JP2011143150A - 温蔵ショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】容易な商品補充・取出を実現することができ、効果的な陳列及び商品通路を構成するパネルのメンテナンス性を向上する。
【解決手段】温蔵ショーケース1は、傾斜して構成されるホットプレート10と、ホットプレート10の上面と間隔を存して設けられたパネル31と、これらの間に構成され複数の商品をホットプレート10に当接させた状態で収納可能な商品通路30と、この上部に構成された商品充填口37と、下部に構成された商品取出口38と、本体5に着脱可能に取り付けられ、商品充填口37を開閉自在に閉塞する蓋部材40とを備え、パネル31は、蓋部材40を取り外した状態で、本体5に挿脱自在に取り付けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、本体内に商品通路を構成し、当該商品通路内にて缶飲料などの商品を加熱しながら陳列する温蔵ショーケースに関するものである。
従来より温蔵ショーケースとしては、例えば特許文献1に示されるものがある。係るショーケースは、透明ガラスなどにて囲繞された庫内に金属製のプレート(ホットプレート)が架設されており、このプレート裏面などには加熱手段としての電気ヒータが設けられている。そして、プレート上にコーヒーやお茶などの缶飲料を載置し、電気ヒータに通電してこれら商品を加熱或いは加温する。
一方、コンビニエンスストアなどの店舗には、レジなどが載置されるサービステーブルが設けられている。このサービステーブルには、卓上型の冷却ショーケースや加温ショーケース等も載置されており、冷却又は加温された飲料などの促進販売が行われている。
例えば、特許文献2に示される卓上型の温蔵ショーケースでは、電気ヒータが設けられた棚を架設し、棚上に商品を載置して加熱或いは加温する。係るショーケースでは、前面及び後面に開閉自在な扉が設けられ、前面扉を開放することで、ショーケース前面から商品を取出可能とし、後面扉を開放することで、ショーケース背面から棚上に商品を補充可能とする。
特開平07−231835号公報 特開2007−252784号公報
しかしながら、上述した如き従来の構成では、顧客は前面扉を開放しなければ陳列室内の商品を取り出すことができない。また、子供や比較的背の低い顧客は、サービステーブル上に設置され、上段に陳列された商品を取り出すことは著しく困難となる。そのため、購買意欲が減退される問題がある。
そこで、上下に延在する商品通路が設けられたショーケースなどが開発されている。温蔵ショーケースの場合、当該商品通路は、電気ヒータが設けられたホットプレートと所定間隔を存して前壁を設け、これらの間に構成することとなる。この場合、前壁は、本体を構成する前壁などによって構成することとなるため、汚れた場合であっても取り外して洗浄することができない。
また、サービステーブル上に載置されるショーケースの前壁は、効果的な広告スペースとなるが、本体を構成する前壁では、容易に交換することができないため、流動的、且つ、効果的なスペース活用が困難となる。
本発明は従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、容易な商品補充、及び、商品取出を実現することができ、効果的な陳列及び商品通路を構成するパネルのメンテナンス性を向上することができる温蔵ショーケースを提供する。
上記課題を解決するために、本発明の温蔵ショーケースは、本体に取り付けられ、下部が前側となるように傾斜して上下に延在すると共に、ヒータが設けられたホットプレートと、このホットプレートの上面と間隔を存して設けられたパネルと、ホットプレートとパネル間に構成され、複数の商品をホットプレートに当接させた状態で収納可能な商品通路と、この商品通路の上部に構成された商品充填口と、商品通路の下部に構成された商品取出口と、本体に着脱可能に取り付けられ、商品充填口を開閉自在に閉塞する蓋部材とを備え、パネルは、蓋部材を取り外した状態で、本体に挿脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、上記において、パネルは透視可能であることを特徴とする。
請求項3の発明は、上記各発明において、ホットプレートの上面は、所定曲率の円弧形状を少なくとも含む傾斜面とされていることを特徴とする。
請求項4の発明は、上記において、パネルは、ホットプレートの上面に略沿った湾曲形状を呈することを特徴とする。
請求項5の発明は、上記各発明において、ホットプレートと本体間に、耐熱性の高い材料から成る熱切り部材を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、上記各発明において、ヒータはホットプレートの下面に取り付けられ、このホットプレートの下面はその状態で断熱材にて覆われていることを特徴とする。
本発明の温蔵ショーケースによれば、本体に取り付けられ、下部が前側となるように傾斜して上下に延在すると共に、ヒータが設けられたホットプレートと、このホットプレートの上面と間隔を存して設けられたパネルと、ホットプレートとパネル間に構成され、複数の商品をホットプレートに当接させた状態で収納可能な商品通路と、この商品通路の上部に構成された商品充填口と、商品通路の下部に構成された商品取出口と、本体に着脱可能に取り付けられ、商品充填口を開閉自在に閉塞する蓋部材とを備え、パネルは、蓋部材を取り外した状態で、本体に挿脱自在に取り付けられているので、パネルを本体から取り外し、容易に交換することができる。
そのため、清掃性の向上、及びパネル破損時等のメンテナンス性を向上させることができる。また、当該パネルに広告等を表示した場合であっても、パネルを交換することで容易に広告の変更が可能となる。
請求項2の発明によれば、上記に加えて、パネルは透視可能であるので、当該パネルを介して商品通路内に充填された商品を視認することができ、購買意欲を向上させることができる。これにより、販売効果の改善を図ることができる。
請求項3の発明によれば、上記各発明に加えて、ホットプレートの上面は、所定曲率の円弧形状を少なくとも含む傾斜面とされているので、商品充填口から商品通路内に充填された商品は、当該ホットプレート上面の傾斜面に沿って降下する構成とすることができ、円滑な商品充填を実現できる。
請求項4の発明によれば、上記に加えて、パネルは、ホットプレートの上面に略沿った湾曲形状を呈することにより、商品通路内への商品充填時に商品を円滑にホットプレート上を滑落させることが可能となる。また、商品通路を最小限の容積とすることができ、省エネを実現できる。更に、外観の向上を図ることができる。
請求項5の発明によれば、上記各発明に加えて、ホットプレートと本体間に、耐熱性の高い材料から成る熱切り部材を設けたことにより、本体とホットプレートとの間の熱遮断を行うことができる。そのため、本体の温度上昇を効果的に防止することができる。
請求項6の発明によれば、上記各発明に加えて、ヒータはホットプレートの下面に取り付けられ、このホットプレートの下面はその状態で断熱材にて覆われているので、熱リークを抑制することができ、省エネを実現することができる。
本発明を適用した実施例としての温蔵ショーケースの斜視図である。 図1の温蔵ショーケースの分解斜視図である。 図1の温蔵ショーケースの縦断側面図である。 図3のA−A断面図である。 蓋部材及びパネル取り外し状態を示す部分切欠斜視図である。 支持壁の透視斜視図である。 図6のB−B断面図である。 支持壁の分解斜視図である。 温蔵ショーケース下部の部分拡大縦断側面図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例としての温蔵ショーケース1の斜視図、図2は図1の温蔵ショーケース1の分解斜視図、図3は図1の温蔵ショーケース1の縦断側面図、図4は図3のA−A断面図、図5は蓋部材及びパネル取り外し状態を示す部分切欠斜視図、図6は支持壁7の透視斜視図、図7は図6のB−B断面図、図8は支持壁7の分解斜視図、図9は温蔵ショーケース1下部の部分拡大縦断側面図をそれぞれ示している。
本実施例の温蔵ショーケース1は、例えば、店舗のサービスカウンターなどの所謂テーブル上に設置される卓上の温蔵ショーケースである。温蔵ショーケース1は、背面パネル2、底面パネル3、両側壁4、4により前方及び上方に開口する断面略コ字状を呈する本体5により構成されている。本実施例において、背面パネル2、底面パネル3、両側壁4、4は、硬質合成樹脂、例えばABS樹脂にて構成される。
本体5内には、下部が前側となるように傾斜して上下に延在する支持壁(断熱壁)7が取り付けられている。この支持壁7の上面を構成するホットプレート10は、熱良導性材料にて構成された板状部材であり、図3の断面図に示すように、その上面は、上部から下部に渡って下側に行くに従い前側となるように傾斜した後、所定曲率の円弧状を呈する湾曲部10Bを有する傾斜面10Aが形成されており、当該傾斜面10Aの下端(湾曲部10Bの下端)から前方に向けて所定寸法延在する水平面10Cとされている。この水平面10Cは、詳細は後述する商品取出口38に連続する。尚、本実施例において、当該ホットプレート10の上面は後述する商品通路30内に充填される商品Sとの当接面を構成するものであり、その摺動性を考慮し、エンボス加工が施されているものとする。
そして、図7の断面図に示すようにホットプレート10の下面全域には、電気ヒータ(ヒータ)20が当接した状態で蛇行して設けられている。そして、このホットプレート10の下面は、ヒータ20が当接した状態で、断熱材12にて覆われる。そのため、熱リークを抑制することができ、省エネを実現することができる。
本実施例では、ホットプレート10の水平面10Cに相当する部分の下面には、温度検出手段としてのバイメタル式のサーモスタット22が設けられている。また、図1中16は、側壁4の外面に設けられた電源であり、17は温蔵ショーケース1の前面下部に設けられた電源16のON/OFF状態を表示する表示部である。これにより、電源16を投入することにより、ホットプレート10の上面は、サーモスタット22によるヒータ20への通電制御によって、一例として+70℃〜+95℃に加熱制御される。本実施例では、+92℃〜+93℃となるように制御される。
そして、この断熱材12の下面は、背壁部材11にて覆われ、当該ホットプレート10縁部と背壁部材11縁部との間には、耐熱性の高い材料、例えば、耐熱温度+105℃程度のポリカーボネートにより構成される熱切り部材13、14、15、15が設けられている。
ここで、上縁の熱切り部材13、前縁の熱切り部材14、両側縁の熱切り部材15、15は、それぞれ図7の断面図に示すように、ホットプレート10の縁部を収容する凹部16と、背壁部材11の縁部を収容する凹部17とが形成されており、これら縁部は、各凹部16、17内に収容保持される。
このように、支持壁7は、ホットプレート10、ヒータ20、断熱材12、背壁部材11、各熱切り部材13、14、15、15によって構成される。そして、係る仕切壁7は、熱切り部材15、15が設けられた側縁が、本体5を構成する側壁4、4の内面に取り付けられて、仕切壁7が本体5内に取り付けられる。
ここで、仕切壁7の両側縁には、熱切り部材15、15が設けられているため、当該仕切壁7と接する本体5を構成する側壁4、4が直接ホットプレート10と接触せず、且つ、高熱が本体5(例えば側壁4)側に伝導しない構成とされる。
一方、側壁4、4の少なくとも前縁は、仕切壁7のホットプレート10と同様に、下部が前側となるように傾斜して上下に延在して構成されており、当該側壁4、4の前縁部には、ホットプレート10の上面と所定の間隔を存した位置にパネル31が設けられている。これにより、ホットプレート10とパネル31との間には、下部が前側となるように傾斜して構成され、収容される商品Sがホットプレート10の上面に当接可能とされる商品通路30が構成される。
本実施例において、商品通路30は、一例として190ml入りの円筒状の缶飲料(商品S)を横に寝せた転動可能な状態で、左右方向に3列、一列につき、6本程度収容可能とする。商品通路30を構成するホットプレート10の上面には、各列の商品Sを相互に区画する仕切部材42、42が所定間隔を存して着脱自在に取り付けられている(図1のみ図示する)。尚、当該商品通路30に収容可能とする商品Sの種類や収容量は、これに限られない。
本実施例において、パネル31は、内部を透視可能とする硬質合成樹脂製の透明板にて構成されており、ホットプレート10の上面に略沿った湾曲形状を呈している。そのため、当該パネル31自体に、内部を透視可能とする広告部材や、打ち抜かれた表示部材などを貼付、又は、印刷しても、内部の透視性を確保することができる。
また、本実施例では、このパネル31は、その両端が図4の断面図に示すように側壁4、4の前縁部に形成された保持溝32、32に挿入保持されることで、ホットプレート1−の上面と所定の間隔を存して設けられている。当該保持溝32、32の上端は、上方に開口して形成されている。尚、図中33、34は、パネル31の上縁部及び下縁部に位置して左右に延在して構成されるPOP保持部材であり、当該温蔵ショーケース1に収納陳列される商品Sの名称や価格などを記載した表示部材、その他の広告部材などを挿脱可能に保持する。
そして、このパネル31とホットプレート10との間に形成された商品通路30は、後上部に上方に開口した商品充填口37が構成されると共に、前下部には前方及び斜め上方に向けて開口した商品取出口38が構成される。
商品充填口37は、蓋部材40により開閉自在に閉塞される。商品充填口37に対応する部分の両側壁4、4の内面前部には、回動軸4A、4Aが内方に突出して形成されている。蓋部材40の両側面前部には、回動軸4A、4Aに着脱自在、且つ、回動自在とされる回動孔41、41が形成されている。これにより、当該蓋部材40は、側壁4、4(本体5)に着脱可能に取り付けられ、前端部を中心として前後に回動することで、商品充填口37が開閉される。
本実施例において、蓋部材40が本体5に取り付けられた状態で、パネル31を保持する保持溝32上端の上方に蓋部材40前縁部が位置する。そのため、蓋部材40が取り付けられた状態でパネル31を保持溝32から取り外すことが禁止される。
他方、当該パネル31を本体5から取り外す際には、図3及び図5に示すように、蓋部材40を本体5から取り外し、保持溝32の上端を開放する。その状態で、パネル31は保持溝32に挿脱自在とされるので、パネル31を側壁4、4の保持溝32、32(本体5)から取り外し、容易に交換することができる。
これにより、当該パネル31の清掃性、更には、取り外した状態では、ホットプレート10上面の清掃性の向上を図ることができる。また、パネル31破損時等のメンテナンス性を向上させることができる。更に、上述したようにパネル31に広告等を表示した場合であっても、パネル31自体を交換することで容易に広告の変更が可能となる。
商品取出口38の前方には、本体5の下部前端より上方に起立して前壁21が構成されている。この前壁21は、商品充填口37より商品通路30内に充填された商品Sが当接するものであり、この前壁21とパネル31との間に商品取出口38が構成されることとなる。
前壁21には、当該前壁21に当接した状態で商品取出口38内に位置する商品Sのそれぞれに対応して、手指を挿入可能とする切欠部23・・が形成されている。そのため、商品取出口38に位置する商品Sは、当該切欠部23が形成されていない前壁21部分にその両側部が当接することで、安定して保持される。
図9の部分拡大縦断側面図に示すように、前壁21の後面下部は、上述した如き本体5内に取り付けられる支持壁7の前縁の熱切り部材14に当接して取り付けられる。前壁21の上部は、下部よりも所定寸法だけ前方に突出して構成されており、その後面は、熱切り部材14との当接部よりも所定寸法だけ前方に進出した位置となるように構成されている。この状態で、ホットプレート10の上面前端は、前壁21の切欠部23後縁21Aよりも所定寸法だけ低い位置に設定されている。
これにより、商品通路30内の最前列に収納される商品Sは、前壁21の後面に当接した状態で、商品取出口38内に位置し、且つ、この状態で、当該商品Sは、ホットプレート10の水平面10Cに当接する構成とされている。
以上の構成により、当該温蔵ショーケース1に商品を充填する際には、先ず、蓋部材40により商品充填口37を開放する。そして、商品Sを仕切部材42にて区画された各列に応じて横に寝せた転動可能な状態で、商品充填口37より商品通路30内に充填する。ここで、ホットプレート10の上面は、所定曲率の円弧形状を呈する湾曲部10Bを有する傾斜面10Aとされているので、商品充填口37から商品通路30内に充填された商品Sは、当該ホットプレート10上面の傾斜面10Aに沿って当接しながら降下する。これにより、円滑な商品充填を実現できる。
特に、本実施例では、ホットプレート10の上方に設けられるパネル31は、当該ホットプレート10の上面に略沿った湾曲形状とされているため、商品通路30内への商品充填時に商品Sを円滑にホットプレート10上を滑落させることが可能となる。また、このパネル31は、商品通路30を最小限の容積とすることができるので、省エネを実現できる。更に、外観の向上を図ることができる。
そして、商品通路30内に充填された商品Sは、ホットプレート10の上面の前下部に形成される水平面10C上を転動した後、本体5より起立して設けられる前壁21の後面に当接して、当該水平面10Cの前部に連続して形成される商品取出口38内にて停止する。前壁21が形成されているため、充填された商品Sが商品取出口38から飛び出してしまう不都合を防止することができる。
特に、本実施例では、上述したように傾斜面10Aと連続してホットプレート10の上面前下部には、水平面10Cが所定寸法、形成されているため、商品通路30内に進入した商品Sは、水平面10Cを転動する過程にてその勢いが抑制され、商品取出口38からの飛び出しをより効果的に抑制することができ、円滑な商品充填を実現できる。
商品通路30内に順次充填された商品Sは、ホットプレート10上に当接した状態でその自重により積み上げられた状態で保持され、最前部に位置する商品取出口38内の商品Sは、前壁21の後面に当接した状態で保持される。各商品Sは、所定温度に加熱されたホットプレート10に商品側面が当接した状態で商品通路30内に収納されるため、所定の温度にまで加熱・保温された状態で陳列される。この商品通路30は、パネル31とホットプレート10と、蓋部材40にて囲繞されるため、その保温性が担保される。
特に、最前列に位置する商品Sは、上述したように、その前端が前壁21の後面に当接して保持されると共に、ホットプレート10の上面に当接しているため、当該商品取出口38内に位置する商品Sの加熱を担保することができる。
そして、当該商品取出口38内に位置する商品Sは、前壁21に形成された切欠部23から手指を挿入することによって、容易に取り出すことが可能となる。このとき、ホットプレート10の上面前端部は、前壁21の切欠部23後縁21Aより低い位置に設定されているため、商品Sの取出時に前壁21の切欠部23から手指を挿入しても、ホットプレート10と切欠部23との間に段差が形成されているため、手指がホットプレート10に直接触れ火傷してしまう不都合を防止することができる。これにより、安全性の確保を図ることができる。
また、ホットプレート10の水平面10Cは、所定寸法構成されているため、商品通路30内の最下部に位置する商品取出口38内の商品Sに加わる荷重を軽減することができる。これによっても、円滑な商品Sの取出を実現できる。
上述したように、商品通路30への商品Sの充填を行う商品充填口37は、蓋部材40にて開閉自在に閉塞されているため、充填作業時以外には、当該蓋部材40にて商品充填口37を閉塞しておくことにより、商品充填口37から塵埃や異物等が侵入する不都合を効果的に防止することができる。また、商品通路30内の最上部に位置する商品充填口37を閉塞することができるため、保温性の向上を図ることができる。
また、本実施例では、商品通路30は、前面がパネル31にて閉塞されているため、商品通路内の温度が低下してしまう不都合を抑制し、通路内の温度維持、保温性の向上を図ることができる。これにより、省エネを実現することができる。
更に、このパネル31は、内部を透視可能とする材料にて構成されているため、パネル31を介して商品通路30内に充填された商品Sを視認することができ、購買意欲を向上させることができる。これにより、販売効果の改善を図ることができる。
上述したようにホットプレート10は、ヒータ20による加熱により高温となるが、本体5(側壁4、前壁21等)との間に、耐熱性の高い材料にて構成される熱切り部材13、14、15が設けられているため、本体5とホットプレート10との間の熱遮断を行うことができる。そのため、本体5の温度上昇を効果的に防止することができ、安全性の向上、更には、当該本体5の熱変形等を未然に防止することができる。
1 温蔵ショーケース
4 側壁
5 本体
7 支持壁(断熱壁)
10 ホットプレート
10A 傾斜面
10B 湾曲部
10C 水平面
11 背壁部材
12 断熱材
13、14、15 熱切り部材
16 電源
20 ヒータ(電気ヒータ)
21 前壁
21A 後縁
22 サーモスタット
23 切欠部
30 商品通路
31 パネル
32 保持溝
37 商品充填口
38 商品取出口
40 蓋部材
41 回動孔
42 仕切部材

Claims (6)

  1. 本体に取り付けられ、下部が前側となるように傾斜して上下に延在すると共に、ヒータが設けられたホットプレートと、
    該ホットプレートの上面と間隔を存して設けられたパネルと、
    前記ホットプレートとパネル間に構成され、複数の商品を前記ホットプレートに当接させた状態で収納可能な商品通路と、
    該商品通路の上部に構成された商品充填口と、
    前記商品通路の下部に構成された商品取出口と、
    前記本体に着脱可能に取り付けられ、前記商品充填口を開閉自在に閉塞する蓋部材とを備え、
    前記パネルは、前記蓋部材を取り外した状態で、前記本体に挿脱自在に取り付けられていることを特徴とする温蔵ショーケース。
  2. 前記パネルは透視可能であることを特徴とする請求項1に記載の温蔵ショーケース。
  3. 前記ホットプレートの上面は、所定曲率の円弧形状を少なくとも含む傾斜面とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の温蔵ショーケース。
  4. 前記パネルは、前記ホットプレートの上面に略沿った湾曲形状を呈することを特徴とする請求項3に記載の温蔵ショーケース。
  5. 前記ホットプレートと前記本体間に、耐熱性の高い材料から成る熱切り部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載の温蔵ショーケース。
  6. 前記ヒータは前記ホットプレートの下面に取り付けられ、該ホットプレートの下面はその状態で断熱材にて覆われていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの何れかに記載の温蔵ショーケース。
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