JP7338175B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
ここに開示された車両用空調装置は、冷凍サイクル装置(30、230)を循環する冷媒を圧縮する圧縮機(31)と、圧縮機で圧縮された気相冷媒を凝縮させる凝縮用熱交換器(35、232)と、凝縮用熱交換器で凝縮された液相冷媒を膨張させる膨張弁(48)と、膨張弁で膨張した液相冷媒と車室内に提供される空気とを熱交換させて液相冷媒を蒸発させる蒸発器(39)と、圧縮機と凝縮用熱交換器と膨張弁と蒸発器とを接続して内部に冷媒が流れる冷媒配管(40)と、暗騒音の情報を取得する暗騒音情報取得部(80、265)と、圧縮機の制御を行う空調制御部(50)とを備え、圧縮機は、駆動時の回転数を電気的に制御可能であり、空調制御部は、暗騒音情報取得部で取得した暗騒音が小さいほど圧縮機の冷媒吐き出し能力の下限値が高くなるように制御し、空調制御部は、圧縮機の下限回転数が高くなるように制御することで冷媒吐き出し能力の下限値を高くしており、暗騒音情報取得部は、レインセンサ(265)であり、空調制御部は、現在の天候が雨天である場合には、圧縮機の下限回転数を第1下限回転数とする第1モードで圧縮機を制御し、現在の天候が雨天ではない場合には、圧縮機の下限回転数を第1下限回転数よりも高い回転数である第2下限回転数とする第2モードで圧縮機を制御する。
車両用空調装置1は、車両に搭載される空調装置である。車両は、例えば走行用モータを搭載した電気自動車である。ただし、車両としては、ガソリン駆動のエンジンを搭載した自動車や、エンジンとモータとの両方を搭載したハイブリッド自動車なども採用可能である。車両用空調装置1は、取り込まれた空気の温度や湿度を調整して車室内に吹き出す装置である。言い換えると、車両用空調装置1は、車室内の暖房運転や冷房運転や除湿運転などの空調運転を行う装置である。
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。この実施形態では、冷凍サイクル装置230が車室内の空気を加熱するための加熱手段を提供している。言い換えると、冷凍サイクル装置230は、冷媒を凝縮させる際に排出する熱を暖房用の熱源に用いるヒートポンプ装置である。また、暗騒音情報取得部として機能するレインセンサ265を備えている。
この明細書および図面等における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、1つの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、さらに請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
Claims (7)
- 冷凍サイクル装置(30、230)を循環する冷媒を圧縮する圧縮機(31)と、
前記圧縮機で圧縮された気相冷媒を凝縮させる凝縮用熱交換器(35、232)と、
前記凝縮用熱交換器で凝縮された液相冷媒を膨張させる膨張弁(48)と、
前記膨張弁で膨張した液相冷媒と車室内に提供される空気とを熱交換させて液相冷媒を蒸発させる蒸発器(39)と、
前記圧縮機と前記凝縮用熱交換器と前記膨張弁と前記蒸発器とを接続して内部に冷媒が流れる冷媒配管(40)と、
暗騒音の情報を取得する暗騒音情報取得部(80、265)と、
前記圧縮機の制御を行う空調制御部(50)とを備え、
前記圧縮機は、駆動時の回転数を電気的に制御可能であり、
前記空調制御部は、前記暗騒音情報取得部で取得した暗騒音が小さいほど前記圧縮機の冷媒吐き出し能力の下限値が高くなるように制御し、
前記空調制御部は、前記圧縮機の下限回転数が高くなるように制御することで冷媒吐き出し能力の下限値を高くしており、
前記空調制御部は、前記暗騒音が所定値より大きい第1モードにおいては、前記圧縮機を駆動しているときには、前記回転数が第1上限回転数から第1下限回転数までの範囲となり、前記圧縮機を駆動していないときには前記回転数がゼロとなり、
前記暗騒音が前記所定値より小さい第2モードにおいて、前記圧縮機を駆動しているときには、前記回転数が第2上限回転数から、前記第1下限回転数よりも高い回転数である第2下限回転数までの範囲となり、前記圧縮機を駆動していないときには前記回転数がゼロとなるように制御する車両用空調装置。 - 前記暗騒音情報取得部は、車両の速度を測定する車速センサ(80)であり、
前記空調制御部は、前記車速センサで取得した車速が所定速度以上の場合には、前記圧縮機の下限回転数を前記第1下限回転数(Rk1)とする前記第1モードで前記圧縮機を制御し、前記車速センサで取得した車速が前記所定速度未満の場合には、前記圧縮機の下限回転数を前記第1下限回転数よりも高い回転数である前記第2下限回転数(Rk2)とする前記第2モードで前記圧縮機を制御する請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記暗騒音情報取得部は、レインセンサ(265)であり、
前記空調制御部は、現在の天候が雨天である場合には、前記圧縮機の下限回転数を前記第1下限回転数とする前記第1モードで前記圧縮機を制御し、
現在の天候が雨天ではない場合には、前記圧縮機の下限回転数を前記第1下限回転数よりも高い回転数である前記第2下限回転数とする前記第2モードで前記圧縮機を制御する請求項1に記載の車両用空調装置。 - 冷凍サイクル装置(30、230)を循環する冷媒を圧縮する圧縮機(31)と、
前記圧縮機で圧縮された気相冷媒を凝縮させる凝縮用熱交換器(35、232)と、
前記凝縮用熱交換器で凝縮された液相冷媒を膨張させる膨張弁(48)と、
前記膨張弁で膨張した液相冷媒と車室内に提供される空気とを熱交換させて液相冷媒を蒸発させる蒸発器(39)と、
前記圧縮機と前記凝縮用熱交換器と前記膨張弁と前記蒸発器とを接続して内部に冷媒が流れる冷媒配管(40)と、
暗騒音の情報を取得する暗騒音情報取得部(80、265)と、
前記圧縮機の制御を行う空調制御部(50)とを備え、
前記圧縮機は、駆動時の回転数を電気的に制御可能であり、
前記空調制御部は、前記暗騒音情報取得部で取得した暗騒音が小さいほど前記圧縮機の冷媒吐き出し能力の下限値が高くなるように制御し、
前記空調制御部は、前記圧縮機の下限回転数が高くなるように制御することで冷媒吐き出し能力の下限値を高くしており、
前記暗騒音情報取得部は、レインセンサ(265)であり、
前記空調制御部は、現在の天候が雨天である場合には、前記圧縮機の下限回転数を第1下限回転数とする第1モードで前記圧縮機を制御し、
現在の天候が雨天ではない場合には、前記圧縮機の下限回転数を前記第1下限回転数よりも高い回転数である第2下限回転数とする第2モードで前記圧縮機を制御する車両用空調装置。 - 前記空調制御部は、前記第2モードにおいて、前記圧縮機を駆動する場合には、前記第2下限回転数を維持するように前記圧縮機を制御する請求項3から請求項4のいずれかに記載の車両用空調装置。
- 前記空調制御部は、前記第1モードにおける前記圧縮機の起動時間よりも、前記第2モードにおける前記圧縮機の起動時間が長い時間となるように前記圧縮機を制御する請求項3から請求項5のいずれかに記載の車両用空調装置。
- 前記凝縮用熱交換器は、気相冷媒を凝縮させる際に発生する熱を用いて車室内に提供される空気を加熱する凝縮器(232)である請求項1から請求項6のいずれかに記載の車両用空調装置。
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