JP7339003B2 - 温度保証システム、梱包容器、算出方法、算出プログラム、及び保冷媒体供給装置 - Google Patents
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を含む輸送経路において、梱包される保冷対象の鮮度が保証されることを確認することができる。
け付ける受付手段によって受け付けられた輸送条件に基づき、内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において所定の範囲に収まる値に充填される量が決定手段によって決定される保冷媒体と、決定手段の決定に従って輸送された保冷対象の鮮度を保証する情報が出力手段によって出力され、出力手段によって出力された情報が表示された表示媒体と、を備える、梱包容器であってもよい。
図1は、第一実施形態に係る温度保証システム1の構成の概要の一例を示している。本実施形態に係る温度保証システム1は、温度保証装置10と、計量器20と、から形成される。
図2は、温度保証装置10の機能構成の概要の一例を示している。温度保証装置10は、CPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータである。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、あるいは、CDやDVDのようなディスク記録媒体であってもよい。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。
次に温度保証装置10が実行する処理フローを説明する。図4は、温度保証装置10が実行する処理のフローチャートの一例を示している。
ステップS101では、入力受付部103が、タッチパネルディスプレイ11に入力された輸送条件を受け付ける。ここで、タッチパネルディスプレイ11には、出力部107によって予め入力を促す情報が表示されているものとする。
ステップS102では、重量算出部104が、輸送条件に基づき、輸送先を含む輸送経路において箱30の内部の温度が所定の範囲に収まるようにシャーベット氷の重量を算出する。また、重量算出部104は、シャーベット氷の重量を算出するための情報が入力された輸送条件に含まれない場合、通信部101を介してシャーベット氷の重量を算出するために不足している情報を取得してもよい。
ステップS103では、供給部105が、ステップS102において算出されたシャーベット氷の重量に関する信号を重量算出部104から受信する。そして、受信した信号に基いた量のシャーベット氷を箱30へ供給する。
ステップS104では、温度保証部106が、供給部105によって供給されるシャーベット氷が、実際に箱30へ供給されたか確認を行う。温度保証部106は、箱30に供給されたシャーベット氷の重量の計量値を外部の装置から通信部101を介して取得する。そして、当該計量値と、重量算出部104によって算出されたシャーベット氷の重量値とを照合する。
ステップS105では、温度保証部106が、重量算出部104によって算出されたシャーベット氷が箱30へ供給されたことを確認した場合に、出力部107が、保冷対象の鮮度が保証される情報を出力する。ここで、出力部107は、保冷対象の鮮度が保証される情報をタッチパネルディスプレイ11を介して外部に表示してもよいし、印刷装置を介して表示媒体に出力してもよい。
次に計量器20が実行する処理フローを説明する。図5は、計量器20が実行する処理のフローチャートの一例を示している。
ステップS201では、計量部202が、箱30の重量を計量する。
ステップS202では、通信部201が、計量部202によって計量された箱30の計量値を外部の装置へ送信する。
次に温度保証システム1が実行する処理フローを説明する。図6は、温度保証システム1が実行する処理のフローチャートの一例を示している。また、以下では、保冷対象を例えば漁港において水揚げされた魚とする。
図7は、出力部107によってタッチパネルディスプレイ11に表示される入力を促す情報の一例を示している。出力部107は、図7に示されるように、輸送条件を入力する欄を表示する。輸送条件は、例えば、輸送する魚の種類、輸送元、輸送先、保冷輸送の利用有無、輸送手段、及び吸水シート32の有無である。ここで、保冷輸送とは、輸送中に箱30の外部の温度が管理されるサービスのことである。
ステップS1002では、箱30の内部の温度が予め設定され、記憶部102によって記憶される。そして、重量算出部104が、タッチパネルディスプレイ11を介して入力された輸送条件と、下記の式(1)に従い、輸送先を含む輸送経路において、箱30の内部の温度が設定温度以下となり、輸送中の保冷対象の鮮度を保つことのできるシャーベット氷の重量を算出する。箱30の内部の設定温度は、例えば氷の融点である0度や、欧米基準の4度等である。ここで、箱30の内部の温度が設定温度以下となることが、本発明の「所定の範囲に収まる値に決定する」ことの一例である。
K×U×60×10-3=wmi×Cmi+tin×CBox全・・・(1)
重量算出部104は、箱30を形成する材質の熱伝導度、箱30を形成する面の熱伝達率、及び箱30を形成する面の厚みに基づきKの値を算出する。Kは、理論的に算出されてもよいし、ノウハウに従って算出されてもよい。また、重量算出部104は、箱30の熱が通過する面が1面(上面のみ)、3面(下面+長手側面2面を除く面)、5面(下面
を除く部分)と仮定し、夫々の場合におけるKを算出してもよい。そして、重量算出部104は、算出したKを箱30の積荷の環境に応じて適宜選択し、式(1)に代入してもよい。
タッチパネルディスプレイ11に輸送元及び輸送先の情報が入力された場合であっても、Uを算出するために必要な輸送途中の箱の外部の温度、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間などの情報は不明である。そこで、通信部101は、入力された輸送元及び輸送先までの情報、そして保冷対象の輸送手段を系外の装置、例えば輸送経路の探索を行う装置へ送信する。そして、通信部101は、系外の装置から輸送先まで輸送される間の時間などの経路情報を取得する。また、通信部101は、取得した経路情報を、気象情報を提供する系外の装置へ送信し、当該経路における外気の温度(輸送元の外気の温度、経由地の外気の温度、輸送先の外気の温度など)の情報を取得する。そして、当該取得した外気の温度は、箱30の外部の温度とされる。また、通信部101は、図7に示されるように入力情報として保冷輸送が有である場合、保冷輸送で管理される温度の情報を系外の装置から受信する。そして、保冷輸送で管理される温度は、箱30の外部の温度とされる。ここで、外部の温度は、本発明の「外部の温度」の一例である。また、輸送経路の探索を行う装置、気象情報を提供する系外の装置、及び保冷輸送で管理される温度の情報の送信先である系外の装置は、本発明の「外部の装置」の一例である。また、通信部101は、本発明の「取得手段」の一例である。
CBox全は、箱30に収容されるに魚の熱容量と箱30において溶解した水の熱容量との和によって表される。すなわち、CBox全は以下の式(3)のように表される。
算出部104は、算出されたwmiから必要なシャーベット氷の重量を算出する。つまり、重量算出部104によって算出される重量以上の重量のシャーベット氷を箱30に梱包する場合、箱30の内部の温度は、設定温度以下の範囲に収まることになる。また、記憶部102は、算出されたシャーベット氷の重量を記憶する。ここで、重量算出部104は、本発明の「算出手段」、及び「決定手段」の一例である。
ステップS1003では、供給部105が、重量算出部104によって算出された重量のシャーベット氷を箱30へ供給する。ここで、供給部105は、本発明の「供給手段」の一例である。
ステップS1004では、計量器20の計量部202が、魚及び供給部105によって供給されたシャーベット氷が内部に含まれる箱30の重量を計量する。
ステップS1005では、通信部201が、計量部202によって計量された箱30の重量の計量情報を温度保証装置10の通信部101へ送信する。
ステップS1006では、通信部101が、箱30の重量の計量情報を受信する。そして、温度保証部106が、受信した箱30の重量の計量情報から箱30内に含まれるシャーベット氷の重量を求める。ここで、箱30自体の重さや、吸水シート32及びアルミ蒸着シート31の重さは、予め記憶部102に記憶されているものとする。そして、温度保証部106は、計量器20によって計量されたシャーベット氷の重量と、ステップS1002において重量算出部104によって算出され、記憶部102によって記憶されたシャーベット氷の重量と、を照合する。そして、温度保証部106は、計量器20によって計量されたシャーベット氷の重量と、ステップS1002において重量算出部104によって算出され、記憶部102によって記憶されたシャーベット氷の重量とが同値であることを確認する。ここで、計量器20は、本発明の「確認手段」の一例である。
ステップS1007では、温度保証部106が、重量算出部104によって算出された重量のシャーベット氷が箱30へ供給されたことを確認した場合、出力部107が、輸送先を含む輸送経路において箱30の内部の温度が設定された温度以下となり、保冷対象の鮮度が保証される情報をタッチパネルディスプレイ11に表示する。また、出力部107は、保冷対象の鮮度が保証されることを示す商標を印刷装置を介してシールに印刷する。そして、商標が印刷されたシールは、取り出し口12から取り出され、箱30に貼られる。ここで、出力部107、タッチパネルディスプレイ11、及び印刷装置は、本発明の「出力手段」の一例である。また、タッチパネルディスプレイ11に表示される保冷対象の鮮度が保証される情報、及び保冷対象の鮮度が保証されることを示す商標は、本発明の「保冷対象の鮮度を保証する情報」の一例である。また、シールは、本発明の「表示媒体」の一例である。
ここで、式(1)が、輸送中の箱30の内外の熱の移動を良好に再現することのできるモデル式であるか確認を行った。輸送実験では、箱30の内部、箱30の外部、及び箱30に梱包される魚の表面に夫々温度計が設置され、温度が計測された。図8A-図8Gは、魚を輸送している間の箱30の内部の温度の経時変化の一例を示している。図8A-図8Gには、箱30の内部の温度のシミュレーション値Tsim、箱30の内部に設置され
た温度計によって計測された計測値Texp、箱30の外部に設置された温度計によって計測された温度、及び魚表面の計測温度が示されている。また、図8A-図8Gにおいて、魚表面の温度が複数プロットされている場合は、箱30内に梱包された魚表面の異なる2つの場所で温度が計測されていることを示している。
上記のような温度保証システム1は、重量算出部104が、式(1)を利用して魚が収容された箱30の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において設定温度以下となるシャーベット氷の重量を理論的に算出している。また、当該算出は、タッチパネルディスプレイ11に入力された輸送条件と、箱30の熱通過率、箱30の内部の熱容量、箱30の外部の温度、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間等に基いている。そして、算出
された量のシャーベット氷は、供給部105によって箱30に供給される。つまり、上記のような温度保証システム1によれば、シャーベット氷を箱30の内部へ余分に充填することは抑制される。よって、輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる航空機によって箱30が輸送される場合、輸送コストを節減することができる。
容量がCBox全に加えられる。よって、CBox全に吸水シート32が設けられる場合に、輸送先を含む輸送経路における箱30の内部の温度が設定温度以下の範囲となるシャーベット氷の重量の算出の精度が高まる。
上記の実施形態に加えて、温度保証システム1Aでは、箱30の内部及び箱30の外部に設けられ、温度及び湿度を計測することのできる温湿度センサ40を備える。図9は、温湿度センサ40が設けられた箱30の概要を例示している。図9に示されるように、温湿度センサ40は、箱30の内部の吸水シート32上、及び箱30の外表面上に設置される。
図10は、温湿度センサ40の機能構成の概要の一例を示している。温湿度センサ40は、通信部401を備える。通信部401は、情報を外部の装置へ送信する。
次に温湿度センサ40が実行する処理フローを説明する。図11は、温湿度センサ40が実行する処理のフローチャートの一例を示している。
ステップS401では、計測部402が、温湿度センサ40が設置された部分の周囲の温湿度を計測する。
ステップS402では、通信部401が、計測部402によって計測された温湿度情報を外部の装置へ送信する。
次に温度保証システム1Aが実行する処理フローを説明する。図12は、温度保証シス
テム1Aが実行する処理のフローチャートの一例を示している。ただし、温度保証システム1Aは、温度保証システム1のステップS1001-ステップS1007と同様の処理を実行するため、図12には、ステップS1007以降の処理の概要を例示する。
ステップS1008では、計測部402が、温湿度センサ40が設けられた場所の周囲の温湿度を計測する。
ステップS1009では、通信部401が、計測部402によって計測された温湿度情報をネットワーク(N)を介して温度保証装置10へ送信する。ここで、送信される温湿度情報は、箱30の内部の吸水シート32上、箱30の外表面上等の温湿度である。
ステップS1010では、温度保証装置10の通信部101が、通信部401から送信された温湿度情報を受信する。そして、温度保証部106が、受信した温湿度情報から、箱30の内部の温度が、予め設定された温度以下の範囲に収まっているか確認を行う。そして、受信した温湿度情報に含まれる箱30の内部の温度が、予め設定された箱30の内部の温度よりも高い場合であって、新たに同じ輸送先へ箱30が輸送される場合に、供給部105は、ステップS1003において重量算出部104によって算出された重量よりも多いシャーベット氷を箱30へ供給する。また、同様にして、受信した温湿度情報に含まれる箱30の内部の温度が、予め設定された箱30の内部の温度よりも低い場合であって、新たに同じ輸送先へ箱30が輸送される場合に、供給部105は、ステップS1003において重量算出部104によって算出された重量よりも少ないシャーベット氷を箱30へ供給する。ここで、温湿度センサ40は、本発明の「外部の装置」の一例である。
度保証装置10へ送信されている。
上記の実施形態では、シャーベット氷の重量を算出するために不足している輸送条件を、ネットワーク(N)を介して取得していたが、これらの輸送条件は、ネットワーク(N)を介さずに、タッチパネルディスプレイ11により入力されてもよく、記憶部102によって予め記憶されていてもよい。
組み合わせる事ができる。
1A :温度保証システム
10 :温度保証装置
11 :タッチパネルディスプレイ
12 :取り出し口
13 :供給口
20 :計量器
30 :箱
31 :アルミ蒸着シート
32 :吸水シート
40 :温湿度センサ
101 :通信部
102 :記憶部
103 :入力受付部
104 :重量算出部
105 :供給部
106 :温度保証部
107 :出力部
201 :通信部
202 :計量部
401 :通信部
402 :計測部
Claims (10)
- 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の前記梱包容器の内部に充填されたシャーベット氷から溶解した水を吸収する吸水体の有無に関する情報を含む輸送条件の入力を受け付ける受付手段と、
前記梱包容器の熱通過率と、前記吸水体の熱容量を含む前記梱包容器の内部の熱容量と、前記梱包容器の外部の温度と、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間と、に基づいて、前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる保冷媒体である前記シャーベット氷の量を算出する算出手段を有し、
前記受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、前記梱包容器に充填される前記シャーベット氷の量を、前記保冷対象が収容された前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において前記所定の範囲に収まる値に決定する決定手段と、
前記吸水体が前記梱包容器の内部に設けられて前記決定手段によって決定された量の前記シャーベット氷が前記梱包容器の内部に充填されて輸送された前記保冷対象の鮮度を保証する情報を出力する出力手段と、
前記算出手段によって算出された量の前記シャーベット氷を前記梱包容器の内部へ供給する供給手段と、を備える、
温度保証システム。 - 前記保冷対象と、前記供給手段によって供給された前記保冷媒体と、を含む前記梱包容器の、内部に含まれる前記保冷媒体の量が前記決定手段によって決定された量と同等であることを確認する確認手段を更に備える、
請求項1に記載の温度保証システム。 - 前記輸送条件は、前記保冷対象の種類、前記梱包容器の外部の温度、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間、前記輸送に関するサービスの種類、前記輸送を行う手段、のうちの少なくとも一つに関する情報を含む、
請求項1または2に記載の温度保証システム。 - 前記輸送条件のうちの少なくとも一部をインターネットを介して外部の装置から取得する取得手段を更に備える、
請求項1から3のうち何れか1項に記載の温度保証システム。 - 前記出力手段が出力する前記保証する情報は、商標を含む、
請求項1から4のうち何れか1項に記載の温度保証システム。 - 前記梱包容器の内部には、アルミニウムが外表面に蒸着され、空間中に存在する輻射熱を遮るアルミ蒸着シートが敷かれており、前記保冷対象と前記吸水体は、前記アルミ蒸着シートの内側のアルミニウムが蒸着されていない側に配置される、
請求項1から5のうち何れか1項に記載の温度保証システム。 - 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の、内部に充填された保冷媒体であるシャーベット氷から溶解した水を吸収する吸水体の有無に関する情報を含む輸送条件の入力を受け付ける受付手段によって受け付けられた前記輸送条件と、前記梱包容器の熱通過率と、前記吸水体の熱容量を含む前記梱包容器の内部の熱容量と、前記梱包容器の外部の温度と、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる値に充填される量が算出手段により算出され、決定手段によって算出された値に決定される前記シャーベット氷と、
前記吸水体が内部に設けられて前記決定手段によって決定された量の前記シャーベット氷が内部に充填されて輸送された前記保冷対象の鮮度を保証する情報が出力手段によって出力され、前記出力手段によって出力された前記情報が表示された表示媒体と、を備える、
梱包容器。 - 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の、内部に充填された保冷媒体であるシャーベット氷から溶解した水を吸収する吸水体の有無に関する情報を含む輸送条件の入力を受け付ける受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、前記梱包容器に充填される保冷媒体である前記シャーベット氷の量を算出する算出方法であって、
前記輸送条件と、前記梱包容器の熱通過率と、前記吸水体の熱容量を含む前記梱包容器の内部の熱容量と、前記梱包容器の外部の温度と、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、前記シャーベット氷の量を、前記保冷対象が収容された前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる値に算出する算出工程を含む、
算出方法。 - 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の、内部に充填された保冷媒体であるシャーベット氷から溶解した水を吸収する吸水体の有無に関する情報を含む輸送条件の入力を受け付ける受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、前記梱包容器に充填される保冷媒体である前記シャーベット氷の量を算出する算出プログラムであって、
コンピュータが、
前記輸送条件と、前記梱包容器の熱通過率と、前記吸水体の熱容量を含む前記梱包容器の内部の熱容量と、前記梱包容器の外部の温度と、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、前記シャーベット氷の量を、前記保冷対象が収容された前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる値に算出する処理を実行する、
算出プログラム。 - 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の、内部に充填さ
れた保冷媒体であるシャーベット氷から溶解した水を吸収する吸水体の有無に関する情報を含む輸送条件の入力を受け付ける受付手段と、
前記梱包容器の熱通過率と、前記吸水体の熱容量を含む前記梱包容器の内部の熱容量と、前記梱包容器の外部の温度と、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間と、に基づいて、前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる保冷媒体である前記シャーベット氷の量を算出する算出手段と、
前記受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、前記梱包容器に充填される前記シャーベット氷の量を、前記保冷対象が収容された前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において前記所定の範囲に収まる値に決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した量の前記シャーベット氷を前記梱包容器の内部へ供給する供給手段と、を備える、
保冷媒体供給装置。
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