JP5105429B2 - 部品包装テープのテープ材質判別装置及びテープ材質判別方法 - Google Patents

部品包装テープのテープ材質判別装置及びテープ材質判別方法 Download PDF

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Description

本発明は、テープフィーダにセットした部品包装テープのテープ材質を自動的に判別する部品包装テープのテープ材質判別装置及びテープ材質判別方法に関する発明である。
電子部品実装機に電子部品を供給するテープフィーダには、部品包装テープをセットするようになっている。この部品包装テープは、キャリアテープに部品を一列に収容してトップテープでカバーして構成したものであり、例えば、特許文献1(WO2005/101944号公報)、特許文献2(特開平10−56294号公報)、特許文献3(特開平10−322097号公報)に記載されているように、キャリアテープの材質(以下「テープ材質」という)が紙テープとエンボステープ(樹脂テープ)のものがあるが、どちらのテープ材質の部品包装テープでもセット可能にした共用タイプのテープフィーダが実用化されている。
しかし、図2〜図5に示すように、紙テープとエンボステープとでは、部品の収容構造が全く相違し、収容された部品の上面の高さ位置が異なるため、テープフィーダの部品吸着位置に送られてくる部品を電子部品実装機の吸着ノズルで吸着する際の吸着ノズルの部品吸着高さ位置をテープ材質に応じて切り替える必要がある。
このような事情から、予め、作業者がテープフィーダにセットする部品包装テープのテープ材質をジョブデータに指定しておき、作業者がジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープをテープフィーダにセットするようにしたものがある。
WO2005/101944号公報 特開平10−56294号公報 特開平10−322097号公報
しかし、作業者の作業ミスにより、ジョブデータの指定とは異なるテープ材質の部品包装テープを間違えてセットしてしまうことがあり、その結果、電子部品実装機の吸着ノズルの部品吸着高さ位置が部品包装テープのテープ材質に応じた高さ位置にならず、部品吸着動作の精度・信頼性が悪化するという問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、テープフィーダにセットした部品包装テープのテープ材質を自動的に判別することができる部品包装テープのテープ材質判別装置及びテープ材質判別方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1,7に係る発明は、テープフィーダのテープ送り用スプロケットの歯と噛み合うスプロケット孔が等ピッチで列設された部品包装テープをテープフィーダにセットした状態で、該部品包装テープのテープ材質を判別する技術思想であって、前記テープフィーダのうちの前記部品包装テープのスプロケット孔が通過する位置に、少なくとも1個のスプロケット孔及びその外周囲部分と重なり合う大きさの背景エリアを設け、前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる前記スプロケット孔とその外周囲部分をカメラ(画像センサ)で撮像し、テープ材質判別手段によってカメラの撮像画像から前記スプロケット孔を認識する処理を実行して、その認識に成功した場合に、前記スプロケット孔の外周囲部分の色を認識して、その色認識結果に基づいて前記部品包装テープのテープ材質を判別するようにしたものである。
本発明のように、部品包装テープのうちの背景エリア上に重なるスプロケット孔とその外周囲部分をカメラの視野内に収めて撮像してスプロケット孔を認識する処理を実行し、その認識に成功した場合に、前記スプロケット孔の外周囲部分の色を認識すれば、その色認識結果に基づいて部品包装テープのテープ材質を自動的に判別することができる。
本発明は、請求項のように、テープ材質判別手段で自動判別できないテープ材質を手動設定するためのテープ材質手動設定手段を設けるようにしても良い。このようにすれば、テープ材質判別手段で自動判別できない特殊なテープ材質の部品包装テープをセットする場合に、テープ材質手動設定手段によりテープ材質を手動設定することで、テープ材質の誤判別を未然に防止できる。
また、請求項のように、テープフィーダにセットする部品包装テープのテープ材質を指定したジョブデータを記憶装置に記憶しておき、テープ材質判別手段で判別したテープ材質が前記ジョブデータで指定されたテープ材質と一致するか否かで、当該ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープが前記テープフィーダにセットされているか否かを判定し、当該ジョブデータの指定と異なるテープ材質の部品包装テープがセットされていると判定された場合に、当該ジョブデータで指定されたテープ材質の部品包装テープをセットするように作業者に案内する誤セット案内手段を設けた構成としても良い。このようにすれば、テープ材質判別手段の判別結果とジョブデータの指定とを比較して、ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープがテープフィーダにセットされているか否かを確認できると共に、万一、ジョブデータの指定と異なるテープ材質の部品包装テープがセットされている場合には、当該ジョブデータで指定されたテープ材質の部品包装テープをセットするように作業者に案内することができるため、ジョブデータの指定と異なるテープ材質の部品包装テープがセットされた状態で、生産が開始されることを未然に防止できる。
この場合、請求項のように、ジョブデータで指定されたテープ材質に応じてテープ材質を判別する処理手順を切り替えるようにしても良い。要するに、作業ミス等による例外的な場合を除いて、テープ材質判別手段の判別結果とジョブデータの指定とが一致するため、ジョブデータで指定されたテープ材質に応じてテープ材質を判別する処理手順を切り替えれば、ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープがテープフィーダにセットされているか否かをより適正な処理手順で確認することができる。
また、本発明は、請求項のように、背景エリアを、その一部が部品包装テープからはみ出るように設ける良い。このようにすれば、作業者の目視又は画像処理によって背景エリアとスプロケット孔との重なり状態と背景エリアの色を確認した上で、テープ材質を判別することができる利点がある。
本発明は、請求項6,8のように、判別対象となるテープ材質の中に透明な樹脂テープと不透明のテープ材質である白色の紙テープと黒色の樹脂テープが含まれる場合は、テープフィーダのうちの部品包装テープが通過する位置に、前記不透明のテープ材質の色と異なる色に着色された背景エリアを設け、前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる部分をカメラで撮像し、その撮像画像から前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる部分の色認識を行い、その色認識結果が前記背景エリアの色と同じである場合は、前記部品包装テープのテープ材質が前記透明な樹脂テープであると判別し、前記色認識結果が前記背景エリアの色以外の場合は、前記部品包装テープのテープ材質が前記不透明なテープ材質である白色の紙テープと黒色の樹脂テープのいずれであるかを前記色認識結果に基づいて判別するようにしても良い。このようにすれば、スプロケット孔の認識を行わなくても、部品包装テープのうちの背景エリア上に重なる部分の色認識結果が背景エリアの色であるか否かで透明な樹脂テープであるか否かを判別することができると共に、色認識結果が背景エリアの色以外の場合は、不透明なテープ材質である白色の紙テープ黒色の樹脂テープのいずれであるかを色認識結果に基づいて判別することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した3つの実施例1〜3を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図9に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてテープフィーダの構成を説明する。
テープフィーダのフィーダ本体11の把手部10側(図1において右側)には、部品包装テープ12が巻回されたテープリール13が脱着可能にセットできるようになっている。フィーダ本体11の上面部には、テープリール13から引き出した部品包装テープ12を部品吸着位置へ案内するためのテープ通路を形成するテープガイド部材15が取り付けられている。
フィーダ本体11の奥側(図1において左側)には、テープガイド部材15にセットされた部品包装テープ12を部品吸着位置へピッチ送りするスプロケット16と、これを回転駆動するモータ(図示せず)とが取り付けられ、スプロケット16の回転軸の真上の位置が部品吸着位置となっている。フィーダ本体11の奥端面には、部品実装機側のコネクタ(図示せず)と接続される通信コネクタ18と、部品実装機に対する取付位置を決める位置決めピン19,20が設けられている。
一般に、部品包装テープ12は、キャリアテープに部品を一列に収容してトップテープでカバーして構成したものであり、キャリアテープの材質(以下「テープ材質」という)が図2及び図3に示す樹脂テープ31(エンボステープ)と、図4及び図5に示す紙テープ41のものがある。
樹脂テープタイプの部品包装テープ12は、図2及び図3に示すように、キャリアテープである樹脂テープ31に一定ピッチで一列に形成した各部品収容凹部32に、部品を1個ずつ収容し、該樹脂テープ31の上面にトップテープ33を引き剥がし可能に貼り付けることで、各部品収容凹部32の上面開口部がトップテープ33で封止されている。樹脂テープタイプの部品包装テープ12は、一般にエンボステープと呼ばれている。
一方、紙テープタイプの部品包装テープ12は、図4及び図5に示すように、キャリアテープである紙テープ41に一定ピッチで一列に形成した各部品収容凹部42に、部品を1個ずつ収容し、該紙テープ41の上面にトップテープ43を引き剥がし可能に貼り付けることで、各部品収容凹部42の上面開口部がトップテープ43で封止されている。紙テープ41の各部品収容凹部42は、紙テープ41にパンチング加工した角穴の底面をボトムテープ44で塞いで形成されている。
樹脂テープタイプと紙テープタイプのどちらのタイプでも、部品包装テープ12の片方の側縁部には、各部品収容凹部32,42と一定の位置関係でスプロケット孔17が一定ピッチで一列に形成され、このスプロケット孔17にスプロケット16の歯16aが順番に嵌まり込みながらスプロケット16が回転することで、部品包装テープ12がテープリール13側から部品吸着位置の方向へピッチ送りされるようになっている。部品包装テープ12のスプロケット孔17は、キャリアテープ(樹脂テープ31,紙テープ41)のうちのトップテープ33,43から露出した部分に形成されている。
テープガイド部材15の上面側には、部品包装テープ12をスプロケット16側に押え付けるテープ押えカバー24がスプリング等で下方に付勢された状態で設けられ、このテープ押えカバー24によって部品包装テープ12の浮き上がりを防止して、部品包装テープ12のスプロケット孔17とスプロケット16の歯16aとの噛み合い状態を保持するようになっている。このテープ押えカバー24には、部品吸着位置の直前で部品包装テープ12からトップテープ33,43を引き剥がすためのトップテープ引き剥がし部(図示せず)が設けられ、このトップテープ引き剥がし部で引き剥がされたトップテープ33,43がトップテープ引出し機構(図示せず)によって部品包装テープ12のピッチ送り方向とは反対方向に引き出されるようになっている。
ところで、樹脂テープタイプの部品包装テープ12は、図2に示すように、部品が収容された部品収容凹部32がテープガイド部材15の上面の溝部25内に嵌まり込んでいるため、部品収容凹部32の上面(部品の上面)の高さ位置がテープガイド部材15の上面の高さ位置と略同一になるのに対して、紙テープタイプの部品包装テープ12は、図4に示すように、部品が収容された部品収容凹部42がテープガイド部材15の上面の溝部25内に嵌まり込んでいないため、部品収容凹部32の下面(部品の下面)の高さ位置がテープガイド部材15の上面の高さ位置と略同一になる。従って、樹脂テープタイプと紙テープタイプとでは、収容された部品の上面の高さ位置が異なるため、スプロケット16の回転軸の真上に位置する部品吸着位置に送られてくる部品を電子部品実装機の吸着ノズル(図示せず)で吸着する際の吸着ノズルの部品吸着高さ位置をテープ材質に応じて切り替える必要がある。
そこで、本実施例1では、以下のような方法でテープ材質を自動的に判別する。
テープガイド部材15の上面のうち、部品包装テープ12のスプロケット孔17が通過する位置で且つ上方に露出した位置(テープ押えカバー24等で覆われない位置)に、図6〜図8に示すように、白色の背景エリア21と黒色の背景エリア22が部品包装テープ12のピッチ送り方向に並べて配置されている。各背景エリア21,22のサイズは、それぞれ少なくとも1個のスプロケット孔17及びその外周囲部分と重なり合うサイズに設定され、且つ、各背景エリア21,22の一部が部品包装テープ12からはみ出るように設定されている。
更に、部品包装テープ12のうちの背景エリア21,22上に重なるスプロケット孔17とその外周囲部分を撮像するカメラ(画像センサ)が用いられる。このカメラは、専用のカメラを新たに設置しても良いが、本実施例1では、電子部品実装機に搭載されているカメラ(回路基板の基準位置マーク等を撮像するマークカメラ等)を使用し、このカメラの視野内に背景エリア21,22上に重なるスプロケット孔17とその外周囲部分を収めて撮像する。尚、カメラは、カラー画像を撮像するカメラでも良いが、一般的には、グレースケール画像(白黒濃淡画像)を撮像するカメラを使用すれば良い。
電子部品実装機の制御装置(図示せず)は、後述する図9のテープ材質判別プログラムを実行することで、特許請求の範囲でいうテープ材質判別手段として機能し、背景エリア21,22上に重なるスプロケット孔17とその外周囲部分を撮像したカメラの撮像画像からスプロケット孔17とその外周囲部分を認識してその認識結果に基づいて部品包装テープ12のテープ材質を判別する。この際、2つの背景エリア21,22上に重なる2つのスプロケット孔17とその外周囲部分を同じカメラ視野内に収めて、これらを一括して撮像するようにすれば良いが、白色の背景エリア21上に重なる部分と、黒色の背景エリア22上に重なる部分とを別々に撮像しても良い。この場合は、白色の背景エリア21と黒色の背景エリア22とを離れた位置に配置しても良い。
本実施例1で、判別対象となるテープ材質は、白色の紙テープ(図6参照)、黒色の樹脂テープ(図7参照)、透明な樹脂テープ(図8参照)の3種類であり、黒色の背景エリア22と白色の背景エリア21でそれぞれスプロケット孔17の形状認識と該スプロケット17孔の外周囲部分の色認識とを行い、それらの認識結果に基づいて、テープ材質が、白色の紙テープ、黒色の樹脂テープ、透明な樹脂テープのいずれであるかを判別する。この際、スプロケット孔17の外周囲部分の色認識は、グレースケール画像(白黒濃淡画像)のグレー値(濃度、輝度、明度)で判定しても良いし、カラー画像のRGB値等で判定しても良く、要は、画素値で判定すれば良い。
例えば、図7に示すように、黒色の樹脂テープのスプロケット孔17が黒色の背景エリア22と重なり合っている状態では、黒色の樹脂テープと黒色の背景エリア22との色情報の差(明暗差等)が小さく、黒色の樹脂テープのスプロケット孔27を画像認識できないため、黒色の背景エリア22と重なり合うスプロケット孔17を画像認識することができれば、図6に示す白色の紙テープ又は図8に示す透明な樹脂テープと判別することができ、この場合は、スプロケット孔17の外周囲部分の色認識結果が白色であるか否かで紙テープか透明な樹脂テープかを判別することができる。
また、図6に示すように、白色の紙テープのスプロケット孔17が白色の背景エリア21と重なり合った状態では、白色の紙テープと白色の背景エリア21との色情報の差(明暗差等)が小さく、白色の紙テープのスプロケット孔17を画像認識できないため、白色の背景エリア21と重なり合うスプロケット孔17を画像認識することができれば、図7に示す黒色の樹脂テープ又は図8に示す透明な樹脂テープと判別することができ、この場合は、スプロケット孔17の外周囲部分の色認識結果が黒色であるか否かで黒色の樹脂テープか透明な樹脂テープかを判別することができる。
以上説明した部品包装テープ12のテープ材質の判別処理は、電子部品実装機の制御装置によって、図9のテープ材質判別プログラムに従って次のように実行される。まず、ステップ101で、黒色の背景エリア22でスプロケット孔17を認識する画像処理を実行し、次のステップ102で、当該画像処理により図6に示すように白地に黒マークを認識できた否かで、黒色の背景エリア22でスプロケット孔17の認識に成功したか否かを判定する。
このステップ102で、黒色の背景エリア22でスプロケット孔17の認識に成功したと判定された場合は、判別対象となる部品包装テープ12のテープ材質が黒色の樹脂テープではなく、白色の紙テープ又は透明な樹脂テープのずれかである。この場合は、白色の紙テープと透明な樹脂テープとを判別するために、ステップ103に進み、黒色の背景エリア22でスプロケット孔17の外周囲部分の色を認識する処理を実行し、次のステップ104で、スプロケット孔17の外周囲部分の色認識結果が白色であるか否かを判定し、色認識結果が白色であれば、ステップ105に進み、白色の紙テープと判定し、色認識結果が黒色であれば、ステップ106に進み、透明な樹脂テープと判定する。
一方、前述したステップ102で、黒色の背景エリア22でスプロケット孔17の認識に失敗したと判定されれば、ステップ107に進み、白色の背景エリア21でスプロケット孔17を認識する画像処理を実行し、次のステップ108で、当該画像処理により図7に示すように黒地に白マークを認識できた否かで、白色の背景エリア21でスプロケット孔17の認識に成功したか否かを判定する。
このステップ108で、白色の背景エリア21でスプロケット孔17の認識に成功したと判定された場合は、判別対象となる部品包装テープ12のテープ材質が白色の紙テープではなく、黒色の樹脂テープ又は透明な樹脂テープのいずれかである。この場合は、黒色の樹脂テープと透明な樹脂テープとを判別するために、ステップ110に進み、白色の背景エリア21でスプロケット孔17の外周囲部分の色を認識する処理を実行し、次のステップ111で、スプロケット孔17の外周囲部分の色認識結果が黒色であるか否かを判定し、色認識結果が黒色であれば、ステップ112に進み、黒色の樹脂テープと判定し、色認識結果が白色であれば、ステップ113に進み、透明な樹脂テープと判定する。
これに対して、黒色の背景エリア22と白色の背景エリア21の両方でスプロケット孔17の認識に失敗した場合(ステップ102とステップ108で共に「No」と判定された場合)は、ステップ109に進み、テープ材質不明と判定する。この場合は、テープ材質が間違っていないかを確認するように作業者に案内する警告表示及び/又は音声案内を出力する。
以上説明した本実施例1によれば、テープガイド部材15の上面のうち、部品包装テープ12のスプロケット孔17が通過する位置に、白色の背景エリア21と黒色の背景エリア22を部品包装テープ12のピッチ送り方向に並べて配置し、各背景エリア21,22上に重なるスプロケット孔17とその外周囲部分を撮像したカメラの撮像画像を画像処理して、黒色の背景エリア22と白色の背景エリア21でそれぞれスプロケット孔17の形状認識と該スプロケット17孔の外周囲部分の色認識とを行い、それらの認識結果に基づいて、テープ材質が、白色の紙テープ、黒色の樹脂テープ、透明な樹脂テープのいずれであるかを判別するようにしたので、テープフィーダにセットした部品包装テープ12のテープ材質を自動的に判別することができる。そして、電子部品実装機の制御装置で、テープ材質の判別結果に基づいてテープフィーダにセットした部品包装テープ12のテープ材質がジョブデータの指定通りであるか否かを確認したり、テープ材質の判別結果に応じて吸着ノズルの部品吸着高さ位置を切り替えたりすることが可能となり、従来技術の課題(間違ったテープ材質の部品包装テープ12のセットやテープ材質設定スイッチの誤操作による部品吸着動作の精度・信頼性の悪化の問題)を解決することができる。
また、本実施例1では、背景エリア21,22の一部が部品包装テープ12からはみ出しているため、作業者の目視又は画像処理によって背景エリア21,22とスプロケット孔17との重なり状態と背景エリア21,22の色を確認した上で、テープ材質を判別することができる利点がある。
次に、図10乃至図13を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、上記実施例1と同一部分には同一符号を付して説明を簡略化し、主として上記実施例1と異なる部分を説明する。
本実施例2でも、判別対象となるテープ材質は、白色の紙テープ(図10参照)、黒色の樹脂テープ(図11参照)、透明な樹脂テープ(図12参照)の3種類であり、テープガイド部材15の上面のうち、部品包装テープ12のスプロケット孔17が通過する位置で且つ上方に露出した位置(テープ押えカバー24等で覆われない位置)に背景エリア23が設けられている。
本実施例2の背景エリア23は、紙テープの白色と樹脂テープの黒色との中間色である灰色に着色されている。この背景エリア23のサイズは、少なくとも1個のスプロケット孔17及びその外周囲部分と重なり合うサイズに設定され、且つ、背景エリア23の一部が部品包装テープ12からはみ出るように設定されている。
本実施例2では、電子部品実装機の制御装置(図示せず)は、後述する図13のテープ材質判別プログラムを実行して、灰色の背景エリア23上に重なるスプロケット孔17とその外周囲部分をカメラで撮像し、灰色の背景エリア23に重なり合ったスプロケット孔17内の背景エリア23の色認識と該スプロケット孔17の外周囲部分の色認識とを行い、該スプロケット孔17の外周囲部分の色が該スプロケット孔17内の背景エリア23の色よりも白いか黒いか同色であるかを判定することで、テープ材質が、白色の紙テープ、黒色の樹脂テープ、透明な樹脂テープのいずれであるかを判別する。
この際、スプロケット孔17内やその外周囲部分の色認識は、グレースケール画像(白黒濃淡画像)のグレー値(濃度、輝度、明度)で判定しても良いし、カラー画像のRGB値等で判定しても良く、要は、画素値で判定すれば良い。スプロケット孔17内の背景エリア23の灰色を基準にしてスプロケット孔17の外周囲部分の色を認識すれば、テープ材質が、白色の紙テープ、黒色の樹脂テープ、透明な樹脂テープのいずれであるかを判別することができる。
以上説明した本実施例2のテープ材質の判別処理は、電子部品実装機の制御装置によって図13のテープ材質判別プログラムに従って次のように実行される。まず、ステップ201で、灰色の背景エリア23でスプロケット孔17を認識する画像処理を実行してスプロケット孔17内の背景エリア23の色を認識し、その色認識結果をメモリに記憶する。この後、ステップ202に進み、灰色の背景エリア23でスプロケット孔17の外周囲部分の色を認識し、その色認識結果をメモリに記憶する。
この後、ステップ203に進み、スプロケット孔17内の色と外周囲部分の色とを比較し、その結果、図10に示すように、スプロケット孔17の外周囲部分がスプロケット孔17内(背景エリア23)よりも白いと判定されれば、ステップ204に進み、白色の紙テープと判定し、図11に示すように、スプロケット孔17の外周囲部分がスプロケット孔17内(背景エリア23)よりも黒いと判定されれば、ステップ205に進み、黒色の樹脂テープと判定し、図12に示すように、スプロケット孔17の外周囲部分がスプロケット孔17内(背景エリア23)と同色と判定されれば、ステップ206に進み、透明な樹脂テープと判定する。
以上説明した本実施例2でも、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
尚、本実施例2のように、背景エリア23の一部が部品包装テープ12からはみ出している場合は、スプロケット孔17内の背景エリア23の色を認識する代わりに、部品包装テープ12からはみ出した背景エリア23の色を認識し、この背景エリア23の色とスプロケット孔17の外周囲部分の色とを比較して、該スプロケット孔17の外周囲部分の色が背景エリア23の色よりも白いか黒いか同色であるかを判定することで、テープ材質が、白色の紙テープ、黒色の樹脂テープ、透明な樹脂テープのいずれであるかを判別するようにしても良い。
一般的には、紙テープの色は、白色であるが、例外的に黒色の紙テープのものが少数存在する。上記実施例1,2の判別方法では、黒色の紙テープと黒色の樹脂テープとを区別することができない。
この対策として、図14に示す本発明の実施例3では、テープフィーダにセットする部品包装テープ12のテープ材質をジョブデータに指定して記憶装置(図示せず)に記憶しておき、テープ材質を自動判別する際に、ジョブデータの指定が前記実施例1(図9)の判別方法で判別可能なテープ材質(白色の紙テープ、黒色の樹脂テープ、透明な樹脂テープ)である場合は、前記実施例1(図9)の判別方法でテープ材質を判別する。本実施例3でも、前記実施例1と同様の白色の背景エリア21と黒色の背景エリア22が設けられている。
これに対して、ジョブデータの指定が前記実施例1(図9)の判別方法で判別できないテープ材質(黒色の紙テープ)である場合は、テープ材質を判別するアルゴリズム(処理手順)を別のアルゴリズムに切り替えてテープ材質を判別する。
以上説明した本実施例3のテープ材質の判別処理は、電子部品実装機の制御装置によって図14のテープ材質判別プログラムに従って次のように実行される。まず、ステップ301で、ジョブデータの指定が黒色の紙テープであるか否かを判定し、ジョブデータの指定が黒色の紙テープ以外であれば、ステップ302に進み、前記実施例1(図9)の判別方法でテープ材質を判別する。
これに対して、上記ステップ301で、ジョブデータの指定が黒色の紙テープであると判定されれば、ステップ303に進み、白色の背景エリア21でスプロケット孔17を認識する画像処理を実行し、次のステップ304で、当該画像処理により黒地に白マークを認識できた否かで、白色の背景エリア21でスプロケット孔17の認識に成功したか否かを判定する。
このステップ304で、白色の背景エリア21でスプロケット孔17の認識に成功したと判定されれば、判別対象となる部品包装テープ12のテープ材質がジョブデータの指定通りの黒色の紙テープであるか否かを確認するために、ステップ305に進み、白色の背景エリア21でスプロケット孔17の外周囲部分の色を認識する処理を実行し、次のステップ306で、スプロケット孔17の外周囲部分の色認識結果が黒色であるか否かを判定し、色認識結果が黒色であれば、ステップ307に進み、黒色の紙テープと判定し、色認識結果が白色であれば、ステップ308に進み、テープ材質不明と判定する。
以上のようにしてステップ301〜308の処理によってテープ材質を自動判別した後に、ステップ309に進み、テープ材質の自動判別結果がジョブデータの指定と一致するか否かを判定し、テープ材質の自動判別結果がジョブデータの指定と一致していると判定されれば、ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープ12がテープフィーダにセットされていると判断して、本プログラムを終了する。
これに対して、上記ステップ309で、テープ材質の自動判別結果がジョブデータの指定と一致していないと判定されれば、ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープ12がテープフィーダにセットされていないと判断して、ステップ310に進み、ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープ12をセットするように作業者に案内する警告表示及び/又は音声案内を出力する。自動判別結果がテープ材質不明の場合も、同様の警告表示及び/又は音声案内が出力される。これらステップ309、310の処理が特許請求の範囲でいう誤セット案内手段としての役割を果たす。
以上説明した本実施例3によれば、テープフィーダにセットする部品包装テープ12のテープ材質をジョブデータに指定しておき、ジョブデータの指定が前記実施例1(図9)の判別方法で判別できないテープ材質(黒色の紙テープ)である場合は、テープ材質を判別するアルゴリズム(処理手順)を別のアルゴリズムに切り替えてテープ材質を判別するようにしたので、前記実施例1(図9)の判別方法で判別できないテープ材質(黒色の紙テープ)である場合でも、テープ材質の誤判別を未然に防止できる。
しかも、本実施例3では、テープ材質の自動判別結果がジョブデータの指定と一致するか否かを判定するようにしたので、ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープ12がテープフィーダにセットされているか否かを確認できると共に、万一、ジョブデータの指定と異なるテープ材質の部品包装テープ12がセットされている場合には、ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープ12をセットするように作業者に案内することができ、ジョブデータの指定と異なるテープ材質の部品包装テープ12がセットされた状態で、生産が開始されることを未然に防止できる。
尚、ジョブデータの指定が黒色の紙テープ以外の場合に、前記実施例2(図13)の判別方法でテープ材質を判別するようにしても良い。
また、本発明は、前記実施例1(図9)又は前記実施例2(図13)の判別方法で自動判別できないテープ材質を手動設定するためのテープ材質手動設定手段(テープ材質設定スイッチ)を設けるようにしても良い。このようにすれば、テープ材質判別手段で自動判別できない特殊なテープ材質の部品包装テープをセットする場合に、テープ材質手動設定手段によりテープ材質を手動設定することで、テープ材質の誤判別を未然に防止することができる。
また、本発明は、判別対象となるテープ材質の中に透明な樹脂テープと不透明のテープ材質である白色の紙テープと黒色の樹脂テープが含まれる場合は、テープフィーダのうちの部品包装テープが通過する位置に、前記不透明のテープ材質の色と異なる色(例えば灰色)に着色された背景エリアを設け、前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる部分をカメラで撮像し、その撮像画像から前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる部分の色認識を行い、その色認識結果が前記背景エリアの色と同じである場合は、前記部品包装テープのテープ材質が前記透明な樹脂テープであると判別し、前記色認識結果が前記背景エリアの色以外の場合は、前記部品包装テープのテープ材質が不透明なテープ材質である白色の紙テープと黒色の樹脂テープのいずれであるかを前記色認識結果に基づいて判別するようにしても良い。このようにすれば、スプロケット孔の認識を行わなくても、部品包装テープのうちの背景エリア上に重なる部分の色認識結果が背景エリアの色であるか否かで透明な樹脂テープであるか否かを判別することができると共に、色認識結果が背景エリアの色以外の場合は、不透明なテープ材質である白色の紙テープ黒色の樹脂テープのいずれであるかを色認識結果に基づいて判別することができる。
本発明の実施例1〜3に共通して使用するテープフィーダの側面図である。 樹脂テープタイプの部品包装テープをテープガイド部材上にセットした状態を示す縦断面図である。 樹脂テープタイプの部品包装テープの部分側面図である。 紙テープタイプの部品包装テープをテープガイド部材上にセットした状態を示す縦断面図である。 紙テープタイプの部品包装テープの部分側面図である。 白色の紙テープタイプの部品包装テープが白色の背景エリアと黒色の背景エリアに重なり合った状態を示す平面図である。 黒色の樹脂テープタイプの部品包装テープが白色の背景エリアと黒色の背景エリアに重なり合った状態を示す平面図である。 透明な樹脂テープタイプの部品包装テープが白色の背景エリアと黒色の背景エリアに重なり合った状態を示す平面図である。 実施例1のテープ材質判別プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 白色の紙テープタイプの部品包装テープが灰色の背景エリアに重なり合った状態を示す平面図である。 黒色の樹脂テープタイプの部品包装テープが灰色の背景エリアに重なり合った状態を示す平面図である。 透明な樹脂テープタイプの部品包装テープが灰色の背景エリアに重なり合った状態を示す平面図である。 実施例2のテープ材質判別プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3のテープ材質判別プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…フィーダ本体、12…部品包装テープ、13…テープリール、15…テープガイド部材、16…スプロケット、16a…歯、17…スプロケット孔、21…白色の背景エリア、22…黒色の背景エリア、23…灰色の背景エリア、25…溝部、31…樹脂テープ(エンボステープ)、32…部品収容凹部、33…トップテープ、41…紙テープ、42…部品収容凹部、43…トップテープ、44…ボトムテープ

Claims (8)

  1. テープフィーダのテープ送り用スプロケットの歯と噛み合うスプロケット孔が等ピッチで列設された部品包装テープをテープフィーダにセットした状態で、該部品包装テープのテープ材質を判別する部品包装テープのテープ材質判別装置において、
    前記テープフィーダのうちの前記部品包装テープのスプロケット孔が通過する位置に、少なくとも1個のスプロケット孔及びその外周囲部分と重なり合うように設けられた背景エリアと、
    前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる前記スプロケット孔とその外周囲部分を撮像するカメラと、
    前記カメラの撮像画像から前記スプロケット孔を認識する処理を実行して、その認識に成功した場合に、前記スプロケット孔の外周囲部分の色を認識して、その色認識結果に基づいて前記部品包装テープのテープ材質を判別するテープ材質判別手段と
    を備えていることを特徴とする部品包装テープのテープ材質判別装置。
  2. 前記テープ材質判別手段で自動判別できないテープ材質を手動設定するためのテープ材質手動設定手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の部品包装テープのテープ材質判別装置。
  3. 前記テープフィーダにセットする部品包装テープのテープ材質を指定したジョブデータを記憶する記憶装置と、
    前記テープ材質判別手段で判別したテープ材質が前記ジョブデータで指定されたテープ材質と一致するか否かで、当該ジョブデータの指定通りのテープ材質の部品包装テープが前記テープフィーダにセットされているか否かを判定し、当該ジョブデータの指定と異なるテープ材質の部品包装テープがセットされていると判定された場合に、当該ジョブデータで指定されたテープ材質の部品包装テープをセットするように作業者に案内する誤セット案内手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品包装テープのテープ材質判別装置。
  4. 前記テープ材質判別手段は、前記ジョブデータで指定されたテープ材質に応じてテープ材質を判別する処理手順を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の部品包装テープのテープ材質判別装置。
  5. 前記背景エリアは、その一部が前記部品包装テープからはみ出るように設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の部品包装テープのテープ材質判別装置。
  6. テープフィーダにセットした部品包装テープのテープ材質を判別する部品包装テープのテープ材質判別装置において、
    判別対象となるテープ材質の中に透明な樹脂テープと不透明のテープ材質である白色の紙テープと黒色の樹脂テープが含まれ、
    前記テープフィーダのうちの前記部品包装テープが通過する位置に設けられ、前記不透明のテープ材質の色と異なる色に着色された背景エリアと、
    前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる部分を撮像するカメラと、
    前記カメラの撮像画像から前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる部分の色認識を行い、その色認識結果が前記背景エリアの色と同じである場合は、前記部品包装テープのテープ材質が前記透明な樹脂テープであると判別し、前記色認識結果が前記背景エリアの色以外の場合は、前記部品包装テープのテープ材質が前記不透明なテープ材質である白色の紙テープと黒色の樹脂テープのいずれであるかを前記色認識結果に基づいて判別するテープ材質判別手段と
    を備えていることを特徴とする部品包装テープのテープ材質判別装置。
  7. テープフィーダのテープ送り用スプロケットの歯と噛み合うスプロケット孔が等ピッチで列設された部品包装テープをテープフィーダにセットした状態で、該部品包装テープのテープ材質を判別する方法において、
    前記テープフィーダのうちの前記部品包装テープのスプロケット孔が通過する位置に、少なくとも1個のスプロケット孔及びその外周囲部分と重なり合う大きさの背景エリアを設け、前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる前記スプロケット孔とその外周囲部分をカメラで撮像し、その撮像画像から前記スプロケット孔を認識する処理を実行して、その認識に成功した場合に、前記スプロケット孔の外周囲部分の色を認識して、その色認識結果に基づいて前記部品包装テープのテープ材質を判別することを特徴とする部品包装テープのテープ材質判別方法。
  8. テープフィーダにセットした部品包装テープのテープ材質を判別する方法において、
    判別対象となるテープ材質の中に透明な樹脂テープと不透明のテープ材質である白色の紙テープと黒色の樹脂テープが含まれ、
    前記テープフィーダのうちの前記部品包装テープが通過する位置に、前記不透明のテープ材質の色と異なる色に着色された背景エリアを設け、前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる部分をカメラで撮像し、その撮像画像から前記部品包装テープのうちの前記背景エリア上に重なる部分の色認識を行い、その色認識結果が前記背景エリアの色と同じである場合は、前記部品包装テープのテープ材質が前記透明な樹脂テープであると判別し、前記色認識結果が前記背景エリアの色以外の場合は、前記部品包装テープのテープ材質が前記不透明なテープ材質である白色の紙テープと黒色の樹脂テープのいずれであるかを前記色認識結果に基づいて判別することを特徴とする部品包装テープのテープ材質判別方法。
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