JP7341610B2 - 鋳型造型用硬化剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳型造型用硬化剤組成物に関する。
粘結剤を用いて主型や中子のような鋳型を製造する造型法として、自硬性鋳型造型法が知られている。上記自硬性鋳型造型法としては、粘結剤である水溶性フェノール樹脂をエステル系硬化剤で硬化せしめる鋳型造型法が知られている。
鋳型の造型に用いられる耐火性粒子としては、珪砂、ジルコン砂、クロマイト砂、オリビン砂等が従来から広く用いられてきたが、近年は、アルミナケイ酸塩を主体とする焼結法による人工合成ムライト砂(特許文献1)や溶融法により製造された人工砂(特許文献2)が使用されつつある。
溶融法で製造された人工砂からなる再生砂を耐火性粒子として用い、水溶性フェノール樹脂をエステル系硬化剤で硬化せしめて鋳型を造型する場合は、新砂を用いた場合と比較して、鋳型強度が低下するという問題があり、水溶性フェノール樹脂と、特定のアミン化合物とを含有する鋳型造型用粘結剤組成物が提案されている(特許文献3)。
特開2000-153337号公報 特開2004-202577号公報 特開2016-20002号公報
しかし、特許文献3に記載の鋳型造型用粘結剤組成物を長期間保存すると粘度が高くなる傾向があり、このような鋳型造型用粘結剤組成物を用いて製造された鋳型は、粘度が低い特許文献3に記載の鋳型造型用粘結剤組成物を用いて製造された鋳型よりも鋳型強度が低くなる傾向が見られた。
本発明は、長期間保存した場合の粘度の増加を抑制でき、得られる鋳型の強度の低下を抑制することができる鋳型造型用硬化剤組成物を提供する。
本発明の鋳型造型用硬化剤組成物は、水溶性フェノール樹脂を硬化させる硬化剤と分子内にポリオキシアルキレン基及び2以上の1級アミノ基を有するアミン化合物を含有する鋳型造型用硬化剤組成物である。
本発明によれば、長期間保存した場合の粘度の増加を抑制でき、得られる鋳型の強度の低下を抑制することができる鋳型造型用硬化剤組成物を提供することができる。
<鋳型造型用硬化剤組成物>
本実施形態の鋳型造型用硬化剤組成物(以下、硬化剤組成物ともいう)は、水溶性フェノール樹脂を硬化させる硬化剤と分子内にポリオキシアルキレン基及び2以上の1級アミノ基を有するアミン化合物を含有する。当該硬化剤組成物によれば、長期間保存した場合の粘度の増加を抑制でき、得られる鋳型の強度の低下を抑制することができる。このような効果を発現する理由は定かではないが、以下のように考えられる。
分子内にポリオキシアルキレン基及び2以上の1級アミノ基を有するアミン化合物は鋳型強度を向上させる。しかし、鋳型造型用粘結剤組成物中に該アミン化合物が含有される場合、該粘結剤組成物を長期に保存させるとフェノール樹脂と該アミン化合物の重合反応が進行し、該粘結剤組成物の粘度が増加する。一方、該硬化剤組成物中に該アミン化合物を含有させると、該硬化剤組成物中にはフェノール樹脂のような重合性化合物が含まれていないために、長期間保存した場合の粘度の増加を抑制でき、得られる鋳型の強度の低下を抑制することができると考えられる。
〔アミン化合物〕
前記アミン化合物は、分子内にポリオキシアルキレン基及び2以上の1級アミノ基を有する化合物である。前記ポリオキシアルキレン基におけるオキシアルキレン基の繰り返し単位の数は、鋳型強度を向上させる観点から、2以上が好ましい。前記ポリオキシアルキレン基におけるオキシアルキレン基の繰り返し単位の数は、同様の観点から、30以下が好ましく、15以下がより好ましく、10以下が更に好ましい。また、前記ポリオキシアルキレン基におけるオキシアルキレン基の繰り返し単位の数は、鋳型強度を向上させる観点から、2~30が好ましく、2~15がより好ましく、2~10が更に好ましい。
前記ポリオキシアルキレン基としては、鋳型強度を向上させる観点から、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、及びオキシエチレン基とオキシプロピレン基がブロック又はランダムに付加したポリオキシアルキレン基から選ばれる1種以上が好ましく、ポリオキシエチレン基及びポリオキシプロピレン基から選ばれる1種以上がより好ましい。
前記アミン化合物における1級アミノ基の数は、鋳型強度を向上させる観点から、2以上であり、鋳込み時のアミン系ガス発生量を低減させる観点、及び入手性の観点から、5以下が好ましく、3以下がより好ましい。また、前記アミン化合物における1級アミノ基の数は、鋳型強度を向上させる観点、鋳込み時のアミン系ガス発生量を低減させる観点、及び入手性の観点から、2~5が好ましく、2~3がより好ましい。
前記アミン化合物の重量平均分子量(Mw)は、鋳型強度を向上させる観点から、80以上が好ましく、100以上がより好ましく、120以上が更に好ましく、140以上がより更に好ましい。前記アミン化合物の重量平均分子量(Mw)は、鋳型強度を向上させる観点から、1000以下が好ましく、800以下がより好ましく、600以下が更に好ましく、500以下がより更に好ましい。また、前記アミン化合物の重量平均分子量(Mw)は、鋳型強度を向上させる観点から、80~1000が好ましく、100~800がより好ましく、120~600が更に好ましく、140~500がより更に好ましい。
前記アミン化合物の具体例としては、ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキシブチレンジアミン、ポリオキシエチレントリアミン、ポリオキシプロピレントリアミン、ポリオキシブチレントリアミン等が挙げられる。このようなアミン化合物の製品の例としては、ハンツマン社のジェファーミン(登録商標)D-230(分子量230)、D-400(分子量400)、D-2000(分子量2000)、D-4000(分子量4000)、ED-600(分子量600)、ED-900(分子量900)、ED-2003(分子量2000)、HK-511(分子量220)、EDR-148(分子量148)、EDR-176(分子量176)、XTJ-542(分子量1000)、XTJ-533(分子量2000)、XTJ-536(分子量2000)、T-403(分子量440)、T-3000(分子量3000)、T-5000(分子量5000)、エボニック社のアンカミン(登録商標)1922A(分子量220)、BASF社のBAXXODUR(登録商標)EC-301(分子量230)、EC-302(分子量400)、EC-303(分子量2000)、EC-310(分子量440)、EC-311(分子量5000)が挙げられる。これらの中でも、鋳型強度を向上させる観点及び入手性の観点から、BASF社のBAXXODUR EC-301、EC-310、ハンツマン社のジェファーミンEDR-148、及びエボニック社のアンカミン1922Aからなる群から選ばれる1種以上の化合物が好ましい。
前記アミン化合物としては、鋳型強度を向上させる観点及び入手性の観点から、1,2-ビス(2-アミノエトキシ)エタン、ジエチレングリコールビス(3-アミノプロピル)エーテル、下式(1)で示される化合物及び下式(2)で示される化合物からなる群から選ばれる1種以上の化合物が好ましい。
Figure 0007341610000001


(式(1)中、nは平均付加モル数を表し、2以上3以下である。)
Figure 0007341610000002


(式(2)中、x、y、zはそれぞれ平均付加モル数を表し、x+y+zは5以上6以下である。)
前記硬化剤組成物中の前記アミン化合物の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、3質量%以上が好ましく、4質量%以上がより好ましく、8質量%以上が更に好ましい。前記硬化剤組成物中の前記アミン化合物の含有量は、経済性及び鋳込み時のアミン系ガス発生量を低減させる観点から、50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましく、30質量%以下が更に好ましく、25質量%以下がより更に好ましい。また、前記硬化剤組成物中の前記アミン化合物の含有量は、鋳型強度を向上させる観点、経済性の観点及び鋳込み時のアミン系ガス発生量を低減させる観点から、3~50質量%が好ましく、3~40質量%がより好ましく、3~30質量%が更に好ましく、3~25質量%がより更に好ましく、8~25質量%がより更に好ましい。
〔硬化剤〕
前記硬化剤組成物は、水溶性フェノール樹脂を硬化させる硬化剤を含有する。当該硬化剤は、水溶性フェノール樹脂を硬化させるものであれば特に限定なく用いることができるが、鋳型強度を向上させる観点からエステル化合物が好ましい。当該エステル化合物としては、ラクトン類或いは炭素数1~10の一価又は多価アルコールと炭素数1~10の有機カルボン酸より導かれる有機エステル化合物、炭酸エステル、及びこれらの混合物が挙げられる。具体的には、ラクトン類としては、γ-ブチロラクトン、プロピオンラクトン、ε-カプロラクトン等が挙げられる。有機エステル化合物としては、ギ酸エチル、エチレングリコールジアセテート、エチレングリコールモノアセテート、トリエチレングリコールジアセテート、トリエチレングリコールモノアセテート、アセト酢酸エチル、コハク酸ジメチル、グルタル酸ジメチル、アジピン酸ジメチル、トリアセチン等、炭酸エステルとしては、炭酸エチレン、炭酸プロピレン等が挙げられる。
前記硬化剤組成物中の前記硬化剤の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、50質量%以上が好ましく、60質量%以上がより好ましく、70質量%以上が更に好ましく、75質量%以上がより更に好ましい。前記硬化剤組成物中の前記硬化剤の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、98質量%以下が好ましく、96質量%以下がより好ましく、92質量%以下が更に好ましい。また、前記硬化剤組成物中の前記硬化剤の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、50~98質量%が好ましく、60~98質量%がより好ましく、70~98質量%が更に好ましく、75~96質量%がより更に好ましく、75~92質量%がより更に好ましい。
〔その他の成分〕
前記硬化剤組成物は、本発明の効果を損なわない範囲でその他の成分を含んでよい。例えば、前記硬化剤組成物は、鋳物砂に均一に添加し、樹脂組成物と均一に混合させる目的で、水、アルコール類、エーテルアルコール類等の溶剤を含有させることができる。前記硬化剤組成物が溶剤を含有する場合、前記硬化剤組成物中の前記溶剤の含有量は、鋳型強度を向上させる観点と硬化剤組成物に対する溶解性の観点から、47質量%以下であることが好ましく、20質量%以下であることがより好ましく、10質量%以下であることが更に好ましい。
〔その他のアミン成分〕
本発明では、前記アミン化合物以外の含窒素化合物アミンを含むことを排除するものではない。その場合のその他のアミンの含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、アミン全体の5質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましく、実質的に含まないことが好ましい。ここで実質的に含まないとは、故意に含有させないことを意味し、例えば、前記硬化剤組成物の原料等に含まれており、意図せずに含まれることを意味する。
前記硬化剤組成物の粘度は、鋳型強度の低下抑制の観点から、60mPa・s以下が好ましく、50mPa・s以下がより好ましく、40mPa・s以下が更に好ましい。前記硬化剤組成物の粘度は、組成物設計の容易性の観点から、10mPa・s以上が好ましく、12mPa・s以上がより好ましい。また、前記硬化剤組成物の粘度は、鋳型強度の低下抑制の観点、及び組成物設計の容易性の観点から、10~60mPa・sが好ましく、10~50mPa・sがより好ましく、12~40mPa・sが更に好ましくい。なお、本明細書において、粘度は実施例に記載の方法により測定する。
前記アミン化合物の添加の方法は、前記硬化剤、前記アミン化合物、及び溶媒等の他の成分を一緒に混合させてもよいし、予め、前記アミン化合物を前記硬化剤に添加させておいてもよい。また、製造のしやすさの観点から、前記アミン化合物は溶媒に溶かして、溶液にした後添加してもよい。
<鋳型の製造方法>
本実施形態の鋳型の製造方法は、耐火性粒子、水溶性フェノール樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物(以下、粘結剤組成物ともいう)、及び前記硬化剤組成物を混合して鋳型組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する。
〔耐火性粒子〕
本実施形態の鋳型の製造方法で使用可能な耐火性粒子としては、珪砂、クロマイト砂、ジルコン砂、オリビン砂、アルミナ砂、ムライト砂、合成ムライト砂等の従来公知のものを使用でき、また、使用済みの耐火性粒子を回収して再生処理した再生砂も使用できる。なお、耐火性粒子は、単独で使用又は2種以上を併用することができる。
〔鋳型造型用粘結剤組成物〕
[水溶性フェノール樹脂]
前記粘結剤組成物に含有される前記水溶性フェノール樹脂は、特に限定されないが、鋳型強度を向上させる観点から、エステル化合物で硬化可能な樹脂が好ましい。このような水溶性フェノール樹脂は、一般にはアルカリ条件下でフェノール化合物とアルデヒド化合物とを重縮合させることによって得られるものである。このうちフェノール化合物としては、フェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールF、クレゾール、3,5-キシレノール、レゾルシン、カテコール、ノニルフェノール、p-tert-ブチルフェノール、イソプロペニルフェノール、フェニルフェノール、その他の置換フェノールを含めたフェノール類や、カシューナット殻液のような各種のフェノール化合物の混合物等を1種又は2種以上混合して使用することができる。また、アルデヒド化合物としては、ホルムアルデヒド、フルフラール、グリオキザール等を1種又は2種以上混合して使用することができる。これらの化合物は必要に応じて水溶液として用いることができる。また、これらに、尿素、メラミン、シクロヘキサノン等のアルデヒド化合物と縮合が可能なモノマーや、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、ブチルアルコール等の1価の脂肪族アルコール化合物や、水溶性高分子のポリアクリル酸塩や、セルロース誘導体高分子、ポリビニルアルコール、リグニン誘導体などを混合しても差し支えない。
前記水溶性フェノール樹脂の合成に用いられるアルカリ触媒としては、LiOH、NaOH、KOHなどのアルカリ金属の水酸化物が挙げられるが、特にNaOH、KOHが好ましい。また、これらのアルカリ触媒を混合して用いてもよい。
前記水溶性フェノール樹脂水溶液の固形分質量(105℃で3時間乾燥後の固形質量)は、鋳型強度を向上させる観点から、30質量%以上が好ましく、40質量%以上がより好ましい。前記水溶性フェノール樹脂水溶液の固形分質量は、鋳型強度を向上させる観点及び作業性を向上させる観点から、80質量%以下が好ましく、65質量%以下がより好ましい。また、前記水溶性フェノール樹脂水溶液の固形分質量は、鋳型強度を向上させる観点及び作業性を向上させる観点から、30~80質量%が好ましく、40~65質量%がより好ましい。
前記水溶性フェノール樹脂の重量平均分子量(Mw)は、鋳型強度を向上させる観点から、500以上が好ましく、800以上がより好ましく、1200以上が更に好ましい。前記水溶性フェノール樹脂の重量平均分子量(Mw)は、鋳型強度を向上させる観点及び作業性を向上させる観点から、8000以下が好ましく、5000以下がより好ましく、3000以下が更に好ましい。また、前記水溶性フェノール樹脂の重量平均分子量(Mw)は、鋳型強度を向上させる観点及び作業性を向上させる観点から、500~8000が好ましく、800~5000がより好ましく、1200~3000がより好ましい。なお、水溶性フェノール樹脂の重量平均分子量は、実施例に記載の方法により測定する。
前記粘結剤組成物中の前記水溶性フェノール樹脂の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、10質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましく、25質量%以上が更に好ましい。前記粘結剤組成物中の前記水溶性フェノール樹脂の含有量は、鋳型強度を向上させる観点、及び作業性を向上させる観点から、95質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、60質量%以下が更に好ましく、50質量%以下がより更に好ましい。また、前記粘結剤組成物中の前記水溶性フェノール樹脂の含有量は、鋳型強度を向上させる観点、及び作業性を向上させる観点から、10~95質量%が好ましく、20~80質量%がより好ましく、20~60質量%が更に好ましく、25~50質量%がより更に好ましい。
〔その他の成分〕
前記粘結剤組成物は、更に、本実施形態の効果を阻害しない程度に水、シランカップリング剤、尿素、界面活性剤、アルコール類等の添加剤が含まれていても良い。なお、前記粘結剤組成物中にシランカップリング剤が含まれていると、得られる鋳型の最終強度をより向上させることができるため好ましい。前記シランカップリング剤の例としては、γ-(2-アミノ)プロピルメチルジメトキシシラン、γ-アミノプロピルトリメトキシシラン、γ-アミノプロピルトリエトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、N-β-(アミノエチル)γ-アミノプロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられる。前記粘結剤組成物中の前記シランカップリング剤の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、0.1~5質量%が好ましく、0.3~1質量%がより好ましい。
前記粘結剤組成物は、長期保存時の増粘抑制の観点、及び鋳型強度の低下抑制の観点から、前記アミン化合物及び前記アミン化合物以外の含窒素化合物の含有量を0.3質量%以下にするのが好ましく、0.1質量%以下にするのが好ましく、実質的に含まないことが好ましい。
前記粘結剤組成物の粘度は、鋳型強度の低下抑制の観点から、65mPa・s以下が好ましく、60mPa・s以下がより好ましい。前記粘結剤組成物の粘度は、樹脂設計の容易性の観点から、25mPa・s以上が好ましく、30mPa・s以上がより好ましい。また、前記粘結剤組成物の粘度は、鋳型強度の低下抑制の観点、及び樹脂設計の容易性の観点から、25~65mPa・sが好ましく、30~60mPa・sがより好ましい。
前記混合工程では、少なくとも前記粘結剤組成物、前記耐火性粒子、及び前記硬化剤組成物を混合し。鋳型用組成物を得る。
前記耐火性粒子と前記粘結剤組成物と前記硬化剤組成物との比率は適宜設定できるが、鋳型強度を向上させる観点から、前記耐火性粒子10000質量部に対して、前記粘結剤組成物が50質量部以上が好ましく、300質量部以下が好ましい。同様の観点から、前記耐火性粒子10000質量部に対して、前記硬化剤組成物が10質量部以上が好ましく、80質量部以下が好ましい。
前記鋳型用組成物中の前記水溶性フェノール樹脂100質量部に対する前記アミン化合物の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、2質量部以上が好ましく、6質量部以上がより好ましく、8質量部以上が更に好ましい。前記鋳型用組成物中の前記水溶性フェノール樹脂100質量部に対する前記アミン化合物の含有量は、経済性及び鋳込み時のアミン系ガス発生量を低減させる観点から、24質量部以下が好ましく、20質量部以下がより好ましく、16質量部以下が更に好ましい。前記鋳型用組成物中の前記水溶性フェノール樹脂100質量部に対する前記アミン化合物の含有量は、鋳型強度を向上させる観点、経済性及び鋳込み時のアミン系ガス発生量を低減させる観点から、2~24質量部が好ましく、2~20質量部がより好ましく、2~16質量部が更に好ましく、6~16質量部がより更に好ましく、8~16質量部がより更に好ましい。
前記鋳型用組成物中の前記アミン化合物の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、前記耐火性粒子10000質量部あたり、0.5質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましく、2質量部以上が更に好ましくい。前記鋳型用組成物中の前記アミン化合物の含有量は、経済性及び鋳込み時のアミン系ガス発生量を低減させる観点から、前記耐火性粒子10000質量部あたり、10質量部以下が好ましく、8.5質量部以下がより好ましく、6質量部以下が更に好ましい。前記鋳型用組成物中の前記アミン化合物の含有量は、鋳型強度を向上させる観点から、前記耐火性粒子10000質量部あたり、0.5~10質量部が好ましく、0.5~8.5質量部がより好ましく、0.5~6質量部が更に好ましく、1~6質量部がより更に好ましく、2~6質量部がより更に好ましい。
前記混合工程において、各原料を混合する方法としては、公知一般の手法を用いることが出来、例えば、バッチミキサーにより各原料を添加して混練する方法や、連続ミキサーに各原料を供給して混練する方法が挙げられる。
前記硬化工程において、前記鋳型用組成物を硬化させる方法としては、公知一般の手法を用いることができる。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の組成物、製造方法、或いは用途を開示
する。
<1> 水溶性フェノール樹脂を硬化させる硬化剤と分子内にポリオキシアルキレン基及び2以上の1級アミノ基を有するアミン化合物とを含有する鋳型造型用硬化剤組成物。
<2> 前記硬化剤がエステル化合物を含有する、前記<1>に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<3> 前記ポリオキシアルキレン基が、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、及びオキシエチレン基とオキシプロピレン基がブロック又はランダムに付加したポリオキシアルキレン基から選ばれる1種以上である、前記<1>又は<2>に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<4> 前記ポリオキシアルキレン基が、ポリオキシエチレン基及びポリオキシプロピレン基から選ばれる1種以上である、前記<1>又は<2>に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<5> 前記ポリオキシアルキレン基におけるオキシアルキレン基の繰り返し単位の数が2以上30以下である、前記<1>乃至<4>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<6> 前記ポリオキシアルキレン基におけるオキシアルキレン基の繰り返し単位の数が2以上10以下である、前記<1>乃至<4>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<7> 前記アミン化合物における1級アミノ基の数が2以上5以下である、前記<1>乃至<6>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<8> 前記アミン化合物における1級アミノ基の数が2以上3以下である、前記<1>乃至<6>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<9> 前記アミン化合物の重量平均分子量が80以上1000以下である、前記<1>乃至<8>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<10> 前記アミン化合物の重量平均分子量が120以上600以下である、前記<1>乃至<8>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<11> 前記アミン化合物の重量平均分子量が140以上500以下である、前記<1>乃至<8>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<12> 前記アミン化合物が、ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキシブチレンジアミン、ポリオキシエチレントリアミン、ポリオキシプロピレントリアミン、ポリオキシブチレントリアミンからなる群より選ばれる少なくとも1種である、前記<1>乃至<11>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<13> 前記アミン化合物が、1,2-ビス(2-アミノエトキシ)エタン、ジエチレングリコールビス(3-アミノプロピル)エーテル、下式(1)で示される化合物及び下式(2)で示される化合物からなる群から選ばれる1種以上の化合物である、前記<1>乃至<12>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<14> 前記アミン化合物の含有量が3質量%以上50質量%以下である、前記<1>乃至<13>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<15> 前記アミン化合物の含有量が3質量%以上30質量%以下である、前記<1>乃至<13>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<16> 前記アミン化合物の含有量が3質量%以上25質量%以下である、前記<1>乃至<13>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<17> 前記アミン化合物の含有量が8質量%以上25質量%以下である、前記<1>乃至<13>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
<18> 耐火性粒子、水溶性フェノール樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物、及び前記<1>乃至<13>の何れか一つに記載の鋳型造型用硬化剤組成物を混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する鋳型の製造方法。
<19> 前記鋳型用組成物中の前記アミン化合物の含有量が水溶性フェノール樹脂100質量部あたり2質量部以上24質量部以下である、<18>に記載の鋳型の製造方法。
<20> 前記耐火性粒子が、再生砂である、前記<18>又は<19>に記載の鋳型の製造方法。
以下、本発明を具体的に示す実施例等について説明する。
<原料の評価方法>
〔水溶性フェノール樹脂の重量平均分子量(Mw)〕
水溶性フェノール樹脂の重量平均分子量(Mw)は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により、下記条件で測定した。
(a)サンプル調製:試料に同重量のイオン交換水を加え、0.1質量%のHSOを加えて中和した。生成した沈殿を濾過分離し、水洗し、乾燥した。これをテトラヒドロフラン(THF)に溶解し、GPC用のサンプルを調製した。
(b)カラム:ガードカラムTSX(東ソー式会社製)HXL(6.5mmφ×4cm)1本と、TSK3000HXL(7.8mmφ×30cm)1本と、TSK2500HXL(7.8mmφ×30cm)1本を使用する。注入口側よりガードカラム-3000HXL-2500HXLの順に接続した。
(c)標準物質:重量平均分子量が既知の単分散ポリスチレン(東洋曹達工業社製)
(d)溶出液:THF(流速:1cm/min)
(e)カラム温度:25℃
(f)検出器:紫外分光光度計(フェノールの紫外吸収の最大ピークの波長において定量)
(g)分子量計算の為の分割法:時間分割(2sec)
アミン化合物の重量平均分子量(Mw)は製品カタログ値を使用した。
<水溶性フェノール樹脂の調製>
温度計及び撹拌機を装着した2リットルガラス容器に、フェノール773g、48.5質量%水酸化カリウム水溶液190g、水323g、50%ホルマリン溶液937gを混合後、82℃で反応を行い水溶性フェノール樹脂(レゾール樹脂)水溶液を得た。水溶性フェノール樹脂水溶液の固形分濃度は49.6質量%である。また、当該水溶性フェノール樹脂の重量平均分子量(Mw)は1970である。
<実施例1~12、比較例1~12、参考例1>
〔硬化剤組成物の調製〕
トリアセチンと含窒素化合物を表1に記載の量になるように混合して実施例1~12の硬化剤組成物を得た。比較例1~12、参考例1はトリアセチンを用いた。なお、用いた含窒素化合物は以下のものである。
前記式(1)で示される化合物:BAXXODUR EC301(BASF社製)
前記式(2)で示される化合物:BAXXODUR EC310(BASF社製)
1,2-ビス(2-アミノエトキシ)エタン:ジェファーミン EDR148(ハンツマン社製)
ジエチレングリコールビス(3-アミノプロピル)エーテル:アンカミン1922A(エボニック社製)
〔粘結剤組成物の調製〕
表1に記載の水溶性フェノール樹脂、水、48.5質量%水酸化カリウム水溶液、48.5質量%水酸化ナトリウム水溶液、アルミン酸ナトリウム、及び3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会社製 KBM-403)、比較例1~12においては更に表1に記載のアミン化合物、をそれぞれ表1に記載の質量比で混合して粘結剤組成物を得た。
〔耐火性粒子〕
[再生砂の調製]
溶融法で製造された人工アルミナ砂(「エスパール#60L」山川産業株式会社製)の新砂に対し、水溶性フェノール樹脂(「カオーステップ SH-8000」花王クエーカー社製)と、エステル化合物系硬化剤としてトリアセチンを添加し、これらを混練して得られた混練砂を用いて鋳型を造型した。得られた鋳型を用いて鋳造した後、再生処理した砂を再生砂として用いた。
〔硬化剤組成物及び粘結剤組成物の粘度の測定方法〕
東機産業株式会社製のE型粘度計RE80R型を用いて、25℃での粘度測定を行なった。
〔鋳型の圧縮強度の評価方法〕
耐火性粒子10000質量部に対して、前記粘結剤組成物100質量部、及び前記硬化剤組成物25質量部を均一に混練し、得られた鋳型用組成物を用いてテストピース(50mm×50mmφ)を成型した。前記テストピースを24時間静置した後、圧縮強度評価試験機(「SDW 2000SH特型」株式会社今田製作所製)を用い、圧縮強度を測定した。圧縮速度は5mm/秒とし、圧縮強度の計算は、荷重/テストピースの断面積から算出した。なお、混練時から圧縮強度評価時までの雰囲気温度及び湿度は25℃、55%RHに保ち、耐火性粒子、及び粘結剤組成物、及び硬化剤組成物も予め25℃に調整しておいたものを使用した。
各実施例、比較例、及び参考例の結果を表1に示す。
Figure 0007341610000003

上記の結果から、実施例の硬化剤組成物は比較例の硬化剤組成物に比べ、保存安定性に優れ、鋳型強度に優れることが判る。

Claims (11)

  1. 水溶性フェノール樹脂を硬化させる硬化剤と分子内にポリオキシアルキレン基及び2以上の1級アミノ基を有するアミン化合物とを含有する鋳型造型用硬化剤組成物。
  2. 前記硬化剤がエステル化合物を含有する請求項1に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
  3. 前記ポリオキシアルキレン基が、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、及びオキシエチレン基とオキシプロピレン基がブロック又はランダムに付加したポリオキシアルキレン基から選ばれる1種以上である請求項1又は2に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
  4. 前記ポリオキシアルキレン基におけるオキシアルキレン基の繰り返し単位の数が、2以上30以下である請求項1~3のいずれか1項に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
  5. 前記アミン化合物における1級アミノ基の数が、2以上5以下である請求項1~4のいずれか1項に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
  6. 前記アミン化合物の重量平均分子量が80以上1000以下である請求項の1~5のいずれか1項に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
  7. 前記アミン化合物が、ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキシブチレンジアミン、ポリオキシエチレントリアミン、ポリオキシプロピレントリアミン、ポリオキシブチレントリアミンからなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1~6のいずれか1項に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
  8. 前記アミン化合物の含有量が、3質量%以上50質量%以下である請求項1~7のいずれか1項に記載の鋳型造型用硬化剤組成物。
  9. 耐火性粒子、水溶性フェノール樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物、及び請求項1~8のいずれか1項に記載の鋳型造型用硬化剤組成物を混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する鋳型の製造方法。
  10. 前記鋳型用組成物中の前記アミン化合物の含有量が水溶性フェノール樹脂100質量部あたり2質量部以上24質量部以下である、請求項9に記載の鋳型の製造方法。
  11. 前記耐火性粒子が、再生砂である、請求項9又は10に記載の鋳型の製造方法。
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