JP7338538B2 - ラジアルフォイル軸受、ラジアルフォイル軸受の製造方法 - Google Patents
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Description
図1中、符号1は回転軸(シャフト)、符号2は回転軸の軸方向の一方側の先端に設けられたインペラ、符号3は本開示に係るラジアルフォイル軸受である。なお、図1では省略してラジアルフォイル軸受を一つしか記載していないが、通常は回転軸1の軸方向にラジアルフォイル軸受が二つ設けられている。したがって、本開示においてもラジアルフォイル軸受3が二つ設けられている。
図2は、本開示の第1実施形態に係るラジアルフォイル軸受3を示す正面図である。
ラジアルフォイル軸受3は、回転軸1に外挿されて、該回転軸1を支持する軸受である。ラジアルフォイル軸受3は、トップフォイル9と、中間フォイル10と、バックフォイル11と、軸受ハウジング12と、を備える。軸受ハウジング12は、回転軸1が挿通される挿通孔12aを有する。
トップフォイル9は、図3に示すように、周方向を長辺とし、軸方向を短辺とする矩形状の金属箔である。このトップフォイル9は、図2に示すように、円筒状に巻かれて、回転軸1の周面に対向して配置されている。
本開示の嵌合溝15は、軸受ハウジング12の端面12bを、その周方向にほぼ3分割する位置に、それぞれ形成されている。そして、これら嵌合溝15には、上述した中間フォイル片10a及びバックフォイル片11aを軸受ハウジング12に取り付ける取付片30が嵌合している。
これらの図に示すように、係止部材40は、金属板を折り曲げた構造となっている。また、図4に示すように、軸受ハウジング12の通し溝14は、その隅部14aに逃げ加工が無く、また、周方向で対向する内側面にも係止凹部(上述した従来技術の係止凹部)が無い。つまり、通し溝14は、単純なキー溝形状となっている。
上述した係止部材40は、図8に示す金属板を、同図に示す点線に沿って、例えば図9に示すように折り曲げることで製造することができる。図8に示す金属板の一方の長辺には上述した凹部50が形成され、他方の長辺には平面視L字状の一対のスリット51が形成され、一方の短辺及び他方の短辺には平面視T字状の一対のスリット52が形成されている。このような金属板は、金属板の打ち抜き加工などで容易に量産することができる。
回転軸1が停止した状態では、トップフォイル9はバックフォイル11(3つのバックフォイル片11a)によって中間フォイル10(3つの中間フォイル片10a)を介して回転軸1側に付勢されることで回転軸1に密着している。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図10に示すように、第2実施形態では、囲い板部41の第3平面部41c(底面部)が径方向外側に向かって突出している。なお、第3平面部41cは半球状に膨出していてもよく、また、図10に示すように第3平面部41cに傾斜が形成されていてもよい。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図11に示すように、第3実施形態では、トップフォイル9と軸方向で係止する第3返し板部44が、囲い板部41の軸方向両端部に形成されている。
3 ラジアルフォイル軸受
9 トップフォイル
12 軸受ハウジング
12a 挿通孔
12b 端面
14 通し溝
15 嵌合溝
21a 凸部(端部)
21b 凸部(端部)
40 係止部材
41 囲い板部
41c 第3平面部(底面部)
42 第1返し板部
43 第2返し板部
44 第3返し板部
45 対向壁
Claims (6)
- 挿通孔を有する軸受ハウジングと、
前記挿通孔に収容されたトップフォイルと、
前記トップフォイルを前記軸受ハウジングに係止させる係止部材と、を備え、
前記軸受ハウジングは、前記挿通孔の内周面に、前記挿通孔が延びる軸方向に沿って通し溝が形成され、
前記トップフォイルは、端部同士が前記軸受ハウジング側に引き出されるように交差した状態で円筒状に巻かれており、
前記係止部材は、
前記通し溝に収容される囲い板部と、
前記囲い板部から前記トップフォイル側に突出する第1返し板部と、を備え、
前記トップフォイルの端部が、前記囲い板部と前記第1返し板部との隙間に挿入される、ラジアルフォイル軸受。 - 前記係止部材は、前記囲い板部の前記軸方向の両端部から突出し、前記軸受ハウジングと前記軸方向で係止する第2返し板部を備える、請求項1に記載のラジアルフォイル軸受。
- 前記係止部材は、前記囲い板部から前記トップフォイル側に突出し、前記トップフォイルと前記軸方向で係止する第3返し板部を備える、請求項1または2に記載のラジアルフォイル軸受。
- 前記第1返し板部は、前記トップフォイルの内側で回転するシャフトの回転方向で、前記トップフォイルの端部と対向する対向壁を備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のラジアルフォイル軸受。
- 前記囲い板部の底面部は、前記通し溝に向かって突出している、請求項1~4のいずれか一項に記載のラジアルフォイル軸受。
- 挿通孔を有する軸受ハウジングと、
前記挿通孔に収容されたトップフォイルと、
前記トップフォイルを前記軸受ハウジングに係止させる係止部材と、を備え、
前記軸受ハウジングは、前記挿通孔の内周面に、前記挿通孔が延びる軸方向に沿って通し溝が形成され、
前記トップフォイルは、端部同士が前記軸受ハウジング側に引き出されるように交差した状態で円筒状に巻かれており、
前記係止部材は、
前記通し溝に収容される囲い板部と、
前記囲い板部から前記トップフォイル側に突出する第1返し板部と、を備え、
前記トップフォイルの端部が、前記囲い板部と前記第1返し板部との隙間に挿入される、ラジアルフォイル軸受の製造方法であって、
前記通し溝に前記囲い板部を収容した後、前記囲い板部の前記軸方向の両端部から第2返し板部を突出させ、前記軸受ハウジングと前記軸方向で係止させる、ラジアルフォイル軸受の製造方法。
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JP2020068599A JP7338538B2 (ja) | 2020-04-06 | 2020-04-06 | ラジアルフォイル軸受、ラジアルフォイル軸受の製造方法 |
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JP2021165570A JP2021165570A (ja) | 2021-10-14 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019157899A (ja) | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 株式会社Ihi | ラジアルフォイル軸受 |
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