイ71に表示させる。投稿実行画面96には、第1アイテム選択ボタン961、第2アイテム選択ボタン962、メッセージ入力領域963、投稿ボタン964、およびキャンセルボタン965が設けられている。
第1アイテム選択ボタン961は、パフォーマンスタイムにおいてプレイ用端末5にメッセージを表示させることが可能な第1アイテムを購入する際に操作されるボタンである。
第2アイテム選択ボタン962は、ハーフタイムにおいてプレイ用端末5にメッセージを表示させることが可能な第2アイテムを購入する際に操作されるボタンである。
メッセージ入力領域963は、視聴者AがプレイヤP1に送信するメッセージを入力するための領域である。例えば、視聴者Aは、視聴用端末7の入力装置73を操作することにより、プレイヤP1へ送信する任意のメッセージをメッセージ入力領域963に入力することができる。
投稿ボタン964は、アイテムの購入および投稿の実行を確定する際に操作されるボタンである。例えば、視聴者が第1アイテム選択ボタン961を操作し、且つメッセージ入力領域916に「ファンになりました!」といったメッセージを入力した後に投稿ボタン964を操作したとする。この場合、視聴者Aが第1アイテムの購入額を課金することに基づいて、第1アイテムの購入およびメッセージを含む投稿情報が、視聴用端末7から配信用サーバ装置3および分配用サーバ装置4を介してプレイ用端末5に送信される。
プレイ用端末5の表示制御手段664は、視聴用端末7から送信される投稿情報を受信すると、投稿情報に含まれるアイテムの購入情報に基づいて、プレイヤP1の実際のゲーム状況が、購入アイテムに対応したゲーム状況になったか否かを判定する。表示制御手段664は、プレイヤP1の実際のゲーム状況が、購入アイテムに対応したゲーム状況になったと判定した場合、投稿情報に含まれる視聴者のメッセージをプレイ用端末5のディスプレイ51に表示させる。例えば、視聴者が購入したアイテムが第1アイテムである場合、表示制御手段664は、プレイヤP1の実際のゲーム状況がパフォーマンスタイムになったと判定した場合、図22に示されるようにプレイヤP1のゲームプレイの画面97に、投げ銭情報に含まれる「ファンになりました!」というメッセージと、そのメッセージを送信した者が視聴者Aであることを表示する。これにより、プレイヤP1は、視聴者Aからメッセージが送られたことをゲーム中に確認することができるため、例えば「Aさんいつもありがとう」という音声による返信を視聴者Aに対して行うことができる。なお、視聴者AのメッセージおよびプレイヤP1の音声は、配信用の動画を通じて視聴者A以外の視聴者も視聴することになる。
分配用サーバ装置4の報酬付与手段432は、例えばプレイヤP1の音声を解析することにより、プレイヤP1が視聴者Aに対して音声による返信を行ったか否かを判定する。報酬付与手段432は、プレイヤP1が視聴者Aに対して音声による返信を行ったと判定した場合、視聴者Aからのメッセージに対してプレイヤP1が返信メッセージを送信するという第1条件が満たされたと判断する。
また、プレイヤP1の音声による返信が視聴者Aに対して行われた場合、視聴用端末7の評価受付手段863は、プレイヤP1の返信メッセージに対する視聴者の評価を受け付ける。したがって、視聴用端末7の表示制御手段865は、図11に示される返信表示画面94を視聴者Aの視聴用端末7のディスプレイ71に表示させる。
<効果>
本実施形態のシステム1では、視聴用端末7の課金受付手段862が、視聴者の課金の要求を受け付ける際に、ゲーム状況に関連付けられた視聴者のメッセージを受け付ける。プレイ用端末5の表示制御手段664は、プレイヤ(配信者)により進行されるゲームにおいて所定のゲーム状況が成就された際に、プレイ用端末5のディスプレイ51(表示部)に視聴者のメッセージを表示させる。分配用サーバ装置4の報酬付与手段432は、視聴者のメッセージに対するプレイヤの返信が行われることを条件として、投げ銭に対応する報酬をプレイヤに付与する。この構成によれば、ゲームのプレイ中にプレイヤから視聴者に返信が行われるようになるため、視聴者の投げ銭の動機付けを更に高めることができる。
<変形例>
本変形例のプレイ用端末5のゲーム実行手段662は、プレイヤにより進行されるゲームにおいて、購入アイテムに対応したゲーム状況が成就したと判定した際にゲームの進行を一時的に停止することにより、視聴者のメッセージに対してプレイヤが余裕を持って返信することが可能なゲームモードに移行する。なお、プレイヤP1~P3とプレイヤP4~P6とが対戦しているときにゲームの進行が停止するとは、プレイヤP1~P6の全てのゲームの進行が一時的に停止することである。
この構成によれば、ゲームの進行が一時的に停止している状況でプレイヤが視聴者に対して返信できるため、より余裕を持ってプレイヤが対応することが可能となる。
[第4実施形態]
次に、システム1の第4実施形態について説明する。以下、第1実施形態のシステム1との相違点を中心に説明する。
本実施形態の分配用サーバ装置4の報酬付与手段432は、視聴者の評価値が報酬獲得可能閾値よりも小さい場合、投げ銭として行われた仮想通貨の一部または全部をプレイヤに付与することなく視聴者に返還する。
なお、プレイ用端末5の応答受付手段665は、視聴者の評価値が報酬獲得可能閾値よりも小さかった場合、視聴者にメッセージを再度送信することが可能な機会をプレイヤに与えてもよい。この機会を利用してプレイヤが視聴者に対してメッセージを再度送信した場合、視聴用端末7の評価受付手段863は、この再送信されたメッセージに対する視聴者の評価を受け付ける。分配用サーバ装置4の報酬付与手段432は、この再送信されたメッセージに対する視聴者の評価が報酬獲得可能閾値以上であるか否かを判断し、視聴者の評価が報酬獲得可能閾値以上である場合には、視聴者が投げ銭として行った仮想通貨をプレイヤに付与する。一方、分配用サーバ装置4の報酬付与手段432は、再送信されたメッセージに対する視聴者の評価が報酬獲得可能閾値よりも小さい場合には、視聴者が投げ銭として行った仮想通貨の一部または全部をプレイヤに付与することなく視聴者に返還する。
また、報酬付与手段432は、プレイヤの返信メッセージに対する視聴者の評価が正当であるか否かを判定して、視聴者の評価が不当であると判定した場合には、投げ銭として行った仮想通貨を視聴者に返還する処理を中止してもよい。例えば、報酬付与手段432は、視聴者に対するプレイヤの返信メッセージの内容を言語分析などにより分析することにより、プレイヤが視聴者に対して適切な返信メッセージを送信しているか否かを判定する。報酬付与手段432は、プレイヤが視聴者に対して適切な返信メッセージを送信しているにも関わらず、視聴者がプレイヤの返信メッセージに対して報酬獲得可能閾値よりも小さい評価値を付けた場合には、プレイヤの返信メッセージに対する視聴者の評価が不当であると判定して、視聴者への返還処理を中止してもよい。
<効果>
本実施形態のシステム1では、視聴者の評価が所定の条件(第1条件)を満たさない場合、投げ銭(課金)の額を視聴者に返還する。この構成によれば、例えば視聴者の返信メッセージの内容に視聴者が満足せずに、低い評価値を付けたような場合、投げ銭の一部または全部が視聴者に返還されることになる。そのため、視聴者の不満な気持ちを多少軽減することが可能となる。
<変形例>
本変形例の分配用サーバ装置4の報酬付与手段432は、視聴者の投げ銭(課金)に対するプレイヤ(配信者)の応答が所定の条件(第2条件)を満たさなかった場合、投げ銭として行われた仮想通貨の一部または全部をプレイヤに付与することなく視聴者に返還する。所定の条件としては、例えば投げ銭を行った視聴者にプレイヤが返信メッセージを送信するという条件を用いることができる。
[他の実施形態]
上記実施形態において説明した各種制御手段および処理手順は一例であり、本発明、その適用物、またはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。各種制御手段および処理手順は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
例えば報酬付与手段432は、視聴者からのメッセージに対してプレイヤが返信メッセージを送信するという条件が満たされた場合に、視聴者の評価の有無にかかわらず、投げ銭として行われた仮想通貨をプレイヤに報酬として付与してもよい。
報酬付与手段432は、視聴者の評価値に応じて、プレイヤに付与される報酬を増減させてもよい。例えば報酬付与手段432は、視聴者の評価値が大きいほど、投げ銭として行われた仮想通貨を、より多くプレイヤに付与してもよい。
上記実施形態では、視聴者による投げ銭が仮想通貨で行われる場合を例に挙げて説明したが、視聴者による投げ銭は、例えばゲーム内のアイテムなどのゲーム媒体を用いて行われてもよい。
視聴者からプレイヤに送信する投げ銭には、メッセージに限らず、スタンプや音声などの視聴者とプレイヤとの間で授受可能な任意のものを用いることが可能である。視聴者のメッセージに対するプレイヤの応答に関しても同様である。
上記の実施形態では、プレイ用端末5および視聴用端末7がパーソナルコンピュータである場合を例示したが、プレイ用端末5および視聴用端末7は、スマートフォンや家庭用ゲーム機であってもよい。
上記のゲームは、アクションゲーム、シューティングゲーム、ロールプレイングゲーム、シミュレーションゲーム、ボードゲーム、およびパズルゲームなどであってもよく、様々な種類のゲームに適用することができる。
上記の実施形態では、ゲーム用サーバ装置2、配信用サーバ装置3、分配用サーバ装置4、および視聴用端末7が一体となってプログラムを機能させる場合を例示したが、これに限定されない。プログラムの全ての手段、すなわち報酬付与手段432、ゲーム実行手段662、表示制御手段664、応答受付手段665、課金受付手段862、および評価受付手段863などが、端末5,7のそれぞれの単体、サーバ装置2~4のそれぞれの単体、端末5,7およびサーバ装置2~4とは別の通信端末単体、これらのうちの組み合わせ可能な2つの装置(端末5,7とサーバ装置2~4との分散処理など)に備えられていてもよい。また、ゲーム用サーバ装置2、配信用サーバ装置3、および分配用サーバ装置4は一つのサーバ装置として実現されていてもよい。さらに、端末5,7、サーバ装置2~4、および通信端末を一体となって機能させる場合、どの手段をどの装置にて機能させるかに関しても適宜変更が可能である。例えば、上記実施形態で例示したプレイ用端末5のゲーム実行手段662、表示制御手段664、および応答受付手段665、並びに視聴用端末7の課金受付手段862および評価受付手段863について、分配用サーバ装置4の制御部43が、各種プログラムを実行することにより、これらの手段として機能してもよい。
これらの他の実施形態を採用した場合においても、本実施形態の作用効果は発揮される。また、本実施形態と他の実施形態、および他の実施形態同士を適宜組み合わせることも可能である。
1…システム
5…プレイ用端末(端末装置)
7…視聴用端末(端末装置)
43,66,86…制御部(コンピュータ)
432…報酬付与手段(報酬付与部)
662…ゲーム実行手段
664…表示制御手段
665…応答受付手段(応答受付部)
862…課金受付手段(課金受付部)
863…評価受付手段

Claims (13)

  1. コンピュータを、
    配信者により進行されるゲームの動画に対する視聴者の課金の要求を受け付ける課金受付手段と、
    視聴者の前記課金に対して、配信者による、当該視聴者に対する応答を送信する指示を受け付ける応答受付手段と、
    前記課金に対する配信者の応答が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する報酬付与手段と、
    配信者が見ることが可能な表示部に画像を表示させる表示制御手段と、として機能させ、
    前記課金受付手段は、視聴者の前記課金の要求を受け付ける際に、視聴者のメッセージを更に受け付け、
    前記表示制御手段は、複数の視聴者によりそれぞれ行われた課金の内容および前記メッセージを一覧で確認することが可能な課金一覧画面を前記表示部に表示させ、
    前記応答受付手段は、前記応答として、前記課金一覧画面に表示される前記メッセージに対する配信者の返信を受け付ける
    プログラム。
  2. 前記応答受付手段は、前記応答として、前記課金一覧画面に表示される複数の前記メッセージに対する一括した返信を受け付け、
    前記報酬付与手段は、複数の前記メッセージに対して一括した返信が行われた場合には、複数のメッセージに対応する複数の視聴者のそれぞれの課金に対して配信者の応答が行われたと判断する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. コンピュータを、
    配信者により進行されるゲームの動画に対する視聴者の課金の要求を受け付ける課金受付手段と、
    視聴者の前記課金に対して、配信者による、当該視聴者に対する応答を送信する指示を受け付ける応答受付手段と、
    前記課金に対する配信者の応答が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する報酬付与手段と、
    配信者の前記応答の内容に対する視聴者の評価を受け付ける評価受付手段と、として機能させ、
    前記報酬付与手段は、視聴者の前記評価に基づいて、配信者に前記報酬を付与する
    プログラム。
  4. 前記報酬付与手段は、前記評価が第1条件を満たさない場合、前記課金の額を視聴者に返還する
    請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記応答受付手段は、前記応答として、視聴者により課金が行われた配信者の動画とは別の動画へ視聴者を誘導する内容を含む返信を受け付ける
    請求項3または4に記載のプログラム。
  6. 前記評価受付手段は、前記別の動画を視聴者が視聴することを条件に視聴者の前記評価を受け付ける
    請求項5に記載のプログラム。
  7. コンピュータを、
    配信者により進行されるゲームの動画に対する視聴者の課金の要求を受け付ける課金受付手段と、
    視聴者の前記課金に対して、配信者による、当該視聴者に対する応答を送信する指示を受け付ける応答受付手段と、
    前記課金に対する配信者の応答が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する報酬付与手段と、
    配信者が見ることが可能な表示部に画像を表示させる表示制御手段と、として機能させ、
    前記課金受付手段は、視聴者の課金の要求を受け付ける際に、ゲーム状況に関連付けられた視聴者のメッセージを更に受け付け、
    前記表示制御手段は、配信者により進行されるゲームにおいて前記ゲーム状況が成就された際に、前記表示部に前記メッセージを表示させ、
    前記報酬付与手段は、前記メッセージに対する配信者の返信が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する
    プログラム。
  8. 前記コンピュータを、ゲームを実行するゲーム実行手段として更に機能させ、
    前記ゲーム実行手段は、配信者により進行されるゲームにおいて前記ゲーム状況が成就された際にゲームの進行を一時的に停止して、前記メッセージに対して配信者が返信することが可能なゲームモードに移行する
    請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記報酬付与手段は、前記課金に対する配信者の応答が第2条件を満たさないことを条件に、前記課金の額を視聴者に返還する
    請求項1~8のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. コンピュータを、
    配信者により進行されるゲームの動画に対する視聴者の課金の要求を受け付ける課金受付手段と、
    視聴者の前記課金に対して、配信者による、当該視聴者に対する応答を送信する指示を受け付ける応答受付手段と、
    前記課金に対する配信者の応答が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する報酬付与手段と、
    配信者が見ることが可能な表示部に画像を表示させる表示制御手段と、として機能させ、
    前記課金受付手段は、視聴者の課金の要求を受け付ける際に視聴者のメッセージを更に受け付け、
    前記表示制御手段は、配信者により進行されるゲームが終了した後に、または前記ゲームの進行を一時的に停止した後に、前記表示部に前記メッセージを表示させ、
    前記報酬付与手段は、前記メッセージに対する配信者の返信が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する
    プログラム。
  11. コンピュータを、
    配信者により進行されるゲームの動画に対する視聴者の課金の要求を受け付ける課金受付手段と、
    視聴者の前記課金に対して、配信者による、当該視聴者に対する応答を送信する指示を、前記ゲームが終了した後に前記配信者の端末装置に表示される画面において受け付ける応答受付手段と、
    前記課金に対する配信者の応答が行われることを条件として、配信者に前記課金に対応する報酬を付与する報酬付与手段と、として機能させる
    プログラム。
  12. 請求項1~11のいずれか一項に記載のプログラムを記憶する記憶部と、
    前記プログラムを実行する制御部と、を備える
    端末装置。
  13. 請求項1~11のいずれか一項に記載のプログラムを記憶する記憶部と、
    前記プログラムを実行する制御部と、を備える
    システム。
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