JP7341033B2 - 視差検出装置、撮像装置、視差検出方法、及びプログラム - Google Patents

視差検出装置、撮像装置、視差検出方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、視差検出装置、撮像装置、視差検出方法、及びプログラムに関する。
撮影画像を取得し、撮影画像から距離情報を算出する撮像装置が提案されている。例えば、撮像装置は、異なる視点からの画像を取得し、画像間の相関値(類似度)から視差量を求め、距離情報を取得する。具体的には、撮像装置は、画像ペアの片方の画像において注目画素を含む部分領域の画像信号を基準画像として抜き出し、他方の画像の部分領域の画像信号を参照画像として抜き出す。撮像装置は、参照画像の抜き出す位置を変え、各位置における相関値を計算する。撮像装置は、各位置における相関値から最も相関が高くなる位置を求めることで、注目画素における視差量を算出する。
また、視差量の算出には、最も相関が高くなる位置の相関値とその隣接する参照画像位置の相関値とを用いて、より高分解能な視差量を推定するサブピクセル推定法が用いられる場合もある。この際、基準画像と参照画像との間で、想定していた視差発生方向とは異なる方向にもズレが生じることがある。このズレは、視差量を算出する際に、被写体に応じた誤差を生じさせる。
これに対し、探索方向を視差方向ではなく、視差方向とは異なる方向のズレ量に合わせて、探索方向を変える方法が提案されている(特許文献1)。また、異なる方向も含めて探索する方法も提案されている(特許文献2)。更に、視差方向と直交する方向にブロックに分けて探索前に画像を補正する方法(特許文献3)も提案されている。更に、基準画像と参照画像の見え方の違いを変形させたブロック形状から最適なものを選択する方法も提案されている(特許文献4)。
特許第5489641号公報 特開2003-4442号公報 特許第5792662号公報 特許第4524514号公報
視差方向と直交する方向における基準画像と参照画像との間のズレ量は、視差量に応じて変動するが、従来の技術は視差量に応じたズレ量の変動を考慮してしない。そのため、従来の技術では、視差量を算出する際に、変動するズレ量に起因する誤差を適切に低減することができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、画像間の相関に基づく視差量検出の精度を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第1の方向において相互に異なる視点を持つ第1の視点画像及び第2の視点画像を取得する第1の取得手段と、撮影範囲の同じ位置に対応する前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像の位置間の、デフォーカス量に応じた前記第1の方向における視差量に応じて変動する、前記第1の方向に直交する第2の方向における前記位置間のズレ量を特定するズレ情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の視点画像において視差量検出の基準位置に対応する基準領域を選択する選択手段と、前記第2の視点画像の複数の参照位置に対応する複数の参照領域それぞれについて相関算出処理を行う算出手段であって、前記相関算出処理は、前記基準位置と前記参照位置との間の前記第1の方向における視差量に応じた前記基準位置と前記参照位置との間の前記第2の方向におけるズレを低減するように、前記ズレ情報に基づいて前記基準領域及び前記参照領域の少なくとも一方の前記第2の方向における位置を補正する第1の補正処理と、前記第1の補正処理が反映された前記基準領域と前記参照領域との間の相関を算出する算出処理とを含む、算出手段と、前記基準領域と前記複数の参照領域それぞれとの間の前記相関に基づいて、前記基準位置の前記第1の方向における視差量を検出する検出手段と、を備えることを特徴とする視差検出装置。
本発明によれば、画像間の相関に基づく視差量検出の精度を向上させることが可能となる。
なお、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
視差検出装置100の概略ブロック図。 第1の実施形態に係る撮像素子104の画素の構成について説明する図。 視差検出装置100による視差検出処理のフローチャート。 視差に対するYズレ量の変化量の例について説明する図。 図3のS303における画像変形処理の一例を示す図。 (a)基準画像及び参照画像の位置関係を示す図、(b)注目画素における視差量に依存したYズレ量615と、S303にて参照画像を補正(変形)した後に残存するYズレ量616とを示す図、(c)参照画像ブロックの設定の具体例を説明する図。 Yズレ量が変動する場合の視差検出処理のフローチャート。 第2の実施形態に係る撮像素子104の構成を示す図。 補正量Zに対する、基準画像及び参照画像それぞれの補正量を示す概念図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
<<視差検出装置100の構成>>
図1は、視差検出装置100の概略ブロック図である。以下では、視差検出装置100が撮像装置である場合を例に説明を行うが、視差検出装置100はパーソナルコンピュータなどの他の装置であってもよい。
視差検出装置100は、制御部101、結像光学系103、撮像素子104、演算処理部105、及びメモリ106を備え、結像光学系103及び撮像素子104を用いて被写体102の撮影を行うように構成される。
制御部101は、制御プログラムを格納した不揮発性メモリを含み、制御プログラムに従って視差検出装置100の各部を制御する。制御部101は、制御プログラムを実行する際に、メモリ106をワークメモリとして使用する。
結像光学系103は、被写体の像を撮像面である撮像素子104に形成する機能を有する。結像光学系103は、複数のレンズ群(不図示)及び絞り(不図示)から構成され、撮像素子104から所定距離離れた位置に射出瞳を有する。光軸110は、結像光学系103の光軸である。本明細書では、光軸110はz軸と平行であるものとする。また、x軸とy軸とは互いに直交しており、且つz軸(光軸110)とも直交している。
図2を参照して、撮像素子104の画素の構成について説明する。撮像素子104には、複数の画素が配置される。各画素は、図2(a)の断面図に示すように、マイクロレンズ201、カラーフィルタ202、及び光電変換部203A、203Bを含む。撮像素子104においては、画素毎にカラーフィルタ202によって検出する波長帯域に応じたRGB(Red,Green,Blue)の分光特性が与えられ、各画素が公知の配色パターン(不図示)によって配置されている。本明細書では、各画素がxy平面に配置されているものとして説明を行うが、必ずしもxy平面に配置されている必要はない。光電変換部203A、203Bは、検出する波長帯域に感度を有し、基板204上に形成されている。また、各画素は、不図示の配線を備えている。
図2(b)は、光軸110と撮像素子104の交点(中心像高)から、結像光学系103の射出瞳を見た図である。光電変換部203A及び光電変換部203Bには、それぞれ第1の瞳領域210を主に通過した第1の光束及び第2の瞳領域220を主に通過した第2の光束が入射する。第1の瞳領域210及び第2の瞳領域220は、それぞれ射出瞳の異なる領域である。光電変換部203A及び光電変換部203Bに入射した光束をそれぞれ光電変換することで、A像及びB像が生成される。生成されたA像及びB像は、演算処理部105に伝送される。演算処理部105は、A像及びB像に基づく演算処理により視差値又は距離値等を算出し、算出結果をメモリ106に格納する。また、A像とB像とを加算することにより得られる画像は、記録用(閲覧用)の画像として利用することができる。
図2(b)において、第1の重心位置211は、第1の瞳領域210の重心位置であり、第2の重心位置221は、第2の瞳領域220の重心位置である。本実施形態においては、第1の重心位置211は、射出瞳の中心からx軸200に沿って偏心(移動)している。一方、第2の重心位置221は、x軸200に沿って、第1の重心位置211とは逆の方向に偏心(移動)している。第1の重心位置211と第2の重心位置221とを結ぶ方向を瞳分割方向と呼ぶ。また、第1の重心位置211と第2の重心位置221との重心間距離が基線長222となる。
A像及びB像は、デフォーカスによって瞳分割方向と同じ方向(本実施形態ではx軸方向)に位置が変化する。この画像間の相対的な位置変化量、即ちA像とB像との間の視差量は、デフォーカス量に応じた量となる。よって、この視差量を後述の手法により取得し、既知の変換手法によって視差量をデフォーカス量又は距離に変換することができる。
この時、視差方向に対して直交する方向(図中ではY方向となる。以下、Y方向と記載する)へのズレの一因として、分割された各瞳の重心位置のY方向のズレが考えられる。以下では、このY方向のズレをYズレと呼び、その量をYズレ量と呼ぶ。例えば、第1の重心位置211がY方向の正方向に、第2の重心位置221がY方向の負方向に位置するように光学系の収差等が発生した場合、結像位置でもY方向に対するズレを持つことになる。また、第1の重心位置211及び第2の重心位置221が瞳230の中心に対してY方向に対称でない場合には、視差0となる距離位置に対してもY方向にズレが生じることになる。
<<視差検出処理>>
図3は、視差検出装置100による視差検出処理のフローチャートである。本フローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、制御部101が制御プログラムに従って視差検出装置100の各部を制御することにより実現される。
S301で、制御部101は、被写体102の撮影を行うことにより、X方向(第1の0方向)において相互に異なる視点を持つA像及びB像(第1の視点画像及び第2の視点画像)をからなる画像セットを取得し、メモリ106に格納する。以下の説明では、A像が基準画像として用いられ、B像が参照画像として用いられるものとする。基準画像は、出力される視差情報に画素位置が対応する画像となる。なお、A像及びB像のどちらが基準画像となるかは、特に限定されない。
S302で、演算処理部105は、後述するS303及びS305で用いられるYズレ補正量を決定する。視差に対するYズレ量の変化量は既知であるものとする。これは、設計値を基に、例えばシミュレーション等で計算しておいたものでもよい。この際、熱の影響や製造誤差等で生じる個体差の影響も考慮した設計値を基に計算されることが望ましい。事前にチャート等を撮影し、計測したものを用いてもよい。例えば、点像チャートを被写体とし、基準画像と参照画像との間での点像の位置を計測することで、ある視差量に対応するYズレ量が算出できる。チャートの距離を変え、複数計測することで視差量の変化に対するYズレ量の変化量を得ることができる。使用するチャートは、点像チャートに限定されず、バーチャート(斜め線又は横線)や円チャート等、どのようなチャートであってもよい。Yズレ量の情報は、例えば制御部101の不揮発性メモリに保存されており、S302において必要に応じて読み出される。
ここで図4を参照して、視差に対するYズレ量の変化量の例について説明する。図4において、横軸は視差量に対応し、縦軸はYズレ量に対応する。図4から理解できるように、撮影範囲の同じ位置に対応する基準画像及び参照画像の位置間のY方向(第2の方向)におけるズレ量は、これらの位置間の視差量に応じて変動する。また、図4の例では、直線の傾きとY切片を保存することで、視差とYズレ量との関係を特定可能である。即ち、制御部101は、Yズレ量を特定するズレ情報として、視差量を横軸としズレ量を縦軸とするグラフにおける傾き及び切片を示す情報を、制御部101の不揮発性メモリに保存してもよい。
なお、視差に対するYズレ量の変化量や対応する補正量の保存に関しては、画素単位での保存であってもよいし、像面上の実際の長さの単位での保存であってもよい。視差に対するYズレ量の変化量は、一般的には像高毎に異なるため、視差量とYズレ量との関係を示す情報を像高毎に保存することにより、どの像高においても高精度に視差量を算出することが可能となる。S302におけるYズレ補正量の決定処理の詳細については後述する。
再び図3を参照して、S303で、演算処理部105は、S302で決定された補正量に従って、画像を変形する処理を行う。演算処理部105は、基準画像と参照画像との間でのYズレ量に合わせて、基準画像及び参照画像の少なくとも一方を変形させる(第2の方向における位置を補正する第2の補正処理を行う)ことにより、Yズレ量の低減を行う。
図5は、図3のS303における画像変形処理の一例を示す図である。図5では、基準画像501及び参照画像502の一部の画素を記載している。各画素の数字は画素値を表している。図5の例では、参照画像502が基準画像501に対して、+0.5画素Yズレしているものとする。この場合、演算処理部105は、Yズレ量を補正する(打ち消す)ように参照画像502を-0.5画素分変形させることにより、変形参照画像503を生成する。具体的には、演算処理部105は、参照画像502において上下の画素(Y方向において連続する複数の画素値)に基づく線形補間を行うことにより、参照画像502を変形させる。例えば、参照画像502の画素521については、画素521及び画素522(Y方向において連続する2つの画素値)に基づく線形補間((0+0.5)/2)により、画素値0.25を持つ変形参照画像503の画素531が得られる。
このように、Yズレの補正量の画素数が整数でない場合(即ち、補正対象画像の補正後の画素位置が、補正前の補正対象画像の画素位置からずれている場合)であっても、補間演算を行うことにより、補正対象画像の補正後の画素値を算出することができる。
なお、補間方法は線形補間に限定されず、近傍のより多くの画素を用いる補間方法を採用してもよい。例えば、バイキュービック補間等の任意の補間方法を採用することができる。図5では一部の画素を図示しているが、実際には補正量を持つ画素全てについて変形が行われる。前述したように像高毎に補正量は変わるため、画素毎に補正量が変化する可能性がある。その場合にも、近傍の画素から補正量を変えて補間処理をしていくことで、画像を変形する。線形補間であれば、上下の画素の重みを補正量に従って変化させることで、補正量に応じた変形を実現できる。
ところで、図5の例では、参照画像のみを変形させることでYズレ補正を行っていたが、この場合、基準画像と参照画像とで補間による差が大きく生じてしまい、検出される視差量に誤差が発生する要因となってしまう。そこで、基準画像と参照画像の両方を変形させることで誤差を低減することができる。具体的には、基準画像に対して参照画像が+0.5画素Yズレしている場合、基準画像を+0.25画素分、参照画像を-0.25画素変形分させることでYズレ量を補正することができる。これにより、補間による影響を基準画像と参照画像とで同程度にすることができるため、誤差を低減することができる。
再び図3を参照する。S304~S307の処理(注目画素ループの処理)は、全ての注目画素(視差量検出の基準位置となる画素)について処理が完了するまで繰り返し実行される。S304で、演算処理部105は、基準画像ブロック(基準位置に対応する基準領域)を選択する。
図6(a)は、基準画像及び参照画像の位置関係を示す図である。図6(a)には、基準画像610A及び参照画像610Bが図示されている。演算処理部105は、基準画像610Aにおいて視差算出を行う画素(注目画素620)とその近傍画素とを含む部分領域を抜き出し、基準画像ブロック611とする。図6(a)では基準画像ブロック611を四角形で図示しているが、基準画像ブロックは四角形でなくてもよい。注目画素は、最終的な出力結果(例えば、視差画像や距離画像)の画素数に合わせて、基準画像610A上で位置を変えながら、複数選択される。
再び図3を参照すると、S305~S306の処理(視差探索ループの処理)は、視差探索範囲全体について処理が完了するまで繰り返し実行される。S305で、演算処理部105は、参照画像ブロック(参照位置に対応する参照領域)を設定する。図4を参照して前述したように、視差量に依存してYズレ量が変動する。基準画像ブロックと参照画像ブロックとの間のX方向のズレが視差に相当する。想定される視差の変化量の範囲を視差探索範囲とすると、演算処理部105は、後述するS306において、視差探索範囲内においてそれぞれの視差量に対するコストを計算する。その際、視差に対してYズレ量が変化しているため、Yズレ量を補正した参照画像ブロックを設定する必要がある。参照画像ブロックは視差に合わせて設定される。例えば、視差が1画素である位置に参照画像ブロックを設定する場合を考える。この場合、基準画像上の注目画素位置(基準位置)と同位置相当の参照画像上の位置からX方向に1画素移動した位置を、視差が1画素である位置おける参照画像ブロックの注目画素(参照位置)とする。参照画像ブロックは、基準画像ブロックと同様の形で生成される。
図6(b)は、注目画素における視差量に依存したYズレ量615と、S303にて参照画像を補正(変形)した後に残存するYズレ量616とを示す図である。S303での補正の一例として、特定の視差量(この例では、0画素の視差量)に相当する位置でYズレ量が0となるように補正が行われた場合が図示されている。1画素の視差量に相当する位置においてはYズレ量が0ではないため、参照画像ブロックを補正する必要がある。図6(a)の参照画像610B上で表現すると、矢印614のように参照画像610B上に斜めに参照画像ブロック613の注目画素を設定していく形となる。Yズレ量を考慮した参照画像ブロックの設定は、元の画像位置に対して、サブピクセルオーダーでY方向にずれたようなブロックを生成する必要がある。S303の処理と同様に、近傍の画素を用いる補間処理を行うことで、サブピクセルオーダーのYズレ量を考慮した参照画像ブロックを設定することができる。
図6(c)を参照して、参照画像ブロックの設定の具体例を説明する。図6(c)は、4×4画素の参照画像ブロックを表している。実線部は参照画像610Bの元の画素を表し、O1及びO2は、それぞれの画素位置における画素値を表している。点線部はYズレ量の補正量に基づく補正が行われた場合、つまりY方向における位置を補正した(ずらした)参照画像ブロックを表し、P1はその画素位置における画素値を表している。この場合、画素値O1及び画素値O2についてYズレ量に依存した重み付き平均値を算出することで、Yズレ量を補正した場合の参照画像ブロックの画素値P1を算出することができる。参照画像ブロック内の画素全てについて同様の計算を行うことで、参照画像ブロックを設定することができる。
視差量が変化すると、基準画像ブロックに対応する参照画像ブロックがX方向に移動すると共に、Yズレ量も変化する。そのため、参照画像ブロックの補間処理に用いる重みも変化する。また、基準画像の注目画素位置が変化すると、視差量とYズレ量の関係も変化する可能性があるため、その際にも重みが変化する。図6(b)のような場合に、S305では、直線の傾きとY切片の情報が必要となる。この情報は、S302で決定された補正量となる。
なお、基準画像ブロックについても、S305の参照画像ブロック設定処理と同様に、参照画像ブロックの注目画素の移動に合わせて、Y方向にずらした基準画像ブロックを生成することもできる。即ち、S303における補正処理と同様に、S305における補正処理(第2の補正処理)においても、演算処理部105は、基準画像ブロック及び参照画像ブロックの少なくとも一方のY方向における位置を補正することにより、基準画像ブロックの注目画素(基準位置)と参照画像ブロックの注目画素(参照位置)との間のYズレを低減することができる。この場合、基準画像ブロックの補正量(Y方向にずらす量)は、全体の補正量(S302で決定された補正量)と参照画像ブロックの補正量とに基づいて決定される。基準画像ブロックの補正量を基に、近傍画素の重み付き平均のための重みが決定される。このように、Yズレの補正量の画素数が整数でない場合(即ち、補正対象画像ブロック(補正対象領域)の補正後の画素位置が、補正対象画像ブロックを含む基準画像又は参照画像の画素位置からずれている場合)であっても、補間演算を行うことにより、補正対象画像ブロックの補正後の画素値を算出することができる。
S306で、演算処理部105は、S304で選択した基準画像ブロックとS305で設定した参照画像ブロックとの間の相関値を算出する。相関値の算出には、差の絶対値和であるSAD(Sum of Absolute Difference)、差の二乗和であるSSD(Sum of Squared Difference)、又は正規化相互相関などの、一般的な算出方法を用いることができる。また、CENSUS変換と呼ばれる変換を画像に施してから、ハミング距離で相関値を算出してもよい。
ところで、S303の画像変形処理において、基準画像と参照画像とで補間による構造の違いが発生することがあり、ピクセルロッキングと呼ばれる視差誤差が発生することがある。ピクセルロッキングは、サブピクセル精度で演算する際に発生する。SADに比べて、SSDや正規化相互相関を用いることで、ピクセルロッキングの影響を低減することができる。また、EEC(Estimation Error Cancel)と呼ばれる誤差低減手法を用いることでも、精度を改善することができる。
SADの場合、S306で、演算処理部105は、差の絶対値を計算する。S305におけるYズレ補正とS306における相関値演算とを1つの式にまとめると、下記の式(1)により差の絶対値ADを求めることができる。

AD=|Aij-{(1-b)Bkl+bBkm}| ・・・(1)

ここで、Aijは基準画像上のX方向にi番目、Y方向にj番目の画素を表す。Bkl、Bkmは、参照画像上のX方向にk番目、Y方向にそれぞれl、m番目の画素を表す。bは、S305におけるYズレ量から算出される補正量に対応した、参照画像の重み付き平均値を計算するための重みに相当する。BklとBkmは、図6(c)の例の場合(例えば画素値O1、O2を用いる場合)は、縦方向に隣接しており、l=m+1となる。
式(1)は、展開して整理することで、下記の式(2)のように表すことができる。

AD=|Aij-Bkl+b(Bkl-Bkm)| ・・・(2)

式(2)において、絶対値内の第1項のAij-Bklと、第2項の差の部分であるBkl-Bkmとは、参照画像の注目画素及び基準画像の注目画素が変わるたびに何度も同じ計算が必要となる。そのため、参照画像ブロック設定処理を行う前にこれら2つの項を計算しメモリ106に保存しておくことで、参照画像ブロック設定定処理時にはメモリ106に保存された計算済みの値を読み出すことで、計算量を大幅に削減することができる。
また、基準画像ブロックについても補正を行う場合には、Aij-Aip(j=p+1)についても事前に計算及び保存を行うことにより、計算量を削減することができる。換言すると、演算処理部105は、基準画像及び参照画像のうちの少なくとも一方について、Y方向において連続する2つの画素値の複数の組合せそれぞれについて、これら2つの画素値の差である画素差分値を算出してメモリ106に記録する。そして、S305の補正処理において、演算処理部105は、メモリ106に記録されている画素差分値に対応する2つの画素値に基づく線形な補間演算を行う場合には、この記録されている画素差分値を用いて線形な補間演算を行う。
S307で、演算処理部105は、S306で求めた相関値に基づいて、視差量を決定(検出)する。視差量は、既存の手法を用いて決定することができる。例えば、相関値の中で最も高い相関が得られる移動量(基準画像ブロックと参照画像ブロックのX方向におけるズレ)とその近傍の移動量に対応する相関値のデータ列を抽出し、既知の内挿手法により、最も相関が高くなる移動量をサブピクセル精度で推定することで、視差量を決定することができる。例えば、相関値の算出にSADを用いた場合には、既知の内挿手法として、等角直線フィッティングを用いることができる。また、相関値の算出にSSDを用いた場合には、既知の内挿手法として、パラボラフィッティングを用いることができる。相関値の算出方法に応じて、様々な内挿手法が考えられるが、どのような内挿手法によりサブピクセル精度での視差量を決定(算出)してもよい。
注目画素ループ(S304~S307)において、基準画像の注目画素(基準位置)を変えて処理を繰り返すことで、複数の像高位置における視差値を持った視差画像を得ることができる。また、視差量決定処理では、視差量だけでなくデフォーカス情報や被写体距離情報を算出してもよい。視差量からデフォーカス量への換算は、基線長を用いた幾何学的関係に基づいて行うことができる。また、デフォーカス量から被写体距離への変換は、結像光学系103の結像関係を用いて行うことができる。
<<Yズレ補正量決定処理(S302)の詳細>>
S302のYズレ補正量決定処理において、演算処理部105は、S303及びS305それぞれでどのようにYズレ量を補正するか(どのように補正を分担するか)を決定する。図6(b)の例では、S303において、演算処理部105は、視差量が0においてYズレ量が低減される(ここでは、0となる)ように補正を行っている。このように視差量が0の時にYズレ量が特定の値となるように補正を行うことで、S305で必要な情報は視差量とYズレ量との関係の傾きだけとなる。従って、パラメータとして保持する情報量及びメモリアクセス量を減らすことができる。
また、図2の画素構成において、視差量0とは、図1の結像光学系103のピント位置付近となり測距において中心的な距離である可能性が高い。また、Yズレ量が0となる視差量(特定の視差量)をどこにするかというのは、特定の距離の場合にYズレ量を0にすることに関連する。計測対象となる被写体距離の発生頻度が高い距離位置のYズレ量を0とすることで、S305におけるYズレ補正量を大多数の注目画素で小さくすることができる。即ち、演算処理部105は、撮影範囲における視差量の発生頻度に基づいて、Yズレ量を低減する特定の視差量を決定することができる。視差探索を発生頻度の高い視差付近から順に行い、相関値が高ければ途中で打ち切る処理を行う場合には、参照画像ブロック設定の際の参照画像のY方向へのアクセス量を減らすことができ、効率的に計算を行うことができる。
探索範囲の端(主に視差量の絶対値が大きい場合)では、Yズレ量が大きくなる。Yズレ量が大きい場合には、注目画素からY方向により離れた場所の参照画像中の画素値が必要となるため、なるべくYズレ量は小さくした方が、メモリアクセスの範囲が小さくなり、計算効率が良くなる。そのため、探索範囲の中央となる視差値でYズレ量が0となるように設定することで、効率の良い処理を行うことができる。
また、演算処理部105は、S301において基準画像及び参照画像を取得する前に、S303及びS305のための補正量を計算し、例えばメモリ106に保存しておいてもよい。この場合、基準画像及び参照画像の取得後にS302の処理は行われず、演算処理部105は、S303及びS305それぞれで必要な補正量をメモリ106から読み出し、それぞれの補正を行うことができる。
<<Yズレ量が変動する場合の視差検出処理>>
ところで、動作中にYズレ量が熱や振動等の影響で変動する可能性がある。その場合には、S301において基準画像及び参照画像を取得した後にYズレ量を計算する必要がある。
図7は、Yズレ量が変動する場合の視差検出処理のフローチャートである。本フローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、制御部101が制御プログラムに従って視差検出装置100の各部を制御することにより実現される。また、本フローチャートにおいて、図3と同一又は同様の処理が行われるステップには図3と同一の符号を付す。
S301において基準画像及び参照画像が取得された後に、S701で、演算処理部105は、Yズレ量算出処理を行う。例えば、演算処理部105は、取得した基準画像と参照画像との間で二次元方向(X方向及びY方向)に探索を行う(二次元探索を行う)などして、視差量とYズレ量との関係を計算していく。必ずしも、取得した画像の全画素で計算を行う必要はなく、一部の画素のみについて計算を行ってもよい。この場合、演算処理部105は、計算を行っていない画素については、計算を行った画素のYズレ量に基づく補間処理を行うことにより、全画素のYズレ量を生成することができる。
また、S301における画像取得後に常にS701のYズレ量算出処理(Yズレ情報の更新)を行う必要はなく、演算処理部105は、所定のタイミングでYズレ量算出処理を行うことができる。例えば、動画像のように時系列に画像取得が行われる場合などには、ある間隔毎にYズレ量算出処理を行ってもよい。事前にYズレ量を取得する場合と同様に、視差量とYズレ量の関係を計算していく場合には、同画素位置で複数の視差とYズレ量を取得する必要がある。例えば、図4のような関係の場合、傾きとY切片を算出する必要があるため、少なくとも2つの視差値に対するYズレ量が必要だが、そのうちどちらか一方のみを変更するようにしてもよい。特に、撮像素子104が図2のような構造を持つ場合には、基準画像と参照画像とで光学系が同一のため、傾きに関しては変化が小さいという特徴がある。そのため、Y切片のみを更新する形で高精度な視差演算を行うことが可能である。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、視差検出装置100は、基準画像ブロックを選択し、複数の参照画像ブロックそれぞれについて相関算出処理を行う。相関算出処理は、基準画像の注目画素(基準位置)と参照画像の注目画素(参照位置)との間の視差量に応じた基準位置と参照位置との間のYズレを低減するように、Yズレ情報に基づいて基準画像ブロック及び参照画像ブロックの少なくとも一方のY方向における位置を補正する処理(第1の補正処理)を含む。また、相関算出処理は、第1の補正処理が反映された基準画像ブロックと参照画像ブロックとの間の相関を算出する算出処理を含む。これにより、画像間の相関に基づく視差量検出の精度を向上させることが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態において、視差検出装置100の基本的な構成は第1の実施形態と同様である(図1参照)。以下、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る撮像素子104の構成を示す図である。但し、本実施形態において、撮像素子104の構成は第1の実施形態と同様であってもよい(図2参照)。
図8において、画素Cはカラー画素を表している。カラー画素は、必ずしも図2(a)のように光電変換部を複数持つ必要はなく、カラーフィルタRGBや広い波長帯域を持つW(White)の分光特性が与えられている。カラー画素は、前述した視差算出処理には使われなくてもよい。画素Dは、前述した図2(a)の構成を有し、前述した測距処理を行うものである。また、画素Dは、カラーフィルタを有していてもよいし、全てWの分光特性が与えられていてもよい。このように、カラー画素と測距用画素とを行毎に分けることにより、出力される全画素の総数を削減することができ、効率的な伝送及び計算を行うことができる。
また、図8では、2行毎に0.5画素分、視差方向(X方向)にずれた構成を有している。これにより、視差方向の画素密度を倍にすることができ、視差(測距)精度を2倍程度向上することができる。具体的には、2行目の画素Dと6行目の画素Dのうちの、同じ列にあるものから、4行目の画素Dを生成することができる。このような処理を追加し、全ての測距用画素Dでこの処理を行うことにより、各画素の視差方向に0.5画素ずれた画素を全ての画素で生成することができる。
図3を参照して、第2の実施形態に係る視差検出処理を説明する。ここでは、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。特に記載のない点に関しては、第1の実施形態と同様である。
S301で、制御部101は、測距用画素のみのデータを取得する。カラー画像に関しては、別途どのような方法で作成してもよい。また、カラー画像に関しては、画素Cだけでなく、画素Dの情報を用いてもよい。画素Dは、2つの光電変換部を有するが、それらを加算することで、カラー画像と同等の光学特性を持った信号値を得ることができる。
S302のYズレ補正量決定処理では、演算処理部105は、視差に対するYズレの変化量やそこから算出される補正量に関して、画素Cに相当する画素位置に関しては保存しておく必要はない。また、Yズレ量を画素単位で保存する場合には、X方向とY方向で画素単位における長さが異なることは考慮する必要がある。
S303の画像変形処理は、2行毎に0.5画素視差方向(X方向)にずれた構成から視差方向の画素密度を倍にするための、画素DのY方向の2画素を用いた補間処理と同時に行うこともできる。S302で決定された補正量に従って画素Dの補間処理の重みを変えることで、同時の処理が可能となる。補間処理そのものは、第1の実施形態と同様である。また、既に画素Dが存在する画素位置に関しても、補正量に従って補間処理が行われる。例えば、6行目の画素Dの補正量がY軸の正方向であった場合、2行目の画素D(視差(X)方向は同じ位置)との補間処理により、画像変形処理が行われる。もし補正量が負方向であれば、10行目の画素Dを用いて画像変形処理が行われる。
第1の実施形態でも説明したが、参照画像だけでなく基準画像についても画像変形処理を行った方が、補間誤差による影響を低減できる。基準画像及び参照画像のいずれも画像変形処理を行う場合、それぞれの補正量には自由度が存在する。
図9は、補正量Zに対する、基準画像及び参照画像それぞれの補正量を示す概念図である。補正量Zは、基準画像に対する参照画像のトータルの相対的な補正量である。基準画像補正量Za及び参照画像補正量Zbは、下記の式(3)を満たすように決定される。

Z=Zb-Za ・・・(3)

像補正量Za及び参照画像補正量Zbの決定については、式(3)の制約を満たしつつ、補間誤差影響が最も小さくなるように決定することが望ましい。一例として、補正量Zの半分の位置を0として、そこからの差分をTとする。Tを基準位置とすると、Za及びZbは、以下の式(4)及び式(5)に従って決定することができる。

Za=T-Z/2 ・・・(4)
Zb=T+Z/2 ・・・(5)

基準位置Tの値は、補間誤差影響が最も小さくなるように決定される。例えば、予め複数の基準位置Tに関して計算を行い、補間誤差影響が最も小さくなる値を最終的な基準位置Tとして選択するなど、任意の決定方法を用いることができる。
例えば、第1の実施形態の場合には、基準画像及び参照画像が同じ量だけ反対側に移動するように補正量を設定することで補間誤差が同等となるため、補間誤差影響が最小となるTの値は0となる。図8の配列では、図8の状態の画素間隔を1画素と換算した場合、補間誤差影響が最小となるTの値は±0.5画素となる。
このように、演算処理部105は、補間誤差影響(基準画像の補正誤差と参照画像の補正誤差との差)を低減するように、基準画像の補正量及び参照画像の補正量を決定する。画素配列が変わることによって、基準画像と参照画像の補正量の関係の最適解は変化する。
S304以降の処理は、入力の画素数に対して、基準画像及び参照画像の画素数がX方向に倍、Y方向に1/4となっていること以外は、第1の実施形態と同様である。
また、図8の例では、カラー画素と測距画素を行毎(視差方向に対して垂直方向に交互になっている方向)に分ける構成、及び交互に0.5画素ずらした構成の両方を含んだ構成に関して説明した。しかしながら、これら2つの構成のうちのいずれか一方の構成だけを持つ撮像素子の場合にも、同様に最適な画像変形処理を実現することができる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、視差検出装置100は、補間誤差影響(基準画像の補正誤差と参照画像の補正誤差との差)を低減するように、基準画像の補正量及び参照画像の補正量を決定する。これにより、画像間の相関に基づく視差量検出の精度を向上させることが可能となる。また、図8に示す撮像素子の構造を用いる場合には、より高精度な測距を行うことが可能となる。
[その他の実施形態]
視差画像を取得するための撮像装置として、2つ以上の複数の光学系とそれに対応する撮像素子から構成されたステレオカメラを用いることもできる。この構成は、基線長の設計自由度が向上し、測距分解能が向上する観点から優れている。
制御部101は、視差検出装置100内に備えられたCPU(Central Processing Unit)を用いて構成することができる。この構成は、視差検出装置100の小型化の観点から優れている。
上述の実施形態と被写体にパターンを照射する投影装置とを組み合わせることで、より高精度な測距を行うことができる。例えば、縦線チャートやランダムドットパターンを投影することで、被写体にテクスチャがない領域でも測距が可能となる。縦線チャートの場合は、Yズレ量が発生していても視差誤差への影響は少ない。しかし、画像が歪曲している場合や投影装置と撮像装置が正しく校正できていない場合には影響が生じるため、Yズレの補正が必要となる。
上述した実施形態において視差量を算出することで、合焦位置近傍の被写体を画像から切り出すなどの処理を施すことができる。デジタルカメラにおいて、得られた視差量を結像光学系103や撮像素子104にフィードバックし、例えばより高精度なAuto Focus機能に活用することができる。不図示の光学系コントロール部及び撮像素子コントロール部又はいずれか一方で任意の画角における補正距離に応じた移動量を計算し、光学系内のフォーカスユニット駆動部及び撮像素子駆動部のいずれか一方により、光学系又は撮像素子が移動する。より高精度な視差値を得ることができるため、1回のフィードバックでより正確にピントを合わせることができる。視差量から算出した距離情報を用いて、高精度な被写界情報を取得できるため、不図示のストロボを用いて、最適なストロボ撮影を行うこともできる。
また、自律的に行動計画を作成可能なロボットや自動車が外部環境を認識するための情報取得のために、上述した実施形態を活用することができる。得られた距離情報を用いて、不図示の外部環境認識部で外部環境認識データに変換する。不図示の行動計画作成部で外部環境認識データと事前に与えてある目的に応じた行動計画を作成する。行動計画に応じて、アクチュエータを制御する不図示のアクチュエータ制御部と不図示のアクチュエータにより自律移動を実現する。アクチュエータには、原動機、電気モータ、タイヤ、脚機構が含まれる。デジタルカメラは、誤差を低減した距離情報を取得できるため、外部環境をより安定して認識することができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…視差検出装置、101…制御部、103…結像光学系、104…撮像素子、105…演算処理部、106…メモリ

Claims (20)

  1. 第1の方向において相互に異なる視点を持つ第1の視点画像及び第2の視点画像を取得する第1の取得手段と、
    撮影範囲の同じ位置に対応する前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像の位置間の、デフォーカス量に応じた前記第1の方向における視差量に応じて変動する、前記第1の方向に直交する第2の方向における前記位置間のズレ量を特定するズレ情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の視点画像において視差量検出の基準位置に対応する基準領域を選択する選択手段と、
    前記第2の視点画像の複数の参照位置に対応する複数の参照領域それぞれについて相関算出処理を行う算出手段であって、前記相関算出処理は、前記基準位置と前記参照位置との間の前記第1の方向における視差量に応じた前記基準位置と前記参照位置との間の前記第2の方向におけるズレを低減するように、前記ズレ情報に基づいて前記基準領域及び前記参照領域の少なくとも一方の前記第2の方向における位置を補正する第1の補正処理と、前記第1の補正処理が反映された前記基準領域と前記参照領域との間の相関を算出する算出処理とを含む、算出手段と、
    前記基準領域と前記複数の参照領域それぞれとの間の前記相関に基づいて、前記基準位置の前記第1の方向における視差量を検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする視差検出装置。
  2. 前記第1の補正処理において、補正対象領域である前記基準領域又は前記参照領域の補正後の画素位置が、前記補正対象領域を含む前記第1の視点画像又は前記第2の視点画像の画素位置からずれている場合、前記算出手段は、前記補正対象領域の補正後の画素値を補間演算により算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の視差検出装置。
  3. 前記補間演算は、前記第2の方向において連続する複数の画素値に基づく、
    ことを特徴とする請求項2に記載の視差検出装置。
  4. 前記補間演算は、線形な補間演算である
    ことを特徴とする請求項3に記載の視差検出装置。
  5. 前記補間演算は、前記第2の方向において連続する2つの画素値に基づく線形な補間演算であり、
    前記視差検出装置は、前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像のうちの少なくとも一方について、前記第2の方向において連続する2つの画素値の複数の組合せそれぞれについて、当該2つの画素値の差である画素差分値を算出して記録手段に記録するように制御する制御手段を更に備え、
    前記第1の補正処理において、前記記録手段に記録されている前記画素差分値に対応する2つの画素値に基づく線形な補間演算を行う場合には、前記算出手段は、当該画素差分値を用いて当該線形な補間演算を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の視差検出装置。
  6. 前記撮影範囲の同じ位置に対応する前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像の位置間の前記第1の方向における視差量が特定の視差量の場合における前記位置間の前記第2の方向におけるズレを低減するように、前記ズレ情報に基づいて前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像の少なくとも一方の前記第2の方向における位置を補正する第2の補正処理を行う補正手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記ズレ情報及び前記第2の補正処理の補正量に基づいて、前記第1の補正処理のための補正量を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の視差検出装置。
  7. 前記特定の視差量は0である
    ことを特徴とする請求項6に記載の視差検出装置。
  8. 前記補正手段は、前記撮影範囲における、前記第1の方向における視差量の発生頻度に基づいて、前記特定の視差量を決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の視差検出装置。
  9. 前記第2の補正処理において、補正対象画像である前記第1の視点画像又は前記第2の視点画像の補正後の画素位置が、補正前の前記補正対象画像の画素位置からずれている場合、前記補正手段は、前記補正対象画像の補正後の画素値を補間演算により算出する
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の視差検出装置。
  10. 前記補正手段は、前記撮影範囲の同じ位置に対応する前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像の位置間の前記第1の方向における視差量が前記特定の視差量の場合における前記位置間の前記第2の方向におけるズレ量が0になるように、前記第2の補正処理における前記第1の視点画像の補正量及び前記第2の視点画像の補正量を決定する
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の視差検出装置。
  11. 前記補正手段は、前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像の撮像に用いられた撮像素子の画素配列に基づき、前記第1の視点画像の補正誤差と前記第2の視点画像の補正誤差との差を低減するように、前記第2の補正処理における前記第1の視点画像の前記補正量及び前記第2の視点画像の前記補正量を決定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の視差検出装置。
  12. 前記算出処理において、前記算出手段は、SAD(Sum of Absolute Difference)、SSD(Sum of Squared Difference)、又は正規化相互相関に基づいて、前記基準領域と前記参照領域との間の相関を算出する
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の視差検出装置。
  13. 前記ズレ情報は、前記第1の方向における視差量を横軸としズレ量を縦軸とするグラフにおける傾き及び切片を示す情報を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の視差検出装置。
  14. 前記第2の取得手段は、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像との間で二次元探索を行うことにより、前記第1の方向における視差量に応じて変動する前記ズレ量を特定して前記ズレ情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の視差検出装置。
  15. 前記第2の取得手段は、所定のタイミングで前記ズレ情報を更新する
    ことを特徴とする請求項14に記載の視差検出装置。
  16. 前記ズレ情報は、前記第1の方向における視差量を横軸としズレ量を縦軸とするグラフにおける傾き及び切片を示す情報を含み、
    前記第2の取得手段は、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像との間で二次元探索を行うことにより、前記第1の方向における視差量に応じて変動する前記ズレ量を特定して前記ズレ情報を取得し、
    前記第2の取得手段は、所定のタイミングで前記ズレ情報の前記切片を更新する
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の視差検出装置。
  17. 前記検出手段は、前記検出した前記第1の方向における視差量に基づいて前記基準位置における被写体距離を算出する
    ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の視差検出装置。
  18. 請求項1乃至17のいずれか1項に記載の視差検出装置と、
    前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像を生成する撮像手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  19. 視差検出装置が実行する視差検出方法であって、
    第1の方向において相互に異なる視点を持つ第1の視点画像及び第2の視点画像を取得する第1の取得工程と、
    撮影範囲の同じ位置に対応する前記第1の視点画像及び前記第2の視点画像の位置間の、デフォーカス量に応じた前記第1の方向における視差量に応じて変動する、前記第1の方向に直交する第2の方向における前記位置間のズレ量を特定するズレ情報を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の視点画像において視差量検出の基準位置に対応する基準領域を選択する選択工程と、
    前記第2の視点画像の複数の参照位置に対応する複数の参照領域それぞれについて相関算出処理を行う算出工程であって、前記相関算出処理は、前記基準位置と前記参照位置との間の前記第1の方向における視差量に応じた前記基準位置と前記参照位置との間の前記第2の方向におけるズレを低減するように、前記ズレ情報に基づいて前記基準領域及び前記参照領域の少なくとも一方の前記第2の方向における位置を補正する第1の補正処理と、前記第1の補正処理が反映された前記基準領域と前記参照領域との間の相関を算出する算出処理とを含む、算出工程と、
    前記基準領域と前記複数の参照領域それぞれとの間の前記相関に基づいて、前記基準位置の前記第1の方向における視差量を検出する検出工程と、
    を備えることを特徴とする視差検出方法。
  20. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の視差検出装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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