JP7348819B2 - 車両運転支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両前方、後方等に位置する路面に画像を投影する車両運転支援システムに関する。
自動車等の車両は走行方向を示すために、方向指示器(ウィンカー)を点滅させていた。しかしながら、車両に搭載された方向指示器の点滅だけでは、歩行者等に分かりにくいため、車両前面に設けた光照射部から画像を路面上に照射し、歩行者や対向車へ進路を示す路面描画装置がある。
路面描画装置は、車両前面に設けたLEDアレイやDMD(デジタルミラーデバイス)といった表示素子を用いて所定画像を路面上に描画する。例えば、特許文献1に記載の車両用描画装置では、交差点で右折時、左折時に曲がる方向の矢印をマーカとして車両前方の路面に表示する。この路面にマーカとして表示される進路表示画像(路面表示画像)は、周囲の他車両や歩行者が車両の進行方向を認識する上での助けとなる。
交差点でウインカーランプ等による右折、左折表示は、道路交通法で決められた交差点手前所定距離の位置、または交差点に入る所定時間前から表示する。この進路表示画像もウインカーランプと同様に表示される。
しかしながら、特に幹線道路の交差点等では、信号待ちで複数台の車両が数珠つなぎに並んで停止する場合がある。この場合、それぞれの車両が進路表示画像を表示しようとして、各車両に設けられた描画ユニットから路面に光を照射すると、次のような現象が起きる。すなわち、交差点先頭に位置する車両は、前方の路面に進路表示画像を表示することができるが、2台目以降の車両は、前方車両との車間では進路表示画像を表示するには十分な空間を確保することができない。よって2台目以降の車両の進路表示画像の光が前方車両の車体やバンパー等で反射され、正確に路面描画ができない場合があった。
特開2016-193689号公報
そこで本発明は、交差点等で、複数車両が縦列した場合においても、自車両の進路表示画像が、自車両よりも前に位置する前方車両や自車両に光学的な影響を与えないように、進路表示画像の表示を制御する車両運転支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両運転支援システムは、車両の進路情報を取得する車両進路取得部と、前記車両の位置及び速度を車両状態情報として取得する車両状態情報取得部と、前記車両の付近に他車両が存在するかを検知し、検知情報を取得する他車両検知部と前記進路情報と前記車両状態情報および前記検知情報に基づいて、前記車両の周囲路面に投影する進路表示画像を選択する画像選択部と、前記路面に前記進路表示画像を投影する路面描画部とを備え、前記画像選択部は、前記検知情報および前記車両状態情報に基づいて前記車両前方の第1距離内に前記他車両が存在すると判断した場合は前記進路表示画像を選択せず、前記第1距離内に前記他車両が存在しないと判断した場合は進路前方表示画像を選択し、前記路面描画部は、前記画像選択部が選択した前記進路前方表示画像を前記車両の前方路面に投影し、前記画像選択部は、前記検知情報および前記車両状態情報に基づいて前記車両後方の第2距離内に前記他車両が存在しないと判断した場合は、進路後方表示画像を選択し、前記路面描画部は、前記画像選択部が選択した前記進路後方表示画像を前記車両の後方路面に投影し、前記画像選択部は、前記車両が交差点に向かって進行し、交差点から第3距離内に位置する場合には、前記車両後方の第2距離内に前記他車両が存在すると判断した場合にも、前記進路後方表示画像を選択することを特徴とする
これにより、車両前方の第1距離内に他車両が存在しない場合のみ、路面描画部が前方路面に進路前方表示画像を投影するため、交差点等で、複数車両が縦列した場合においても、自車両の進路表示画像が、自車両よりも前に位置する前方車両や自車両に光学的な影響を与えないように、進路表示画像の表示を制御することが可能となる。
また、本発明の一態様では、車両前方の第1距離は、車両状態情報取得部が取得する速度から求められる制動距離に基づいて決定される。
また、本発明の一態様では、画像選択部は、進路情報が第1方向から第2方向に変化する場合、画像選択を判断する。
また、本発明の一態様では、第1方向は直進方向であり、第2方向は右折方向または左折方向であり、画像選択部は、車両状態情報における車両の位置が右折または左折の合図を行わなければならない地点に到達する前に、進路表示画像の選択を判断することを特徴とする。
また、本発明の一態様では、他車両検知部は、車両前方または後方を撮像装置で撮像し、画像認識によって他車両を検知することを特徴とする。
また、本発明の一態様では、他車両検知部は、他車両との無線通信によって他車両を検知することを特徴とする。
また、本発明の一態様では、車両状態情報取得部は、衛星測位システムからの位置情報を用いて車両状態情報を取得することを特徴とする。
本発明では、交差点等で、複数車両が縦列した場合においても、自車両の進路表示画像が自車両よりも前方に位置する他車両や自車両に光学的な影響を与えないように、進路表示画像の表示を制御する車両運転支援システムを提供することができる。
第1実施形態における車両運転支援システムを利用して走行する車両の平面図であり、図1(a)は車両の正面図であり、図1(b)は、車両の後面図である。 第1実施形態における車両運転支援システムを示すブロック図である。 第1実施形態における車両運転支援システムが進路表示画像を表示する処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態における複数の車両の交差点での進路と進路表示画像を示す模式図である。 第2実施形態の車両と二輪車(他車両)の交差点での進路表示画像を示す模式図である。 第3実施形態におけるインフラ側装置を示す模式的斜視図である。 第3実施形態の車両、二輪車(他車両)、インフラ側装置の交差点での関係を示す模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付すものとし、適宜重複した説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る車両運転支援システムを利用して走行する車両の模式図であり、図1(a)は車両の正面図であり、図1(b)は、車両の後面図である。車両1は、自動車であり、車両1前方を照射するために、ヘッドランプ2と照明ユニット(照射ユニット)52を備えている。ヘッドランプ2は、車両1の左右に右側ヘッドランプ2R、左側ヘッドランプ2Lと配されている。ヘッドランプ2は、図示しないランプボディ内に光源及びリフレクタ等を備える公知のものである。
照明ユニット(照射ユニット)52は、本実施形態では、車両1前面の左右のヘッドランプ2の下部に配されている。本実施形態における照明ユニット52は、右側照明ユニット52R、左側照明ユニット52Lと左右に分けられて配置されているが、本発明の車両運転支援システムはこれに限らず、車両1前面の中央に一つ配する形等であってもよい。照明ユニット52は、車両運転支援システム100において路面に各種描画(マーク)を表示する描画投影部分である。その構造は、例えば、レーザ光源と、レーザ光源から出射されるレーザ光を偏向する光偏向装置とを備える不図示のレーザ走査装置である。光偏向装置は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーやガルバノミラー等の可動ミラーである。照明ユニット52は、車両1前方の路面に所定の各種描画(マーク)を表示できるものであればよく、液晶表示器、LEDアレイ、デジタルミラーデバイス(DMD)等、公知の照明ユニットを用いたものであればよい。照明ユニット52は、後述する車両運転支援システム100における路面描画部50の照明制御部51からの指令に伴い、点灯、消灯等、動作が制御される。
図1(b)に示すように、車両1の後ろ側においてもバックランプ2Bの下方に後方の照明ユニット52Bが設けられている。本実施形態では、左のバックランプ2BLの下に左の照明ユニット52BL、右のバックランプ2BRの下に右の照明ユニット52BRが分けて配置されているが、後面の照明ユニット52Bはこれに限らず、車両後面の中央に一つ配する形であってもよい。後面の照明ユニット52Bの構造は、前方の照明ユニット52と同様である。
次に本発明の車両運転支援システム100の各種制御について説明する。図2は、本実施形態に係る車両運転支援システムのブロック図である。本発明の車両運転支援システム100は、制御部10、車両進路取得部20、車両状態情報取得部30、画像選択部40、路面描画部50を備える。
制御部10は、車両1の各種機器の制御を行うものであり、電子制御ユニットにより構成されている。電子制御ユニットは、プロセッサとメモリを含むマイクロコントローラとトランジスタ等のその他電子回路等を含む。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)を含むものである。また、メモリはROM及びRAMを含む。プロセッサは、ROMに記憶された各種制御プログラムを実行し、RAMとの協働で各種処理を実行する。
制御部10には、ナビゲーションシステム11、方向指示器12、車載カメラ13、センサ14、無線通信部15等の車両1外部のモニタリングを行う各種センサや外部機器等が接続されており、各種信号、データが入出力される。
ナビゲーションシステム11は、GPS等の衛星測位システムと接続され、現在の車両1の位置情報を入手するとともに、運転手が入力した目的地に対して適切な進路を示し、車両1を誘導するシステムである。したがって、制御部10は、このナビゲーションシステム11から、車両1の進路情報を取得するとともに、車両1の現在の位置情報等を取得する。本実施形態では、ナビゲーションシステム11によって、車両1の進路情報を取得するものとしたが、本発明はこれに限らず、自動運転制御による逐次指示等、公知の各種制御手段を用いて進路情報を取得するとしてもよい。
方向指示器12は、運転手が車両1の進行方向を入力するレバー(不図示)と連動し、車両1の進行方向を示す信号を制御部10へ入力するとともに、車両1外部へ方向指示器(ウィンカーランプ)(不図示)を通じて発信する。制御部10は、この方向指示器12によってもまた、車両1の進路情報を取得する。
車載カメラ13は、車両1前方及び後方の車外情報を入手するために設けられている。車両1の前面に設置された車載カメラ13Fは、前方の様子を逐次撮影し、車両1前方に他車両や歩行者等が存在する前方情報をいち早く制御部10へ送信する。車両1の後面に設置された車載カメラ13Bも同様に、後方の様子を逐次撮影し、車両1後方に他車両や二輪車、歩行者が存在する後方情報を制御部10へ送信する。車載カメラ13は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary MOS)等の撮像素子を含むものである。そして、ミリ波レーダ、マイクロ波レーダ、レーザーレーダ等と組み合わされ、他車両、歩行者、道路形状、交通標識、障害物等の車外周辺情報を入手する。車載カメラ13は、撮影した画像データを制御部10に送り、制御部10が各種解析プログラムによって、画像データから歩行者や他車両(二輪車を含む)の存在、位置等を認識する形であってもよいし、その他、車載カメラ13自体が歩行者等を認識するプログラムを備えるものであってもよい。
センサ14は、車載カメラ13と同様に、車両1周囲の車外情報を入手するために設けられている。例えば、車両1前方、後方、側方等に他車両や歩行者等がいるか否かを検知する赤外線センサや歩行者の動きを検知するモーションキャプチャ等が設置されている。センサ14も、歩行者や他車両(二輪車を含む)を検知した場合、検知データを制御部10へ送信する。
無線通信部15は、他車両や交差点等に設けられた所定装置、自動運転の指示装置等、車外の他の装置と無線通信によって情報の受信、発信を行うものである。無線通信部16が受信した情報によっても、車両周囲の情報(他車両や歩行者等の様子)を制御部10は入手する。また、無線通信部15は、他車両等に対して、自車両1の位置や進行方向を発信する形態を備えていてもよい。すなわち無線通信部15は、車両同士の通信である車車間通信や、道路に設けられた設備との間での路車間通信を行う。
このように、車両1の周囲情報を検知する車載カメラ13、センサ14、無線通信部15を合わせて、周囲情報検知部(または他車両検知部)16と称する。また、周囲情報検知部16は、車載カメラ13、センサ14、無線通信部15に限らず、車両1の周囲の情報を入手するものであればよく、例えば、車外の他装置が撮像した画像を入手する仕組み等を含むものであってもよい。
車両進路取得部20は、上述したナビゲーションシステム11や方向指示器12、無線通信部15等から車両1の進路情報、例えば、次の交差点を直進する、右折する、左折する等といった進路情報を取得する。進路情報は所定間隔で定期的に取得する形態でも、先に入手した進路から変わる場合に取得する形態でもよい。また、進路取得部20が取得する進路情報は、交差点での情報だけでなく、車線変更等、他車両に対して進路表示をすべき場合は全て含まれる。車両1が自動運転制御されている場合は、無線通信部15からの情報によっても進路情報を取得するものとする。
車両状態情報取得部30は、車両1の位置、向き、速度等、車両1の状態情報を取得する。上述したように、ナビゲーションシステム11から車両1の位置情報、向き情報を取得する。また、車両状態情報取得部30は、速度センサ31と接続している。
速度センサ31は車両1の走行速度等を検出する。さらに、加速度センサ等も有していてもよい。車両状態情報取得部30は、ナビゲーションシステム11等から入手した車両1の現在位置と、速度センサ31が検出する速度や加速度から、所定時間後の車両1の位置を求める。
次に、画像選択部40は、後述するように車両1の前方または後方路面に照明ユニット52を用いて投影する進路表示画像6を選択するものである。すなわち、本実施形態の車両運転支援システム100は、右折時、左折時等、車両1の進路が変更する場合等に、他車両や歩行者に自車両1の進路が的確に伝わるように、その進路方向を示す進路表示画像6を路面に投影するのである。しかしながら、車両1の周囲の他車両や歩行者の状況に応じて、進路表示画像6を選択しない、また選択する画像を適宜変更する等、画像選択部40が表示画像データを選択する。具体的には、画像選択部40は、右折、左折等、進路を示す進路表示画像6のデータが複数ストックされた進路表示画像データ格納部41と接続している。そして、画像選択部40は、車両進路取得部20が取得した車両1の進路情報と、車両状態情報取得部30が取得した車両1の位置、速度等、他車両の位置等の車両状態情報とから、車両1の進むべき方向を示す進路表示画像6のデータを進路表示画像データ格納部41から選択する。もしくは、他車両が後述する車両1の所定範囲内に位置する時は、進路表示画像6のデータを選択しない。そして、選択した進路表示画像6のデータを指示する指令を路面描画部50へ送る。
路面描画部50は、照明制御部51と照明ユニット52を備える。画像描画部50は、画像選択部40から指示された進路表示画像のデータを進路表示画像データ格納部41より取り出し、照明制御部51へ送る。照明制御部51は照明ユニット52に適した形にデータを変換し、照明ユニット52はこの変換されたデータに従って、光源より光を照射し、車両1前方の路面へ所定の進路表示画像を投影する。照明制御部51は、電子制御ユニットにより構成されており、先の進路表示画像のデータに応じて、照明ユニット52の照明状態(点消灯、照明色、発光強度、発光領域等)を所定の進路表示画像が投影できるように設定する。また、照明制御部51はCPU、MPU等のプロセッサとメモリとを含むマイクロコントローラと他の電子回路等を含む。本実施形態では、制御部10と照明制御部51は別構成としたが、一体的に構成されていてもよい。
照明ユニット52は、上述したように、選択された進路表示画像を車両1周囲(前方、後方)の路面に投影して表示する。本実施形態では、照明ユニット52は、車両状態情報取得部30が入手した車両の向きや現在の位置、周囲の状況に応じて、画像を投影する位置や角度が調整されるような調整機能を備えている。具体的な調整指示は、画像選択部40が選択した画像データに付随する指示信号に基づいて行われる。
図3は、車両運転支援システム100が進路表示画像6を表示する処理の流れを示すフローチャートである。図4は、複数の車両1a~車両1cの交差点での進路7と進路表示画像6を示す模式図である。図3に示すように、本実施形態の路面描画装置100は、次に示す流れで、交差点付近で進路表示画像6を表示する。
まず、ナビゲーションシステム11からの情報や方向指示器12からの情報により、車両進路取得部20は、車両1が進路7で示すように右折すること、すなわち直進方向である第1方向から右折方向である第2方向へ進路情報が変化することを認知、判断する(ステップ1)。
続いて、車両状態情報取得部30は、車載カメラ13、センサ14、無線通信部15といった周囲情報検知部16が検知した周囲情報を取得する(ステップ2)。
同じく、車両状態情報取得部30は、ナビゲーションシステム11から車両1の位置、向き情報を取得する。また、速度センサ32から車両1の走行速度を取得する。そして、先の周囲情報と車両1の位置、向き、走行速度から、車両1の前後に他車両が存在するか、また他車両との距離はどの程度かといった情報を取得する(ステップ3)。
制御部10は、先の車両1の位置や向き情報と進路情報とから車両1が交差点に進入する状況や、進路を変更する状況である場合等、進路表示画像6を表示すべき位置(後述する第3距離L3内)に車両1が位置するかを判断する。そして表示すべき位置と判断した場合にはステップ5に移行し、その他の場合にはステップ1に移行する(ステップ4)。
続いて制御部10は、車両1が進路表示画像6を表示すべき位置であり、車両1の前方に他車両がいない、または前方の他車両との間の距離が第1距離L1以上等の状態であるかを判断する(ステップ5)。第1距離L1以内に他車両がいない場合には、ステップ6に移行し、他車両がいる場合にはステップ7に移行する。
画像選択部40は、車両状態情報取得部30が取得した現時点の車両1の位置及び向きと車両進路取得部20が取得した進路と周囲情報検知部16が取得した周囲情報から、表示すべき最適な進路前方表示画像6aの画像データをこの進路表示画像データ格納部41から選択する(ステップ6)。
一方、制御部10は、車両1の前方に他車両が存在し、その他車両までの距離が第1距離L1内であった場合、進路前方画像表示は行わないと判断し、画像選択部40へ画像選択の指令を送らない。そして、制御部10は、車両1が交差点から道路交通法に定められるウインカーランプを出すべき位置までの所定距離である第3距離L3内に位置する場合、車両1の後方を確認し、第2距離L2内に他車両が存在するかを判断する(ステップ7)。第2距離L2内に他車両が存在しないと判断した場合にはステップ9に移行し、存在すると判断した場合にはステップ8に移行する。
すなわち、交差点から所定距離(30m)手前等、道路交通法で定められた第3距離L3内に車両1が位置する場合、進路変更をする時は、ウインカーランプを点灯させなければいけない。進路表示画像6はウインカーランプの点灯と同様とするから、ウインカーランプを点灯させなければならない位置では、路面投影することを前提とする。しかしながら、第1距離L1内や第2距離L2内に他車両が位置する場合は、他車両への視覚的影響を考慮して、進路表示画像6(前方の場合は、進路前方表示画像6a、後方の場合は、進路後方表示画像6b)を表示しないと判断する。
画像選択部40は、車両状態情報取得部30が取得した現時点の車両1の位置及び向きと車両進路取得部20が取得した進路と、周囲情報検知部16が取得した周囲情報から、表示すべき最適な進路後方表示画像6bの画像データをこの進路表示画像データ格納部41から選択する(ステップ8)。
次に画像選択部40は、このようにして選択した進路前方表示画像6aまたは進路後方表示画像6bの画像データを路面描画部50に表示の指令を出す。路面描画部50は、画像選択部40が選択した進路表示画像6の表示画像データを表示データ格納部41内から選択し、照明制御部51及び照明ユニット52を用いて、進路前方表示画像6aを車両1前方の路面上に、または、進路後方表示画像6bを車両1後方の路面上に表示する(ステップ9)。
これは車両1が目的地に到着するまで、所定間隔で繰り返され、交差点や進路変更箇所では、逐次、車両1の位置に応じて、表示画像データを画像選択部40が再選択し、常に最適な進路表示画像6が最適な位置に表示される(ステップ10)。
なお、ステップ4からステップ7で、車両1の進路情報、車両状態情報、検知情報から、制御部10が進路表示画像6(進路前方表示画像6a、進路後方表示画像6b)の表示の要否を判断する形としたが、この表示の要否の判断を画像選択部40が行う形であっても良い。この場合、画像選択部40は進路表示画像6の表示の要否を選択したのち、適した進路表示画像の選択を行う。
次に、交差点での車両1の右折時(図4に示す進路7を進む)において、各車両1aから1cの進路表示画像選択の判断について説明する。図4に示すように、第3距離L3内に3台の車両1a~1cが位置する。
車両1aは、第1方向である直進方向から第2方向である右折方向へ進路を変更するものである。前方に他車両が存在しないため、画像選択部40は進路前方表示画像6aを選択し、路面描画部50は、車両1aの前方路面に右折を示す矢印の進路前方表示画像6aを車両前面の照明ユニット52R、52Lが投影する。また、車両1aの後方には車両1bが位置するため、車両1aは、車両後方の路面には進路表示画像を表示しない。
車両1bは、前方第1距離L1内に車両1aが存在するため、進路前方表示画像6aを表示しない。また、後方第2距離L2内に車両1cが存在するため、進路後方表示画像6bも表示しない。車両1aが交差点内に進入し、車両1aとの距離が第1距離L1以上となった場合等、車両1bの前方に他車両が存在しなければ進路前方表示画像6aを表示することとなる。
車両1cは、前方第1距離L1内に車両1aが存在するため、進路前方表示画像6aを表示しない。また、後方第2距離L2内に他車両が存在しないため、後方の路面に進路方向を示す進路後方表示画像6bを投影する。これは、車両後面の照明ユニット52BR,52BLが投影する。このように、進路後方表示画像6bを後方の路面に表示することにより、周囲の歩行者等に進路を示すことができる。
また、本実施形態では、交差点手前に車両1aが1台だけ存在する場合は、車両1a前方の路面に進路前方表示画像6aを投影し、後方の路面に進路後方表示画像6bを投影することとなる。つまり1台の車両1が前後それぞれの路面に進路表示画像6を表示することとしたが、本発明はこれに限らず前方の路面だけに表示する形であってもよい。
ここで、進路前方表示画像6aを表示しないのは、前方第1距離L1内に他車両が存在する場合とした。本実施形態における第1距離L1は「制動距離+車両1台分の長さ」とする。制動距離とは、車両1のブレーキが効き始めてから停止するまでに走行した距離であり、速度の2乗と車重に比例し、制動力に反比例するものである。本実施形態では、車両1の速度毎の制動距離を予め求めておき(設定しておき)、制御部10は検知された車両1の速度から逐次制動距離を求め、第1距離L1を算出する。なお、本実施形態では、車両1台分の長さは、5mと設定した。そして、この第1距離L1と前方の他車両までの距離を比較し、進路前方表示画像6aの表示の必要性を判断する。
次に進路後方表示画像6bを表示する上での判断基準とした第2距離L2は、「停止距離+車両1台分の長さ」とする。停止距離とは、空走距離+制動距離である。空走距離は、運転手が自動車を停止させる必要があると感じた瞬間から、ブレーキを踏みこんで効きはじめるまでに自動車が走ってしまう距離である。したがって、停止距離とは、運転手が車両1を停止させようと感じた時から実際に車両1が停止するまでに走った距離である。運転手がブレーキを踏みこむよう反応するのに要する時間は、個人差があるが、本実施形態では、0.75秒と設定する。空走距離は、検知した速度×0.75秒で求めることができ、停止距離はこのように求めた空走距離と制動距離から算出される。そして、本実施形態では、制御部10が求められた第2距離L2と後方の他車両までの距離を比較し、進路後方表示画像6bの表示の必要性を判断する。
上述したように、第3距離L3は、上述したように定める。すなわち、道路交通法施行令では、例えば左折等の行為を行う場合は、当該交差点の手前の側端から30メートル手前の地点に達したときに、ウインカーランプの点灯等の合図を出さなければならないと定められている。したがって、交差点からこの合図を出さなければならない地点までの距離を第3距離L3とする。
また、上述の例では、第3距離L3内に位置していても、車両1の後方第2距離L2内に他車両が位置する場合は、進路後方表示画像6bを表示しないとしている。しかしながら、交差点から第3距離L3内に位置する車両1の中で最後尾の車両1は、自車両1の後方第2距離L2内に他車両が位置していたとしても、進路後方表示画像6bを表示する制御としてもよい。自車両1が第3距離L3内の最後尾か否かは、自車両1の位置から第3距離L3端(交差点より30m手前で合図を出さなければならない地点)までの距離が、後続で検知している他車両までの距離よりも短い等の条件によって判断する。
このように、先頭車両1aは、前方路面に、最後尾車両1cは、後方路面に、進路表示画像6を投影することにより進路を示し、対向車線の他車両や、周囲の歩行者に今後の動きを予測させ、注意を促すことができる。一方で先頭車両1aとあまり距離を置かない状態で続く次車両1bは、進路表示画像6を投影しないため、前方車両1aの後面等で投影光が乱反射することがなく、車両1bの運転手は乱反射によって視界が邪魔されることがない。
(第2実施形態)
本実施形態では、車両1の後方第2距離L2内に他車両が存在したとしても、他車両がバイクや自転車等、巻き込みの危険性がある車両の場合は後方路面に進路表示画像6を表示する。図5は本実施形態の車両1a、1b、二輪車1dの交差点での進路表示画像6を示す模式図である。
図5に示すように、車両1bの前方第1距離L1内に車両1aが存在するため、車両1bは、進路前方表示画像6aを投影しない。一方で、後方第2距離L2内に二輪車1dが存在する。第1実施形態ではこの場合進路後方表示画像6bを表示しなかったが、本実施形態では進路後方表示画像6bを表示する。
図3の処理フローで示したように、車両1bの後方を車載カメラ13、センサ14で検知した際、バイクや自転車といった二輪車1dが検知された場合、制御部10は、二輪車1dの巻き込み防止のために、進路後方表示画像6bを表示することを選択し、画像選択部40へ画像表示の指令を送る。
画像選択部40は、車両1bの進路を示す画像、図5に示す例では、左折画像に係るデータを進路表示画像データ格納部41内から選択し、路面描画部50へ指令を出す。
路面描画部50は、左折を示す進路後方表示画像6bを車両1bの後方路面に投影する。この際、車両1bの後方近くに二輪車1dが存在しているため、二輪車1dの運転手の視界に眩しさを与えず、かつ視認できる位置に投影できるよう、照明制御部51は照明ユニット52を制御する。具体的には、両方の照明ユニット52BR、52BLを用いるのでは、右側の照明ユニット52BRだけを用いて投影する、投影角度を調整する等が行われる。
特に、車両1bが左折する際に、後方に二輪車1dが位置すると、二輪車1dの巻き込み事故が発生する危険性が高い。したがって、上述の条件、すなわち、車両1bの後方第2距離L2内に二輪車1dが存在する場合でかつ、車両1bの進路が左折の場合のみ、進路後方表示画像6bを投影し、同位置に二輪車1dが存在しても、車両1bの進路が直進、または右折の場合は、進路後方表示画像6bを表示しないという処理にしてもよい。
また、車両1bの後方第2距離L2内に歩行者が位置する場合も、進路後方表示画像6bを表示する形としても良い。すなわち、この位置に位置する歩行者の視線では、車両1bのウインカーランプに気づきにくい場合があり、更なる注意を喚起するために進路後方表示画像6bを表示するようにしてもよい。歩行者を検知した場合も、歩行者の視界に眩しさを与えず、進路後方表示画像6bを的確に認識できる位置に投影するよう、照明制御部51は、照明ユニット52を制御する。
このように、車両1bの後方第2距離L2内に、二輪車1dが位置する時は、二輪車1d巻き込みという別観点の危険を防止するために、進路後方表示画像6bを表示する。このような制御を行うことで、車両1b近傍の二輪車1dに車両1bの進路を的確に示すことができ、二輪車1dの運転手に注意を促すことができる。
(第3実施形態)
第1実施形態、第2実施形態では、車両1が備える周囲情報検知部16が検知した周囲情報に基づいて、進路表示画像6の投影を制御したが、本実施形態では、車両1の検知部材だけでなく、道路に予め設置されている装置も利用して、進路表示画像6の投影を制御する。図6は本実施形態におけるインフラ側装置60を示す模式的斜視図である。
本実施形態では、道路にインフラ側装置60を備えている。インフラ側装置60は、道路または歩道に設けられた設備である。後述するように、インフラ側装置60には、道路1の路面に対して光を照射して画像を描画する照明装置を備えていてもよい。インフラ側装置60の具体的な構成は限定されず、専用の照明装置を配置するとしてもよく、既存の街路灯や信号等、電光掲示板等のインフラ設備に光信号を照射する機能を持たせるとしてもよい。
また、インフラ側装置60には、車両1を含む複数車両との間で情報通信する情報通信部を備えておき、車両との間での路車間通信を可能としてもよい。また、インフラ側装置60には、撮像カメラ等、インフラ側装置60の周囲の状態を検知するインフラ側周囲情報検知部(他車両検知部)61を設けていてもよい。本実施形態におけるインフラ側周囲情報検知部61は、照明装置と兼用で設けられており、上方から路面を撮像する等して周囲情報を検知するものとしたが、本発明はこれに限らず、インフラ側装置60の支柱等、他の箇所に設けられたものであってもよい。
図7は本実施形態の車両1a、二輪車1d、インフラ側装置60の交差点での関係を示す模式図である。
インフラ側装置60は、路面を撮像する等の周囲情報を検知し、車両1aが交差点手前の進路表示をしなければならない範囲に位置し、かつ車両1aの後方第2距離L2内に二輪車1dが位置することを検知する。インフラ側装置60には、検知画像から進路表示画像6を表示するか否かを判断する制御部が設けられている。この制御部は、先のインフラ側周囲情報検知部61が検知した周囲情報から、車両1aの前方第1距離L1内には他車両が存在せず、進路前方表示画像6aを表示させると判断する。また、車両1aの後方についても二輪車1dが位置することから、進路後方表示画像6bを表示させると判断する。
次にインフラ側装置60の情報通信部は、車両1aと路車間通信で進路前方表示画像6a及び進路後方表示画像6bを表示するよう指令を送る。
一方、車両1aでは、無線通信部15がインフラ側装置60からの指令を受信し、車両状態情報取得部30へ送る。制御部10は、車両状態情報取得部30からこの指令を受けるとともに、車両進路取得部20から左折をするという進路情報を受け、画像選択部40へ、左折用の進路前方表示画像6a、進路後方表示画像6bの表示の指令を送る。画像選択部40以降は、第1実施形態、第2実施形態と同様に、所定の進路表示画像6を選択し、路面描画部50が車両1aの前方路面に進路前方表示画像6aを表示する。また、車両1aの後方路面に、進路後方表示画像6bを表示する。
このように、インフラ側装置60からの指令に基づいて、進路表示画像6の表示を判断する。なお、交差点付近、すなわちインフラ側装置60付近の路面への画像表示は、車両1aの照明ユニット52を用いて投影するという形だけでなく、インフラ側装置60の照明装置から画像を投影する形であってもよい。
また、車両1aの進路について、車両1aの進路情報取得部20から無線通信部15を介して、インフラ側装置60に通知されており、インフラ側装置60の制御部が入手した進路情報に基づいて適切な進路表示画像6を決定し、決定した進路表示画像6を車両1aへ指令する形であってもよい。すなわち、インフラ側装置60が進路表示画像6の選択までを処理し、車両1a側は、インフラ側装置60から送られてきた進路表示画像6のデータを単に表示するという形であれば、車両1a内に複数の表示画像データを格納する必要がない。
このように、インフラ側装置60を利用して各車両1の進路表示画像6の表示制御を行うことにより、インフラ側装置60付近の複数車両1の表示制御を一括して行うことができ、複数車両1において統合された表示制御を行うことができる。すなわち、各車両1個別の制御部10の制御能力によらず、統合した進路表示画像6を各車両1が表示することができる。
(その他)
車両1の前後の所定距離(第1距離L1、第2距離L2)内に他車両が存在するか否かの判断において、自車両1に設けた周囲情報検知部16の検知情報や、インフラ側装置60のインフラ側周囲情報検知部61の検知情報を用いるものを説明した。しかしながら、本発明はこれらに限らず、車両1間の車車間通信によって検知する形であってもよい。車車間通信は無線通信部15を利用したものであってもよい。
また、ナビゲーションシステム11に接続する衛星測位システムからの情報を利用して他車両の位置や自車両の位置等を受信し、この受信した情報を利用して、所定距離内に他車両が存在するか否かを判断する形であってもよい。
また、先に説明した各実施形態では、交差点での右折、左折を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、複数車線ある場合の車線変更等においても適用可能である。また、車両1は一般的な5人乗り乗用車だけでなく、トラックやトレーラー、また二輪車等、多種多様な車両に適用可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1…車両
2…ヘッドランプ
6…進路表示画像
6a…進路前方表示画像
6b…進路後方表示画像
7…進路
10…制御部
11…ナビゲーションシステム
12…方向指示器
13…車載カメラ
14…センサ
15…無線通信部
16…周囲情報検知部(他車両検知部)
20…車両進路取得部
30…車両状態情報取得部
31…速度センサ
40…画像選択部
41…表示画像データ格納部(メモリ)
50…路面描画部
51…照明制御部
52…照明ユニット(照射ユニット)
60…インフラ側装置
61…インフラ側周囲情報検知部(他車両検知部)
100…車両運転支援システム
L1…第1距離
L2…第2距離
L3…第3距離

Claims (7)

  1. 車両の進路情報を取得する車両進路取得部と、
    前記車両の位置及び速度を車両状態情報として取得する車両状態情報取得部と、
    前記車両の付近に他車両が存在するかを検知し、検知情報を取得する他車両検知部と
    前記進路情報と前記車両状態情報および前記検知情報に基づいて、前記車両の周囲路面に投影する進路表示画像を選択する画像選択部と、
    前記路面に前記進路表示画像を投影する路面描画部とを備え、
    前記画像選択部は、前記検知情報および前記車両状態情報に基づいて前記車両前方の第1距離内に前記他車両が存在すると判断した場合は前記進路表示画像を選択せず、前記第1距離内に前記他車両が存在しないと判断した場合は進路前方表示画像を選択し、
    前記路面描画部は、前記画像選択部が選択した前記進路前方表示画像を前記車両の前方路面に投影し、
    前記画像選択部は、前記検知情報および前記車両状態情報に基づいて前記車両後方の第2距離内に前記他車両が存在しないと判断した場合は、進路後方表示画像を選択し、
    前記路面描画部は、前記画像選択部が選択した前記進路後方表示画像を前記車両の後方路面に投影し、
    前記画像選択部は、前記車両が交差点に向かって進行し、交差点から第3距離内に位置する場合には、前記車両後方の第2距離内に前記他車両が存在すると判断した場合にも、前記進路後方表示画像を選択することを特徴とする車両運転支援システム。
  2. 請求項に記載の車両運転支援システムであって、
    前記車両前方の第1距離は、前記車両状態情報取得部が取得する前記速度から求められる制動距離に基づいて決定されることを特徴とする車両運転支援システム。
  3. 請求項1または2に記載の車両運転支援システムであって、
    前記画像選択部は、前記進路情報が第1方向から第2方向に変化する場合、画像選択を判断することを特徴とする車両運転支援システム。
  4. 請求項に記載の車両運転支援システムであって、
    前記第1方向は直進方向であり、前記第2方向は右折方向または左折方向であり、
    前記画像選択部は、前記車両状態情報における前記車両の位置が右折または左折の合図を行わなければならない地点に到達する前に、前記進路表示画像の選択を判断することを特徴とする車両運転支援システム。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の車両運転支援システムであって、
    前記他車両検知部は、前記車両前方または後方を撮像装置で撮像し、画像認識によって他車両を検知することを特徴とする車両運転支援システム。
  6. 請求項1から5の何れか一つに記載の車両運転支援システムであって、
    前記他車両検知部は、他車両との無線通信によって他車両を検知することを特徴とする車両運転支援システム。
  7. 請求項1から6の何れか一つに記載の車両運転支援システムであって、
    前記車両状態情報取得部は、衛星測位システムからの位置情報を用いて前記車両状態情報を取得することを特徴とする車両運転支援システム。
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