JP7195801B2 - 画像処理装置およびその制御方法、距離検出装置、撮像装置、プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、相関値の誤差を低減して、より高精度な視差量を取得することができる画像処理装置の提供を目的とする。
図1は本実施形態の距離検出装置101の概要を示す。撮像部を含む距離検出装置101は、被写体102の撮影を行う。距離検出装置101は、結像光学系103、撮像素子104、演算処理部105、メモリ部106を備える。
次に本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態では第1実施形態との相違点を主に説明し、第1実施形態と同様の事項については説明を省略する。このような説明の省略の仕方は後述の実施形態でも同じである。
次に本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態では、各マイクロレンズに対する複数の光電変換部を有する瞳分割型撮像素子ではなく、ステレオカメラを使用する。視点の異なる複数の画像データを取得可能な撮像装置は、2つ以上の複数の撮像光学系とそれらに対応する撮像素子によって実現できる。この場合、基線長の設計自由度が向上し、測距分解能が向上する。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103 結像光学系
104 撮像素子
105 演算処理部
Claims (21)
- 視点の異なる複数の画像データの画像処理を行う画像処理装置であって、
前記複数の画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記複数の画像データのうち、基準画像である第1の画像データの画像に基準画像領域を設定し、参照画像である第2の画像データの画像に参照画像領域を設定する際、前記基準画像領域の視差方向の境界部における隣接画素の輝度変化値が閾値未満となる形状を有する前記基準画像領域を決定し、決定された前記基準画像領域と、当該基準画像領域の形状に対応する形状を有する前記参照画像領域との間で相関演算を行うことによって前記複数の画像データの視差量を算出する演算処理手段と、を備え、
前記演算処理手段は、
前記基準画像領域の初期形状を設定する設定手段と、
前記初期形状である基準画像領域の視差方向の境界部における隣接画素の輝度変化値を算出する算出手段と、
前記隣接画素の輝度変化値が前記閾値以上である場合、前記初期形状である基準画像領域の境界の位置を変更することにより当該基準画像領域の形状を変形する変形手段と、を備えており、
前記算出手段は、前記変形手段によって変形された前記基準画像領域の視差方向の境界部における前記隣接画素の輝度変化値を算出し、
前記演算処理手段は、前記隣接画素の輝度変化値が前記閾値未満である場合、前記変形手段により変形された前記基準画像領域の境界の位置を決定し、
前記変形手段は、前記基準画像領域の形状を変形する際の変形量を制限し、前記算出手段によって算出される前記隣接画素の輝度変化値が前記閾値未満とならない場合には前記基準画像領域の形状の変形処理を止める
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記算出手段によって算出される前記隣接画素の輝度変化値が前記閾値未満とならない場合、前記算出手段によって算出された前記輝度変化値のうちで、最小の輝度変化値となる形状を前記基準画像領域の形状として決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記演算処理手段は、前記変形手段によって前記基準画像領域の形状の変形処理を行う毎に前記閾値を大きく設定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記初期形状である基準画像領域のサイズと、前記変形手段による変形処理後の基準画像領域のサイズとが等しいか、または前記初期形状である基準画像領域のサイズと、前記変形手段による変形処理後の基準画像領域のサイズとのサイズ差が閾値未満である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記基準画像領域の形状を変形する方向を行ごとに変更する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記基準画像領域の形状を変形する方向を、視差方向の第1の境界と第2の境界とで異なる方向に設定する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記基準画像領域の形状を変形する方向を、既に行った変形処理による変形量の総計値にしたがって変更する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記初期形状である基準画像領域のサイズに比べて、変形処理ごとに変更される前記基準画像領域のサイズを常に大きくするかまたは小さくする
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記算出手段によって事前に算出された前記隣接画素の輝度変化値を用いて前記基準画像領域の形状を変形する処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記算出手段によって事前に算出された前記隣接画素の輝度変化値についての最小値を探索し、探索された前記輝度変化値の最小値である画素位置に対応した前記基準画像領域の位置を境界として設定する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記算出手段によって事前に算出された前記隣接画素の輝度変化値が閾値未満となる画素位置により前記基準画像領域の形状を決定する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記隣接画素の輝度変化値が前記閾値未満である画素位置のうち、前記初期形状である基準画像領域の形状により近い画素位置を選択して前記基準画像領域の形状を決定する
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。 - 前記変形手段は、前記隣接画素の輝度変化値が前記閾値未満である画素位置のうち、前記基準画像領域の境界位置で変形済みの変形量にしたがって前記画素位置を選択して前記基準画像領域のサイズを調整し、前記基準画像領域の形状を決定する
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段によって事前に算出された前記隣接画素の輝度変化値により、前記基準画像領域の形状の変形処理を行うかどうかを判断する判断手段を備え、
前記変形手段は、前記判断手段により前記基準画像領域の形状の変形処理を行うと判断された場合、前記輝度変化値が閾値以上である画素位置を選択して前記基準画像領域の形状を決定する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 前記判断手段は、前記初期形状である基準画像領域の境界部にて前記隣接画素の輝度変化値が閾値未満である場合に前記基準画像領域の形状の変形処理を行わないと判断する
ことを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。 - 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
撮像手段と、を備え、
前記演算処理手段は、前記参照画像領域を変更して前記基準画像領域と前記参照画像領域との相関演算により算出された複数の相関値から前記視差量に対応する距離情報を算出する
ことを特徴とする距離検出装置。 - 前記撮像手段は、複数のマイクロレンズと、各マイクロレンズに対応する複数の光電変換部を備え、
前記取得手段は、前記撮像手段から視点の異なる複数の画像データを取得する
ことを特徴とする請求項16に記載の距離検出装置。 - 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
撮像手段と、
前記視差量に対応するデフォーカス量を算出して撮像光学系の焦点調節の制御を行う制御手段と、を備える
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像手段は、複数のマイクロレンズと、各マイクロレンズに対応する複数の光電変換部を備え、
前記取得手段は、前記撮像手段から視点の異なる複数の画像データを取得する
ことを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。 - 視点の異なる複数の画像データの画像処理を行う画像処理装置にて実行される制御方法であって、
前記複数の画像データを取得する取得工程と、
取得された前記複数の画像データのうち、基準画像である第1の画像データの画像に基準画像領域を設定し、参照画像である第2の画像データの画像に参照画像領域を設定する際、演算処理手段が前記基準画像領域の視差方向の境界部における隣接画素の輝度変化値が閾値未満となる形状を有する前記基準画像領域を決定し、決定された前記基準画像領域と、当該基準画像領域の形状に対応する形状を有する前記参照画像領域との間で相関演算を行うことによって前記複数の画像データの視差量を算出する工程と、を有し、
前記演算処理手段が前記視差量を算出する工程は、
前記基準画像領域の初期形状を設定する設定工程と、
前記初期形状である基準画像領域の視差方向の境界部における隣接画素の輝度変化値を算出する算出工程と、
前記隣接画素の輝度変化値が前記閾値以上である場合、前記初期形状である基準画像領域の境界の位置を変更することにより当該基準画像領域の形状を変形する変形工程と、を有しており、
前記演算処理手段は、前記変形工程で変形された前記基準画像領域の視差方向の境界部における前記隣接画素の輝度変化値を算出し、当該輝度変化値が前記閾値未満である場合、前記変形工程で変形された前記基準画像領域の境界の位置を決定し、
前記変形工程にて前記演算処理手段は、前記基準画像領域の形状を変形する際の変形量を制限し、前記算出工程で算出される前記隣接画素の輝度変化値が前記閾値未満とならない場合には前記基準画像領域の形状の変形処理を止める
ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項20に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させる
ことを特徴とするプログラム。
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