JP2003125904A

JP2003125904A - 表示機能付きショーケース

Info

Publication number: JP2003125904A
Application number: JP2001326817A
Authority: JP
Inventors: Takashi Inoue; 孝井上
Original assignee: Denso Corp
Current assignee: Denso Corp
Priority date: 2001-10-24
Filing date: 2001-10-24
Publication date: 2003-05-07

Abstract

(57)【要約】【課題】販売する商品を陳列するショーケースであっ
て、広告を行いたい商品の近傍でその商品の広告を適切
に行うことができるようにする。【解決手段】内部に商品が陳列され、外部より商品を
見ることができる透明パネルを備えた表示機能付きショ
ーケースであって、透明パネルに配置された透明ディス
プレイからなり、商品に関する広告情報を表示できる広
告表示部を設け、透明パネルにおいて広告情報が表示さ
れる位置を変更できるように構成する。また、広告表示
部を透明パネルより小さく、かつ、透明パネルに沿って
移動可能に構成し、広告表示部を移動させて広告情報の
表示位置を変更する。透明パネルは、ＥＬ素子を用いた
透明ＥＬディスプレイを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、内部に商品を陳列
するとともに、表示機能を備えたショーケースに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】小売店等で消費者に見えるように多数の
商品をショーケースに並べ、消費者が好みの商品を選択
し、その料金を支払うことにより売買が成立するビジネ
ス形態では、商品の広告にテレビ、ラジオ、雑誌等のマ
スメディアを利用することが多い。このような場合、商
品の広告を見る場所とその商品が販売されている場所と
は離れていることが一般的である。このため、広告によ
って消費者は購入意欲が出たとしても、その場で商品を
購入することができない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】商品を販売している現
場における広告方法としては、ポスター等を用いる方法
が一般的である。ところが、このような広告方法では広
告の表示位置が固定されてしまい、広告を行いたい商品
の近傍でその商品に対応した広告を行うことが難しいと
いう問題があった。

【０００４】本発明は、上記点に鑑み、販売する商品を
陳列するショーケースであって、広告を行いたい商品の
近傍でその商品の広告を適切に行うことを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明では、内部に商品が陳列さ
れ、外部より商品を見ることができる透明パネルを備え
た表示機能付きショーケースであって、透明パネルに配
置された透明ディスプレイからなり、商品に関する広告
情報を少なくとも表示できる表示部を備え、透明パネル
において広告情報が表示される位置は、変更できるよう
に構成されていることを特徴としている。

【０００６】このように、透明ディスプレイを用いて広
告を行うことで、ショーケースの透明パネルを利用して
広告を行うことができ、商品購入者は商品と広告を重畳
的に見ることができる。このとき、広告表示の位置を変
更可能とすることで、広告を行いたい商品の近傍でその
商品の広告を適切に行うことができる。これにより、そ
の商品の広告を直接的に行うことができ、広告効果を高
めることができる。

【０００７】また、請求項２に記載の発明のように、表
示部は透明パネルより小さく、かつ、透明パネルに沿っ
て移動可能に構成されており、表示部を移動させること
で、広告情報の表示位置を変更することができる。

【０００８】このように、表示部を移動可能な構成とす
ることで、ショーケースの透明パネルより小さい透明デ
ィスプレイを有効に利用することができ、大きな透明デ
ィスプレイを用意する必要がない。

【０００９】また、請求項３に記載の発明のように、表
示部は、複数設けられているとともに透明パネルに並べ
て配置され、複数の表示部のうち、広告情報の表示に用
いる表示部を変更することで、広告情報の表示位置を変
更することもできる。

【００１０】また、請求項４に記載の発明では、透明パ
ネルは、ＥＬ素子を用いた透明ＥＬディスプレイである
ことを特徴としている。ＥＬディスプレイは自発光であ
るため高輝度、高コントラストであり、広告表示が見え
やすい。また、ＥＬディスプレイは透明度が高く透過率
が高いため、広告表示を行わないときには、ショーケー
スにおける商品展示の邪魔にならない。

【００１１】また、請求項５に記載の発明のように、商
品の購入者が商品を自由に取り出すことが可能に構成さ
れた、いわゆるリーチインケースに適用することもでき
る。

【００１２】さらに、請求項６に記載の発明のように、
扉の開閉状態と表示部の表示のオンオフとを連動させ、
扉が閉じた状態では表示部での表示を行い、扉が開いた
状態では表示部での表示を消去することで、表示部にお
ける広告表示の位置と商品の位置が対応しなくなるのを
防ぐことができる。

【００１３】

【発明の実施の形態】（第１実施形態）以下、本発明の
第１実施形態について図１〜図５に基づいて説明する。
本第１実施形態の広告システムは、商品を陳列販売する
ショーケースの前面扉を用い、ショーケースで陳列され
ている商品の広告を行うものである。

【００１４】図１は、本実施形態の広告システムの全体
概略構成を示している。図１に示すように、広告配信サ
ーバ１０と複数の広告表示装置２０が通信ネットワーク
３０で接続されている。通信ネットワーク３０として
は、インターネットやＬＡＮ、一般電話網、無線電話網
等を利用することができる。広告配信サーバ１０は広告
を提供する広告提供者が有しており、広告表示装置２０
はショーケース４０に設置されている。

【００１５】広告配信サーバ１０はサーバコンピュータ
である。広告配信サーバ１０は、広告情報を作成するた
めのソフトウェアを備えており、任意の広告情報を作成
できるとともに、通信ネットワーク３０を介して広告表
示装置２０に広告情報を配信できるように構成されてい
る。広告配信サーバ１０で作成する広告情報の表示形式
は任意に設定でき、文字情報、画像情報（静止画、動
画）等を適宜組み合わせて用いることができる。

【００１６】図２は、広告表示装置２０の概略構成を示
すブロック図である。図２に示すように、広告表示装置
２０は、広告情報が表示される広告表示部２１と広告表
示部２１を駆動する駆動回路２２を備えている。広告表
示部２１は、可透性を有する透明ディスプレイからな
る。

【００１７】本第１実施形態の広告表示装置２０には、
各種演算処理および制御を行う制御回路２３、通信ネッ
トワーク３０を介して広告情報配信サーバ１０と通信す
る通信手段としての通信インターフェース回路２４が設
けられている。制御回路２３は記憶手段としてのフラッ
シュメモリを備えており、広告情報配信サーバ１０より
受信した広告情報データを保存することができる。ま
た、制御回路２３は、駆動回路２２を制御して透明ディ
スプレイ２１に広告情報を表示させる。

【００１８】さらに、広告表示装置２０は、後述のよう
に透明ディスプレイ２１が設置されるショーケース４０
の扉の開閉を検出する開閉センサ２５を備えている。開
閉センサ２５のセンサ信号は制御回路２３に入力され、
ショーケース４０の扉の開閉状態に基づいて透明ディス
プレイ２１の表示が制御される。

【００１９】図３は、広告表示装置２０が設置されるシ
ョーケース４０の斜視図である。ショーケース４０は観
音開きの扉４１を有しており、扉４１は例えば透明なガ
ラスからなる透明パネル４２とその周囲の非透明な枠部
４３とからなる。枠部４３はドアフレームであり、金属
や樹脂等から構成されている。また、ショーケース４０
の内部には棚４４が設けられており、棚４４には商品４
５が陳列される。

【００２０】図３に示すように、広告表示装置２０の透
明ディスプレイ２１は、ショーケース４０において商品
購入者から見える透明パネル４２に重なるようにその透
明パネル４２の内側に配置されている。商品購入者は、
透明パネル４２、透明ディスプレイ２１を介してショー
ケース４０内部に陳列された商品４５を見ることができ
る。

【００２１】透明ディスプレイ２１としては、ＥＬ（エ
レクトロルミネッセンス）素子を用いたＥＬディスプレ
イ、液晶ディスプレイ、蛍光表示管ディスプレイ等を用
いることができ、本第１実施形態では透明ＥＬディスプ
レイを用いている。ＥＬディスプレイ２１は公知の構成
であり、ガラス基板の上に電極、絶縁層、発光層、絶縁
層、電極が成膜され、かつ、これらの膜構成を保護する
ために、最上層の電極の上方に他のガラス基板が配置さ
れ、これらガラス基板間は接着剤にて接着されている。

【００２２】ＥＬディスプレイ２１は自発光であるため
高輝度、高コントラストであり、広告表示が見えやすい
という特徴がある。また、ＥＬディスプレイ２１は透明
度が高く透過率が高いため、広告表示を行わないとき、
つまりＥＬディスプレイ２１の電極間に通電しないとき
には、ショーケース４０における商品展示の邪魔になら
ない。さらに、透明ＥＬディスプレイ２１を用いること
で、広告表示と商品４５とを重畳的に見ることができ
る。

【００２３】広告表示装置２０の回路２２〜２４は、商
品購入者から見えないようにショーケース４０の側面内
部に設けられている。また、扉４１には、扉４１の開閉
状態を検出するための開閉センサ２５が設けられてい
る。開閉センサ２５により検出された扉４１の開閉状態
に基づいて、透明ディスプレイ２１の広告表示がオンオ
フされる。具体的には、扉４１が閉じた状態の場合に
は、透明ディスプレイ２１に通電され広告表示が行われ
る。一方、扉４１が開くと、透明ディスプレイ２１への
通電が遮断され広告表示が消去される。

【００２４】また、透明ディスプレイ２１と駆動回路２
２とは、可撓性を有するフレキシブルテープ２６により
電気的に接続されている。フレキシブルテープ２６は枠
部４３の内部に配置され、商品購入者から見えないよう
に配置されている。

【００２５】次に、透明ディスプレイ２１の扉４１への
固定方法について図４、図５に基づいて説明する。図４
はショーケース４０の扉４１の正面図であり、図５
（ａ）は図４のＡ−Ａ断面図であり、図５（ｂ）は枠部
４３の拡大断面図である。

【００２６】図４、図５に示すように、枠部４３には透
明ディスプレイ２１の下端部が嵌合可能な溝部４６が形
成されている。図４に示すように、溝部４６は透明パネ
ル４２の左右両端位置まで形成されている。透明ディス
プレイ２１は、下端部が溝部４６にはめ込まれることに
より溝部４６に支持される。

【００２７】図５（ａ）に示すように、本第１実施形態
では、透明ＥＬディスプレイ２１を構成している一対の
ガラス基板のうちフレキシブルテープ２６が接続されて
いるガラス基板が溝部４６にはめ込まれている。また、
図５（ｂ）に示すように、枠部４３に形成された溝部４
６には、フレキシブルテープ２６を枠部４６の内部に通
すためのスリット状の開口部４３ａが設けられている。

【００２８】透明ディスプレイ２１は、溝部４６に案内
され、透明パネル４２に沿って図４中左右方向にスライ
ド移動可能となっている。このとき、フレキシブルテー
プ２６は、図４に示すように蛇腹状に形成され伸縮自在
となっており、透明ディスプレイ２１のスライド移動を
妨げることがない。

【００２９】なお、ショーケース４０の扉４１がスライ
ド式の場合には、フレキシブルテープ２６の移動距離が
長くなり、また、フレキシブルテープ２６の隠し場所が
大きくなる等の不具合が生じる。また、スライド式扉を
閉める位置を間違えると商品と広告表示の位置がずれ
る。このため、透明ディスプレイ２１を設置するショー
ケース４０としては、本第１実施形態のように観音開き
の扉４１を有するものであることが望ましい。

【００３０】また、透明ディスプレイ２１の表面には、
図示しない透明の保護フィルムが貼ってある。これによ
り、応力により透明ディスプレイ２１が割れた場合に
も、ディスプレイ２１の破片が飛散することを防止でき
る。また、保護フィルムとして反射防止フィルムを用い
れば、透明ディスプレイ２１の反射率が低減して輝度を
向上させることができ、広告表示を見やすくすることが
できる。

【００３１】透明ディスプレイ２１に表示する広告情報
の内容は、ショーケース４０に陳列された商品に関する
広告とする。この広告内容は、透明ディスプレイ２１の
背後にあり、広告表示と重畳的に見える商品に関する広
告とすることで、特定の商品に対応した広告を適切に行
うことができる。

【００３２】また、本第１実施形態の透明ディスプレイ
２１は移動可能であり、ショーケース４０の透明パネル
４２において広告の表示位置を任意に変更することがで
きる。これにより、広告を行いたい商品の前に透明ディ
スプレイ２１を移動させて、その商品の広告を表示させ
ることができる。

【００３３】透明ディスプレイ２１に表示する広告内容
は、例えば時間帯によって変更することができる。商品
購入者の客層は時間帯によって異なり、購入する商品も
異なると考えられる。従って、例えば時間帯によって売
りたい商品の前に透明ディスプレイ２１を移動させると
ともに広告内容を変更することで、客層に適合させた広
告を行うことができ、効果的な広告を行うことができ
る。

【００３４】このように広告内容を変更する場合に、本
第１実施形態の広告システムでは、複数の広告表示装置
２０が通信ネットワーク３０に接続されているので、そ
れぞれの広告表示装置２０で表示される広告内容を一斉
に変更することができる。例えば、新製品が発売された
場合に、テレビコマーシャルに連動させて表示内容を一
斉に変更することができ、広告効果を上げることができ
る。

【００３５】また、本第１実施形態の広告システムで
は、ショーケース４０に設置された個々の広告表示装置
２０からでも広告内容が変更できるように構成されてい
る。この場合には、広告表示装置２０から広告配信サー
バ１０に対して広告情報の変更要求（更新要求）を行
い、広告配信サーバ１０はこの要求に応じて広告表示装
置２０に広告情報を送信する。例えば、ショーケース４
０を設置した店舗では、ある所定の日に積極的に得りた
い商品の広告を行うことができる。

【００３６】また、透明ディスプレイ２１には、ショー
ケース４０で販売する商品と関係ない第三者の広告を表
示することもできる。この場合には、広告を希望する第
三者と別途広告契約を結んで、広告の対価を請求するこ
とができる。例えば、映画館のロードショー情報、食料
品店の安売り情報や他の商品の広告等を行うことができ
る。

【００３７】また、透明ディスプレイ２１の表示内容と
して、広告のみに限らず、消費者が興味を示すような情
報、例えば天気予報、ニュース、テレビ番組等を広告情
報と混合して表示させてもよい。これにより、ショーケ
ース４０の前を通る人にショーケース４０の表示自体に
興味を持たせることができ、広告効果を上げることがで
きる。

【００３８】上記構成の広告システムは、以下のように
作動する。まず、広告配信サーバ１０にて広告情報作
成、保存する。次に、広告配信サーバ１０は、通信ネッ
トワーク３０を介して広告表示装置２０に広告情報を配
信する。広告配信サーバ１０から広告表示装置２０への
広告情報の配信は、広告表示装置２０からの要求に応じ
て行うこともできる。

【００３９】広告表示装置２０では、広告配信サーバ１
０より受信した広告情報をメモリに保存する。次に、広
告表示装置２０は、透明ディスプレイ２１にショーケー
ス４０に陳列されている商品の広告を表示する。商品購
入者がショーケース４０から商品を取り出そうとして扉
４１を開けると広告表示が消え、商品購入者がショーケ
ース４０から商品を取り出して扉４１を閉じると広告表
示が再表示される。

【００４０】以上のように、透明ディスプレイ２１を用
いて広告を行うことで、ショーケース４０の透明パネル
４２を利用して広告を行うことができる。透明ディスプ
レイ２１を透明パネル４２に配置することで、広告用の
ディスプレイ２１は扉４１とともに移動するので、商品
購入者が商品を取り出す際に邪魔にならない。また、透
明ディスプレイ２１を用いることで、商品購入者は商品
と広告を重畳的に見ることができる。

【００４１】このとき、透明ディスプレイ２１を移動可
能とすることで、透明パネル４２において広告表示位置
を任意に変更することができ、広告を行いたい商品の近
傍でその商品の広告を適切に行うことができる。これに
より、その商品の広告を直接的に行うことができ、広告
効果を高めることができる。

【００４２】また、透明ディスプレイ２１を移動可能な
構成とすることで、ショーケース４０の透明パネル４２
より小さい透明ディスプレイ２１を有効に利用すること
ができ、大きな透明ディスプレイ２１を用意する必要が
ない。特に、ＥＬディスプレイは大型化が難しいことか
らコスト面で有利となる。

【００４３】また、本第１実施形態では、ショーケース
４０の扉４１を開けると透明ディスプレイ２１の広告表
示が消去されるので、扉４１を開けたときに透明ディス
プレイ２１の温度が上昇するのを防ぐことができる。ま
た、広告表示の位置と商品の位置が対応しなくなること
を防止できる。

【００４４】（第２実施形態）次に、本発明の第２実施
形態について図６、図７に基づいて説明する。本第２実
施形態は、上記第１実施形態に比較して、広告表示位置
の変更方法が異なるものである。上記第１実施形態と同
様の部分については、同一の符号を付して説明を省略す
る。

【００４５】図６はショーケース４０の扉４１の正面図
であり、図７は図６のＢ−Ｂ断面図である。図６に示す
ように、本第２実施形態では、複数の透明ディスプレイ
２１が設けられ、ショーケース４０の透明パネル４２の
全面を覆うように複数の透明ディスプレイ２１が並べて
配置されている。本第２実施形態では、４枚の透明ディ
スプレイ２１を用いている。

【００４６】なお、図６では１枚の透明ディスプレイ２
１ついてのみフレキシブルテープ２６を図示し、他の３
枚の透明ディスプレイ２１についてはフレキシブルテー
プ２６の図示を省略している。

【００４７】本第２実施形態の透明ディスプレイ２１
は、上記第１実施形態と同様に、枠部４３に形成された
溝部４６によって支持されている。但し、本第２実施形
態では各透明ディスプレイ２１の位置は固定されてい
る。図７に示すように、上側に位置する透明ディスプレ
イ２１は上端を上側の溝部４３にはめ込むことにより固
定し、下側に位置する透明ディスプレイ２１は下端を下
側の溝部４３にはめ込むことにより固定している。

【００４８】このように複数の透明ディスプレイ２１を
設け、広告表示を行う透明ディスプレイ２１を切り替え
ることにより、ショーケース４０の透明パネル４２にお
ける広告表示位置を任意に変更することができる。この
ような構成によっても、上記第１実施形態と同様に、広
告を行いたい商品の近傍でその商品の広告を適切に行う
ことができる。これにより、その商品の広告を直接的に
行うことができ、広告効果を高めることができる。

【００４９】（他の実施形態）なお、上記第１実施形態
では、透明ディスプレイ２１を図４中左右方向に移動可
能に構成したが、これに限らず、図中上下方向に移動可
能に構成することもできる。透明ディスプレイ２１は、
図中左右いずれかの枠部４３により移動可能に支持する
ようにすればよい。この場合には、透明ディスプレイ２
１の移動に伴って、ショーケース４０の側面内部に配置
した回路２２〜２４が上下方向に移動できるように構成
すればよい。あるいは、回路２２〜２４の位置を固定
し、フレキシブルテープ２６を伸縮可能にして透明ディ
スプレイ２１の移動に対応させてもよい。

【００５０】また、上記各実施形態では、透明ディスプ
レイ２１を移動可能にしたり、あるいは透明ディスプレ
イ２１を複数設置することで広告表示位置を変更できる
ようにしたが、一枚の透明ディスプレイ２１を用い、そ
のなかで広告の表示位置を変更できるように構成しても
よい。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施形態の広告システムの全体概略構成を
示す概念図である。

【図２】広告表示装置の概略構成を示すブロック図であ
る。

【図３】透明ディスプレイが設置されるショーケースの
正面図である。

【図４】第１実施形態のショーケースの扉の正面図であ
る。

【図５】（ａ）は図４のＡ−Ａ断面図であり、（ｂ）は
扉の枠部の拡大断面図である。

【図６】第２実施形態のショーケースの扉の正面図であ
る。

【図７】図６のＢ−Ｂ断面図である。

【符号の説明】

１０…広告配信サーバ、２０…広告表示装置、２１…透
明ディスプレイ、３０…通信ネットワーク、４０…ショ
ーケース、４１…扉、４２…透明パネル。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】内部に商品が陳列され、外部より前記商
品を見ることができる透明パネルを備えた表示機能付き
ショーケースであって、前記透明パネルに配置された透明ディスプレイからな
り、前記商品に関する広告情報を少なくとも表示できる
表示部を備え、前記透明パネルにおいて前記広告情報が表示される位置
は、変更できるように構成されていることを特徴とする
表示機能付きショーケース。
【請求項２】前記表示部は前記透明パネルより小さ
く、かつ、前記透明パネルに沿って移動可能に構成され
ており、前記表示部を移動させることで、前記広告情報の表示位
置を変更することを特徴とする請求項１に記載の表示機
能付きショーケース。
【請求項３】前記表示部は、複数設けられているとと
もに前記透明パネルに並べて配置され、前記複数の表示部のうち、前記広告情報の表示に用いる
表示部を変更することで、前記広告情報の表示位置を変
更することを特徴とする請求項１に記載の表示機能付き
ショーケース。
【請求項４】前記透明パネルは、ＥＬ素子を用いた透
明ＥＬディスプレイであることを特徴とする請求項１な
いし３のいずれか１つに記載の表示機能付きショーケー
ス。
【請求項５】前記透明パネルは、前記商品の購入者が
前記商品を自由に取り出すことを可能にする扉として構
成されていることを特徴とする請求項１ないし４のいず
れか１つに記載の表示機能付きショーケース。
【請求項６】前記扉の開閉状態と前記表示部の表示の
オンオフとを連動させ、前記扉が閉じた状態では前記表
示部での表示を行い、前記扉が開いた状態では前記表示
部での表示を消去することを特徴とする請求項５に記載
の表示機能付きショーケース。