JP5609390B2 - ショーケース - Google Patents
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Description
この各商品陳列棚には、温蔵商品も販売可能なように商品陳列棚内にヒータが設けられている。
冷気循環ダクト内の冷気を庫内に導く中間ダクトと、区画板に設けられた冷気導入孔を介して庫内から冷気循環ダクト内に進入し、前記断熱板に設けられたフラッパー止めに接するまでフラッパーを回動させることにより、フラッパーにより冷気循環ダクトの上下を遮断し、冷気循環ダクト内の冷気を中間ダクトに導くように、フラッパー操作部が設けられているとともに、フラッパーが区画板を押圧するようにばねヒンジが設けられており、フラッパーは樹脂で成形されており、フラッパー操作部の後端が当接する部分を硬質樹脂部とするとともに、フラッパーが回動してフラッパー止めに当接する部分を軟質樹脂部としたことを特徴とする。
請求項2の発明のショーケースは、請求項1において前記フラッパーにマグネットを設けたことを特徴とする。
また、フラッパーの支軸にばねヒンジを用い、フラッパーが区画板を押圧するように塞ぐことにより、冷気循環ダクト内を流れる冷気によってフラッパーが開いてしまうことがないので、冷気漏れを起こすことはない。そのため、十分なエアーカーテンを形成することができる。
また、フラッパーを樹脂としたことで、冷気導入孔を確実に密閉することができ、冷気循環ダクト内を流れる冷気が冷気導入孔から漏れることはない。
また、フラッパー操作部の後端が当接するフラッパーの個所に硬質樹脂部が用いられていることで、フラッパー操作部によりフラッパーが回動する際に、フラッパーを変形することなく回動させることができる。
また、フラッパーが回動してフラッパー止めに当接する個所に軟質樹脂部が設けられていることで、冷気循環ダクト内を上下に塞ぐ際に、フラッパー操作部により、フラッパーの軟質樹脂部がフラッパー止めに押圧されるため、確実に冷気循環ダクトを仕切ることができ、冷気が漏れることはない。
請求項2の発明のショーケースは、フラッパーにマグネットを取り付けたことで、区画板に設けられた冷気導入孔をマグネットの磁力により塞ぐことができる。また、冷気循環ダクト内を流れる冷気によってフラッパーが開いてしまうことがないので、冷気漏れを起こすことはなくなる。
図1の本発明を適用したショーケースの側面図において、ショーケース1は前面に開口するコ字状の断熱材2と区画板3によって本体が構成されており、区画板3と断熱材2との間に背方から上方に渡る冷気循環ダクト4が構成されている。また、冷気循環ダクト4の下端には、前方に延在するデッキバン5が設けられており、これら、断熱材2、区画板3及びデッキバン5の内側に庫内6が構成されている。そして、デッキバン5の下方には冷気循環ダクト4に連通してその一部を構成する下部ダクト7が構成されている。
冷気循環ダクト4の上端は庫内6の前面開口上縁に位置する上部冷気吐出口9に連通し、その前方部には商品を照らす蛍光灯支持部材10が設置されている。下部ダクトの前端は庫内の前面開口下縁に位置すると共に、複数のスリットから成る冷気吸込口11に連通している。また、デッキパン5の下方の下部ダクトには冷気送給用の送風機8が配置され、庫内6後方の冷気循環ダクト内には冷却装置の冷凍サイクルを構成する冷却器12が縦設されている。
庫内6には中間ダクト14と複数段の商品陳列棚13が、本実施例では上下に7段架設されている。各商品陳列棚は、後端に後方に突出する鉤状の爪を有した左右一対のブラケット15と、このブラケット上に差し渡して着脱自在に取り付けられた棚板16と、この棚板の下面に取り付けられた加温用の図示しない電気ヒータとから構成されている。
そして、ショーケース内の棚支柱17に、上下方向に複数形成された孔18に前記ブラケット15の爪を係脱自在に係合させることにより、各商品陳列棚13は庫内6に置いて上下位置(高さ)を変更可能に架設されている。尚、この場合、陳列する商品(缶やペットボトル等)の高さ寸法に合わせて効率的な棚配置ができるように、商品に対応した番号や色を棚支柱17(棚支柱の所定の高さの位置)に付しておくと良い。
図2は商品陳列棚13の下部に中間ダクト14を取り付けた部分の断面図を示している。商品陳列棚13と中間ダクト14はブラケット15を用いて区画板3に取りつけられている。この中間ダクト14には、棚下冷気吐出口19が一端(ショーケースの正面側)に設けられていて、中間ダクトの下部には商品陳列棚13に対して前後方向に移動自在に取り付けられた棒状の金属製フラッパー操作部20が設けられている。
また冷気循環ダクト内の断熱板2には、ばねヒンジ24が取り付けられている略同じ高さにフラッパー止め21を有している。
中間ダクト14に取り付けられたフラッパー操作部20を冷気循環ダクト側(後方)に移動させると、フラッパー操作部20の後端部(ショーケースの背面側)が冷気導入孔23より冷気循環ダクト内に進入する。その際、ばねヒンジ24によって冷気導入孔23を塞ぐように押圧していたフラッパー22は、フラッパー操作部20により押されて、下端がフラッパー止め21に接するまで後方(図3においては反時計回りに)に回動する。
上記構成により、冷気循環ダクト内を上下にフラッパー22で塞ぐことができ、冷気循環ダクト内を下方から上方に流れる冷気は、それ以上上方には流れなくなり、冷気導入孔23から中間ダクト14に誘導される。
中間ダクト14に誘導された冷気は、中間ダクト14の前端にある棚下冷気吐出口19から下方へ送出され、ショーケース1の前方(正面側)に均一なエアーカーテンを形成することができ、商品陳列棚13に陳列された冷蔵商品を冷蔵することができる。また、中間ダクト14よりも上部の商品陳列棚13に取り付けられている電気ヒータを通電させることで、中間ダクト14よりも上方の商品陳列棚13に陳列されている商品を温蔵商品として、下方を冷蔵商品として、中間ダクト14を挿入した商品陳列棚13の上下で、温度帯の異なる商品を販売することが可能になる。
フラッパー22は、ばねヒンジ24により冷気導入孔23を押圧するように取り付けられているため、冷気循環ダクト内を流れる冷気によってフラッパー22が回動し、庫内6に冷気漏れをおこすことはない。
即ち、図4、および図5に示す第2実施例では、フラッパー22が樹脂材により形成されている。特に、フラッパー操作部20の後端が当接する個所には硬質樹脂部25及びフラッパーが回動してフラッパー止め21に当接する個所には軟質樹脂部26が設けられている。
この構成により、フラッパー操作部20によりフラッパー22の硬質樹脂部25が回動する際に、変形することなく回動することができる。また、フラッパー操作部20がフラッパー22を押す際、フラッパー22に接する部分が硬質樹脂のため、区画板3が傷つくことを防止することができる。
また、図5のようにフラッパー22がフラッパー止め21に当接する部分には軟質樹脂部26が形成されているので、図5のように冷気循環ダクト内を上下に塞ぐ際に、フラッパー操作部20により、フラッパー22の軟質樹脂部26がフラッパー止め21に押圧されるため、確実に冷気循環ダクト4を仕切ることができ、冷気が漏れることはない。
また、上記実施例以外にも第3の実施例として冷気循環ダクト内に設けられるフラッパー22を図6又は図7のように構成しても良いものとする。
即ち、図6、および図7に示す第3の実施例では、フラッパー22の下部にマグネット27が設けられている。このマグネット27は磁力により区画板3に設けられた冷気導入孔23を塞ぐように密着する構造になっており、確実に冷気導入孔23を塞ぐことができる。
また、この際フラッパー止め21に使用する材質として樹脂等の非金属性とする必要がある。フラッパー操作部20をショーケース1の正面側に戻した時にフラッパー22が冷気導入孔23を塞ぐように密着せず、フラッパー止め21と密着したままになり、冷気循環ダクト内を流れる冷気が冷気導入孔23より漏れてしまい、十分なエアーカーテンを形成することができなくなることを防止するためである。
2 断熱材
3 区画板
4 冷気循環ダクト
5 デッキバン
6 庫内
8 送風機
12 冷却器
13 商品陳列棚
14 中間ダクト
15 ブラケット
16 棚板
20 フラッパー操作部
21 フラッパー止め
22 フラッパー
23 冷気導入孔
24 ばねヒンジ
25 硬質樹脂
26 軟質樹脂
27 マグネット
Claims (2)
- コ字状の断熱材と筺体内に区画板を有し、区画板の内側に商品を陳列する庫内を形成すると共に、庫内に上下に複数設けられた商品陳列棚を有し、区画板と断熱材との間に冷気循環ダクトを形成したショーケースにおいて、前記区画板に形成された冷気導入孔と、前記区画板の冷気循環ダクト側に設けられた複数のフラッパーと、前記フラッパーを回動させるばねヒンジと、前記商品陳列棚の少なくとも1つに冷気循環ダクト内の冷気を庫内に導く中間ダクトと、区画板に設けられた冷気導入孔を介して庫内から冷気循環ダクト内に進入し、フラッパーを回動させてフラッパーにより冷気循環ダクトの上下を遮断し、冷気循環ダクト内の冷気を中間ダクトに導くフラッパー操作部が設けられ、ばねヒンジによりフラッパーが区画板を押圧するように設けられており、
前記フラッパーは樹脂で成形されており、前記フラッパー操作部の後端が当接する部分を硬質樹脂部とするとともに、前記フラッパーが回動してフラッパー止めに当接する部分を軟質樹脂部としたことを特徴とするショーケース。 - 前記フラッパーが前記区画板に押圧する部分にマグネットを設けたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
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