JP2020151838A - グリップ、グリップの形状 - Google Patents

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【課題】工具や調理具等の振り上げ・振り降ろしや前後方向に動かす動作を補助し、作業の正確性の向上、筋出力の向上、疲労の軽減を図れる形状のグリップ及びその構造を提供する。【解決手段】棒状の持ち手を有する工具等に装着して把持するためのグリップであって、同軸の挿入孔11を前端に有する略円筒形のグリップ本体と、グリップ本体の前端寄りの下面に斜め前方に突出するように設けた下部突起12と、グリップ本体上面の前端寄りにグリップ本体上面の高さを前端に向けて連続的に高くすることにより形成した軸線方向の傾斜面を設けた上部突起13とを有し、下部突起はグリップ本体を握った際に人差し指と中指とを完全に離隔させて人差し指の第1及び第2関節を内屈させ第3関節を背屈させた状態に保持可能な形状を有し、上部突起は親指を前記グリップ本体の軸線方向に伸ばしてグリップ本体を握った際に傾斜面に当接した親指を背屈させる位置に設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、棒状の持ち手を有する工具等の持ち手に装着して把持するためのグリップの形状に関する。適用の対象である棒状の持ち手を有する工具等とは、ハンマーや金槌、のこぎり等であり、また、包丁やナイフ、フライパン等の調理具もこれに含まれる。さらに、自転車のハンドルや車椅子の押し手用ハンドルのように、両手で把持する一対の持ち手にも適用可能である。
各種工具等の持ち手やハンドルに被せて使用するグリップ自体は従前より普及しており、特に自転車のハンドル用のグリップは単体部品として広く流通している。ただ、これらのグリップは基本的に手の5指すべての指で握るように作られている。具体的には、人差し指から小指までの4指は互いに離隔させずに横並びに隣接させ、DIP関節(第1関節)、PIP関節(第2関節)、MP関節(第3関節)のすべての関節を内屈させるとともに、親指は反対側からIP関節(第1関節)、MP関節(第2関節)を内屈させて握るように出来ている。
手で物を握る際には、手、腕、胸の屈筋群が働く。また、手で握った工具や調理具等を動かす作業には、屈筋群だけでなく腕や背中側の伸筋群も協調して働かせる必要がある。しかし、従来のグリップのような一般的な物の握り方をする場合、主に手や腕の屈筋群である深指屈筋、拇指内転筋、短拇指屈筋、短拇指外転筋、短小指屈筋、小指外転筋、深指屈筋、浅指屈筋、腕橈骨筋、上腕二頭筋等が収縮する。一方、背側骨間筋、短拇指伸筋、長母指伸筋、総指伸筋、上腕三頭筋、大円筋、小円筋、三角筋、僧帽筋上部等の腕の動きに関わる伸筋群は余り働かない状態となる。
この場合、握る手に力を入れれば入れるほど腕の内側の屈筋群が強く収縮し、腕全体が内旋するため肘が身体の正中線から離れる方向に力が働き、関節の可動域も限定される。そのため、たとえばハンマー等の工具を振り上げたり振り降ろしたりする場合や、包丁やフライパン等の調理具を前後方向への押し引きする場合に、物の移動方向あるいは軌道と力の方向とが一致しないため運動の軸が定まらず、作業の正確さ(操作性)を欠くだけでなく力が効率的に発揮できないという問題があった。また、握るものの重量が大きい場合や負荷の大きな作業を行う場合には、手や腕の屈筋群への負担が大きくなり、疲労を早めることになる。
ところで、人差し指をDIP関節(第1関節)、PIP関節(第2関節)を内屈させた状態でMP関節(第3関節)を背屈させると、示指伸筋が収縮する状態となる。示指伸筋は前腕骨膜間の背側、尺骨の遠位背側面から起始し人差し指の先端に停止する、文字通り人差し指を伸展させる伸展筋であり、指の伸展筋には他に人差し指から小指までのすべての指を背屈させる総指伸筋があるが、他の4指が屈曲した状態では示指伸筋が動作の主力筋となる。また、示指伸筋の収縮は、同じ橈骨神経の支配下の屈筋である腕橈骨筋、伸筋である上腕三頭筋と連動して肘関節の屈曲動作にも働く。
そのため、力を入れて物を握った状態で人差し指のみを背屈させると、物を握って腕を動かす際に、手や腕の屈筋群だけでなく伸筋群も動員される運動連鎖を生じる。特に、人差し指を単に上方に背屈させるのではなく中指から離してMP関節から背屈させた場合、示指伸筋の収縮はより大きくなり、運動連鎖が強化される。これにより、同じ動作をする際に使用できる筋肉量が増加するだけでなく、屈筋群と伸筋群の双方がバランス良く力を発揮できるようになる。そのために、腕の内旋が抑えられ、指に力を入れていても肘が身体の正中線から離れにくくなるので、力の方向と手で握った物を動かす方向や軌道とを一致させ易くなって作業が正確に行えるようになる。また、屈筋群だけでなく伸筋群も使用されることで全体としての筋出力が増大し、疲労しにくくなる。
また、前述のとおり、親指をグリップに巻き付けるように内屈させて握った場合、短拇指屈筋、拇指内転筋、拇指対立筋等の屈筋群が収縮し、腕の屈筋群である腕橈骨筋、上腕二頭筋等が運動連鎖して収縮することにより、腕全体を内旋させ、肘が身体の正中線から離れる方向に力が働く。これに対し、親指をグリップの軸線方向前方に伸ばしてその上面に押し当てて固定した場合、前記の親指を内屈させる屈筋群は収縮しない。そのため、腕の屈筋群の運動連鎖も起こらず、腕全体の内旋や肘が開くことが抑えられ、工具や調理具の使用時の主な動作である振り上げ振り降ろしや前後方向の動きの正確性が向上する。さらに、親指を前方に伸ばした状態でMP関節から背屈させると、肘を曲げる際には橈側手根屈筋等の前腕上面の屈筋群をより強く収縮させることができるので、重たい工具等を振り上げる際の筋出力が向上する。
棒状の持ち手に適用するグリップに関してはこれまで様々な形状・構造のものが提案されているが、上述したように、手で握った際に、人差し指を中指から離間させて、DIP関節、PIP関節を内屈させ、MP関節を背屈させる構成を有するものは存在しない。たとえば、特許文献1〜4に開示されているスキー用ストックのグリップは、握った際に人差し指と中指を離隔させる形状を有しているが、いずれも人差し指は他の指と同様にMP関節も含むすべての関節を内屈させてグリップを握るための形状であり、握った際に手や腕の屈筋群と伸筋群を同時に働かせるための構成ではない。特許文献5に開示されているテニスラケットのグリップや特許文献6に開示されている歩行補助用ポールのグリップも、握った際に人差し指と中指を離隔させる形状を有しているが、いずれもやはり人差し指のMP関節を背屈させる構成ではない。
特表2001−502932号公表特許公報 特表2003−530170号公表特許公報 特表2008−522678号公表特許公報 特表2008−529566号公表特許公報 特表平8−502677号公表特許公報 特開2016−30166号公開特許公報
本願発明は、工具や調理具等の棒状の持ち手に装着し、あるいは、工具や調理具等の棒状の持ち手の構造に適用することで、工具や調理具等の振り上げ・振り降ろしや前後方向に動かす動作を補助し、作業の正確性の向上、筋出力の向上、疲労の軽減を図れる形状のグリップあるいはその構造を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、本願発明の請求項1に記載したグリップは、棒状の持ち手を有する工具等の持ち手に装着して把持するためのグリップであって、前記持ち手を挿入して嵌合する同軸の挿入孔を前端に有する略円筒形のグリップ本体と、前記グリップ本体の前端寄りの下面に斜め前方に突出するように設けた下部突起とを有し、前記下部突起は、前記グリップ本体を握った際に、人差し指と中指とを完全に離隔させるとともに、人差し指の第1及び第2関節を内屈させ、第3関節を背屈させた状態に保持可能な形状を有することを特徴とする。
また、請求項2に係るグリップは、請求項1に記載したグリップであって、前記グリップ本体上面の前端寄りには、前記グリップ本体上面の高さを前端に向けて連続的に高くすることにより形成した軸線方向の傾斜面を設けた上部突起をさらに有し、前記上部突起は、親指を前記グリップ本体の軸線方向に伸ばして前記グリップ本体を握った際に、前記傾斜面に当接した親指を背屈させる位置に設けられたことを特徴とする。
そして、請求項3に記載した発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載のグリップの形状の持ち手を有する打撃工具、のこぎり、電動工具、フライパン・片手鍋・刺身包丁を除く包丁やナイフ等の調理具、杖、あるいはスキーストックである。
本願発明に係るグリップには、装着する持ち手の断面形状に対応し、使用時に工具等を確実に固定可能な挿入孔を設ける。グリップの材質は任意であり、シリコンゴム、プラスティック、木材等で一体成型可能である。また、グリップ本体は略円筒形とするが、手へのフィット性や滑りの防止のために、左右方向にやや扁平な断面としたり、前端から後端に向けて断面がやや細くなるようにしたり、中指、薬指、小指で握る部分に指の腹面に対応した凹部を設けたり、表面に滑り止めの細かな凹凸を設けてもよい。なお、本願発明は、工具自体の持ち手部分自体をグリップの形状に成形することを排除するものではない。
さらに、本願発明に係るグリップは、自転車のハンドルや車椅子の押し手用ハンドルのように、両手で把持する一対の持ち手にも適用可能である。自転車のハンドルに適用する場合、グリップはその上面を使用者の肩の方向に傾けてハンドルに装着する。また、車いすの押し手用ハンドルに適用する場合は、工具等に装着する場合と同様である。
本願発明に係るグリップは、次のような効果を奏する。
(1)工具等を振り上げ・振り下ろす動作、前後に動かす動作において、腕の力の方向と動かす方向や軌道とが一致し、関節の可動域も大きくなるため、作業が正確に行えるようになる。
(2)工具等を振り上げ・振り下ろす動作、前後に動かす動作において、屈筋群と伸筋群の両方が働くため筋出力が大きくなり、筋肉量が比較的少ない女性や高齢者でも工具等を効率的に使用できる。
(3)(1)、(2)の効果により、筋肉への負担が軽減され、作業による手や腕の疲労が抑えられる。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。図1は本発明に係るグリップの一実施形態を示す斜視図であり、図2は左側面図、図3は上面図、図4は底面図、図5は前面図、図6は後面図である。グリップ1は、シリコンゴムで一体成型して成り、断面が左右方向にやや扁平で、前端から後端に向けて漸進的に断面がやや細くなる略円筒形のグリップ本体10の前端側に、持ち手Sを挿入して嵌合する同軸の挿入孔11を設けている。なお、挿入孔11は、本実施形態では持ち手Sを確実に挿入固定可能な深さを有する盲管孔としているが、必要に応じて後端側に抜ける貫通孔としてもよい。
グリップ1は、グリップ本体10の前端寄りの下面に下部突起12を有する。下部突起12はグリップ本体10の下面からなだらかに盛り上げて斜め前方に突出するように突出させ、その前端側は人差し指のDIP関節の腹側を密着させて内屈させることができる下部突起前面12aを設けている。また、下部突起12よりも後ろ側のグリップ本体10の下面は中指から小指までの3指のMP関節、PIP関節、DIP関節の腹側を密着させて内屈させることができる形状を有する。
グリップ1は、さらにグリップ本体上面の前端寄りに、グリップ本体上面の高さを前端に向けて傾斜角が連続的に大きくなり、上方へ反り上がる形に形成した軸線方向の傾斜面13aを設けた上部突起13を設けている。上部突起13は、親指をグリップ本体10の軸線方向に伸ばしてグリップ1を握った際に、傾斜面13aに親指のIP関節の腹面が当接する位置に設けており、親指の腹面が左右にずれないように傾斜面13aの表面をやや凹ませた形状としている。親指を傾斜面13aに押し当てた状態でグリップ1を力を入れて握った際、親指は傾斜面に沿って上方に反り上がり、親指のIP関節だけでなくMP関節をも上屈させる。
なお、本実施形態では上部突起13の最上部はグリップ本体10の前端からさらに前方に突出させているが、かかる突出は必須ではなく、少なくともグリップ1を握った際の5指の位置や屈曲の方向が後述する図7、図8に示す形に如くなる限り、本明細書で特に言及していないグリップ1の他の構成は任意である。
図7は工具等の持ち手Sを装着した本実施形態のグリップ1を右手で握って使用する状態を身体の左側からみた側面略図、図8は同じ状態を下方から見た下面略図である。
両図に示されるとおり、親指の腹面を上部突起13の傾斜面13aに当てがった上で他の4指でグリップ1を握ると、人差し指と中指とで下部突起12を挟み込む形となり、中指から小指までの3指でグリップ本体10を握る形となる。この際、人差し指と中指は下部突起12によって完全に離隔させられるとともに、下部突起12が斜め前方に突出しているため、人差し指の第1関節(DIP関節)が下部突起前面12aに掛かる形で内屈し、第2関節(PIP関節)は下部突起12の側面に巻き付く形で内屈するが、第3関節(MP関節)は逆にやや外屈する。
人差し指がかかる形に屈曲することで示指伸筋が収縮する状態となり、手や腕の屈筋群だけでなく伸筋群も動員される運動連鎖を生じる。特に、人差し指は下部突起12によって中指から前方に向けて完全に離隔される形になっているので、示指伸筋の収縮はより大きくなり、かかる運動連鎖がより強化される。これにより、腕の内旋が抑えられ、指に力を入れていても肘が身体の正中線から離れにくくなるので、力の方向と手で握った物を動かす方向や軌道とを一致させ易くなって作業が正確に行えるようになる。また、屈筋群だけでなく伸筋群も使用されることで全体としての筋出力が増大し、疲労を抑制することができる。
なお、下部突起12は、人差し指を掛けた際に、第1関節(DIP関節)が下部突起前面12aに当接して内屈する形状・太さとする。なぜなら、下部突起の形状・太さを人差し指の先端が下部突起12の反対側にまで回り込んで第1関節(DIP関節)が下部突起前面12aを越えてしまうようにした場合、第1関節(DIP関節)、第2関節(PIP関節)だけでなく、第3関節(MP関節)まで内屈して示指伸筋を収縮させるので、手や腕の伸筋群を働かせる運動連鎖が生じず、屈筋群の力により腕が内旋してしまい、本願発明の効果が発揮されないからである。
一方、親指については、第1関節(IP関節)、第2関節(MP関節)ともに上部突起13の傾斜面13aの反り上がる面に沿って伸展し、親指に力を入れるほどに、いずれも上方に外屈する形となる。すると、親指を内屈させる屈筋群は収縮しないため、腕の屈筋群の運動連鎖も起こらず、腕全体の内旋や肘が開くことが抑えられる。このため、工具や調理具の使用時の主な動作である振り上げ振り降ろしや前後方向の動きの正確性を向上させることができる。また、この状態で肘を曲げる際には、親指を内屈させた場合に比べて橈側手根屈筋等の前腕上面の屈筋群をより強く収縮させることができ、重たい工具等を振り上げる際の筋出力も向上する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明したが、本発明は、必ずしも上述した構成にのみ限定されるものではなく、本発明の目的を達成し、効果を有する範囲内において、適宜変更実施することが可能なものであり、本発明の技術的思想の範囲内に属する限り、それらは本発明の技術的範囲に属する。
本発明に係るグリップは、棒状の持ち手を有し、持ち手を片手で握って振り上げ・振り下ろしをしたり、前後方向に動かしたりといった操作を行う工具や調理具全般に適用可能である。具体的には、ハンマーや金槌といった打撃工具、のこぎりのような押し引きする工具、フライパン、片手鍋、刺身包丁を除く包丁やナイフ等の調理具のほか、比較的重量が大きく、常時腕に力を入れて保持・操作する必要のある電動工具等のグリップへの適用が好適である。また、自転車のハンドルグリップや車いすの押し手用グリップのように、必要に応じて強い力で握り、腕全体で操作する必要のある一対のグリップにも適用可能である。さらに、持ち手が上端に設けられた歩行補助用の杖やスキーストックへの適用にも好適である。なぜなら、杖やストックの使用時には、力を入れた際に腕が内旋すると先端が身体の軸線から外側に離れる作用が働いて体重を支える役割を果たせなくなるため、本発明に係るグリップの腕の内旋を防ぐ効果が特に有効となるからである。
実施形態に係るグリップの斜視図 実施形態に係るグリップの左側面図 実施形態に係るグリップの上面図 実施形態に係るグリップの底面図 実施形態に係るグリップの前面図 実施形態に係るグリップの後面図 実施形態に係るグリップの使用状態の左側面図 実施形態に係るグリップの使用状態の底面図
S 持ち手
1 グリップ
10 グリップ本体
11 挿入孔
12 下部突起
12a 下部突起前面
13 上部突起
13a 傾斜面

Claims (3)

  1. 棒状の持ち手を有する工具等の持ち手に装着して把持するためのグリップであって、前記持ち手を挿入して嵌合する同軸の挿入孔を前端に有する略円筒形のグリップ本体と、前記グリップ本体の前端寄りの下面に斜め前方に突出するように設けた下部突起とを有し、前記下部突起は、前記グリップ本体を握った際に、人差し指と中指とを完全に離隔させるとともに、人差し指の第1及び第2関節を内屈させ、第3関節を背屈させた状態に保持可能な形状を有することを特徴とするグリップ。
  2. 前記グリップ本体上面の前端寄りには、前記グリップ本体上面の高さを前端に向けて連続的に高くすることにより形成した軸線方向の傾斜面を設けた上部突起をさらに有し、前記上部突起は、親指を前記グリップ本体の軸線方向に伸ばして前記グリップ本体を握った際に、前記傾斜面に当接した親指を背屈させる位置に設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のグリップ。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載のグリップの形状の持ち手を有する打撃工具、のこぎり、電動工具、フライパン・片手鍋・刺身包丁を除く包丁やナイフ等の調理具、杖、あるいはスキーストック。
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