JP2017082507A - 制御装置、制御システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定可能にし、より効果的に屋内の騒音レベルを低減させる。【解決手段】制御装置1は、家屋の屋内に設置される屋内騒音センサ2から騒音の特徴および騒音レベルを含む屋内騒音情報を取得し、家屋の屋外に設置される屋外騒音センサ3から騒音の特徴および騒音レベルを含む屋外騒音情報を取得する。制御装置1は、少なくとも屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上である場合に、屋内騒音情報と屋外騒音情報とを比較し、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3が検知した騒音の特徴が一致し、かつ屋内騒音センサ2が検知した騒音よりも屋外騒音センサ3が検知した騒音のほうが大きい場合に屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定し、電動窓4Aを閉状態にさせる閉制御信号を生成し、閉制御信号を電動窓4Aに送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、家屋の開口部を電動で閉蓋する家屋開口電動閉蓋装置を制御する制御装置、制御システムおよびプログラムに関する。
家屋における騒音対策として、旧来からの例では壁や扉へ吸音材や防音シートを貼り付ける方法がある。最近では、室外に騒音センサを設け、室外の騒音値が閾値以上である場合に部屋の開口部を自動的に閉鎖することで室内の騒音レベルを低減させるシステムが提案されている。
特許文献1には、屋内音センサが騒音を検出したときに、屋外音センサが検出した騒音の騒音量が騒音判定値より大きい場合に、サッシ戸装置による窓部の閉鎖や、ドア装置による出入口の閉鎖を行う騒音低減化システムが開示されている。
特開2011−163037号公報
しかしながら、特許文献1に提案されている騒音低減化システムでは、屋内音センサが検出した騒音と屋外音センサが検出した騒音とが同じ音源であるか否かを判断していないため、屋内で検知された騒音が屋外から伝播したものかどうか分からないという問題がある。したがって、窓部や出入り口を閉鎖しても意味が無い場合がある。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定可能にし、より効果的に屋内の騒音レベルを低減させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、家屋の屋内に設置されて騒音を検知する1台以上の屋内騒音センサ、家屋の屋外に設置されて騒音を検知する1台以上の屋外騒音センサ、および家屋の開口部を電動で閉蓋する1台以上の家屋開口電動閉蓋装置、に接続する。制御装置は、屋内騒音取得部と、屋外騒音取得部と、騒音判定部と、閉制御部とを備える。屋内騒音取得部は、屋内騒音センサから、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋内騒音情報を取得する。屋外騒音取得部は、屋外騒音センサから、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋外騒音情報を取得する。騒音判定部は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが第1の閾値以上であると判定し、屋内騒音情報と屋外騒音情報とを比較して、屋内騒音センサおよび屋外騒音センサが検知した騒音の特徴が一致し、かつ屋内騒音センサが検知した騒音よりも屋外騒音センサが検知した騒音のほうが大きいと判定した場合に、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定する。閉制御部は、騒音判定部が、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定した場合に、家屋開口電動閉蓋装置を閉状態にさせる閉制御信号を生成し、閉制御信号を家屋開口電動閉蓋装置に送信する。
本発明によれば、屋内で検知した騒音と屋外で検知した騒音との特徴および騒音レベルを比較することで、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定可能にし、屋外で発生している騒音が屋内に伝播したものであると判定した場合に、家屋の開口部を電動で閉蓋する家屋開口電動閉蓋装置を閉めることにより、より効果的に屋内の騒音レベルを低減させることができる。
本発明の実施の形態1に係る制御システムの構成例を示す図である。 実施の形態1に係る制御装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態1に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る制御装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態2に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る制御システムの構成例を示す図である。 実施の形態3に係る制御装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態3に係る機器情報の一例を示す図である。 実施の形態3に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る制御システムの構成例を示す図である。 実施の形態4に係る制御装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態4に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る制御システムの構成例を示す図である。 実施の形態5に係る制御装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態5に係る機器情報の一例を示す図である。 実施の形態5に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。本実施の形態では、家屋の開口部を電動で閉蓋する家屋開口電動閉蓋装置が電動窓、電動雨戸および電動シャッターである場合を例として説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る制御システムの構成例を示す図である。制御システム100は、制御装置1と、屋内騒音センサ2と、屋外騒音センサ3と、電動窓4Aとで構成される。屋内騒音センサ2、屋外騒音センサ3および電動窓4Aはそれぞれ、制御装置1に信号線で接続される。ここで、信号線の物理的規格や通信規格は特定の規格に制限されるものではなく、例えばRS−232Cや、USB(Universal Serial Bus)といった汎用の規格であってもよいし、独自規格のものであってもよい。
屋内騒音センサ2は家屋の屋内に設置されて騒音を検知し、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋内騒音情報を制御装置1に送信する。屋外騒音センサ3は家屋の屋外に設置されて屋外の騒音を検知し、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋外騒音情報を制御装置1に送信する。騒音の特徴とは、騒音の周波数や騒音の音声データの特徴ベクトルなどである。騒音レベルとは、騒音の大きさを示す指標であって、例えば騒音の音圧レベル(単位はdB)である。騒音レベルは、音圧レベル以外にも時間や頻度などを加味してもよい。なお、屋内騒音情報および屋外騒音情報は、騒音の音声データそのものであってもよい。この場合、制御装置1が騒音の音声データから騒音の特徴や騒音レベルを算出する。
制御装置1は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値を超えた場合に、屋内騒音情報および屋外騒音情報に基づいて、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する。屋外から伝播したものと判定した場合には、電動窓4Aを閉状態にする閉制御信号を生成し、電動窓4Aに閉制御信号を送信する。電動窓4Aは、制御装置1から閉制御信号を受信すると、閉状態にする。閾値は、屋内騒音センサ2ごとに異なってもよい。
図1の例では、屋内騒音センサ2、屋外騒音センサ3および電動窓4Aはそれぞれ1つである。これに限らず、屋内騒音センサ2、屋外騒音センサ3および電動窓4Aはそれぞれ1つ以上であればよい。また、制御装置1から閉制御信号を受信して閉状態にする家屋開口電動閉蓋装置は電動窓4Aに限らず、電動雨戸や電動シャッターなどでもよい。以下、制御装置1に接続される電動窓、電動雨戸や電動シャッターなどを総称する場合は、家屋開口電動閉蓋装置4という。
図2は、実施の形態1に係る制御装置の機能構成例を示す図である。制御装置1は、屋内騒音取得部11と、屋外騒音取得部12と、騒音判定部13と、閉制御部14とを備える。屋内騒音取得部11は、屋内騒音センサ2から、屋内で検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋内騒音情報を取得する。屋外騒音取得部12は、屋外騒音センサ3から、屋外で検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋外騒音情報を取得する。騒音判定部13は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上であるか否かを判定する。屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上であると判定すると、騒音判定部13は、屋内騒音情報および屋外騒音情報に基づいて、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する。
屋内で検知された騒音が屋外から伝播したものか否かの判定方法としては、以下のような方法がある。まず、騒音判定部13は、屋内騒音情報および屋外騒音情報に含まれる騒音の周波数のスペクトル解析を用い、周波数スペクトルが一致した場合に、屋内外の騒音が同じ騒音源であると判定する。または、屋内騒音情報および屋外騒音情報に含まれる騒音の周波数に対して屋内外の差を補正し、屋内外の騒音の周波数帯域が一致した場合に、屋内外の騒音が同じ騒音源であると判定する。あるいは、騒音判定部13は、屋内騒音情報および屋外騒音情報に含まれる騒音の音声データから特徴ベクトルを抽出してパターンマッチングを行い、屋内外の騒音の特徴ベクトルのパターンが一致した場合に、屋内外の騒音が同じ騒音源であると判定する。
騒音判定部13は、屋内外の騒音が同じ騒音源であると判定し、かつ屋外騒音情報に含まれる騒音の周波数スペクトルのピーク高さの方が屋内騒音情報のものよりも高ければ、屋内で検知された騒音が屋外から伝播したものであると判定する。あるいは、騒音判定部13は、屋内外の騒音が同じ騒音源であると判定し、かつ屋外騒音情報に含まれる騒音レベルの方が屋内騒音情報のものよりも高ければ、屋内で検知された騒音が屋外から伝播したものであると判定する。騒音判定部13が、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定すると、閉制御部14は、電動窓4Aを閉状態にする閉制御信号を生成し、電動窓4Aに送信する。
屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上であるという条件は、一瞬の騒音レベルから判断するのではなく、決められた時間(例えば、1分間)屋内騒音情報を取得し続け、継続して、または断続的に閾値以上の騒音レベルが検知されることを条件としてもよい。これにより、瞬間的に発生した騒音により電動窓4Aを閉めてしまうことを防ぐことができる。
ここでは、屋内騒音情報に対してのみ閾値を設定しているが、屋内騒音情報および屋外騒音情報に対してそれぞれ第1の閾値および第2の閾値を設定してもよい。この場合、例えば、騒音判定部13は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが第1の閾値以上であって、かつ屋外騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値以上であると判定したときに、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音と屋外で検知された第2の閾値以上の騒音とが同じ騒音源であるか否かを判定する。同じ騒音源であると判定した場合、騒音判定部13は、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音は屋外から伝播したものであると判定する。
図3は、実施の形態1に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。制御処理は、制御装置1が起動すると開始する。制御装置1の屋内騒音取得部11および屋外騒音取得部12は、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3からそれぞれ屋内騒音情報および屋外騒音情報を取得する(ステップS11)。騒音判定部13は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上であるか否かを判定する(ステップS12)。騒音レベルが閾値以上でない場合(ステップS12;NO)、処理はステップS16に移行する。
騒音レベルが閾値以上である場合(ステップS12;YES)、騒音判定部13は、屋内騒音情報と屋外騒音情報とに含まれる特徴と騒音レベルの比較を行い、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する(ステップS13)。屋外から伝播したものでない場合(ステップS13;NO)、処理はステップS16に移行する。屋外から伝播したものである場合(ステップS13;YES)、閉制御部14は、電動窓4Aを閉状態にする閉制御信号を生成し(ステップS14)、電動窓4Aに閉制御信号を送信する(ステップS15)。制御装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS16;NO)、処理はステップS11に戻り、ステップS11〜ステップS16を繰り返す。制御装置1の電源がOFFになると(ステップS16;YES)、処理を終了する。ステップS12では、騒音レベルが閾値以上の状態が継続して、または断続的に決められた時間が経過したか否かを判定してもよい。
以上説明したように実施の形態1の制御システム100によれば、屋内で検知した騒音と屋外で検知した騒音との特徴および騒音レベルを比較することで、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定可能にし、屋外から伝播したものであると判定した場合に、家屋の開口部を電動で閉蓋する家屋開口電動閉蓋装置4を閉めることにより、より効果的に屋内の騒音レベルを低減させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の制御システムは、実施の形態1の制御システム100と同様の構成である。実施の形態2では、屋内騒音情報および屋外騒音情報に対してそれぞれ第1の閾値および第2の閾値が設定されている。制御装置1は、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであって、かつ電動窓4Aが開状態である場合に、電動窓4Aに閉制御信号を送信する。また、制御装置1は、電動窓4Aに閉制御信号を送信後、屋外の騒音レベルが第2の閾値未満になったときに、開状態にさせる開制御信号を電動窓4Aに送信する。
図4は、本発明の実施の形態2に係る制御装置の機能構成例を示す図である。実施の形態2の制御装置1は、実施の形態1の制御装置1の機能構成に加え、開閉検知部15および開制御部16を備える。開閉検知部15は、電動窓4Aから開閉状態を示す開閉情報を取得する。閉制御部14は、開閉検知部15が取得した開閉情報に基づいて電動窓4Aが開状態であるか否かを判定する。騒音判定部13は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが第1の閾値以上であると判定すると、屋内騒音情報および屋外騒音情報に基づいて、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する。
閉制御部14は、騒音判定部13が屋内で検知された第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定し、かつ電動窓4Aが開状態である場合、電動窓4Aを閉状態にする閉制御信号を生成し、電動窓4Aに送信する。閉制御部14は、電動窓4Aに閉制御信号を送信したことを開制御部16に通知する。開制御部16は、閉制御部14が電動窓4Aに閉制御信号を送信した後、騒音判定部13によって屋外騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値未満であると判定されると、電動窓4Aを開状態にさせる開制御信号を生成し、電動窓4Aに開制御信号を送信する。
家屋開口電動閉蓋装置4が複数ある場合は、閉制御部14は、開状態である家屋開口電動閉蓋装置4があるか否かを判定し、ある場合には開状態の家屋開口電動閉蓋装置4にのみ閉制御信号を送信する。この場合、閉制御部14は、閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4を開制御部16に通知する。開制御部16は、閉制御部14が家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信した後、騒音判定部13によって屋外騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値未満であると判定されると、家屋開口電動閉蓋装置4を開状態にさせる開制御信号を生成し、閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4に開制御信号を送信する。電動窓4Aは、制御装置1から開制御信号を受信すると、開状態に戻す。
屋外騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値未満であるという条件は、一瞬の騒音レベルから判断するのではなく、決められた時間(例えば、1分間)屋外騒音情報を取得し続け、その間に第2の閾値以上の騒音レベルが検知されないことを条件としてもよい。これにより、たまたま騒音が止んだ一瞬に電動窓4Aを開けてしまうことを防ぐことができる。なお、開状態であった電動窓4Aに閉制御信号を送信した後、電動窓4Aを閉じたままにしておき、開制御信号を送らない構成にしてもよい。この場合、制御装置1は、開制御部16を備えなくてもよい。
図5は、実施の形態2に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。制御処理は、制御装置1が起動すると開始する。制御装置1の屋内騒音取得部11および屋外騒音取得部12は、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3からそれぞれ屋内騒音情報および屋外騒音情報を取得する(ステップS21)。騒音判定部13は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが第1の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS22)。騒音レベルが第1の閾値以上でない場合(ステップS22;NO)、処理はステップS32に移行する。
騒音レベルが第1の閾値以上である場合(ステップS22;YES)、騒音判定部13は、屋内騒音情報と屋外騒音情報とに含まれる特徴と騒音レベルの比較を行い、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する(ステップS23)。屋外から伝播したものでない場合(ステップS23;NO)、処理はステップS32に移行する。屋外から伝播したものである場合(ステップS23;YES)、開閉検知部15は、電動窓4Aから開閉状態を示す開閉情報を取得する(ステップS24)。電動窓4Aが開状態でない場合(ステップS25;NO)、処理はステップS32に移行する。電動窓4Aが開状態である場合(ステップS25;YES)、閉制御部14は、電動窓4Aを閉状態にする閉制御信号を生成し(ステップS26)、電動窓4Aに閉制御信号を送信する(ステップS27)。
屋外騒音取得部12は、屋外騒音センサ3からから屋外騒音情報を取得する(ステップS28)。騒音判定部13は、屋外騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS29)。騒音レベルが第2の閾値未満でない場合(ステップS29;NO)、ステップS28に戻り、ステップS28およびステップS29を繰り返して騒音レベルが第2の閾値未満になるのを待機する。騒音レベルが第2の閾値未満になると(ステップS29;YES)、開制御部16は、電動窓4Aを開状態にさせる開制御信号を生成し(ステップS30)、電動窓4Aに開制御信号を送信する(ステップS31)。制御装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS32;NO)、処理はステップS21に戻り、ステップS21〜ステップS32を繰り返す。制御装置1の電源がOFFになると(ステップS32;YES)、処理を終了する。
ステップS29では、騒音レベルが閾値未満の状態で決められた時間が経過したか否かを判定してもよい。また、騒音レベルが閾値未満になったか否かを判定するステップS28およびステップS29のタイミングは、ステップS27で電動窓4Aに閉制御信号を送信した後、一定時間経過後であってもよいし、一定時間おきに判定することにしてもよい。
以上説明したように実施の形態2の制御システムによれば、第1の閾値以上の騒音レベルの騒音が屋内で発生している場合に、開状態の家屋開口電動閉蓋装置4にのみ閉制御信号を送信するので、すべての家屋開口電動閉蓋装置4が閉状態であるにもかかわらず閉制御信号を送信してしまう無駄を省くことができる。また、開制御部16を備える構成では、開状態であった家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信した後、屋外の騒音レベルが第2の閾値未満の状態になった場合に、閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4に開制御信号を送信することで元の状態に戻すことができるので、ユーザが家屋開口電動閉蓋装置4を開ける動作をしなくてもよい。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係る制御システムの構成例を示す図である。実施の形態3の制御システム200は、制御装置1と、屋内騒音センサ2Aおよび2B(以下、総称する場合は、屋内騒音センサ2という)と、屋外騒音センサ3Aおよび3B(以下、総称する場合は、屋外騒音センサ3という)と、電動窓4A、電動雨戸4A’および電動シャッター4B(以下、総称する場合は、家屋開口電動閉蓋装置4という)とで構成される。屋内騒音センサ2、屋外騒音センサ3および家屋開口電動閉蓋装置4はそれぞれ、ネットワーク9を介して制御装置1に接続される。ネットワーク9の方式は何でもよく、例えば、USBや、特定小電力無線を用いたHAN(Home Area Network)などがある。
家屋の部屋aには、屋内の騒音を検知する屋内騒音センサ2Aと、電動窓4Aと、電動雨戸4A’とが配置されている。部屋bには、屋内の騒音を検知する屋内騒音センサ2Bと、電動シャッター4Bとが配置されている。屋外の騒音を検知する屋外騒音センサ3Aおよび3Bは、それぞれ部屋aおよび部屋bの家屋開口部に近い屋外に配置されている。屋内騒音センサ2Aおよび2Bは家屋開口部に向けて設置することで、屋外で発生している騒音を精度よく収集できるようにしてもよい。電動窓4Aおよび電動雨戸4A’は、屋内騒音センサ2Aおよび屋外騒音センサ3Aに対応し、電動シャッター4Bは、屋内騒音センサ2Bおよび屋外騒音センサ3Bに対応する。
屋内騒音センサ2はそれぞれ、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋内騒音情報を制御装置1に送信する。屋外騒音センサ3はそれぞれ、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋外騒音情報を制御装置1に送信する。制御装置1は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値を超えた場合に、屋内騒音情報および屋外騒音情報に基づいて、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する。屋外から伝播したものであると判定した場合、制御装置1は、家屋開口電動閉蓋装置4を閉状態にする閉制御信号を生成する。制御装置1は、屋外から伝播したものであるとの判定に用いた屋内騒音情報および屋外騒音情報の送信元の屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3の組み合わせに対応する家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信する。家屋開口電動閉蓋装置4は、制御装置1から閉制御信号を受信すると、閉状態にする。
屋内騒音センサ2、屋外騒音センサ3および家屋開口電動閉蓋装置4の配置は図6の例に限らず、屋内騒音センサ2、屋外騒音センサ3および家屋開口電動閉蓋装置4がそれぞれ1つ以上であって、1つの屋内騒音センサ2に、1つ以上の屋外騒音センサ3と、1つ以上の家屋開口電動閉蓋装置4が対応付けられていればよい。また、閾値に段階を設けて、閾値ごとに閉制御信号を送信する家屋開口電動閉蓋装置4を変えてもよい。例えば、屋内騒音センサ2Aの閾値が閾値αと、閾値αよりも大きい閾値βとの2段階である場合、屋内騒音センサ2Aが検知した騒音レベルが閾値αを超えた場合には電動窓4Aに閉制御信号を送信し、閾値βを超えた場合にはさらに電動窓雨戸4A’に閉制御信号を送信する。これにより、騒音レベルに合わせて屋外から屋内に伝播する騒音を低減することができる。
図7は、実施の形態3に係る制御装置の機能構成例を示す図である。実施の形態3の制御装置1は、実施の形態1の制御装置1の機能構成に加え、機器情報記憶部17を備える。機器情報記憶部17は、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3と家屋開口電動閉蓋装置4との対応を示す機器情報を記憶する。騒音判定部13が、屋内騒音情報および屋外騒音情報に基づいて屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定した場合、閉制御部14は、家屋開口電動閉蓋装置4を閉状態にする閉制御信号を生成する。閉制御部14は、閉制御信号を生成すると機器情報記憶部17が記憶する機器情報を参照し、屋外から伝播したものであるとの判定に用いた屋内騒音情報および屋外騒音情報の送信元の屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3の組み合わせに対応する家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信する。
図8は、実施の形態3に係る機器情報の一例を示す図である。機器情報は、屋内騒音センサ2を識別する「屋内騒音センサ」と、屋外騒音センサ3を識別する「屋外騒音センサ」と、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3に対応する家屋開口電動閉蓋装置4を識別する「家屋開口電動閉蓋装置」との項目を有する。図8の例では、屋内騒音センサ2Aおよび屋外騒音センサ3Aの組み合わせに電動窓4Aおよび電動雨戸4A’が対応し、屋内騒音センサ2Bおよび屋外騒音センサ3Bの組み合わせに電動シャッター4Bが対応する。
例えば、図7に示す制御装置1の騒音判定部13が、屋内騒音センサ2Aから受信した屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上であると判定し、かつ屋内騒音センサ2Aから受信した屋内騒音情報および屋外騒音センサ3Aから受信した屋外騒音情報から、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定した場合には、閉制御部14は、このような機器情報を参照し、屋内騒音センサ2Aおよび屋外騒音センサ3Aの組み合わせに対応する電動窓4Aおよび電動雨戸4A’に閉制御信号を送信する。なお、すべての屋内騒音センサ2が屋外騒音センサ3と1対1で対応する場合や、1つの屋内騒音センサ2にどの屋外騒音センサ3を組み合わせても対応する家屋開口電動閉蓋装置4が同じである場合には「屋外騒音センサ」の項目はなくてもよい。
図9は、実施の形態3に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。制御処理は、制御装置1が起動すると開始する。制御装置1の屋内騒音取得部11および屋外騒音取得部12は、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3からそれぞれ屋内騒音情報および屋外騒音情報を取得する(ステップS41)。騒音判定部13は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上の屋内騒音センサ2があるか否かを判定する(ステップS42)。騒音レベルが閾値以上の屋内騒音センサ2がない場合(ステップS42;NO)、処理はステップS47に移行する。
騒音レベルが閾値以上の屋内騒音センサ2がある場合(ステップS42;YES)、騒音判定部13は、当該屋内騒音情報と屋外騒音情報とに含まれる特徴と騒音レベルの比較を行い、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する(ステップS43)。屋外から伝播したものでない場合(ステップS43;NO)、処理はステップS47に移行する。屋外から伝播したものである場合(ステップS43;YES)、閉制御部14は、家屋開口電動閉蓋装置4を閉状態にする閉制御信号を生成する(ステップS44)。閉制御部14は、機器情報記憶部17が記憶する機器情報を参照し(ステップS45)、ステップS43のYES判定に用いた屋内騒音情報および屋外騒音情報の送信元の屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3の組み合わせに対応する家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信する(ステップS46)。制御装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS47;NO)、処理はステップS41に戻り、ステップS41〜ステップS47を繰り返す。制御装置1の電源がOFFになると(ステップS47;YES)、処理を終了する。
前述のように、機器情報に「屋外騒音センサ」の項目がない場合には、ステップS46において、閉制御部14は、騒音レベルが閾値以上の屋内騒音情報の送信元の屋内騒音センサ2に対応する家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信する。
以上説明したように実施の形態3の制御システム200によれば、少なくとも騒音レベルが閾値以上の屋内騒音センサ2に対応する家屋開口電動閉蓋装置4にのみ閉制御信号を送信するので、例えば、家屋に複数に部屋がある場合などに部屋ごとの対応ができる。これにより、閾値以上の騒音レベルの騒音を検知していない部屋の家屋開口電動閉蓋装置4が閉状態になることを防ぐことができる。また、1つの屋内騒音センサ2に対して複数の屋外騒音センサ3が対応する場合には、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであるとの判定に用いた屋内騒音情報および屋外騒音情報の送信元の屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3の組み合わせに対応する家屋開口電動閉蓋装置4にのみ閉制御信号を送信することで、例えば、部屋の複数の方位に家屋開口電動閉蓋装置4がある場合などに部屋の方位ごとの対応ができる。これにより、騒音低減効果の少ない方位の家屋開口電動閉蓋装置4は閉状態しないといった対応が可能になる。
(実施の形態4)
図10は、本発明の実施の形態4に係る制御システムの構成例を示す図である。実施の形態4の制御システム300は、制御装置1と、屋内の騒音を検知する屋内騒音センサ2と、屋外の騒音を検知する屋外騒音センサ3と、電動窓4Aと、電気機器6とで構成される。屋内騒音センサ2、屋外騒音センサ3、電動窓4Aおよび電気機器6はそれぞれ、ネットワーク9を介して制御装置1に接続される。制御装置1、屋内騒音センサ2、電動窓4Aおよび電気機器6は屋内に配置され、屋外騒音センサ3は屋外に配置される。実施の形態4では、屋内騒音情報および屋外騒音情報に対してそれぞれ第1の閾値および第2の閾値が設定されている。
屋内騒音センサ2は、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋内騒音情報を制御装置1に送信する。屋外騒音センサ3は、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋外騒音情報を制御装置1に送信する。制御装置1は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが第1の閾値を超えた場合に、屋内騒音情報および屋外騒音情報に基づいて、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する。屋外から伝播したものであると判定した場合、制御装置1は、電動窓4Aを閉状態にする閉制御信号を生成し、電動窓4Aに閉制御信号を送信する。電動窓4Aは、制御装置1から閉制御信号を受信すると、閉状態にする。
電気機器6は、電気機器6の動作状態を示す状態情報を制御装置1に送信する。状態情報は、動作状態を示すデータでもよいし、単純に電源のON−OFFを示す信号でもよい。制御装置1は、電動窓4Aに閉制御信号を送信後、屋外騒音センサ3から受信した騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値未満に低下し、かつ電気機器6からの状態情報が特定の状態を示している場合、電動窓4Aを開状態にする開制御信号を生成し、電動窓4Aに開制御信号を送信する。電動窓4Aは、制御装置1から開制御信号を受信すると、開状態にする。電気機器6は、例えば空調機であり、開制御信号を送信する条件となる特定の状態はオフ状態である。この場合、電動窓4Aの閉制御信号を送信後にユーザが空調機をオンにしていたとすると、電動窓4Aが開制御されないので、空調により整えられた屋内の空気が屋外に漏れだし、屋外の空気が屋内に流入することを防ぐことができる。
図11は、本発明の実施の形態4に係る制御装置の機能構成例を示す図である。実施の形態4の制御装置1は、実施の形態2の制御装置1の機能構成に加え、状態情報取得部18を備える。状態情報取得部18は、ネットワーク9に接続された電気機器6から動作状態を示す状態情報を取得する。開制御部16は、状態情報取得部18が取得した状態情報に基づいて電気機器6が特定の状態であるか否かを判断する。開制御部16は、閉制御部14が電動窓4Aに閉制御信号を送信した後、騒音判定部13によって屋外騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値未満であると判定され、かつ電気機器6が特定の状態である場合、電動窓4Aを開状態にさせる開制御信号を生成し、電動窓4Aに開制御信号を送信する。
図12は、実施の形態4に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。制御処理は、制御装置1が起動すると開始する。制御装置1の屋内騒音取得部11および屋外騒音取得部12は、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3からそれぞれ屋内騒音情報および屋外騒音情報を取得する(ステップS51)。騒音判定部13は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが第1の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS52)。騒音レベルが第1の閾値以上でない場合(ステップS52;NO)、処理はステップS64に移行する。
騒音レベルが第1の閾値以上である場合(ステップS52;YES)、騒音判定部13は、屋内騒音情報と屋外騒音情報とに含まれる特徴と騒音レベルの比較を行い、屋内で検知された第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する(ステップS53)。屋外から伝播したものでない場合(ステップS53;NO)、処理はステップS64に移行する。屋外から伝播したものである場合(ステップS53;YES)、開閉検知部15は、電動窓4Aから開閉状態を示す開閉情報を取得する(ステップS54)。電動窓4Aが開状態でない場合(ステップS55;NO)、処理はステップS64に移行する。電動窓4Aが開状態である場合(ステップS55;YES)、閉制御部14は、電動窓4Aを閉状態にする閉制御信号を生成し(ステップS56)、電動窓4Aに閉制御信号を送信する(ステップS57)。
屋外騒音取得部12は、屋外騒音センサ3から屋外騒音情報を取得する(ステップS58)。騒音判定部13は、屋外騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS59)。騒音レベルが第2の閾値未満でない場合(ステップS59;NO)、ステップS58に戻り、ステップS58およびステップS59を繰り返して騒音レベルが第2の閾値未満になるのを待機する。騒音レベルが第2の閾値未満になると(ステップS59;YES)、開制御部16は、電動窓4Aを開状態にさせる開制御信号を生成する(ステップS60)。
状態情報取得部18は、電気機器6から状態情報を取得し(ステップS61)、開制御部16は、電気機器6が特定の状態にあるか否かを判定する(ステップS62)。電気機器6が特定の状態にない場合(ステップS62;NO)、処理はステップS64に移行する。電気機器6が特定の状態にある場合(ステップS62;YES)、開制御部16は、電動窓4Aに開制御信号を送信する(ステップS63)。制御装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS64;NO)、処理はステップS51に戻り、ステップS51〜ステップS64を繰り返す。制御装置1の電源がOFFになると(ステップS64;YES)、処理を終了する。
電気機器6は、空調機に限らず、空気清浄機や加湿器、音響機器、侵入警報器などでもよい。電気機器6が空気清浄機や加湿器であって、開制御信号を送信する条件となる特定の状態がオフ状態である場合、電動窓4Aの閉制御信号を送信後にユーザが空気清浄機や加湿器をオンにしていたとすると、電動窓4Aが開制御されないので、空気清浄機や加湿器により清浄された空気や加湿された空気が屋内の空気が屋外に漏れだし、屋外の空気が屋内に流入することを防ぐことができる。電気機器6が音響機器であって、開制御信号を送信する条件となる特定の状態がオフ状態または決められた音量未満の出力である場合、電動窓4Aの閉制御信号を送信後に決められた音量以上の音声が出力されているときは電動窓4Aが開制御されないので、屋内から屋外に漏洩する騒音を低減し、近隣住民との騒音トラブル発生のリスクを抑えることができる。電気機器6が侵入警報器であって、開制御信号を送信する条件となる特定の状態がオフ状態である場合、電動窓4Aの閉制御信号を送信後にユーザが侵入警報器をオンにしたときは電動窓4Aが開制御されないので、侵入警報器が、電動窓4Aが開いたことを感知して警報音を鳴らしてしまう誤作動を防止することができる。
以上説明したように実施の形態4の制御システムによれば、制御装置1と同一のネットワーク9に接続された電気機器6の状態に応じて開制御信号の送信要否を自動的に判別できるので、電動窓4Aの閉制御後に電気機器6が電動窓4Aを開制御するのがふさわしくない状態になっている場合に、電動窓4Aが開制御されるのを防ぐことができる。
(実施の形態5)
図13は、本発明の実施の形態5に係る制御システムの構成例を示す図である。実施の形態5の制御システム400は、実施の形態3の制御システム200の構成に加え、部屋aに、ネットワーク9に接続する電気機器6を備える。電動窓4Aおよび電動雨戸4A’は、屋内騒音センサ2Aおよび屋外騒音センサ3Aに対応し、電気機器6は、電動窓4Aおよび電動雨戸4A’に対応する。電動シャッター4Bは、屋内騒音センサ2Bおよび屋外騒音センサ3Bに対応する。実施の形態5の制御装置1は、閉制御信号を電動窓4Aおよび電動雨戸4A’に送信する場合、電気機器6を制御する機器制御信号を電気機器6に送信する。電気機器6は例えば空調機であり、空調機をオンにする機器制御信号を送信する場合、電動窓4Aおよび電動雨戸4A’を閉めつつ空調機の電源をオンにすることにより、電動窓4Aおよび電動雨戸4A’を閉め切ったことにより屋内の温度が上昇し、屋内のユーザが不快に感じる環境となるのを防ぐことができる。
図14は、本発明の実施の形態5に係る制御装置の機能構成例を示す図である。実施の形態5の制御装置1は、実施の形態3の制御装置1の機能構成に加え、機器制御部19を備える。機器情報記憶部17が記憶する機器情報は、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3と家屋開口電動閉蓋装置4と電気機器6と電気機器6を制御する制御内容との対応を示す。閉制御部14は、家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信すると、機器制御部19に、閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4を通知する。機器制御部19は、閉制御部14から閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4を通知されると、機器情報を参照し、閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4に対応する電気機器6に対し、機器制御信号を送信する。
図15は、実施の形態5に係る機器情報の一例を示す図である。機器情報は、屋内騒音センサ2を識別する「屋内騒音センサ」と、屋外騒音センサ3を識別する「屋外騒音センサ」と、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3に対応する家屋開口電動閉蓋装置4を識別する「家屋開口電動閉蓋装置」と、家屋開口電動閉蓋装置4に対応する電気機器6を識別する「電気機器」と、電気機器6に対する制御内容である「制御内容」との項目を有する。図15の例では、屋内騒音センサ2Aおよび屋外騒音センサ3Bに電動窓4Aおよび電動雨戸4A’が対応し、電動窓4Aおよび電動雨戸4A’に電気機器6が対応する。電気機器6に対応する制御内容は、電源オンである。屋内騒音センサ2Bおよび屋外騒音センサ3Bに電動シャッター4Bが対応し、電動シャッター4Bに対応する電気機器はない。なお、すべての屋内騒音センサ2が屋外騒音センサ3と1対1で対応する場合や、1つの屋内騒音センサ2にどの屋外騒音センサ3を組み合わせても対応する家屋開口電動閉蓋装置4が同じである場合には「屋外騒音センサ」の項目はなくてもよい。
例えば、図14に示す制御装置1の騒音判定部13が、屋内騒音センサ2Aから受信した屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上であると判定し、かつ屋内騒音センサ2Aから受信した屋内騒音情報および屋外騒音センサ3Aから受信した屋外騒音情報に基づいて、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定した場合、閉制御部14は、このような機器情報を参照し、屋内騒音センサ2Aおよび屋外騒音センサ3Aに対応する電動窓4Aおよび電動雨戸4A’に閉制御信号を送信し、電気機器6に電源オンの機器制御信号を送信する。
図16は、実施の形態5に係る制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。制御処理は、制御装置1が起動すると開始する。制御装置1の屋内騒音取得部11および屋外騒音取得部12は、屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3からそれぞれ屋内騒音情報および屋外騒音情報を取得する(ステップS71)。騒音判定部13は、屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上の屋内騒音センサ2があるか否かを判定する(ステップS72)。騒音レベルが閾値以上の屋内騒音センサ2がない場合(ステップS72;NO)、処理はステップS79に移行する。
騒音レベルが閾値以上の屋内騒音センサ2がある場合(ステップS72;YES)、騒音判定部13は、当該屋内騒音情報と屋外騒音情報とに含まれる特徴と騒音レベルの比較を行い、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものか否かを判定する(ステップS73)。屋外から伝播したものでない場合(ステップS73;NO)、処理はステップS79に移行する。屋外から伝播したものである場合(ステップS73;YES)、閉制御部14は、家屋開口電動閉蓋装置4を閉状態にする閉制御信号を生成する(ステップS74)。閉制御部14は、機器情報記憶部17が記憶する機器情報を参照し(ステップS75)、ステップS73のYES判定に用いた屋内騒音情報および屋外騒音情報の送信元の屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3の組み合わせに対応する家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信する(ステップS76)。
続いて、ステップS75で参照した機器情報から、閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4に対応する電気機器6および、電気機器6に対する制御内容を特定して機器制御信号を生成し(ステップS77)、電気機器6に機器制御信号を送信する(ステップS78)。制御装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS79;NO)、処理はステップS71に戻り、ステップS71〜ステップS79を繰り返す。制御装置1の電源がOFFになると(ステップS79;YES)、処理を終了する。なお、ステップS77の前に閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4に対応する電気機器6があるか否かを判定し、電気機器6がない場合には、ステップS77およびステップS78を省略するようにしてもよい。
電気機器6は、空調機に限らず、照明器具や換気扇、空気清浄機などでもよい。電気機器6が照明器具であって、電源をオンにする制御信号や照度を上げる機器制御信号を送信する場合は、電動シャッター4Bや電動雨戸4A’などの家屋開口電動閉蓋装置4が自動的に閉鎖されることにより室内の照度が下がるのを防ぐことができる。電気機器6が換気扇や空気清浄機であって、電源をオンにする制御信号を送信する場合は、家屋開口電動閉蓋装置4を閉め切ったことにより屋内の空気が汚れ、屋内のユーザが不快に感じる環境となるのを防ぐことができる。
以上説明したように実施の形態5の制御システム400によれば、閾値以上の騒音レベルの騒音を検知した屋内騒音センサ2に対応する家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信しつつ、家屋開口電動閉蓋装置4に対応する電気機器6にも機器制御信号を送信することにより、家屋開口電動閉蓋装置4が閉制御されることで屋内環境が変化するのを防ぐことができる。
図17は、本発明の実施の形態に係る制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。制御装置1は、それぞれの装置を制御するハードウェア構成としてプロセッサ101、メモリ102、インターフェース103を備える。これらの装置の各機能は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。インターフェース103は制御装置1と、屋内騒音センサ2や屋外騒音センサ3、家屋開口電動閉蓋装置4などの構成要素を接続し、通信を確立させるためのものであり、必要に応じて複数の種類のインターフェースから構成されてもよい。図17では、プロセッサ101およびメモリ102をそれぞれ1つで構成する例を示しているが、複数のプロセッサ101および複数のメモリ102が連携して各機能を実行してもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
さらに、搬送波に各プログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS、Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示し、ネットワークを介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、オペレーティングシステムの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行できるように構成してもよい。
上記の制御システム100、200、300および400の各構成要素が記憶する情報は、ネットワーク上に存在するクラウドサーバで一括管理され、当該構成要素は必要に応じて当該クラウドサーバにアクセスして情報の読み書きを行うようにしてもよい。この場合、当該構成要素は記憶部を備えなくてもよい。
実施の形態1〜5を別々に説明したが、これらを組み合わせてもよい。例えば、実施の形態2の制御装置1が機器情報記憶部17を備える構成にしてもよい。この場合、閉制御部14は、機器情報記憶部17が記憶する機器情報を参照して、屋内で検知された閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであるとの判定に用いた屋内騒音情報および屋外騒音情報の送信元の屋内騒音センサ2および屋外騒音センサ3の組み合わせに対応する家屋開口電動閉蓋装置4に閉制御信号を送信する。
実施の形態5の制御装置1が状態情報取得部18を備える構成にしてもよい。この場合、機器情報記憶部17が記憶する機器情報は、例えば「制御内容」の項目に電気機器6の状態情報に応じて条件分けした制御内容を含む。部屋に設置された電気機器6の状態に応じた制御内容の機器制御信号を生成して送信することにより、閉制御信号を送信した家屋開口電動閉蓋装置4に対応する電気機器6に対して、より多様な制御を行うことができる。電気機器6が空調機であって制御内容が電源制御の例では、空調機の備える室内温度センサの検出値が28℃以上の場合にのみ空調機を冷房モードで電源をオンする。これにより、より的確に屋内環境が変化するのを防ぐことができる。また、複数の電気機器6を組み合わせてもよい。例えば、電気機器6が人感センサと空調機であって制御内容が電源制御の例では、人感センサが人を検知した場合にのみ空調機の電源をオンにする。これにより、人がいないのに空調機を稼働する無駄を省くことができる。さらに、機器情報の「制御内容」をユーザが設定すれば、家屋開口電動閉蓋装置4が閉状態になった場合にもユーザの所望する屋内環境を維持するよう電気機器6を制御することが可能になる。
上記の実施の形態では、家屋開口電動閉蓋装置4の閉制御を行う条件として、少なくとも屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが閾値以上であるか否かを判定するようにしているが、これに限らず、屋内騒音情報および屋外騒音情報の少なくともいずれかに含まれる騒音の特徴を解析し、特定の種類の騒音が発生していると判定した場合に強制的に家屋開口電動閉蓋装置4の閉制御を行うようにしてもよい。この場合、例えば、雨音を特定の種類の騒音として登録することにより、雨音を検知した場合に自動的に家屋開口電動閉蓋装置4を閉制御することができる。これにより、屋内に雨が吹き込むことを防ぐことができる。この場合は、特定の種類の騒音が検知されなくなったことを、開制御を行う条件とすることが好ましい。
上記の実施の形態では、制御装置1は、屋外から屋内に伝播した騒音の騒音レベルが閾値を超える場合に、家屋開口電動閉蓋装置4を閉めることにより、屋外から屋内に伝播する騒音を低減する。本発明は、これに限らず、屋内から屋外に漏洩した騒音の騒音レベルが閾値を超える場合に、家屋開口電動閉蓋装置4を閉めることにより、屋内から屋外に漏洩した騒音を低減してもよい。これにより、近隣住民との騒音トラブル発生のリスクを抑えることができる。
1 制御装置、2,2A,2B 屋内騒音センサ、3,3A,3B 屋外騒音センサ、4 家屋開口電動閉蓋装置、4A 電動窓、4A’ 電動雨戸、4B 電動シャッター、6 電気機器、9 ネットワーク、11 屋内騒音取得部、12 屋外騒音取得部、13 騒音判定部、14 閉制御部、15 開閉検知部、16 開制御部、17 機器情報記憶部、18 状態情報取得部、19 機器制御部、100,200,300,400 制御システム、101 プロセッサ、102 メモリ、103 インターフェース。

Claims (10)

  1. 家屋の屋内に設置されて騒音を検知する1台以上の屋内騒音センサ、前記家屋の屋外に設置されて騒音を検知する1台以上の屋外騒音センサ、および前記家屋の開口部を電動で閉蓋する1台以上の家屋開口電動閉蓋装置、に接続する制御装置であって、
    前記屋内騒音センサから、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋内騒音情報を取得する屋内騒音取得部と、
    前記屋外騒音センサから、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋外騒音情報を取得する屋外騒音取得部と、
    前記屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが第1の閾値以上であると判定し、前記屋内騒音情報と前記屋外騒音情報とを比較して、前記屋内騒音センサおよび前記屋外騒音センサが検知した騒音の特徴が一致し、かつ前記屋内騒音センサが検知した騒音よりも前記屋外騒音センサが検知した騒音のほうが大きいと判定した場合に、屋内で検知された前記第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定する騒音判定部と、
    前記騒音判定部が、屋内で検知された前記第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定した場合に、前記家屋開口電動閉蓋装置を閉状態にさせる閉制御信号を生成し、前記閉制御信号を前記家屋開口電動閉蓋装置に送信する閉制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記家屋開口電動閉蓋装置の開閉状態を示す開閉情報を取得する開閉検知部をさらに備え、
    前記閉制御部は、前記騒音判定部が、屋内で検知された前記第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定すると、前記開閉情報に基づいて開状態の前記家屋開口電動閉蓋装置があるか否かを判定し、開状態の前記家屋開口電動閉蓋装置がある場合に、前記閉制御信号を生成し、開状態の前記家屋開口電動閉蓋装置に前記閉制御信号を送信する請求項1に記載の制御装置。
  3. 少なくとも前記屋内騒音センサと前記家屋開口電動閉蓋装置との対応を示す機器情報を記憶する機器情報記憶部をさらに備え、
    前記閉制御部は、前記機器情報を参照し、前記第1の閾値を超える騒音レベルを含む前記屋内騒音情報の送信元の前記屋内騒音センサに対応する前記家屋開口電動閉蓋装置に前記閉制御信号を送信する請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記家屋の屋内に設置された電気機器を制御する機器制御部をさらに備え、
    前記機器制御部は、前記閉制御部が前記閉制御信号を前記家屋開口電動閉蓋装置に送信するとき、前記電気機器を制御する機器制御信号を生成し、前記機器制御信号を前記電気機器に送信する請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記閉制御部が前記家屋開口電動閉蓋装置に前記閉制御信号を送信後、少なくとも前記屋外騒音情報に含まれる騒音レベルが第2の閾値未満になったとき、前記家屋開口電動閉蓋装置を開状態にさせる開制御信号を生成し、前記閉制御信号を送信した前記家屋開口電動閉蓋装置に前記開制御信号を送信する開制御部をさらに備える請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記騒音判定部は、前記屋内騒音情報および前記屋外騒音情報の少なくともいずれかに含まれる騒音の特徴を解析し、特定の種類の騒音が存在するか否かを判定し、
    前記閉制御部は、前記騒音判定部が前記特定の種類の騒音が存在すると判定すると、前記屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが前記第1の閾値以上であるか否かに関わらず前記家屋開口電動閉蓋装置に前記閉制御信号を送信する請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記閉制御部が前記家屋開口電動閉蓋装置に前記閉制御信号を送信後、前記騒音判定部が前記特定の種類の騒音が存在しないと判定すると、前記家屋開口電動閉蓋装置を開状態にさせる開制御信号を生成し、前記閉制御信号を送信した前記家屋開口電動閉蓋装置に前記開制御信号を送信する開制御部をさらに備える請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記家屋の屋内に設置された電気機器の状態を示す状態情報を取得する状態情報取得部をさらに備え、
    前記開制御部は、前記状態情報に基づいて前記電気機器が特定の状態であるか否かを判定し、前記特定の状態でないと判定した場合は、前記開制御信号の生成および前記開制御信号の送信を行わない請求項5または7に記載の制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の制御装置と、
    前記家屋の屋内に設置されて騒音を検知し、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む前記屋内騒音情報を生成する1台以上の屋内騒音センサと、
    前記家屋の屋外に設置されて騒音を検知し、検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む前記屋外騒音情報を生成する1台以上の屋外騒音センサと、
    前記制御装置から受信した前記閉制御信号に従って、前記家屋の開口部を電動で閉蓋する1台以上の家屋開口電動閉蓋装置と、
    を備える制御システム。
  10. コンピュータを、
    家屋の屋内に設置されて騒音を検知する1台以上の屋内騒音センサが検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋内騒音情報を取得する屋内騒音取得部、
    前記家屋の屋外に設置されて騒音を検知する1台以上の屋外騒音センサが検知した騒音の特徴および騒音レベルを含む屋外騒音情報を取得する屋外騒音取得部、
    前記屋内騒音情報に含まれる騒音レベルが第1の閾値以上であると判定し、前記屋内騒音情報と前記屋外騒音情報とを比較して、前記屋内騒音センサおよび前記屋外騒音センサが検知した騒音の特徴が一致し、かつ前記屋内騒音センサが検知した騒音よりも前記屋外騒音センサが検知した騒音のほうが大きいと判定した場合に、屋内で検知された前記第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定する騒音判定部、および、
    前記騒音判定部が、屋内で検知された前記第1の閾値以上の騒音が屋外から伝播したものであると判定した場合に、前記家屋の開口部を電動で閉蓋する1台以上の家屋開口電動閉蓋装置を閉状態にさせる閉制御信号を生成し、前記閉制御信号を前記家屋開口電動閉蓋装置に送信する閉制御部、
    として機能させるプログラム。
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