JP3225161U - 杖 - Google Patents
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Abstract
【課題】バランスよく使用できるとともに、把持部に工夫を施した杖を提供する。【解決手段】杖100は、両手で握り得る把持部110と、把持部110の中央から垂下するロッド部120と、を備え、把持部110は、滑り止め部材130で被覆され、滑り止め部材130は、両手で握ったときに母指と示指にあたる部分を窪ませてある。【選択図】図1
Description
本考案は、人の歩行を補助するのに適した杖に関する。
人の歩行を補助するのに杖が用いられている。従来の杖は、身体の左又は右において片手で保持し、体重の一部を杖に分担させることができるものである。従来の杖として、非特許文献1に開示されるものが知られている(非特許文献1参照)。非特許文献1には杖の種類と特徴について開示されている。
インターネット<URL:https://www.irs.jp/article/?p=289>
しかしながら、非特許文献1に開示されるような一般的な杖では、杖を身体の左右の側方で用いるため、バランスが悪いという問題があった。また、杖を把持する部分になんらの工夫もなく、滑りやすいなどの問題もあった。
そこで、本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バランスよく使用できるとともに、把持部に工夫を施した杖を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案によれば、両手で握り得る把持部と、前記把持部の中央から垂下するロッド部と、を備え、前記把持部は、滑り止め部材で被覆され、前記滑り止め部材は、両手で握ったときに母指と示指にあたる部分を窪ませてあることを特徴とする杖が提供される。
かかる構成によれば、把持部を両手で握ることができるため、バランスよく使用できる。また、把持部分が滑り止め部材で被覆され、滑り止め部材は、両手で握ったときに母指と示指にあたる部分を窪ませてあることで、把持部を両手で握りやすい。
本考案によれば、バランスよく使用できるとともに、把持部に工夫を施した杖を提供することができる。本考案のその他の効果については、以下の考案を実施するための形態の項でも説明する。
以下に添付図面を参照しながら、本考案の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本考案の一実施形態について説明する。まず、本実施形態の杖100の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、杖100の全体構成を概略的に示す図である。図2は、把持部110の詳細を示す図である。
本実施形態にかかる杖100は、図1に示したように、両手で握り得る把持部110と、把持部110の中央から垂下するロッド部120とを備える。把持部110は、滑り止め部材130で被覆されている。滑り止め部材130は、両手で握ったときに母指と示指にあたる部分を窪ませてあることを特徴とする。以下、各構成要素について詳細に説明する。
(把持部110)
把持部110は、使用者が両手でそれぞれ握る部分である。把持部110は、図1に示したように、円柱状であり、両手で把持できる長さである。把持部110は、マグネシウム合金で構成されている。把持部110を構成するマグネシウム合金は、比重が鉄の4分の1であり、アルミニウムの3分の2でかつ強度は2倍以上である。
把持部110は、使用者が両手でそれぞれ握る部分である。把持部110は、図1に示したように、円柱状であり、両手で把持できる長さである。把持部110は、マグネシウム合金で構成されている。把持部110を構成するマグネシウム合金は、比重が鉄の4分の1であり、アルミニウムの3分の2でかつ強度は2倍以上である。
把持部110を両手で把持することにより、起立訓練や立位バランス訓練などに利用でき、杖本来の歩行補助具としての機能に加え、リハビリテーション機器の要素を兼ね備えている。よって、杖100を利用した訓練によって、歩行機能や起立機能の改善に寄与することができる。特に専門的な機器などが無い、自宅訓練において効果を発揮する。
(ロッド部120)
ロッド部120は、接地して体を支える部分である。ロッド部120は、図1に示したように、把持部110の中央から垂下する長尺状の部分である。ロッド部120は、上下に2分割されており、上ロッド部122内に下ロッド部124が昇降可能に挿入されている。上ロッド部122と下ロッド部124とが段階的に上下方向に相対移動することにより長さを調整可能である。上ロッド部122には、下ロッド部124を段階的に係止する係止部122aが上下方向に複数設けられている。下ロッド部124の下端には、接地したときに滑ることを防止するキャップ126が設けられている。
ロッド部120は、接地して体を支える部分である。ロッド部120は、図1に示したように、把持部110の中央から垂下する長尺状の部分である。ロッド部120は、上下に2分割されており、上ロッド部122内に下ロッド部124が昇降可能に挿入されている。上ロッド部122と下ロッド部124とが段階的に上下方向に相対移動することにより長さを調整可能である。上ロッド部122には、下ロッド部124を段階的に係止する係止部122aが上下方向に複数設けられている。下ロッド部124の下端には、接地したときに滑ることを防止するキャップ126が設けられている。
(滑り止め部材130)
滑り止め部材130は、把持部110を握ったときに手が滑ることを防止するものである。滑り止め部材130は、図2に示したように、把持部110の左右にそれぞれ嵌め合わされている。滑り止め部材130には、両手で握ったときに母指(親指)と示指(人差し指)にあたる部分を窪ませた窪み130aが形成されている。滑り止め部材130は、ウレタンなどのクッション性があり、滑りが防止された素材や、ゴムなどの素材で構成されていてもよい。
滑り止め部材130は、把持部110を握ったときに手が滑ることを防止するものである。滑り止め部材130は、図2に示したように、把持部110の左右にそれぞれ嵌め合わされている。滑り止め部材130には、両手で握ったときに母指(親指)と示指(人差し指)にあたる部分を窪ませた窪み130aが形成されている。滑り止め部材130は、ウレタンなどのクッション性があり、滑りが防止された素材や、ゴムなどの素材で構成されていてもよい。
滑り止め部材130は、把持部110に対して着脱自在に設けてもよく、あるいは把持部110に対して着脱できないように一体に設けられてもよい。
以上、杖100の構成について説明した。次に、杖100の使い方について、図3を参照しながら説明する。図3は、杖100の使用方法を示す図である。
杖100の使用者は、図3に示したように、ロッド部120を挟んだ左右の把持部110を左右の手でそれぞれ把持する。把持部110を握ったときには、母指と示指が滑り止め部材130の窪み130aを握るため、把持部110をしっかり握ることができる。使用者は、把持部110を両手で握ってロッド部120を体の正面に突いて歩行したり、椅子から立ち上がったりする。
(本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態の杖100によれば、把持部110を両手で握ることができるため、バランスよく使用できる。また、把持部110が滑り止め部材130で被覆され、滑り止め部材130は、両手で握ったときに母指と示指にあたる部分を窪ませてあることで、把持部110を両手で握りやすい。
以上説明したように、本実施形態の杖100によれば、把持部110を両手で握ることができるため、バランスよく使用できる。また、把持部110が滑り止め部材130で被覆され、滑り止め部材130は、両手で握ったときに母指と示指にあたる部分を窪ませてあることで、把持部110を両手で握りやすい。
以上、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、実用新案登録請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、滑り止め部材130は、両手で握ったときに母指と示指にあたる部分を窪み130aが形成されている構成としたが、本発明はこの例に限定されず、把持部が握りやすくなるなら任意に設計することができる。例えば、全ての指に当たる部分を窪ませてもよい。
本考案は、人の歩行を補助するのに適した杖に利用可能である。
100 杖
110 把持部
120 ロッド部
122 上ロッド部
122a 係止部
124 下ロッド部
126 キャップ
130 滑り止め部材
130a 窪み
110 把持部
120 ロッド部
122 上ロッド部
122a 係止部
124 下ロッド部
126 キャップ
130 滑り止め部材
130a 窪み
Claims (1)
- 両手で握り得る把持部と、
前記把持部の中央から垂下するロッド部と、
を備え、
前記把持部は、滑り止め部材で被覆され、
前記滑り止め部材は、両手で握ったときに母指と示指にあたる部分を窪ませてあることを特徴とする杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004613U JP3225161U (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 杖 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004613U JP3225161U (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 杖 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3225161U true JP3225161U (ja) | 2020-02-13 |
Family
ID=69412030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019004613U Active JP3225161U (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 杖 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225161U (ja) |
-
2019
- 2019-12-05 JP JP2019004613U patent/JP3225161U/ja active Active
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