JP7339207B2 - メタサーフェス反射板アレイ - Google Patents

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本発明は、2枚以上のメタサーフェス反射板を並べて構成されるメタサーフェス反射板アレイに関する。
第5世代移動通信システムで使われる28GHz帯等の高い周波数帯の電波は直進性が高いため、遮蔽によりカバレッジホール(通信ができないエリアの穴)が頻繁に発生することが知られている。反射板を用いて基地局から放射された電波を反射させることによって電波をカバレッジホールに到達させることができれば、カバレッジホールを低減することができる。
しかしながら、反射板として通常の金属板を採用すると、基地局の位置とカバレッジホールの位置とに合わせて反射板の位置と角度とを最適にする必要が生じるため、反射板の設置条件が厳しくなる。このため、反射板に対する電波の入射角と反射角とを異ならせることができるメタサーフェス反射板が注目を集めている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2015-46821号公報
上記の技術を用いることにより、所望の方向に電波を反射させることができる。しかしながら、例えば他の通信機器との間の干渉を避けるため、所望の方向に電波を反射させつつも、別の方向に電波が反射することを抑制することも求められている。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、電波を反射させる方向と反射電波を抑制する方向とを制御する反射板を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、N枚(Nは2以上の整数)のメタサーフェス反射板を並べて構成されるメタサーフェス反射板アレイである。このメタサーフェス反射板アレイにおいて、前記N枚のメタサーフェス反射板はそれぞれ、波長λの電波を所定の入射角で入射したときの反射電波の電波強度の方向特性が同一であり、互いに隣り合う2つの前記メタサーフェス反射板が反射する電波の位相差が、0とは異なる所定の値φである。
前記N枚のメタサーフェス反射板は、いずれも波長λの電波を所定の入射角で入射したときの反射電波の反射角θ方向の電波強度がG(θ)となり、互いに隣り合う2つの前記メタサーフェス反射板の距離を距離l、前記メタサーフェス反射板アレイ全体としての反射電波の反射角θ方向の電波強度をA(θ)、θ及びθを異なる角度としたとき、距離l及び位相差φは、所定のεについて、
Figure 0007339207000001
の条件の下で、
Figure 0007339207000002
を最小化するものであってもよい。
前記N枚のメタサーフェス反射板はそれぞれ、波長λの電波を所定の入射角で入射した
ときの反射電波の反射角θ方向の電波強度がG(θ)となり、互いに隣り合う2つの前記メタサーフェス反射板の距離を距離l、前記メタサーフェス反射板アレイ全体としての反射電波の反射角θ方向の電波強度をA(θ)、θ及びθを異なる角度としたとき、距離l及び位相差φは、所定のεについて、
Figure 0007339207000003
の条件の下で、
Figure 0007339207000004
を最大化するものであってもよい。
前記メタサーフェス反射板アレイは2枚のメタサーフェス反射板を並べて構成されており、前記2枚のメタサーフェス反射板それぞれの反射電波の位相差φは180度であってもよい。
本発明によれば、電波を反射させる方向と反射電波を抑制する方向とを制御する反射板を提供することができる。
メタサーフェス反射板を説明するための模式図である。 メタサーフェス反射板の利用シーンを説明するための模式図である。 実施の形態に係るメタサーフェス反射板アレイを説明するための図である。 メタサーフェス反射板アレイにおけるメタサーフェス反射板の配置の仕方を説明するための図である 実施の形態に係るメタサーフェス反射板及びメタサーフェス反射板アレイの反射電波の方向特性の一例を示す模式図である。
<前提となる技術>
実施の形態に係るメタサーフェス反射板を説明する前に、その前提となる技術について説明する。
図1は、メタサーフェス反射板1を説明するための模式図である。一般に、入射角がθである入射波iが金属等の物質で反射されるとき、反射波rの反射角θは入射角θと等しくなる。これに対し、メタサーフェス反射板1は、入射角θとは異なる反射角θで電波を反射させる。煩雑となることを防ぐためにすべてには符号を付していないが、図1において、符号iを付した実線の矢印は入射波iを表し、符号rを付した破線の矢印は反射波rを表している。
図1に示すように、メタサーフェス反射板1はグランド板2と、グランド板2に周期的に配置された異なる種類の反射素子3(第1反射素子3a~第9反射素子3iの9種類)を含んでいる。なお、図1はメタサーフェス反射板1の一部を示しており、メタサーフェス反射板1は一般に9よりも多くの反射素子3を含む。限定はしないが、一例として、グランド板2において互いに隣接する反射素子3間の間隔である素子間隔dが5ミリメートルであり、メタサーフェス反射板1が一辺1メートルの正方形であるとする。この場合、反射素子3は、メタサーフェス反射板1の表面に2次元の格子状に配置されることになる。このとき、メタサーフェス反射板1に配置される素子の数はおよそ200×200=4万個となる。
既知の技術のため詳細な説明は省略するが、メタサーフェス反射板において、異なる反射素子3で反射された反射波rの位相がそれぞれ異なるように反射素子3が設計され、グランド板2上に配置される。ここで、第1反射素子3a~第8反射素子3hにおける反射波rの位相をφ(m=1,・・・,8)としたとき、図1に示す例ではφ=Δφ(m-1)となるように設計されている。
入射波の波長をλとすると、入射波iが入射角θでメタサーフェス反射板1に入射し、反射角θで反射波rが反射されるためのΔφの条件は、以下の式(1)となることが知られている。
Figure 0007339207000005
図1に示す例では、第1反射素子3aと第9反射素子3iとは同一の素子であり、反射波rの位相も同一である。すなわち、図1に示す例では、素子の種類の数Mは、M=8となる。素子間隔dをd=λ/Mとし、n番目の反射素子3における反射波rの位相をφ=Δφ(m-1)とすることにより、入射角θでメタサーフェス反射板1に入射した入射波iを、反射角θがとなる反射波rで反射させるメタサーフェス反射板1を構成することができる。この8個の素子を一単位として2次元の格子状に並べることにより、より大きなメタサーフェス反射板を生成できる。
以上をまとめると、波長λの電波に関するメタサーフェス反射板は以下のステップで設計することができる。
ステップ1:素子数Mを決める。このとき、素子間隔dは、d=λ/Mとなる。
ステップ2:入射角θと反射角θとから式(1)に基づいてΔφを決める。
これにより、1波長分の長さで反射波の位相は360度回転することになる。また、Δφは360度以下となるためグレーディングも抑制することができる。
図2は、メタサーフェス反射板1の利用シーンを説明するための模式図である。28GHz帯等の高い周波数の電波は直進性が高いため、ビル等の遮蔽物Oが存在すると、遮蔽物Oに対して基地局Bの反対側はカバレッジホールHとなる。図2に示す例では、第1遮蔽物Oaによって第1カバレッジホールHaが誕生し、第2遮蔽Obによって第2カバレッジホールHbが誕生している。
第1メタサーフェス反射板1aを設置することにより、基地局Bから放射された第1入射波iaを第1メタサーフェス反射板1aで反射させ、第1反射波raを第1カバレッジホールHaに向かわせる。同様に、第2メタサーフェス反射板1bを設置することにより、基地局Bから放射された第2入射波ibを第2メタサーフェス反射板1bで反射させ、第2反射波rbを第2カバレッジホールHbに向かわせる。これにより、メタサーフェス反射板1の設置条件を緩和でき、カバレッジホールHを効果的に縮小させることができる。
<実施の形態>
一般に、所定の方向にのみ電波を反射させ、それ以外の方向には一切電波を反射させないというメタサーフェス反射板1を設計することは難しく、強度に差はあるものの種々の方向に電波を反射させてしまう。例えば、図2において、第1メタサーフェス反射板1aが反射させる電波は、第3反射波rcの方向にも電波を反射させてしまう。仮に、第3反射波rcの方向に他の基地局等がカバーすべきエリアが存在すると、第3反射波rcは干渉の原因となりかねない。
そこで、実施の形態に係るメタサーフェス反射板アレイは、N枚のメタサーフェス反射板1を並べて1枚の反射板を構成することにより、電波を反射させる方向と、反射電波が少ない方向とを制御する。以下、その方法について具体的に説明する。
図3(a)-(b)は、実施の形態に係るメタサーフェス反射板アレイ100を説明するための図である。具体的には、図3(a)はメタサーフェス反射板1の外観を模式的に示す図であり、図3(b)はメタサーフェス反射板アレイ100の外観を模式的に示す図である。
煩雑となることを防ぐためにすべての反射素子3に符号は付していないが、図3(a)において十字形又は矩形の部材は反射素子3である。メタサーフェス反射板1は、N枚の反射素子3を同一平面上に並べて構成されている。煩雑となることを防ぐためにすべてのメタサーフェス反射板1に符号は付していないが、図3(b)に示すように、実施の形態に係るメタサーフェス反射板アレイ100は複数のメタサーフェス反射板1を並べて構成されている。
メタサーフェス反射板アレイを構成しているN枚のメタサーフェス反射板1は、それぞれ式(1)に基づいて作成されている。具体的には、各メタサーフェス反射板1は、波長λの電波を所定の入射角で入射したときの反射電波の電波強度の方向特性が同一であり、入射角θで入射した電波を、反射角θの方向に最も強い反射波rが反射される。
さらに具体的には、メタサーフェス反射板アレイ100を構成するN枚のメタサーフェス反射板1は、いずれも波長λの電波を所定の入射角θで入射したときの反射電波の反射角θ方向の電波強度がG(θ)となる。
図4は、メタサーフェス反射板アレイにおけるメタサーフェス反射板1の配置の仕方を説明するための図である。図4に示すように、互いに隣り合う2つのメタサーフェス反射板1の距離をlとする。具体的には、距離lは、互いに隣り合う2つのメタサーフェス反射板1の距離l1と、メタサーフェス反射板1を並べた方向と同じ方向のメタサーフェス反射板の長さl2とを加算した距離である。このとき、反射電波の反射角θ方向の電波強度がG(θ)であるメタサーフェス反射板1を並べた場合の、メタサーフェス反射板アレイ100全体としての反射電波の反射角θ方向の電波強度をA(θ)は、以下の式(2)で表されることが知られている。
Figure 0007339207000006
式(2)において、jは虚数単位、G(θ)は、N枚のメタサーフェス反射板1のうちi番目(i=1,・・・,N)のメタサーフェス反射板1の反射電波の電波強度であり、計測によって取得できる。また、φは互いに隣り合う2つのメタサーフェス反射板1の反射電波が最大となる方向の差である位相差である。ただし、位相差φは、0とは異なる所定の値である。
なお、式(2)において、G(θ)=1、すなわち、反射電波の強度がθによらず一定の場合、メタサーフェス反射板アレイの反射電波の強度が最も高くなる方向θは、以下の式(3)となる。
Figure 0007339207000007
上述したように、メタサーフェス反射板アレイに要求される性能は、所望の方向に電波を反射させつつも、別の方向に電波が反射することを抑制することである。言い換えると、θ及びθを異なる角度としたとき、所望方向にθに向かう電波の電波強度を所定の値ε以上としつつ、干渉方向θに向かう電波の電波強度を最小とすることで実現できる。具体的には、
Figure 0007339207000008
という条件の下で、
Figure 0007339207000009
を最小化する距離l及び位相差φを求める。距離l及び位相差φは、既知の最適化手法やシミュレーションによって算出できる。これにより、メタサーフェス反射板アレイは、所望の方向に電波を反射させつつも、別の方向に電波が反射することを抑制することができる。
上記の方法は、電波を反射させるべき方向θに向かう電波の強度を確保したうえで、干渉方向θに向かう電波の電波強度を最小とするものであり、いわば、カバレッジホールの解消に重きを置いたものである。これに対し、干渉電波の抑制に重きを置くべき場合もあり得る。
これを実現するには、θ及びθを異なる角度としたとき、干渉方向θに向かう電波の電波強度が所定の値εとしつつ、所望の方向θに向かう電波の電波強度を最大化すればよい。具体的には、
Figure 0007339207000010
という条件の下で、
Figure 0007339207000011
を最大化する距離l及び位相差φを求める。距離l及び位相差φは、既知の最適化手法やシミュレーションによって算出できる。これにより、メタサーフェス反射板アレイは、所望の方向に電波を反射させつつも、別の方向に電波が反射することを抑制することができる。
図5(a)-(c)は、実施の形態に係るメタサーフェス反射板1及びメタサーフェス反射板アレイの反射電波の方向特性の一例を示す模式図である。より具体的には、正面から入射した電波を45度方向に反射する特性を持ったメタサーフェス反射板1を2枚配置して作成されたメタサーフェス反射板アレイの反射電波の方向特性を説明するための図である。
図5(a)では、反射電波の方向を定めるための座標系を示す図である。図5(a)において、X軸、Y軸、及びZ軸からなる3次元座標系におけるZX平面に、メタサーフェス反射板1が配置されている。ここで、平面Pは、Z軸を回転軸としてZY平面を時計回りに45度回転した平面である。メタサーフェス反射板1は、正面から入射した電波を45度方向に反射する特性を持っているので、Y軸に沿ってメタサーフェス反射板1に電波を入射すると、反射電波は平面P上で最大の強度となる。
図5(b)は、平面Pにおける反射電波の強度を示す図である。メタサーフェス反射板1に正面から入射した電波は平面P上に強度を持っていることが示されている。
図5(c)は、図5(a)に示すメタサーフェス反射板1のZ軸方向に、メタサーフェス反射板1が反射する電波と比較して位相が180度ずれた電波を反射させるメタサーフェス反射板1を配置して生成されたメタサーフェス反射板アレイ100の反射電波の方向特性を示す図である。メタサーフェス反射板1を構成する2枚のメタサーフェス反射板1は、いずれも正面から入射した電波を45度方向に反射する特性を持っているが、反射電波の位相差が180度である。
図5(c)に示すように、メタサーフェス反射板アレイの反射電波は、90度の方向(すなわち、図5(a)におけるXY平面と平面Pとの交線の方向)の反射電波の強度が、メタサーフェス反射板1単体の場合と比較して弱まっている。その代わり、図5(c)に示しように、メタサーフェス反射板アレイは、Z軸の正及び負の方向に向かう反射電波の強度がメタサーフェス反射板1単体の場合と比較して強まっている。
図5(a)-(c)は一例であるが、このように、反射電波の強度の方向特性が同じで、反射電波の位相が異なるメタサーフェス反射板1を組み合わせて配置してメタサーフェス反射板アレイ100を生成することにより、反射電波が強まる方向と弱まる方向とを制御することができる。
<実施の形態に係るメタサーフェス反射板1が奏する効果>
以上説明したように、実施の形態に係るメタサーフェス反射板アレイ100によれば、電波を反射させる方向と反射電波を抑制する方向とを制御することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果をあわせ持つ。
1・・・メタサーフェス反射板
2・・・グランド板
3・・・反射素子
30・・・第1部材
31・・・第2部材
100・・・メタサーフェス反射板アレイ

Claims (3)

  1. N枚(Nは2以上の整数)のメタサーフェス反射板を並べて構成されるメタサーフェス反射板アレイであって、
    前記N枚のメタサーフェス反射板はそれぞれ、波長λの電波を所定の入射角で入射したときの反射電波の電波強度の方向特性が同一であり、
    互いに隣り合う2つの前記メタサーフェス反射板が反射する電波の位相差がが、0とは異なる所定の値φであり、
    前記N枚のメタサーフェス反射板は、いずれも波長λの電波を所定の入射角で入射したときの反射電波の反射角θ方向の電波強度がG(θ)となり、
    互いに隣り合う2つの前記メタサーフェス反射板の距離を距離l、前記メタサーフェス反射板アレイ全体としての反射電波の反射角θ方向の電波強度をA(θ)、θ 及びθ を異なる角度としたとき、距離d及び位相差φは、所定のε について、
    Figure 0007339207000012
    の条件の下で、
    Figure 0007339207000013
    を最小化する、
    メタサーフェス反射板アレイ。
  2. N枚(Nは2以上の整数)のメタサーフェス反射板を並べて構成されるメタサーフェス反射板アレイであって、
    前記N枚のメタサーフェス反射板はそれぞれ、波長λの電波を所定の入射角で入射したときの反射電波の電波強度の方向特性が同一であり、
    互いに隣り合う2つの前記メタサーフェス反射板が反射する電波の位相差がが、0とは異なる所定の値φであり、
    前記N枚のメタサーフェス反射板はそれぞれ、波長λの電波を所定の入射角で入射したときの反射電波の反射角θ方向の電波強度がG(θ)となり、
    互いに隣り合う2つの前記メタサーフェス反射板の距離を距離l、前記メタサーフェス反射板アレイ全体としての反射電波の反射角θ方向の電波強度をA(θ)、θ 及びθ を異なる角度としたとき、距離d及び位相差φは、所定のε について、
    Figure 0007339207000014
    の条件の下で、
    Figure 0007339207000015
    を最大化する、
    メタサーフェス反射板アレイ。
  3. 前記メタサーフェス反射板アレイは2枚のメタサーフェス反射板を並べて構成されており、前記2枚のメタサーフェス反射板のうちの一方のメタサーフェス反射板が反射する電波は、他方のメタサーフェス反射板が反射する電波と比較して位相が180度ずれている
    請求項1又は2に記載のメタサーフェス反射板アレイ。
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