JP7350616B2 - 光学機器の制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光学機器に搭載されたアクチュエータの制御に関する。
CMOSセンサ等の撮像素子により光学像を電気信号(撮像信号)に変換する際に、レンズ等の被駆動部材を駆動するためにモータ等のアクチュエータを駆動すると、該アクチュエータから発生した駆動ノイズやスイッチングノイズが撮像信号に重畳する場合がある。
また、アクチュエータの駆動を制御するための制御方式として、パルス幅変調制御方式(PWM制御方式やデジタル制御方式ともいう)やリニア制御方式(DC制御方式やアナログ制御方式ともいう)がある。パルス幅変調制御方式は、リニア制御方式に比べて電力損失が少なく省電力化に有効であるが、スイッチングノイズが発生し易い。特許文献1には、撮像する被写体の条件に応じてパルス幅変調制御方式とリニア制御方式とを切り替える技術が開示されている。
特開2011-221519号公報
撮像装置に着脱可能なレンズ装置等の光学機器は、撮像装置から電力の供給を受け、その電力を用いてアクチュエータを駆動する。しかしながら、アクチュエータの制御方式がパルス幅変調制御方式からリニア制御方式に切り替えられて増加したアクチュエータの消費電力が撮像装置から光学機器への供給電力をオーバーすると、アクチュエータを適切に駆動させることができなくなる。
本発明は、撮像装置からアクチュエータを含む光学機器に電力が供給される場合に、アクチュエータの駆動に起因するノイズの発生を低減しつつ適切にアクチュエータを駆動可能な制御装置を提供する。
本発明の一側面としての制御装置は、撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、被駆動部材を駆動する駆動手段を制御する。該制御装置は、撮像装置から光学機器に供給可能な電力に関する情報を取得する情報取得手段と、該情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流に基づいて、駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更する変更手段とを有し、該変更手段は、該情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流が所定値より大きい場合は該制御方式を該リニア制御方式に設定し、該所定値より小さい場合は該制御方式を該パルス幅変調制御に基づく方式に設定することを特徴とする。
また本発明の他の一側面としての制御装置は、撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、第1の被駆動部材を駆動する第1の駆動手段と第2の被駆動部材を駆動する第2の駆動手段とを制御する。該制御装置は、第1および第2の駆動手段のそれぞれの駆動状態を取得する駆動状態取得手段と、該駆動状態に応じて第1の駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更する変更手段とを有し、該変更手段は、該第1および第2の駆動手段のうち少なくとも一方の該駆動状態が所定の低速駆動状態である場合は該第1の駆動手段の制御方式を該リニア制御方式に設定し、該少なくとも一方の該駆動状態が所定の高速駆動状態である場合は該第1の駆動手段の制御方式を該パルス幅変調制御に基づく方式に設定することを特徴とする。
なお、上記制御装置を有する光学機器または撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
また本発明の他の一側面としての制御方法は、撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、被駆動部材を駆動する駆動手段を制御する方法である。該制御方法は、撮像装置から光学機器に供給可能な電力に関する情報を取得するステップと、該情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流に基づいて、駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更するステップとを有し、該情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流が所定値より大きい場合は該制御方式が該リニア制御方式に設定され、該所定値より小さい場合は該制御方式が該パルス幅変調制御に基づく方式に設定されることを特徴とする。
また本発明の他の一側面としての制御方法は、撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、第1の被駆動部材を駆動する第1の駆動手段と第2の被駆動部材を駆動する第2の駆動手段とを制御する方法である。該制御方法は、第1および第2の駆動手段のそれぞれの駆動状態を取得するステップと、該駆動状態に応じて第1の駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更するステップとを有し、前記第1および第2の駆動手段のうち少なくとも一方の前記駆動状態が所定の低速駆動状態である場合は前記第1の駆動手段の制御方式が前記リニア制御方式に設定され、前記少なくとも一方の前記駆動状態が所定の高速駆動状態である場合は前記第1の駆動手段の制御方式が前記パルス幅変調制御に基づく方式に設定されることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置から駆動手段を有する光学機器に電力が供給される場合に、駆動手段の駆動に起因するノイズの発生を低減しつつ適切に駆動手段を駆動することができる。
本発明の実施例1であるカメラシステムの構成を示す図。 実施例1におけるアクチュエータの駆動機構を示す図。 実施例1におけるアクチュエータの制御方式を示す図。 実施例1における供給可能電力を示す図。 実施例1における制御方式変更処理を示すフローチャート。 本発明の実施例2であるカメラシステムの構成を示す図。 実施例2における回路構成を示す図。 実施例2における制御方式設定処理を示すフローチャート。 本発明の実施例3における制御方式設定処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1であるレンズ交換式カメラシステム10の構成を示す。カメラシステム10は、撮像装置であるカメラ本体200とこれに対して着脱可能な光学機器としてのレンズ装置100とにより構成されている。
レンズ装置100は、被写体からの光を結像させる撮像光学系101を有する。撮像光学系101は、像倍率が固定の単焦点レンズである。撮像光学系101は、被写界深度の調節に際して開口径を変化させる開口絞り102や、被写体像の焦点調節に際して撮像光学系101の光軸に沿って移動するフォーカスレンズ103を有する。
レンズ装置100は、レンズ制御部104、フォーカス駆動部110、絞り駆動部107およびレンズメモリ105を有する。レンズ制御部104は、CPUや内部メモリを有するコンピュータであり、絞り制御部106および制御方式変更部108を内包している。またレンズ制御部104は、カメラ本体200に設けられたカメラ制御部207と通信を行う通信手段としても機能する。レンズ制御部104は、カメラ制御部207から、開口絞り102やフォーカスレンズ103の駆動命令を受信したり、カメラ本体200からレンズ装置100に供給可能な電力に関する情報(以下、電力情報という)を受信したりする。レンズ制御部104は、情報取得手段および制御装置に相当する。
レンズメモリ105は、ROMやRAM等で構成されており、各種情報、例えば開口絞り102の開口径に対する被写界深度の情報やフォーカスレンズ103の位置に対する被写体距離の情報を記憶している。
フォーカス制御部109は、カメラ制御部207からのフォーカス駆動命令に応じてフォーカス駆動部(第1の駆動手段)110の駆動を制御する。フォーカスアクチュエータおよびそのドライバを含むフォーカス駆動部110は、フォーカス制御部109からの駆動指示に従って駆動され、被駆動部材であるフォーカスレンズ103を移動させる。フォーカス駆動部110はリニア制御方式とパルス幅変調制御(PWM)方式での駆動の制御が可能である。フォーカス制御部109は、変更手段としての制御方式変更部108から通知された制御方式でフォーカス駆動部110の駆動を制御する。制御方式変更部108は、レンズ制御部104がカメラ制御部207から受信した電力情報に応じて、フォーカス制御部109に指示するフォーカス駆動部110の制御方式を変更(設定)する。フォーカス駆動部110の制御方式を変更する処理についての詳細は後述する。
絞り制御部106は、カメラ制御部207からの絞り駆動命令に応じて絞り駆動部(第2の駆動手段)107の駆動を制御する。絞りアクチュエータおよびそのドライバを含む絞り駆動部107は、絞り制御部106からの駆動指示に従って、被駆動部材である開口絞り102を駆動する。
カメラ本体200は、撮像素子201、信号処理部202、記録処理部203、電子ファインダ204、表示部205、デフォーカス検出部206、カメラ制御部207、カメラメモリ208および電源部209を有する。
撮像素子201は、撮像光学系101により形成された被写体像(光学像)を光電変換して電気信号としての撮像信号を生成し、信号処理部202に出力する。撮像素子201は、撮像信号を生成するための撮像用画素に加えて、焦点検出用の信号を生成するための焦点検出用画素を有する。
信号処理部202は、入力された撮像信号に対して、増幅、ノイズ除去および色補正等の各種処理を行って画像信号を生成し、これを記録処理部203に出力する。記録処理部203は、入力された画像信号を記録する。また信号処理部202は、画像信号を電子ファインダ204やカメラ制御部207にも出力する。電子ファインダ204は、画像信号に対応する画像を表示させる。カメラ制御部207は、画像信号を表示部205に出力して画像信号に対応する画像を表示させる。表示部205は、画像を表示する機能に加えて、ユーザがISO感度や被写界深度等の撮像条件を設定するためのタッチ操作機能を有する。
デフォーカス検出部206は、撮像素子201の焦点検出用画素からの信号(対の像信号)を用いて被写体像の焦点状態を検出する。具体的には、対の像信号に対して相関演算を行ってこれらの位相差を算出し、さらに該位相差からデフォーカス量を算出してこれをカメラ制御部207に出力する。
カメラ制御部207は、CPUや内部メモリ等を有するコンピュータであり、カメラメモリ208に記憶されたコンピュータプログラムを読み出し、該プログラムに従ってオートフォーカス(AF)制御を行う。この際、カメラ制御部207は、AF制御に必要なフォーカスレンズ103の位置やフォーカス敏感度を示す情報をレンズ制御部104から受信し、これらの情報とデフォーカス量とからフォーカスレンズ103の駆動量を算出してこれを含むフォーカス駆動命令をレンズ制御部104に送信する。前述したようにレンズ制御部104内のフォーカス制御部109は、受信したフォーカス駆動命令に応じてフォーカス駆動部110の駆動を制御してフォーカスレンズ103を合焦状態が得られる位置に移動させる。これにより、位相差検出方式AFが行われる。
電源部209は、バッテリを有し、カメラ本体200内の各部を動作させるための電力を供給するとともに、レンズ装置100に対しても電力を供給する。カメラ制御部207は、電源部209から取得したバッテリ残量に基づいてレンズ装置100に供給可能な電力(以下、供給可能電力という)を算出し、該供給可能電力に関する電力情報をレンズ制御部104に送信する。バッテリ残量と供給可能電力との関係の詳細については後述する。また電力情報は、供給可能電力の値を直接示すものであってもよいし、供給可能電力が複数のレベルのうちどのレベルかを示すものや供給可能電力への変換が可能なものであってもよい。また供給可能電力に関する情報として、供給可能電流を示す情報であってもよい。
さらにカメラ制御部207は、表示部205を通じてユーザにより設定された被写界深度等の撮像条件に応じて絞り駆動命令を生成し、これをレンズ制御部104に送信する。前述したようにレンズ制御部104内の絞り制御部106は、受信した絞り駆動命令に応じて絞り駆動部107の駆動を制御して開口絞り102を駆動する。
図2を用いて、フォーカス駆動部110によるフォーカスレンズ103の駆動について説明する。フォーカス駆動部110は、フォーカスアクチュエータとしてのステッピングモータとドライバとを含む。ステッピングモータの出力軸は、リードスクリュー302に連結されている。リードスクリュー302には、フォーカスレンズ103に設けられたラック303が係合している。フォーカス制御部109からの駆動指示を受けたドライバがステッピングモータを回転駆動すると、リードスクリュー302が回転し、これに係合するラック303とともにフォーカスレンズ103が光軸に沿って移動する。なお、フォーカスアクチュエータとして、振動型モータやボイスコイルモータ等、ステッピングモータ以外のアクチュエータを用いてもよい。
図3(a),(b)はそれぞれ、フォーカス制御部109がフォーカス駆動部110の駆動を制御するときに用いるリニア制御方式(第1の制御方式)とパルス幅変調制御方式(第2の制御方式)を示している。各制御方式においてフォーカス駆動部110のドライバからステッピングモータに出力される信号は互いに位相が90°ずれた2相の信号であるが、これらの信号に位相が異なる以外の差異はないため、図には1相の信号のみを示している。
図3(a)に示すリニア制御方式では、ドライバからの出力信号401は、その振幅が+V~-Vの間で変動する正弦波信号である。-Vはマイナスの電圧を意味するのではなく、+Vと逆方向の電圧を意味する。一方、図3(b)に示すパルス幅変調制御方式では、ドライバからのパルス信号402は、その振幅が0V~+Vと0V~-Vとで変動する。パルス信号402の出力周期Tは一定であり、周期T内でのパルス信号401の時間幅を変化させることで、破線で示すような疑似正弦波403が生成される。パルス幅変調制御方式は、リニア制御方式に比べて、フォーカス駆動部110の駆動により発生するノイズが多いものの消費電力が少ない。逆に、リニア制御方式は、パルス幅変調制御方式に比べて、消費電力は多いが、フォーカス駆動部110の駆動により発生するノイズが少ない。
図4は、カメラ制御部207が電源部209から読み出したバッテリ残量に対してレンズ制御部104に送信する電力情報の例を示している。カメラ制御部207は、バッテリ残量が50%以上であるときは電力情報として「A(レベル)」をレンズ制御部104に送信し、バッテリ残量が50%未満であるときは電力情報として「B(レベル)」をレンズ制御部104に送信する。レンズ制御部104は、Aレベルを示す電力情報から供給可能電力が例えば6Wであることを認識でき、Bレベルを示す電力情報から供給可能電力が例えば3Wであることを認識できる。
図5のフローチャートは、制御方式変更部108がフォーカス制御部109に指示する制御方式を設定(変更)する処理を示している。図において、Sはステップを意味する。制御方式変更部108は、レンズ装置100の起動(給電開始)時、カメラ制御部207からのフォーカス駆動命令の受信時およびカメラ本体200におけるバッテリ残量の変動時等において、コンピュータプログラムに従って本処理を開始する。
ステップ501では、制御方式変更部108は、カメラ制御部207から電力情報を受信(取得)したか否かを判定し、受信した場合はステップ502に進み、受信していない場合はステップ504に進む。
ステップ502では、制御方式変更部108は、受信した電力情報が示す供給可能電力がAレベルであるか否かを判定し、Aレベルである場合はステップ503に進み、そうでない(Bレベルである)場合はステップ504に進む。
ステップ503では、制御方式変更部108は、供給可能電力が十分であるため、フォーカス制御部109に、フォーカス駆動部110の制御方式としてリニア制御方式を設定するよう通知する。そして本処理を終了する。
一方、ステップ504では)制御方式変更部108は、供給可能電力が不明または不十分であるため、フォーカス制御部109に、フォーカス駆動部110の制御方式としてパルス幅変調制御方式を設定するよう通知する。そして本処理を終了する。
本実施例によれば、カメラ本体200からレンズ装置100への供給可能電力が所定値(バッテリ残量50%)以上であるときはフォーカス駆動部110の制御方式としてノイズがより少ないリニア制御方式が設定され、供給可能電力が所定値より低いときはフォーカス駆動部110の消費電力がより少ないパルス幅変調制御方式が設定される。これにより、撮像素子201からの撮像信号に重畳するおそれのあるノイズを低減しつつカメラ本体200からレンズ装置100への供給可能電力に応じて適切にフォーカスレンズ103を駆動することができる。
図6は、本発明の実施例2であるレンズ交換式カメラシステム10の構成を示す。なお、本実施例において実施例1と共通する構成要素については実施例と同符号を付して説明に代える。カメラシステム10は、実施例と同じ構成を有するカメラ本体200と、これに対して着脱可能であり、電流検出部111を有するレンズ装置100′とにより構成されている。
電流検出部111は、例えばシャント抵抗とアンプとにより構成されるIV変換アンプであり、絞り駆動部107とフォーカス駆動部110のそれぞれに流れる電流値を電圧値に変換してレンズ制御部104′内のA/Dコンバータ112に入力する。レンズ制御部104′内の制御方式変更部108は、A/Dコンバータ112からの出力電圧を用いて絞り駆動部107とフォーカス駆動部110のそれぞれの消費電力を算出する。
図7を用いて、電流検出部111とA/Dコンバータ112についてより詳細に説明する。電源部209から供給される電圧Vbatは、電流検出部111を介して絞り駆動部107とフォーカス駆動部110に印加される。各駆動部に流れる電流(消費電流)と各駆動部での消費電力は、以下の手順で算出することができる。絞り駆動部107とフォーカス駆動部110の消費電流と消費電力の算出手順は同じであるため、ここでは絞り駆動部107の消費電流と消費電力の算出手順を説明する。
絞り駆動部107に電流が流れると、シャント抵抗R1によって差動電圧Viが生じる。差動電圧Viは、アンプが持つゲインによりG倍に増幅された出力電圧VoとしてA/Dコンバータ112に入力される。絞り駆動部107に流れる電流をIとするとき、出力電圧Voは以下の式(1)によって求められる。
出力電圧Vo=電流I×シャント抵抗R1×ゲインG (1)
A/Dコンバータ112で読み取られるA/D変換後の出力電圧Voは、後述する換算方法によって電流Iに換算される。
また、消費電力は電圧Vbatを抵抗R2と抵抗R3で分割した電圧VadをA/Dコンバータ112で読み取って電圧Vbatに換算した値と前述した電流Iとを乗算することで求められる。電圧Vadの電圧Vbatへの換算方法については後述する。A/Dコンバータ112に入力される電圧Vadは、以下の式(2)によって求められる。
電圧Vad=電圧Vbat×抵抗R2×(抵抗R2+抵抗R3) (2)
本実施例におけるA/Dコンバータ112は、0V~3.3Vまでを12bit(0~4095)で表すことができる。A/Dコンバータ112のLSB(Least Significant bit)、すなわち1bitあたりの電圧は、以下の式(3)で求めることができる。
LSB(A/D)=最大電圧÷(2^bit数-1) (3)
本実施例におけるA/Dコンバータ112の場合は、0.80586mV/LSBとなる。
次に出力電圧Voを電流Iに換算する方法について説明する。1bitあたりの電流Iは、前述した式(1)と(3)から以下の式(4)のように求められる。
LSB(電流I)=LSB(A/D)÷(シャント抵抗R1×ゲインG) (4)
例えば、シャント抵抗R1が10mΩ、ゲインGが100倍であるときの1bitあたりの電流Iは、0.80586mA/LSBとなる。
次に電圧Vadを電圧Vbatに換算する方法について説明する。1bit当たりの電圧Vbatの電圧値は、前述した式(2)と(3)から以下の式(5)のように求められる。
LSB(電圧Vbat)=LSB(A/D)÷{抵抗R2×(抵抗R2+抵抗R3)}
(5)
抵抗R2と抵抗R3がともに100kΩであるときの1bitあたりの電圧Vbatの電圧値は1.61172mV/LSBとなる。つまり、本実施例においてA/Dコンバータ112で検出された電流Iと電圧Vbatから求められる電力のLSBは、1.29882μW/LSBとなる。
このようにして絞り駆動部107とフォーカス駆動部110のそれぞれにける消費電流と消費電力を求めることができる。
なお、本実施例ではフィルタ回路を構成していないが、電流Iと電圧Vbatは変動するため、アナログフィルタをかけてもよく、A/Dコンバータ112の検出結果に対してデジタルフィルタをかけてもよい。またアナログフィルタとデジタルフィルタの両方をかけてもよい。
図8のフローチャートは、制御方式変更部108がフォーカス制御部109に指示する制御方式を設定(変更)する処理を示している。制御方式変更部108は、レンズ装置100の起動(給電開始)時、カメラ制御部207からのフォーカス駆動命令の受信時およびカメラ本体200におけるバッテリ残量の変動時等において、コンピュータプログラムに従って本処理を開始する。
ステップ801では、制御方式変更部108は、カメラ制御部207から電力情報を受信したか否かを判定し、受信した場合はステップ802に進み、受信していない場合はステップ813に進む。
ステップ802では、制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110が駆動中か否かを判定し、駆動中であればステップ803に進み、駆動中でない場合はステップ806に進む。
ステップ803では、制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110の現在の制御方式がパルス幅変調制御方式か否かを判定し、パルス幅変調制御方式であればステップ804に進み、そうでない(リニア制御方式である)場合はステップ805に進む。
ステップ804では、制御方式変更部108は、パルス幅変調制御方式でのフォーカス駆動部110の消費電力を内部メモリ(RAM)領域に保存し、ステップ806に進む。
ステップ805では、制御方式変更部108は、リニア制御方式でのフォーカス駆動部110の消費電力をRAM領域に保存し、ステップ806に進む。
ステップ806では、制御方式変更部108は、絞り駆動部107が駆動中か否かを判定し、駆動中であればステップ807に進み、駆動中でない場合はステップ808に進む。
ステップ807では、制御方式変更部108は、絞り駆動部107の消費電力をRAM領域に保存し、ステップ808に進む。
ステップ808では、制御方式変更部108は、カメラ制御部207から受信した電力情報が示す供給可能電力から、ステップ805でRAM領域に保存されたリニア制御方式での消費電力と絞り駆動部107の消費電力との加算値を減算する。そして、この減算結果をリニア制御方式における電力差分としてRAM領域に保存し、ステップ809へ進む。
ステップ809では、制御方式変更部108は、カメラ制御部207から受信した電力情報が示す供給可能電力から、ステップ804でRAM領域に保存されたパルス幅変調制御方式での消費電力と絞り駆動部107の消費電力との加算値を減算する。そして、この減算結果をパルス幅変調制御方式での電力差分としてRAM領域に保存し、ステップ810に進む。
ステップ810では、制御方式変更部108は、ステップ805でRAM領域に保存されたリニア制御方式での消費電力とステップ807でRAM領域に保存された絞り駆動部107の消費電力が共に0ではなく、かつステップ808でRAM領域に保存されたリニア制御方式での電力差分が所定値以上であるか否かを判定する。所定値は、例えば1W相当であり、具体的には電力差分が769,928bit以上であるか否かを判定する。制御方式変更部108は、電力差分が所定値以上であればステップ812に進み、所定値未満であればステップ811に進む。
ステップ811では、制御方式変更部108は、ステップ804でRAM領域に保存されたパルス幅変調制御方式の消費電力とステップ807でRAM領域に保存された絞り駆動部107の消費電力が共に0ではなく、かつステップ809でRAM領域に保存されたパルス幅変調制御方式での電力差分が所定値以上であるかどうかを判定する。所定値は、例えば3W相当であり、具体的には2,309,783it以上であるか否かを判定する。制御方式変更部108は、電力差分が所定値以上であればステップ812に進み、所定値未満であればステップ813に進む。
ステップ812では、制御方式変更部108は、供給可能電力と消費電力との差分が十分にあるため、フォーカス制御部109にフォーカス駆動部110の制御方式をリニア制御方式に設定するよう通知する。そして本処理を終了する。
ステップ813では、制御方式変更部108は、供給可能電力と消費電力との差分が十分ではない又は該差分を正しく求められないため、フォーカス制御部109にフォーカス駆動部110の制御方式をパルス幅変調制御方式に設定するよう通知する。そして本処理を終了する。
本実施例によれば、カメラ本体200からレンズ装置100への供給可能電力とレンズ装置100に設けられた複数の駆動部である絞り駆動部107とフォーカス駆動部110での合計の消費電力との差分が所定値以上であるときはフォーカス駆動部110の制御方式としてノイズがより少ないリニア制御方式が設定され、上記差分が所定値より低いときはフォーカス駆動部110の消費電力がより少ないパルス幅変調制御方式が設定される。これにより、撮像素子201からの撮像信号に重畳するおそれのあるノイズを低減しつつカメラ本体200からレンズ装置100への供給可能電力に応じて適切にフォーカスレンズ103を駆動することができる。
本実施例では、供給可能電力と消費電力との差分に応じてフォーカス駆動部110の制御方式を変更する場合について説明したが、このときの消費電力として所定時間で平均化した値を用いてもよい。また消費電力に代えて消費電流と供給可能電流との差分に応じてフォーカス駆動部110の制御方式を変更しても同様の効果が得られる。
次に、本発明の実施例3について説明する。本実施例では、レンズ装置100が有する複数の駆動部(絞り駆動部107とフォーカス駆動部110)のそれぞれの駆動状態に応じてフォーカス駆動部110の制御方式を変更する。なお、本実施例において実施例1と共通する構成要素については実施例と同符号を付して説明に代える。図9のフローチャートは、本実施例において制御方式変更部108がフォーカス制御部109に指示する制御方式を設定(変更)する処理を示している。制御方式変更部108は、コンピュータプログラムに従って本処理を開始する。レンズ制御部104は、駆動状態取得手段として、フォーカス駆動部110と絞り駆動部107の駆動状態(駆動中、高速駆動状態、低速駆動状態および停止中)を取得する。
ステップ901では、制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110の駆動状態が駆動中か停止中かを判定し、駆動中であればステップ902に進み、停止中であればステップ906に進む。
ステップ902では、制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110が駆動中であることを示すフォーカス駆動中フラグをRAM領域に設定し、ステップ903へ進む。フォーカス駆動中フラグは、複数bitのフラグデータにおけるフォーカス駆動/停止bitを1にすることで設定される。
次にステップ903では、制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110の駆動状態が所定の高速駆動状態か所定の低速駆動状態か、すなわちフォーカスアクチュエータの駆動速度が所定速度以上か所定速度未満かを判定する。制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110の駆動状態が高速駆動状態であればステップ904に進み、低速駆動状態であればステップ905に進む。
ステップ904では、制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110が高速駆動状態であることを示すフォーカス高速駆動フラグをRAM領域に設定し、ステップ907に進む。フォーカス高速駆動フラグは、上記フラグデータにおけるフォーカス高速/低速bitを1とすることが設定される。
ステップ905では、制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110が低速駆動状態であることを示すフォーカス低速駆動フラグをRAM領域に設定し、ステップ907に進む。フォーカス低速駆動フラグは、フォーカス高速/低速bitを0とすることで設定される。
ステップ906では、制御方式変更部108は、フォーカス駆動部110が停止中であることを示すフォーカス停止フラグをRAM領域に設定し、ステップ907に進む。フォーカス停止フラグは、フォーカス駆動/停止bitを0とすることで設定される。
ステップ907では、制御方式変更部108は、絞り駆動部107の駆動状態が駆動中か停止中かを判定し、駆動中であればステップ908に進み、停止中であればステップ912に進む。
ステップ908では、制御方式変更部108は、絞り駆動部107が駆動中であることを示す絞り駆動中フラグをRAM領域に設定し、ステップ903に進む。絞り駆動中フラグは、上記フラグデータにおける絞り駆動/停止bitを1にすることで設定される。
次にステップ909では、制御方式変更部108は、絞り駆動部107の駆動状態が所定の高速駆動状態か所定の低速駆動状態か、すなわち絞りアクチュエータの駆動速度が所定速度以上か所定速度未満かを判定する。制御方式変更部108は、絞り駆動部107の駆動状態が高速駆動状態であればステップ910に進み、そうでなければステップ911に進む。
ステップ910では、制御方式変更部108は、絞り駆動部107が高速駆動状態であることを示す絞り高速駆動フラグをRAM領域に設定し、ステップ913に進む。絞り高速駆動フラグは、上記フラグデータにおける絞り高速/低速bitを1とすることが設定される。
ステップ911では、制御方式変更部108は、絞り駆動部107が低速駆動状態であることを示す絞り低速駆動フラグをRAM領域に設定し、ステップ913に進む。絞り低速駆動フラグは、絞り高速/低速bitを0とすることで設定される。
ステップ912では、制御方式変更部108は、絞り駆動部107が停止中であることを示す絞り停止フラグをRAM領域に設定し、ステップ913に進む。絞り停止フラグは、絞り駆動/停止bitを0とすることで設定される。
ステップ913では、制御方式変更部108は、絞り停止フラグもしくは絞り低速駆動フラグが設定されているか、またはフォーカス低速駆動フラグが設定されている場合はステップ914に進み、絞り高速駆動フラグまたはフォーカス高速駆動フラグが設定されている場合はステップ915に進む。
ステップ914では、制御方式変更部108は、フォーカス制御部109にフォーカス駆動部110の制御方式をリニア制御方式に設定するよう通知する。そして本処理を終了する。
ステップ915では、制御方式変更部108は、フォーカス制御部109にフォーカス駆動部110の制御方式をパルス幅変調制御方式に設定するよう通知する。そして、本処理を終了する。
本実施例によれば、絞り駆動部107とフォーカス駆動部110の駆動状態に応じてフォーカス駆動部110の制御方式を設定(変更)する。これにより、撮像素子201からの撮像信号に重畳するおそれのあるノイズを低減しつつレンズ装置100における各駆動部の駆動状態(つまりは消費電力)に応じて適切にフォーカスレンズ103を駆動することができる。
なお、上記各実施例ではレンズ装置のレンズ制御部が同じくレンズ装置のフォーカス駆動部の制御方式を設定する場合について説明したが、カメラ本体のカメラ制御部がレンズ装置のフォーカス駆動部の制御方式を通信を通じて設定するようにしてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 レンズ装置
104 レンズ制御部
108 制御方式変更部
109 フォーカス制御部
110 フォーカス駆動部
207 カメラ制御部
208 電源部

Claims (12)

  1. 撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、被駆動部材を駆動する駆動手段を制御する制御装置であって、
    前記撮像装置から前記光学機器に供給可能な電力に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流に基づいて、前記駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更する変更手段とを有し、
    前記変更手段は、前記情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流が所定値より大きい場合は前記制御方式を前記リニア制御方式に設定し、前記所定値より小さい場合は前記制御方式を前記パルス幅変調制御に基づく方式に設定することを特徴とする制御装置。
  2. 撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、被駆動部材を駆動する駆動手段を制御する制御装置であって、
    前記撮像装置から前記光学機器に供給可能な電力に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流に基づいて、前記駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更する変更手段とを有し、
    前記変更手段は、前記駆動手段の消費電力または消費電流を検出し、検出された前記消費電力と前記情報により示される供給可能な電力との差分または検出された前記消費電流と前記情報により示される供給可能な電流との差分が所定値より大きい場合は、前記制御方式を前記リニア制御方式に設定し、前記差分が前記所定値より小さい場合は、前記制御方式を前記パルス幅変調制御に基づく方式に設定することを特徴とする制御装置。
  3. 前記光学機器は前記駆動手段を複数有しており、
    前記消費電力または前記消費電流は、前記複数の駆動手段の合計の消費電力または消費電流であることを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  4. 前記パルス幅変調制御に基づく方式は、前記リニア制御方式よりも前記駆動手段の消費電力が小さい制御方式であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記供給可能な電力は、前記撮像装置のバッテリ残量に応じて変化することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、第1の被駆動部材を駆動する第1の駆動手段と第2の被駆動部材を駆動する第2の駆動手段とを制御する制御装置であって、
    前記第1および第2の駆動手段のそれぞれの駆動状態を取得する駆動状態取得手段と、
    前記駆動状態に応じて前記第1の駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更する変更手段とを有し、
    前記変更手段は、前記第1および第2の駆動手段のうち少なくとも一方の前記駆動状態が所定の低速駆動状態である場合は前記第1の駆動手段の制御方式を前記リニア制御方式に設定し、前記少なくとも一方の前記駆動状態が所定の高速駆動状態である場合は前記第1の駆動手段の制御方式を前記パルス幅変調制御に基づく方式に設定することを特徴とする制御装置。
  7. 前記変更手段は、前記第2の駆動手段の駆動状態が停止中である場合は前記第1の駆動手段の制御方式を前記リニア制御方式に設定することを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載の制御装置と、
    前記被駆動部材と、
    前記駆動手段とを有することを特徴とする光学機器。
  9. 請求項1からのいずれか一項に記載の制御装置を有し、
    前記光学機器との通信により前記駆動手段の制御方式を変更することを特徴とする撮像装置。
  10. 撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、被駆動部材を駆動する駆動手段を制御する制御方法であって、
    前記撮像装置から前記光学機器に供給可能な電力に関する情報を取得するステップと、
    前記情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流に基づいて、前記駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更するステップとを有し、
    前記情報により示される供給可能な電力または供給可能な電流が所定値より大きい場合は前記制御方式が前記リニア制御方式に設定され、前記所定値より小さい場合は前記制御方式が前記パルス幅変調制御に基づく方式に設定されることを特徴とする制御方法。
  11. 撮像装置に対して着脱が可能な光学機器に設けられた、第1の被駆動部材を駆動する第1の駆動手段と第2の被駆動部材を駆動する第2の駆動手段とを制御する制御方法であって、
    前記第1および第2の駆動手段のそれぞれの駆動状態を取得するステップと、
    該駆動状態に応じて前記第1の駆動手段の制御方式をリニア制御方式とパルス幅変調制御に基づく方式との間で変更するステップを有し、
    前記第1および第2の駆動手段のうち少なくとも一方の前記駆動状態が所定の低速駆動状態である場合は前記第1の駆動手段の制御方式が前記リニア制御方式に設定され、前記少なくとも一方の前記駆動状態が所定の高速駆動状態である場合は前記第1の駆動手段の制御方式が前記パルス幅変調制御に基づく方式に設定されることを特徴とする制御方法。
  12. 撮像装置に対して着脱が可能な光学機器を制御するコンピュータに、請求項1または1に記載の制御方法に従う処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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