JP7348644B2 - 気泡安定化製剤 - Google Patents
気泡安定化製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7348644B2 JP7348644B2 JP2019223830A JP2019223830A JP7348644B2 JP 7348644 B2 JP7348644 B2 JP 7348644B2 JP 2019223830 A JP2019223830 A JP 2019223830A JP 2019223830 A JP2019223830 A JP 2019223830A JP 7348644 B2 JP7348644 B2 JP 7348644B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- weight
- parts
- puffed
- stabilizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Grain Derivatives (AREA)
Description
特許文献5に示すように、本発明者らはシロキクラゲ由来の多糖体をパンやスポンジケーキ等の小麦膨化食品に含有させた場合に、ソフト感、しっとり感や口溶けが優れたものが得られることを確認している。このような小麦膨化食品の製造におけるシロキクラゲ由来の多糖体の効果を生かしつつ、大量生産の場においても長時間にわたって気泡の状態を維持できる気泡安定化製剤の提供を試みた。
(1)シロキクラゲ由来の多糖体と、グァガム及び/又はペクチンを含有する気泡安定化製剤。
(2)さらにカルシウム及び/又はナトリウムを含有する上記(1)に記載の気泡安定化製剤。
(3)穀粉100重量部に対して、上記(1)又は(2)に記載の気泡安定化製剤を0.05~0.5重量部含有する小麦膨化食品。
(4)小麦膨化食品の穀粉100重量部に対して、上記(1)又は(2)に記載の気泡安定化製剤を0.05~0.5重量部含有させる工程を含む、小麦膨化食品の製造方法。
本発明で用いるシロキクラゲ由来の多糖体は、シロキクラゲより従来知られている方法等により独自に調製したものであっても良く、市販のものであっても良い。特にUT-WC(ユニテックフーズ社製)を用いることが好ましい。
グァガムは低分子グァガムを用いることが好ましく、このようなグァガムとして例えばUT-GA(ユニテックフーズ株式会社)が挙げられる。また、ペクチンはLMペクチンを用いることが好ましく、このようなペクチンとして例えばUTLP-1000(ユニテックフーズ株式会社)が挙げられる。
カルシウムやナトリウムも小麦膨化食品の製造に安全に使用できるものであれば従来知られているいずれのものも用いることができる。乳酸カルシウムや乳酸ナトリウムを用いることが好ましく、これらが混合された状態のものも用いることができる。このようなものとして例えばLNパウダーF(武蔵野化学研究所ST社)が挙げられる。
即ち、小麦粉膨化食品の生地中の小麦粉を含む穀紛100重量部に対し、シロキクラゲ由来の多糖体であれば0.005~0.1重量部含有させることが好ましく、0.005~0.01重量部となるように含有させることがより好ましい。グァガムであれば0.01~0.3重量部含有させることが好ましく、0.01~0.1重量部となるように含有させることがより好ましい。ペクチンであれば0.01~0.3重量部含有させることが好ましく、0.01~0.1重量部となるように含有させることがより好ましい。また、カルシウムやナトリウムは0.01~0.3重量部含有させることが好ましく、0.01~0.1重量部となるように含有させることがより好ましい。
気泡安定化製剤の調製
次の各試料を用い、気泡安定化製剤A~Dを調製した。
各気泡安定化製剤は穀粉100%に対して各試料が表1に記載の量となるように組み合わせた。
<試料>
シロキクラゲ由来の多糖体:UT-WC(ユニテックフーズ社)
グァガム:UT-GA(ユニテックフーズ社)
ペクチン:UTLP-1000(ユニテックフーズ社)
カルシウムとナトリウム:LNパウダーF(武蔵野化学研究所ST社)
小麦膨化食品の製造(1)
上記実施例1において調製した気泡安定化製剤を用い、実施例2A~Dとして、次の工程によりスポンジケーキを製造した。なお、比較として各試料を何も添加しない無添加のもの、UT-WCのみ0.005%、グァガムのみ0.02%又はペクチンのみ0.02%を用いたスポンジケーキも製造した。
スポンジケーキを共立て法にて製造した。
1.薄力粉100gと気泡安定化製剤A~Dをそれぞれ混合して振るい、マーガリン40gを湯煎で溶かした。
2.全卵200gとグラニュー糖100gを混ぜて約60℃の湯煎で加熱した。
3.上記2を攪拌して10分泡立てた。
4.上記3に上記1の粉類を入れて2回以上に分けて混ぜ合わせた。
5.上記4に上記1のマーガリンを入れて混ぜた。
6.上記5にて調製された生地種を型1台あたり180g流し込んだ。
7.上記6を0分、15分又は30分静置した。
8.上記7を上火170℃下火160℃に設定したオーブンで24分間焼成し、スポンジケーキを得た。
1.気泡安定性
上記製造工程3、4、5及び7の各工程において、卵泡立て比重(工程3)、粉あわせ比重(工程4)、油あわせ比重(工程5)、15分静置後比重(工程7)、30分静置後比重(工程7)をそれぞれ調べて比較することで、気泡させた泡が安定して維持されるかを調べた。
また、得られた各スポンジケーキについて、体積(mm)、高さ(mm)、重さ(g)及び比容積を調べ、気泡安定化製剤を用いたことによって好ましいスポンジケーキが製造できたか否かを検討した。
2.テクスチャーアナライザー
焼成翌日の各スポンジケーキを、次の測定条件によりテクスチャーアナライザーTA XT Plus(英弘精機社)にて分析し、静置時間の経過が生地種及び製造されるスポンジケーキに与える影響を調べた。
測定条件:
P/20 20mm円柱を測定冶具とし、貫入速度1mm/secで貫入距離が80%Strainの時の測定数値を固さ(Force(g))とした。
気泡安定性(比重)の結果を表2に示し、気泡安定性(体積、比容積)の結果を表3に示した。また、テクスチャーアナライザーによる分析結果を表4に示した。
表2に示されるように無添加の場合、スポンジケーキの製造工程や静置時間の経過に応じで泡の比重が高くなり、気泡させた泡が消失していくが、気泡安定化製剤A~Dを添加することにより、気泡の消失が抑制できることが示された。また、表3に示されるように気泡安定化製剤A~Dを添加することにより、すぐに焼成したもの(静置0分)、15分又は30分静置後に焼成したものは無添加のものと比べていずれも比容積の大きいスポンジケーキとなることが確認できた。
なお、いずれの結果においてもUT-WCのみ添加、グァガムのみ添加又はペクチンのみ添加した場合は無添加の場合と比べて若干効果が見られるものの、気泡安定化製剤A~Dを添加した場合と同等の効果が得られるとはいえなかった。
小麦膨化食品の製造(2)
上記実施例1において調製した気泡安定化製剤Dを用い、様々な小麦膨化食品を製造した。各小麦膨化食品は生地種作成後、静置は行わずすぐに焼成した。比較として無添加のものも製造し、テクスチャーアナライザーによる分析と官能評価(ソフト感、口どけ感、しっとり感)によって効果を調べた。
なお、テクスチャーアナライザーによる分析は実施例2と同様に行ったが、カステラについては貫入距離が40%Strainの時の測定数値を固さ(Force(g))とした。
各小麦膨化食品及び比較のものは、2人のパネラーにより、表5に示す基準に沿って食感(ソフト感、しっとり感、口溶け感)について評価した。無添加のものの評価点を3とし、各小麦膨化食についてはこれらの総合評価が平均3以上であれば良好とした。
<スポンジケーキ>
実施例2と同様の方法によりスポンジケーキを製造した。
1.薄力粉100g、ベーキングパウダー2.8g、重曹0.3g、気泡安定化製剤Dを一緒にして振るい、マーガリン45gを60℃の湯煎で溶かした。
2.全卵130g、グラニュー糖95g、液糖15g、塩0.3g、牛乳30g、バニラエッセンス0.2gを混ぜ合わせ、湯煎で36.6℃まで加熱した。
3.上記2に上記1の粉類を入れて混ぜ、ミキサーで8分泡立てた。
4.上記3に上記1のマーガリンを入れて合わせた。
5.上記4にて調製された生地種を型に流しこみ、サラダ油を付けたカードで中心に筋を入れた。
6.上記5を上火180℃下火180℃に設定したオーブンで約40分間焼成し、ソフトパウンドケーキを得た。
1.薄力粉200g、ベーキングパウダー1g、気泡安定化製剤Dを合わせて振るった。
2.全卵250g、グラニュー糖150gを混ぜて約60℃の湯煎で36.6℃に温めた。
3.上記2をミキサーで6分泡立てた。
4.牛乳60g、サラダ油80gを入れてミキサーで3分泡立てた。
5.上記1の粉類に、上記4を3~4回に分けて混ぜた。
6.上記5にて調製された生地種を型1個あたり140g流し込み、これをスチームコンベクション(90℃)で30分蒸し、蒸しケーキを得た。
1.薄力粉100g、ベーキングパウダー1g、気泡安定化製剤Dを合わせて振るった。
2.全卵180g、グラニュー糖110g、蜂蜜10g、塩0.6gを混ぜて約60℃の湯煎で36.6℃に温めた。
3.上記2に上記1の粉類を入れて混ぜた。
4.上記3をミキサーで6分泡立てた。
5.蒸気4にて調製された生地種を型に全量流して、上火175℃下火170℃に設定したオーブンで約35分焼成した。
1.薄力粉100g、グラニュー糖25g、ベーキングパウダー6gを混ぜた。
2.上記1に溶いた全卵50gを入れて混ぜた。
3.上記2に牛乳80gを2回に分けて混ぜた。
4.1分温めたIHコンロ(火加減4)の上に油を薄く塗ったフライパンを乗せ、上記3にて調製された生地種100gを流しこみ、4分焼いた後、もう片面を3分30秒焼くことでホットケーキを得た。
1.薄力粉115g、気泡安定化製剤Dを合わせて振るった。
2.全卵150gをほぐし、グラニュー糖105gを入れ、泡立てない様に混ぜた。
3.上記2に蜂蜜15gとみりん15gを合わせた。
4.上記3に水10gに溶いた重曹1.5gを合わせた。
5.上記4に上記1の粉類を合わせた。
6.上記5にて調製した生地種が30g/1枚となるようにフライパンに流し焼成することでドラ焼き(皮)を得た。
各小麦膨化食品のテクスチャーアナライザーによる分析結果及び官能評価の結果を表6に示した。
表6に示されるように、テクスチャーアナライザーで分析した結果、無添加の場合、得られた小麦膨化食品はいずれも生地が固くなるが、気泡安定化製剤Dを添加することにより固くなるのが抑制できることが示された。
また、気泡安定化製剤Dを添加することにより、いずれの小麦膨化食品においても食感(ソフト感、しっとり感、口溶け感)が向上することが確認できた。
小麦膨化食品の製造(3)
<スポンジケーキ>
上記実施例1において調製した気泡安定化製剤Cを用い、実施例2と同様の方法によりスポンジケーキを製造した。比較として無添加のもの、市販の乳化剤(ステアロイル乳酸塩類)を同量添加したものを製造した。
これらについて実施例2と同様の方法により気泡安定性(比重)を調べ、実施例3と同様の方法により官能評価を行った。
その結果、表7に示すように、気泡安定化製剤Cは30分静置した場合でも、乳化剤と同等又はより好ましい気泡安定性を示し、気泡安定化製剤Cを添加することにより食感の良いスポンジケーキが得られることが確認できた。
上記実施例1において調製した気泡安定化製剤Cを用い、小麦粉(100g)に対して気泡安定化製剤Cの添加量が0.2%又は0.3%となるように調整し、実施例2と同様の方法により蒸しケーキを製造した。
これらについて実施例2と同様の方法により、得られた蒸しケーキの体積、高さ、重さ及び比容積を調べ、気泡安定化製剤Cを用いたことによって好ましい蒸しケーキが製造できたか否かを検討した。また、テクスチャーアナライザーによる分析も行った。
その結果、表8に示すように気泡安定化製剤Cを添加することにより、気泡安定性が向上し、よりソフトな蒸しケーキが得られることが確認できた。
Claims (4)
- シロキクラゲ由来の多糖体と、グァガム及び/又はペクチンを含有する気泡安定化製剤。
- さらにカルシウム及び/又はナトリウムを含有する請求項1に記載の気泡安定化製剤。
- 穀粉100重量部に対して、請求項1又は2に記載の気泡安定化製剤を0.05~0.5重量部含有する小麦膨化食品。
- 小麦膨化食品の穀粉100重量部に対して、請求項1又は2に記載の気泡安定化製剤を0.05~0.5重量部含有させる工程を含む、小麦膨化食品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019223830A JP7348644B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 気泡安定化製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019223830A JP7348644B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 気泡安定化製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021090925A JP2021090925A (ja) | 2021-06-17 |
JP7348644B2 true JP7348644B2 (ja) | 2023-09-21 |
Family
ID=76311238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019223830A Active JP7348644B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 気泡安定化製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7348644B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004194519A (ja) | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Ina Food Ind Co Ltd | 卵白起泡安定剤及びその卵白起泡安定剤が添加されて作られた起泡卵白が使用されている食品 |
JP2009082097A (ja) | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Adeka Corp | スフレケーキ生地の製造方法 |
JP2009242356A (ja) | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Naris Cosmetics Co Ltd | 洗浄料 |
JP2018157802A (ja) | 2017-03-23 | 2018-10-11 | ユニテックフーズ株式会社 | 飲食品に滑らかさを付与するための剤 |
JP2018196359A (ja) | 2017-05-24 | 2018-12-13 | ユニテックフーズ株式会社 | 増粘剤及び該増粘剤を含む飲食品 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2577636B2 (ja) * | 1989-06-30 | 1997-02-05 | ハウス食品株式会社 | 容器入りスポンジ状食品 |
-
2019
- 2019-12-11 JP JP2019223830A patent/JP7348644B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004194519A (ja) | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Ina Food Ind Co Ltd | 卵白起泡安定剤及びその卵白起泡安定剤が添加されて作られた起泡卵白が使用されている食品 |
JP2009082097A (ja) | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Adeka Corp | スフレケーキ生地の製造方法 |
JP2009242356A (ja) | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Naris Cosmetics Co Ltd | 洗浄料 |
JP2018157802A (ja) | 2017-03-23 | 2018-10-11 | ユニテックフーズ株式会社 | 飲食品に滑らかさを付与するための剤 |
JP2018196359A (ja) | 2017-05-24 | 2018-12-13 | ユニテックフーズ株式会社 | 増粘剤及び該増粘剤を含む飲食品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021090925A (ja) | 2021-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2124581B1 (en) | Novel method to produce cake | |
JP4507195B2 (ja) | ケーキ生地用乳化油脂 | |
WO2014177391A1 (en) | A method for making a soft cake batter | |
CN108835160B (zh) | 一种舒芙蕾松饼预拌粉及其应用 | |
JP2007117002A (ja) | 蒸し物類用小麦粉組成物およびその製造法 | |
JP7348644B2 (ja) | 気泡安定化製剤 | |
JP4400282B2 (ja) | パン生地及びパン類 | |
KR20100062122A (ko) | 케이크 제조방법 및 그 방법에 의해 제조된 케이크 | |
US4849239A (en) | Premix | |
JP2019092458A (ja) | 水中油型乳化油脂組成物 | |
JP6330305B2 (ja) | パン類の製造方法 | |
JP6524908B2 (ja) | プロテアーゼを含有するパン・菓子用生地 | |
JP6987636B2 (ja) | ケーキドーナツの製造方法 | |
JP2006271338A (ja) | バターケーキ類 | |
JP2000106816A (ja) | パンの製造方法 | |
JP2010158194A (ja) | 米粉中麺の製造方法 | |
Santa Cruz | Hydrocolloids in bakery products | |
JP7218110B2 (ja) | 菓子類の製造方法 | |
JP2005218407A (ja) | スフレ様食品ベースの製造法 | |
JPH0731359A (ja) | ケーキミックス | |
JP7427416B2 (ja) | ケーキ類生地及びケーキ類の製造方法 | |
JP7545861B2 (ja) | ドーナツ用ミックス粉、ドーナツ用生地及びドーナツ | |
JP3840270B2 (ja) | 小麦粉食品用乳化油脂組成物及びこれを用いて製造したパン類又はケーキ類 | |
JP6621646B2 (ja) | プレッツェル及びその製造方法 | |
JP2986422B2 (ja) | マイタケ入りパン類及び菓子類の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220817 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7348644 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |