JP7349667B2 - 画像表示装置およびそれを備える家具 - Google Patents

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Description

本開示は、透過モードで動作可能な画像表示装置およびそれを備える家具に関する。
特許文献1は、透明ディスプレイを備える表示機能付きショーケースを開示する。この透明ディスプレイは、商品に関する広告情報を表示できる。このように、透明ディスプレイを用いて広告を行うことによって、商品購入者は、商品と広告とを重畳的に見ることができる。
特開2003-125904号公報
本開示は、効率よく製造できる画像表示装置およびそれを備える家具を提供する。
本開示における画像表示装置は、表示パネルであって、画像を表示する画像表示モードと、前方から見た場合に前記表示パネルの背面側の物体が視認可能な透過状態となる透過モードとの切り替えが可能な表示パネルと、前記表示パネルの周辺に配置される電線と、前記表示パネルの前記縁部に沿って設けられる外枠部であって、前記電線を収容する第一収容空間と前記表示パネルの前記縁部を収容する第二収容空間とを有する外枠部と、を備える。
本開示における画像表示装置およびそれを備える家具によれば、効率よく製造できる。
図1は、実施の形態1に係る画像表示装置の、第一透過モードで動作している状態を示す外観斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る画像表示装置の、画像表示モードで動作している状態を示す外観斜視図である。 図3は、実施の形態1に係る画像表示装置の、第二透過モードで動作している状態を示す外観斜視図である。 図4は、実施の形態1に係る画像表示装置の、第一透過モードで動作している状態を示す分解斜視図である。 図5は、実施の形態1に係る画像表示装置の、第一透過モードで動作している状態を示す後方からの分解斜視図である。 図6は、図1のVI-VI線断面図である。 図7は、図1のVII-VII線断面図である。 図8は、図1のVIII-VIII線断面図である。 図9は、下モール部および右モール部を示す拡大図である。 図10は、上モール部および右モール部を示す拡大図である。 図11は、実施の形態2に係る画像表示装置の、第一透過モードで動作している状態を示す外観斜視図である。 図12は、実施の形態2に係る画像表示装置の、第一透過モードで動作している状態を示す後方からの分解斜視図である。 図13は、実施の形態2に係る画像表示装置の右板部の本体部を示す斜視図である。 図14は、実施の形態2に係る画像表示装置の右板部の近傍を示す正面図である。 図15は、図14のXV-XV線断面図である。 図16は、第二孔の近傍を示す拡大図である。 図17は、第一孔の近傍を示す拡大図である。 図18は、他の実施の形態に係る画像表示装置を示す断面図である。 図19は、その他の実施の形態に係る画像表示装置を示す断面図である。
本願発明者は、従来の表示機能付きショーケースに関し、以下の問題が生じることを見出した。上記従来の表示機能付きショーケースでは、透明ディスプレイと、透明ディスプレイを駆動する駆動回路とがフレキシブルテープにより電気的に接続されており、フレキシブルテープは枠部の内部に配置されている。このように配置されたフレキシブルテープは、表示機能付きショーケースを製造するときに、透明ディスプレイの縁部と接触する等して破損するおそれがある。フレキシブルテープが破損した場合、新たなフレキシブルテープを用いて、透明ディスプレイと駆動回路とを接続し直す必要があり、製造効率が低下してしまう。
本開示は、このような知見に基づいてなされたものであり、本願発明者が鋭意検討した結果、効率よく製造できる画像表示装置の構造についての着想を得た。
以下、適宜図面を参照しながら実施の形態を説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。たとえば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。また、各図は、必ずしも厳密に図示したものではない。
なお、本願発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下の実施の形態において、説明の便宜上、上下方向をZ軸方向と一致させ、前後方向をY軸方向と一致させ、左右方向をX軸方向と一致させているが、これら対応付けは、本開示に係る画像表示装置の製造時または使用時における姿勢を限定するものではない。また、以下の説明において、たとえば、X軸プラス側とは、X軸の矢印方向側を示し、X軸マイナス側とは、X軸プラス側とは反対側を示す。Y軸方向およびZ軸方向についても同様である。
さらに、以下の実施の形態において、平行および直交などの、2つの方向の相対的な姿勢を示す表現が用いられる場合があるが、これらの表現は、厳密にはその姿勢ではない場合も含む。たとえば、2つの方向が平行である、という場合、特に断りのない限り、当該2つの方向が完全に平行であることを意味するだけでなく、実質的に平行であること、すなわち、たとえば数%程度の差異を含むことも意味する。
<実施の形態1>
以下、図面を用いて実施の形態1について説明する。
[画像表示装置の構成]
図1は、実施の形態1に係る画像表示装置10の、第一透過モードで動作している状態を示す外観斜視図である。図2は、実施の形態1に係る画像表示装置10の、画像表示モードで動作している状態を示す外観斜視図である。図3は、実施の形態1に係る画像表示装置10の、第二透過モードで動作している状態を示す外観斜視図である。図4は、実施の形態1に係る画像表示装置10の、第一透過モードで動作している状態を示す分解斜視図である。図5は、実施の形態1に係る画像表示装置10の、第一透過モードで動作している状態を示す後方からの分解斜視図である。図6は、図1のVI-VI線断面図である。
図1、図4、図5および図6に示すように、本実施の形態に係る画像表示装置10は、表示パネル12と、枠部14と、照明部16と、電源部18と、パネル制御部19と、電線20と、導電性部材22とを備える。
(表示パネル)
図1から図3に示すように、表示パネル12は、画像を表示する画像表示モードと、前方から見た場合に、表示パネル12の背面側の物体が視認可能な透過状態となる透過モードとの切り替えが可能なディスプレイ装置であり、前方から見たとき矩形状である。具体的には、図6に示すように、表示パネル12は、有機EL(electro-luminescence)パネル24と、有機ELパネル24の背面側に配置される調光パネル26とを有する。なお、表示パネル12に表示される「画像」は、静止画および動画のいずれであってもよく、静止画および動画の両方を含む映像コンテンツであってもよい。
有機ELパネル24は、前面ガラス板28と、前面ガラス板28の背面側に配置されるOLED(organic light-emitting diode)パネル30とを有する。本実施の形態において、OLEDパネル30では、EL層と、EL層を挟む透明電極とを有する有機EL素子がマトリクス状に配列されており、画像(背景画像を含む)を表示しない領域は、一般的に透明と呼ばれる程度の光透過性を有している。
調光パネル26は、調光シート32と、調光シート32の前面側に配置される第一ガラス板34と、調光シート32の背面側に配置される第二ガラス板36とを有する。調光シート32は、所定の電圧の印加の有無により、光の透過および不透過を切替可能な部材である。調光シート32は、たとえば、電圧の印加の有無によって配向状態を変化させる液晶分子を含有する液晶層と、液晶層を挟む樹脂製のシートとで構成されている。
上記の有機ELパネル24と調光パネル26とが重ね合わされた構造を有する表示パネル12では、たとえば、図1に示すように、有機ELパネル24に画像を表示させず、かつ、調光シート32に所定の電圧を印加する(調光シート32をオンにする)ことで、表示パネル12の背面側の物体200が視認可能な第一透過モードとなる。また、図2に示すように、有機ELパネル24の画像表示領域の全域に画像202を表示させ、かつ、調光シート32に所定の電圧を印加しない(調光シート32をオフにする)ことで、画像表示モードとなる。さらに、図3に示すように、有機ELパネル24の画像表示領域の一部に部分画像204を表示させ、かつ、調光シート32をオン(透過)にすることによって、部分画像204を表示させつつ表示パネル12の背面側の物体200が視認可能な第二透過モードとなる。本実施の形態では、第一透過モードおよび第二透過モードが、透過モードに相当する。また、表示パネル12は、上記説明された構成要素の他、たとえば、反射防止フィルムなどの光学部材を備えてもよい。
(枠部)
図4および図5に示すように、枠部14は、表示パネル12の縁部に沿って設けられる部材であり、外枠部38と、外枠部38とは別体の内枠部40とを有する。
外枠部38は、表示パネル12を支持する部材であり、表示パネル12の上縁部に沿って設けられる上板部42、下縁部に沿って設けられる下板部44、左縁部に沿って設けられる左板部46、および右縁部に沿って設けられる右板部48を有する。外枠部38は、表示パネル12がやや後方に傾くように、表示パネル12を支持する。上板部42、下板部44、左板部46および右板部48はそれぞれ、板状である。上板部42、下板部44、左板部46および右板部48はそれぞれ、表示パネル12よりも前方および後方に突出する。上板部42および下板部44は、相互に平行に設けられ、左板部46および右板部48は、相互に平行に設けられる。
図4および図6に示すように、上板部42は、上板部42の下面に設けられる第一上溝部50および第二上溝部52を有する。第一上溝部50および第二上溝部52は、上板部42の肉厚内に形成される。具体的には、第一上溝部50および第二上溝部52は、上下方向における上板部42の肉厚T1(図4および図6参照)内に位置するように、形成される。
第一上溝部50は、表示パネル12の上縁部、表示パネル12の上縁部に取り付けられた上モール部68(後述)、および上モール部68の溝部82,84(後述)に収容された電線20を収容する溝部であって、表示パネル12の上縁部に沿って設けられる。第一上溝部50は、上方に凹み、かつ左右方向に延びる。第一上溝部50は、上板部42の左縁部から右縁部まで設けられる。
上板部42は、第一上溝部50内の空間に、表示パネル12の上縁部、表示パネル12の上縁部に取り付けられた上モール部68、および上モール部68の溝部82,84に収容された電線20を収容することによって、上板部42の肉厚T1内に、表示パネル12の上縁部、表示パネル12の上縁部に取り付けられた上モール部68、および上モール部68の溝部82,84に収容された電線20を収容する。このように、上板部42は、上板部42の肉厚T1内に、電線20を収容する第一収容空間と、表示パネル12の上縁部を収容する第二収容空間とを有し、当該第一収容空間および当該第二収容空間は、第一上溝部50内の空間である。
第二上溝部52は、照明部16を収容する溝部である。第二上溝部52は、第一上溝部50よりも後方において、上方に凹み、かつ左右方向に延びる。第二上溝部52は、上板部42の左縁部から右縁部まで設けられる。上板部42は、第二上溝部52内の空間に、照明部16を収容することによって、上板部42の肉厚T1内に、照明部16を収容する。
図7は、図1のVII-VII線断面図である。図4、図5および図7に示すように、下板部44は、底板部54、前壁部56、およびカバー部58を有する。底板部54は、左右方向に延びる。底板部54の上面には、電源部18およびパネル制御部19等が設けられる。前壁部56は、底板部54の前縁部に沿って設けられ、底板部54に固定される。前壁部56の前部60は、後部62に対して上方に突出する。前壁部56の後部62の上面には、表示パネル12の下縁部に取り付けられた下モール部70(後述)が配置される。カバー部58は、電源部18およびパネル制御部19等を覆うように、底板部54の上方に設けられる。カバー部58の前縁部は、前後方向において前壁部56の前部60と間隔を空けて設けられる。
下板部44は、前壁部56の前部60とカバー部58の前縁部との間に表示パネル12の下縁部を挿入し、前壁部56の後部62の上面に表示パネル12の下縁部に取り付けられた下モール部70を配置することによって、上下方向における下板部44の肉厚T2(図4および図7参照)内に、表示パネル12の下縁部および表示パネル12の下縁部に取り付けられた下モール部70を収容する。カバー部58の上面には、物体200(写真、人形、花瓶、玩具、模型、または絵画等)を載置可能であり、表示パネル12が透過モードで動作する場合、ユーザは、表示パネル12を介して、カバー部58の上面に載置された物体200を視認することができる。このように、画像表示装置10は、物体200等の種々の物体を載置可能な家具として用いることができる。なお、下板部44に収容される要素は、電源部18およびパネル制御部19には限定されず、たとえば、図示しないスピーカ装置、排気ファン、テレビチューナおよび光ディスクプレーヤ等が収容されてもよい。
図4に示すように、左板部46は、上板部42の左縁部と下板部44の左縁部とを連結し、右側面に設けられる左溝部64を有する。左溝部64は、左板部46の肉厚内に形成される。具体的には、左溝部64は、左右方向における左板部46の肉厚T3(図4参照)内に位置するように、形成される。左溝部64は、表示パネル12の左縁部、表示パネル12の左縁部に取り付けられた左モール部72(後述)、および左モール部72の溝部に収容された電線20を収容する溝部であって、表示パネル12の左縁部に沿って設けられる。左溝部64は、左方に凹み、かつ上下方向に斜め延びる。
左板部46は、左溝部64内の空間に、表示パネル12の左縁部、表示パネル12の左縁部に取り付けられた左モール部72、および左モール部72の溝部に収容された電線20を収容することによって、左板部46の肉厚T3内に、表示パネル12の左縁部、表示パネル12の左縁部に取り付けられた左モール部72、および左モール部72の溝部に収容された電線20を収容する。このように、左板部46は、左板部46の肉厚T3内に、電線20を収容する第一収容空間と、表示パネル12の左縁部を収容する第二収容空間とを有し、当該第一収容空間および当該第二収容空間は、左溝部64内の空間である。
図8は、図1のVIII-VIII線断面図である。図4および図8に示すように、右板部48は、上板部42の右縁部と下板部44の右縁部とを連結し、左側面に設けられる右溝部66を有する。右板部48は、左板部46と左右対称に設けられる。右溝部66は、右板部48の肉厚内に形成される。具体的には、右溝部66は、左右方向における右板部48の肉厚T4(図4および図8参照)内に位置するように、形成される。右溝部66は、表示パネル12の右縁部、表示パネル12の右縁部に取り付けられた右モール部74(後述)、および右モール部74の溝部98,100(後述)に収容された電線20を収容する溝部であって、表示パネル12の右縁部に沿って設けられる。右溝部66は、右方に凹み、かつ上下方向に斜め延びる。
右板部48は、右溝部66内の空間に、表示パネル12の右縁部、表示パネル12の右縁部に取り付けられた右モール部74、および右モール部74の溝部98,100に収容された電線20を収容することによって、右板部48の肉厚T4内に、表示パネル12の右縁部、表示パネル12の右縁部に取り付けられた右モール部74、および右モール部74の溝部98,100に収容された電線20を収容する。このように、右板部48は、右板部48の肉厚T4内に、電線20を収容する第一収容空間と、表示パネル12の右縁部を収容する第二収容空間とを有し、当該第一収容空間および当該第二収容空間は、右溝部66内の空間である。
上板部42、下板部44、左板部46、および右板部48の材料としては、たとえば、木材等を用いることができる。これによって、たとえば、木材で製造された家具等が設置された部屋の中で画像表示装置10が使用されるときに、インテリア性を損なうことを抑制できる。本実施の形態では、上板部42が上外枠部に相当し、下板部44が下外枠部に相当する。また、本実施の形態では、第一上溝部50、左溝部64、および右溝部66がそれぞれ、外枠溝部に相当する。
図4に示すように、内枠部40は、表示パネル12の縁部に取り付けられる部材である。内枠部40は、表示パネル12の上縁部に取り付けられる上モール部68、下縁部に取り付けられる下モール部70、左縁部に取り付けられる左モール部72、および右縁部に取り付けられる右モール部74を有する。
図4および図6に示すように、上モール部68は、表示パネル12の上縁部に沿って設けられる。上モール部68は、下方に向かって開口する断面略U字状の部材であり、表示パネル12の上縁部を挟むようにして、表示パネル12の上縁部に取り付けられる。上モール部68は、本体部76、前壁部78、後壁部80、および溝部82,84を有する。本体部76は、表示パネル12の上端面と対向し、表示パネル12の上端面に沿いかつ長尺状に設けられる。前壁部78は、本体部76の短手方向の一端部から表示パネル12側に突出し、前面ガラス板28の前面と対向するように設けられる。後壁部80は、本体部76の短手方向の他端部から表示パネル12側に突出し、第二ガラス板36の背面と対向するように設けられる。上モール部68は、前壁部78および後壁部80によって、表示パネル12を挟むように設けられる。溝部82,84は、電線20を収容する溝部である(図10参照)。溝部82,84は、本体部76における表示パネル12の上端面と対向する主面とは反対側の主面に設けられ、表示パネル12側に凹む。溝部82は、本体部76の長手方向に延び、本体部76の長手方向の一端部から他端部まで設けられる。言い換えると、溝部82は、表示パネル12の上縁部における上端面に沿って設けられる。溝部84は、本体部76の長手方向の一端部よりもやや中央よりの位置、および本体部76の長手方向の他端部よりもやや中央よりの位置に設けられる。溝部84は、溝部82と連通し、溝部82から後方に延びる。溝部82や溝部84に電線20が収容された状態において、上モール部68は、電線20と表示パネル12との間に位置する。
図4および図7に示すように、下モール部70は、表示パネル12の下縁部に沿って設けられる。下モール部70は、上方に向かって開口する断面略U字状の部材であり、表示パネル12の下縁部を挟むようにして、表示パネル12の下縁部に取り付けられる。下モール部70は、本体部86、前壁部88、および後壁部90を有する。本体部86は、表示パネル12の下端面と対向し、表示パネル12の下端面に沿いかつ長尺状に設けられる。前壁部88は、本体部86の短手方向の一端部から表示パネル12側に突出し、前面ガラス板28の前面と対向するように設けられる。後壁部90は、本体部86の短手方向の他端部から表示パネル12側に突出し、第二ガラス板36の背面と対向するように設けられる。下モール部70は、前壁部88および後壁部90によって、表示パネル12を挟むように設けられる。
図4に示すように、左モール部72は、表示パネル12の左縁部に沿って設けられる。左モール部72は、右方に向かって開口する断面略U字状の部材であり、表示パネル12の左縁部を挟むようにして、表示パネル12の左縁部に取り付けられる。左モール部72は、右モール部74と左右対称に設けられるので、後述する右モール部74の説明を参照することにより、左モール部72の詳細な説明を省略する。
図4および図8に示すように、右モール部74は、表示パネル12の右縁部に沿って設けられる。右モール部74は、左方に向かって開口する断面略U字状の部材であり、表示パネル12の右縁部を挟むようにして、表示パネル12の右縁部に取り付けられる。右モール部74は、本体部92、前壁部94、後壁部96、および溝部98,100を有する。本体部92は、表示パネル12の右端面と対向し、表示パネル12の右端面に沿いかつ長尺状に設けられる。前壁部94は、本体部92の短手方向の一端部から表示パネル12側に突出し、前面ガラス板28の前面と対向するように設けられる。後壁部96は、本体部92の短手方向の他端部から表示パネル12側に突出し、第二ガラス板36の背面と対向するように設けられる。右モール部74は、前壁部94および後壁部96によって、表示パネル12を挟むように設けられる。溝部98,100は、電線20を収容する溝部である(図9および図10参照)。溝部98,100は、本体部92における表示パネル12の右端面と対向する主面とは反対側の主面に設けられ、表示パネル12側に凹む。溝部98は、本体部92の長手方向に延び、本体部92の長手方向の一端部から他端部まで設けられる。言い換えると、溝部98は、表示パネル12の右縁部における右端面に沿って設けられる。溝部100は、本体部92の長手方向の一端部および他端部に設けられる。溝部100は、溝部98と連通し、溝部98から後方に延びる。溝部98や溝部100に電線20が収容された状態において、右モール部74は、電線20と表示パネル12との間に位置する。
各モール部68,70,72,74は、たとえば、接着テープ等によって、表示パネル12の縁部に取り付けられる。また、本実施の形態では、各モール部68,70,72,74は、上板部42、下板部44、左板部46、および右板部48よりも柔軟性が高い材料で形成されている。各モール部68,70,72,74の材料としては、たとえば、ABS樹脂を用いることができる。また他に、各モール部68,70,72,74の材料として、たとえば、熱可塑性樹脂、エラストマー系樹脂を用いてもよい。各モール部68,70,72,74の材料として柔軟性が高い材料を用いることによって、各モール部68,70,72,74と表示パネル12とが接触することによる各モール部68,70,72,74および/または表示パネル12の破損を抑制できる。また、本実施の形態では、前壁部78および後壁部80が一対の壁部に相当し、同様に、前壁部88および後壁部90が一対の壁部に相当し、前壁部94および後壁部96が一対の壁部に相当する。また、本実施の形態では、溝部82、溝部84、溝部98、および溝部100がそれぞれ、内枠溝部に相当する。
(照明部)
図6に示すように、照明部16は、上板部42の下面において第二上溝部52に設けられ、上板部42に支持される。上述したように、表示パネル12は、有機EL素子および液晶などの微細な遮光要素が分散して配置されているため、透過モードで動作する場合であっても、光の透過率は、たとえば40%~50%程度である。したがって、たとえば、比較的に暗い環境に画像表示装置10が置かれた場合、ユーザは、表示パネル12の背面側にある物体200を明瞭に視認できない可能性がある。しかしながら、照明部16から出射される光により、表示パネル12の背面側(後方)にある物体200を照らすことができる。
照明部16は、光を放出する光源部102、および光源部102を上板部42の下面に取り付けるための支持部104を有する。照明部16は、第二上溝部52に埋設されており、これにより、表示パネル12が透過状態になった場合において、照明部16から出射された光が、画像表示装置10の前方に存在するユーザの目に直接的に入ることを抑制できる。光源部102は、左右方向に長尺状の基板106と、基板106に実装された複数のLED素子108とを有する。上記のように構成された照明部16により、下板部44に載置された1以上の物体200が照らされる。
(電源部)
図5に示すように、電源部18は、下板部44の内部に収容され、下板部44に支持される。電源部18は、表示パネル12、照明部16、およびパネル制御部19等に電力を供給する。電源部18は、1以上の回路基板、および、1以上の回路基板に実装された複数の電子部品等で構成されている。電源部18は、下板部44の厚みT2(Z軸方向の幅)内に収まるように、底板部54に沿う姿勢で配置されている。
(パネル制御部)
図5に示すように、パネル制御部19は、下板部44の内部に収容される。パネル制御部19は、いわゆるタイミングコントローラを構成しており、表示パネル12に表示される画像データを表示パネル12が有する各画素に分配するためのクロック信号等の各種信号を生成し、当該信号を表示パネル12に供給する。パネル制御部19は、下板部44の厚みT2(Z軸方向の幅)内に収まるように、底板部54に沿う姿勢で配置されている。
(電線)
図9は、下モール部70および右モール部74を示す拡大図である。図10は、上モール部68および右モール部74を示す拡大図である。図9および図10を参照して、本実施の形態では、電線20は、照明部16と電源部18とを電気的に接続する電線である。電線20は、表示パネル12の周辺に配置される。下板部44において電源部18に接続された電線20は、たとえば、表示パネル12の端面に沿って上方に延設され、照明部16に接続される。具体的には、たとえば、図9を参照して、電源部18に接続された電線20は、右モール部74の溝部100を通って溝部98へと配され、溝部98に沿って上方に配される。そして、図10を参照して、当該電線20は、右モール部74の溝部98から上モール部68の溝部82へと配され、上モール部68の溝部84を通って照明部16に接続される。このように、電線20を表示パネル12の右縁部に沿って上方に延設し、電源部18と照明部16とを電気的に接続できる。なお、電線20は、右モール部74の溝部100を通って照明部16に接続されてもよい。また、電線20の配線経路は、これに限定されず、たとえば、電線20を表示パネル12の左縁部に沿って延設してもよいし、上縁部に沿って延設(図6参照)してもよい。また、溝部82,84,98,100に収容される電線の数は、1本でもよいし、複数でもよい。電線の断面形状は、円形状に限らず、四角形状等でもよい。また、たとえば、溝部82,84,98,100の深さよりも電線の直径の方が大きく、電線の一部が溝部からはみ出た状態で、電線が溝部82,84,98,100に収容されていてもよい。電線20としては、たとえば、銅線等の導体を絶縁体で被覆した電線等が用いられる。
(導電性部材)
図9および図10に示すように、導電性部材22は、上モール部68の後壁部80の背面、左モール部72の後壁部の背面、および右モール部74の後壁部96の背面に設けられる。また、導電性部材22は、下モール部70の後壁部90に取り付けられるカバー部110の背面にも設けられる(図5参照)。これによって、画像表示装置10が帯電することを抑制できる。導電性部材22としては、たとえば、導電性テープや導電性フィラー等を用いることができる。
[効果等]
以上説明したように、本実施の形態に係る画像表示装置10は、表示パネル12と、電線20と、外枠部38とを備える。表示パネル12は、画像を表示する画像表示モードと、前方から見た場合に表示パネル12の背面側の物体200が視認可能な透過状態となる透過モードとの切り替えが可能である。電線20は、表示パネル12の周辺に配置される。外枠部38は、表示パネル12の縁部に沿って設けられ、電線20を収容する第一収容空間と表示パネル12の縁部を収容する第二収容空間とを有する。
この構成によれば、外枠部38は、電線20を収容する第一収容空間と表示パネル12の縁部を収容する第二収容空間とを有するので、電線20および表示パネル12の縁部を外枠部38に容易に収容できる。したがって、効率よく画像表示装置10を製造できる。また、電線20が外枠部38に収容されるので、ユーザから電線20が見えることを抑制できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10において、外枠部38は、外枠部38(上板部42、左板部46、右板部48)の肉厚内に形成される外枠溝部(第一上溝部50、左溝部64、右溝部66)を有し、第一収容空間および第二収容空間は、外枠溝部(第一上溝部50、左溝部64、右溝部66)内の空間である。
この構成によれば、電線20を収容する第一収容空間および表示パネル12の縁部を収容する第二収容空間は、外枠部38(上板部42、左板部46、右板部48)の肉厚内に形成される外枠溝部(第一上溝部50、左溝部64、右溝部66)内の空間である。したがって、電線20および表示パネル12の縁部を外枠溝部(第一上溝部50、左溝部64、右溝部66)に収容することによって、電線20および表示パネル12の縁部を外枠部38(上板部42、左板部46、右板部48)の肉厚内に容易に収容でき、さらに効率よく画像表示装置10を製造できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10において、電線20は、表示パネル12の縁部に沿って延設され、さらに、電線20と表示パネル12の縁部との間に設けられかつ外枠部38とは別体である内枠部40を備える。
この構成によれば、表示パネル12の縁部と電線20との間に内枠部40が設けられるので、ユーザから電線20が見えることをさらに抑制できるとともに、電線20が表示パネル12の縁部と接触して破損することを抑制できるので効率よく画像表示装置10を製造できる。また、内枠部40が外枠部38と別体であるので、外枠部38を取り付ける前に内枠部40と電線20とを容易に設置できる。たとえば、表示パネル12を上板部42、下板部44、および左板部46で支持した状態において、右板部48を取り付ける前に、右モール部74を表示パネル12の右縁部に取り付け、その後、電線20を表示パネル12の右縁部に沿って延設できる。このように、右板部48を取り付ける前に、右モール部74および電線20を設置できるので、作業がしやすく電線20を容易に設置でき、さらに効率よく画像表示装置10を製造できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10において、内枠部40は、電線20を収容する溝部82,84,98,100を有する。溝部82,98,84,100は、表示パネル12側に凹みかつ表示パネル12の縁部に沿って設けられる。
この構成によれば、電線20を溝部82,98,84,100に収容することによって、ユーザから電線20が見えることをさらに抑制できる。また、電線20を溝部82,98,84,100に沿って配線することによって、電線20を表示パネル12の縁部に沿って容易に延設でき、さらに効率よく画像表示装置10を製造できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10において、内枠部40は、表示パネル12側に突出しかつ前後方向において表示パネル12の縁部を挟むように設けられる前壁部78および後壁部80、前壁部88および後壁部90、ならびに前壁部94および後壁部96をさらに有する。
この構成によれば、前壁部78および後壁部80で表示パネル12を挟むことによって、上モール部68を表示パネル12の上縁部に容易に取り付けることができ、さらに効率よく画像表示装置10を製造できる。同様に、前壁部88および後壁部90で表示パネル12を挟むことによって、下モール部70を表示パネル12の下縁部に容易に取り付けることができ、前壁部94および後壁部96で表示パネル12を挟むことによって、右モール部74(左モール部72)を表示パネル12の右縁部(左縁部)に容易に取り付けることができる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10において、上モール部68、下モール部70、左モール部72、右モール部74は、上板部42、下板部44、左板部46、および右板部48よりも柔軟性が高い材料で形成されている。
この構成によれば、たとえば、上モール部68の幅が上板部42の第一上溝部50の幅よりもやや大きい場合でも、上モール部68を変形させることによって、上モール部68を上板部42の第一上溝部50に収容しやすくなり、さらに効率よく画像表示装置10を製造できる。他のモール部70,72,74についても同様である。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10は、さらに、内枠部40に設けられる導電性部材22を備える。
この構成によれば、導電性部材22を内枠部40とともに外枠部38に収容できるので、ユーザから導電性部材22が見えることを抑制できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10は、表示パネル12の後方を照らす照明部16と、電線20を介して照明部16に電気的に接続されかつ照明部16に電力を供給する電源部18とをさらに備え、外枠部38は、表示パネル12の上縁部に沿って設けられかつ照明部16を支持する上板部42と、表示パネル12の下縁部に沿って設けられかつ電源部18を支持する下板部44とを有する。
この構成によれば、照明部16から出射される光によって下板部44に載置された物体200を照らすことができるとともに、ユーザから電源部18と照明部16とを繋ぐ電線20が見えることを抑制できる。
<実施の形態2>
以下、図面を用いて実施の形態2について説明する。以下の説明では、実施の形態1に係る画像表示装置10との相違点を中心に説明する。
[画像表示装置の構成]
図11は、実施の形態2に係る画像表示装置10aの、第一透過モードで動作している状態を示す外観斜視図である。図11に示すように、本実施の形態に係る画像表示装置10aは、枠部14に代えて枠部14aを備える点において、画像表示装置10と異なる。枠部14aは、外枠部38に代えて外枠部38aを有する点において、枠部14と異なる。外枠部38aは、左板部46に代えて左板部46aを有し、右板部48に代えて右板部48aを有する点において、外枠部38と異なる。
左板部46aは、表示パネル12の左縁部に沿って設けられ、上板部42の左縁部と下板部44の左縁部とを連結する。右板部48aは、表示パネル12の右縁部に沿って設けられ、上板部42の右縁部と下板部44の右縁部とを連結する。左板部46aおよび右板部48aはそれぞれ、板状であり、表示パネル12よりも前方および後方に突出する。左板部46aおよび右板部48aは、相互に平行に設けられる。以下、左板部46aおよび右板部48aについて、説明する。
(左板部)
図12は、実施の形態2に係る画像表示装置10aの、第一透過モードで動作している状態を示す後方からの分解斜視図である。図12に示すように、左板部46aは、本体部120と、第一中空部122と、第二中空部123と、連通孔124と、挿通口126と、上蓋部128と、下蓋部130とを有する。第一中空部122および第二中空部123は、本体部120の肉厚内に形成される。具体的には、第一中空部122および第二中空部123は、左右方向における本体部120の肉厚T5(図12参照)内に位置するように、形成される。連通孔124は、第一中空部122と表示パネル12の背面側の背面空間とを連通させる孔であり、第一孔132と第二孔134とを有する。挿通口126は、第二中空部123と連通し、表示パネル12が挿通される部分である。左板部46aは、右板部48aと左右対称に設けられるので、後述する右板部48aの説明を参照することにより、左板部46aの詳細な説明を省略する。
(右板部)
図13は、実施の形態2に係る画像表示装置10aの右板部48aの本体部136を示す斜視図である。図14は、実施の形態2に係る画像表示装置10aの右板部48aの近傍を示す正面図である。図15は、図14のXV-XV線断面図である。
図12および図13に示すように、右板部48aは、本体部136と、第一中空部138と、第二中空部139と、連通孔140と、挿通口142と、上蓋部144と、下蓋部146とを有する。
図13に示すように、本体部136は、中空の板状であり、挿通口142には、表示パネル12が挿通される。図14に示すように、本体部136は、表示パネル12の右縁部に沿って、上下方向に延びる。また、図15に示すように、本体部136は、表示パネル12よりも前方および後方に突出する。たとえば、本体部136は、樹脂または金属の押し出し材によって形成される。具体的には、本体部136は、樹脂または金属を押し出し成形することによって形成される、押し出し成形品である。本体部136が金属の押し出し材によって形成されている場合には、画像表示装置10aが帯電することを抑制できる。また、本体部136が樹脂または金属の押し出し材によって形成されている場合には、たとえば、右板部48aの外表面には、木材を模したシートが貼り付けられる。これによって、木材で製造された家具等が設置された部屋の中で画像表示装置10aが使用されるときに、インテリア性を損なうことを抑制できる。このように、たとえば、右板部48aは、樹脂または金属の押し出し材を用いて構成される。
図13に示すように、第一中空部138は、本体部136の肉厚内に形成される。具体的には、第一中空部138は、左右方向における本体部136の肉厚T6(図12、図13および図15参照)内に位置するように、形成される。第一中空部138は、上下方向において本体部136を貫通しており、本体部136の一端部から他端部まで形成される。図14に示すように、第一中空部138は、表示パネル12の前方側から見たとき、表示パネル12の右縁部(図14のドット部分参照)に沿って上下方向に延在する。
また、図15に示すように、第一中空部138は、上方から見たとき、前後方向に延び、表示パネル12よりも後方に位置する。第一中空部138内の空間には、電線20が収容される。右板部48aは、第一中空部138内の空間に電線20を収容することによって、右板部48a(本体部136)の肉厚T6内に、電線20を収容する。このように、右板部48aは、右板部48a(本体部136)の肉厚T6内に、電線20を収容する第一収容空間を有し、当該第一収容空間は、第一中空部138内の空間である。
図13に示すように、第二中空部139は、本体部136の肉厚内に形成される。具体的には、第二中空部139は、左右方向における本体部136の肉厚T6(図12、図13および図15参照)内に位置するように、形成される。第二中空部139は、上下方向において本体部136を貫通しており、本体部136の一端部から他端部まで形成される。第二中空部139は、挿通口142の上端部よりも上方から挿通口142の下端部よりも下方まで形成されている。第二中空部139は、第一中空部138と隣り合っており、第二中空部139の上端部は、第一中空部138の上端部と連通する。
図15に示すように、第二中空部139は、上方から見たとき、前後方向に延び、第一中空部138の前方に位置する。第二中空部139と第一中空部138との間には、内壁部147が設けられている。なお、第二中空部139と第一中空部138との間に内壁部147が設けられていなくてもよく、第二中空部139と第一中空部138とは、一体的に形成されていてもよい。第二中空部139内の空間には、表示パネル12の右縁部、および表示パネル12の右縁部に取り付けられた右モール部74が収容される。具体的には、第二中空部139内の空間には、表示パネル12の右縁部の上端部から下端部までが収容されるととともに、表示パネル12の右縁部に取り付けられた右モール部74の上端部から下端部までが収容される。右板部48aは、第二中空部139内の空間に、表示パネル12の右縁部、および表示パネル12の右縁部に取り付けられた右モール部74を収容することによって、右板部48a(本体部136)の肉厚T6内に、表示パネル12の右縁部、および表示パネル12の右縁部に取り付けられた右モール部74を収容する。このように、右板部48aは、右板部48a(本体部136)の肉厚T6内に、表示パネル12の右縁部を収容する第二収容空間を有し、当該第二収容空間は、第二中空部139内の空間である。
図13に示すように、連通孔140は、第一中空部138と表示パネル12の背面側の背面空間とを連通させる孔であり、第一孔148と、第二孔150とを有する。表示パネル12の背面側の背面空間は、表示パネル12の背面側に位置する空間であり、たとえば、表示パネル12の背面側において、上板部42、下板部44の底板部54、左板部46a、および右板部48aで囲まれる空間である(図16および図17のS参照)。
第一孔148は、表示パネル12が挿通される挿通口142よりも後方、すなわち表示パネル12よりも後方において本体部136の上端部に形成される。第一孔148は、第一中空部138と連通し、本体部136の左側面を貫通する貫通孔である。図14に示すように、第一孔148は、表示パネル12の前方側から見たときの第一中空部138の延在方向(上下方向)において、第一中空部138の一端部(上端部)と、背面空間の一端部(上端部)とを連通させる。第一孔148は、表示パネル12の前方側から見たときの第一中空部138の延在方向(上下方向)において、第一中空部138の一端部(上端部)と、背面空間の一端部(上端部)とに接続される。
図13に示すように、第二孔150は、表示パネル12が挿通される挿通口142よりも後方、すなわち表示パネル12よりも後方において本体部136の下端部に形成される。第二孔150は、第一中空部138と連通し、本体部136の左側面を切り欠く貫通孔である。図14に示すように、第二孔150は、表示パネル12の前方側から見たときの第一中空部138の延在方向(上下方向)において、第一中空部138の他端部(下端部)と、背面空間の他端部(下端部)とを連通させる。第二孔150は、表示パネル12の前方側から見たときの第一中空部138の延在方向(上下方向)において、第一中空部138の他端部(下端部)と、背面空間の他端部(下端部)とに接続される。
図13に示すように、挿通口142は、第一孔148および第二孔150よりも前方に形成され、上下方向に斜めに延びる。挿通口142は、第二中空部139と連通し、本体部136の左側面を貫通する貫通孔である。図15に示すように、挿通口142には、表示パネル12が挿通され、第二中空部139には、表示パネル12の縁部、および表示パネル12の右縁部に取り付けられた右モール部74が収容される。
図12に示すように、上蓋部144は、第一中空部138および第二中空部139を上方から覆うように、本体部136の上縁部に取り付けられる。たとえば、本体部136の肉厚内にボルト穴が設けられ、上蓋部144は、ボルトを用いて本体部136に取り付けられる。
下蓋部146は、第一中空部138および第二中空部139を下方から塞ぐように、本体部136の下縁部に取り付けられる。たとえば、本体部136の肉厚内にボルト穴が設けられ、下蓋部146は、ボルトを用いて本体部136に取り付けられる。
(電線)
図16は、第二孔150の近傍を示す拡大図である。図17は、第一孔148の近傍を示す拡大図である。図15から図17を参照して、本実施の形態では、電線20は、照明部16と電源部18とを電気的に接続する電線である。電線20は、表示パネル12の周辺に配置される。下板部44において電源部18に接続された電線20は、たとえば、第一中空部138に収容されて上方に延設され、照明部16に接続される。具体的には、たとえば、図16を参照して、背面空間Sにおいて電源部18に接続された電線20は、第二孔150に挿通されて第一中空部138へと配され、図15に示すように、第一中空部138内を上方に配される。ここでは、第二孔150に樹脂製のプロテクタ152が取り付けられている。これによって、電線20が第二孔150と接触して破損することを抑制できる。そして、図17を参照して、当該電線20は、第一孔148に挿通されて表示パネル12の背面側の背面空間Sへと配され、照明部16に接続される。ここでは、第一孔148に樹脂製のプロテクタ154が取り付けられている。これによって、電線20が第一孔148と接触して破損することを抑制できる。このように、電線20を第一中空部138内の空間に収容して上方に延設し、電源部18と照明部16とを電気的に接続できる。なお、電線20の配線経路は、これに限定されず、たとえば、電線20を左板部46aの第一中空部122内の空間に収容し上方に延設してもよい。また、上板部の肉厚内に中空部を設け、電線20を上板部の中空部内の空間に収容してもよい。この場合、上板部を、樹脂または金属の押し出し材を用いて構成してもよい。また、下板部の肉厚内に中空部を設け、電線20を下板部の中空部内の空間に収容してもよい。この場合、下板部を、樹脂または金属の押し出し材を用いて構成してもよい。また、第一収容部138に収容される電線の数は、1本でもよいし、複数でもよい。電線の断面形状は、円形状に限らず、四角形状等でもよい。電線20としては、たとえば、銅線等の導体を絶縁体で被覆した電線等が用いられる。
[効果等]
以上説明したように、本実施の形態に係る画像表示装置10aにおいて、外枠部38aは、外枠部38a(左板部46a、右板部48a)の肉厚内に形成される第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)を有し、第一収容空間は、第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)内の空間である。
この構成によれば、電線20を収容する第一収容空間は、外枠部38a(左板部46a、右板部48a)の肉厚内に形成される第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)内の空間である。したがって、電線20を第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)内の空間に収容することによって、電線20を外枠部38a(左板部46a、右板部48a)の肉厚内に容易に収容でき、効率よく画像表示装置10aを製造できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10aにおいて、外枠部36a(左板部46a、右板部48a)は、さらに、第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)と表示パネル12の背面側の背面空間とを連通させる連通孔(連通孔124、連通孔140)を有する。
この構成によれば、表示パネル12の背面側の背面空間に設置された照明部16等に接続された電線20を、連通孔(連通孔124、連通孔140)を介して、第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)内の空間に容易に収容できる。したがって、さらに効率よく画像表示装置10aを製造できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10aにおいて、第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)は、表示パネル12の前方側から見たとき、表示パネル12の縁部に沿って延在し、連通孔(連通孔124、連通孔140)は、表示パネル12の前方側から見たときの第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)の延在方向の一端部と背面空間とを連通させる第一孔(第一孔132、第一孔148)と、表示パネル12の前方側から見たときの第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)の延在方向の他端部と背面空間とを連通させる第二孔(第二孔134、第二孔150)とを有する。
この構成によれば、表示パネル12の前方側から見たときの第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)の延在方向の一端部近傍に配置された照明部16と、第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)内の空間に収容された電線20とを、第一孔(第一孔132、第一孔148)を介して容易に接続できる。また、表示パネル12の前方側から見たときの第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)の延在方向の他端部近傍に配置された電源部18と、第一中空部(第一中空部122、第一中空部138)内の空間に収容された電線20とを、第二孔(第二孔134、第二孔150)を介して容易に接続できる。したがって、さらに効率よく画像表示装置10aを製造できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10aにおいて、外枠部38a(左板部46a、右板部48a)は、さらに、外枠部38a(左板部46a、右板部48a)の肉厚内に形成される第二中空部(第二中空部123、第二中空部139)と、第二中空部(第二中空部123、第二中空部139)と連通しかつ表示パネル12が挿通される挿通口(挿通口126、挿通口142)とを有し、第二収容空間は、第二中空部(第二中空部123、第二中空部139)内の空間である。
この構成によれば、表示パネル12を、挿通口(挿通口126、挿通口142)に挿通することによって、表示パネル12の縁部を、容易に第二中空部(第二中空部123、第二中空部139)内の空間(第二収容空間)に収容できる。したがって、さらに効率よく画像表示装置10aを製造できる。
また、本実施の形態に係る画像表示装置10aにおいて、外枠部38a(左板部46a、右板部48a)は、樹脂または金属の押し出し材を用いて構成されている。
この構成によれば、外枠部38a(左板部46a、右板部48a)を量産する際のコストの増加を抑制できるので、画像表示装置10aを量産する際のコストの増加を抑制できる。
<他の実施の形態等>
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これらに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
たとえば、図18に示すように、左モール部および右モール部74aは、中壁部112を有していてもよい。中壁部112は、本体部92aの短手方向の中央部近傍から表示パネル12側に突出する。前後方向に積層される有機ELパネル24と調光パネル26とで中壁部112を挟むように表示パネル12を設けることによって、有機ELパネル24と調光パネル26とを間隔を空けて配置することができる。これによって、有機ELパネル24および調光パネル26を効率よく放熱できる。右モール部74aは、右溝部66aに収容される。なお、上モール部および下モール部が中壁部を有していてもよい。本実施の形態では、有機ELパネル24および調光パネル26が2つのパネル部に相当する。
また、たとえば、本実施の形態に係る画像表示装置10または画像表示装置10aを家具に適用してもよい。具体的には、家の中で使用される棚等の家具と画像表示装置10または画像表示装置10aとが一体的に形成されていることによって、インテリア性が損なわれることを抑制できる。
上述した実施の形態では、表示パネル12が調光パネル26を有する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、表示パネル12bは、調光パネルを有していなくてもよい(図19参照)。この場合、たとえば、本体部92よりも短手方向の寸法が小さい本体部92bを有する右モール部74bが用いられ、右モール部74bは、右板部48bの右溝部66bに収容される。
上述した実施の形態1では、表示パネル12の縁部に沿って板状の外枠部38(上板部42、下板部44、左板部46および右板部48)が設けられる場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、表示パネル12の縁部に沿って角柱状等の外枠部が設けられてもよい。
上述した実施の形態2では、表示パネル12の縁部に沿って板状の外枠部38a(上板部42、下板部44、左板部46aおよび右板部48a)が設けられる場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、表示パネル12の縁部に沿って角柱状等の外枠部が設けられてもよい。
上述した実施の形態1では、外枠部38が、上板部42、下板部44、左板部46および右板部48を有する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、表示パネル12の左縁部に沿って電線20を延設しないとき、外枠部38は、左板部46を有していなくてもよい。上板部42、下板部44、および右板部48についても同様である。
上述した実施の形態2では、外枠部38aが、上板部42、下板部44、左板部46aおよび右板部48aを有する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、左板部46aの肉厚内に電線20を収容しないとき、外枠部38aは、左板部46aを有していなくてもよい。上板部42、下板部44、および右板部48aについても同様である。
上述した実施の形態1では、内枠部40が、上モール部68、下モール部70、左モール部72、および右モール部74を有する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、表示パネル12の左縁部に沿って電線20を延設しないとき、内枠部40は、左モール部72を有していなくてもよい。上モール部68、下モール部70、および右モール部74についても同様である。
上述した実施の形態2では、枠部14aが、内枠部40を有する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、枠部14aは、内枠部40を有していなくてもよい。
上述した実施の形態では、表示パネル12の下縁部に沿って電線20を延設しない場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、下モール部70の本体部86において表示パネル12の下端面と対向する主面とは反対側の主面に溝部を設け、当該溝部に電線20を収容することによって、表示パネル12の下縁部に沿って電線20を延設してもよい。
上述した実施の形態1では、電線20が、表示パネル12の端面に沿って延設される場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、電線20は、表示パネル12の縁部において、表示パネル12の前面や表示パネル12の背面に沿って延設されてもよい。
上述した実施の形態では、溝部82,84が、上モール部68の本体部76に設けられる場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、電線20を収容する溝部は、上モール部68の前壁部78の前面に設けられてもよく、後壁部80の背面に設けられてもよい。下モール部70、左モール部72および右モール部74についても同様である。
上述した実施の形態では、上モール部68が、前壁部78、後壁部80、および溝部82,84を有する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、上モール部68は、前壁部78、後壁部80、および溝部82を有していなくてもよい。下モール部70、左モール部72および右モール部74についても同様である。
上述した実施の形態では、電線20が照明部16と電源部18とを電気的に接続する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、上板部42にスピーカおよび/または無線モジュール等が設けられ、電線20は、スピーカおよび/または無線モジュール等と電源部18とを電気的に接続してもよい。
上述した実施の形態では、電源部18が、下板部44の内部に収容される場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、電源部は、下板部44の内部に収容されていなくてもよく、下板部44の外部に設けられていてもよい。この場合、たとえば、電源部は、電源ボックス等に収容されていてもよい。また、たとえば、電源部は、第一中空部122内、第二中空部123内、第一中空部138内、または第二中空部139内に設けられてもよい。
上述した実施の形態では、調光パネル26が、調光シート32の前面側に配置される第一ガラス板34と、調光シート32の背面側に配置される第二ガラス板36とを有する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、調光パネルは、第一ガラス板34および第二ガラス板36に代えて、調光シートの前面側に配置される第一樹脂板と、調光シートの背面側に配置される第二樹脂板とを有していてもよい。
上述した実施の形態では、外枠部38,38aが、表示パネル12がやや後方に傾くように、表示パネル12を支持する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、外枠部は、表示パネル12が前後方向に傾かないように、表示パネル12を支持してもよい。
上述した実施の形態1では、左溝部64および右溝部66が、上下方向に斜めに延びる場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、左溝部および右溝部は、上下方向に斜めに延びず、上下方向に平行に延びてもよい。
上述した実施の形態2では、挿通口126および挿通口142が、上下方向に斜めに延びる場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、挿通口は、上下方向に斜めに延びず、上下方向に平行に延びてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、テレビジョン受像機、モニタディスプレイ、または、デジタルサイネージなどの画像表示装置に適用可能である。
10,10a 画像表示装置
12 表示パネル
14,14a 枠部
16 照明部
18 電源部
19 パネル制御部
20 電線
22 導電性部材
38,38a 外枠部
40 内枠部
42 上板部
44 下板部
46,46a 左板部
48,48a 右板部
50 第一上溝部
64 左溝部
66 右溝部
68 上モール部
70 下モール部
72 左モール部
74 右モール部
78,88,94 前壁部
80,90,96 後壁部
82,84,98,100 溝部
112 中壁部
120,136 本体部
122,138 第一中空部
123,139 第二中空部
124,140 連通孔
126,142 挿通口
132,148 第一孔
134,150 第二孔

Claims (3)

  1. 表示パネルであって、画像を表示する画像表示モードと、前方から見た場合に前記表示パネルの背面側の物体が視認可能な透過状態となる透過モードとの切り替えが可能な表示パネルと、
    前記表示パネルの周辺に配置される電線と、
    前記表示パネルの縁部に沿って設けられる外枠部であって、前記電線を収容する第一収容空間と前記表示パネルの前記縁部を収容する第二収容空間とを有する外枠部と、
    前記電線に接続され、かつ、前記表示パネルの後方を照らす照明部と、を備え、
    前記外枠部は、前記外枠部の肉厚内に形成される外枠溝部及び照明溝部を有し、
    前記第一収容空間および前記第二収容空間は、前記外枠溝部内の空間であり、
    前記照明部は、前記照明溝部内の空間に収容されており、
    前記外枠溝部と前記照明溝部とは前後方向で並んで配置されており
    前記電線は、前記表示パネルの前記縁部に沿って延設され、
    さらに、前記電線と前記表示パネルの前記縁部との間に設けられかつ前記外枠部とは別体である内枠部を備え、
    前記内枠部は、前記電線を収容する内枠溝部であって、前記表示パネル側に凹みかつ前記表示パネルの前記縁部に沿って設けられる内枠溝部を有する、
    像表示装置。
  2. さらに、前記電線を介して前記照明部に電気的に接続されかつ前記照明部に電力を供給する電源部を備え、
    前記外枠部は、前記表示パネルの上縁部に沿って設けられかつ前記照明部を支持する上外枠部と、前記表示パネルの下縁部に沿って設けられかつ前記電源部を支持する下外枠部とを有する、
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像表示装置を備える家具。
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