JP7342339B2 - 構造物 - Google Patents

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Description

本発明は、構造物に関する。
アウタースキンと、アウタースキンの内側に配置されたインナースキンとを備える住宅が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、隣り合う建物の間に掛け渡され、庭空間を覆う屋根が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-291662号公報 特開平6-026216号公報
ところで、構造物では、省エネルギーを図りつつ、室温等の室内環境を制御したいとの要望がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、省エネルギーを図りつつ、室内環境を制御することを目的とする。
第1態様に係る構造物は、内部室を覆う内皮と、前記内皮の外側に設けられ、前記内皮の屋根部の少なくとも一部を覆うとともに該内皮との間に中間室を形成する外皮と、を備え、前記外皮は、前記中間室に入る日射量及び風雨量の少なくとも一つを制御する環境制御手段を有する。
第1態様に係る構造物によれば、内皮は、内部室を覆う。この内皮の外側には、外皮が設けられる。外皮は、内皮の屋根部の少なくとも一部を覆う。また、外皮は、内皮との間に中間室を形成する。
ここで、外皮は、環境制御手段を有する。この環境制御手段によって、中間室に入る日射量及び風雨量の少なくとも一つが制御される。これにより、中間室の内側にある内部室の室温等の室内環境が間接的に制御される。したがって、内部室の空調コスト等を低減することができる。
このように本発明では、省エネルギーを図りつつ、内部室の室内環境を制御することができる。
また、前述したように、外皮は、内皮の屋根部の少なくとも一部を覆うため、外皮と内皮の屋根部との間にも中間室が形成される。これにより、環境制御手段によって、内部室の上部の室内環境も効率的に制御することができる。
第2態様に係る構造物は、第1態様に係る構造物において、前記外皮は、前記内皮の全体を覆う。
第2態様に係る構造物によれば、外皮は、内皮の全体を覆う。これにより、内皮の周囲には、内皮を全周に亘って囲む中間室が形成される。この中間室によって、内部室の室内環境を全体的に制御することができる。したがって、省エネルギーを図りつつ、内部室の室内環境を効率的に制御することができる。
第3態様に係る構造物は、第1態様又は第2態様に係る構造物において、前記環境制御手段は、前記中間室に入る日射量を制限する外皮シェード部と、前記中間室に風雨を入れる開口部と、を有する。
第3態様に係る構造物によれば、環境制御手段は、外皮シェード部と、開口部とを有する。外皮シェード部は、中間室に入る日射量を制限する。一方、開口部は、中間室に風雨を入れる。これらの外皮シェード部及び開口部によって、中間室の室温等の室内環境が制御される。これにより、中間室の内側にある内部室の室温等の室内環境が間接的に制御される。したがって、省エネルギー化を図りつつ、内部室の室内環境を効率的に制御することができる。
第4態様に係る構造物は、第1態様第3態様の何れか1つに係る構造物において、前記内皮は、前記中間室から前記内部室に入る日射量を制限する内皮シェード部を有する。
第4態様に係る構造物によれば、内皮は、内皮シェード部を有する。この内皮シェード部によって、中間室から内部室に入る日射量が制限される。つまり、本発明では、外皮の環境制御手段、及び内皮シェード部によって、内部室の室温等の室内環境が制御される。したがって、内部室の室内環境を効率的に制御することができる。
第5態様に係る構造物は、第1態様第4態様の何れか1つに係る構造物において、前記内皮は、前記中間室から前記内部室への日射を透過するガラス部と、前記ガラス部に設けられ、透過率を増減可能な調光フィルムと、を有する。
第5態様に係る構造物によれば、内皮は、ガラス部と、調光フィルムとを有する。ガラス部は、中間室から内部室への日射を透過する。このガラス部には、調光フィルムが設けられる。
ここで、調光フィルムは、透過率が増減可能とされる。そのため、例えば、天候に応じて調光フィルムの透過率を増減することにより、中間室から内部室への日射量を効率的に制御することができる。したがって、省エネルギー化を図りつつ、内部室の室内環境を効率的に制御することができる。
以上説明したように、本発明に係る構造物によれば、省エネルギーを図りつつ、室内環境を制御することができる。
一実施形態に係る構造物を示す立断面図である。 図1に示される構造物を外側から見た立面図である。 図2に示される外皮シェード部を示す拡大立面図である。 図1に示される内皮を示す拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態について説明する。
(構造物)
図1には、本実施形態に係る構造物10が示されている。この構造物10は、二重の外殻構造を有している。具体的には、構造物10は、内皮20及び外皮30を備えている。
(内皮)
内皮20は、地盤12に設けられた基礎14上に立てられており、内部室22を覆っている。この内皮20は、屋根部20A及び外周壁部20Bを有し、内部室22への風雨の浸入を抑制する止水ライン(外殻部)を形成している。なお、内部室22は、例えば、居室やオフィス、展示空間等とされる。
屋根部20Aは、平屋根とされており、内部室22を上方から覆っている。この屋根部20Aの外周部は、外周壁部20Bによって支持されている。外周壁部20Bは、内部室22を側方から覆っている。この外周壁部20Bには、例えば、図示しない出入口が形成されている。なお、屋根部20Aは、平屋根に限らず、傾斜屋根であっても良い。
内皮20は、構造材24と、外装材26とを有している。構造材24は、例えば、外装材26を支持する架構を形成している。この構造材24の外面側には、外装材26が設けられている。また、内皮20には、後述する窓部60(図4参照)が設けられている。
(外皮)
内皮20の外側には、外皮30が設けられている。外皮30は、地盤12に設けられた基礎16上に立てられており、内皮20の全体を覆っている。この外皮30は、屋根部30A及び外周壁部30Bを有している。
なお、本実施形態では、外皮30の基礎16が、内皮20の基礎14と別体とされているが、外皮30及び内皮20の基礎は、一体とされても良い。
屋根部30Aは、傾斜屋根とされており、内皮20の屋根部20Aの全体を上方から覆っている。また、屋根部30Aは、内皮20の屋根部20Aと対向して配置されており、当該屋根部20Aとの間に中間室40を形成している。この屋根部30Aの外周部は、外周壁部30Bによって支持されている。なお、屋根部30Aは、傾斜屋根に限らず、平屋根であっても良い。
外周壁部30Bは、内皮20を側方から覆っている。この外周壁部30Bは、内皮20の外周壁部20Bと対向して配置されており、当該外周壁部20Bとの間に中間室40を形成している。この外周壁部30Bには、例えば、図示しない出入口が形成されている。
中間室40は、内部室22の周囲に、全周に亘って形成されている。この中間室40は、例えば、外皮30によって覆われた庭とされており、草木が植えられている。なお、中間室40には、例えば、土間コンクリート等の床があっても良い。
外皮30は、構造材34と、外装材36とを有している。構造材34は、例えば、外装材36を支持する架構を形成している。この構造材34の外面側には、外装材36が設けられている。
図2に示されるように、外装材36は、外皮30の略全面に亘って設けられている。この外装材36は、外皮シェード部50を有している。図3に示されるように、外皮シェード部50は、日射を透過しない金属板(例えば、アルミパネル)等の不透明部材によって形成されている。
外皮シェード部50は、複数の開口部52を有している。各開口部52は、外皮シェード部50を板厚方向に貫通する貫通孔とされており、常時、開放されている。これらの開口部52から中間室40に日射及び風雨が入る。つまり、中間室40は、半屋外空間とされている。一方、外皮シェード部50における開口部51がない部位では、中間室40への日射及び風雨が遮断される。この外皮シェード部50によって、中間室40に入る日射量及び風雨量が制御(制限)される。
また、外皮シェード部50には、複数の開口部52によって模様(幾何学的模様)が形成されている。これにより、外皮30の意匠性が高められている。
なお、開口部52の数や配置、形状は、適宜変更可能である。また、外皮シェード部50及び開口部52は、環境制御手段の一例である。
(内皮の窓部)
図4に示されるように、内皮20は、窓部60を有している。窓部60は、構造材24(図1参照)に支持された図示しない窓枠と、窓枠内に設けられ、二重ガラス(ペアガラス)を構成する一対のガラス部62とを有している。一対のガラス部(透明ガラス部)62は、例えば、日射を透過する透明なガラス部材で形成されており、互いに対向して配置されている。
一対のガラス部62のうち、外側のガラス部62の内面には、調光フィルム64が貼付されている。調光フィルム64は、印加される電圧に応じて、その透過率が増減可能とされている。具体的には、調光フィルム64に印加される電圧が大きくなると、調光フィルム64の透過率が増加し、例えば、ガラス部62が透明になる。一方、調光フィルム64に印加される電圧が小さくなると、調光フィルム64の透過率が減少し、例えば、ガラス部62が曇りガラスのようになる。なお、調光フィルム64に電圧が印加されていない状態では、調光フィルム64の透過率が最小となる。
調光フィルム64には、制御部66が電気的に接続される。また、制御部66には、例えば、商用電源等の図示しない電源が接続されている。この制御部66によって、電源から調光フィルム64に印加される電圧が制御される。
なお、調光フィルム64は、一対のガラス部62の少なくとも一方に設けることができる。また、調光フィルム64は、省略可能である。さらに、ガラス部は、二重ガラスに限らず、一重ガラスであっても良い。
窓部60の外側には、外装材26が設けられている。この外装材26は、内皮シェード部70を有している。内皮シェード部70は、外皮シェード部50と同様の構成とされている。この内皮シェード部70は、複数の開口部72を有している。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る構造物10によれば、内皮20は、内部室22を覆っている。この内皮20の外側には、外皮30が設けられている。外皮30は、内皮20の全体を覆っている。この外皮30と内皮20との間には、中間室40が形成されている。
ここで、図3に示されるように、外皮30は、外皮シェード部50を有している。この外皮シェード部50によって、中間室40に入る日射量及び風雨量が制御されている。
具体的には、外皮シェード部50は、複数の開口部52を有している。これらの開口部52を介して、例えば、図1に矢印Pで示されるように、中間室40に日射が入射される。一方、外皮シェード部50における開口部52がない部分では、中間室40への日射が遮断される。つまり、外皮シェード部50によって、中間室40に入る日射量が制限される。
これにより、例えば、夏期では、中間室40の室温上昇が抑制される。この結果、中間室40の内側にある内部室22の室温上昇が間接的に低減される。したがって、夏期における内部室22の冷房コストを低減することができる。
また、中間室40には、外皮シェード部50の複数の開口部52から風が入る。これにより、中間室40が換気される。さらに、中間室40には、外皮シェード部50の複数の開口部52から雨が入る。これにより、中間室40の室温上昇がさらに低減される。したがって、夏期における内部室22の冷房コストをさらに低減することができる。
なお、晴天の場合には、例えば、図示しない散水機によって中間室40に水(打ち水)を撒くことにより、中間室40の室温上昇をさらに低減することができる。
一方、冬期では、外皮シェード部50の複数の開口部52から中間室40に日射が入る。これにより、中間室40の室温低下が低減される。また、外皮シェード部50によって、中間室40に入る風が制限される。これにより、中間室40の室温低下がさらに低減される。この結果、中間室40の内側にある内部室22の室温低下が低減される。したがって、冬期における内部室22の暖房コストを低減することができる。
このように本実施形態では、省エネルギーを図りつつ、内部室22の室内環境を制御することができる。
また、外皮30は、前述したように、内皮20の全体を覆っている。つまり、内皮20の周囲には、全周に亘って中間室40が形成されている。この中間室40によって、内部室22の室内環境を全体的に制御することができる。したがって、省エネルギーを図りつつ、内部室22の室内環境を効率的に制御することができる。
また、外皮30は、内皮20の屋根部20Aの全体を覆うため、外皮30と内皮20の屋根部20Aとの間にも中間室40が形成されている。これにより、内部室22の上部の室内環境も効率的に制御することができる。
さらに、図4に示されるように、内皮20は、内皮シェード部70を有している。内皮シェード部70には、外皮シェード部50と同様に、開口部72が形成されている。この開口部72から、矢印Pで示されるように、内部室22に日射が入射される。一方、内皮シェード部70における開口部72がない部分では、内部室22への日射が遮断される。つまり、内皮シェード部70によって、中間室40から内部室22に入る日射量が制限されている。
このように内部室22に入射する日射は、外皮シェード部50及び内皮シェード部70の二重のシェード部によって制限される。したがって、夏期では、内部室22の室温上昇がさらに低減されるため、冷房コストもさらに低減される。
さらにまた、図4に示されるように、内皮20には、窓部60が設けられている。この窓部60の一対のガラス部62のうち、外側のガラス部62には、調光フィルム64が貼付されている。調光フィルム64には、制御部66が電気的に接続されている。この制御部66によって、調光フィルム64に印加する電圧を調整することにより、調光フィルム64の透過率が増減される。
ここで、例えば、天候に応じて、調光フィルム64に印加する電圧を制御部66によって調整し、調光フィルム64の透過率を増減することにより、矢印Pで示されるように、中間室40から内部室22への日射量を効率的に制御することができる。したがって、省エネルギー化を図りつつ、内部室22の室内環境を効率的に制御することができる。
しかも、図1に示されるように、内皮シェード部70と外皮シェード部50との間には、中間室40が形成されている。これにより、内部室22に居る人は、内皮シェード部70と外皮シェード部50との間に空間的な広がりを感じることができる。したがって、内部室22に居る人は、開放感を得ることができる。
特に、本実施形態では、外皮30の屋根部20Aと内皮20の屋根部20Aとの間にも中間室40が形成されている。これにより、内部室22に居る人は、頭上に空間的に広がりを感じることができるため、より開放感を得ることができる。
また、中間室40は、日射量や風雨量が制御された半屋外空間であるため、例えば、庭として有効利用することができる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、外皮シェード部50が外皮30の外面側に設けられるが、外皮シェード部50は、外皮30の外面側及び内面側の両側に設けても良い。具体的には、外皮30を構成する構造材34の外面側及び内面側に、複数の開口部52が形成されたアルミパネル等の外皮シェード部50を設ける。このように外皮シェード部50を二重構造にすることにより、外皮30の外面側に設けられた外皮シェード部50の開口率を下げずに、すなわち外皮30の外観を変更せずに、外皮30から中間室40に入る日射量をより制限することができる。
また、外皮30から中間室40に入射され、内皮20の内皮シェード部70によって反射された日射は、外皮30の内面側に設けられた外皮シェード部50によって再反射され、間接光として内部室22を照らす。そのため、内部室22に居る人は、例えば、柔かい光を感じることができる。
また、外皮シェード部50は、外皮30の内面側にのみ設けることも可能である。つまり、外皮シェード部50は、外皮30の外面側及び内面側の少なくとも一方に設けることができる。
また、上記実施形態では、外皮シェード部50の開口部52は、常時開放されているが、開口部52は、日射を透過するガラス部材(ガラス部)や、日射を透過しない不透明部材によって閉塞しても良い。なお、ガラス部材(透明ガラス部)には、調光フィルムを設けても良い。
また、複数の開口部52は、ガラス部材や不透明部材によって開閉可能にしても良い。なお、開口部52をガラス部材で閉塞した場合、開口部52から中間室40に日射は入るが、風雨は入らない。つまり、日射量及び風雨量のうち、中間室40に入る日射量が外皮シェード部50によって制御される。
また、上記実施形態では、外皮30に外皮シェード部50が設けられるが、上記実施形態はこれに限らない。例えば、外皮シェード部50を省略し、開口部を有するガラス部(透明ガラス部材)で外皮を形成しても良い。この場合、ガラス部の開口部から中間室40に風雨が入るが、ガラス部における開口部がない部位では、中間室40への風雨が遮断される。つまり、外皮によって、中間室40へ入る風雨が制限される。
一方、外皮をガラス部で形成した場合、日射は、基本的に外皮(ガラス部)を透過する。つまり、外皮によって、日射は制限されない。したがって、開口部を有するガラス部で外皮を形成した場合は、日射量及び風雨量のうち、中間室40に入る風雨量が外皮によって制御される。
また、上記実施形態では、外皮30が内皮20の屋根部20Aの全体を覆うが、上記実施形態はこれに限らない。外皮30は、内皮20の屋根部20Aの少なくとも一部を覆うことができる。また、外皮30は、内皮20の外周壁部20Bの少なくとも一部を覆うことができる。
また、上記実施形態では、内皮20の外面側に内皮シェード部70が設けられるが、内皮シェード部70は、内皮20の外面側及び内面側の両側に設けても良い。具体的には、内皮20を構成する構造材24の外面側及び内面側に、複数の開口部72が形成されたアルミパネル等の内皮シェード部70を設けても良い。このように内皮シェード部70を二重構造にすることにより、内皮20の外面側に設けられた内皮シェード部70の開口率を下げずに、すなわち内皮20の外観を変更せずに、内皮20から内部室22に入る日射量をより制限することができる。
また、内皮シェード部70は、内皮20の内面側にのみ設けることも可能である。つまり、内皮シェード部70は、内皮20の外面側及び内面側の少なくとも一方に設けることができる。また、内皮20は、止水ラインを形成可能であれば良く、内皮シェード部70は適宜省略可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 構造物
20 内皮
20A 屋根部
22 内部室
30 外皮
40 中間室
50 外皮シェード部(環境制御手段)
52 開口部(環境制御手段)
62 ガラス部
64 調光フィルム
70 内皮シェード部

Claims (5)

  1. 内部室を覆う内皮と、
    前記内皮の屋根部の少なくとも一部を覆う屋根部を有し、前記内皮の外側に設けられ、該内皮との間に中間室を形成する外皮と、
    を備え、
    前記外皮は、金属板で形成される外装材を有し、
    前記外皮の屋根部は、前記中間室に入る日射量及び風雨量を制御する環境制御手段を有する、
    構造物。
  2. 前記外皮は、前記内皮の全体を覆う、
    請求項1に記載の構造物。
  3. 前記環境制御手段は、
    前記中間室に入る日射量を制限する外皮シェード部と、
    常時開放され、前記中間室に風雨を入れる開口部と、
    を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の構造物。
  4. 前記内皮は、前記中間室から前記内部室に入る日射量を制限する内皮シェード部を有する、
    請求項1~請求項3の何れか1項に記載の構造物。
  5. 前記内皮は、
    前記中間室から前記内部室への日射を透過するガラス部と、
    前記ガラス部に設けられ、透過率を増減可能な調光フィルムと、
    を有する、
    請求項1~請求項4の何れか1項に記載の構造物。
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