JP7353731B2 - 部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法及びこれに用いる判定治具 - Google Patents
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Description
図1は、部品実装装置1の概略構成を示す平面図である。部品実装装置1は、各種の電子部品を基板Kに実装して回路基板を生産する装置である。部品実装装置1は、装置本体1A、移動フレーム2、コンベア3、部品供給ユニット4、自動ローディングフィーダ5(テープフィーダ)、ヘッドユニット6と、第1駆動機構7、第2駆動機構8及び部品認識カメラ9を備える。なお、図1のX方向は基板Kの搬送方向、Y方向はX方向と水平面内で直交する方向、図2示すZ方向は、X、Y方向と直交する方向を示す。
続いて、自動ローディングフィーダ5の構造を説明する。図2は、自動ローディングフィーダ5の側面図、図3は、その上面図である。自動ローディングフィーダ5は、部品供給ユニット4に備えられた装填部31に装着されている。装填部31には、X方向に一定間隔で並びかつY方向に互いに平行に延びる複数のスロット32と、これらスロット32よりも前側の位置でX方向に伸びる固定台33とが設けられている。自動ローディングフィーダ5は、スロット32にセットされ、固定台33に固定されている。これにより、部品供給ユニット4に、複数の自動ローディングフィーダ5がX方向に横並びに整列して配置されている。
次に、自動ローディングフィーダ5に適合する部品収納テープ10、つまり、自動ローディングフィーダ5に装填して部品供給を行うことができる部品収納テープ10の態様について説明する。図6(A)は、自動ローディングフィーダ5の部品露出部46によって、部品収納テープ10の部品Eが露出されている状況を示す断面図、図6(B)は、自動ローディングフィーダ5に適合する部品収納テープ10の態様を示す図である。
先ず、判定治具について説明する。図8Aは、本発明の実施形態に係る判定治具70の平面図である。判定治具70は、判定対象の部品収納テープが、カバーテープ12を切開若しくは一対のシール部15のうちの一方を剥離する露出処理を行うことで、ポケット13内の部品Eを露出させる自動ローディングフィーダ5に適合するか否かを判定するために用いられる。なお、上記一方のシール部15を剥離する態様は、一方のシール部15の近傍(例えばクリアランスCの領域)において、カバーテープ12を切断する態様を含むものである。
続いて、上述の判定治具70を用いて、検査対象の部品収納テープ10が自動ローディングフィーダ5に適合するか否かを判定する適合性判定方法について説明する。前記適合性判定方法では、上述の通りの検査開口部72を備えた判定治具70を準備し、次の工程1~工程5を実行する。
(工程1)判定治具70を、部品収納テープ10のカバーテープ12の上面に密着するように沿わせる。
(工程2)検査開口72A~72Fのうち、幅方向においてポケット13の全幅を露呈させている1又は複数の第1検査開口が存在するか否かを判定する。
(工程3)前記第1検査開口が存在する場合に、当該第1検査開口のうち前記シール部を隠した状態の開口である第2検査開口が存在するか否かを判定する。
(工程4)前記第2検査開口が存在する場合に、検査対象の部品収納テープ10が自動ローディングフィーダ5に適合すると判定する。
(工程5)前記第2検査開口のサイズ表示に応じて、使用する自動ローディングフィーダ5の種類(部品露出部46のサイズ)を選定する。
上記の実施形態では、作業者が判定治具70を目視して、部品収納テープ10の適合性を判定する例を示した。これに代えて、検査対象の部品収納テープ10に添設された判定治具70をカメラで撮像することによって、部品収納テープ10の適合性を判定することも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、次のような変形実施形態を取り得る。
72の位置決めには望ましいが、一対のピン孔74間の領域に、検査開口部72のテープ送り方向Fの全域が収まっている必要はなく、少なくとも一部が重複するように配置されていれば良い。図12に示す一対のピン孔78は、その例を示している。複数の検査開口76A~76Eの配列体からなる検査開口部76は、テープ送り方向Fにおいて、一対のピン孔78間の長さよりも長い長さ有している。このような態様のピン孔78であっても、検査開口部76の位置決めを十分に図ることができる。
E 部品
F テープ送り方向
P1 部品取り出し位置
10 部品収納テープ
11 キャリアテープ
12 カバーテープ
13 ポケット
13E 開口縁
15 シール部
46 部品露出部(露出ユニット)
5 自動ローディングフィーダ(テープフィーダ)
51 第1スプロケット
51P スプロケットピン
64 基板認識カメラ(カメラ/認識カメラ)
70 判定治具
72 検査開口部
72A~72E 複数の検査開口
72F 最大検査開口
74 ピン孔
Claims (10)
- 部品を収納する複数のポケットがテープ送り方向に配列されたキャリアテープと、前記ポケットの両側部において前記テープ送り方向に延びる一対のシール部にて前記キャリアテープに接合され、前記ポケットを封止するカバーテープと、を備える部品収納テープを供給するためのテープフィーダであって、前記カバーテープを切開若しくは前記一対のシール部のうちの一方を剥離する露出処理を行うことで前記ポケット内の部品を露出させるテープフィーダを選定する方法であって、
前記テープ送り方向と直交する幅方向のサイズの異なる複数の検査開口が、前記テープ送り方向に配列された判定治具を準備し、
前記判定治具を、前記部品収納テープの前記カバーテープの上面に沿わせ、
前記複数の検査開口のうち、前記幅方向において前記ポケットの全幅を露呈させている第1検査開口が存在するか否かを判定し、
前記第1検査開口が存在する場合に、当該第1検査開口のうち前記シール部を完全に隠した状態の開口である第2検査開口が存在するか否かを判定し、
前記第2検査開口が存在する場合に、前記部品収納テープが、部品を取り出す開口部の開口サイズが異なる予め準備された複数のテープフィーダのいずれかの供給用に適合すると判定し、
前記複数のテープフィーダのいずれかの中から、前記第2検査開口の幅方向のサイズに対して前記ポケットの全幅が露呈する一方で前記シール部を完全に隠す開口サイズの開口部を有するテープフィーダを、当該部品収納テープの供給用として選定する、ことを特徴とする部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法。 - 請求項1に記載の部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法において、
前記テープフィーダにおける前記部品の取り出し位置に前記判定治具を配置すると共に、前記部品収納テープを前記取り出し位置にセットすることにより、前記判定治具を前記カバーテープの上面に沿わせる、部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法。 - 請求項2に記載の部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法において、
前記テープフィーダは、前記部品収納テープと係合するスプロケットピンを備えたスプロケットにて前記部品収納テープを送り出すものであって、
前記スプロケットピンを利用して、前記判定治具の前記複数の検査開口と前記部品収納テープとの位置合わせを行う、部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法において、
前記カバーテープは透光性の部材であって、前記判定治具は遮光性の部材からなり、
前記判定治具を前記カバーテープの上面に沿わせた状態で、カメラにて前記判定治具を上方から撮像させ、
前記カメラが撮像した画像に基づいて、前記第1検査開口が存在するか否かの判定及び前記第2検査開口が存在するか否かの判定を行う、部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法。 - 請求項4に記載の部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法において、
前記シール部が、前記キャリアテープ及び前記カバーテープに対して識別可能な色を具備する場合において、
前記カメラが撮像した画像を画像処理することにより、前記第1検査開口が存在するか否かの判定及び前記第2検査開口が存在するか否かの判定を行う、部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法。 - 請求項4又は5に記載の部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法において、
前記テープフィーダが装着される部品実装装置が、部品を前記部品収納テープから取り出すヘッドを備えたヘッドユニットに搭載された認識カメラを備える場合において、
前記カメラとして、前記認識カメラを用いる、部品収納テープ供給用テープフィーダの選定方法。 - 部品を収納する複数のポケットがテープ送り方向に配列されたキャリアテープと、前記ポケットの両側部において前記テープ送り方向に延びる一対のシール部にて前記キャリアテープに接合され、前記ポケットを封止するカバーテープと、を備える部品収納テープを供給するためのテープフィーダであって、前記カバーテープを切開若しくは前記一対のシール部のうちの一方を剥離する露出処理を行うことで前記ポケット内の部品を露出させるテープフィーダを選定する際に用いられる判定治具であって、
前記テープ送り方向と直交する幅方向のサイズの異なる複数の検査開口であって、部品を取り出す開口部の開口サイズが異なる予め準備された複数のテープフィーダの前記開口サイズの各々に対して、前記ポケットの全幅が露呈する一方で前記シール部を完全に隠す幅方向のサイズを有する複数の検査開口が、前記テープ送り方向に配列され、
前記複数の検査開口は、特定の部品収納テープを判定対象とした場合に、
当該部品収納テープが備える前記ポケットの前記幅方向のサイズよりも長い前記幅方向のサイズを有する検査開口と、
前記一対のシール部の内側縁の前記幅方向の間隔よりも短い前記幅方向のサイズを有する検査開口と、
を具備することを特徴とする判定治具。 - 請求項7に記載の判定治具において、
前記複数の検査開口は、前記幅方向のサイズが段階的に変化するように、前記テープ送り方向に配列されている、判定治具。 - 請求項8に記載の判定治具において、
前記複数の検査開口は、前記テープフィーダに装着が予定されている複数種の部品収納テープのうち、最も前記ポケットの前記幅方向のサイズが大きい部品収納テープが備える一対のシール部の、前記幅方向の間隔よりも長い前記幅方向のサイズを有する最大検査開口を備える、判定治具。 - 請求項7~9のいずれか1項に記載の判定治具において、
前記テープフィーダは、前記部品収納テープと係合する複数のスプロケットピンを備えたスプロケットにて前記部品収納テープを送り出すものであって、
少なくとも2つの前記スプロケットピンと各々嵌合可能な少なくとも2つのピン孔が、前記テープ送り方向に並ぶように備えられ、
前記2つのピン孔間の領域と少なくとも一部が重複する領域に、前記複数の検査開口が設けられている、判定治具。
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