JP7351200B2 - 機器 - Google Patents

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Description

本発明は、機器および画像形成装置に関する。
画像形成装置では、維持管理のときに装置を持ち上げられるように、限られたレイアウト内で取っ手を設ける技術が開発されている。
例えば、特許文献1では、装置の外装に設けた運搬用の掘り込み式取っ手の引っ張り方向(横方向)の強度を改善し、かつ、該掘り込み式取っ手を設けた外装部材の筐体への組付け性を改善する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、操作者が取っ手を持つ場合、外装カバーを持つことになるので、外装カバーの固定をしっかりと行う必要があるとともに、力がかかる部分に補強材やリブを設けているため、コストアップにつながるという問題があった。
本発明は、取っ手を設ける筐体を備える機器において、操作者が取っ手を持つときに外装カバーにかかる荷重を少なくして、構造体と外装カバーとの締結部を少なくするとともに、安全性を確保することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、筐体と、前記筐体の外側を覆う外装カバーとを備えた機器において、前記筐体は、取っ手部を備え、前記取っ手部は、前記外装カバーから外側に露出する端部面と、前記端部面から角度をなして前記機器の内部に延在する上面と、を有し、前記外装カバーは、外装面に前記端部面を囲む穴形状を有し、前記穴形状の縁部は、前記上面と対向する対向領域を有し、前記対向領域は、前記上面に沿って、前記外装面から内側に突出する突出部を有することを特徴とする。
本発明によれば、取っ手を設ける筐体を備える機器において、操作者が取っ手を持つときに外装カバーにかかる荷重を少なくして、筐体と外装カバーとの締結部を少なくするとともに、安全性を確保することができる。
一実施形態の画像形成装置の構成例を示した概略図である。 一実施形態の画像形成装置の構造体の一例を説明する斜視図である。 一実施形態の画像形成装置の外装カバーを装着した一例を説明する斜視図である。 従来の取っ手の問題点を説明する図である。 従来の取っ手の他の問題点を説明する図である。 従来の取っ手のさらに他の問題点を説明する図である。 実施形態1の取っ手部の一例を説明する図である。 実施形態1の筐体と外装カバーとを、外装面側から見た外装面と端部面とを説明する模式図である。 実施形態2の取っ手部の一例を説明する図である。 実施形態3の取っ手部の一例を説明する図である。
以下、本発明に係る筐体および画像形成装置について、図面を参照して説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
まず、本発明の一実施形態に係る筐体を適用する画像形成装置の構成例を説明する。
図1は、電子写真方式を用いた画像形成装置の構成例を示した概略図である。
画像形成装置は、スキャナユニットBで得られた画像信号を、感光体・帯電・現像・クリーニングユニットを一体化した作像ユニットLに書込みユニットNからの露光により顕像化させ、中間転写ユニットKに一時的に転写される。
片面通紙時は矢印Xで示すように、給紙トレイIからレジストローラGを経由して搬送された転写紙に2次転ローラFにて転写、定着ユニットDにて定着されたのち、排紙ユニットCと排紙トレイPの間にフィニッシャーOが設けられ、転写紙をソートやステープル等の後処理を行い、排紙トレイPに排出される構成となっている。
また、両面通紙時は、片面と同様に2次転写ローラFにて転写紙に転写、定着された後、矢印Yで示すように排紙ユニットCにて分岐されフィニッシャーO上部に排紙・反転され、両面ユニットEを通過した後、再度レジストローラGから裏面に転写・定着され排紙ユニットCのあと、フィニッシャーOにてソート、ステープル等を行い排紙トレイPに排紙される。
図1では、前述の他に、ADF(Auto Document Feeder)A、手差しトレイH、廃トナーボトルJ、トナーボトルMを示している。
次に、画像形成装置が備える筐体の骨格となる構造体について説明する。
図2は、一実施形態の画像形成装置の構造体の一例を説明する斜視図であり、(A)は、構造体を前側(正面)と右側面とから見た図であり、(B)は、構造体を前側と左側面とから見た図である。
構造体は、画像形成装置の前後に側板(以下「プリンタ側板」と記載する)を備える。具体的には、プリンタ側板として、側板(前)1と、側板(前下右)2と、側板(後)3と、側板(右)6と、側板(左)7と、側板(後上)8とを示している。また、構造体は、定着ステー、右下ステー、左上ステー、左下ステー4、ベース14が、前後のプリンタ側板を結合することで構成されている。
プリンタ側板は、像担持体や定着装置、転写装置、レジストローラなど高精度で保持する。なお、図2には像担持体や定着装置、転写装置、レジストローラなどは図示していない。
構造体の前後のプリンタ側板の上にフィニッシャー保持用の前後側板(側板(後上)8)(以下「フィニッシャー側板」と記載する)を設けている。そしてフィニッシャー側板(前後)の上にスキャナ置き台(支持板(スキャナ、FIN)5)が設けられ、図示していないがスキャナがスキャナ置き台の上に設置されている。
構造体には本体を持ち上げたり移動する際に使用する取っ手(右前取っ手10、右後取っ手11、左後取っ手13)が設けられている。
図2では、前述の構成の他に、ステー(前下)9と、ステー(左下)12と、ブラケット(支持 スキャナ 右)15と、ブラケット(支持 スキャナ 左)16とを示している。
図3は、一実施形態の画像形成装置の外装カバーを装着した外観の一例を説明する斜視図である。外装カバー30は、複数のカバー部材から構成される例を示している。ここでは詳細説明を省略する。図3では、外装カバー30に囲われた右前取っ手10および右後取っ手11と、スキャナ21と、プリンタ部22と、胴内フィニッシャー23とを示している。
ここで、従来の取っ手の問題点について説明する。
画像形成装置では、市場にてユーザーもしくはサービスマンが画像形成装置を場所移動させたり、画像形成装置の下に給紙トレイオプションなどを取り付ける際に画像形成装置を持ち上げられるように取っ手(「取っ手部」とも称する)を設けている。限られたレイアウト内で操作者に持ちやすい取っ手が開発されており、例えば、外装カバー自体に取っ手形状を持たせるもの、筐体に取っ手形状を持たせて外装カバーが取っ手内にもぐりこませた形状とするもの等が既に知られている。
取っ手を外装カバーに設ける例(例えば、特許文献1)では、図4に示すように、外装カバーは強度が充分でないため、取っ手の周辺と構造体に複数個所ネジ等で固定する必要がある。具体的には、図4の掘り込み式取っ手では、外装部材111pが取っ手部15pの裏面側上部151pと対向する位置に、筐体のフレームに固定される補強材14pを設けるとともに、取っ手部15pの裏面側上部151pにリブ13pを設けている。特許文献1の技術では、操作者が取っ手を持つ時に、外装カバーを持つことになるので、外装カバーの固定をしっかりと行う必要があると同時に、力がかかる部分に補強材やリブを設けているので、コストアップにつながる。
また、取っ手を構造体に設ける例として、図5の破線で囲んだ部分に示すように、取っ手92が構造体としてのフレームにより形成され、外装カバー93がフレームの下側に入り込む構成がある。このような構成では、以下の(1)、(2)の問題が生じる。
(1)操作者が取っ手92を持つ場合、取っ手下面921に手を入れ、外装カバー93を持つこととなる。取っ手92の強度は問題ないが、取っ手92を持った際の荷重点は外装カバー93となり、荷重がかかる。外装カバー93の固定がしっかりしていないと外装カバー93が反って変形し、操作者は取っ手92を安定して持つことができない。また、外装カバー93が構造体から外れる可能性が生じ、事故に繋がる可能性がある。従って、安全性を確保するため、外装カバー93を構造体にしっかり固定する必要があり、構造体と外装カバー93との固定箇所(締結部)が多くなる。
(2)取っ手内に外装カバー93が入り込むため、フレームの下方に長さBを要することになり、取っ手92の間口Aの高さが取れない。レイアウト上、上下方向で大きさの制限がある画像形成装置では、手を差し込む間口Aが小さくなるので、操作者が手を入れづらくなる。
また、取っ手を構造体に設ける他の例として、図6に示す例では、外装カバー93は、取っ手92に面し、かつ荷重点に高さ方向で近い。このため、操作者が取っ手下面921に手を入れ、取っ手92を持った際に外装カバー93にも荷重がかかり、カバーが左右方向にずれ易く隙間があいてしまい、手を挟みやすいという問題がある。
そこで、本発明の一実施形態に係る機器は、外装カバーと取っ手部材とを別体として、操作者が取っ手を持ったときに取っ手からの力が外装カバーにかかる荷重を少なくし、筐体の骨格となる構造体と外装カバーとの締結部を少なくするとともに、安全性を確保した形状とする。
本発明の一実施形態の機器は、装置本体を持ち上げるための取っ手形状に際して、以下の特徴を有する。
第一に、画像形成装置の取っ手を構造体(フレーム)側に設け、外装カバーを取っ手の上方となるような構成とする。このようにすると、外装カバーを持たず構造体側に設けた取っ手を直接持つことになるので、操作者が安定して装置を持つことができ、安全性を維持することが可能になる。また、外装カバーに直接荷重がかからないので外装カバーのずれが生じないため、外装カバーと構造体との締結部を減らすことができる。締結部を削減により、コストアップを抑えること、レイアウト上の制約を少なくすること等が可能になる。
第二に、外装カバーを取っ手内に入り込ませないようにして、図5の長さBの距離をなくす。これにより、取っ手の間口Aを広く取ることができるため、操作者が取っ手に手を入れやすくなり、取っ手を持ちやすくなる。
特に、高さ方向にレイアウト上の制約がある画像形成装置には取っ手の間口を広く取れることになり、操作性に有利な効果を奏する。
第三に、外装カバーの取っ手の上方を覆う部分を外装面とは逆方向に突出する突出形状(突出部)とする。このようにすると、取っ手との重なり量が増すため、操作者が取っ手を持った際に外装カバーのずれによる外装カバーと取っ手との隙間をより防ぐことが可能となる。これにより、操作者が安定して取っ手を持つことができ、安全性を維持することが可能になる。
第四に、外装カバーと取っ手との間に段差Dを設ける。具体的には、構造体の一部である取っ手は、高い強度が必要となるため、外装カバーとは異なる材質、色となってしまう場合には、見た目が異なり、統一したデザインとならないことがあり得る。段差をつけることで、取っ手と外装カバーとの外観の違いを目立ちにくくすることができる
以下、前述の特徴を有する機器について説明する。一実施形態の機器は、筐体に設けた取っ手部と、筐体の外側を覆う外装カバーと、を少なくとも備える。各実施形態では、図2、3に示す右後取っ手11として設ける取っ手部を一例として説明する。また、筐体は、図3に示す外装カバー30で囲われるものとする。
実施形態1.
実施形態1では、前述の第一および第二の特徴を有する機器の一例について説明する。
図7は、実施形態1の取っ手部の一例を説明する図であり、(A)は取っ手部と外装カバーとを表した説明図、(B)は(A)の一点破線で囲んだ部分を拡大した図、(C)は(B)の変形例を説明する図である。また、図8は、外装カバーの穴形状と、取っ手部との関係を説明する模式図である。
実施形態1の筐体101は、取っ手部20が設けられ、外装カバー30で覆われている。
取っ手部20は、構造体に取っ手フレームとして設けられる。取っ手部20は、端部面201と、上面202と、下面203とを有する。
端部面201は、取っ手部20の端部の面であり、外装面301と同じ側の面とする。端部面201は、外装面301に覆われることなく、外装カバー30から外側に露出している。
上面202は、上側の面とし、端部面201から角度をなして機器の内部に延在する。
下面203は、操作者が装置を持ち上げるときに触れる面とする。
下面203は、例えば、端部面201から角度をなして機器の内部に延在する。端部面201と下面203との間は、作業者が取っ手部に指を入れるときに、角部に指が当たらないように、符号Rで示す部分を、曲面(円弧など)もしくは、傾斜部を設けている。
外装カバー30は、外装面301に形成された穴形状302を有する。
穴形状302は、穴形状302の内側上部に取っ手部20を配置する開口部であり、操作者が取っ手部20の下面203に手を入れるときの空間を確保するように形成される。穴形状302は、上部を取っ手部20の外周形状に沿った穴形状とするとよい。
穴形状302の縁部は、上面202と対向する対向領域303を有する。縁部は、外装面301上に形成された穴形状302の縁から機器内部に延在する面であり、外装面301から機器内部へ向かって、外装カバー30の厚さとなる長さを有する。
対向領域303は、外装面301と角度をなして延在する領域(面)であり、上面202の上方に位置する。対向領域303は、重力方向に沿って、上面202と重なる領域を有する。従って、対向領域303は、上面202の少なくとも一部分と対向する。なお、対向領域303は、少なくとも一部分が、上面202の少なくとも一部分と対向するようにしてもよい(図10を参照して後述する)。
また、対向領域303は、上面202と対向する部分において、上面202に沿った形状を有するとよい。図7(A)、(B)の構成例では、上面202と対向領域303とは隙間なく接している例を示しているが、図7(C)に示すように、上面202と対向領域303との間に隙間C(例えば、数ミリメートル)を設けてもよい。
また、取っ手部20の厚さは、外装カバー30の厚さよりも厚くなっている。これは、筐体の構造体が強度を兼ね備えた構成とするためである。
筐体101は、取っ手部20の端部面201と外装カバー30の外装面301とを、同じ面上に設け、段差のない同一面となるように配置している。
ここで、図8を参照して、筐体101を外装面301側から見たときの、外装面301の穴形状302と端部面201との関係を説明する。
図8は一実施形態の筐体と外装カバーとを外装面側から見た模式図であり、穴形状302の周囲を含む外装面301の一部分を示している。図8において、(A)は外装面301と端部面201とを示し、(B)は外装面301のみを示す。
外装面301に形成された穴形状302は、上部に対向領域303が設けられ、対向領域303の下方に端部面201が配置される。
端部面201は、穴形状302の内側に配置され、穴形状302に周囲を囲まれる。
穴形状302は、端部面201を囲む形状となる。
また、対向領域303は、図8(A)に示す端部面201の上方に設けられ、図8(B)に示すように符号303の範囲となる。
図8に示す、外装面側から見た筐体と外装カバーとの形状は、後述する実施形態2、3も同様である。
本実施形態の筐体101を備える機器を用いると、外装カバー30の穴形状302が取っ手部20の上部を覆うような形状となるので、操作者が取っ手部20を持ったときに、荷重点は取っ手部20にかかり、荷重による外装カバー30の変形が生じない。このため、取っ手部20と外装カバー30との間に左右方向の隙間ができない。従って、操作者が取っ手部20と外装カバー30との間に手を挟むことを防止できる。
このように、操作者は、外装カバー30側を持つことなく、取っ手部20を直接持つことになるので、安定して装置を持つことができる。また、操作者が取っ手部20を持ったときに、外装カバー30には直接荷重がかからず、外装カバー30のずれが生じないため、外装カバー30と構造体との固定箇所を減らすことができる。
また、外装カバー30が取っ手部20内に入り込まないため、図5に示す長さBをなくし、取っ手の間口Aを広く取ることができる。
実施形態2.
実施形態2では、前述の第一および第二の特徴に加え、第三の特徴を有する機器の一例について説明する。
図9は、実施形態2の取っ手部の一例を説明する図であり、(A)は取っ手部と外装カバーとを表した説明図、(B)は(A)の一点破線で囲んだ部分を拡大した図、(C)は(B)の変形例を説明する図である。
実施形態2の筐体102は、取っ手部20が設けられ、外装カバー30bで覆われている。
外装カバー30bの対向領域303bは、上面202に沿って、外装面301(側面)から内側に突出する突出部を有する。具体的は、図9に示すように、外装カバー30bが取っ手部20の上方を覆う部分を、外装面301とは逆方向に突出させた突出形状とする。このようにすると、重力方向における上面202と対向領域303bとの重なり量が、実施形態1より大きくなる。上面202と対向領域303bとの重なり量を大きくすることにより、操作者が取っ手部20を持った際に、画像形成装置本体の重量により外装カバー30bがずれてしまう可能性を小さくすることができる。
対向領域303bの突出部で取っ手のかみ合い量を実施形態1より多くすることにより、操作者が取っ手部20を持った際のカバーのずれの余裕度をアップさせ、操作者が取っ手部20と外装カバー30bとの間に手を挟まないようにすることができる。
なお、図9(A)、(B)の構成例では、上面202と対向領域303bとは隙間なく接している例を示しているが、実施形態1と同様、図9(C)に示すように、上面202と対向領域303bとの間に隙間Cを設けてもよい。
また、対向領域303bの形状以外については実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施形態3.
実施形態3では、前述の第一から第四の特徴を有する機器の一例について説明する。
図10は、実施形態3の取っ手部の一例を説明する図であり、(A)は取っ手部と外装カバーとを表した説明図、(B)は(A)の一点破線で囲んだ部分を拡大した図、(C)は(B)の変形例を説明する図である。
実施形態3の筐体103は、取っ手部20が設けられ、外装カバー30bで覆われている。
本実施形態では、取っ手部20の端部面201と、外装カバー30bの外装面とが、段差を有する。図10に、外装カバー30bと取っ手部20の間に段差Dを設ける例を示す。取っ手部20の端部面201は、外装カバー30bの外装面に対して、機器の内側に位置し、端部面201と外装面301との間に段差D(例えば、2ミリメートル)を設けている。また、外装面301と対向領域303との間は、符号Rで示す部分に、曲面(円弧など)もしくは、傾斜部を設けている。
取っ手部20は構造体の一部であり、外装カバー30bとは異なる材質、色となる場合がある。このような場合に、実施形態1、2の構成だと、取っ手部20の端部面201と外装カバー30bとが同一面上であるため色の違いが目立ってしまい、外観上望ましくない。このため、段差Dを設けることで角度θを生じさせ、操作者が通常、画像形性装置を使用する位置が角度θ内であれば、色が違っていても操作者に取っ手部20の端部面201を見えにくくすることができる。
なお、図10(A)、(B)の構成例では、上面202と対向領域303bとは隙間なく接している例を示しているが、実施形態1と同様に、図10(C)に示すように、上面202と対向領域303bとの間に隙間Cを設けてもよい。
また、図10では、実施形態2の構成例に、段差Dを設けた一態様を説明したが、突出部を設けていない対向領域を有する構成(例えば、図7の外装カバー30)において、段差を設けるようにしてもよい。この場合には、重力方向において上面202と対向領域303とが重なるようにする。例えば、重なりを多くするために、外装カバー30の厚さを厚くしてもよい。
また、外装面301と端部面201とが段差を有すること以外は、前述の実施形態1、2と同様であるため、各構成要素の説明を省略する。
実施形態4.
上記各実施形態において、取っ手部20を設けた構造体の色を外装カバー30、30bと同じにすることにより、色の違いがなくなり、より概観上好ましいこととなる。特に、取っ手部20の端部面201と、外装カバー30、30bとを同じ色とするとよい。
その他の実施形態.
本発明の一実施形態に係る筐体と外装カバーとは、前述の画像形成装置に適用することに限られるものではなく、他の機器等に適用することも可能である。
また、各実施形態で説明した取っ手部は、図2に示す右後取っ手11、左後取っ手13に適用するとよい。右後取っ手11と、左後取っ手13とは、樹脂(プラスチック)で形成され、安全性を考慮しているからである。右前取っ手10は、金属体がベースとなっていることから安全性の確保により工夫を要する。
101~103 筐体
20 取っ手部
30、30b 外装カバー
201 端部面
202 上面
203 下面
301 外装面
302 外装面
302 穴形状
303、303b 対向領域
特開2006‐195000号公報

Claims (6)

  1. 筐体と、前記筐体の外側を覆う外装カバーとを備えた機器において、
    前記筐体は、取っ手部を備え、
    前記取っ手部は、前記外装カバーから外側に露出する端部面と、前記端部面から角度をなして前記機器の内部に延在する上面と、を有し、
    前記外装カバーは、外装面に前記端部面を囲む穴形状を有し、
    前記穴形状の縁部は、前記上面と対向する対向領域を有し、
    前記対向領域は、前記上面に沿って、前記外装面から内側に突出する突出部を有することを特徴とする機器。
  2. 前記端部面と前記穴形状を有する外装面とは、段差を有することを特徴とする請求項1に記載の機器。
  3. 前記端部面と前記穴形状を有する外装面とは、同じ面上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の機器。
  4. 前記端部面と前記外装カバーとは、同じ色とすることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の機器。
  5. 前記対向領域は、前記上面に沿った形状を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の機器。
  6. 前記機器は、画像形成装置であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の機器
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