JP7349772B2 - 外観と強度に優れる中空成形体 - Google Patents
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[1] 下記要件(A-1)~(A-2)を満たす高圧法低密度ポリエチレン(A)85質量部~50質量部と、下記要件(B-1)~(B-3)を満たす直鎖状低密度ポリエチレン(B)50質量部~15質量部とのポリマーブレンド(但し、(A)と(B)の合計を100質量部とする)を含有する層を少なくとも有し、前記ポリエチレン(A)とポリエチレン(B)とのポリマーブレンドがドライブレンド混合物であって、
前記ポリマーブレンドから得た、内容量780ccの円筒ボトル(直径7cm、円筒部高さ 14cm+ 肩部 6cm ボトル重量は39g 円筒部厚み 0.7mm)である中空成形体についてその円筒部を底から高さ3cm~12cmの範囲で平板上に切出し、パリソン押出方向に対して直行する方向(TD方向)が長片になるようにダンベル型引張試験片に加工しJIS K 7161-1-1に準拠して引張速度100mm/min、試験温度23℃で測定した、TD方向の引張弾性率(MPa)の値(α)と、
前記ポリマーブレンドから得た、内容量780ccの円筒ボトル(直径7cm、円筒部高さ 14cm+ 肩部 6cm ボトル重量は39g 円筒部厚み 0.7mm)である中空成形体についてその円筒部を底から高さ3cm~12cmの範囲で平板上に切出し、パリソン押出方向に対して直行する方向(TD方向)が長片になるようにJIS K 7160 タイプ4型試験片に加工し、23℃にて引張衝撃を測定して得た、TD方向の引張衝撃強度(kJ/m2)の値(β)とが、下記関係式(II)を満たすことを特徴とする、中空成形体:
(A-1)MFR(190℃、2.16kg荷重)が0.1~30g/10min、
(A-2)密度が910~935kg/m3、
(B-1)MFR(190℃、2.16kg荷重)が0.5~5g/10min、
(B-2)密度が902~938kg/m3、
(B-3)下記式(I)
(γ*)/(γ**)・・・(I)
((γ*)は、2.4×105Paの見かけのせん断応力になるせん断速度、(γ**)は4×104Paの見かけのせん断応力になるせん断速度を示す。)で求められる流動性指標が16.7以上、23以下である。
β≧-2.41×α+1200 ・・・ (II)。
β≧-2.41×α+1200 ・・・ (II)
本発明において、高圧法低密度ポリエチレン(A)(以下、単にポリエチレン(A)ということがある)とは、高圧法によるラジカル重合で製造されるポリエチレンであり、エチレン単独重合体もしくは微量(通常10質量%以下)の酢酸ビニルモノマーが共重合されている。
(A-1)MFR(190℃、2.16kg荷重)が0.1~30g/10min
(A-2)密度が910~935kg/m3
本発明に係る直鎖状低密度ポリエチレン(B)(以下、単にポリエチレン(B)ということがある)は、成形性および耐衝撃性に優れたポリエチレン(A)とブレンドして中空成形体を製造するに適した樹脂である。
(B-1)MFR(190℃、2.16kg荷重)が0.5~5g/10min、
(B-2)密度が902~938kg/m3、
(B-3)下記式(I)
(γ*)/(γ**)・・・(I)
((γ*)は、2.4×105Paの見かけのせん断応力になるせん断速度、(γ**)は4×104Paの見かけのせん断応力になるせん断速度を示す。)
で求められる流動性指標が16.7以上、23以下である。
ポリエチレン(B)の密度も、JIS K 7112に準拠して測定され、902~938kg/m3である。
ポリエチレン(A)とポリエチレン(B)とのポリマーブレンドにおける各量は、ポリエチレン(A)が85質量部~50質量部であり、ポリエチレン(B)が50質量部~15質量部(但し、(A)と(B)の合計を100質量部とする)である。すなわち、ポリエチレン(B)のポリエチレン(A)への混合割合は、15~50質量%である。該ポリエチレン(B)の混合割合は、好ましくは20~40質量%である。下限範囲を下回ると強度改質の効果が充分でなく、上限範囲を超えると成形時の肌荒れ発生や、樹脂圧上昇の問題が発生するが、この範囲であれば中空成形体の外観を悪化させず、かつ、衝撃強度に充分優れた中空成形体を得ることができる。また、ある程度の透明性を備えた中空成形体を製造することができる。
β≧-2.41×α+1200 ・・・ (II)
関係式(II)を満たすことによって、弾性率の割に衝撃強度が強く、製品剛性に優れながら落下等の衝撃に耐えられる中空成形体を得る事ができる。
JIS K 7210-1に準拠し、190℃、2.16kg荷重の条件下で測定した。
JIS K 7112に準拠し、MFR測定時に得られるストランドを100℃で1時間熱処理し、更に室温で1時間放置した後に密度勾配管法で測定した。
直鎖状低密度ポリエチレンを、JIS K 7199に従い、キャピラリーレオメーター(東洋精機製作所社製:商品名「キャピログラフ1B」、溶融時間6分、バレル径9.55mmφ)を用いてせん断速度と見かけのせん断応力を測定した。ノズル長さとノズル径はL=30mm、D=1mmのものを用い、測定温度は190℃であった。
グラフ化されたせん断速度と見かけのせん断応力の関係から2.4×105Paの見かけのせん断応力になるせん断速度(γ*)と、4×104Paの見かけのせん断応力になるせん断速度(γ**)を求め、算出した下記式(I)を流動性指標とした。
(γ*)/(γ**) (I)
中空成形体として、内容量780cc 円筒ボトル(直径7cm、円筒部高さ 14cm+ 肩部 6cm ボトル重量は39g 円筒部厚み 0.7mm)の円筒部を底から高さ3cm~12cmの範囲で平板上に切出し、パリソン押出方向に対して直行する方向(TD方向)が長片になるようにJIS K 7160 タイプ4型試験片に加工し、23℃にて引張衝撃を測定した。
引張衝撃強度の測定と同様の手法でボトル円筒部を平板上に切出し、パリソン押出方向に対して直行する方向(TD方向)が長片になるようにダンベル型引張試験片に加工しJIS K 7161-1-1に準拠して引張弾性率を測定した。引張速度100mm/min、試験温度23℃であった。
引張衝撃強度の測定と同様の手法でボトル円筒部を平板上に切出し、パリソン押出方向に対して直行する方向(TD方向)が長片になるように長方形の試験片を切り出し、JIS K 7136にしたがってヘイズを測定した。試験温度は23℃であった。
ポリエチレン(A)として旭化成株式会社製 商品名「サンテック M1920」(MFR 2.0g/10min、密度 921kg/m3)、ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP4030」(MFR 3.8g/10min、 密度938kg/m3)を70:30の質量比でタンブラーミキサーを用いてペレットブレンドしたものを原料として用いた。
次に、そのペレットを押出中空成形機(株式会社タハラ製 MSE-50)へと供給し、設定温度:C1/C2/C3/C4/A/H/D/L= 160/160/160/160/160/160℃、スクリュー回転数80rpmの条件でパリソンをダイス/コア=14/12mmで押出し、25℃に設定した金型を用いて中空成形体を製造した。中空成形体の形状は、内容量が780ccの円筒ボトル(直径7cm、円筒部長さ14cm+肩部6cm)でボトル重量は39gである。
得られた中空成形体は、肌荒れのない良好な製品外観であった。ボトル円筒部を切り出して平板上にし、引張弾性率、引張衝撃強度及びヘイズを測定した。ポリエチレン(B)の流動性指標および、引張衝撃強度と引張弾性率を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP2520」(MFR 1.9g/10min、密度 924kg/m3)を用いた以外は実施例1と同様の方法にて評価を実施した。結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP2020」を(MFR 2.3g/10min、密度 916kg/m3)用いた以外は実施例1と同様の方法にて評価を実施した。結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP0523A」(MFR 1.8g/10min、密度 909kg/m3)を用いた以外は実施例1と同様の方法にて評価を実施した。結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP0540」(MFR 3.8g/10min、密度 904kg/m3)を用い、ポリエチレン(A)とポリエチレン(B)の比率を90:10にした以外は実施例1と同様の方法にて評価を実施した。得られた中空成形体は引張弾性率の割に引張衝撃強度が弱かった。結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP0540」を用いた以外は実施例1と同様の方法にて評価を実施したが、中空成形時のパリソンに肌荒れが発生し、得られた中空成形体も表面が皺状の外観となり、製品外観としても実使用に耐えず、製品の厚みも不均一になるため、引張衝撃強度および引張弾性率の測定を実施しなかった。結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP0540」を用い、ポリエチレン(A)とポリエチレン(B)の比率を80:20にした以外は実施例1と同様の方法にて評価を実施したが、中空成形時のパリソンに肌荒れが発生し、得られた中空成形体も表面が皺状の外観となり、製品外観としても実使用に耐えず、製品の厚みも不均一になるため、引張衝撃強度および引張弾性率の測定を実施しなかった。結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP1540」を(MFR 3.8g/10min、密度 913kg/m3)用いた以外は比較例3と同様の方法にて評価を実施した結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP1520」(MFR 2.0g/10min、密度 913kg/m3)を用いた以外は比較例3と同様の方法にて評価を実施した結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP2540」を(MFR 3.8g/10min、密度 924kg/m3)用いた以外は比較例3と同様の方法にて評価を実施した結果を表1に示した。
ポリエチレン(B)として株式会社プライムポリマー社 商品名「エボリュー SP0510」(MFR 1.3g/10min、密度 904kg/m3)を用いた以外は比較例3と同様の方法にて評価を実施した結果を表1に示した。
Claims (2)
- 下記要件(A-1)~(A-2)を満たす高圧法低密度ポリエチレン(A)85質量部~50質量部と、下記要件(B-1)~(B-3)を満たす直鎖状低密度ポリエチレン(B)50質量部~15質量部とのポリマーブレンド(但し、(A)と(B)の合計を100質量部とする)を含有する層を少なくとも有し、前記ポリエチレン(A)とポリエチレン(B)とのポリマーブレンドがドライブレンド混合物であって、
前記ポリマーブレンドから得た、内容量780ccの円筒ボトル(直径7cm、円筒部高さ 14cm+ 肩部 6cm ボトル重量は39g 円筒部厚み 0.7mm)である中空成形体についてその円筒部を底から高さ3cm~12cmの範囲で平板上に切出し、パリソン押出方向に対して直行する方向(TD方向)が長片になるようにダンベル型引張試験片に加工しJIS K 7161-1-1に準拠して引張速度100mm/min、試験温度23℃で測定した、TD方向の引張弾性率(MPa)の値(α)と、
前記ポリマーブレンドから得た、内容量780ccの円筒ボトル(直径7cm、円筒部高さ 14cm+ 肩部 6cm ボトル重量は39g 円筒部厚み 0.7mm)である中空成形体についてその円筒部を底から高さ3cm~12cmの範囲で平板上に切出し、パリソン押出方向に対して直行する方向(TD方向)が長片になるようにJIS K 7160 タイプ4型試験片に加工し、23℃にて引張衝撃を測定して得た、TD方向の引張衝撃強度(kJ/m2)の値(β)とが、下記関係式(II)を満たすことを特徴とする、中空成形体:
(A-1)MFR(190℃、2.16kg荷重)が0.1~30g/10min、
(A-2)密度が910~935kg/m3、
(B-1)MFR(190℃、2.16kg荷重)が0.5~5g/10min、
(B-2)密度が902~938kg/m3、
(B-3)下記式(I)
(γ*)/(γ**)・・・(I)
((γ*)は、2.4×105Paの見かけのせん断応力になるせん断速度、(γ**)は4×104Paの見かけのせん断応力になるせん断速度を示す。)で求められる流動性指標が16.7以上、23以下である。
β≧-2.41×α+1200 ・・・ (II)。 - 前記ポリマーブレンドは、前記高圧法低密度ポリエチレン(A)が80質量部~60質量部、前記直鎖状低密度ポリエチレン(B)が20質量部~40質量部である、請求項1に記載の中空成形体。
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