JP7338802B2 - ボタンスイッチ、操作盤、及びボタンスイッチの取外し方法 - Google Patents

ボタンスイッチ、操作盤、及びボタンスイッチの取外し方法 Download PDF

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Description

本開示は、操作盤の操作側から交換可能なボタンスイッチに関するものである。
特許文献1には、操作子を摺動可能に挟持するボタンベースと、ボタンベースの挿入により、ボタンベースを嵌合係止する一方、操作面側からこの嵌合係止を解除可能なケースを備えた操作ボタンユニットが開示されている。このボタンユニットにおいては、操作子に備えられた基板部やボタントップを修理する場合、ケースによるボタンベースの嵌合係止を解除することで基板部やボタントップを操作側から交換することを実現している。
特開2018-181509号公報
上記の操作ボタンユニットに備えられたケースは、操作盤に固定されるための取り付手段を備えており、操作盤のフェースプレートの裏側に取り付けられている。そのため、ケース自体が破損した場合は操作盤の裏側からケースの固定を解除する必要があるという課題がある。
本開示は上記の問題に鑑みてなされたものであってボタンスイッチにおいて、ボタンベースを筺体に支持する支持部材を交換する場合に、操作側から支持部材を取り外すことが可能なボタンスイッチを提供することを目的としている。
この開示に係るボタンスイッチは、開口が設けられた操作盤の操作を行う操作側から利用者により操作される操作部材と、開口から挿入可能に形成され、操作部材を保持するボタンベースと、開口よりも小さい部品で構成され、操作側からの操作によりボタンベースを外せるようにボタンベースを支持する支持部材と、開口から操作可能な位置に設けられ、支持部材を操作盤の筺体に固定する固定部材と、を備えたものである。
また、この開示に係る操作盤は、操作面である表面と裏面とを有し開口が設けられた操作パネル、及びこの操作パネルの裏面に対向するように設けられた金属板を備えた筺体と、開口から露出し、操作面側から利用者により操作される操作部材、開口から筺体内に挿入可能に形成され、操作部材を保持するボタンベース、開口よりも小さい部品で構成され、開口と操作部材との間の隙間から挿入された治具によりボタンベースを外せるようにボタンベースを支持する支持部材、及び操作面側から操作可能な位置に設けられ、支持部材を筺体の金属板に固定する固定部材、を備えたボタンスイッチと、を備えたものである。
また、本開示に係るボタンスイッチの取り外し方法は、ボタントップを有する操作部材と、操作部材を保持するボタンベースと、ボタンベースを支持し、固定部材により操作盤の筺体に固定された支持部材とを備えたボタンスイッチを筺体から取り外す方法であって、ボタントップと操作盤の開口の縁との隙間に治具を挿入し、操作部材及びボタンベースの支持部材による支持を解除するステップと、ボタンベースを操作盤の開口から取り出すステップと、支持部材を操作盤の筺体に固定している固定部材を開口から操作し、固定部材による支持部材の固定を解除するステップと、支持部材を開口から取り出すステップと、を備えたものである。
本開示によれば、ボタンスイッチにおいて、ボタンベースを筺体に支持する支持部材を交換する場合に、操作側から支持部材を取り外すことができる。
実施の形態1における操作盤を示す端面図である。 実施の形態1におけるボタンスイッチのコネクタ周辺の端面図である。 実施の形態1におけるボタンスイッチのコネクタ端子の形状を示す図である。 実施の形態1におけるボタンスイッチのコネクタ端子と取付けコネクタ端子の接触を示す断面図である。 実施の形態1におけるボタンベースの支持を解除する動作を示す端面図である。 実施の形態1における支持部品の固定を解除する動作を示す端面図である。 実施の形態1における操作盤を正面からみた正面図である。 実施の形態2における操作盤を示す端面図である。 実施の形態2におけるボタンスイッチのレバー周辺の端面図である。 実施の形態2におけるボタンベースの支持を解除する動作を示す端面図である。 実施の形態3における操作盤を示す端面図である。 実施の形態3におけるボタンベースの支持を解除する動作を示す端面図である。 実施の形態4における操作盤を示す端面図である。 実施の形態5における操作盤を示す端面図である。 実施の形態5における支持部品の固定を解除する動作を示す端面図である。 実施の形態5における操作盤を正面からみた正面図である。
実施の形態1.
以下に実施の形態1にかかるボタンスイッチ100及び操作盤1000を図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図面における同一の符号は同一又は相当の構成を表している。
図1は実施の形態1における操作盤1000の端面図である。この端面図は地面に対して水平な端面を真上から見たものである。したがって、紙面の手前が実際の上方向、奥が実際の下方向である。また、紙面の上下方向の内、上側は利用者が操作を行う操作側、下側はその裏側である。以降、紙面の上側を操作側、下側を裏側と呼び、紙面の横方向はそのまま右側左側と呼ぶ。さらに、ボタンスイッチ100の中心を通る地面に対して水平な軸の内、紙面の上下方向に延びる軸を中心軸と呼び、中心軸に近い方を内側、遠い方を外側という。
操作盤1000は、筺体1、ボタンスイッチ100、及びケーブル7を備えており、利用者がボタンスイッチ100を押したことを、ケーブル7を通して外部装置に出力するものである。初めに、筺体1の構成について、図1を用いて説明する。筺体1は筺体本体13及び金属板12を備えている。
筺体本体13は、内部が空洞の直方体構造であって、操作側に面した操作パネル11を有している。図1において、操作パネル11は、操作側に面した操作面である表面を有し、又その裏側に裏面を有している。また、後に説明する、ボタンスイッチ100の操作部材2が操作側から露出する開口16が設けられている。
筺体本体13の裏側の開口は、図示しないプレートにより覆われている。また、このプレートには、後に説明するケーブル7が通過する穴が設けられている。
次に、金属板12について説明する。金属板12は変形や破損が生じづらい硬い金属(例えば鉄)からなるものである。金属板12はその両端が裏側に向かって直角に折り曲げられた折り曲げ面12bを有しており、折り曲げ面12bは筺体本体13の側面の内壁に接している。また、折り曲げ面12bを除く、金属板12の中央部分である取付面12aは操作パネル11の裏面に対向するように設けられており、横方向の長さは筺体本体13の側面の内壁の右側から左側までの長さと一致する。金属板12は折り曲げ面12bを筺体本体13の側面の内壁にボルト14及びナット15で固定されることにより、筺体本体13に固定されている。
また、金属板12は後に説明する支持部品4a,4bのガイド部42である凸部に接する凹部17を取付面12aの操作側に備えている。
次に、ボタンスイッチ100の構成について説明する。ボタンスイッチ100は、操作部材2、ボタンベース3、支持部材40、固定部材であるねじ5及び基板部材6を備えている。
また、操作部材2は操作側から順に、ボタントップ21、アダプタ22、及び可動体23を備えており、利用者の押し動作により操作側から裏側に移動するものである。
ボタントップ21は、筺体1の開口16から操作側に露出し利用者の手に触れる部分である。また、ボタントップ21はボタンスイッチ100の意匠面であって、様々な文字や数字が書かれている。ボタントップ21は、裏側の円周に内側を向いた爪状の形状を有しており、次に説明するアダプタと、この爪状の形状により結合している。
アダプタ22は、ボタントップ21と可動体23とを結合するものである。アダプタ22は操作側の円周にボタントップ21の爪状の形状と結合するための凹部を有しており、裏側の円周には可動体23と結合するための爪状の形状が外側を向いて形成されている。アダプタ22の形状を変化させることにより、異なる規格に従い製造されたボタントップ21を、ボタンスイッチ100の他の部材と結合させることができる。
可動体23は、アダプタ22を介してボタントップ21を支持し、次に説明するボタンベース3に、操作側からの押し動作による移動が可能なように保持される部材である。操作側の円周には、内側に向かってアダプタ22の爪状の形状と結合する爪状の形状を有している。また裏側の円周には、外側に向かって鍔が設けられており、次に説明するボタンベース3に設けられた鍔により操作側方向への移動が抑制されている。また可動体23は、その中央に、後に説明するスイッチ62を押圧する凸部である押圧部を有している。
次にボタンベース3について説明する。ボタンベース3は、操作部材2を利用者の押し動作により移動可能なように保持するものである。横方向の長さが開口16よりも小さく、開口16から取り出し可能に形成されている。ボタンベース3は操作側の円周に内側を向いた鍔を有しており、可動体23を含む操作部材2の操作側への移動を抑制している。
また、ボタンベース3は鍔を有する外枠の内側に、後に説明する基板部材6の基板61を支持する板部32を有している。板部32はその中央に、基板部材6のコネクタ63が貫通する穴を有している。さらにボタンベース3は、裏側に後に説明する支持部材40に支持される爪部31を左右に一つずつ有している。この爪部31はボタンベース3の外側を向いており、支持部材40の鉤部41により操作側への移動が抑制されるものである。また爪部31は、操作部材2の外縁よりも内側にある。
次に支持部材40について説明する。支持部材40は開口16よりも小さい部品である支持部品4a,4bで構成されている。支持部品4a,4bは、同様の形状を有しており、以下の説明において、両者を区別する必要がないときは単に支持部品4と記す。支持部品4は右側と左側に一つずつ設けられている。支持部品4は、ボタンベース3の爪部31が操作側に移動することを抑制する鉤部41を有している。鉤部41は内側に向かうほど操作パネル11との距離が遠くなる可撓性の傾斜部41aを、内側に有しており、この傾斜部41aがボタンベース3の爪部31を引っ掛けている。
傾斜部41aの外側の端を始点、内側の端を終点とすると、始点は操作パネル11の開口16の縁よりも外側にあって、終点は操作部材2の外縁よりも内側で爪部31と接している。したがって、傾斜部41aは開口16の縁と操作部材2の外縁との隙間81に対向する位置に設けられている。そのため、左右の支持部品4における、傾斜部41aを内側に設けた鉤部41の間の長さは、開口16の右側の縁と左側の縁との長さよりも長い。
支持部品4は、金属板12の中央部分である取付面12aに接する基底部43を有している。この基底部43は、金属板12の取付面12aに設けられた凹部17に嵌る凸部であるガイド部42を備えている。
固定部材であるねじ5は、支持部品4の基底部43及び金属板12の取付面12aに設けられた雌ねじを通り、支持部材40を構成する支持部品4を筺体1の金属板12に固定するものである。ねじ5の頭部は、開口16と対向する位置に設けられている。そのため操作側からドライバーを開口16に挿入することにより、ねじ5による固定及び解除の操作が可能である。
次に基板部材6について説明する。基板部材6は、基板61、並びに基板61に組み込まれたスイッチ62、コネクタ63、及び光源64を備えたものである。利用者の押し動作による操作部材2の移動に従いスイッチ62が押圧され、コネクタ63からスイッチ62が押圧されたことを外部装置へ出力し、同時に光源64を点灯する。また、コネクタ63を介して、外部装置から入力された信号に従い、光源64を消灯する。
基板61はボタンスイッチ100の中央にあって、ボタンベース3の板部32に支持されている。操作側の中央にスイッチ62が組み込まれており、操作側の右側と左側に光源64が組み込まれている。一方、裏側の中央にはコネクタ63を備えている。
スイッチ62は、操作側が可動体23の押圧部に接しており、利用者の押し動作により、操作部材2が移動することで押圧されスイッチ62がオンされるものである。また、利用者の押し動作が解除されると、スイッチ62は復元力により押圧部を操作側に押し返し、操作部材2を元の位置へと戻す。
コネクタ63は、次に説明するケーブル7の取付けコネクタ71と結合するものであって、信号の入出力及び電力の受取を行っている。また、光源64は、外部からコネクタ63を介して供給される電力により発光するLED(Light Emitting Diode)である。
ケーブル7について説明する。ケーブル7はボタンスイッチ100と外部装置との信号の入出力を媒介し、また外部装置から電力をボタンスイッチ100に供給するものである。ケーブル7は取付けコネクタ71、電気線72、中継コネクタ73、及び外部コネクタ74を備えている。
取付けコネクタ71は基板部材6のコネクタ63を操作側から内部に挿入することで結合するものである。取付けコネクタ71は操作側が広く形成されており、コネクタ63を挿入しやすい形状となっている。また、取付けコネクタ71は支持部品4の内側に設けられた溝に支持されている。
コネクタ63と取付けコネクタ71の結合部分について図2、図3及び図4を用いて説明する。図2は、取付けコネクタ71からコネクタ63を抜いたときの部分拡大図である。コネクタ63は複数のコネクタ端子63aを有しており、取付けコネクタ71はコネクタ端子63aと一対一に対応する取付けコネクタ端子71aを有している。コネクタ端子63aと取付けコネクタ端子71aが接触することにより、ボタンスイッチ100は導通する。
図3はコネクタ端子63aの斜視図であり、図4は接触したコネクタ端子63aと取付けコネクタ端子71aを表す図である。コネクタ端子63aは裏側に突出し湾曲した形状を有しており、取付けコネクタ端子71aと確実に接触することができる。
電気線72は、電源線と信号線を備えたものである。中継コネクタ73は、電気線72の取付けコネクタ71と反対側に備えられており、外部コネクタ74と結合している。中継コネクタ73と外部コネクタ74の結合は着脱可能なものである。本実施の形態においては、中継コネクタ73と外部コネクタ74はねじにより結合されており、結合部分を回すことにより取外し及び取付けが可能である。外部コネクタ74から、外部装置につながる電気線72は長さに余裕があるものであり、取付けコネクタ71を操作側から、引くことにより中継コネクタ73と外部コネクタ74の結合部分を開口16よりも操作側に引き出すことができる。なお、中継コネクタ73と外部コネクタ74の結合は、ねじ以外でもよい。例えば、嵌合によって導通する電気配線コネクタでもよい。
次に、本実施の形態の取り外し方法について、図5、図6、及び図7を用いて説明する。図5は隙間81に治具8を挿入したときの操作盤1000の端面図である。治具8はボタンスイッチ100の交換に用いるものであって、取手82と、取手82の両端にあって同一の方向を向いた二本の挿入部83を備えている。取手82の長さはボタントップ21の横幅よりも若干長く、挿入部83は取手82と直角に交わっている。そのため治具8は、取手82をボタントップ21と水平に持ち、挿入部83の先端を隙間81に挿入すれば、挿入部83は二本同時に隙間81に挿入可能なものである。
ボタンスイッチ100の取外し方法について説明する。治具8の挿入部83を隙間81から挿入すれば、挿入部83の先端は支持部品4の傾斜部41aに当たる。さらに裏側へと押し込めば、傾斜部41aは可撓性を有しているため、傾斜部41aの内側の端が裏側へと移動し、図5に示すように傾斜部41aによるボタンベース3の支持は解除される。この状態で、操作部材2を操作側へと引き抜くことにより、ボタンスイッチ100のうち、操作部材2、ボタンベース3、及び基板部材6を、開口16から取り出すことができる。
次に、ケーブル7の取付けコネクタ71を操作側から引っ張ることにより、ケーブル7の中継コネクタ73と外部コネクタ74の結合部分を開口16から取り出すことができる。また、このとき、取付けコネクタ71を交換する必要があれば、中継コネクタ73と外部コネクタ74の結合部分の結合を解除することにより、交換することができる。
図7は、ボタンベース3を取り外し、ケーブル7の中継コネクタ73と外部コネクタ74の結合部分を開口16から取り出した後の、操作盤1000を操作側から見た図である。支持部品4の点線で示した部分は操作パネル11に隠れて見えていない部分を表している。また、金属板12中央の塗りつぶし部分は、ケーブル7が通過する穴を表している。
次に、操作側から開口16にドライバーを挿入し、ドライバーを用いて支持部材40を固定しているねじ5を取り外すことにより、ねじ5による支持部材40の固定が解除される。この固定の解除は、左右に設けられた支持部品4の一つずつに対して可能なものである。固定を解除した支持部品4は図6に示すように、一つずつ、金属板12の取付面12aから取り外すことができる。すなわち、支持部材40を構成する複数の支持部品4a,4bは分割可能に金属板12に取り付けられており、この支持部品4の一つ一つは開口16よりも小さいため、開口16から取り出すことができる。
以上によれば操作側から、ボタンスイッチ100を取り外すことができる。次に、ボタンスイッチ100の取り付け方法について説明する。取り付けは、取出しと逆の手順で行う。
まず、支持部品4を一つ開口16から挿入し取付面12aに設置する。このとき、ガイド部42を取付面12aの凹部17と接触するように設置することにより、正しい位置に設置することができる。次にドライバーを用いてねじ5により支持部品4を取付面12aに固定する。これを、左右の支持部品4の両方に対して行う。
次に、ケーブル7の取付けコネクタ71を、支持部品4の溝に乗せることで、正しい位置に設置する。最後に、操作部材2、ボタンベース3、及び基板部材6を開口16から挿入することでボタンスイッチ100を取り付けることができる。
以上によれば、ボタンベース3を筺体1に支持する支持部材40を交換する場合に、操作側から支持部材40を取り出すことができる。そのため支持部材40を交換するために筺体本体13自体を開くという作業が不要となる。このことは操作盤1000が建物の壁に埋め込まれているなど理由で作業が困難な場合に特に有用である。
また、本実施の形態によれば筺体本体13の操作側の面である操作パネル11が容易に開閉可能ではない場合でも、操作側から支持部材40を交換することが可能である。そのため、本実施の形態におけるボタンスイッチ100は、エレベータの乗場に設置された呼出ボタンやエレベータのかご内に設置された行先ボタンの操作盤1000など、操作パネル11を開閉可能にすることがスペースやデザインなどの理由で困難であり、裏側から作業を行う際に多大な労力を要するようなものに対して特に有用である。
さらに、本実施の形態に記載のガイド部42によれば、作業スペースが限られた開口16からの作業においても特定の設置位置に支持部品4を誘導するため取り付けやすい。
また本実施の形態では、支持部材40を複数の支持部品4に分けている。このことにより、開口16から取り出し可能でありながら、左右に設けられた鉤部41同士の長さが開口16よりも長く、傾斜部41aが隙間81と対向する位置に設置されているため、治具8によりボタンベース3の支持を解除することが容易となっている。
実施の形態2.
本実施の形態は、支持部材40の鉤部41の代わりに、治具8の押圧により回転することで、ボタンベース3の支持を解除するレバー9を設けたボタンスイッチ100である。以下、図8、図9、及び図10を用いて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。各図面における図5と同一の符号は、同一又は相当の部分を表している。
初めに、本実施の形態の構成について図8及び図9を用いて説明する。図8は本実施の形態に係る操作盤1000の端面図である。左右の支持部品4において鉤部41の代わりにレバー9が設けられている。このレバー9は軸91の外側に治具受け96を有しており、治具受け96は、隙間81と対向する位置にある。右側の支持部品4のレバー9及びその周辺を詳細に示した図9を用いて、構成を詳細に説明する。以下、右側のレバー9について説明する。
レバー9は、軸91、レバー爪92、ストッパー93、ねじりコイルバネ94、バネ止め95、及び治具受け96を有している。軸91は支持部品4に固定されており、その両端にレバー爪92と治具受け96を備え、裏側方向にはストッパー93を備えている。また、軸91の周りには、ねじりコイルバネ94が巻きつけられている。治具8が治具受け96を操作側から押圧した場合には、右側のレバー9は軸91を中心に右回転する。
レバー爪92は軸91よりも内側に備えられており、レバー爪92の裏側は実施の形態1の傾斜部41aの内側の一端と同様に、ボタンベース3の爪部31の操作側への移動を抑制するものである。すなわち、レバー爪92は爪部31と接触することによりボタンベース3が抜けないようにボタンベース3を支えている。またレバー爪92の操作側はレバー9が右回転したときに、ボタンベース3の裏側に接することで、ボタンベース3を操作側へ押し上げるものである。治具受け96は軸91よりも外側の隙間81と対向する位置にあって、治具8により押圧された場合に裏側方向へ移動するものである。
ねじりコイルバネ94は、軸91の周りに巻き付けられており、その一端が支持部品4の基底部43に固定されている。また他端は、治具受け96の上に設けられた凸部であるバネ止め95に、裏側から引っ掛けられている。このねじりコイルバネ94はレバー9に、軸91を中心とした左回転の力を与えるものである。このねじりコイルバネ94による左回転の力により、レバー爪92は爪部31を裏側方向へ押さえつけている。
ストッパー93は軸91の裏側に設けられた凸部である。ストッパー93はボタンベース3を取出した場合に、レバー9が一定の角度以上に左回転しないようにするものである。詳しく説明すると、ボタンベース3を取り出した場合ボタンベース3の爪部31による、レバー爪92の裏側方向への移動の抑制が無くなる。すると、ねじりコイルバネ94の力によってレバー9が左回転しようとするため、支持部品4に設けられた凸部であるストッパー受け44に接することでこの左回転を抑制するものである。
次に本実施の形態の動作について図10を用いて説明する。図10は治具8の挿入部83により、治具受け96を押圧したときの図9と同じ領域を示す端面図である。図の点線は押圧前のレバー及びボタンベース3の位置を表している。
挿入部83により治具受け96が押圧されると、右側のレバーは軸91を中心に、治具受け96の裏側がストッパー受け44の外側に接するまで右回転する。この回転によりレバー爪92の裏側と爪部31の接触が解除され、レバー爪92の操作側面がボタンベース3を操作側へと移動させる。
そして、ボタンスイッチ100を交換する者が操作部材2を掴んで引き抜けばボタンベース3も開口16から取り出すことができる。ボタンベース3を取り出した後は、ねじりコイルバネ94による左回転の力により、レバー爪92は左回転を続けようとするが、ストッパー93とストッパー受け44が接触することで左回転が抑制される。このことにより、レバー9はボタンベース3を支持しているときとほとんど変わらない位置で回転が停止する。すなわち、ボタンスイッチ100取付時は、ボタンベース3を挿入すれば、可撓性を有するボタンベース3の爪部31がレバー爪92の操作側と接触することで変形し、ボタンベース3を取り付けることができる。
以上によれば、治具8により支持部品4を押圧しても壊れにくいボタンスイッチ100を提供することができる。さらに、レバー爪92の操作側がボタンベース3を操作側へと移動させるため、ボタンベース3を開口16から取出しやすくなる。
実施の形態3.
本実施の形態は、ボタンベース3に駆動部材である伸長部材34を取り付けたボタンスイッチ100である。以下、図11及び図12を用いて実施の形態1との相違点を中心に説明する。図11及び図12において、図5と同一の符号は同一又は相当の部分を表している。初めに本実施の形態の構成について、図11を用いて説明する。図11は本実施の形態に係る操作盤1000全体の端面図である。
ボタンベース3は、板部32に伸長部材34を有している。伸長部材34は支柱35及びバネ36を備えており、ボタンベース3の爪部31が支持部品4の傾斜部41aに支持されているときは圧縮状態であり、支持が解除されたときには伸長状態に変化するものである。
支柱35は板部32に設けられた穴を通過している棒状の構造であって、操作側の一端には支柱止め35aを備えており、裏側の一端には足部35bを備えている。支柱止め35aは板部32に設けられた穴よりも大きい部材であって、支柱35が穴から抜け落ちることを防いでいる。足部35bは支持部品4の基底部43に接する部分である。また支柱35の長さは、板部32から基底部43までの長さよりも長い。
バネ36は支柱35に巻き付けられており、板部32の裏側と足部35bの操作側に圧力を与えている。バネ36の巻き付けは板部32に設けられた穴よりも大きい。そのため、バネ36は穴を通過しないものである。
次に図11及び図12を用いて、本実施の形態の動作について説明する。図12は、支持部品4による、ボタンベース3の支持を解除したときの本実施の形態に係る操作盤1000全体の端面図である。
支持部品4によりボタンベース3が支持されているとき、支柱35の長さは、板部32から基底部43までの長さよりも長いため、支柱35の操作側の一部は板部32に設けられた穴を通って、板部32よりも操作側に存在する。このとき、バネ36は穴を通過しないため、板部32の裏側と足部35bの操作側により押圧されている。すなわちバネ36はボタンベース3に開口16の方向である操作側に移動する力を加えている。
支持部品4によるボタンベース3の支持が解除されると、バネ36の復帰力により、板部32の裏側と足部35bの操作側に圧力がかかることで伸長部材34が伸長し、ボタンベース3が操作側へ移動する。移動により板部32の操作側が支柱止め35aの裏側に接したところで、伸長部材34の伸長が停止し、ボタンベース3の移動も止まる。
以上によれば、ボタンベース3を開口16から取り出すときにボタンベース3が操作側へ移動するため、操作部材2が開口16よりも操作側へ突出し、ボタンベース3を引き抜きやすくなる。
実施の形態4.
本実施の形態は、駆動部材である磁石を備えたボタンスイッチ100である。以下、図13を用いて実施の形態1との相違点を中心に説明する。図13において、図1と同一の符号は同一又は相当の部分を表している。初めに、本実施の形態の構成について説明する。
板部32の裏側のうちねじ5と対向する位置よりも外側の部分は、実施の形態1よりも肉厚になっている。そして肉厚な部分の裏側には、ボタンベース磁石33が備えられている。また、基底部43のボタンベース磁石33と対向する位置には、支持部品磁石45が備えられている。ボタンベース磁石33と支持部品磁石45の磁界の向きは互いに反発しあう向きである。例えば、ボタンベース磁石33の裏側をS極である場合は、支持部品磁石45の操作側もS極である。
また、コネクタ63の裏側にもコネクタ磁石63bが備えられており、取付けコネクタ71のコネクタ磁石63bと対向する位置にも取付けコネクタ磁石71bが備えられている。これらの磁界の向きは、コネクタ磁石63bはボタンベース磁石33と同じであり、取付けコネクタ磁石71bは支持部品磁石45と同じである。したがって、コネクタ磁石63bと取付けコネクタ磁石71bは互いに反発しあう向きである。
以上の構成によれば、支持部品4によるボタンベース3の支持が解除されると、磁石同士の反発する力によりボタンベース3が操作側へ移動する。そのため、操作部材2が開口16よりも操作側へ突出し、ボタンベース3を引き抜きやすくなる。
実施の形態5.
本実施の形態は、支持部材40の鉤部41の代わりに板バネ部材52を設けたボタンスイッチ100である。以下、図14、図15及び図16を用いて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。各図面における図5と同一の符号は、同一又は、相当の部分を表している。
初めに、本実施の形態の構成について、図14及び図15を用いて説明する。図14は本実施の形態に係る操作盤1000の端面図である。左右の支持部品4において鉤部41の代わりに板バネ部材52が設けられている。すなわち、本実施の形態において左右の支持部品4は、板バネ部材52及び基底部43を備えている。以下、左側の支持部品4bについて説明する。
板バネ部材52は、傾斜部である板バネ爪52a、治具受け52b、柱部52c、変形部52d、ベース押圧部52e、及び治具ガイド52fを有しており、変形部52dがねじ51により支持部品4の基底部43に固定されている。また、本実施の形態における支持部品4の基底部43は、押圧支持部46を有している。
まず、板バネ部材52がどのように基底部43に固定されているかを、図15を用いて説明する。図15は、ボタンベース3を取り外した後の、操作盤1000を操作側から見た図である。支持部品4の点線で示した部分は操作パネル11に隠れて見えていない部分を表している。
板バネ部材52は後に説明する基底部43の押圧支持部46を挟むように紙面の上下方向に一つずつ変形部52dを有している。また、それぞれの変形部52dの内側の一端がねじ51により基底部43の押圧支持部46以外の部分に固定されている。また、二つの変形部52dの外側の一端は、後に説明する柱部52cの裏側の一端を介して一体となっている。なお、紙面の上下方向は、実際に操作側から操作盤1000を見たときの上下方向である。
基底部43の押圧支持部46は、基底部43の紙面の上下方向の中心に設けられ、紙面の上下方向に一つずつ設けられた変形部52dの間において、基底部43の外側に突出した部分であり、図14に示すように、ベース押圧部52eの裏側に位置している。
図14に戻って、板バネ部材52の構成について詳細に説明する。上述の通り、基底部43に固定された変形部52dの外側の一端は、柱部52cと一体となっている。柱部52cは、操作部材2の移動方向に延びる柱である。柱部52cの裏側の一端は二つの変形部52dに挟まれており、内側にベース押圧部52eを有している。一方柱部52cの操作側には、板バネ爪52a、治具受け52b、及び治具ガイド52fを有している。
ベース押圧部52eは、二つの変形部52dに挟まれて、柱部52cの裏側の一端から内側に延びる構造であり、内側の一端がボタンベース3と押圧支持部46の間で、ボタンベース3側に折り曲がった凸部を形成している。
治具受け52bは、柱部52cの操作側の一端から内側に延びる構造であり、隙間81に対向する位置に設けられている。治具ガイド52fは、治具受け52bの内側と外側の両端に設けられた二つの柱であり、柱部52cと同様に操作部材2の移動方向に延びる柱である。板バネ爪52aは、内側の治具ガイド52fの操作側の一端に設けられた爪である。板バネ爪52aの内側の一端は、実施の形態1の傾斜部41aの内側の一端と同様に、ボタンベース3の爪部31の操作側への移動を抑制するものである。
次に本実施の形態の動作について図16を用いて説明する。図16は治具8の挿入部83により、治具受け52bを押圧したときの図14と同じ領域を示す端面図である。
挿入部83により治具受け52bが押圧されると、左側の板バネ部材52のうち、変形部52d以外の部分は、押圧支持部46の外側の端を中心に、左回転する。この時、変形部52dは挿入部83に押圧された圧力で変形する。この回転により、板バネ爪52aと爪部31の接触が解除され、ベース押圧部52eがボタンベース3を操作側へと移動させる。そして、ボタンスイッチ100を交換する者が操作部材2を掴んで引き抜けばボタンベース3も開口16から取り出すことができる。また、挿入部83による押圧をやめれば、変形部52dの変形は解除され元の形状に戻る。次に、操作側から開口16にドライバーを挿入し、ドライバーを用いてねじ51を取り外すことにより、基底部43への板バネ部材52の固定が解除される。板バネ部材52は開口16よりも小さいため、固定が解除された板バネ部材52は開口16から一つずつ取り出すことができる。なお、実施の形態1と同様の操作により基底部43も取り出すことができる。
一方、取り付ける時は、操作部材2、ボタンベース3、及び基板部材6を開口16から挿入することで、板バネ爪52aの操作側がボタンベース3の爪部31に押圧されて変形し、挿入しきったところで元の形状に戻ることで、図14に示すようにボタンベース3を支持することができる。
以上、本実施の形態によれば、他の実施の形態と同様に開口16からボタンスイッチ100を取り出すことができる。また、本実施の形態においては板バネ部材52も開口16から取り出すことができる。また、実施の形態2のレバー9と比較して板バネ部材52の方が安価に製造することができる。さらに、治具ガイド52fを設けているため治具8により治具受け52bを押圧しやすい。なお、板バネ部材52は、一枚の金属板を変形することで製造するようにしてもよい。
以上、実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。以下に変形例を示す。
実施の形態において、操作部材2及びボタンベース3は異なる部品により構成させれていたが、操作部材2及びボタンベース3は一体化された一つの部品により構成されていてもよい。また、操作部材2は利用者からの押し動作により操作側から裏側へと移動するものであったが、課題の解決のためには操作部材2は操作側から利用者により操作されるものであればどんなものでもよい。例えば、操作部材2をタッチパネルとして、ボタンスイッチ100をタッチ式のボタンにしてもよいし、操作部材2を非接触式のセンサとして、ボタンスイッチ100を非接触ボタンとしてもよい。
実施の形態において支持部材40は開口16よりも小さい支持部品4から構成されていた。ここでいう開口16よりも小さいとは、取り出すときに開口16を通り抜けられる大きさになるという意味である。例えば、支持部品4に折り曲げ機構をつけて、筺体1の内部で変形し、開口16から取り出せる大きさになってもよい。
実施の形態において、支持部材40は二つの支持部品4で構成されていたが、部品の構成はこれに限られず、三つ以上の複数の部品で構成されていてもよい。また、実施の形態1において支持部材40は、傾斜部41aを隙間81と対向させるために複数の支持部品4から構成されるものであったが、課題の解決のためには、支持部材40は開口16よりも小さい一つの部材であってもよい。
実施の形態において、固定部材はねじ5であったが、固定部材は操作側からの操作により支持部材40の固定を解除できるものであればどんなものでもよく、例えばピンなどでもよい。また、固定部材は、支持部材40や金属板12に設けられた爪等でもよい。
実施の形態における、バネ36やねじりコイルバネ94は、同様の機能を有するものであれば、ゴムなどの別の弾性体を用いてもよい。
実施の形態においてガイド部42は凸部であったが、ガイド部42を凹部にして基底部43に凸部を設けるようにしてもよい。
実施の形態4において、駆動装置である磁石の磁界の向きはそれぞれ反発しあうものであったが、これを引き合う向きにして、ボタンベース3を挿入する際に正しい位置へ設置するためのガイドとしてもよい。すなわち、ボタンベース3が開口16から筺体1の内部の方向に移動する力をボタンベース3に加えるようにしてもよい。また、磁石の磁界の向きを電気的に制御し磁界を反転させることで、ボタンベース3を取り出すときは磁石同士が反発しあう向きに磁界を設定し、ボタンベース3を取り付けるときには、磁石同士が引き合う向きに磁界を設定してもよい。
実施の形態においてボタンスイッチ100は、ケーブル7を介して電力が供給されるものであったが、課題の解決のためには、ケーブル7に代えて無線給電技術を利用してボタンスイッチ100に電力を供給してもよい。すなわち、ボタンスイッチ100は、無線給電システムのレシーバーを備えていてもよい。また、ケーブル7に代えて無線通信装置を備え外部装置との信号の入出力を行ってもよい。
実施の形態において支持部材40は、操作側から治具8により押圧されることで変形し、ボタンベース3の支持を解除するものであった。しかし、他の方法でボタンベース3の支持を解除してもよい。
例えばボタンスイッチ100は、筺体1の外部からの遠隔操作による解除命令を受信する受信装置を備えるようにしてもよい。すなわち支持部材40は、支持部材40によるボタンベース3の支持を解除する解除命令を、受信装置が受信した場合に、ボタンベース3を支持している傾斜部41aやレバー9を変形させてボタンベース3の支持を解除するようにしてもよい。また、同様に、遠隔操作により、固定部材による支持部材40の固定を解除するようにしてもよい。
上記の実施の形態及び変形例は相互に組合せられていてもよく、例えば実施の形態2のレバー9を備えた支持部品4a,4bに、実施の形態4の支持部品磁石45が取り付けられていてもよい。
1 筺体、2 操作部材、3 ボタンベース、4a,4b 支持部品、5 ねじ、6 基板部材、7 ケーブル、8 治具、9 レバー、11 操作パネル、12 金属板、12a 取付面、12b 折り曲げ面、13 筺体本体、14 ボルト、15 ナット、16 開口、17 凹部、21 ボタントップ、22 アダプタ、23 可動体、31 爪部、32 板部、33 ボタンベース磁石、34 伸長部材、35 支柱、35a 支柱止め、35b 足部、36 バネ、40 支持部材、41 鉤部、41a 傾斜部、42 ガイド部、43 基底部、44ストッパー受け、45 支持部品磁石、46 押圧支持部、51 ねじ、52 板バネ部材、52a 板バネ爪、52b 治具受け、52c 柱部、52d 変形部、52e ベース押圧部、52f 治具ガイド、61 基板、62 スイッチ、63 コネクタ、63a コネクタ端子、63b コネクタ磁石、64 光源、71 取付けコネクタ、71a 取付けコネクタ端子、71b 取付けコネクタ磁石、72 電気線、73 中継コネクタ、74 外部コネクタ、81 隙間、82 取手、83 挿入部、91 軸、92 レバー爪、93 ストッパー、94 ねじりコイルバネ、95 バネ止め、96 治具受け 100 ボタンスイッチ、1000 操作盤

Claims (12)

  1. 開口が設けられた操作盤の操作を行う操作側から利用者により操作される操作部材と、
    前記開口から挿入可能に形成され、前記操作部材を保持するボタンベースと、
    前記開口よりも小さい部品で構成され、前記操作側からの操作により前記ボタンベースを外せるように前記ボタンベースを支持する支持部材と、
    前記開口から操作可能な位置に設けられ、前記支持部材を前記操作盤の筺体に固定する固定部材と、
    を備えたボタンスイッチ。
  2. 前記固定部材は、ねじであり、前記ねじの頭部が前記開口と対向する位置にあることを特徴とする請求項1に記載のボタンスイッチ。
  3. 前記支持部材は、前記開口を介して前記筺体内から別々に取り出し可能な複数の前記部品により構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のボタンスイッチ。
  4. 前記支持部材は傾斜部を有し、この傾斜部で前記ボタンベースを引っ掛け、
    前記支持部材は、前記筺体に固定された状態において、前記開口と前記操作部材との隙間と対向する位置に設けられ、可撓性を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のボタンスイッチ。
  5. 前記ボタンベースは爪部を備え、
    前記支持部材は、一端と他端の間に設けられた軸を中心に回転するレバーを備え、前記レバーは、前記一端が前記爪部と接触することにより前記ボタンベースが抜けないように前記ボタンベースを支え、前記他端が押され前記軸を中心に回転することで前記爪部との接触が解除される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のボタンスイッチ。
  6. 前記支持部材は前記筺体における取付面に設けられた凹部又は凸部と接触することにより、前記取付面における特定の位置に前記支持部材を誘導するガイド部を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のボタンスイッチ。
  7. 前記ボタンベースが前記筺体の内部から前記開口の方向に移動する力を前記ボタンベースに加える駆動部材を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のボタンスイッチ。
  8. 前記ボタンベースが前記開口から前記筺体の内部の方向に移動する力を前記ボタンベースに加える駆動部材を備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のボタンスイッチ。
  9. 前記支持部材による前記ボタンベースの支持を解除する解除命令を受信する受信装置をさらに備え、
    前記支持部材は前記受信装置が前記解除命令を受信した場合に、前記ボタンベースの支持を解除することを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載のボタンスイッチ。
  10. 無線給電システムのレシーバーを備えたことを特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載のボタンスイッチ。
  11. 操作面である表面と裏面とを有し開口が設けられた操作パネル、及びこの操作パネルの裏面に対向するように設けられた金属板を備えた筺体と、
    前記開口から露出し、前記操作面側から利用者により操作される操作部材、
    前記開口から前記筺体内に挿入可能に形成され、前記操作部材を保持するボタンベース、
    前記開口よりも小さい部品で構成され、前記開口と前記操作部材との間の隙間から挿入された治具により前記ボタンベースを外せるように前記ボタンベースを支持する支持部材、及び
    前記操作面側から操作可能な位置に設けられ、前記支持部材を前記筺体の前記金属板に固定する固定部材、
    を備えたボタンスイッチと、
    を備えた操作盤。
  12. ボタントップを有する操作部材と、前記操作部材を保持するボタンベースと、前記ボタンベースを支持し、固定部材により操作盤の筺体に固定された支持部材とを備えたボタンスイッチを前記筺体から取り外す方法であって、
    前記ボタントップと前記操作盤の開口の縁との隙間に治具を挿入し、前記ボタンベースの前記支持部材による支持を解除するステップと、
    前記操作部材及び前記ボタンベースを前記操作盤の前記開口から取り出すステップと、
    前記支持部材を前記操作盤の前記筺体に固定している前記固定部材を前記開口から操作し、前記固定部材による前記支持部材の固定を解除するステップと、
    前記支持部材を前記開口から取り出すステップと、
    を備えたボタンスイッチの取外し方法。
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