JP7351556B1 - 杖及び杖用のシャフト - Google Patents
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Abstract
Description
本実施の形態の杖は、例えば、カーボン素材で構成され、板状のシャフト部分が90度外側に捻転されている機構を有する。例えば、シャフトは、足部との接続部からの距離が、グリップ部からの距離よりも短くなる位置で捻転することが望ましい。
図1は、本実施の形態における杖の斜視図である。本実施の形態の杖1は、グリップ10と、シャフト20と、足部30とを備える。グリップ10は、使用者が手で杖を持つ部分である。グリップ10は、例えば、持ち手、握りと称される場合もある。グリップ10は、シャフト20と連結される。シャフト20は、グリップ10と足部30との間に連結される部分である。シャフト20は、例えば、柄、支柱と称される場合もある。足部30は、地面等に接地する部分である。足部30は、シャフト20と連結される。足部30は、後述する構成以外にも、単に地面に接地する部分を表してもよい。例えば、足部30は、シャフト20と一体化していてもよいし、シャフトの下部に取り付けられるゴム又は他の弾性体などでもよい。足部30は、例えば接地部と称される場合もある。また、シャフト20は、後述する構成以外にも、公知の形状でもよいし、適宜の形状でもよい。
図1に例示するグリップ10は、杖1の使用者が手の平を上に乗せ、使用者の親指がグリップ10の内側を通って下に曲がってグリップ10を把持し、使用者の他の4本の指がグリップ10の前側を通って下に曲がってグリップ10を把持する。このように、グリップ10は、手の平に相当する大きさの上面と、各指が曲がってグリップ10を把持する際に指が外側を通る側部と、各指の先端がかかる下面とを有する。このような形状のグリップ10は、歩行時に杖を前に振り出しやすい。なお、グリップ10の構成は、この例に限らず他の適宜の構成でもよい。
足部30は、地面又は床と接して杖を支持する接地部を備える。ここで、地面又は床とは、屋外、屋内を問わず、杖1を使用して歩行する環境における歩行路面である。杖を突く初期段階(初期接地)には、足部30の後方が接地する。使用者の体重がかかる中期段階(例えば、立脚中期)には、複数の接地部が接地する。杖を地面から離す終期段階(例えば、立脚終期)には、足部の前方(つま先に相当)が接地する。図示の足部は、前側が2つに分かれた形状を有するが、足部30の構成は、この例に限らず他の適宜の構成でもよい。なお、図示の例では、接地部は、足部本体と異なる素材で構成されている。例えば、足部本体はカーボンなどで構成されるが、接地部はゴムなどで構成されてもよく、接地部は滑り止めや衝撃吸収の役割も果たす。なお、接地部の材料は、この例に限らず適宜の材料でもよいし、足部本体と同じ材料(例えばカーボン)で構成されてもよい。
シャフト20の形状は、水平方向の断面の形状が非円形である。このようなシャフト20は、水平方向の断面の形状が例えば矩形状であり(すなわちシャフト20は、湾曲や捻転を無視すれば板状)、又は、水平方向の断面の形状が楕円状、扁平状などでもよい。
前述の構造により、杖に荷重が加わった際の垂直成分だけでなく、外側への側方成分を軽減することができる。これにより杖の制動機能を、従来の杖に比べて大きく飛躍させることができる。
上述の構成は、以下のように表すこともできる。
杖用のシャフトであって、
水平方向の断面の形状が非円形であり、
前記シャフトの上下方向に延びる一面が、杖のグリップと足部の間で複数方向を向いている杖用のシャフト。
前記シャフトが捻転されて、複数方向を向いた前記一面が構成された
構成例1に記載の杖用のシャフト。
前記シャフトが45度から135度の範囲の角度捻転されている
構成例2に記載の杖用のシャフト。
前記シャフトが90度捻転されている
構成例2又は3に記載の杖用のシャフト。
前記シャフトは、前記シャフトの一面が、杖の使用時の歩行方向前側と、杖の使用時に使用者の身体と逆側方向とを向くように捻転されている
構成例2乃至4のいずれかに記載の杖用のシャフト。
前記シャフトが、杖のグリップと足部との間の中央よりも足部側で捻転されている
構成例2乃至5のいずれかにに記載の杖用のシャフト。
前記シャフトの一面が、杖の使用時の歩行方向側を向いている箇所では、前記シャフトは該歩行方向側に凸となるように湾曲し、
前記シャフトの一面が、杖の使用時の外側を向いている箇所では、前記シャフトは該外側に凸となるように湾曲している
構成例2乃至6のいずれかにに記載の杖用のシャフト。
前記シャフトは、板状のシャフトが捻転及び湾曲した形状である
構成例1乃至7のいずれかにに記載の杖用のシャフト。
構成例1乃至8のいずれかに記載の杖用のシャフトと、
前記杖用のシャフトに接続されたグリップと、
前記杖用のシャフトに接続され、地面又は床と接地する足部と、
を備えた杖。
10 グリップ
20 シャフト
30 足部
Claims (5)
- 杖用のシャフトであって、
水平方向の断面の形状が非円形であり、
前記シャフトの上下方向に延びる一面が、杖のグリップと足部の間で複数方向を向いており、
前記シャフトは、前記シャフトの一面が、杖の使用時の歩行方向前側と、杖の使用時に使用者の身体と逆側方向である外側を向くように捻転され、
前記シャフトの一面が、杖の使用時の外側を向いている箇所では、前記シャフトは該外側に凸となるように湾曲している杖用のシャフト。 - 前記シャフトが45度から135度の範囲の角度捻転されている
請求項1に記載の杖用のシャフト。 - 前記シャフトが90度捻転されている
請求項1に記載の杖用のシャフト。 - 前記シャフトの一面が、杖の使用時の歩行方向側を向いている箇所では、前記シャフトは該歩行方向側に凸となるように湾曲している
請求項1に記載の杖用のシャフト。 - 請求項1に記載の杖用のシャフトと、
前記杖用のシャフトに接続されたグリップと、
前記杖用のシャフトに接続され、地面又は床と接地する足部と、
を備えた杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022077267A JP7351556B1 (ja) | 2022-05-09 | 2022-05-09 | 杖及び杖用のシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022077267A JP7351556B1 (ja) | 2022-05-09 | 2022-05-09 | 杖及び杖用のシャフト |
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Publication Number | Publication Date |
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JP7351556B1 true JP7351556B1 (ja) | 2023-09-27 |
JP2023166296A JP2023166296A (ja) | 2023-11-21 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022077267A Active JP7351556B1 (ja) | 2022-05-09 | 2022-05-09 | 杖及び杖用のシャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7351556B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040226593A1 (en) | 2002-11-12 | 2004-11-18 | Mathieu Robitaille | Walking cane |
US20110061699A1 (en) | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Liverpool John Moores University | Standing aid |
-
2022
- 2022-05-09 JP JP2022077267A patent/JP7351556B1/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20040226593A1 (en) | 2002-11-12 | 2004-11-18 | Mathieu Robitaille | Walking cane |
US20110061699A1 (en) | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Liverpool John Moores University | Standing aid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023166296A (ja) | 2023-11-21 |
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