JP2572012B2 - 足裏マッサージ器 - Google Patents
足裏マッサージ器Info
- Publication number
- JP2572012B2 JP2572012B2 JP26797294A JP26797294A JP2572012B2 JP 2572012 B2 JP2572012 B2 JP 2572012B2 JP 26797294 A JP26797294 A JP 26797294A JP 26797294 A JP26797294 A JP 26797294A JP 2572012 B2 JP2572012 B2 JP 2572012B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grasping
- fingers
- mother
- pressing force
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、足裏をマッサージす
る時に、使用する者の筋力的な負担を軽減するととも
に、操作性を改善することを目的に作られた足裏マッサ
ージ器に関するものである。
る時に、使用する者の筋力的な負担を軽減するととも
に、操作性を改善することを目的に作られた足裏マッサ
ージ器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の足裏マッサージ器は、手で保持し
た場合、その押圧部分が母指側または小指側に来る形状
をしていた。このようなものの最も単純な形は、1本の
丸棒の形をしたものであり、その変型として把握部分に
溝を付ける、凹凸を付ける、太くするなどとしたものが
ある。それを把握するには5指をもって包みこむように
しなければならず、その方法は、 (イ)5指をもって包みこむようにし、後端は支えな
い。 (ロ)母指を後端に当て、残りの指をもって包みこむよ
うにして支える。 (ハ)小指を後端に当て、残りの指をもって包みこむよ
うにして支える。 (ニ)後端を手掌に当て、5指をもって支える。 である。そして、それを操作する時の押圧力の方向は、
(イ)(ロ)(ハ)では主として前腕の長軸とは直角方
向になり、(ニ)では主として前腕の長軸方向になる。
ここでその方向を主としてとしたのは、手首の可動域の
範囲においてその押圧力の方向は変化するからである。
しかし、(イ)(ロ)(ハ)の場合にあってはその押圧
力の方向を前腕の長軸方向とするには困難が伴う。
た場合、その押圧部分が母指側または小指側に来る形状
をしていた。このようなものの最も単純な形は、1本の
丸棒の形をしたものであり、その変型として把握部分に
溝を付ける、凹凸を付ける、太くするなどとしたものが
ある。それを把握するには5指をもって包みこむように
しなければならず、その方法は、 (イ)5指をもって包みこむようにし、後端は支えな
い。 (ロ)母指を後端に当て、残りの指をもって包みこむよ
うにして支える。 (ハ)小指を後端に当て、残りの指をもって包みこむよ
うにして支える。 (ニ)後端を手掌に当て、5指をもって支える。 である。そして、それを操作する時の押圧力の方向は、
(イ)(ロ)(ハ)では主として前腕の長軸とは直角方
向になり、(ニ)では主として前腕の長軸方向になる。
ここでその方向を主としてとしたのは、手首の可動域の
範囲においてその押圧力の方向は変化するからである。
しかし、(イ)(ロ)(ハ)の場合にあってはその押圧
力の方向を前腕の長軸方向とするには困難が伴う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の足
裏マッサージ器は手掌との接触面が押圧力の方向と平行
であるために滑りやすく、保持し操作する際に大きな労
力を必要とした。その解決手段として後端を母指、小
指、手掌で支える方法や、把握部分に溝や凹凸をつけて
滑り止めとする方法、把握部分を太くする方法が取られ
ていたが、いづれの方法も手の内で器具を安定して保持
するには不完全な方法であった。また、押圧力が前腕の
長軸方向と一致するときは長軸と直角方向であるときよ
りも少ない労力で行うことができるが、
裏マッサージ器は手掌との接触面が押圧力の方向と平行
であるために滑りやすく、保持し操作する際に大きな労
力を必要とした。その解決手段として後端を母指、小
指、手掌で支える方法や、把握部分に溝や凹凸をつけて
滑り止めとする方法、把握部分を太くする方法が取られ
ていたが、いづれの方法も手の内で器具を安定して保持
するには不完全な方法であった。また、押圧力が前腕の
長軸方向と一致するときは長軸と直角方向であるときよ
りも少ない労力で行うことができるが、
【従来の技術】(イ)(ロ)(ハ)の場合、そうするた
めに手首を曲げると手首に負担がかかることになる。さ
らに、器具の後端を手掌に当てて押圧力の方向を前腕の
長軸と一致させるときは手首にかかる負担は軽減されて
も、手指と器具との接触面が少なくなって不安定とな
る。さらに、手掌の発汗、足裏に塗布したクリームやオ
イルの付着によって保持し、操作することが一層困難に
なってくる。それゆえ、このような器具を業務として使
用する者は疲れやすく、自らに使用する者にとっては操
作しにくいために長続きしないという問題があった。
めに手首を曲げると手首に負担がかかることになる。さ
らに、器具の後端を手掌に当てて押圧力の方向を前腕の
長軸と一致させるときは手首にかかる負担は軽減されて
も、手指と器具との接触面が少なくなって不安定とな
る。さらに、手掌の発汗、足裏に塗布したクリームやオ
イルの付着によって保持し、操作することが一層困難に
なってくる。それゆえ、このような器具を業務として使
用する者は疲れやすく、自らに使用する者にとっては操
作しにくいために長続きしないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この欠点を除
いて保持したときの安定性の向上と操作時の労力の軽減
および操作性の向上を達成したもので、その構成を説明
すると、一方の手で保持する把握器具(1)であって、
その上部が後方に延長され、下部が前方に延長され、把
握したときに母指示指のあたる部分が凹面となっている
ことを特徴とする把握器具(1)のほぼ母指示指の高さ
でその前面に前方に向けて押圧器具(2)を装着した足
裏マッサージ器。以上のように構成された足裏マッサー
ジ器である。
いて保持したときの安定性の向上と操作時の労力の軽減
および操作性の向上を達成したもので、その構成を説明
すると、一方の手で保持する把握器具(1)であって、
その上部が後方に延長され、下部が前方に延長され、把
握したときに母指示指のあたる部分が凹面となっている
ことを特徴とする把握器具(1)のほぼ母指示指の高さ
でその前面に前方に向けて押圧器具(2)を装着した足
裏マッサージ器。以上のように構成された足裏マッサー
ジ器である。
【0005】
【作用】次に本発明の作用を述べると、把握器具(1)
を一方の手で保持したとき、押圧器具(2)はその前面
で前方に向いて位置するために押圧力が前腕の長軸方向
と一致する。また、把握器具(1)と手掌との接触面に
は、押圧力が最もかかる部分において、その押圧力の方
向と直角となる面がある。それは把握器具(1)の後面
である。押圧器具(2)が把握器具(1)の前面で前方
に向いて位置するために、保持する方法には、 (ア)5指全てで把握器具(1)を握る。 (イ)母指示指で押圧器具(2)をはさみ、残り3指で
把握器具(1)を握る。 (ウ)母指示指で押圧器具(2)をはさみ、残り3指は
開いたままにする。がある。このうち、(ア)の方法は
(イ)(ウ)に比べて操作性が劣り、(イ)(ウ)のほ
うが優れた保持方法である。以上のような保持方法であ
り、押圧器具(2)が把握器具(1)の前面で前方に向
いて位置するために、押圧に必要な筋力が軽減され、さ
らに、その上部、下部の延長部分が滑り止めとなるの
で、操作時に手掌内で滑らないので保持するのに余計な
労力を必要としない。
を一方の手で保持したとき、押圧器具(2)はその前面
で前方に向いて位置するために押圧力が前腕の長軸方向
と一致する。また、把握器具(1)と手掌との接触面に
は、押圧力が最もかかる部分において、その押圧力の方
向と直角となる面がある。それは把握器具(1)の後面
である。押圧器具(2)が把握器具(1)の前面で前方
に向いて位置するために、保持する方法には、 (ア)5指全てで把握器具(1)を握る。 (イ)母指示指で押圧器具(2)をはさみ、残り3指で
把握器具(1)を握る。 (ウ)母指示指で押圧器具(2)をはさみ、残り3指は
開いたままにする。がある。このうち、(ア)の方法は
(イ)(ウ)に比べて操作性が劣り、(イ)(ウ)のほ
うが優れた保持方法である。以上のような保持方法であ
り、押圧器具(2)が把握器具(1)の前面で前方に向
いて位置するために、押圧に必要な筋力が軽減され、さ
らに、その上部、下部の延長部分が滑り止めとなるの
で、操作時に手掌内で滑らないので保持するのに余計な
労力を必要としない。
【0006】
【実施例】なお、本発明の把握器具(1)は上部を後方
に延長し、下部を前方に延長し、母指示指のあたる部分
が凹面となっていることが特徴であるが、その他の部分
も、手掌、手指の形状に合わせることにより労力の軽減
と操作性の向上が一層顕著となる。また、把握器具
(1)と押圧器具(2)との装着状態には、 (ア)同一材質による一体成型。 (イ)異なる材質による固着。 (ウ)両者の材質の如何にかかわらず着脱可能な装着。
があり、着脱可能な装着のとき、押圧器具(2)の前後
端を異なる形状にすれば強弱2通りの使い分けができ
る。また、その材質を金属性とすれば、高圧蒸気滅菌
法、煮沸法、火炎法など、木材、合成樹脂では行えない
消毒法も可能となるので、直接人体に触れるものとして
は完壁な消毒が行えることになる。
に延長し、下部を前方に延長し、母指示指のあたる部分
が凹面となっていることが特徴であるが、その他の部分
も、手掌、手指の形状に合わせることにより労力の軽減
と操作性の向上が一層顕著となる。また、把握器具
(1)と押圧器具(2)との装着状態には、 (ア)同一材質による一体成型。 (イ)異なる材質による固着。 (ウ)両者の材質の如何にかかわらず着脱可能な装着。
があり、着脱可能な装着のとき、押圧器具(2)の前後
端を異なる形状にすれば強弱2通りの使い分けができ
る。また、その材質を金属性とすれば、高圧蒸気滅菌
法、煮沸法、火炎法など、木材、合成樹脂では行えない
消毒法も可能となるので、直接人体に触れるものとして
は完壁な消毒が行えることになる。
【0007】
【発明の効果】本発明は、従来の足裏マッサージ器の押
圧力の方向が前腕の長軸と直角方向であったものを、前
腕の長軸と一致する方向に変換したものであるから、以
下のような効果がある。 (イ)前腕の長軸と一致する方向に押圧力をかけるため
に、筋力を軽減することができる。 (ロ)手掌との接触面において押圧力の方向と直角とな
る面があり、しかも上下部に延長部分があるために手掌
内で滑りにくい構造となり、保持する労力が軽減され
る。 (ハ)母指示指の2指で押圧器具の先端近くを保持する
ことができるので操作時の安定性が向上する。 (ニ)(ハ)の状態で母指示指以外の3指を開いても安
定して保持することができるので、その3指を足裏につ
けることで操作時の安定性が向上する。
圧力の方向が前腕の長軸と直角方向であったものを、前
腕の長軸と一致する方向に変換したものであるから、以
下のような効果がある。 (イ)前腕の長軸と一致する方向に押圧力をかけるため
に、筋力を軽減することができる。 (ロ)手掌との接触面において押圧力の方向と直角とな
る面があり、しかも上下部に延長部分があるために手掌
内で滑りにくい構造となり、保持する労力が軽減され
る。 (ハ)母指示指の2指で押圧器具の先端近くを保持する
ことができるので操作時の安定性が向上する。 (ニ)(ハ)の状態で母指示指以外の3指を開いても安
定して保持することができるので、その3指を足裏につ
けることで操作時の安定性が向上する。
【図1】本発明の斜視図。
【図2】本発明の保持方法のうち、
【作用】の(イ)の方法によるもの。
【図3】本発明の保持方法のうち、
【作用】の(ウ)の方法によるもの。
【図4】本発明のその他の実施例のうち、着脱可能とし
たときの斜視図。押圧器具(2)は把握器具(1)から
分離している。
たときの斜視図。押圧器具(2)は把握器具(1)から
分離している。
【図5】従来のものの例。
【図6】従来のものの例。
【図7】従来のものの例。
【図8】従来のものの例。
1は把握器具。2は押圧器具。3は押圧器具を装着する
穴。
穴。
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の手で保持する把握器具(1)であ
って、その上部が後方に延長され、下部が前方に延長さ
れ、把握したときに母指示指のあたる部分が凹面となっ
ていることを特徴とする把握器具(1)のほぼ母指示指
の高さでその前面に前方に向けて押圧器具(2)を装着
した足裏マッサージ器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26797294A JP2572012B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 足裏マッサージ器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26797294A JP2572012B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 足裏マッサージ器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889555A JPH0889555A (ja) | 1996-04-09 |
JP2572012B2 true JP2572012B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=17452148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26797294A Expired - Lifetime JP2572012B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 足裏マッサージ器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572012B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010104743A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Reiko Hamanaka | 指圧器具 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP26797294A patent/JP2572012B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0889555A (ja) | 1996-04-09 |
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