JP7351557B1 - 杖及び杖用の接続具 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施の形態の杖は、例えば、歩行方向に対して長軸が垂直となる板状の接続部を有する杖又はこのような接続部で構成される接続具である。グリップを手で握った際に示指(第2指)と中指(第3指)の間に接続部が通る構造とする。接続部の短軸は10mm以下、長軸は15mm-20mmとすることが望ましい。
図1は、本実施の形態における杖の斜視図である。本実施の形態の杖1は、グリップ10と、シャフト20と、足部30と、接続部(以下、第1接続部ともいう)40とを備える。グリップ10は、使用者が手で杖を持つ部分である。グリップ10は、例えば、持ち手、握りと称される場合もある。グリップ10は、第1接続部40を介してシャフト20と連結される。シャフト20は、グリップ10と足部30との間に連結される部分である。シャフト20は、例えば、柄、支柱と称される場合もある。足部30は、地面等に接地する部分である。足部30は、シャフト20と連結される。足部30は、後述する構成以外にも、単に地面に接地する部分を表してもよい。例えば、足部30は、シャフト20と一体化していてもよいし、シャフトの下部に取り付けられるゴム又は他の弾性体などでもよい。足部30は、例えば接地部と称される場合もある。また、シャフト20は、後述する構成以外にも、公知の形状でもよいし、適宜の形状でもよい。
図1に例示するグリップ10は、杖1の使用者が把持するものである。第1接続部40は、シャフト20とグリップ10を接続する第1接続部であって、板状又は扁平状である。第1接続部40の素材及び杖1全体の素材は、例えばカーボンである。例えば、使用者が杖1を握る際に、第1接続部40は使用者の持ち手の第2指と第3指の間を通る。第1接続部40の水平方向断面の長軸が、使用者が杖を使用して歩行する際の歩行方向に対して垂直である。換言すると、該長軸は、横方向(左右方向)に延びる。また、第1接続部40の水平方向断面の短軸は、歩行方向に沿っている。なお、上記長軸の向きは、歩行方向に対して厳密に垂直である必要はなく、例えば、プラスマイナス30度程度の幅があってもよい。すなわち、上記長軸と歩行方向との角度は、60度~120度のいずれかの角度でもよいし、75~105度のいずれかの角度でもよい。なお、歩行方向は、グリップ10の形状及び向き、若しくは、足部30の形状及び向きによって規定される。例えば、図示の例では、足部30の第1接地部31が延びる方向が歩行方向である。また、図示の例では、グリップ10の長軸が延びる方向が歩行方向である。なお、歩行方向とグリップ10の形状及び向き、若しくは、足部30の形状及び向きとの関係は、上記の例以外でもよく、グリップ10又は足部30の形状及び向きによって歩行方向が識別できればよい。
シャフト20の形状は、例えば、板状のシャフトが前方に凸になるように湾曲して構成される。なお、板状であれば水平方向の断面の形状は矩形状であるが、これ以外にも、水平方向の断面の形状が楕円状又は扁平状などでもよい。また、シャフト20は、従来の杖のように、断面が円形の(つまり円柱状の)シャフトでもよい。シャフト20と第1接続部40との間は段差があってもよいが、段差がないようにシャフト20の上端の形状及び第1接続部40の下端の形状の一方を、他方の形状にあうように構成してもよい。
本実施形態において、足部30の形状は適宜の構成でもよいが、図示及び以下に説明する形状でもよい。足部30は、地面又は床と接して杖を支持する接地部を備える。ここで、地面又は床とは、屋外、屋内を問わず、杖1を使用して歩行する環境における歩行路面である。例えば、杖を突く際には、足部の複数の接地部がほぼ同時に接地してもよいし、例えば以下のように接地してもよい。杖を突く初期段階(初期接地)には、足部30の後方が接地し、使用者の体重がかかる中期段階(例えば、立脚中期)には、足部の前方及び後方の双方が接地し、杖を地面から離す終期段階(例えば、立脚終期)には、足部の前方(つま先に相当)が接地してもよい。
前述の構造により、グリップを手で握った際に第1接続部が干渉しないため、違和感なくグリップを把持可能となる。従って、ピンチ力や握力が低下している高齢者や障害者においても、手指や使用する上肢の負担が少なくグリップの把持が可能となる。
上述の構成は、以下のように表すこともできる。
杖用のシャフトと、
前記杖用のシャフトに接続され、使用者に把持されるためのグリップと、
前記杖用のシャフトに接続され、使用時に接地する足部と、
前記シャフトと前記グリップを接続する接続部であって、板状又は扁平状の接続部と
を備えた杖。
前記接続部の水平方向断面の長軸が、使用者が杖を使用して歩行する際の歩行方向に対して垂直である
構成例1に記載の杖。
前記接続部の水平方向断面の長軸と、使用者が杖を使用して歩行する際の歩行方向との角度が、60度から120度の範囲のいずれかの角度である
構成例1に記載の杖。
前記接続部の水平方向断面の長軸は、15mmから20mmの範囲の長さであり、該断面の短軸は10mm以下の長さである
構成例1乃至3のいずれかに記載の杖。
前記歩行方向は、前記グリップの形状及び向き、若しくは、前記足部の形状及び向きにより規定される
構成例1乃至4のいずれかに記載の杖。
前記グリップは、前記接続部から歩行方向前方よりも、前記接続部から歩行方向後方の方に長い
構成例1乃至5のいずれかに記載の杖。
杖のシャフトと杖のグリップを接続する接続具であって、
前記接続具は、板状又は扁平状であり、
前記シャフトと前記グリップとを前記接続具を介して接続した場合に、前記接続具の水平方向断面の長軸と、使用者が杖を使用して歩行する際の歩行方向との角度が、90度、又は、60度から120度の範囲のいずれかの角度を向く接続具。
10 グリップ
20 シャフト
30 足部
40 第1接続部
Claims (4)
- 杖用のシャフトと、
前記杖用のシャフトに接続され、使用者に把持されるためのグリップと、
前記杖用のシャフトに接続され、使用時に接地する足部と、
前記シャフトと前記グリップを接続する接続部であって、上下方向に延在する板状又は扁平状の接続部と
を備え、
前記接続部の水平方向断面の長軸と、使用者が杖を使用して歩行する際の歩行方向との角度が、60度から120度の範囲のいずれかの角度である杖。 - 前記接続部の水平方向断面の長軸が、使用者が杖を使用して歩行する際の歩行方向に対して垂直である
請求項1に記載の杖。 - 前記接続部の水平方向断面の長軸は、15mmから20mmの範囲の長さであり、該断面の短軸は10mm以下の長さである
請求項1に記載の杖。 - 杖のシャフトと杖のグリップを接続する接続具であって、
前記接続具は、板状又は扁平状であり、
前記シャフトと前記グリップとを前記接続具を介して接続した場合に、前記接続具は上下方向に延在し、前記接続具の水平方向断面の長軸と、使用者が杖を使用して歩行する際の歩行方向との角度が、90度、又は、60度から120度の範囲のいずれかの角度を向く接続具。
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US20030213510A1 (en) | 2002-05-14 | 2003-11-20 | Maccready Paul B. | Stirrup cane |
US20040226593A1 (en) | 2002-11-12 | 2004-11-18 | Mathieu Robitaille | Walking cane |
US20120067384A1 (en) | 2010-09-21 | 2012-03-22 | Whittaker Richard E | Rocking canes and methods of use |
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