JP2020153558A - 温度保証システム、梱包容器、算出方法、算出プログラム、及び保冷媒体供給装置 - Google Patents

温度保証システム、梱包容器、算出方法、算出プログラム、及び保冷媒体供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】保冷対象の鮮度を保ちつつ、保冷対象の輸送コストを節減する技術を提供することを課題とする。【解決手段】本発明は、梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段と、受付手段によって受け付けられた輸送条件に基づき、梱包容器に充填される保冷媒体の量を、保冷対象が収容された梱包容器の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において所定の範囲に収まる値に決定する決定手段と、決定手段の決定に従って輸送された保冷対象の鮮度を保証する情報を出力する出力手段と、を備える、温度保証システムである。【選択図】図1

Description

本発明は、温度保証システム、梱包容器、算出方法、算出プログラム、及び保冷媒体供給装置に関する。
保冷対象を保冷する技術が開示されている(例えば特許文献1―2)。
特開2009−090983号公報 特許第6221149号公報
保冷対象を輸送する場合、保冷対象の鮮度を保つためには、保冷対象の周囲に氷を配置することが考えられる。しかしながら、輸送手段が、例えば航空機のように輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる場合に輸送コストが増大すると言う問題がある。
そこで、本願は、保冷対象の鮮度を保ちつつ、保冷対象の輸送コストを節減する技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、梱包容器の内部の温度が輸送先を含む輸送経路において所定の範囲に収まる保冷媒体の量を決定し、梱包容器の内部の温度を保証しつつ、梱包容器に梱包される保冷媒体の量を抑制することとした。
詳細には、本発明は、梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段と、受付手段によって受け付けられた輸送条件に基づき、梱包容器に充填される保冷媒体の量を、保冷対象が収容された梱包容器の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において所定の範囲に収まる値に決定する決定手段と、決定手段の決定に従って輸送された保冷対象の鮮度を保証する情報を出力する出力手段と、を備える、温度保証システムである。
ここで、所定の範囲とは、保冷対象の鮮度を保つことのできる温度の範囲のことである。また、輸送条件は、保冷対象の種類、梱包容器の外部の温度、保冷対象が輸送元と輸送先との間を輸送される時間、輸送に関するサービスの種類、保冷対象を輸送する手段、梱包容器の内部に配置される吸水体の有無のうちの少なくとも一つに関する情報を含む。また、決定手段による保冷媒体の量の決定は、理論的な算出、又は経験的なノウハウに基づく決定を含む。また、輸送に関するサービスの種類は、梱包容器の周囲の温度を管理するサービスを含む。また、保冷対象を輸送する手段は、航空機、車両を含む。
このような温度保証システムによれば、保冷媒体を余分に充填することは抑制される。よって、輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる航空機によって梱包容器が輸送される場合、輸送コストを節減することができる。また、入力される輸送条件に応じて保冷媒体の量が決定されるため、多様な輸送条件に対して上記の輸送コストの節減が実現される。また、出力手段によって保冷対象の鮮度を保証する情報が出力されるため、ユーザは輸送先
を含む輸送経路において、梱包される保冷対象の鮮度が保証されることを確認することができる。
また、温度保証システムは、決定手段は、梱包容器の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において所定の範囲に収まる保冷媒体の量を算出する算出手段を有し、算出手段によって算出された量の保冷媒体を梱包容器の内部へ供給する供給手段を更に備えてもよい。
このような温度保証システムであれば、保冷媒体を余分に充填することは抑制される。よって、輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる航空機によって梱包容器が輸送される場合、輸送コストを節減することができる。
また、温度保証システムは、保冷対象と、供給手段によって供給された保冷媒体と、を含む梱包容器の、内部に含まれる保冷媒体の量が決定手段によって決定された量と同等であることを確認する確認手段を更に備えてもよい。
このような温度保証システムであれば、梱包容器の内部の温度が所定の範囲に収まる保冷媒体の量が算出手段によって算出されるだけではなく、算出手段によって算出された量の保冷媒体が実際に梱包容器の内部に供給されているか否かが確認される。すなわち、温度保証システムの信頼性は高まる。
また、温度保証システムは、算出手段は、梱包容器の熱通過率と、梱包容器の内部の熱容量と、梱包容器の外部の温度と、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、保冷媒体の量を算出してもよい。
ここで、梱包容器の外部の温度は、輸送元、および輸送先を含む輸送経路における外気温度、あるいは輸送に関するサービスが梱包容器の周囲の温度を管理することを含む場合、当該管理される温度を含む。
このような温度保証システムであれば、輸送先を含む輸送経路における梱包容器の内部の温度が所定の範囲の温度となる保冷媒体の量を理論的に算出することができる。
また、温度保証システムは、保冷媒体は、シャーベット氷であり、出力手段は、決定手段によって決定された量のシャーベット氷が梱包容器の内部に充填されて輸送された保冷対象の鮮度を保証する情報を出力してもよい。
このような温度保証システムであれば、通常の氷と比較して氷粒の大きさが小さい氷が保冷対象を収容する梱包容器へ供給される。よって、氷粒と接触する保冷対象の表面の面積は増大する。よって、保冷対象の上部に少量のシャーベット氷を被せる場合であっても冷却効果の低下は抑制される。また、保冷対象の上部に被さるシャーベット氷の量が少量の場合、保冷対象がシャーベット氷の重さによって潰れることは抑制される。すなわち、保冷対象が収容された梱包容器の軽量化が実現されつつ、保冷対象が輸送される間に保冷対象の品質が低下することは抑制される。また、出力手段によって保冷対象の鮮度を保証する情報が出力されるため、ユーザはシャーベット氷が梱包容器の内部に充填され、輸送先を含む輸送経路において、梱包される保冷対象の鮮度が保証されることを確認することができる。
また、温度保証システムは、梱包容器の内部に充填されたシャーベット氷から溶解した水を吸収する吸水体を更に備え、出力手段は、吸水体が梱包容器の内部に設けられて輸送された保冷対象の鮮度を保証する情報を出力してもよい。
このような温度保証システムであれば、溶解した水の影響により、氷がさらに溶解されることは抑制される。よって、換言すれば、吸水体を備えない場合と比較してシャーベット氷の量を減らしても保冷効果は維持される。よって、輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる航空機によって梱包容器が輸送される場合、シャーベット氷の量を減らして、輸送コストを節減することができる。また、保冷対象が収容された梱包容器から溶解した水が漏水することは低減される。よって、輸送に影響を及ぼすことは低減される。
また、温度保証システムは、輸送条件は、吸水体の有無に関する情報を含み、梱包容器の内部の熱容量は、吸水体の熱容量を含んでもよい。
このような温度保証システムであれば、梱包容器の内部の熱容量の値は、吸水体の有無の情報を反映した値とすることができる。よって、輸送先を含む輸送経路における梱包容器の内部の温度が所定の範囲の温度となるシャーベットの量の算出の精度が高まる。
また、温度保証システムは、輸送条件は、保冷対象の種類、梱包容器の外部の温度、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間、輸送に関するサービスの種類、輸送を行う手段、のうちの少なくとも一つに関する情報を含んでもよい。
このような温度保証システムであれば、上記の輸送条件に適した保冷媒体の量の算出が可能となる。すなわち、このような温度保証システムは、輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる航空機によって梱包容器が輸送される場合、多様な輸送条件に対して輸送コストの節減が実現される。
また、温度保証システムは、輸送条件のうちの少なくとも一部をインターネットを介して外部の装置から取得する取得手段を更に備えてもよい。
ここで、輸送条件の取得の回数は限定されない。また、輸送条件の取得先は、インターネットに接続され、情報の提供を行う装置、及び梱包容器に設置され、インターネットに接続される計測器を含む。
このような温度保証システムであれば、輸送条件が不明な場合であってもインターネットを介して当該不明な輸送条件を取得することができる。すなわち、このような温度保証システムは、利便性の高いシステムである。
また、インターネットを介して輸送条件を取得することにより、予め設定された輸送条件が正しいか否か確認することができる。また、輸送条件を取得することにより当該輸送条件を更新することが可能となる。よって、輸送条件に基づき、梱包容器の内部の温度が輸送先を含む輸送経路において所定の範囲に収まる保冷媒体の量の算出の精度が高まる。すなわち、温度保証システムの信頼性は高まる。
また、温度保証システムは、出力手段が出力する保証する情報は、商標を含んでもよい。
このような温度保証システムであれば、商標を梱包容器の外表面に表示する場合、当該梱包容器は、内部の温度が輸送先を含む輸送経路において所定の範囲に収まりつつ、軽量化された容器であることが容易に視認される。よって、保冷対象の鮮度が保証されていることを宣伝することが容易となる。
また、本発明は、保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受
け付ける受付手段によって受け付けられた輸送条件に基づき、内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において所定の範囲に収まる値に充填される量が決定手段によって決定される保冷媒体と、決定手段の決定に従って輸送された保冷対象の鮮度を保証する情報が出力手段によって出力され、出力手段によって出力された情報が表示された表示媒体と、を備える、梱包容器であってもよい。
また、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。すなわち、例えば、梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段によって受け付けられた輸送条件に基づき、梱包容器に充填される保冷媒体の量を算出する算出方法であって、輸送条件と、梱包容器の熱通過率と、梱包容器の内部の熱容量と、梱包容器の外部の温度と、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、保冷媒体の量を、保冷対象が収容された梱包容器の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において所定の範囲に収まる値に算出する算出工程を含む、算出方法であってもよい。
また、本発明は、プログラムの側面から捉えることもできる。すなわち、例えば、梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段によって受け付けられた輸送条件に基づき、梱包容器に充填される保冷媒体の量を算出する算出プログラムであって、コンピュータが、輸送条件と、梱包容器の熱通過率と、梱包容器の内部の熱容量と、梱包容器の外部の温度と、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、保冷媒体の量を、保冷対象が収容された梱包容器の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において所定の範囲に収まる値に算出する処理を実行する、算出プログラムであってもよい。
また、本発明は、梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段と、受付手段によって受け付けられた輸送条件に基づき、梱包容器に充填される保冷媒体の量を、保冷対象が収容された梱包容器の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において所定の範囲に収まる値に決定する決定手段と、決定手段が決定した量の保冷媒体を供給する供給手段と、を備える、保冷媒体供給装置であってもよい。
本発明によれば、保冷対象の鮮度を保ちつつ、保冷対象の輸送コストを節減する技術を提供することができる。
図1は、実施形態に係る温度保証システムの構成の概要の一例を示している。 図2は、温度保証装置の機能構成の概要の一例を示している。 図3は、計量器の機能構成の概要の一例を示している。 図4は、温度保証装置が実行する処理のフローチャートの一例を示している。 図5は、計量器が実行する処理のフローチャートの一例を示している。 図6は、温度保証システムが実行する処理のフローチャートの一例を示している。 図7は、出力部によってタッチパネルディスプレイに表示される入力を促す情報の一例を示している。 図8Aは、魚を輸送している間の箱の内部の温度の経時変化の一例を示している。 図8Bは、魚を輸送している間の箱の内部の温度の経時変化の一例を示している。 図8Cは、魚を輸送している間の箱の内部の温度の経時変化の一例を示している。 図8Dは、魚を輸送している間の箱の内部の温度の経時変化の一例を示している。 図8Eは、魚を輸送している間の箱の内部の温度の経時変化の一例を示している。 図8Fは、魚を輸送している間の箱の内部の温度の経時変化の一例を示している。 図8Gは、魚を輸送している間の箱の内部の温度の経時変化の一例を示している。 図9は、温湿度センサが設けられた箱の概要を例示している。 図10は、温湿度センサの機能構成の概要の一例を示している。 図11は、温湿度センサが実行する処理のフローチャートの一例を示している。 図12は、温度保証システムが実行する処理のフローチャートの一例を示している。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、本発明の実施形態の一例であり、本発明の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
(システム構成)
図1は、第一実施形態に係る温度保証システム1の構成の概要の一例を示している。本実施形態に係る温度保証システム1は、温度保証装置10と、計量器20と、から形成される。
温度保証装置10は、入力装置の一例として例えばタッチパネルディスプレイ11を備える。また、温度保証装置10は、内部に図形や文字、写真などのデータを紙やシール等の表示媒体に印刷する印刷装置を内蔵しており、印刷装置によって印刷された表示媒体を取り出すことのできる取り出し口12を備える。
また、温度保証装置10は、冷却対象が収容されて輸送される箱30にシャーベット氷を供給する供給口13を備える。ここで、箱30には、アルミニウムが外表面に蒸着されているアルミ蒸着シート31が内部に敷かれている。そして、アルミ蒸着シート31は、アルミニウムが蒸着されていない面によって保冷対象を包み、アルミニウムが蒸着されている表面が外側に配置されるようにアルミ蒸着シート31の上に吸水シート32が配置される。ここで、箱30は、本発明の「梱包容器」の一例である。また、吸水シート32は、本発明の「吸水体」の一例である。また、シャーベット氷は、本発明の「保冷媒体」の一例である。
また、温度保証装置10は、ネットワーク(N)と接続する。ネットワーク(N)は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網を含む。また、ネットワークは、携帯電話等の電話通信網、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信網が含まれてもよい。
計量器20は、箱30の重量を計量する。また、温度保証装置10とケーブルを介して接続され、計量した値を温度保証装置10へ送信する。
(機能構成)
図2は、温度保証装置10の機能構成の概要の一例を示している。温度保証装置10は、CPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータである。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、あるいは、CDやDVDのようなディスク記録媒体であってもよい。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。
温度保証装置10は、通信部101を備える。通信部101は、温度保証装置10と接続される外部の装置から送信される情報を取得する。外部の装置は、ネットワーク(N)に接続される装置、及び温度保証装置10と接続される装置を含む。
また、温度保証装置10は、記憶部102を備える。記憶部102は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、プロセッサによって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、プロセッサにおいて実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。補助記憶装置には、プログラムを実行するためのオペレーティングシステムを記憶してもよい。補助記憶装置に記憶されたプログラムが主記憶装置にロードされ、プロセッサによって実行されることで、各機能が実現される。
また、温度保証装置10は、入力受付部103を備える。入力受付部103は、タッチパネルディスプレイ11に入力された輸送条件を入力情報として受け付ける。
また、温度保証装置10は、重量算出部104を備える。重量算出部104は、タッチパネルディスプレイ11を介して入力された輸送条件に基づき、箱30の内部に供給され、輸送先を含む輸送経路において箱30の内部の温度が所定の範囲に収まるように、シャーベット氷の重量を算出する。ここで、箱30の内部の温度は、輸送先を含む輸送経路における箱30の内部の温度を含む。また、シャーベット氷の重量を算出するための情報が入力された輸送条件に含まれない場合、通信部101を介してシャーベット氷の重量を算出するために不足している情報を取得してもよい。また、算出されたシャーベット氷の重量値は、記憶部102によって記憶される。
また、温度保証装置10は、供給部105を備える。供給部105は、重量算出部104により算出された重量のシャーベット氷を箱30へ供給する。
また、温度保証装置10は、温度保証部106を備える。温度保証部106は、輸送先を含む輸送経路において箱30の内部の温度が所定の範囲に収まることを保証する。温度保証部106は、例えば供給部105によって供給されるシャーベット氷が、実際に供給対象へ供給されたか確認を行う。また、温度保証部106は、例えば予め設定された輸送条件が正しいか否かを確認する。また、温度保証部106は、通信部101を介して輸送条件を取得することにより当該輸送条件を更新する。
また、温度保証装置10は、出力部107を備える。出力部107は、情報をタッチパネルディスプレイ11を介して外部に表示する。また、出力部107は、印刷装置を介して表示媒体に情報を出力する。
図3は、計量器20の機能構成の概要の一例を示している。計量器20は、通信部201を備える。通信部201は、情報を外部の装置へ送信する。
また、計量器20は、計量部202を備える。計量部202は、計量対象物の重量を計量する。
(温度保証装置10の処理フロー)
次に温度保証装置10が実行する処理フローを説明する。図4は、温度保証装置10が実行する処理のフローチャートの一例を示している。
(S101)
ステップS101では、入力受付部103が、タッチパネルディスプレイ11に入力された輸送条件を受け付ける。ここで、タッチパネルディスプレイ11には、出力部107によって予め入力を促す情報が表示されているものとする。
(S102)
ステップS102では、重量算出部104が、輸送条件に基づき、輸送先を含む輸送経路において箱30の内部の温度が所定の範囲に収まるようにシャーベット氷の重量を算出する。また、重量算出部104は、シャーベット氷の重量を算出するための情報が入力された輸送条件に含まれない場合、通信部101を介してシャーベット氷の重量を算出するために不足している情報を取得してもよい。
(S103)
ステップS103では、供給部105が、ステップS102において算出されたシャーベット氷の重量に関する信号を重量算出部104から受信する。そして、受信した信号に基いた量のシャーベット氷を箱30へ供給する。
(S104)
ステップS104では、温度保証部106が、供給部105によって供給されるシャーベット氷が、実際に箱30へ供給されたか確認を行う。温度保証部106は、箱30に供給されたシャーベット氷の重量の計量値を外部の装置から通信部101を介して取得する。そして、当該計量値と、重量算出部104によって算出されたシャーベット氷の重量値とを照合する。
(S105)
ステップS105では、温度保証部106が、重量算出部104によって算出されたシャーベット氷が箱30へ供給されたことを確認した場合に、出力部107が、保冷対象の鮮度が保証される情報を出力する。ここで、出力部107は、保冷対象の鮮度が保証される情報をタッチパネルディスプレイ11を介して外部に表示してもよいし、印刷装置を介して表示媒体に出力してもよい。
(計量器20の処理フロー)
次に計量器20が実行する処理フローを説明する。図5は、計量器20が実行する処理のフローチャートの一例を示している。
(S201)
ステップS201では、計量部202が、箱30の重量を計量する。
(S202)
ステップS202では、通信部201が、計量部202によって計量された箱30の計量値を外部の装置へ送信する。
(温度保証システム1の処理フロー)
次に温度保証システム1が実行する処理フローを説明する。図6は、温度保証システム1が実行する処理のフローチャートの一例を示している。また、以下では、保冷対象を例えば漁港において水揚げされた魚とする。
(S1001)
図7は、出力部107によってタッチパネルディスプレイ11に表示される入力を促す情報の一例を示している。出力部107は、図7に示されるように、輸送条件を入力する欄を表示する。輸送条件は、例えば、輸送する魚の種類、輸送元、輸送先、保冷輸送の利用有無、輸送手段、及び吸水シート32の有無である。ここで、保冷輸送とは、輸送中に箱30の外部の温度が管理されるサービスのことである。
ステップS1001では、入力受付部103は、タッチパネルディスプレイ11に入力された輸送条件を受け付ける。ここで、入力受付部103、及びタッチパネルディスプレイ11は、本発明の「受付手段」の一例である。また、輸送する魚の種類の情報は、本発明の「保冷対象の種類」の情報の一例である。また、保冷輸送の利用有無の情報は、本発明の「輸送に関するサービスの種類」の情報の一例である。
(S1002)
ステップS1002では、箱30の内部の温度が予め設定され、記憶部102によって記憶される。そして、重量算出部104が、タッチパネルディスプレイ11を介して入力された輸送条件と、下記の式(1)に従い、輸送先を含む輸送経路において、箱30の内部の温度が設定温度以下となり、輸送中の保冷対象の鮮度を保つことのできるシャーベット氷の重量を算出する。箱30の内部の設定温度は、例えば氷の融点である0度や、欧米基準の4度等である。ここで、箱30の内部の温度が設定温度以下となることが、本発明の「所定の範囲に収まる値に決定する」ことの一例である。
<式(1)の説明>
K×U×60×10−3=wmi×Cmi+tin×CBox全・・・(1)
Kは、熱通過率[W/℃]であり、箱30の単位面積あたりの熱通過率に、熱貫流が生じる表面積を乗じた値である。また、Uは、輸送元から輸送先までの積算温度差[℃・min]であり、式(2)のように表される。
Figure 2020153558
ここで、toutは、箱30の外部の温度[℃]である。また、tinは、箱30の内部の設定温度[℃]である。また、dtは、時間変化量を表す。
また、CBox全は、箱30の内部の全熱容量[kJ/℃]である。また、wmiは、箱30の内部において溶けた氷の重量[kg]である。また、Cmiは、氷の融解熱[kJ/kg]であり、例えば333.6kJ/kgに設定される。
<Kの算出>
重量算出部104は、箱30を形成する材質の熱伝導度、箱30を形成する面の熱伝達率、及び箱30を形成する面の厚みに基づきKの値を算出する。Kは、理論的に算出されてもよいし、ノウハウに従って算出されてもよい。また、重量算出部104は、箱30の熱が通過する面が1面(上面のみ)、3面(下面+長手側面2面を除く面)、5面(下面
を除く部分)と仮定し、夫々の場合におけるKを算出してもよい。そして、重量算出部104は、算出したKを箱30の積荷の環境に応じて適宜選択し、式(1)に代入してもよい。
<Uの算出>
タッチパネルディスプレイ11に輸送元及び輸送先の情報が入力された場合であっても、Uを算出するために必要な輸送途中の箱の外部の温度、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間などの情報は不明である。そこで、通信部101は、入力された輸送元及び輸送先までの情報、そして保冷対象の輸送手段を系外の装置、例えば輸送経路の探索を行う装置へ送信する。そして、通信部101は、系外の装置から輸送先まで輸送される間の時間などの経路情報を取得する。また、通信部101は、取得した経路情報を、気象情報を提供する系外の装置へ送信し、当該経路における外気の温度(輸送元の外気の温度、経由地の外気の温度、輸送先の外気の温度など)の情報を取得する。そして、当該取得した外気の温度は、箱30の外部の温度とされる。また、通信部101は、図7に示されるように入力情報として保冷輸送が有である場合、保冷輸送で管理される温度の情報を系外の装置から受信する。そして、保冷輸送で管理される温度は、箱30の外部の温度とされる。ここで、外部の温度は、本発明の「外部の温度」の一例である。また、輸送経路の探索を行う装置、気象情報を提供する系外の装置、及び保冷輸送で管理される温度の情報の送信先である系外の装置は、本発明の「外部の装置」の一例である。また、通信部101は、本発明の「取得手段」の一例である。
重量算出部104は、通信部101を介して取得した、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間に、箱30の外部の温度と箱30の内部の設定温度との差を乗じることにより、Uを算出する。
ここで、重量算出部104は、Uを分割して求めてもよい。例えば、重量算出部104は、経路の途中に経由地がある場合、輸送元から経由地まで輸送される間の時間に、輸送元から経由地までの箱30の外部の温度と箱30の内部の温度との差を乗じ、求まった値をU1とする。そして、重量算出部104は、経由地に留まる時間と、経由地における箱30の外部の温度と箱30の内部の温度との差を乗じ、求まった値をU2とする。そして、重量算出部104は、経由地から輸送先まで輸送される間の時間に、経由地から輸送先までの箱30の外部の温度と箱30の内部の温度との差を乗じ、求まった値をU3とする。そして、重量算出部104は、U1、U2及びU3を積算し、積算された値をUとしてもよい。
<CBox全の算出>
Box全は、箱30に収容されるに魚の熱容量と箱30において溶解した水の熱容量との和によって表される。すなわち、CBox全は以下の式(3)のように表される。
Box全=魚の重量×魚の比熱+wmi×水の比熱 ・・・(3)
ここで、魚の重量及び魚の比熱は、魚の種類ごとに記憶部102によって予め記憶されているものとする。そして、タッチパネルディスプレイ11の入力された輸送する魚の種類の情報に基づき、魚の重量及び魚の比熱は設定される。また、水の比熱も記憶部102によって予め記憶されているものとする。
また、吸水シート32が有と入力されている場合、吸水シート32の熱容量がCBox全に加えられる。吸水シート32の熱容量は、例えば数kJである。
重量算出部104は、式(1)から式(3)に従い、wmiを算出する。そして、重量
算出部104は、算出されたwmiから必要なシャーベット氷の重量を算出する。つまり、重量算出部104によって算出される重量以上の重量のシャーベット氷を箱30に梱包する場合、箱30の内部の温度は、設定温度以下の範囲に収まることになる。また、記憶部102は、算出されたシャーベット氷の重量を記憶する。ここで、重量算出部104は、本発明の「算出手段」、及び「決定手段」の一例である。
(S1003)
ステップS1003では、供給部105が、重量算出部104によって算出された重量のシャーベット氷を箱30へ供給する。ここで、供給部105は、本発明の「供給手段」の一例である。
(S1004)
ステップS1004では、計量器20の計量部202が、魚及び供給部105によって供給されたシャーベット氷が内部に含まれる箱30の重量を計量する。
(S1005)
ステップS1005では、通信部201が、計量部202によって計量された箱30の重量の計量情報を温度保証装置10の通信部101へ送信する。
(S1006)
ステップS1006では、通信部101が、箱30の重量の計量情報を受信する。そして、温度保証部106が、受信した箱30の重量の計量情報から箱30内に含まれるシャーベット氷の重量を求める。ここで、箱30自体の重さや、吸水シート32及びアルミ蒸着シート31の重さは、予め記憶部102に記憶されているものとする。そして、温度保証部106は、計量器20によって計量されたシャーベット氷の重量と、ステップS1002において重量算出部104によって算出され、記憶部102によって記憶されたシャーベット氷の重量と、を照合する。そして、温度保証部106は、計量器20によって計量されたシャーベット氷の重量と、ステップS1002において重量算出部104によって算出され、記憶部102によって記憶されたシャーベット氷の重量とが同値であることを確認する。ここで、計量器20は、本発明の「確認手段」の一例である。
(S1007)
ステップS1007では、温度保証部106が、重量算出部104によって算出された重量のシャーベット氷が箱30へ供給されたことを確認した場合、出力部107が、輸送先を含む輸送経路において箱30の内部の温度が設定された温度以下となり、保冷対象の鮮度が保証される情報をタッチパネルディスプレイ11に表示する。また、出力部107は、保冷対象の鮮度が保証されることを示す商標を印刷装置を介してシールに印刷する。そして、商標が印刷されたシールは、取り出し口12から取り出され、箱30に貼られる。ここで、出力部107、タッチパネルディスプレイ11、及び印刷装置は、本発明の「出力手段」の一例である。また、タッチパネルディスプレイ11に表示される保冷対象の鮮度が保証される情報、及び保冷対象の鮮度が保証されることを示す商標は、本発明の「保冷対象の鮮度を保証する情報」の一例である。また、シールは、本発明の「表示媒体」の一例である。
<実験>
ここで、式(1)が、輸送中の箱30の内外の熱の移動を良好に再現することのできるモデル式であるか確認を行った。輸送実験では、箱30の内部、箱30の外部、及び箱30に梱包される魚の表面に夫々温度計が設置され、温度が計測された。図8A−図8Gは、魚を輸送している間の箱30の内部の温度の経時変化の一例を示している。図8A−図8Gには、箱30の内部の温度のシミュレーション値Tsim、箱30の内部に設置され
た温度計によって計測された計測値Texp、箱30の外部に設置された温度計によって計測された温度、及び魚表面の計測温度が示されている。また、図8A−図8Gにおいて、魚表面の温度が複数プロットされている場合は、箱30内に梱包された魚表面の異なる2つの場所で温度が計測されていることを示している。
また、図8A−図8Gは、箱30に梱包される魚の種類と、梱包される魚の重量に対し、箱30に供給されるシャーベット氷の重量比とを変更した場合の比較の概要を示している。図8Aは、魚Aと、魚Aの重量に対して重量比60%のシャーベット氷とを箱30に詰めた場合である。図8Bは、魚Aと、魚Aの重量に対して重量比30%のシャーベット氷とを箱30に詰めた場合である。図8Cは、魚Bと、魚Bの重量に対して重量比40%のシャーベット氷とを箱30に詰めた場合である。図8Dは、魚Bと、魚Bの重量に対して重量比20%のシャーベット氷とを箱30に詰めた場合を示している。図8Eは、魚Cと、魚Cの重量に対して重量比70%のシャーベット氷とを箱30に詰めた場合を示している。図8Fは、魚Dと、魚Dの重量に対して重量比40%のシャーベット氷とを箱30に詰めた場合を示している。図8Gは、魚Eと、魚Eの重量に対して重量比40%のシャーベット氷とを箱30に詰めた場合を示している。
図8A−図8Gに示されるTsimは、式(1)から導出される下記の式(4)に基づき算出された。ただし、Tsimを算出する際に、K及びCBox全は、上記の<Kの算出>において記載した方法に基づき算出した値の近傍の値であって、ノウハウに基づいて適宜変更された値とした。また、Tsimを算出する際のUは、箱30の内部の温度の計測値及び箱30の外部の温度の計測値に基づき、算出された。また、箱30の内部に溶けた氷の量は計測され、Tsimを算出する際に、当該溶けた氷の計測量が使用された。
Figure 2020153558

図8A−図8Gに示される通り、式(4)に基づき算出されたTsimは、計測値Texpを良好に再現している。また、魚の種類が変更された場合や、魚の重量に対するシャーベット氷の重量比が変更された場合であっても、Tsimは、計測値Texpを良好に再現している。すなわち、式(1)は、輸送中の箱30の内外の熱の移動を良好に再現することのできるモデル式であることが確認された。
(効果)
上記のような温度保証システム1は、重量算出部104が、式(1)を利用して魚が収容された箱30の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において設定温度以下となるシャーベット氷の重量を理論的に算出している。また、当該算出は、タッチパネルディスプレイ11に入力された輸送条件と、箱30の熱通過率、箱30の内部の熱容量、箱30の外部の温度、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間等に基いている。そして、算出
された量のシャーベット氷は、供給部105によって箱30に供給される。つまり、上記のような温度保証システム1によれば、シャーベット氷を箱30の内部へ余分に充填することは抑制される。よって、輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる航空機によって箱30が輸送される場合、輸送コストを節減することができる。
また、式(1)は、図8A−図8Gの実験に示されるように、輸送中の箱30の内外の熱の移動を良好に再現することが確認されている。よって、重量算出部104によって算出される重量の氷が充填された箱30の内部の温度は、設定温度以下となることが保証される。
つまり、上記のような温度保証システム1によれば、箱30に梱包される魚の鮮度を保ちつつ、魚の輸送コストを節減することができる。
また、上記の温度保証システム1は、温度保証部106が、計量器20によって計量されたシャーベット氷の重量と、ステップS1002において重量算出部104によって算出され、記憶部102によって記憶されたシャーベット氷の重量とが同値であることを確認している。よって、箱30の内部の温度が設定温度以下となるシャーベット氷の量が重量算出部104によって算出されるだけではなく、重量算出部104によって算出された量のシャーベット氷が実際に箱30の内部に供給されているか否かが確認される。すなわち、上記のような温度保証システム1は、箱30の内部の温度が設定温度以下で輸送されることを高い信頼性で保証するシステムである。
また、上記のような温度保証システム1であれば、通常の氷と比較して氷粒の大きさが小さいシャーベット氷が魚を収容する箱30へ供給される。よって、氷粒と接触する魚の表面の面積は増大する。つまり、シャーベット氷は、魚を被覆する被覆効率が高いため、少量であっても魚の保冷効果は維持される。また、魚に被さるシャーベット氷の量が少量の場合、魚がシャーベット氷の重さによって潰れることは抑制される。すなわち、上記のような温度保証システム1であれば、シャーベット氷を少量として軽量化しつつも、魚の保冷効果は維持され、さらに魚が輸送される間に魚の品質が低下することは抑制される。
また、上記のような温度保証システム1であれば、出力部107により、輸送先を含む輸送経路において箱30の内部の温度が設定された温度以下となり、保冷対象の鮮度が保証されることがタッチパネルディスプレイ11に表示される。また、出力部107によって出力される商標が印刷されたシールを箱30の外表面に貼ることができる。よって、ユーザはシャーベット氷が箱30の内部に充填され、輸送先を含む輸送経路において、箱30の内部の温度が、輸送先を含む輸送経路において設定された温度以下に保証されることを容易に確認することができる。また、商標が印刷されたシールが箱30の外表面に貼られるため、魚の鮮度が保証されていることを宣伝することが容易となる。
また、上記のような温度保証システム1であれば、箱30の内部においてシャーベット氷から水が溶解した場合に、吸水シート32が溶解した水を吸水する。よって、溶解した水の影響により、シャーベット氷がさらに溶解されることは抑制される。換言すれば、吸水シート32を備えない場合と比較してシャーベット氷の量を減らしても保冷効果は維持される。よって、輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる航空機によって箱30が輸送される場合、シャーベット氷の量を減らして、輸送コストを節減することができる。また、魚が収容された箱30から溶解した水が漏水することは低減される。よって、輸送に影響を及ぼすことは低減される。
また、上記のような温度保証システム1であれば、箱30に吸水シート32が設けられている場合であって、吸水シート32が有であると入力される場合、吸水シート32の熱
容量がCBox全に加えられる。よって、CBox全に吸水シート32が設けられる場合に、輸送先を含む輸送経路における箱30の内部の温度が設定温度以下の範囲となるシャーベット氷の重量の算出の精度が高まる。
また、上記のような温度保証システム1であれば、入力される輸送条件に適したシャーベット氷の量の算出が可能となる。すなわち、このような温度保証システム1は、多様な輸送条件に対して輸送コストの節減が実現される。
また、上記のような温度保証システム1であれば、タッチパネルディスプレイ11による入力だけでは不明な輸送条件(輸送経路、輸送元から輸送先まで輸送される間の時間、外気の温度、保冷輸送で管理される温度等)を、ネットワーク(N)を介して取得している。すなわち、このような温度保証システム1は、利便性の高いシステムである。
また、箱30に設けられているアルミ蒸着シート31は、空間中に存在する輻射熱を遮ることができる。よって、アルミ蒸着シート31によって覆われる箱30の内部の温度の上昇は抑制される。よって、魚の鮮度の低下は抑制される。
<変形例>
上記の実施形態に加えて、温度保証システム1Aでは、箱30の内部及び箱30の外部に設けられ、温度及び湿度を計測することのできる温湿度センサ40を備える。図9は、温湿度センサ40が設けられた箱30の概要を例示している。図9に示されるように、温湿度センサ40は、箱30の内部の吸水シート32上、及び箱30の外表面上に設置される。
また、温湿度センサ40は、ネットワーク(N)と接続する。ネットワーク(N)は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網を含む。また、ネットワークは、携帯電話等の電話通信網、Wi−Fi等の無線通信網が含まれてもよい。
(機能構成)
図10は、温湿度センサ40の機能構成の概要の一例を示している。温湿度センサ40は、通信部401を備える。通信部401は、情報を外部の装置へ送信する。
また、温湿度センサ40は、計測部402を備える。計測部402は、温度及び湿度を計測する。
(温湿度センサ40の処理フロー)
次に温湿度センサ40が実行する処理フローを説明する。図11は、温湿度センサ40が実行する処理のフローチャートの一例を示している。
(S401)
ステップS401では、計測部402が、温湿度センサ40が設置された部分の周囲の温湿度を計測する。
(S402)
ステップS402では、通信部401が、計測部402によって計測された温湿度情報を外部の装置へ送信する。
(温度保証システム1Aの処理フロー)
次に温度保証システム1Aが実行する処理フローを説明する。図12は、温度保証シス
テム1Aが実行する処理のフローチャートの一例を示している。ただし、温度保証システム1Aは、温度保証システム1のステップS1001−ステップS1007と同様の処理を実行するため、図12には、ステップS1007以降の処理の概要を例示する。
(S1008)
ステップS1008では、計測部402が、温湿度センサ40が設けられた場所の周囲の温湿度を計測する。
(S1009)
ステップS1009では、通信部401が、計測部402によって計測された温湿度情報をネットワーク(N)を介して温度保証装置10へ送信する。ここで、送信される温湿度情報は、箱30の内部の吸水シート32上、箱30の外表面上等の温湿度である。
(S1010)
ステップS1010では、温度保証装置10の通信部101が、通信部401から送信された温湿度情報を受信する。そして、温度保証部106が、受信した温湿度情報から、箱30の内部の温度が、予め設定された温度以下の範囲に収まっているか確認を行う。そして、受信した温湿度情報に含まれる箱30の内部の温度が、予め設定された箱30の内部の温度よりも高い場合であって、新たに同じ輸送先へ箱30が輸送される場合に、供給部105は、ステップS1003において重量算出部104によって算出された重量よりも多いシャーベット氷を箱30へ供給する。また、同様にして、受信した温湿度情報に含まれる箱30の内部の温度が、予め設定された箱30の内部の温度よりも低い場合であって、新たに同じ輸送先へ箱30が輸送される場合に、供給部105は、ステップS1003において重量算出部104によって算出された重量よりも少ないシャーベット氷を箱30へ供給する。ここで、温湿度センサ40は、本発明の「外部の装置」の一例である。
また、温度保証部106は、受信した温湿度情報に含まれる箱30の外部の温度と、ステップS1002において通信部101が取得し、記憶部102によって記憶される外部の温度とが略同一であるか確認を行う。そして、通信部101が受信した温湿度情報に含まれる箱30の外部の温度が、ステップS1002において通信部101が取得し、記憶部102によって記憶される外部の温度とが略同一でない場合、記憶部102は、通信部101が受信した温湿度情報に含まれる箱30の外部の温度を新たな箱30の外部の温度として記憶する。また、計測部402における温湿度の計測は、定期的に実行され、計測の実行毎に通信部401を介して温度保証装置10へ送信される。
上記のような温度保証システム1Aによれば、ネットワーク(N)を介して箱30の内部の温度を計測し、計測値が予め設定された温度以下の範囲に収まっているか確認を行っている。そして、計測された箱30の内部の温度に応じて、箱30へ供給されるシャーベット氷の重量を調節することにより、箱30の内部の温度が輸送先を含む輸送経路において設定温度以下の範囲に収まるように、箱30を可及的に軽量化している。
また、上記のような温度保証システム1Aによれば、計測した箱30の外部の温度と、ステップS1002において通信部101が取得し、記憶部102によって記憶される外部の温度とが略同一であるか確認を行っている。そして、計測した箱30の外部の温度が、ステップS1002において通信部101が取得し、記憶部102によって記憶される外部の温度とが略同一でない場合、計測した箱30の外部の温度を新たな箱30の外部の温度として記憶している。すなわち、ネットワーク(N)を介して輸送条件を取得することにより、予め設定された輸送条件が正しいか否か確認している。そして、予め設定された輸送条件が現在の輸送条件と異なる場合、輸送条件を更新している。また、計測部402における温湿度の計測は、定期的に実行され、計測の実行毎に通信部401を介して温
度保証装置10へ送信されている。
よって、上記のような温度保証システム1Aによれば、輸送条件は正確な値に更新されるため、輸送条件に基づき、箱30の内部の温度が輸送先を含む輸送経路において所定の範囲に収まるシャーベット氷の量の算出の精度が高まる。すなわち、上記のような温度保証システム1Aは、信頼性の高いシステムである。
<その他変形例>
上記の実施形態では、シャーベット氷の重量を算出するために不足している輸送条件を、ネットワーク(N)を介して取得していたが、これらの輸送条件は、ネットワーク(N)を介さずに、タッチパネルディスプレイ11により入力されてもよく、記憶部102によって予め記憶されていてもよい。
また、温度保証部106が、重量算出部104によって算出されたシャーベット氷が箱30へ供給されたことを確認しない場合であっても、出力部107が、保冷対象の鮮度が保証される情報を出力してもよい。
また、上記の実施形態では、供給部105によって、シャーベット氷が箱30に供給されていたが、シャーベット氷とは異なる固形の保冷媒体であって、重量算出部104によって算出された重量の保冷媒体が箱30に設置されてもよい。
また、上記の箱30には、吸水シート32あるいはアルミ蒸着シート31は設けられていなくともよい。そして、シャーベット氷の重量が算出される場合に吸水シート32の熱容量が含まれなくともよい。また、上記の実施形態では、保冷媒体としてシャーベット氷を例示したが、保冷対象を保冷できる材料であればなんでもよい。例えば、保冷媒体として、通常の氷や既知の保冷剤でもよい。そして、保冷媒体としてこれらの材料が使用される場合、各保冷媒体に適したCmiが設定され、保冷媒体の重量が算出されてもよい。
また、上記の実施形態では、式(1)に基づき、魚が収容された箱30の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において設定温度以下となるシャーベット氷の重量が算出されていたが、式(1)以外の理論式に基づいてシャーベット氷の重量が算出されてもよい。また、シャーベット氷の重量は算出されるのではなく、ノウハウ等に基づいて決定されてもよい。また、輸送条件は、上記の実施形態に例示した例に限定されない。
また、上記の温度保証システム1は、輸送手段が、例えば航空機のように輸送物の重量に応じて輸送費用がかかる場合を想定し、魚が収容された箱30の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において設定温度以下となるシャーベット氷の重量を算出していた。しかし、輸送手段が、例えば車両のように輸送物の容積に応じて輸送費用がかかる場合、温度保証システム1は、魚が収容された箱30の内部の温度が輸送先を含む輸送される経路において設定温度以下となる保冷媒体の容積に関する値を算出してもよい。このような温度保証システム1であっても魚の鮮度を保ちつつ、保冷対象の輸送コストを節減することができる。
また、上記の実施形態では、梱包容器の一例として箱30を例示したが、梱包容器は、袋などであってもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態の一例を説明したが、本発明は図示の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ
組み合わせる事ができる。
1 :温度保証システム
1A :温度保証システム
10 :温度保証装置
11 :タッチパネルディスプレイ
12 :取り出し口
13 :供給口
20 :計量器
30 :箱
31 :アルミ蒸着シート
32 :吸水シート
40 :温湿度センサ
101 :通信部
102 :記憶部
103 :入力受付部
104 :重量算出部
105 :供給部
106 :温度保証部
107 :出力部
201 :通信部
202 :計量部
401 :通信部
402 :計測部

Claims (14)

  1. 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、前記梱包容器に充填される保冷媒体の量を、前記保冷対象が収容された前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる値に決定する決定手段と、
    前記決定手段の決定に従って輸送された前記保冷対象の鮮度を保証する情報を出力する出力手段と、を備える、
    温度保証システム。
  2. 前記決定手段は、前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において前記所定の範囲に収まる前記保冷媒体の量を算出する算出手段を有し、
    前記算出手段によって算出された量の前記保冷媒体を前記梱包容器の内部へ供給する供給手段を更に備える、
    請求項1に記載の温度保証システム。
  3. 前記保冷対象と、前記供給手段によって供給された前記保冷媒体と、を含む前記梱包容器の、内部に含まれる前記保冷媒体の量が前記決定手段によって決定された量と同等であることを確認する確認手段を更に備える、
    請求項2に記載の温度保証システム。
  4. 前記算出手段は、前記梱包容器の熱通過率と、前記梱包容器の内部の熱容量と、前記梱包容器の外部の温度と、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、前記保冷媒体の量を算出する、
    請求項2又は3に記載の温度保証システム。
  5. 前記保冷媒体は、シャーベット氷であり、
    前記出力手段は、前記決定手段によって決定された量のシャーベット氷が前記梱包容器の内部に充填されて輸送された前記保冷対象の鮮度を保証する情報を出力する、
    請求項2から4のうち何れか1項に記載の温度保証システム。
  6. 前記梱包容器の内部に充填されたシャーベット氷から溶解した水を吸収する吸水体を更に備え、
    前記出力手段は、前記吸水体が前記梱包容器の内部に設けられて輸送された前記保冷対象の鮮度を保証する情報を出力する、
    請求項5に記載の温度保証システム。
  7. 前記輸送条件は、前記吸水体の有無に関する情報を含み、
    前記梱包容器の内部の熱容量は、前記吸水体の熱容量を含む、
    請求項6に記載の温度保証システム。
  8. 前記輸送条件は、前記保冷対象の種類、前記梱包容器の外部の温度、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間、前記輸送に関するサービスの種類、前記輸送を行う手段、のうちの少なくとも一つに関する情報を含む、
    請求項1から7のうち何れか1項に記載の温度保証システム。
  9. 前記輸送条件のうちの少なくとも一部をインターネットを介して外部の装置から取得する取得手段を更に備える、
    請求項1から8のうち何れか1項に記載の温度保証システム。
  10. 前記出力手段が出力する前記保証する情報は、商標を含む、
    請求項1から9のうち何れか1項に記載の温度保証システム。
  11. 保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる値に充填される量が決定手段によって決定される保冷媒体と、
    前記決定手段の決定に従って輸送された前記保冷対象の鮮度を保証する情報が出力手段によって出力され、前記出力手段によって出力された前記情報が表示された表示媒体と、を備える、
    梱包容器。
  12. 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、前記梱包容器に充填される保冷媒体の量を算出する算出方法であって、
    前記輸送条件と、前記梱包容器の熱通過率と、前記梱包容器の内部の熱容量と、前記梱包容器の外部の温度と、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、前記保冷媒体の量を、前記保冷対象が収容された前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる値に算出する算出工程を含む、
    算出方法。
  13. 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、前記梱包容器に充填される保冷媒体の量を算出する算出プログラムであって、
    コンピュータが、
    前記輸送条件と、前記梱包容器の熱通過率と、前記梱包容器の内部の熱容量と、前記梱包容器の外部の温度と、前記輸送元から前記輸送先まで輸送される間の時間と、に基づき、前記保冷媒体の量を、前記保冷対象が収容された前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる値に算出する処理を実行する、
    算出プログラム。
  14. 梱包容器に収容された保冷対象が輸送元から輸送先へ輸送される場合の輸送条件の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記輸送条件に基づき、前記梱包容器に充填される保冷媒体の量を、前記保冷対象が収容された前記梱包容器の内部の温度が前記輸送先を含む前記輸送される経路において所定の範囲に収まる値に決定する決定手段と、
    前記決定手段が決定した量の保冷媒体を供給する供給手段と、を備える、
    保冷媒体供給装置。
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