JP7345756B2 - 茶葉の成形装置及び茶葉の成形方法 - Google Patents

茶葉の成形装置及び茶葉の成形方法 Download PDF

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本発明は、所望の含水率を有した塊状の茶葉を粒状に成形する成形装置及び茶葉の成形方法に関するものである。
従来の緑茶製造ラインは、例えば特許文献1にて開示されているように、酸化酵素失活工程、冷却工程、打圧工程及び乾燥工程の後、木茎を選別する選別工程に続いてローターバン工程及び成形工程を施し、更に仕上げ乾燥工程にて最終の含水率まで乾燥させて緑茶製品を得るものとされていた。酸化酵素失活工程は、蒸気を茶葉にあてて殺青する蒸熱殺青が主流とされているが、一部、直火で温めた釜の中で茶葉を殺青する釜炒り殺青とされるものもある。
また、ローターバン工程は、ローターバンやミンチ機(食肉の肉挽き機の構造を利用して茶葉を圧搾して細かく切り裂くもの)で茶葉を処理する工程であり、かかるローターバン工程を経ることにより所望の含水率を有した塊状の茶葉を得ることができる。かかる塊状の茶葉は、CTC(Crush(押し潰す)、Tear(引き裂く)、Curl(丸める))装置により成形工程が施されることとなる。
特開2018-33409号公報
しかしながら、上記従来技術においては、CTC工程を経ることにより、ローターバン工程を経た塊状の茶葉の塊を解して乾燥し易い粉末とすることができるものの、かかるCTC工程を経た粉末状の茶葉は、比重が小さくなる傾向にあるため、お湯に茶葉を入れてお茶を得ようとする場合、お湯に浮かんでしまい茶葉の成分がお湯に抽出され難い場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、所望の含水率を有した塊状の茶葉を成形して適切な比重の粒状の茶葉を得ることができる茶葉の成形装置及び茶葉の成形方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、所望の含水率を有した塊状の茶葉を成形する成形装置であって、前記茶葉が投入可能とされるとともに、所定の径寸法の孔が複数形成された通過部材と、前記通過部材の表面に沿って移動することにより、当該通過部材に投入された前記茶葉を前記孔に押し込んで通過させて粒状に成形する押圧部材とを具備し、前記通過部材は、表面が円弧状に形成されて投入された茶葉を保持可能とされた多孔部材から成るとともに、前記押圧部材は、回転可能な回転部材と、該回転部材に取り付けられて当該回転部材の回転に伴って前記通過部材の表面に沿って移動可能とされた押圧刃とを有して構成されることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の茶葉の成形装置において、前記通過部材の表面と押圧部材の前記押圧刃との間の離間寸法を任意に調整し得る調整機構を具備したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の茶葉の成形装置において、前記通過部材又は押圧部材は、本体部材に取り付けられるとともに、前記通過部材は、所望の径寸法の孔を有するものが任意に選択されて前記本体部材に取り付け可能とされ、又は前記押圧部材は、前記本体部材に取り付けられた状態で前記通過部材の表面に対して所望の離間寸法を有するものが任意に選択されて当該本体部材に取り付け可能とされたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1~の何れか1つに記載の成形装置において、前記茶葉は、緑茶とされることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1~4の何れか1つに記載の茶葉の成形装置を用いた茶葉の成形方法であって、前記押圧刃が前記通過部材の表面に沿って移動する過程において、前記通過部材に投入された茶葉を前記通過部材の孔に押し込んで通過させることにより粒状に成形することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項5記載の茶葉の成形方法において、前記通過部材に投入される茶葉は、ローターバン工程を経て所望の含水率を有した塊状の茶葉であることを特徴とする
請求項記載の発明は、請求項5又は請求項6記載の茶葉の製造方法において、前記茶葉は、緑茶とされることを特徴とする。
請求項1、5の発明によれば、所望の含水率を有した塊状の茶葉を所定の径寸法の孔に押し込んで通過させて粒状に成形するので、所望の含水率を有した塊状の茶葉を成形して適切な比重の粒状の茶葉を得ることができる。すなわち、塊状の茶葉を解すことなく粒状に成形することができるので、お湯に成分が抽出され易い適切な比重の茶葉を得ることができるのである。
さらに、通過部材は、表面が円弧状に形成されて投入された茶葉を保持可能とされた多孔部材から成るとともに、押圧部材は、回転可能な回転部材と、該回転部材に取り付けられて当該回転部材の回転に伴って通過部材の表面に沿って移動可能とされた押圧刃とを有して構成されるので、装置構成を簡素化しつつ小型化することができるとともに、回転部材の回転速度を任意に変更することにより押圧刃による茶葉に対する押圧作用を適宜に調整することができる。
請求項の発明によれば、通過部材の表面と押圧部材の押圧刃との間の離間寸法を任意に調整し得る調整機構を具備したので、処理量を容易に調整することができるとともに、押圧部材の寿命を延ばすことができる。
請求項の発明によれば、通過部材又は押圧部材は、本体部材に取り付けられるとともに、通過部材は、所望の径寸法の孔を有するものが任意に選択されて本体部材に取り付け可能とされ、又は押圧部材は、本体部材に取り付けられた状態で通過部材の表面に対して所望の離間寸法を有するものが任意に選択されて当該本体部材に取り付け可能とされたので、通過部材を任意のものに交換して成形後の茶葉の粒径を容易に変更することができるとともに、押圧部材を任意のものに交換して通過部材に対する離間寸法を最適な寸法に調整することにより、処理量を容易に調整することができる。
本発明の実施形態に係る茶葉の成形装置が適用される加工ラインの加工工程を示す模式図 同加工ラインの蒸熱工程及び冷却工程に適用される製茶蒸し装置(蒸し機本体及び冷却機)を示す概略図 同加工ラインの冷却工程に適用される冷却機を示す概念図 同加工ラインの打圧工程に適用される蒸茶葉処理機を示す概念図 図4におけるV-V線断面図 同加工ラインの乾燥装置を示す模式図 同乾燥装置を示す平面図 同乾燥装置を正面側から見た構成を示す模式図 同加工ラインの木茎選別工程の風力選別機を示す側面図及び正面図 同加工ラインの成形工程の成形装置を示す斜視図 同成形装置を示す平面図 同成形装置を示す正面図 同成形装置における通過部材を示す3面図 同成形装置における押圧部材を示す2面図 同成形装置における通過部材及び押圧部材を示す正面図 同成形装置における多孔部材の表面と押圧刃との間の隙間を示す拡大図 同加工ラインの仕上げ乾燥工程の乾燥炉を示す縦断面図 同加工ラインの仕上げ乾燥工程の乾燥炉を示す側面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る成形装置は、所望の含水率を有した塊状の茶葉を粒状に成形するもので、図1に示すように、酸化酵素失活工程(蒸熱工程)、冷却工程、打圧工程、乾燥工程、木茎選別工程、ローターバン工程の後に行われる成形工程に適用されるものである。また、本実施形態に係る成形装置による成形工程の後には、仕上げ乾燥工程が行われることにより緑茶が得られることとなる。以下、本実施形態に適用される緑茶の製造工程について説明する。
酸化酵素失活工程及び冷却工程は、例えば、給葉機から投入された茶葉を、蒸胴内で加熱軟化させて物理的変化と化学的変化を付与して蒸し、その蒸葉を、ネットコンベアで連続的に搬送する間に、冷風または温風等で冷却する工程であり、本実施形態においては、図2に示すような製茶蒸し装置1が用いられる。かかる製茶蒸し装置1は、同図に示すように、蒸機本体2と、冷却機3とを有している。
蒸機本体2は、機枠4に対して回転自在に支持された可動枠5を有し、この可動枠5に、固定胴6aと回転胴6bからなる蒸胴6が支持されている。この蒸胴6の固定胴6aには、給葉機7が連結される投入口8と、図示しない蒸気発生装置が蒸気管9を介して連結される蒸気供給部10とが設けられている。また、蒸胴6内には、その軸方向に攪拌軸11が配設され、この攪拌軸11には、図示しない多数の攪拌翼が突設されている。
機枠4の一端側には、回転胴6bおよび攪拌軸11を回転させる駆動機構12が配設されている。蒸胴6は、回転胴6b側に排出口13を有すると共に、蒸胴6の下方には、蒸胴6から下方に落ちる葉と茎を回収等する流し板14等が配設されている。なお、このような製茶蒸し装置1に限らず、例えば、図示しないが、軸周りに回転自在とされた円筒状部材からなり、側面が密閉状態とされて茶葉を収容しつつ一端の投入口から他端の取出口まで茶葉を送ることが可能な殺青胴と、この殺青胴の外周面を加熱し得るバーナーとを備え、殺青胴内に過熱蒸気を送り込むようにした構造の炒蒸機を使用しても良い。
冷却機3は、図3に示すように、側面視略三角状の機枠15を有し、この機枠15には、蒸葉Tを搬送するネットコンベア16と、散乱・冷却用の下部ファン17および冷却用の上部ファン18等が配設されている。ネットコンベア16は、例えばステンレス鋼線の金網からなり、機枠15に設けた複数個のスプロケット20a~20gに巻回されている。そして、スプロケット20aがチェーン21を介してモータ22に連結され、このモータ22の回転によって、スプロケット20a等が回転して、ネットコンベア16が矢印α方向に循環する。このネットコンベア16に蒸葉Tが供給される位置には、ホッパ23が配設されている。
機枠15に配設される下部ファン17は、その吐出口17aが、機枠15に側板を固定して形成された散乱室24に連通している。散乱室24は、上辺が開口し、底辺および前辺(図3において左辺)がネットコンベア16で形成される。下部ファン17から吐出する冷風は、散乱室24内に流入し、その大部分はネットコンベア16から排風される。
ネットコンベア16の下流側には、上部ファン18が配設されている。この上部ファン18の吐出口18aは、散乱室24に連設されて、その底部がネットコンベア16で形成された風胴25に連通している。上部ファン18から吐出する冷風は、風胴25底部のネットコンベア16に吹き付けられ、底部に設けた排気口26から排風される。なお、この上部ファン18及び下部ファン17は、モータ27にそれぞれ連結されている。
次に、この製茶蒸し装置1の動作について説明する。先ず、図示しない制御装置の操作により、蒸機本体2の駆動機構12を動作させて、蒸機本体2を作動させる。蒸機本体2が作動すると、茶葉Tが給葉機7から投入口8を介して蒸胴6内に投入され、蒸胴6内を数10秒乃至数分の経過時間で移送される(図2参照)。この移送中に、蒸気供給部10から供給される蒸気による加熱や、回転胴6bの回転作用と、攪拌軸11に突設された攪拌翼の回転作用による打圧や攪拌によって、茶葉Tが物理的変化と化学的変化を受けながら蒸される。
一方、冷却機3も、制御盤の制御信号により、モータ22、27がそれぞれ回転して、ネットコンベア16が循環するとともに、下部ファン17及び上部ファン18が作動して、その吐出口17a、18aから冷風がそれぞれ吐出する。蒸機本体2で蒸され、蒸胴6の排出口13から排出される蒸葉Tは、冷却機3のホッパ23を介してネットコンベア16上に連続的に供給されることとなる。
そして、この蒸葉Tは、ネットコンベア16上を散乱室24方向に移動し、スプロケット20eの位置で散乱室24に落下する。この落下時に、蒸葉Tは、下部ファン17から吐出している冷風により散乱、冷却され、その大部分は散乱室24内のネットコンベア16上に舞い落ちて再び搬送される。この散乱室24内の蒸葉Tが、搬送されて風胴25内に流入すると、上部ファン18から吐出する冷風によって、ネットコンベア16に吹き付けられ、さらに冷却される。
このように、下部ファン17及び上部ファン18で冷却された蒸葉Tは、機枠15の右端に設けられた排出端34から、例えば排出端34の下方に設けた振動コンベア等の輸送手段(図示せず)に排出され、次の打圧工程に送られる。
打圧工程は、茶葉を揉込処理する工程であり、本実施形態においては、図4、5に示すような回転胴35(蒸茶葉処理機の本体)を有した蒸茶葉処理機が用いられる。かかる回転胴35は、同図に示すように、略円筒形に形成され、先端には蒸茶葉の投入口31が形成されるとともに、末端は開口されていて蒸茶葉を連続的に打圧処理することができるように構成されている。回転軸36は胴内において前半分にスクリュ37が取り付けられ、後半分には撹拌羽根38が取り付けられている。回転軸36を回転させることにより、投入口31より投入された蒸茶葉を後方へ押しやるとともに打圧することができる。胴の内壁面には数本の凸条(ダク)40が突設されていて、胴内での蒸茶葉の旋回が規制されている。
続いて、図4に示す蒸茶葉処理機を用いて蒸茶葉を打圧する操作について説明する。先ず、回転軸36を回転させつつ、常法にしたがって蒸熱した蒸茶葉を常温付近にまで冷却した後、投入口31より回転胴35に投入する。すると、蒸茶葉はスクリュ37によって茶葉を傷めることなく効率よく胴の後方へ送られ、撹拌羽根38によって撹拌されて柔化し、胴の末端より機外に排出される。この過程において、蒸葉は、凸条40と撹拌羽根38との間で強い打圧力を受ける。この打圧工程により、茶葉に打圧を与えて表面に水分を均一に浮き上がらせることができるとともに、抽出率の向上を図ることができる。
上記打圧工程の後、乾燥装置41による乾燥工程が行われる。かかる乾燥装置41は、図6~8に示すように、無端状に形成された網状(メッシュ状)部材から成る搬送体42を有し、当該搬送体42上に茶葉を載置しつつ搬送可能な搬送手段と、搬送体42における茶葉の乾燥加工部Bを収容した筐体部44と、熱風を発生し得る熱風発生手段45と、該熱風発生手段45で発生した熱風を筐体部44内に流動させ、搬送手段の搬送体42にて搬送される茶葉に熱風を噴出し得る熱風流路部46と、均し手段48と、攪拌手段49とを有している。
搬送体42は、例えば耐熱性の合成樹脂やステンレス等の金属材料を網状に形成することにより熱風を透過させ得る無端状部材から成り、プーリR1~R5に懸架されるとともに、図6、7に示すように、駆動部43を駆動させることにより投入部A、乾燥加工部B及び搬出部Cの順に往路を回動可能とされている。なお、搬送体42は、投入部A、乾燥加工部B及び搬出部Cを回動した後、プーリR3~R5及びプーリR1で懸架される復路を回動し、再び投入部Aに至って循環(無端状に回動)することとなる。これら搬送体42、プーリR1~R5及び駆動部43は、本発明の搬送手段を構成するとともに、搬送体42は、ベルトコンベアの無端状ベルトに相当する。
搬送体42の投入部Aは、打圧工程を経た後の茶葉(蒸葉)が投入される部位であり、所定角度傾斜して配設されるとともに、途中に均し手段48が取り付けられている。また、乾燥加工部Bは、投入部Aの後端から略水平に延びた部位であり、その途中には攪拌手段49が所定間隔離間して複数取り付けられている。なお、搬出部Cは、乾燥加工部Bの後端側に位置し、乾燥加工部Bにて搬送された茶葉を搬送体42から落下させて搬出するための部位である。しかして、投入部Aにおける搬送体42上に投入された茶葉は、搬送体42が乾燥加工部Bを通過する過程で熱風流路部46から噴出した熱風に曝されて乾燥し、搬出部Cから搬出されて次工程である木茎選別工程に移送されるのである。
また、本実施形態に係る搬送体42の乾燥加工部Bは、その側方及び上方が筐体部44にて覆われている。この筐体部44は、フレーム50の上部に設置された箱状部材から成り、その内部に搬送体42を収容して乾燥加工部Bを構成している。特に、本実施形態に係る筐体部44は、図8に示すように、その両側方に側壁部が形成されるとともに上方に天井部が形成されており、搬送体42を収容する内部空間が閉空間Sとされている。
熱風発生手段45は、内部にバーナー等の加熱手段を有して熱風を発生し得るもので、熱風流路部46と接続されている。そして、熱風流路部46から噴出した熱風が搬送手段の搬送体42で搬送される茶葉に当たることにより乾燥させるようになっている。なお、本実施形態に係る筐体部44は、図7に示すように、閉空間Sを任意に開放して排気可能な排気ダンパ47が形成されている。かかる排気ダンパ47は、筐体部44の天井部における所定部位に形成された開閉扉から成り、蝶番を中心に揺動することにより、開状態とされて筐体部44の閉空間Sを開放して排気を上方に排出可能とされている。
乾燥工程を終えた茶葉は、木茎選別工程を省略して直接ローターバン工程に進んでもよいが、ここでは、太い茎部を排除するために木茎選別工程を設けている。これにより、木質化した茎部の混入を抑えて緑茶の品質を向上させることができる。かかる木茎選別工程は、風力によって茎部と葉部とを選別するための工程であり、図9に示すような風力選別機60が用いられる。かかる風力選別機60は、同図に示すように、本体61と、投入コンベア53と、バケットコンベア62と、ファン63と、風導64と、これらファン63と風導64を収容するフード65を主に備えている。フード65には、上シュート66が連接し、選別された茶葉を誘導して取り出す。また、風導64の下部には、茎部排出スクリュ67が配設され、分離した茎部をスクリュで茎部排出口68側に移動する。
本体61は、搬入口としての投入ホッパ69を備え、茶葉は投入コンベア53を正回転させることにより後方シュート53aから投入ホッパ69に投入される。この投入ホッパ69に選別すべき茶葉の茎部及び葉部を搬入することにより、後述する一連の選別が行われるよう構成されている。バケットコンベア62は、投入ホッパ69における吐出口の下方位置から所定角度上昇傾斜してフード65の手前まで延設されることにより、投入ホッパ69にて搬入された茶葉を所定高さのフード65まで搬送するものである。なお、フード65のカバー70の一部は金網から成り、ファン63による送風が本体61外へ抜けるよう構成されている。
バケットコンベア62で搬送される茶葉は、掻き均し具72により一定の厚さに均されつつ、このバケットコンベア62の終端まで搬送され、この終端に達したものから順次落下される。一方、バケットコンベア62の終端下方に位置する風導64は、ファン63と連通している。これにより、ファン63を駆動させると、バケットコンベア62の終端の風導64から落下する茶葉に向けて送風することができる。葉部と茎部が混入した茶葉のうち、葉部のみがこの風導64に沿って移動し、風圧が掛かっているフード65及び上シュート66を経由して本茶排出口71で排出される。
具体的には、バケットコンベア62の終端から落下された葉部と茎部は、ファン63による送風を受けない状態では落下経路D1に沿って落下するが、送風を受けると、葉部のみがその風力で飛ばされて選別経路D2に沿ってフード65及び上シュート66側へ移動して本茶排出口71で排出される。一方、茎部は、送風を受けない状態では葉部と同様に落下経路D1に沿って落下するが、単体の重量が葉部より重いため、送風を受けた場合であっても、その風力に抗して落下経路D1に沿って落下する。
なお、茎部排出口68での茎部の状態と、本茶排出口71での葉部の状態を検証し、葉部に茎部が多く混入している場合は、ファン63の回転数を下げ、逆に茎部排出口68に葉部が多く混入している場合は、ファン63の回転数を上げることによって茎部の分離性能を適宜調整することができる。また、一時的に葉部と茎部を選別せずに一緒に排出したい場合、ファン63の回転数を最高近辺に設定して葉部と茎部を一緒に、本茶排出口71に排出させることも可能となる。
木茎選別工程で太い茎部を除かれた茶葉は、ローターバン工程で圧搾して細かく裂かれることにより、所望の含水率を有した塊状の茶葉とされる。ローターバンは、円筒状のバレルの一端に茶葉を投入する投入口、他端に排出口が設けられており、バレルの内部には茶葉を順次内部に押し込むスクリュと、その先に茶葉を圧搾、切断する回転翼と、これらの回転翼の間に4枚の邪魔板が並設されている。そして、茶葉はこのローターバンを通すことにより、細かく破砕される。なお、このローターバンに変え、茶葉を粉砕してミンチ状に押し出す食肉の肉挽き機に用いられるミンチ機械であってもよい。
ローターバン工程を経た茶葉は、成形工程の成形装置73に搬送され、所望の大きさの粒状に成形される。ここで、本実施形態に係る成形装置73は、所望の含水率を有した塊状の茶葉を成形するもので、図10~16に示すように、フレーム部材74と、投入口部材75と、通過部材76と、押圧部材(77、78)とを有して構成されている。
フレーム部材74は、成形装置73の筐体部を構成するもので、上部に塊状の茶葉を投入可能な投入口部材75が取り付けられるとともに、内部に通過部材76及び押圧部材(77、78)が取り付けられている。通過部材76は、ローターバン工程を経た茶葉が投入可能とされるとともに、所定の径寸法の孔76aが複数形成されたもので、図13に示すように、表面76bが円弧状(本実施形態においては、下部が円弧状の表面76bを有した全体形状がU字状)に形成されて投入された茶葉を保持可能とされた多孔部材から成る。
また、本実施形態に係る通過部材76は、円弧状に形成された表面76b(内周面)を有するとともに、上端部が屈曲してフレーム部材74に取り付けるための取付部76cが形成されている。そして、取付部76cがフレーム部材74の上部に取り付けられると、投入口部材75から投入された茶葉が通過部材76の表面76bに至り、押圧部材(77、78)により押圧されるまでの間、保持されることとなる。
押圧部材(77、78)は、通過部材76の表面に沿って移動することにより、当該通過部材76に投入された茶葉を孔76aに押し込んで通過させて粒状に成形するもので、それぞれ回転部材(77a、78a)及び押圧刃(77b、78b)を有して構成されている。具体的には、回転部材(77a、78a)は、図14に示すように、回転軸Lの長手方向に亘って複数(本実施形態においては、回転部材77a、回転部材78aがそれぞれ2枚)有しており、それぞれが筒状の軸部材La、Lbにて連結されるとともに、当該軸部材La、Lbを回転軸Lが挿通して組み付けられている。
そして、回転部材77aと回転部材78aは、回転軸Lの長手方向に並んで組み付けられてボルトにて固定されており、一体化されている。また、回転軸Lは、電動モータFと連結されており、電動モータFを駆動させることにより回転軸Lを中心として回転部材(77a、78a)が通過部材76内で一体的に回転可能とされている。
押圧刃(77b、78b)は、回転部材(77a、78a)の周方向に亘って等間隔に複数本取り付けられた断面矩形状の棒状部材から成るもので、回転部材(77a、78a)の回転に伴って通過部材76の表面76bに沿って移動可能とされている。かかる回転部材(77a、78a)は、図15に示すように、通過部材76内において回転可能に組み付けられるとともに、図16に示すように、押圧刃(77b、78b)が通過部材76の表面76bに対して離間寸法wだけ離間するよう設定されている。
そして、電動モータFを駆動して回転部材(77a、78a)を軸部Lを中心として回転させるとともに、ローターバン工程を経て所望の含水率を有した塊状の茶葉を投入口部材75から通過部材76に投入すると、押圧刃(77b、78b)が通過部材76の表面76bに沿って移動する過程で茶葉を孔76aに押し込んで通過させ、粒状に成形することとなる。
このように成形された粒状の茶葉は、ローターバン工程を経た塊の状態から解されておらず、通過部材78の孔76aと同等の径の粒状となっているため、従来のCTC工程を経るもののように、粉末状には成形されていない。よって、通過部材78の孔76aを所望の径寸法とすれば、前工程で得られた茶葉の塊が解されず、所望の径の粒状の茶葉を得ることができる。
また、本実施形態においては、通過部材76の表面76bと押圧部材(77、78)の押圧刃(77b、78b)との間の離間寸法wを任意に調整し得る調整機構を具備している。かかる調整機構は、例えば回転部材(77a、78a)の回転軸Lの位置を変更可能な手段とすることができ、この場合、回転軸Lの位置を変更することにより、通過部材76の表面76bに対する押圧部材(77、78)における押圧刃(77b、78b)の相対位置が変更されるので、離間寸法wを任意に調整することができる。なお、調整機構は、他の手段で離間寸法wを任意に調整するものであってもよい。
さらに、本実施形態に係る通過部材76又は押圧部材(77、78)は、本体部材74に取り付けられるとともに、通過部材76は、所望の径寸法の孔76aを有するものが任意に選択されて本体部材74に取り付け可能とされ、又は押圧部材(77、78)は、本体部材74に取り付けられた状態で通過部材76の表面76bに対して所望の離間寸法を有するものが任意に選択されて当該本体部材74に取り付け可能とされている。すなわち、径寸法が異なる孔76aを有した複数の通過部材76を用意しておき、所望の粒径の塊状の茶葉を得ることができる孔76aを有した通過部材76を任意に選択して本体部材74に取り付けることができるとともに、大きさや回転部材(77a、78a)に対する取付位置や取付個数が異なる押圧刃(77b、78b)を有した押圧部材(77、78)を複数用意しておき、通過部材76に対して所望の離間寸法を得ることができる押圧刃(77b、78b)を有した押圧部材(77、78)を任意に選択して本体部材74に取り付けることができるのである。
そして、成形装置73で成形された茶葉は、仕上げ乾燥工程で乾燥され、緑茶として仕上げられる。かかる仕上げ乾燥工程は、図17、18に示すような乾燥炉80を用いることによって行われる。この乾燥炉80は、図17に示すように、乾燥室81と、この乾燥室81の内部に複数段(ここでは、3段)のベルトコンベア82、82、82がそれぞれ配設されている。このベルトコンベア82は、スプロケット83、83にチェーン(図示せず)が巻回され、駆動機構84により駆動されている。
ベルトコンベア82は、無端状に形成され、例えば、ポリエステル等の合成樹脂から作られたベルト82aと、このベルト82aを所望のスペース内で案内する複数のガイド部82b、82bと、ベルト82aに所望の張力を付与する複数のテンショナー82cを備える。ベルト82aは、合成樹脂である以外に、乾燥室81内の高温環境においても使用できる材料で作られた網状のものであればよいので、例えばステンレス製の金網であってもよい。乾燥室81の上部には排気装置85及び茶粉回収装置(サイクロン)79を備えている。図中符号86は、前工程から搬送されてきた茶葉を乾燥室81に投入するための投入部を示しており、投入茶葉の茶層厚さを調整する掻き均し装置87が設けられている。
熱風発生装置89は、乾燥炉80とは別体に配設され、図18に示すように、風導90を介して乾燥炉80の側部に接続されている。図17の符号91は、取出口を示しており、乾燥を終えた茶葉を輸送機92に排出する。輸送機92には振動コンベアが用いられ、工場のレイアウトに合わせて数台連設され、次工程へ乾燥した茶葉を送るよう構成されている。
次に、乾燥炉80の作動態様について説明する。前工程から取り出された茶葉は、投入部86により乾燥室81内に投入される。茶葉は、ベルトコンベア82の矢印にて示す往行面上に載って移送され、やがて、復行面上に落下して移送され、次いで次段のベルトコンベア82上に落下する。これを繰り返し、乾燥室81内を取出口91まで移送される。一方、熱風発生装置89は、ガスまたは重油を燃料としガンタイプバーナーにより燃焼する。燃焼によって高熱となった炉筒と、燃焼経路にファンにより送られたエアーは熱交換されて熱風となり、風導90を通って乾燥室81内に供給される。熱風による乾燥作用を受けた茶葉は取出口91より排出され、そして、輸送機92によって次工程へ輸送される。
本実施形態に係る成形装置73によれば、所望の含水率を有した塊状の茶葉を所定の径寸法の孔76aに押し込んで通過させて粒状に成形するので、所望の含水率を有した塊状の茶葉を成形して適切な比重の粒状の茶葉を得ることができる。すなわち、塊状の茶葉を解すことなく粒状に成形することができるので、お湯に成分が抽出され易い適切な比重の茶葉を得ることができるのである。
また、本実施形態に係る通過部材76は、表面76bが円弧状に形成されて投入された茶葉を保持可能とされた多孔部材から成るとともに、押圧部材(77、78)は、回転可能な回転部材(77a、78a)と、該回転部材(77a、78a)に取り付けられて当該回転部材(77a、78a)の回転に伴って通過部材76の表面76bに沿って移動可能とされた押圧刃(77b、78b)とを有して構成されるので、装置構成を簡素化しつつ小型化することができるとともに、回転部材(77a、78a)の回転速度を任意に変更することにより押圧刃(77b、78b)による茶葉に対する押圧作用を適宜に調整することができる。
加えて、本実施形態においては、通過部材76の表面76bと押圧部材(77、78)の押圧刃(77b、78b)との間の離間寸法wを任意に調整し得る調整機構を具備したので、処理量を容易に調整することができるとともに、押圧部材76の寿命を延ばすことができる。
さらに、本実施形態に係る通過部材76又は押圧部材(77、78)は、本体部材74に取り付けられるとともに、通過部材76は、所望の径寸法の孔76aを有するものが任意に選択されて本体部材74に取り付け可能とされ、又は押圧部材(77、78)は、本体部材74に取り付けられた状態で通過部材76の表面76bに対して所望の離間寸法を有するものが任意に選択されて当該本体部材74に取り付け可能とされたので、通過部材76を任意のものに交換して成形後の茶葉の粒径を容易に変更することができるとともに、押圧部材(77、78)を任意のものに交換して通過部材76に対する離間寸法を最適な寸法に調整することができる。
またさらに、茶葉が緑茶とされるので、径寸法の揃った粒状に成形するので、仕上げ乾燥工程で過度に熱をかけることを防ぎ、外観色や水色を低下させない品質のよい緑茶を得ることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば酸化酵素失活工程、冷却工程、打圧工程、乾燥工程、木茎選別工程、ローターバン工程及び仕上げ乾燥工程に適用される装置は、上記装置に限定されるものではなく、他の工程を経るものとしてもよい。また、成形装置は、上記実施形態に限定されず、例えば同一の機能の成形装置を横に複数並列に設置させたもの、縦に複数直列に設置させたものとしてもよい。
所望の含水率を有した塊状の茶葉を成形する同趣旨の茶葉の成形装置及び茶葉の成形方法であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 製茶蒸し装置
2 蒸機本体
3 冷却機
4、15 機枠
5 可動枠
6 蒸胴
6a 固定胴
6b 回転胴
7 給葉機
8、31 投入口
9 蒸気管
10 蒸気供給部
11 攪拌軸
12 駆動機構
13 排出口
14 流し板
16 ネットコンベア
17 下部ファン
17a 下部ファンの吐出口
18 上部ファン
18a 上部ファンの吐出口
20a~20g スプロケット
21 チェーン
22 モータ
23 ホッパ
24 散乱室
25 風胴
26 排気口
35 回転胴
36 回転軸
37 スクリュ
38 撹拌羽根
40 凸条(タグ)
41 乾燥装置
42 搬送体(搬送手段)
43 駆動部(搬送手段)
44 筐体部
45 熱風発生手段
46 熱風流路部
47 排気ダンパ
48 均し手段
49 攪拌手段
50 フレーム
51 木茎分離機
52 本体胴
53 投入コンベア
53a 後方シュート
53b 前方シュート
54 金網
55 回転軸
56 スクリュ翼
57 転がり軸受
58 ホッパ
59 バケット
60 風力選別機
61 本体
62 バケットコンベア
63 ファン
64 風導
65 フード
66 上シュート
67 茎部排出スクリュ
68 茎部排出口
69 投入ホッパ
70 カバー
71 本茶排出口
72 掻き均し具
73 成形装置
74 フレーム部材
75 投入口部材
76 通過部材
76a 孔
76b 表面
76c 取付部
77 押圧部材
77a 回転部材
77b 押圧刃
78 押圧部材
78a 回転部材
78b 押圧刃
79 茶粉回収装置(サイクロン)
80 乾燥炉
81 乾燥室
82 ベルトコンベア
82a ベルト
82b ガイド部
82c テンショナー
83 スプロケット
84 駆動機構
85 排気装置
86 投入部
88 掻き均し装置
89 熱風発生装置
90 風導
91 取出口
92 輸送機
F 電動モータ
S 閉空間
A 投入部
B 乾燥加工部
C 搬出部

Claims (7)

  1. 所望の含水率を有した塊状の茶葉を成形する成形装置であって、
    前記茶葉が投入可能とされるとともに、所定の径寸法の孔が複数形成された通過部材と、
    前記通過部材の表面に沿って移動することにより、当該通過部材に投入された前記茶葉を前記孔に押し込んで通過させて粒状に成形する押圧部材と、
    を具備し、前記通過部材は、表面が円弧状に形成されて投入された茶葉を保持可能とされた多孔部材から成るとともに、前記押圧部材は、回転可能な回転部材と、該回転部材に取り付けられて当該回転部材の回転に伴って前記通過部材の表面に沿って移動可能とされた押圧刃とを有して構成されることを特徴とする茶葉の成形装置。
  2. 前記通過部材の表面と押圧部材の前記押圧刃との間の離間寸法を任意に調整し得る調整機構を具備したことを特徴とする請求項記載の茶葉の成形装置。
  3. 前記通過部材又は押圧部材は、本体部材に取り付けられるとともに、前記通過部材は、所望の径寸法の孔を有するものが任意に選択されて前記本体部材に取り付け可能とされ、又は前記押圧部材は、前記本体部材に取り付けられた状態で前記通過部材の表面に対して所望の離間寸法を有するものが任意に選択されて当該本体部材に取り付け可能とされたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の茶葉の成形装置。
  4. 前記茶葉は、緑茶とされることを特徴とする請求項1~の何れか1つに記載の成形装置。
  5. 請求項1~4の何れか1つに記載の茶葉の成形装置を用いた茶葉の成形方法であって、
    前記押圧刃が前記通過部材の表面に沿って移動する過程において、前記通過部材に投入された茶葉を前記通過部材の孔に押し込んで通過させることにより粒状に成形することを特徴とする茶葉の成形方法
  6. 前記通過部材に投入される茶葉は、ローターバン工程を経て所望の含水率を有した塊状の茶葉であることを特徴とする請求項5記載の茶葉の成形方法
  7. 前記茶葉は、緑茶とされることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の茶葉の成形方法
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