JP6648916B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主撮像系と副撮像系とを有する撮像装置に関する。
ビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置において、通常の撮像画像を取得するための主撮像系とは別に副撮像系を備えたものが提案されている。
特許文献1には、ズームレンズを備えた主撮像系とは別に、広画角の単焦点レンズを備えた副撮像系を有する撮像装置が開示されている。この撮像装置では、副撮像系によって主撮像系よりも広い画角の撮像画像を取得することで、移動する被写体の追尾を行い易くしている。また、特許文献1には、主撮像系により取得した撮像画像と副撮像系により取得した撮像画像とを用いて被写体距離の情報を取得することが開示されている。
さらに、特許文献2には、ズームレンズを備えた主撮像系とは別に、互いに異なる焦点距離を有する複数のステレオカメラを副撮像系として有する撮像装置が開示されている。この撮像装置では、ステレオカメラによって得られた視差情報から被写体距離情報を取得し、その被写体距離情報を用いて主撮像系のAF(オートフォーカス)制御を行う。
特開2012−49651号公報 特開2013−61560号公報
しかしながら、特許文献1,2にて開示された撮像装置では、主撮像系と副撮像系との視点位置の違いによって、副撮像系により取得した撮像画像に、主撮像系により取得された撮像画像には含まれていない被写体領域(オクルージョン領域)が生じる。一般に、オクルージョン領域では視差情報を算出することが難しい。このため、主撮像系の撮像画角の一部に、副撮像系を利用した視差情報を用いて被写体距離情報を取得することができない領域が生じることになる。
本発明は、主撮像系の撮像画角の全域において、副撮像系でのオクルージョン領域の発生により被写体距離情報の取得が不能となる等の問題を回避することができるようにした撮像装置を提供する。
本発明の他の一側面としての撮像装置は、変倍が可能な主光学系により形成された被写体像を撮像する主撮像系と、複数の副光学系のそれぞれにより形成された複数の被写体像をそれぞれ撮像する複数の副撮像系とを有する。複数の副光学系は、主光学系の光軸を含む断面を挟んだ両側の領域に配置されている。そして、主撮像系を介して撮像により生成された主画像と複数の副撮像系のそれぞれを介した撮像により生成された複数の副画像とを用いて主撮像系の撮像画角内での被写体距離情報の取得を行う処理手段を有し、複数の副光学系のうち少なくとも1つの副光学系と主光学系との光軸間距離が、他の副光学系と主光学系との光軸間距離に対して異なることを特徴とする。
本発明によれば、主撮像系の撮像画角の全域において、副撮像系でのオクルージョン領域の発生による不都合を回避することができる。すなわち、主撮像系の撮像画角の全域で精度良く被写体距離情報を取得したり、主撮像系および複数の副撮像系により取得した複数の画像を良好に合成したりすることが可能な撮像装置を実現することができる。
本発明の実施例1である撮像装置の正面図。 実施例1の撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例1の撮像装置により取得される撮像画像を説明する図。 実施例1における撮像/画像合成処理を示すフローチャート。 対応領域抽出手法を説明する図。 実施例1におけるトリミング/拡大処理を説明する図。 実施例1における被写体距離算出処理を示すフローチャート。 実施例1における望遠側画像の使用を説明する図。 本発明の実施例2である撮像装置の正面図。 実施例2の撮像装置で取得された撮像画像を説明する図。 本発明の実施例3である撮像装置の正面図。 本発明の実施例4である撮像装置の正面図。 異なる視点からの撮像を説明する図。 オクルージョン領域を説明する図。 2視点撮影方式のモデルを示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、具体的な実施例の説明に先立って、各実施例に共通する事項について説明する。各実施例は、変倍が可能な主光学系により形成された被写体像を撮像する主撮像系と、複数の副光学系のそれぞれにより形成された複数の被写体像をそれぞれ撮像する複数の副撮像系とを有する。主撮像系から撮像画像としての主画像が得られ、複数の副撮像系のそれぞれから撮像画像としての副画像が複数得られる。そして、これら主画像と複数の副画像を用いることで、主撮像系の撮像画角の全域において副撮像系の視点位置が主光学系の視点位置と異なることによるオクルージョン領域の発生によって被写体距離情報が得られなくなるという問題を回避する。すなわち、主撮像系の撮像画角内の全域において正確な被写体距離情報が得られるようにする。
ここで、視点位置の違いによるオクルージョン領域の発生について、図13および図14(a),(b)を用いて説明する。図13は、ある基線長だけ離されて配置された撮像装置C1,C2により、該撮像装置C1,C2から距離Laだけ離れた被写体Aと距離Lb(>La)だけ離れた被写体Bとを撮像している様子を示している。図14(a),(b)には、撮像装置C1,C2のそれぞれから得られる撮像画像を示している。これらの図から分かるように、基線長と被写体距離に応じた幾何学的な関係により、撮像画像内において被写体A,Bのうち写っている領域が異なる。例えば、図14(a)に示す撮像装置C1から得られる撮像画像では、被写体Aの面A3と被写体Bの面B3が写っているが、図14(b)に示す撮像装置C2から得られる撮像画像にはこれらの面A3,B3は写っていない。一方、図14(b)の撮像画像には、図14(a)の撮像画像には写っていない被写体Bの面B4が写っている。このように、視点位置の違いによって一方の撮像画像に写るが他方の撮像画像には写らない領域をオクルージョン領域という。
次に、互いに異なる視点位置からの撮像により得られた視差画像を用いた被写体距離の算出の原理について、図15を用いて説明する。図15には、2視点撮像方式のモデルを示している。座標は、左右のカメラL_camera,R_cameraの中心を原点とし、水平方向をx軸で表し、奥行き方向をy軸で表す。高さ方向については記載を省略している。
ここでは、左右のカメラL_camera,R_cameraの結像光学系の主点をそれぞれ、(−Wc,0)と(Wc,0)とし、各カメラの結像光学系の焦点距離をfとする。y軸上の座標(0,y1)に位置する被写体Aを左右のカメラL_camera,R_cameraで撮像する。このとき、左右カメラL_camera,R_cameraのイメージセンサ(撮像素子)のそれぞれの中心から被写体Aの光学像(被写体像)のずれ量(視差ともいう)Plc,Prcは、以下の式(1),(2)で表すことができる。
つまり、同一の被写体を異なる視点位置から撮像することで、視点ずれ方向(基線方向)に上記式(1),(2)で示すずれ量(視差量)Plc,Prcを有する左右の視差画像を取得することができる。これらのずれ量Plc,Prcから被写体Aまでの距離y1は、以下の式(3)により算出することができる。
このように視差画像を用いて被写体距離を算出するためには、視差画像間で対応する被写体領域を特定する必要がある。2つの画像間での同一被写体領域の特定方法としては、後述するブロックマッチング法等の対応点抽出手法を用いることができる。
ここで、図13に示す撮像装置C1を主撮像系とし、撮像装置C2を副撮像系とする。前述したように、主撮像系C1から得られる撮像画像(図14(a))には、被写体Aの面A3と被写体Bの面B3が写っているが、副撮像系C2から得られる撮像画像(図14(b))にはこれらの面A3,B3が写っていない。つまり、主撮像系C1から得られる撮像画像内の被写体Aの面A3と被写体Bの面B3に対応する領域が副撮像系C2から得られる撮像画像内には存在しない。このため、上述した被写体像のずれ量を算出することは不可能である。つまり、主撮像系C1から得られる撮像画像内の被写体Aの面A3と被写体Bの面B3の領域の被写体距離が算出できないという問題が生じる。
副撮像系C2から得られる撮像画像内に被写体距離の算出ができない領域が存在しても大きな問題はない。しかし、最終出力画像を取得するための主撮像系C1から得られる撮像画像内に被写体距離の算出ができない領域が存在すると、その領域に対して被写体距離の情報を用いたAF制御を行うことができない等の問題となる。
各実施例では、この問題を解消するために、主撮像系が有する変倍可能な主光学系に対して、複数の副撮像系が有する複数の副光学系を適切に配置する。
図1には、本発明の実施例1である撮像装置1を被写体側から見て示している。変倍可能な結像光学系である主光学系100は、35mm換算で24mm〜300mmの可変焦点距離を有する。主撮像素子200は、主光学系100に対応する矩形の撮像領域を有し、主光学系100により形成された被写体像を撮像(光電変換)する。主光学系100および主撮像素子200により主撮像系が構成される。
また、4つの副光学系110a,110b,120a,120bはいずれも固定焦点距離(単焦点)の結像光学系である。図示しない4つの副撮像素子は、副光学系110a,110b,120a,120bのそれぞれによって形成された被写体像を撮像(光電変換)する。各副光学系およびこれに対応する副撮像素子により副撮像系が構成される。すなわち、本実施例の撮像装置1は、4つの副撮像系を有する。そして、4つの副撮像系のうち、副光学系110a,110bおよびこれらに対応する副撮像素子により2つの第1の副撮像系が構成され、副光学系120a,120bおよびこれらに対応する副撮像素子により2つの第2の副撮像系が構成される。
主光学系100および4つの副光学系110a,110b,120a,120bは、それらの光軸が互いに平行になるように配置されている。副光学系(以下、第1の副光学系という)110a,110bは、主光学系100の35mm換算における広角端での焦点距離24mmと同じ焦点距離(つまりは同じ画角)を有する単焦点光学系である。一方、副光学系(以下、第2の副光学系という)120a,120bは、主光学系100の広角端と望遠端との間の中間ズーム位置での焦点距離(つまりは広角端での画角より狭く、望遠端での画角以上の画角)を有する単焦点光学系である。例として、第2の副光学系120a,120bは、35mm換算における150mmの焦点距離を有する。
第1の副光学系110a,110bは、主光学系100の光軸100aを含む断面(直線)301を挟んだ両側であって、該断面301に直交する水平方向における主光学系100より外側(2本の線303より外側)の領域に配置されている。断面301は、主撮像素子200の矩形の撮像領域の2つの長辺の中点と主光学系100の光軸100aを通る断面である。第1の副光学系110a,110bをこのように配置することで、主光学系100により取得される撮像画像の水平方向での全域(主撮像系の水平方向の撮像画角の全域)においてオクルージョン領域の発生を回避することができる。
また、第2の副光学系120a,120bは、主光学系100の光軸100aを含む断面(直線)302を挟んだ両側であって、該断面302に直交する垂直方向における主光学系100より外側(2本の線304より外側)の領域に配置されている。断面302は、主撮像素子200の矩形の撮像領域の2つの短辺の中点と主光学系100の光軸100aを通る断面である。第2の副光学系120a,120bをこのように配置することで、主光学系100により取得される撮像画像の垂直方向全域(主撮像系の垂直方向の撮像画角の全域)においてオクルージョン領域の発生を回避することができる。
このようにオクルージョン領域の発生を回避できることで、後述するように主撮像系の撮像画角内において画像合成処理や被写体距離算出処理を良好に行うことができる。
各撮像系から得られる撮像画像を用いて、主撮像系の撮像画角の全域においてオクルージョン領域をなくすることができる原理について説明する。図3(b)は、図13に示した被写体A,Bを主撮像系によって広角端の撮像画角で撮像することで得られた撮像画像(以下、主画像という)を示している。図3(a),(c)は、被写体A,Bを一方の第1の副撮像系(副光学系110b)と他方の第1の副撮像系(副光学系110a)によって撮像することで得られた2つの撮像画像(以下、副画像という)を示している。これら主画像および副画像には、図14(a),(b)での説明と同様に、視点位置が異なることに起因して同一の被写体において写っている(含まれている)部分と写っていない(含まれていない)部分とが生じている。
しかし、図3(b)の主画像を基準とすると、主画像に含まれる面A1,B1は図3(a),(c)に示す2つの副画像の両方に含まれている。また、主画像に含まれる面A2,B2は図3(c)の副画像に含まれており、主画像に含まれる面A3,B3は図3(a)の副画像に含まれている。つまり、主画像に含まれる被写体面は全て2つの副画像のうち少なくとも一方に必ず含まれる。
このように、第1の副光学系110a,110bを断面301を挟んだ両側(さらには水平方向において主光学系100より外側)の領域に配置することで、主撮像系の水平方向の撮像画角全域におけるオクルージョン領域をなくすることができる。同様に、第2の副光学系120a,120bを断面302を挟んだ両側(さらには垂直方向において主光学系100より外側)の領域に配置することで、主撮像系の垂直方向の撮像画角全域におけるオクルージョン領域をなくすることができる。
なお、図1では、主光学系100と副光学系110a,110b,120a,120bの最も典型的な配置例を示しており、第1の副光学系110a,110bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸は同一直線上(直線302上)に位置している。また、第2の副光学系120a,120bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸は同一直線上(直線301上)に位置している。しかし、主および副光学系の同一直線上の配置は必ずしも必要ではなく、主光学系100の光軸を含む断面を挟んだ両側の領域に副光学系が配置されて主撮像系の撮像画角全域でオクルージョン領域をなくせれば、主/副光学系は同一直線上に配置されなくてもよい。
図2には、本実施例の撮像装置1の電気的構成を示している。撮像装置1は、1つの主撮像系と4つの副撮像系を含む撮像系10と、A/D変換器11と、画像処理部12と、画像合成部13とを有する。また、撮像装置1は、情報入力部14と、撮像制御部15と、画像記録媒体16と、システムコントローラ17と、表示部18と、距離情報算出部19とを有する。
A/D変換器11は、主撮像素子200および不図示の4つの副撮像素子から出力されるアナログ撮像信号をデジタル撮像信号に変換して画像処理部12に供給する。画像処理部12は、A/D変換器11からのデジタル撮像信号に対して画素補間処理、色変換処理およびデジタルズーム処理等を行って撮像画像(主画像および4つの副画像)を生成する。また、画像処理部12は、撮像画像を用いて各種演算処理を行い、それらの演算結果をシステムコントローラ17に送信する。
画像処理部12は、画像合成部13をさらに有する。画像合成部13は、基準視点となる主撮像系により取得された主画像を合成用の基準画像として設定し、該基準画像に対して4つの副撮像系により取得された副画像のうち少なくとも2つを合成する。画像の合成には、後述するブロックマッチング法等が用いられる。
情報入力部14は、ユーザが所望の撮像条件(絞り値や露出時間等)を選択して入力する情報を検知してシステムコントローラ17にそれらのデータを供給する。撮像制御部15は、システムコントローラ17からの命令に応じて、各光学系に含まれるフォーカスレンズを移動させたり、各光学系の絞り値を制御したり、各撮像系の撮像素子の露出時間を制御したりする。
画像記録媒体16は、画像処理部12により生成された撮像画像を格納したり、撮像画像を格納する画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダを記録したりする。表示部18は、撮像時のプレビュー画像や記録済みの撮像画像を表示したり、それぞれ選択可能なメニュー項目、焦点距離範囲(画角範囲)等を表示したりする。表示部18は、液晶表示素子等により構成される。
距離情報算出部19は、基準画像選択部20と、対応点抽出部21と、視差量算出部22とを有する。基準画像選択部20は、主撮像系によって得られた主画像を距離情報算出用の基準画像として選択する。対応点抽出部21は、主画像および複数の副画像のうち一対の視差画像における互いに対応する画素(以下、対応点という)を抽出する。視差量算出部22は、対応点抽出部21により抽出された全ての対応点の視差量を算出する。距離情報算出部19は、算出された視差量から主画像(つまりは主撮像系の撮像画角)の全域における被写体距離を算出する。
次に、本実施例におけるシステムコントローラ17および画像処理部12(画像合成部13)が行う撮像/画像合成処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。それぞれコンピュータにより構成されるシステムコントローラ17および画像処理部12は、撮像/画像合成処理をコンピュータプログラムである撮像/画像合成処理プログラムに従って実行する。「S」はステップ(工程)の略である。また、システムコントローラ17は選択手段として、画像処理部12は処理手段として機能する。
まず、システムコントローラ17は、S100において、情報入力部14からユーザにより入力された撮像条件等の情報を取得する。そして、ユーザによって操作された不図示の撮像開始スイッチから撮像指示信号が入力されると、撮像制御部15に撮像条件等の情報を転送する。撮像条件とは、主撮像系の撮像画角、絞り値およびシャッタースピード等である。撮像制御部15は、入力された撮像条件に基づいて、主撮像系の撮像画角(ズーム状態)や主撮像系および副撮像系の絞り値、シャッタースピード等を制御する。
次に、S101では、システムコントローラ17は、入力された撮像条件に応じて、第1および第2の副撮像系のうち撮像に使用する第1または第2の副撮像系を選択する。副撮像系の選択には、主撮像系に対して設定された撮像画角(以下、主撮像画角という)の情報を用いる。ここでは、主撮像系により得られる主画像の全体に対して画像合成を行うため、主撮像系の設定画角に対して同一またはより広い撮像画角(以下、副撮像画角という)を有する副撮像系を選択するものとする。
次に、S102では、システムコントローラ17は、撮像制御部15を介して、主撮像系とS101で選択した第1または第2の副撮像系による撮像(主および副撮像素子の露光)を行うとともに、画像処理部12に撮像画像を生成させる。これにより、1つの主画像と2つの副画像とが、互いに視差を有する視差画像として取得される。この際、画像処理部12において、各画像の輝度レベルやホワイトバランスの補正を行うことで、後段での画像合成により生成される合成画像における輝度むらや色むらを低減することができる。
次に、S103では、システムコントローラ17は、主撮像画角が選択された副撮像系の副撮像画角と同一であるか否かを判定する。主撮像画角が副撮像画角と同一である場合はシステムコントローラ17はS104に移行し、異なる場合はS105に移行する。
S104では、システムコントローラ17は、画像処理部12に、合成用の基準画像である主画像に対して、これと同一の撮像画角に対応する副画像を合成させる。
画像処理部12による主画像と副画像の合成方法について説明する。ここでは代表例として、主撮像系の撮像画角が広角端に設定された場合について説明する。本実施例では、主画像(図3(b))を基準画像とし、該基準画像に写っている被写体領域に対応する被写体領域を、第1の副撮像系(第1の副光学系110a,110b)により得られた副画像(図3(a))から抽出して合成する。
まず、副画像(参照画像)から主画像(基準画像)に写っている被写体領域に対応する被写体領域の抽出方法について、図5を用いて説明する。図5の左側には図3(b)に示した主画像である基準画像501を、右側には該基準画像501に合成される図3(a)に示した(副光学系110bを通して取得された)副画像である参照画像502を示している。ここでは、画像上の水平方向および垂直方向での位置を示す画像座標(X,Y)を用いる。画像座標(X,Y)は、図5に示す各画像の左上を原点として定義する。また、基準画像501における画像座標(X,Y)の輝度をF1(X,Y)とし、参照画像502における画像座標(X,Y)の輝度をF2(X,Y)とする。
基準画像501における任意の座標(X,Y)の画素(ハッチングして示す)に対応する参照画像502中の画素(ハッチングして示す)は、参照画像502のうち基準画像501中の輝度F1(X,Y)と最も類似した輝度を有する画素を探すことで求められる。ただし、任意の画素の輝度と最も類似する輝度を有する画素を単純に探すことは難しいため、画像座標(X,Y)の近傍の画素も用いたブロックマッチング法にて輝度が類似した画素を探索する。
例えば、ブロックサイズが3である場合のブロックマッチング処理について説明する。基準画像501中の任意の座標(X,Y)の画素と、その前後(X−1,Y),(X+1,Y)の2つの画素の計3つの画素の輝度値はそれぞれ、
F1(X,Y),F1(X−1,Y),F1(X+1,Y)
となる。
これに対し、座標(X,Y),(X−1,Y),(X+1,Y)からX方向にkだけずれた参照画像502中の画素の輝度値はそれぞれ、
F2(X+k,Y),F2(X+k−1,Y),F2(X+k+1,Y)
となる。
このとき、基準画像501中の座標(X,Y)の画素との類似度Eを以下の式(4)で定義する。
この式(4)において逐次kの値を変えて類似度Eの値を計算し、最も小さい類似度Eを与える(X+k,Y)が、参照画像502のうち基準画像501中の座標(X,Y)に対応する画素(対応点)である。ここでは、水平方向に視差を有する画像間での対応点抽出方法について説明したが、同様にして垂直方向や斜め方向に視差を有する場合の対応点を抽出することもできる。
このようにして得られた対応点としての被写体領域を画素単位で基準画像に合成することで、基準画像内のノイズレベルを低減させることができ、出力される合成画像の画質を向上させることができる。
図3(c)に示す副光学系110aを通して得られる副画像には、図3(b)に示す主画像における面A3と面B3に対応する被写体領域が存在しないため、副光学系110aを通して得られる副画像からこれら面A3と面B3は合成されない。また、図3(a)に示す副光学系110bを通して得られる副画像には、図3(b)に示す主画像における面A2と面B2に対応する被写体領域が存在しないため、副光学系110bを通して得られる副画像からこれら面A2と面B2は合成されない。
このように、オクルージョン領域は合成することができないが、その他の大部分については、基準画像の視点位置とは異なる視点位置からの撮像により得られた副画像を基準画像に合成することができる。このため、合成画像全体としてのノイズレベルを低減することができる。
なお、そのままではブロックマッチング法では対応できないほど視差が大きく基準画像と参照画像間で被写体領域の形状が大きく異なる場合には、参照画像に対してアフィン変換等の幾何変換を行った後に、ブロックマッチング法を用いて合成処理を行ってもよい。
以上説明した画像合成方法と同様にして、第2の副撮像系(副光学系120a,120b)により得られる副画像を基準画像に合成することもできる。
副撮像画角が主撮像画角と異なるためにS103からS105に進んだシステムコントローラ17は、画像処理部12に、副画像(参照画像)の一部の画像領域を主撮像画角に対応した画像となるようにトリミングして拡大処理する。ここでは、主撮像画角が35mm換算で50mm相当の画角であるとする。
図6(a),(b)はそれぞれ、図13に示した被写体A,Bを第1の副撮像系(第1の副光学系110b,110a)により撮像して得られた副画像を示している。また、図6(c)は、被写体A,Bを主撮像系(主光学系100)により撮像して得られる主画像を示している。さらに、図6(d)は、図6(b)に示した副画像のうち被写体A,Bが写った画像領域を主撮像画角に対応するようにトリミングして拡大した画像(以下、拡大画像という)を示している。なお、図示はしないが、図6(a)に示した副画像についても主撮像画角に対応するようにその一部(被写体A,Bが写った画像領域)をトリミングして拡大する。
次にS106では、システムコントローラ17は、画像処理部12に、S105でのトリミングおよび拡大処理により取得された拡大画像を主画像(基準画像)に対して合成させる。
ここで、基準画像とは撮像画角が異なる参照画像の基準画像への合成方法について説明する。基準画像(主画像)より広い撮像画角で取得された参照画像(副画像)においては、図6(a),(b),(c)に示すように画像上での被写体A,Bのサイズが基準画像のそれとは異なっている。このため、まずS105において、図6(b)の副画像のうち被写体A,Bを含む領域を、該領域が主撮像画角と同一の撮像画角に対応した画像となるようにトリミングして拡大することで、図6(d)に示す拡大画像を生成する。トリミングおよび拡大処理によって拡大画像の解像度は元の副画像のそれよりも劣化するが、拡大画像上での被写体A,Bのサイズを主画像のそれと同じにすることができる。この後はS104と同様にして、拡大画像を新たな参照画像として基準画像に合成することで、合成画像を生成することができる。
本実施例では、前述したように、第1の副光学系110a,110bが断面301を挟んだ両側の領域に配置されている。これにより、図6(a)〜(c)に示すように、主撮像系によって得られる主画像に写っている被写体領域は、第1の副光学系110a,110bを含む2つの第1の副撮像系によって得られる2つの副画像に全て写る。すなわち、基準画像としての主画像に写っているにもかかわらずいずれの副画像にも写っていないオクルージョン領域は発生しない。このため、基準画像に写っている全ての被写体領域をいずれかの副画像から合成することができる。
これと同様の効果は、第2の副光学系120a,120bが断面302を挟んだ両側の領域に配置されていることでも得られる。すなわち、主撮像系によって得られる主画像に写っている被写体領域は、第2の副光学系120a,120bを含む2つの第2の副撮像系によって得られる2つの副画像に全て写る。このため、基準画像に写っている全ての被写体領域をいずれかの副画像から合成することができる。
こうしてS104またはS106にて合成画像が生成されると、S107においてシステムコントローラ17は、合成画像を画像記録媒体16に保存する。そして、本処理を終了する。
次に、システムコントローラ17および距離情報算出部19が行う撮像/被写体距離算出処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。ここでは、まず主撮像系と第1の副撮像系により得られる視差画像を用いる場合の処理について説明する。それぞれコンピュータにより構成されるシステムコントローラ17および距離情報算出部19は、撮像/被写体距離算出処理をコンピュータプログラムである撮像/被写体距離算出処理プログラムに従って実行する。「S」はステップ(工程)の略である。
S200からS202までの処理は、図に示したS100からS102までの撮像および視差画像の生成に関する処理と同じであるため、ここでの説明は省略する。また、S203およびS204の処理についても、図のS103およびS105のトリミングおよび拡大処理と同じであるため、ここでの説明は省略する。
S203またはS204からS205に進んだシステムコントローラ17は、基準画像選択部20に主画像を被写体距離算出用の基準画像として選択させる。さらに、システムコントローラ17は、対応点抽出部21に、基準画像と副画像または拡大画像としての参照画像との間で対応点を抽出させる。対応点は、例えば、2つの視差画像である基準画像と参照画像がいずれも図13に示した被写体Aを含む場合に該2つの視差画像のそれぞれにおける被写体Aの画像部分の同じ箇所を構成する画素である。対応点抽出方法は、先の画像合成処理にて説明した方法をそのまま用いることができるので、ここでの説明は省略する。
次に、S206では、システムコントローラ17は、視差量算出部22に、S205で抽出された各対応点についての視差量を算出する。視差量は、上述したブロックマッチング法で得られた基準画像の各画素(基準画素)と該基準画素に対応する参照画像上の画素(対応画素)との画素位置の差分として算出される
次に、S207では、システムコントローラ17は、距離情報算出部19に、主画像に含まれる各被写体の被写体距離を算出させる。距離情報算出部19は、S206で算出された視差量と、既知の情報である主光学系100の焦点距離および副光学系110a,110bの基線長の情報とから、各被写体までの距離を式(3)を用いて算出する。
次に、S208では、システムコントローラ17は、S207で算出された被写体距離の情報を、S202で取得した視差画像のデータとともに画像記録媒体16に記録して、本処理を終了する。
ここでは第1の副光学系110a,110bを用いた場合の被写体距離の算出について説明したが、同様の処理によって第2の副光学系120a,120bを用いても被写体距離を算出することが可能である。
ここで、主光学系100の広角端と望遠端の焦点距離の中間の焦点距離を有する第2の副光学系120a,120bを用いた被写体距離算出の利点について説明する。図7のS200で情報入力部14を通じて主光学系100の焦点距離が150mmに設定された場合には、S201では主光学系100と同一画角(同一焦点距離)を有する第2の副光学系120a,120bを有する第2の副撮像系が選択される。このとき、S201では主撮像系よりも広い画角を有する第1の副撮像系を選択してもよいが、後述するデメリットが存在するため、主撮像系の撮像画角に最も近く、主撮像系と同一の撮像画角(またはより広い撮像画角)を有する第2の副撮像系を選択する。
図8(a),(b),(c)はそれぞれ、S202にて、図13に示した被写体A,Bを2つの第2の副撮像系(第2の副光学系120a,120b)および主撮像系(主光学系100)による撮像で得られる2つの副画像および主画像を示している。また、図8(d)は、仮に2つの第1の副撮像系が選択された場合に一方の第1の副撮像系(第1の副光学系110a)による撮像で得られる副画像を示している。
図8(a),(b),(c)に示すように第2の副撮像系の撮像画角が主撮像系の撮像画角と同一であるため、図7のS203から対応点を抽出する処理(S205)に移行する。前述したように2つの第2の副光学系120a,120bは断面302を挟んだ両側の領域に配置されているため、図8a),(b),(c)に示すように、主画像に写っている被写体A,Bは、2つの副画像に全て写り、オクルージョン領域は発生しない。また、このとき第2の副撮像系により得られる副画像における被写体A,Bの領域をトリミングして拡大する必要がないため、解像度の劣化が生じず、良好な対応点抽出の結果が得られ、S206での良好な視差量の算出結果が得られる。
しかし、仮に第1の副撮像系が選択された場合には、図8(d)に示すように第1の副撮像系により得られる副画像内の被写体A,Bのサイズが主画像内のそれと大きく異なり、副画像内の被写体A,Bの領域に対して6倍以上の拡大処理を行う必要がある。このため、拡大画像の解像度が大きく低下し、S205,S206における対応点抽出および視差量算出において大きな誤差が生じる可能性が高い。この結果、デメリットとして、被写体距離が誤算出されてAFの精度低下等が発生し易い。
つまり、本実施例のように、主撮像系の広角端と望遠端の中間の撮像画角と同一またはこれより広い撮像画角を有する副撮像系を有することで、主撮像系の撮像画角の全域においてより高精度に被写体距離を算出することができる。
以上説明したように、本実施例では、主光学系100の光軸100aを含む断面(301,302)を挟んだ両側の領域に、単焦点光学系により構成された副光学系(110a,110b,120a,120b)を配置している。この構成により、主撮像系の撮像画角全域でオクルージョン領域の発生を回避し、良好な画像合成処理や被写体距離算出処理(被写体距離情報の取得処理)を行うことが可能な撮像装置を実現することができる。
さらに、副光学系が、主光学系の広角端と望遠端での焦点距離(画角)の中間の焦点距離(画角)を有することで、主撮像系の撮像画角の全域で高精度に被写体距離を算出することができる。
さらに、本実施例の構成を利用して様々な撮像モードを実現することもができる。例えば、ハイダイナミックレンジモードでは、複数の副撮像系のそれぞれで露出条件を異ならせて撮像を行い、得られた複数の副画像を主撮像系により得られる主画像に合成することで、ダイナミックレンジが広い合成画像が得られる。また、ぼけ付加モードでは、上述したように算出した被写体距離に基づいて背景にぼけを付加することで、主要な被写体を強調する画像を得ることもできる。また、背景除去モードでは、上記のように算出した被写体距離に基づいて主要な被写体以外の背景を除去した画像を得ることができる。さらに、立体撮像モードでは、水平方向に配列された主および副撮像系で左右の視差画像を取得し、一方の狭い画角の視差画像とそれに対応する他方の広い画角の画像の一部とを用いて立体視可能な画像を生成することができる。
また、本実施例では、副光学系を単焦点光学系とした場合について説明したが、変倍可能な光学系としてもよい。
次に、本発明の実施例2について説明する。図9には、本実施例の撮像装置2を被写体側から見て示している。実施例1と同じく、変倍可能な結像光学系である主光学系100は、35mm換算で24mm〜300mmの可変焦点距離を有する。主撮像素子200は、主光学系100に対応する矩形の撮像領域を有し、主光学系100により形成された被写体像を撮像する。主光学系100および主撮像素子200により主撮像系が構成される。
また、4つの副光学系130a,130b,140a,140bはいずれも固定焦点距離(単焦点)の結像光学系である。図示しない4つの副撮像素子は、副光学系130a,130b,140a,140bのそれぞれによって形成された被写体像を撮像する。各副光学系およびこれに対応する副撮像素子により副撮像系が構成される。すなわち、本実施例の撮像装置2は、4つの副撮像系を有する。そして、4つの副撮像系のうち、副光学系110a,110bおよびこれらに対応する副撮像素子により2つの第1の副撮像系が構成され、副光学系120a,120bおよびこれらに対応する副撮像素子により2つの第2の副撮像系が構成される。
主光学系100および4つの副光学系130a,130b,140a,140bは、それらの光軸が互いに平行になるように配置されている。副光学系(以下、第1の副光学系という)130a,130bは、主光学系100の35mm換算における広角端での焦点距離24mmと同じ焦点距離(つまりは同じ画角)を有する単焦点光学系である。一方、副光学系(以下、第2の副光学系という)140a,140bは、主光学系100の広角端と望遠端との間の中間ズーム位置での焦点距離(つまりは広角端での画角より狭く、望遠端での画角以上の画角)を有する単焦点光学系である。例として、第2の副光学系140a,140bは、35mm換算で100mmの焦点距離を有する。
第1の副光学系130a,130bは、主光学系100の光軸100aを含む断面(直線)301を挟んだ両側であって、該断面301に直交する水平方向における主光学系100より外側(2本の線303より外側)の領域に配置されている。断面301は、主撮像素子200の矩形の撮像領域の2つの長辺の中点と主光学系100の光軸100aを通る断面である。第1の副光学系130a,130bをこのように配置することで、主光学系100により取得される撮像画像の水平方向での全域(主撮像系の水平方向の撮像画角の全域)においてオクルージョン領域の発生を回避することができる。
また、第2の副光学系140a,140bは、主光学系100の光軸100aを含む断面(直線)302を挟んだ両側であって、該断面302に直交する垂直方向における主光学系100より外側(2本の線304より外側)の領域に配置されている。断面302は、主撮像素子200の矩形の撮像領域の2つの短辺の中点と主光学系100の光軸100aを通る断面である。第2の副光学系140a,140bをこのように配置することで、主光学系100により取得される撮像画像の垂直方向全域(主撮像系の垂直方向の撮像画角全域)においてオクルージョン領域の発生を回避することができる。
本実施例でも、上記のようにオクルージョン領域の発生を回避できることで、主撮像系の垂直方向の撮像画角全域において被写体距離算出処理や画像合成処理を良好に行うことができる。
なお、図9において、第1の副光学系130a,130bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸は同一直線上(直線302上)に位置している。また、第2の副光学系140a,140bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸は同一直線上(直線301上)に位置している。
ここまでの構成は実施例1と同様である。ただし、本実施例では、第1の副光学系130a,130bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸100aとの距離である光軸間距離(基線長)が互いに異なる。また、第2の副光学系140a,140bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸100aとの距離である光軸間距離(基線長)も互いに異なる。
より具体的は、第1の副光学系130aおよび第2の副光学系140aは主光学系100の近傍に配置される一方、第1の副光学系130bおよび第2の副光学系140bは主光学系100から離れた位置に配置されている。
このような副光学系の異なる光軸間距離での配置の効果について、図10を用いて説明する。図10(b)は、図13に示した被写体A,Bを主光学系100の画角を広角端に設定した主撮像系により撮像することで得られた主画像を示している。また、図10(a),(c)はそれぞれ、被写体A,Bを第1の副光学系130bを有する第1の副撮像系および第1の副光学系130aを有する第1の副撮像系により撮像することで得られた副画像を示している。
被写体A,Bまでの距離である被写体距離が短い(近い)場合に主光学系100および第1の副光学系130b間の基線長が長いと、図10(a)に示すように視差量が大きくなり過ぎて、被写体Aが撮像画角からはみ出す。被写体Aが副撮像系により得られる副画像(参照画像)に含まれないと、前述した対応点抽出処理を行うことができずに被写体距離の算出が不可能となる。
しかし、本実施例では、主光学系100との基線長が短い第1の副光学系130aを有し、基線長が短いことで被写体距離が短い場合でも視差量を小さくすることができる。このため、図10(c)に示すように、第1の副光学系130aを含む第1の副撮像系により得られる副画像に被写体A,Bの全部を含ませることができる。したがって、近距離被写体を撮像する場合においては、主撮像系により得られた主画像と第1の副光学系130aを含む第1の副撮像系により得られる副画像とを用いて、主撮像系の撮像画角の全域で被写体距離を算出することが可能となる。
反対に、被写体距離が長い(遠い)場合は主光学系100との基線長が短い第1の副光学系130aを含む第1の副撮像系により得られる副画像では視差量が小さくなりすぎるため、被写体距離の算出精度が低下する。
しかし、本実施例では、主光学系100との基線長が長い第1の副光学系130bを有し、基線長が長いことで被写体距離が長い場合でも視差量を大きくすることができる。このため、遠距離被写体を撮像する場合においては、主撮像系により得られた主画像と第1の副光学系130bを含む第1の副撮像系により得られる副画像とを用いて、被写体距離を精度良く算出することが可能となる。
以上説明したように、本実施例では、複数の副光学系130a,130b,14a,140bのうち少なくとも1つの副光学系と主光学系100との間の光軸間距離を他の少なくとも1つの副光学系と主光学系100との光軸間距離が異なるように配置した。これにより、広い被写体距離の範囲において高精度に被写体距離情報を取得することができる。
次に、本発明の実施例3について説明する。図11には、本実施例の撮像装置3を被写体側から見て示している。実施例1,2と同じく、変倍可能な結像光学系である主光学系100は、35mm換算で24mm〜300mmの可変焦点距離を有する。主撮像素子200は、主光学系100に対応する矩形の撮像領域を有し、主光学系100により形成された被写体像を撮像する。主光学系100および主撮像素子200により主撮像系が構成される。
また、2つの副光学系150a,150bはいずれも固定焦点距離(単焦点)の結像光学系である。図示しない2つの副撮像素子は、副光学系150a,150bのそれぞれによって形成された被写体像を撮像する。各副光学系およびこれに対応する副撮像素子により副撮像系が構成される。すなわち、本実施例の撮像装置3は、2つの副撮像系を有する。
主光学系100および2つの副光学系150a,150bは、それらの光軸が互いに平行になるように配置されている。副光学系150aは、主光学系100の35mm換算における広角端での焦点距離24mmよりも短い20mmの焦点距離(つまりはより広い画角)を有する単焦点光学系である。一方、副光学系150bは、主光学系100の広角端と望遠端との間の中間ズーム位置での焦点距離(つまりは広角端での画角より狭く、望遠端での画角以上の画角:例えば100mm)を有する単焦点光学系である。
副光学系150a,150bは、主光学系100の光軸100aを含む断面(直線)301を挟んだ両側であって、該断面301に直交する水平方向における主光学系100より外側(2本の線303より外側)の領域に配置されている。断面301は、主撮像素子200の矩形の撮像領域の2つの長辺の中点と主光学系100の光軸100aを通る断面である。副光学系150a,150bをこのように配置することで、主光学系100により取得される撮像画像の水平方向での全域(主撮像系の水平方向の撮像画角の全域)においてオクルージョン領域の発生を回避することができる。
なお、図11において、副光学系150a,150bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸は同一直線上(直線302上)に位置している。
本実施例では、実施例1,2と異なり、副撮像系の一部が主撮像系の広角端の撮像画角よりも広い撮像画角を有する。このため、主撮像系よりも広い被写体側の範囲を副撮像系を通じて観察することができ、移動する被写体を追尾したり主撮像系の撮像画角を適切に設定したりするための判定に利用することができる。
また、本実施例では、2つの副撮像系の焦点距離(撮像画角)が互いに異なるように配置されている。このため、主撮像系の撮像画角の全域でオクルージョン領域の発生をなくすことができるのが、主光学系100の画角が副光学系150bの画角(焦点距離100mm)よりも狭く設定されたときのみとなる。具体的には、副光学系150aを含む副撮像系から得られる副画像の一部の画像領域をトリミングして拡大する処理を行うことで、副光学系150bを含む副撮像系から得られる副画像と同じ被写体のサイズが得られるように拡大する。こりにより、その後の処理を実施例1と同様に行うことができる。
ただし、実施例1と同様に主光学系100の広角端と望遠端の中間の焦点距離を有する副光学系150bを有することで、副撮像系の総数を減らしても主撮像系の望遠側の撮像画角を用いることで高精度に被写体距離を算出することができる。
次に、本発明の実施例4について説明する。図12には、本実施例の撮像装置4を被写体側から見て示している。実施例1〜3と同じく、変倍可能な結像光学系である主光学系100は、35mm換算で24mm〜300mmの可変焦点距離を有する。主撮像素子200は、主光学系100に対応する矩形の撮像領域を有し、主光学系100により形成された被写体像を撮像する。主光学系100および主撮像素子200により主撮像系が構成される。
また、6つの副光学系160a,160b,10a,10b,10a,10bはいずれも固定焦点距離(単焦点)の結像光学系である。図示しない6つの副撮像素子は、副光学系160a,160b,10a,10b,10a,10bのそれぞれによって形成された被写体像を撮像する。各副光学系およびこれに対応する副撮像素子により副撮像系が構成される。すなわち、本実施例の撮像装置4は、6つの副撮像系を有する。そして、6つの副撮像系のうち、副光学系160a,160bおよびこれらに対応する副撮像素子により2つの第1の副撮像系が構成され、副光学系170a,170b,180a,180bおよびこれらに対応する副撮像素子により4つの第2の副撮像系が構成される。なお、以下の説明では、副光学系170a,170bを含む2つの副撮像系を第2の副撮像系といい、副光学系180a,180bを含む2つの副撮像系を第3の副撮像系という。
主光学系100および6つの副光学系160a,160b,10a,10b,10a,10bは、それらの光軸が互いに平行になるように配置されている。副光学系(以下、第1の副光学系という)160a,160bは、主光学系100の35mm換算における広角端での焦点距離24mmと同じ焦点距離(つまりは同じ画角)を有する単焦点光学系である。また、副光学系(以下、第2の副光学系という)170a,170bは、主光学系100の広角端と望遠端との間の広角側中間ズーム位置での焦点距離(つまりは広角端での画角より狭く、望遠端での画角以上の画角)を有する単焦点光学系である。例として、第2の副光学系170a,170bは、35mm換算で100mmの焦点距離を有する。さらに、副光学系(以下、第3の副光学系という)180a,180bは、主光学系100の広角端と望遠端との間の望遠側中間ズーム位置での焦点距離(広角端での画角より狭く、望遠端での画角以上の画角)を有する単焦点光学系である。例として、第3の副光学系180a,180bは、35mm換算で200mmの焦点距離を有する。
第1の副光学系160a,160bは、主光学系100の光軸100aを含む断面301を挟んだ両側であって、該断面301に直交する水平方向における主光学系100より外側(2本の線303より外側)の領域に配置されている。断面301は、主撮像素子200の矩形の撮像領域の2つの長辺の中点と主光学系100の光軸100aを通る断面である。第1の副光学系160a,160bをこのように配置することで、主光学系100により取得される撮像画像の水平方向での全域(主撮像系の水平方向の撮像画角の全域)においてオクルージョン領域の発生を回避することができる。
第2および第3の副光学系170a,170b,180a,180bは、主光学系100の光軸100aを含む断面302を挟んだ両側であって、該断面302に直交する垂直方向での主光学系100より外側(2本の線304より外側)の領域に配置されている。断面302は、主撮像素子200の矩形の撮像領域の2つの短辺の中点と主光学系100の光軸100aを通る断面である。第2および第3の副光学系170a,170b,180a,180bをこのように配置することで、主光学系100により取得される撮像画像の垂直方向全域(主撮像系の垂直方向の撮像画角全域)においてオクルージョン領域の発生を回避することができる。
なお、図12において、第1の副光学系160a,160bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸は同一直線上(直線302上)に位置している。また、第3の副光学系180a,180bのそれぞれの光軸と主光学系100の光軸は同一直線上(直線301上)に位置している。
一方、第2の副光学系170a,170bのそれぞれの光軸は、直線301,302上にはないが、主光学系100の光軸を通り、直線301,302に対して傾いた直線305上に位置している。
本実施例では、主撮像系の広角端と望遠端との間の2つの撮像画角を有する副撮像系(以下、2種類の副撮像系という)が設けられている。このように2種類の副撮像系を有することで、いずれかの副撮像系により取得される副画像の一部の画像領域をトリミングして拡大する処理を行うときの拡大率を低減することができる。このため、拡大画像の解像度の低下を抑えることができ、さらに高精度に被写体距離情報を取得することができる。
なお、上記各実施例では、主撮像系と複数の副撮像系のそれぞれに別々の撮像素子(主撮像素子および複数の副撮像素子)を設ける場合について説明した。しかし、1つの撮像素子に主撮像系で用いる主撮像領域と複数の副撮像系で用いる複数の副撮像領域を設けてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1,2,3,4 撮像装置
100 主光学系
110a,110b,120a,120b,130a,130b,140a,
140b,150a,150b,160a,160b,170a,170b,
180a,180b 副光学系

Claims (9)

  1. 変倍が可能な主光学系により形成された被写体像を撮像する主撮像系と、
    複数の副光学系のそれぞれにより形成された複数の被写体像をそれぞれ撮像する複数の副撮像系とを有し、
    前記複数の副光学系は、前記主光学系の光軸を含む断面を挟んだ両側の領域に配置されており、
    前記主撮像系を介した撮像により生成された主画像と前記複数の副撮像系のそれぞれを介した撮像により生成された複数の副画像とを用いて前記主撮像系の撮像画角内での被写体距離情報の取得を行う処理手段を有し、
    前記複数の副光学系のうち少なくとも1つの副光学系と前記主光学系との光軸間距離が、他の副光学系と前記主光学系との光軸間距離に対して異なることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の副光学系は、前記主光学系の光軸を含む断面を挟んだ両側であって、前記断面に直交する方向における前記主光学系より外側の領域に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記複数の副光学系はそれぞれ、単焦点光学系であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記複数の副光学系のうち少なくとも1つの副光学系は、前記主光学系の広角端での画角以上の画角を有する単焦点光学系であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記複数の副光学系のうち少なくとも1つの副光学系は、前記主光学系の広角端での画角より狭く、かつ望遠端での画角以上の画角を有する単焦点光学系であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記複数の副光学系は、
    前記主光学系の広角端での画角以上の画角を有する単焦点光学系である少なくとも2つの第1の副光学系と、
    前記主光学系の広角端での画角より狭く、望遠端での画角以上の画角を有する単焦点光学系である少なくとも2つの第2の副光学系とを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記複数の副光学系のうち少なくとも2つの副光学系の光軸と前記主光学系の光軸とが同一直線上に位置していることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記主光学系において設定された画角に応じて、前記複数の副撮像系のうち前記被写体距離情報を取得するために用いる前記副撮像系を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記処理手段は、前記被写体距離情報を取得する際に、前記主撮像系の撮像画角と前記選択手段により選択された前記副撮像系の撮像画角とが異なる場合は、該選択された副撮像系により生成された前記副画像から前記主撮像系の撮像画角に対応する画像領域をトリミングして拡大することで得られた拡大画像を用いて前記被写体距離情報を取得することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
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