JP7353243B2 - 空気作動弁の駆動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、空気作動型弁に関する。
従来の原子力発電所に用いられる空気作動型の隔離弁は、事故時に原子炉を隔離することを目的として、Fail to Close (操作空気喪失時に弁が自動的に閉じる)機能が採用されている。なお、事故時とは、常用電源が喪失し、非常用電源起動の状態又は操作空気が喪失した状態をいう。
一方、隔離弁の中には事故時の原子炉冷却のために必要な系統に用いられているものもある。そのため、これらの隔離弁については事故時も流路を保つ必要があり、Fail as is (常用電源喪失又は操作空気喪失時に弁の開閉状態を保つ)機能が要求されている。なお、現状では、Fail as is機能(以下、開閉状態維持機能と称す)が要求される弁については電動弁が採用されている。
特開昭61-282602号公報
上述の事故時の原子炉冷却のために必要な系統はFail as is機能が要求される一方で、当該系統の配管に破断が発生した場合は、弁を意図的に閉操作する必要もある。但し、従来のFail as is機能の空気作動弁には、事故時に開閉状態を維持する機能はあるものの、強制的に閉操作する機能は備えられていない。
従来のFail as is機能の空気作動弁には、強制的に閉操作する機能は備えられていないという技術課題がある。
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、開閉状態維持機能と強制閉とを切り替え可能な空気作動弁の駆動機構の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の空気作動弁の駆動機構は、操作空気で作動する空気作動弁の開閉状態を異常発生時に維持する開閉状態維持手段と、前記空気作動弁の開閉状態維持モードから閉状態モードに切替える第1閉状態切替手段とを備えている。
本発明によれば、開閉状態維持機能と強制閉とを切り替え可能な空気作動弁の駆動機構を提供することができる。
本発明に係る弁駆動部に適用するシーケンスの概略図。 主弁の状態を維持する開閉状態維持(Fail as is)シーケンスを示す図。 実施形態1の主弁が閉状態のシーケンスを示す図。 本発明に係る実施形態の2弁駆動部のシーケンスの概略図。 図4Aの状態から弁駆動部の第3電磁弁の信号が意図することなくオフした状態のシーケンスの概略図。 図4Aの状態から弁駆動部の第1電磁弁の信号が意図することなくオフした状態のシーケンスの概略図。 本発明の実施形態3に係る弁駆動部のサーベランスモードのシーケンスの概略図。 本発明の実施形態4に係る弁駆動部のサーベランスモードのシーケンスの概略図。 本発明の実施形態5に係る弁駆動部の開モードのシーケンスの概略図。
本発明は、空気作動部を有する弁の駆動部に係る。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
<<実施形態1>>
図1に、本発明の実施形態1に係る弁駆動部K1に適用するシーケンスの概略図を示す。
実施形態1の弁駆動部K1は、主弁Bを操作空気10(高圧空気)による操作によって開閉する機構である。図1は、弁駆動部K1が操作空気10をシリンダー1内に供給し、ピストン3を押し上げるシーケンスを示す。この場合、主弁(空気作動弁)Bは開状態となる。
主弁Bは、例えば原子力発電所において原子炉からタービンに接続される主蒸気配管の隔離弁に使用できる。主蒸気配管の弁は、原子力発電所において信号が遮断した等の問題が発生した際に閉弁することが要求される弁もある。
弁駆動部K1は、主弁Bの切替機能として、バネ2、ピストン3が収容されるシリンダー1と、三方弁の第1電磁弁d1および第2電磁弁d2を用いる。
供給口10iは高圧空気である操作空気を供給する供給口。排出口10oは操作空気10を排出する排出口である。
<主弁Bとシリンダー1>
シリンダー1の内部には、圧縮コイルバネのバネ2と、バネ2に押圧されるピストン3と、ピストン3に一方端が固定されるピストンロッド4とが収容されている。
ピストンロッド4の他方側には、主弁Bが設けられている。
主弁Bは、ピストンロッド4の移動により開閉される。具体的には、ピストンロッド4に固定されるピストン3が一方側(図1の上方)(Open)に移動することで主弁Bが開弁される。また、ピストン3が他方側(図1の下方)(Close)に移動することで主弁Bが閉弁される。
シリンダー1におけるピストン3の一方側の空間s1にはバネ2が設けられ、他方側の空間s2は操作空気10が供給または排出される。空間s2にある操作空気10を密閉操作空気11という。
ピストン3は、バネ2の弾性力と密閉操作空気11の空気圧によりシリンダー1内を移動する。
シリンダー1の空間s2に密閉操作空気11が供給されることで、ピストン3およびピストンロッド4はバネ2の弾性力に抗して一方側(Open)に移動し、主弁Bは開弁される。これに対して、密閉操作空気11がシリンダー1の空間s2から排出されることで、ピストン3およびピストンロッド4はバネ2の弾性力により他方側(Close)に移動し、主弁Bは閉弁される。
<第1電磁弁d1、第2電磁弁d2>
三方弁の第1電磁弁d1は、常時開口する開口部5a、信号の有無で開閉する開口部6a、信号の有無で閉開する閉口部7a、バネ部8a、ソレノイド部9aを有している。
ソレノイド部9aは、常用電源で信号が供給(オン)される。
開口部6aは、ソレノイド部9aへ信号が供給される(信号有)ことで開き、信号がオフされる(信号無)ことで閉じる。
開口部7aは、ソレノイド部9aへ信号が供給される(信号有)ことで閉じ、信号がオフされる(信号無)ことで開く。
開口部5aは、常時開口する。
三方弁の第2電磁弁d2は、常時閉塞する開口部5b、常時開口する開口部6b、信号の有無で閉開する開口部7b、バネ部8b、ソレノイド部9bを有している。
ソレノイド部9bは、常用または非常用電源で信号が供給(オン)される。
開口部5bは前記のように閉止板等を用いて常時閉塞する。
開口部7bは、ソレノイド部9bへ信号が供給される(信号有)ことで開き、信号がオフされる(信号無)ことで閉じる。
<弁駆動部K1の動作>
弁駆動部K1は、操作空気10が供給口10iからシリンダー1のピストンロッド4側の空間s2へ供給される。
弁駆動部K1は、第1電磁弁d1、第2電磁弁d2の各励磁・無励磁で操作空気10の流路を変更する。
前記したように、操作空気10を開口部6aおよび開口部5aを通じてシリンダー1の空間s2に供給することによりシリンダー1のピストン3の位置を一方側(Open)に操作している。ピストン3が一方側(Open)に操作することで、主弁Bは開弁される。
一方、操作空気10を開口部5a、開口部7a、7b、開口部6bを通じて排出口10oから排出することにより、ピストン3の位置を他方側(Close)に操作している。ピストン3が他方側(Close)に操作することで、主弁Bは閉弁される。
図1の実施形態1のシーケンスでは主弁Bを開状態の場合を示すが、主弁Bとの取り合い機構にて、本シーケンスで主弁Bを閉とすることができる。
図2に、主弁Bの状態を維持する開閉状態維持(Fail as is)シーケンスを示す。
図3に、主弁Bが閉状態のシーケンスを示す。
空気作動弁である主弁Bを駆動する弁駆動部K1は、主弁Bを「開」モード(図1参照)、「開閉状態維持(Fail as is)」モード(図2参照)、「閉」モード(図3参照)とするシーケンスをもつ。なお、「開」、「Fail as is」、「閉」の各モードの順番は任意である。
<主弁Bの「開」モード>
図1に示す主弁Bの「開」モードは、第1電磁弁d1のソレノイド部9aが「オン」、第2電磁弁d2のソレノイド部9bが「オフ」で実現される。
第1電磁弁d1は、ソレノイド部9aが常用電源で信号が「オン」すると、開口部6aは「開」き、開口部7aは「閉」じる。開口部5aは常時開口している。
また、第2電磁弁d2は、ソレノイド部9bが常用または非常用電源で信号が「オフ」すると、開口部7bは「閉」じる。開口部5bは常時閉塞する。開口部6bは常時開口する。
上記動作により、操作空気10が供給口10iから、第1電磁弁d1の「開」の開口部6a、常時開口の開口部5aを通ってシリンダー1の空間s2に供給される(図1の矢印α11)。これにより、主弁Bは全開となる。この際、第1電磁弁d1の開口部7aは「閉」なので、操作空気10は通過できない。
<主弁Bの「開閉状態維持」モード>
図2に示す主弁Bの状態を維持する開閉状態維持(Fail as is)シーケンスは、シリンダー1の空間s2に供給された密閉操作空気11を、第1電磁弁d1、第2電磁弁d2の動作により留める。
開閉状態維持シーケンスでは、電源の供給が途絶え、第1電磁弁d1のソレノイド部9aが「オフ」、第2電磁弁d2のソレノイド部9bが「オフ」となる。
第1電磁弁d1のソレノイド部9aが「オフ」した場合、開口部6aは「閉」じ、開口部7aは「開」く。開口部5aは常時開口する。
第2電磁弁d2のソレノイド部9bが「オフ」した場合、開口部7bは「閉」じる。開口部5bは常時閉塞する。開口部6bは常時開口する。
これにより、シリンダー1の空間s2の操作空気10は、第1電磁弁d1の開口部5a、開口部7aは通れるが、第2電磁弁d2の「閉」の開口部7bは通れない。そのため、シリンダー1の空間s2の密閉操作空気11は、操作空気の供給口10iと、操作空気の排出口10oとに遮断された状態にある。この場合、供給される操作空気10や、常用電源信号および非常用電源信号が無くなった場合でも、主弁Bの状態(開閉状態)を維持することができる。この時、シリンダー1内に密閉操作空気11が滞留しているため、主弁Bは開状態を維持している。
したがって、シリンダー1の空間s2の密閉操作空気11は、その状態が維持され、主弁Bはその時点の開閉状態が維持される。なお、主弁Bを閉状態に維持することも可能である。
<主弁Bの「閉」モード>
図3に示す主弁Bの閉状態のシーケンスは以下のように動作する。
主弁Bの「閉」モードは、図2の「開閉状態維持」シーケンスから、常用または非常用電源で第2電磁弁d2のソレノイド部9bを操作し、シリンダー1内に供給した密閉操作空気11を排出口10oから排気し、バネ2の力でピストン3を元(Close)に戻す。これにより、主弁Bは閉状態となる。
主弁Bの閉状態のシーケンスは、第1電磁弁d1が「オフ」、第2電磁弁d1が「オン」で実現される。
第1電磁弁d1のソレノイド部9aが常用電源で信号が「オフ」した場合、開口部6aは「閉」じ、開口部7aは「開」く。開口部5aは常時開口している。
第2電磁弁d2は、ソレノイド部9bが常用または非常用電源で信号が「オン」すると、開口部7bは「開」き、開口部6bは常時開口する。開口部5bは常時閉塞する。、
これにより、シリンダー1の空間s2の密閉操作空気11は、第1電磁弁d1の常時開口の開口部5a、「開」の開口部7a、第2電磁弁d2の「開」の開口部7b、常時開口の開口部6bを通り、排出口10oから排気される。
したがって、シリンダー1の空間s2の密閉操作空気11が排出されるので、ピストン3がバネ2の押圧力で元(Close)に戻り、主弁Bは閉弁される。
上記構成によれば、シンプルで信頼性の高いシーケンスを有するとともに、開閉状態維持(Fail as is)機能と非常用電源を用いて開閉状態維持状態から強制閉機能を備えた空気作動弁用の弁駆動部K1が提供できる。
また、弁駆動部K1は、開閉状態維持モードから強制閉モードが可能なので、原子力発電所の隔離弁に適用できる。弁駆動部K1は隔離弁以外にも適用可能であり、例えば、常用の大容量電源を有していない等の理由により電動弁を採用できない弁に対しても、適用可能である。
<<実施形態2>>
図4Aに、本発明の実施形態2に係る弁駆動部K2のシーケンスの概略図を示す。図4Bに、図4Aの状態から弁駆動部K2の第3電磁弁d3の信号がオフした状態のシーケンスの概略図を示す。図4Cに、図4Aの状態から弁駆動部K2の第1電磁弁d1の信号がオフした状態のシーケンスの概略図を示す。
図4Aに示す実施形態2の弁駆動部K2は、主弁(空気作動弁)Bを開弁させることの信頼性を向上させた機構である。換言すれば、弁駆動部K2は、シリンダー1に操作空気10を供給し続けることの信頼性を向上させた機構である。
弁駆動部K2は、実施形態1の弁駆動部K1に三方弁の第3電磁弁d3を加えた構成をもつ。その他の構成は、実施形態1と同様であるから同様な構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
弁駆動部K2のシーケンスは、実施形態1の弁駆動部K1に操作空気10をシリンダー1内に供給するための第3電磁弁d3を加える。そのため、弁駆動部K2は、第1電磁弁d1または第3電磁弁d3のどちらかが故障した場合でもシリンダー1内に操作空気10を送り続けることができる。
第3電磁弁d3は、常時開口する開口部5c、信号の有無で開閉する開口部6c、信号の有無で閉開する閉口部7c、バネ部8c、ソレノイド部9cを有している。
第3電磁弁d3のソレノイド部9cは、常用電源で信号が供給される。
開口部6cは、ソレノイド部9cへ信号が供給される(信号有)ことで開き、信号がオフされる(信号無)ことで閉じる。
開口部7cは、ソレノイド部9cへ信号が供給される(信号有)ことで閉じ、信号がオフされる(信号無)ことで開く。
開口部5cは、前記のように常時開口している。
図4Aに示す主弁Bを開弁するシーケンスでは、第1電磁弁d1は常用電源によりソレノイド部9aの信号がオン、第3電磁弁d3は常用電源によりソレノイド部9cの信号がオン、第2電磁弁d2は常用または非常用電源によりソレノイド部9bの信号がオフと制御される。
第1電磁弁d1は、ソレノイド部9aの信号がオンにより、開口部6aは開き、開口部7aは閉じる。開口部5aは常時開口している。
第3電磁弁d3は、ソレノイド部9cの信号がオンにより、開口部6cは開き、開口部7cは閉じる。開口部5cは常時開口している。
第2電磁弁d2は、ソレノイド部9bの信号がオフにより、開口部7bは閉じる。開口部5bは常時閉口し、開口部6bは常時開口している。
上述の開閉状態により、操作空気10が供給口10iから、第1電磁弁d1の「開」の開口部6a、常時開口の開口部5aを通ってシリンダー1の空間s2に供給される(図4Aの矢印α21)。これにより、ピストン3がバネ2の弾性力に抗して一方側(Open)に操作され、主弁Bは開弁される。
なお、操作空気10は供給口10iから、第1電磁弁d1の「開」の開口部6c、常時開口の開口部5cを通る(図4Aの矢印α22)が、第1電磁弁d1の開口部7aは閉じているので通れない。
図4Aの状態から、図4Bに示すように、第3電磁弁d3のソレノイド部9cの常用電源の信号が故障で遮断(オフ)された場合、第3電磁弁d3の開口部6cは閉じ、開口部7cは開く。この場合、操作空気10は供給口10iから、第1電磁弁d1の「開」の開口部6a、常時開口の開口部5aを通ってシリンダー1のピストンロッド4がある空間s2に供給される(図4Bの矢印α22)ので、主弁Bは開弁を継続できる。
また、図4Aの状態から、図4Cに示すように、第1電磁弁d1のソレノイド部9aの常用電源の信号が故障で遮断(オフ)された場合、第1電磁弁d1の開口部6aは閉じ、開口部7aは開く。この場合、操作空気10は、供給口10iから第3電磁弁d3の「開」の開口部6c、常時開口の開口部5c、第1電磁弁d1の「開」の開口部7a、常時開口の開口部5aを通ってシリンダー1の空間s2に供給される(図4Cの矢印α23)ので、主弁Bは開弁を継続できる。
上記構成により、第1電磁弁d1及び第3電磁弁d3の両方が故障しない限り、第1電磁弁d1または第3電磁弁d3によりピストン3を密閉操作空気11が押し上げ続ける。そのため、主弁Bの開作動の信頼性の向上が図れる。
したがって、弁駆動部K2で駆動される主弁Bは、例えば、原子力発電所の主蒸気隔離弁のような開作動の信頼性が求められる弁に適したシーケンスとなっている。
<<実施形態3>>
図5に、本発明の実施形態3に係る弁駆動部K3のサーベランスモードのシーケンスの概略図を示す。
例えば、原子力発電所の主蒸気隔離弁のような弁は、主弁(空気作動弁)Bを開状態から弁体が固着して動かなくなっていないか(確実に動くか否か)確認するモードが必要となる。このモードは、サーベランスモードと称される。
実施形態3の弁駆動部K3は、主弁Bのサーベランスモードを有する弁駆動機構である。
弁駆動部K3は、実施形態1の弁駆動部K1に、三方弁の第4電磁弁d4とスピードコントローラ12とテスト用の操作空気10の排出口10tを設けている。
その他の構成は、実施形態1と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
第4電磁弁d4は、常時開口する開口部5d、信号の有無で開閉する開口部6d、信号の有無で閉開する閉口部7d、バネ部8d、ソレノイド部9dを有している。
第4電磁弁d4の開口部6dには管路k1の一方端が接続され、管路k1の他方端には、テスト用の操作空気10のテスト排出口10tが設けられる。
管路k1のテスト排出口10tの上流には、空気流の流量を絞ることができるスピードコントローラ12が設けられている。
第4電磁弁d4のソレノイド部9dは、常用電源で信号が供給される。
第4電磁弁d4は、ソレノイド部9dの信号がオンにより、開口部6dは開き、開口部7dは閉じる。開口部5dは常時開口している。
詳細には、開口部6dは、ソレノイド部9d信号が供給される(信号有)ことで開き、ソレノイド部9dへの信号がオフされる(信号無)ことで閉じる。
開口部7dは、ソレノイド部9dへ信号が供給される(信号有)ことで閉じ、ソレノイド部9dへの信号がオフされる(信号無)ことで開く。
開口部5dは、常時開口している。
弁駆動部K3のサーベランスモードは、サーベランス試験の運転時であり、主弁Bが全開から中間開度に緩やかに閉じられるモードである。
主弁Bが全開に際しては、弁駆動部K3の第1電磁弁d1は信号オン、第2電磁弁d2は信号オフ、第4電磁弁d4は信号オフである。主弁Bが全開からサーベランスモードに移行すると、主弁Bが中間開度に移行するため、弁駆動部K3の第1電磁弁d1は信号オフ、第2電磁弁d2は信号オフ、第4電磁弁d4は信号オンとされる。
第1電磁弁d1は、ソレノイド部9aの信号がオフにより、開口部6aは閉じ、開口部7aは開く。開口部5aは常時開口している。
第2電磁弁d2は、ソレノイド部9bの信号がオフにより、開口部7bは閉じる。開口部6bは常時開口している。開口部5bは常時閉口している。
第4電磁弁d4は、ソレノイド部9dの信号がオンにより、開口部6dは開き、開口部7dは閉じる。開口部5dは常時開口している。
これにより、シリンダー1の空間s2の密閉操作空気11は、第1電磁弁d1の常時開口の開口部5a、「開」の開口部7aおよび第4電磁弁d4の常時開口の開口部5d、「開」の開口部6dを通り(図5の矢印α31)、管路k1のスピードコントローラ12で流量が絞られ(例えば、排気量が10%絞られ)、テスト排出口10tから排出される。
こうして、弁駆動部K3をサーベランスモードにして、スピードコントローラ12を用いて、シリンダー1内の密閉操作空気11の排気量を絞ることにより、主弁Bの開度をコントロールすることができる。
<<実施形態4>>
図6に、本発明の実施形態4に係る弁駆動部K4のサーベランスモードのシーケンスの概略図を示す。
実施形態4の弁駆動部K4は、実施形態2と実施形態3を組み合わせることによって、主弁Bの開作動の信頼性を向上させ、かつサーベランスモードを備えたシーケンスである。
弁駆動部K4は、実施形態2の弁駆動部K2の第2電磁弁d2と第3電磁弁d3との間に、実施形態3で説明した第4電磁弁d4と、テスト排出口10tとスピードコントローラ12とをもつ管路k1とを設けている。
その他の構成は、実施形態2と実施形態3と同様であるから同様な構成には同一の符号を付して示し詳細な説明は省略する。
弁駆動部K4のサーベランスモードは、サーベランス試験の運転時であり、主弁Bが全開から中間開度(例えば90%開度)に緩やかに閉じられるモードである。
主弁Bが全開時、弁駆動部K4の第1電磁弁d1は信号オン、第2電磁弁d2は信号オフ、第3電磁弁d3は信号オン、第4電磁弁d4は信号オフである。主弁Bが中間開度に移行するサーベランスモードでは、第1電磁弁d1は信号オフ、第2電磁弁d2は信号オフ、第3電磁弁d3は信号オフ、第4電磁弁d4は信号オンとされる。
サーベランス試験の運転時には、第1電磁弁d1は、ソレノイド部9aの信号がオフにより、開口部6aは閉じ、開口部7aは開く。開口部5aは常時開口している。
第2電磁弁d2は、ソレノイド部9bの信号がオフにより、開口部6bは開き、開口部7bは閉じる。開口部5bは常時閉口している。
第3電磁弁d3は、ソレノイド部9cの信号がオフにより、開口部6cは閉じ、開口部7cは開く。開口部5cは常時開口している。
第4電磁弁d4は、ソレノイド部9dの信号がオンにより、開口部6dは開き、開口部7dは閉じる。開口部5dは常時開口している。
これにより、シリンダー1の空間s2にある密閉操作空気11は、第1電磁弁d1の常時開口の開口部5a、「開」の開口部7aおよび第3電磁弁d3の常時開口の開口部5c、「開」の開口部7cおよび第4電磁弁d4の常時開口の開口部5d、「開」の開口部6dを通り(図6の矢印α41)、管路k1のスピードコントローラ12で流量が絞られ(例えば、排気量が10%絞られ)、テスト排出口10tから排出される。
こうして、弁駆動部K4をサーベランスモードにして、シリンダー1内の密閉操作空気11の排気量を、スピードコントローラ12を用いて絞ることにより、主弁Bの開度をコントロールすることができる。
また、弁駆動部K4は、第1電磁弁d1及び第3電磁弁d3の両方が故障しない限り、第1電磁弁d1または第3電磁弁d3によりピストン3を操作空気10が押し上げ続けることができる。そのため、主弁Bの開作動の信頼性の向上が図れる。
したがって、弁駆動部K4で駆動される主弁Bは、例えば、原子力発電所の主蒸気隔離弁のような開作動の信頼性が求められる弁に適したシーケンスとなっている。
<<実施形態5>>
図7に、本発明の実施形態5に係る弁駆動部K5の開モードのシーケンスの概略図を示す。
実施形態5の弁駆動部K5は、実施形態4の弁駆動部K4に爆破弁13を併設して開閉状態維持機能(Fail as is機能)の解除に多重性を持たせた構成である。
弁駆動部K5は、実施形態4の弁駆動部K4(図6参照)において第2電磁弁d2と排出口10oに代えて非常用電源で制御される三方弁の第5電磁弁d5と排出口10o1を設け、かつ第5電磁弁d5の下流に爆破弁13を設けている。
その他の構成は、実施形態4と同様であるから同様な構成には同一の符号を付して示し詳細な説明は省略する。
爆破弁13は非常用電源で制御されるブースター9fに制御される。爆破弁13は、ブースター9fからの電流信号オフで閉状態にあり、ブースター9fからの電流信号が供給されて爆破され開状態となる。
三方弁の第5電磁弁d5は、常時開口する開口部5e、信号の有無で開閉する開口部6e、信号の有無で閉開する閉口部7e、バネ部8e、ソレノイド部9eを有している。
第5電磁弁d5のソレノイド部9eは、非常用電源で信号が供給される。
開口部6eは、ソレノイド部9e信号が供給される(信号有)ことで開き、信号がオフ (信号無)で閉じる。
開口部7eは、ソレノイド部9eへ信号が供給される(信号有)ことで閉じ、信号がオフ (信号無)で開く。
開口部5eは、常時開口している。
第5電磁弁d5は、ソレノイド部9eの信号がオンにより、開口部6eは開き、開口部7eは閉じる。開口部5eは常時開口している。
図7には、開閉状態維持機能(Fail as is機能)での主弁Bの全開維持状態を示している。
主弁Bは、図7の開閉状態維持機能の動作前は、開状態にあり、第1電磁弁d1、第3電磁弁d3は信号オンで操作空気10が供給口10iから開口部6a、5aを通ってシリンダー1の空間s2に供給されている。この際、第4電磁弁d4、第5電磁弁d5、爆破弁13は信号オフである。
図7に示す開閉状態維持機能(Fail as is機能)に至ると、異常時なので第1電磁弁d1、第3電磁弁d3、第4電磁弁d4、第5電磁弁d5は信号オフとなる。
この場合、シリンダー1の空間s2は、第1電磁弁d1の開口部5a、7a、第3電磁弁d3の開口部5c、7c、第4電磁弁d4の開口部5d、7d、第5電磁弁d5の開口部5e、7eに通じている (図7の矢印α51)。しかし、爆破弁13は閉状態なので、シリンダー1の空間s2の密閉操作空気11は爆破弁13から排出されない。そのため、図7に示す開閉状態維持機能で主弁Bは「開」状態を維持している。
主弁Bを開閉状態維持機能の「開」状態から「閉」状態にするには、第5電磁弁d5を非常用電源で信号オンとし、開口部6eを開き、シリンダー1の空間sの密閉操作空気11を排出口10o1から排出する。第5電磁弁d5が作動しない場合、爆破弁13のソレノイド部9fを非常用電源でオンとし、爆破弁13を爆破して「開」状態とし、爆破弁13から排気する。
したがって、弁駆動部K5は、第5電磁弁d5と爆破弁13の両方が故障しない限り、第5電磁弁d5または爆破弁13で、図7に示す開閉状態維持機能(Fail as is機能)の主弁Bの「開」状態から「閉」状態にすることが可能である。
第4電磁弁d4、スピードコントローラ12を用いるので、サーベランスモードが可能である。
弁駆動部K5の構成によれば、開閉状態維持機能(Fail as is機能)の解除に多重性を持たせ、開閉状態維持機能の解除の信頼性を向上させたシーケンスが得られる。
<<その他の実施形態>>
1.前記実施形態では、切替機能として、電磁弁を例にあげて説明したが、切替機能をもてば、モータ駆動の電動弁、爆破弁、電磁弁を使用する切替弁等の電磁弁以外の切替手段を用いてもよい。
2.弁駆動部(空気作動弁の駆動機構)K1~K5に対して、常用電源、非常用電源を電源の例として挙げたが、プラント設備用電源である常用電源、非常用電源、計装用電源を組み合わせて、電源を供給することができる。これにより、より信頼性・運用性が高い設備とすることが可能になる。
3.前記実施形態では、様々な構成を説明したが、各構成を適宜選択して組み合わせて構成してもよい。
4.前記実施形態で説明した構成は1例であり、特許請求の範囲内で様々な形態が可能である。
1 シリンダー(開閉状態維持手段)
2 バネ(弾性体、開閉状態維持手段)
3 ピストン(開閉状態維持手段)
4 ピストンロッド(ピストン)
10 操作空気
10i 供給口
11 密閉操作空気(シリンダ内の操作空気)
12 スピードコントローラ(流量調整手段)
13 爆破弁(切替機能を持った機器、第2閉状態切替手段)
d1 電磁弁(開閉状態維持手段、供給手段、第1電磁弁、切替機能を持った機器)
d2 電磁弁(開閉状態維持手段、切替手段、第1閉状態切替手段、第2電磁弁、切替機能を持った機器)
d3 電磁弁(供給手段、切替機能を持った機器)
d4 電磁弁(サーベランス排出手段、切替機能を持った機器)
d5 電磁弁(第1閉状態切替手段、切替機能を持った機器)
B 主弁(空気作動弁)
K1、K2、K3、K4、K5 弁駆動部(空気作動弁の駆動機構)

Claims (15)

  1. 操作空気で作動する空気作動弁の開閉状態を異常発生時に維持する開閉状態維持手段と、
    前記空気作動弁の開閉状態維持モードから閉状態モードに切替える第1閉状態切替手段とを備えている
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  2. 請求項1に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記操作空気のコントロールは切替機能を持った機器で構成されている
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  3. 請求項1に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記開閉状態維持手段は、
    弾性体と、
    前記弾性体に押圧され、操作空気で作動する空気作動弁を開閉するためのピストンと、
    前記弾性体と前記ピストンの一部が収容され前記操作空気が供給または排出されることで前記ピストンが内部を移動するシリンダーであり、
    前記第1閉状態切替手段は、
    前記ピストンの内部に前記操作空気を供給する供給手段と、
    異常発生時に前記シリンダー内の操作空気の排出を阻止するとともに、前記空気作動弁が開閉状態維持モードである場合に前記シリンダー内の操作空気を排出する切替手段とを有している
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  4. 請求項1に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記開閉状態維持手段は、
    弾性体と、
    前記弾性体に押圧され、操作空気で作動する空気作動弁を開閉するためのピストンと、
    前記弾性体と前記ピストンの一部が収容され前記操作空気が供給または排出されることで前記ピストンが内部を移動するシリンダーであり、
    前記第1閉状態切替手段は、
    前記ピストンの内部に前記操作空気を供給する第1電磁弁と、
    異常発生時に前記シリンダー内の操作空気の排出を阻止するとともに、前記空気作動弁が開閉状態維持モードである場合に前記シリンダー内の操作空気を排出する第2電磁弁とを有している
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  5. 請求項1に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    弾性体と、
    前記弾性体に押圧され、前記空気作動弁を開閉するピストンと、
    前記弾性体と前記ピストンの一部が収容され前記操作空気が供給または排出されることで前記ピストンが内部を移動するシリンダーとを備え、
    前記第1閉状態切替手段は、前記空気作動弁が開閉状態維持モードである場合に前記シリンダー内の操作空気を排出する
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  6. 請求項1から請求項5のうちの何れか一項に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記空気作動弁は、「開」、「開閉状態維持(Fail as is)」、「開閉状態維持からの強制閉」の各モードを有し、
    前記操作空気のコントロールは電磁弁、モータ駆動の電動弁、爆破弁、または電磁弁を使用する切替弁の何れかで行われている
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  7. 請求項1から請求項6のうちの何れか一項に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    供給口から操作空気を供給する複数の電磁弁を備えている
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  8. 請求項1から請求項6のうちの何れか一項に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記操作空気の排出量を絞る流量調整手段と、
    サーベランスモード時に前記操作空気を、前記流量調整手段を介して排出させるサーベランス排出手段とを備えている
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  9. 請求項1に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    供給口から前記操作空気を供給することで前記空気作動弁を開維持する複数の供給手段と、
    前記操作空気の排出量を絞る流量調整手段と、
    サーベランスモード時に前記操作空気を、前記流量調整手段を介して排出させるサーベランス排出手段とを備えている
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  10. 請求項1から請求項7のうちの何れか一項に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記空気作動弁の開閉状態維持モードから閉状態モードに切替える第2閉状態切替手段とを備えている
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  11. 請求項1に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    供給口から前記操作空気を供給することで前記空気作動弁を開維持する複数の供給手段と、
    前記操作空気の排出量を絞る流量調整手段と、
    サーベランスモード時に前記操作空気を、前記流量調整手段を介して排出させるサーベランス排出手段と、
    前記空気作動弁の開閉状態維持モードから閉状態モードに切替える第2閉状態切替手段とを備えている
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  12. 請求項11に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記第2閉状態切替手段は、爆破弁である
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  13. 請求項1から請求項12の何れか一項に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記空気作動弁は、原子力発電所の隔離弁である
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  14. 請求項1から請求項13の何れか一項に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    プラント設備用電源である常用電源、非常用電源、および計装用電源を組み合わせて、電源が供給される
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
  15. 請求項1から請求項14の何れか一項に記載の空気作動弁の駆動機構において、
    前記空気作動弁は、常用の大容量電源を有していない場合に用いられる弁である
    ことを特徴とする空気作動弁の駆動機構。
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