JP7344729B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Description
レンズを含む光学部材(24)を保持し、内周面にねじ山(12b)を有するレンズ枠(12)と、
前記レンズ枠の前記ねじ山と螺合するねじ山(14a)を外周面に有し、前記光学部材(24)の少なくとも一部を光軸方向前方または後方から押さえる押さえ環(14)と、
円環状であって、外周部から径方向に突出する突出部(33a~33c)を複数有し、前記レンズ枠に保持された板部材(33)と、を備え、
前記レンズ枠(12)は、前記押さえ環の前記ねじ山の最外周よりも径方向外側に内周面を有するねじ逃げ部(12c)を有し、
前記ねじ逃げ部(12c)は、光軸方向において前記レンズ枠の前記ねじ山と連続する位置に形成され、
前記ねじ逃げ部(12c)の内側に前記板部材(33)が配置され、
前記板部材(33)は、光軸方向前方及び後方の一方が前記押さえ環(14)に当接し、光軸方向前方及び後方の他方が前記レンズ(24)に当接する、
レンズ鏡筒である。
前記押さえ環は、前記板部材の光軸方向後方に位置し、光軸方向前方の面が前記板部材に当接し、
前記板部材は、光軸方向前方の面が、最も撮像素子側に配置された前記レンズに当接している。
前記板部材が口径板である。
前記板部材は、周方向に均等な位置に配置された3つ以上の前記突出部を有している。
前記押さえ環は開口を有する円環状であり、
前記板部材の前記外周部の外径は、前記押さえ環の前記開口の内径より大きい。
1.実施形態
2.本発明の特徴
3.補足事項
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のレンズ鏡筒をフロント側から見た外観斜視図である。図2及び図3は、本実施形態のレンズ鏡筒の分解斜視図であって、図2はフロント側から見た図、図3はリア側から見た図である。図4は、本実施形態のレンズ鏡筒の断面図である。図5は、口径板の平面図である。
レンズ枠12は、レンズ鏡筒1の筐体となる。レンズ枠12は、光軸を中心とし、光軸方向に延びる円筒状の部材である。レンズ枠12は、第1レンズ21、第2レンズ22、第3レンズ23、第4レンズ24、開口絞り31、スペーサ32、口径板33、フロント側押さえ環13、リア側押さえ環14、及びIRカットフィルタ25を保持する。フロント側押さえ環13は、レンズ枠12の外側に配置されるが、それ以外の構成はレンズ枠12の内側に配置される。
第1レンズ21は、樹脂またはガラスなどにより形成される。第1レンズ21はレンズ枠12と径嵌合する。第1レンズ21の光軸方向前方は、フロント側押さえ環13に接する。第1レンズ21の光軸方向後方は、レンズ枠12に接する。
フロント側押さえ環13は、内周面に雌ねじとなるねじ山13aを有する。フロント側押さえ環13は、開口を有する円環状の部材である。フロント側押さえ環13は、第1レンズ21の曲面に接し、第1レンズ21の光軸方向の移動を規制する。フロント側押さえ環13は、レンズ枠1の径方向内側に配置される構成としてもよい。
第2レンズ22は、樹脂またはガラスなどにより形成される。第2レンズ22はレンズ枠12と径嵌合する。第2レンズ22の光軸方向前方はレンズ枠12に接する。第2レンズ22の光軸方向後方は、開口絞り31に接する。
開口絞り31は、開口量を調整可能に形成され、通過する光の量を調整する。開口絞り31は、例えば羽根部材を含み、モータなどの駆動機構により羽根部材が駆動されることで開口量が変化し、通過する光量を調整可能となる。開口絞り31は、レンズ枠12と径嵌合する。開口絞り31の光軸方向前方は第2レンズ22に接する。開口絞り31の光軸方向後方は第3レンズ23に接する。
第3レンズ23は、レンズ23aと23bとの2つのレンズが接合された接合レンズである。レンズ23a及び23bは、それぞれ樹脂またはガラスなどにより形成される。第3レンズ23はレンズ枠12と径嵌合する。第3レンズ23の光軸方向前方は開口絞り31に接する。第3レンズ23の光軸方向後方は、スペーサ32に接する。
スペーサ32は、第3レンズ23と第4レンズ24との光軸方向の距離を調整するために配置される。スペーサ32は、樹脂等で形成される。スペーサ32は、レンズ枠12と径嵌合する。スペーサ32の光軸方向前方は第3レンズ23のレンズ23aに接する。スペーサ32の光軸方向後方は第4レンズ24に接する。
第4レンズ24は、樹脂またはガラスなどにより形成される。第4レンズ24はレンズ枠12と径嵌合する。第4レンズ24の光軸方向前方はスペーサ32に接する。第4レンズ24の光軸方向後方は、口径板33に接する。
図5は、口径板33の平面図である。口径板33は、開口を有する円環状で板状の部材であり、当該位置を通過する光の最外位置を決定する。口径板33は、厚さ20~100μm程度の樹脂または金属で形成される。口径板33は、周方向に均等に配置された3つの突出部33a~33cを有する。円弧状に延びる突出部33a~33cのそれぞれの内角は20°程度で等しい。突出部33a~33cの内角は、10°~60°の範囲で任意に決定される。口径板33の突出部33a~33cが形成されていない部分の外径Cは、レンズ枠12のねじ山12bの雌ねじ内径Bよりも小さい。突出部33a~33cの外径Dは、ねじ逃げ部12cにおけるレンズ枠12の内径と略等しい。
リア側押さえ環14は、外周面に雄ねじとなるねじ山14aを有する。リア側押さえ環14は、開口を有する円環状の部材である。リア側押さえ環14は、口径板33の光軸方向後方の面に面接触し、口径板33の光軸方向の移動を規制する。リア側押さえ環14は、内側にIRカットフィルタ25を保持する。リア側押さえ環14は、本発明の「押さえ環」の構成例である。
IRカットフィルタ25は、透過する光に含まれる赤外線の波長成分を抑制または遮蔽する部材である。IRカットフィルタ25は、リア側押さえ環14により保持される。
上記実施形態により具体的に説明した本発明は、例えば以下のような特徴を有する。
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
12…レンズ枠
12a…ねじ山
12b…ねじ山
12c…ねじ逃げ部
13…フロント側押さえ環
13a…ねじ山
14…リア側押さえ環
14a…ねじ山
21…第1レンズ
22…第2レンズ
23…第3レンズ
24…第4レンズ
25…IRカットフィルタ
31…開口絞り
32…スペーサ
33…口径板
33a~33c…突出部
Claims (6)
- レンズを含む光学部材を保持し、内周面にねじ山を有するレンズ枠と、
前記レンズ枠の前記ねじ山と螺合するねじ山を外周面に有し、前記光学部材の少なくとも一部を光軸方向前方または後方から押さえる押さえ環と、
円環状であって、外周部から径方向に突出する突出部を複数有し、前記レンズ枠に保持された板部材と、を備え、
前記レンズ枠は、前記押さえ環の前記ねじ山の最外周よりも径方向外側に内周面を有するねじ逃げ部を有し、
前記ねじ逃げ部は、光軸方向において前記レンズ枠の前記ねじ山と連続する位置に形成され、
前記ねじ逃げ部の内側に前記板部材が配置され、
前記板部材は、光軸方向前方及び後方の一方が前記押さえ環に当接し、光軸方向前方及び後方の他方が前記レンズに当接する、
レンズ鏡筒。 - 前記押さえ環は、前記板部材の光軸方向後方に位置し、光軸方向前方の面が前記板部材に当接し、
前記板部材は、光軸方向前方の面が、最も撮像素子側に配置された前記レンズに当接している、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記板部材が口径板である、
請求項1または請求項2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記板部材は、周方向に均等な位置に配置された3つ以上の前記突出部を有している、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記押さえ環は開口を有する円環状であり、
前記板部材の前記外周部の外径は、前記押さえ環の前記開口の内径より大きい、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記請求項1~5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を有する、電子機器。
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