JP7336388B2 - 錠剤及びその製造方法 - Google Patents
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Description
薬物含有機能性微粒子は公知の方法により製造される。溶出制御などの目的とする機能が達成された微粒子が得られるのであれば製造方法は特に制限されず、適宜選択することができる。
混合末製造工程では、少なくとも薬物及び/又は薬物含有機能性微粒子と、グルコノラクトン又はグルクロノラクトンと、場合によっては崩壊剤等の賦形剤が混合された混合物として、錠剤化用混合末を製造する。
圧縮成形工程は、錠剤の形状を維持させるため必要最小限の圧力以上で錠剤の形状とする方法で実施されれば特に制限されない。
液化工程と固化工程は、加湿工程と乾燥工程によって実施されることが好ましく、加熱工程と冷却工程によって実施されてもよく、他の工程によって実施されてもよい。
錠剤中に配合されたグルコノラクトン又はグルクロノラクトンは、加湿あるいは加熱により溶解し加水分解されて一部がグルコン酸又はグルクロン酸へと転移する。次いでこれを乾燥することにより分子間環化反応(脱水縮合)が起こり速やかにグルコノ-δ-ラクトン又はグルクロノラクトンとなるが、その際錠剤中に均一に分散されたグルコノ-δ-ラクトン又はグルクロノラクトンが強固に結合されることとなり、錠剤の強度が高められる。
液化工程は、グルコノラクトン又はグルクロノラクトンを加熱して溶融する工程であってもよく、固化工程は、溶融されたグルコノラクトン又はグルクロノラクトンを冷却して固化させる工程であってもよい。
(1)薬物レイヤリング微粒子の製造
アンブロキソール塩酸塩を232g、ポビドン(コリドン30)を56.8g、クロスポビドン(コリドンCL-M)を56.8gとり精製水1963gに加えて撹拌し、分散又は溶解させてレイヤリング液1を調製した。アンブロキソール塩酸塩を232g、ポビドン(コリドン30)を56.8gとり精製水1963gに加えて撹拌し、分散又は溶解させてレイヤリング液2を調製した。結晶セルロース(セルフィアCP102)を500gとり転動流動型コーティング造粒機(パウレック社製:MP-01)を用いてレイヤリング液1を噴霧した後、引続きレイヤリング液2を噴霧しコーティングを行った。噴霧後乾燥した後、42メッシュと150メッシュで篩過し、薬物レイヤリング微粒子を得た。
ヒプロメロース(TC-5E)を23.8g、スクラロースPを10.2gとり、精製水647gに加え撹拌溶解させシールコーティング液を調製した。工程(1)で調製した薬物レイヤリング微粒子1135gに転動流動型コーティング造粒機(パウレック社製:MP-01)を用いて、シールコーティング液を噴霧し、表面にコーティングして得られた粒子を42メッシュと150メッシュで篩過し、シールコート微粒子を得た。
(i)徐放性コーティング微粒子の製造
エチルセルロース(エトセル10)を183g、ヒプロメロース(TC-5R)を57.1gとり、80%エタノール液2760gを加え、撹拌溶解させ放出制御皮膜溶液を調製した。工程(2)で調製したシールコート微粒子500gに、転動流動型コーティング造粒機(パウレック社製:MP-01)を用いて、放出制御皮膜溶液を噴霧しコーティングして得られた粒子を乾燥した後、42メッシュと150メッシュで篩過し、徐放性コーティング微粒子を得た。
ヒプロメロース(TC-5R)を15.2g、マクロゴール6000を60.8gとり、精製水600.4gに加えて溶解し、オーバーコーティング液Aを調製した。また、エチルセルロース(エトセル7)を40.8g、ヒプロメロース(TC-5R)を17.5gとり、80%エタノール液に加え攪拌溶解させオーバーコーティング液Bを調製した。工程(3)-(i)で調製した徐放性コーティング微粒子500gに転動流動型コーティング造粒機(パウレック社製:MP-01)を用いて、オーバーコーティング液Aを噴霧した後、オーバーコーティング液Bを噴霧し、表面をコーティングした。乾燥して得られた粒子を、42メッシュと150メッシュで篩過し、オーバーコーティング微粒子を得た。該オーバーコーティング微粒子が徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子に相当する。この微粒子の平均粒子径は約280μmであった。
機能性微粒子(徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子)にグルコノ-δ-ラクトンをコーティングし、その粒子のみを用い、機能性微粒子とグルコノ-δ-ラクトンの2成分のみを主体とした錠剤を製した(実施例1)。クエン酸第二鉄水和物をグルコン酸溶液で造粒し、その粒子のみを用い、クエン酸第二鉄水和物とグルコン酸の2成分のみを主体とした錠剤に製した(実施例2)。また、D-マンニトールを水に溶けやすい薬物に見立て、D-マンニトールのみをグルコン酸溶液で造粒し、その粒子のみを用い、D-マンニトールとグルコン酸の2成分を主体とした錠剤を製造方法を変えて製した(実施例3、4)。これらの錠剤の硬度と口腔内崩壊時間を測定して評価を行った。
徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子200gを転動流動型コーティング造粒機(MP-01型:株式会社パウレック)に投入し、転動流動させながら、グルコノ-δ-ラクトンの10%水溶液を400g使用してコーティングを行い乾燥してラクトン被覆徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子を得た。この粒子のみを用いて、ステアリン酸マグネシウムを0.2%配合して、打錠圧3kN/杵にて重量200mg、直径8mm、隅角平面の錠剤を製した。錠剤は硬度17Nであった。つぎに、この錠剤を恒温恒湿機にて25℃90%RH下に16時間保存した後、通風乾燥機で40℃で1時間後60℃で3時間乾燥して、錠剤硬度と口腔内崩壊時間を測定した。得られた錠剤の強度は60N、口腔内崩壊時間は30秒で、加湿乾燥することによって、十分な強度を有する機能性微粒子を約83%含有する錠剤(詳しくは口腔内崩壊錠)が得られた。尚、実施例において、口腔内崩壊性を示す錠剤(口腔内崩壊錠)を単に「錠剤」と称する場合もある。
クエン酸第二鉄水和物を300gとり転動流動型コーティング造粒機(MP-01型)に投入し、流動させながら、50%グルコン酸溶液を薄めて製した20重量%水溶液を300g使用して噴霧造粒を行った後乾燥して粒子を製した。この粒子のみを用い、ステアリン酸マグネシウムを0.3%添加して、打錠圧2.4kN/杵にて重量250mg、直径9mm、2段Rの錠剤を製した。錠剤硬度は15Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に16時間保存した後、通風乾燥機により40℃で1時間後さらに60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は85N、口腔内崩壊時間は90秒で、加湿乾燥することによって、十分な強度を有する薬物含量が約83%の錠剤が得られた。
D-マンニトール(ペアリトール50C)を200gとり転動流動型コーティング造粒機(MP-01型)の流動層モードに投入し、流動させながら、50%グルコン酸溶液を薄めて製した20重量%水溶液を100g使用して噴霧造粒を行った後乾燥して粒子を製した。この粒子のみを用い、ステアリン酸マグネシウムを外部滑沢剤として、打錠圧2kN/杵にて重量185mg、直径8.5mm、隅角平面の錠剤を製した。錠剤は硬度20Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に16時間保存した後、DRYING OVENにより30℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は51N、口腔内崩壊時間は20秒以内で、加湿乾燥することによって、十分な強度を有する口腔内崩壊錠が得られた。このことから、水に溶けやすい薬物に関しては、薬物含量が80重量%を超える高含量の口腔内崩壊錠が得られる可能性が示唆された。また、この製剤については、25℃75%RHの環境に戻す時、硬度は20N以上を保つ頑健な製剤であった。
D-マンニトール(ペアリトール50C)を900gをとり高速撹拌造粒機(VG-05型:株式会社パウレック)に投入し、ブレード回転数500rpm、チョッパー回転数1500rpmで、グルコノ-δ-ラクトン60gを240gの水に溶解したグルコン酸水溶液を添加して5分間造粒し、MP-01の流動層モードで乾燥した。得られた顆粒を整粒後、ステアリン酸マグネシウムを外部滑沢剤として、打錠圧1.0~1.5kNで、重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の杵で打錠した。錠剤の硬度は16Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃85%RH下16時間加湿し、60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤は硬度は83Nで、崩壊時間は60秒であった。
徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子に対し、D-マンニトールを被覆し更にその外層にグルコノ-δ-ラクトンを被覆した微粒子を製し、この粒子のみを用い、ステアリン酸カルシウムを外部滑沢剤として錠剤に製した(実施例5)。加えて、水アルコール系で撹拌造粒を行った(実施例6)また比較として、実施例5で使用したグルコノ-δ-ラクトンに替えてマルトースを用い、マルトースを被覆した微粒子を製し、この粒子のみを用い、ステアリン酸カルシウムを外部滑沢剤として錠剤に製した(比較例1)。つぎに、この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH~25℃90%RH下に16時間保存した後、60℃で3時間乾燥した錠剤を用い、錠剤硬度と口腔内崩壊時間を測定して評価を行った。
徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子200gを転動流動型コーティング造粒機(MP-01型:株式会社パウレック)に投入し、転動流動させながら、D-マンニトール(ペアリトール50C)の10重量%水溶液を100g使用してコーティングした後、引き続いてグルコノ-δ-ラクトンの10重量%水溶液を210g使用してコーティングを行い乾燥してラクトン被覆徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子を得た。この粒子のみを用い、ステアリン酸カルシウムを外部滑沢剤として、重量231mg、直径8.5mm、隅角平面の錠剤を製した。この錠剤を用いて上記のとおりに錠剤の加湿乾燥を行い、評価を実施した。錠剤の製造条件と試験結果を表1に示した。
徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子750gを高速撹拌造粒機(VG-05型:株式会社パウレック)に投入し、ブレード500rpm、チョッパー1000rpmで転動流動させながら、水エタノールを重量比で1:1の液にグルコノ-δ-ラクトンを50重量%になるように溶解した液にPVPを5g加えた液を380g使用して3分間撹拌造粒を行った。得られた造粒徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子を用い、ステアリン酸マグネシウムを外部滑沢剤として、重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の錠剤を製した。この錠剤を用いて上記のとおりに錠剤の加湿乾燥を行い、評価を実施した。錠剤の製造条件と試験結果を表1に示した。
グルコノ-δ-ラクトンの10重量%水溶液に替えてマルトースの10重量%水溶液を用い、実施例5と同じ方法でコーティング操作を行いマルトース被覆徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子を製した。この錠剤を用いて上記のとおりに錠剤の加湿乾燥を行い、評価を実施した。錠剤の製造条件と試験結果を表1に示した。
グルコノ-δ-ラクトンとマルトースあるいはトレハロースを混合し、水に溶解したものを結合剤として用い錠剤を製した(実施例7~10)。また、マルトースあるいはトレハロース単味を水に溶解したものを結合剤として用いて錠剤を製した(比較例2~3)。つぎに、これらの錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に16時間保存した後、60℃で5時間乾燥した錠剤を用い、錠剤硬度と口腔内崩壊時間を測定して評価を行った。
D-マンニトール(ペアリトール50C)を180gとり転動流動型コーティング造粒機(MP-01型)に投入し、流動させながら、グルコノ-δ-ラクトンとマルトースの1:1混合物の水溶液(20重量%)100gを結合剤として噴霧造粒を行った。この造粒物にステアリン酸マグネシウムを0.5重量%配合し、重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の錠剤を製した。錠剤の製造条件と試験結果を表2に示した。
D-マンニトール(ペアリトール50C)を180gとり転動流動型コーティング造粒機(MP-01型)の流動層モードに投入し、流動させながら、グルコノ-δ-ラクトンとトレハロースの1:1、3:1及び9:1混合物の水溶液(20重量%)100gを結合剤として噴霧造粒を行った。この造粒物にステアリン酸マグネシウムを0.5重量%配合し、重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の錠剤を製した。1:1の混合物によるものを実施例8、3:1の混合物によるものを実施例9、9:1の混合物によるものを実施例10とした。錠剤の製造条件と試験結果を表2に示した。
D-マンニトール(ペアリトール50C)を180gとり転動流動型コーティング造粒機(MP-01型)の流動層モードに投入し、流動させながら、マルトースあるいはトレハロースの水溶液(20重量%)100gを結合剤として噴霧造粒を行った。この造粒物にステアリン酸マグネシウムを0.5重量%配合し、重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の錠剤を製した。マルトースで製した錠剤を比較例2、トレハロースで製した錠剤を比較例3とした。錠剤の製造条件と試験結果を表2に示した。
徐放性アンブロキソール塩酸塩微粒子200gを転動流動型コーティング造粒機(MP-01型)に投入し、転動流動させながら、D-マンニトール(ペアリトール50C)の10重量%水溶液を200g使用しレイヤリングを行った後乾燥した粒子(以下マンニトール被覆ABX微粒子と呼称する)に、グルコノ-δ-ラクトンを混合したもの及びグルコノ-δ-ラクトンと水膨潤性の崩壊剤を混合したものを打錠末とし、ステアリン酸カルシウムを外部滑沢剤として錠剤を製した(実施例11~15)。また、マンニトール被覆ABX微粒子に、マルトースあるいはトレハロースを混合したもの及びマルトースあるいはトレハロースと水膨潤性の崩壊剤を混合したものを打錠末とし、ステアリン酸カルシウムを外部滑沢剤として、錠剤を製した(比較例4~9)。つぎに、これらの錠剤を35℃82%RH(デシケータ中での塩化カリウム飽和液)あるいは25℃90%RH(恒温恒湿機)下に16時間保存した後、60℃で6時間乾燥し、錠剤硬度と口腔内崩壊時間を測定して評価を行った。
マンニトール被覆ABX微粒子、グルコノ-δ-ラクトン粉末及び水膨潤性の崩壊剤を表3に示す配合で混合し、重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の錠剤に製した。錠剤の製造条件と試験結果を表4に示した。
マンニトール被覆ABX微粒子、マルトースあるいはトレハロース及び水膨潤性の崩壊剤を表3に示す配合で混合し、重量200mg、直径8mm、隅角平面の錠剤に製した。錠剤の製造条件と試験結果を表4に示した。
グルコノ-δ-ラクトンとポビドン(コリドン30)を混合し、水に溶解したものを結合剤として用い錠剤を製した(実施例16)。つぎに、この錠剤を用い、加湿乾燥させて錠剤硬度と口腔内崩壊時間を測定し評価を行った。
D-マンニトール(ペアリトール50C)を270gとり転動流動型コーティング造粒機(MP-01型)の流動層モードに投入し、流動させながら、グルコノ-δ-ラクトンとコリドン30の9:1混合物の水溶液(20重量%)150gを結合剤として噴霧造粒を行った。この造粒物にステアリン酸マグネシウムを0.5重量%配合し、打錠圧1.5kN/杵にて重量200mg、直径8mm、隅丸平面の錠剤を製した。錠剤硬度は17Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に15時間保存した後、通風乾燥機にて60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は82N、口腔内崩壊時間は45秒で、加湿乾燥することによって、十分な錠剤強度を有する錠剤が得られた。
様々な薬物を用い、グルコノ-δ-ラクトンと非晶質になり得る糖類や糖アルコール類の混合物を結合剤として用いる実験を実施した(実施例17~21)。
クエン酸第二鉄水和物を240gとり転動流動型コーティング造粒機(MP-01型)に投入し、流動させながら、グルコノ-δ-ラクトンとトレハロースの1:1混合物の水溶液(20重量%)120gを結合剤として噴霧造粒を行った。この造粒物にステアリン酸マグネシウムを0.5重量%配合し、打錠圧2kN/杵にて重量200mg、直径8mm、隅丸平面の錠剤を製した。錠剤硬度は20Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に15時間保存した後、真空乾燥機により60℃で1時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は117N、口腔内崩壊時間は約120秒で、加湿乾燥することによって、100Nを超える強度を有する薬物含量が約90%の錠剤が得られた。この錠剤は、口腔内崩壊時間が迅速とはいえないが、100Nを超える強度を有する薬物含量が約90%の、極度に小型化された、優れた特性を有する錠剤(例えば普通錠)として取り扱うことができる。
アセトアミノフェンを850gおよびプリモジェル50gをとり高速撹拌造粒機(VG-05型)に投入し、ブレード回転数500rpm、チョッパー1500rpmで、グルコノ-δ-ラクトン65gおよびトレハロース35gを250gの水に溶かしたグルコン酸―トレハロース水溶液を結合剤として撹拌造粒を行った。この造粒物にステアリン酸マグネシウムを外部滑沢で添加し、打錠圧2.5kN/杵にて重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の錠剤を製した。錠剤硬度は15Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に16時間保存した後、真空乾燥機により60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は71N、口腔内崩壊時間は25秒であった。
メトホルミンを850gおよびプリモジェル50gをとり高速撹拌造粒機(VG-05型)に投入し、ブレード回転数500rpm、チョッパー1500rpmで、グルコノ-δ-ラクトン100gを水:エタノールを1:1(重量)に混合した液200gに溶かしたグルコノラクトン溶液を結合剤として撹拌造粒を行った。この造粒物にステアリン酸マグネシウムを外部滑沢で添加し、打錠圧4.0kN/杵にて重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の錠剤を製した。錠剤硬度は13Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に17時間保存した後、真空乾燥機により60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は110N、崩壊時間(JP法)は38秒であった。
アビラテロン酢酸エステルを250gおよびクロスポビドン(XL-10)50gをとり高速撹拌造粒機(HMS-01型:深江パウテック(株))に投入し、ブレード回転数250rpm、チョッパー1800rpmで、グルコノ-δ-ラクトン75gおよびトレハロース8.3gを水100gに溶解した液183.3gを添加して撹拌造粒を行った。この造粒物を乾燥後、ステアリン酸マグネシウムを外部滑沢とし、打錠圧0.5kN/杵にて重量230mg、直径8.5mmの隅角平面の錠剤を製した。錠剤硬度は14Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃92%RH下に17時間保存した後、真空乾燥機により60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は65Nであった。
ニロチニブ塩酸塩水和物を50gおよびクロスポビドン(XL-10)10gをとり乳鉢に投入し、グルコノ-δ-ラクトン15gおよびトレハロース1.67gを水16.7gに溶解した液33.4gを添加してマニュアルで撹拌造粒を行った。この造粒物を乾燥後、ステアリン酸マグネシウムを外部滑沢とし、打錠圧0.5kN/杵にて重量230mg、直径8.5mmの隅角平面の杵で錠剤を製した。錠剤硬度は12Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて35℃85%RH下に17時間保存した後、真空乾燥機により60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は38Nであった。
上記実施例では主にグルコノラクトン-グルコン酸系の例を示したが、グルクロノラクトン-グルクロン酸系の試験を行った。グルクロノラクトンとトレハロースを混合し、水に溶解したものを結合剤として用い錠剤を製した(実施例22)。つぎに、この錠剤を用い、加湿乾燥させて錠剤硬度と口腔内崩壊時間を測定し評価を行った。
D-マンニトール(ペアリトール50C)を500gとり高速撹拌造粒機(VG-01型)に投入し、混合撹拌させながら、グルクロノラクトンとトレハロースの9:1混合物の水溶液(33重量%)150gを結合剤として造粒を行った。この造粒物をMP-01型の流動層モードで乾燥し、32メッシュの篩で篩過後ステアリン酸マグネシウムを0.5重量%配合し、打錠圧1.5kN/杵及び3.0kN/杵にて重量200mg、直径8.0mm、隅丸平面の錠剤を製した。錠剤硬度はそれぞれ6N及び18Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に15時間保存した後、通風乾燥機にて60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度はそれぞれ43N及び55Nであり、口腔内崩壊時間は5秒及び12秒であった。グルクロノラクトンの場合もグルコノ-δ-ラクトン同様に、加湿乾燥することによって、十分な錠剤強度を有する錠剤が得られた。
グルコノ-δ-ラクトンを製造中に均一に、混合マスを固まらせることなく分散させる方法として、グルコノ-δ-ラクトンを水溶液として噴霧する方法(実施例1,2,5,7~10)が採用されているが、この試験例では、粉砕したグルコノ-δ-ラクトンを造粒品に混ぜ込み、エタノールで造粒することで、転動噴霧法と同じ効果があるかどうかを調べた。またこの系にいくつかの賦形剤(トレハロース、コリドン30等)を加えた系をエタノールで練合造粒した製法での加湿乾燥の効果を調べた(実施例23~25)。さらに、非晶質化しない糖の効果を調べた(実施例26、27)。
D-マンニトール(ペアリトール50C)900gおよびグルコノ-δ-ラクトン100gをとり高速撹拌造粒機(VG-05型)に投入し、ブレード回転数500rpm、チョッパー回転数1500rpmで混合撹拌させながら、エタノール230gを添加して5分間造粒を行った。この造粒物を乾燥し、32メッシュの篩で篩過後ステアリン酸マグネシウムを外部滑沢で添加し、打錠圧4.2kNにて重量200mg、直径8.0mm、隅丸平面の錠剤を製した。錠剤硬度は6N及び18Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に16時間保存した後、通風乾燥機にて60℃で3時間乾燥した。得られた錠剤の硬度は38Nであり、口腔内崩壊時間は17秒であった(実施例23)。この処方系のグルコノ-δ-ラクトン100gを80gとし、トレハロース20gを加えて製した系(実施例24)では、3.0kNの打錠圧で、錠剤硬度は14Nの錠剤が得られ、実施例19と同じ加湿乾燥条件で処遇した錠剤は、硬度51N、崩壊時間は29秒であった。さらにグルコノ-δ-ラクトン100gを90gとし、コリドン30を10g加えた系(実施例25)では、2.2kNの打錠圧で得られた錠剤の硬度は16Nで、上記と同じ加湿乾燥条件下で処遇した錠剤は、硬度66Nおよび崩壊時間は35秒であった。
D-マンニトール(ペアリトール50C)を900gとり高速撹拌造粒機(VG-05型)に投入し、ブレード回転数500rpm、チョッパー回転数1500rpmで混合撹拌させながら、グルコノδ-ラクトン80gおよび非晶質化しない(非晶質にならない)糖であるD-マンニトールの20gをエタノール230gに溶解乃至分散させた液を添加して造粒を行った。この造粒物を乾燥し、32メッシュの篩で篩過後ステアリン酸マグネシウムを外部滑沢で添加し、打錠圧4.2kNにて重量200mg、直径8.0mm、隅角平面の錠剤を製した。錠剤硬度は14Nであった。この錠剤を恒温恒湿機にて25℃75%RH下に16時間保存した後、通風乾燥機にて60℃で3時間乾燥し、得られた錠剤の硬度は44Nであり、口腔内崩壊時間は17秒であった。同様に恒温恒湿機にて25℃85%RH下に16時間保存した後、通風乾燥機にて60℃で3時間乾燥し、得られた錠剤の硬度は97Nであった(実施例26)。この処方系で、グルコノ-δ-ラクトンを95g、D-マンニトール5gとし、エタノール300gに溶解乃至分散させた液を添加し造粒製せられた顆粒を用いて、4.3kNで打錠することで得られた硬度14Nの錠剤は、実施例26と同じ加湿乾燥条件で処遇したところ、25℃75%RH16時間で硬度27N、崩壊時間は21秒であった。25℃85%RH16時間では錠剤硬度は89Nになった(実施例27)。
Claims (8)
- グルコン酸、グルコン酸の水和物、グルコン酸の塩、グルコン酸の塩の水和物、グルコノ-δ-ラクトン、グルコノ-δ-ラクトンの水和物、グルコノ-δ-ラクトンの塩、グルコノ-δ-ラクトンの塩の水和物、グルクロノラクトン、及びグルクロン酸からなる群から選ばれた少なくとも1つと、薬物及び/又は薬物含有機能性微粒子とを混合して混合物を得る混合工程と、
前記混合工程において得られた混合物を圧縮成形して成形物を得る圧縮成形工程と、
前記圧縮成形工程において圧縮成形された成形物の少なくとも表面又は内部を液化する液化工程と、
前記液化工程において少なくとも表面又は内部が液化された成形物を固化する固化工程とを含み、
前記液化工程は、前記圧縮成形工程において圧縮成形された成形物を加湿する工程であり、
前記固化工程は、前記液化工程において少なくとも表面又は内部が液化された成形物を乾燥する工程である、錠剤の製造方法。 - 非晶質になり得る糖類、非晶質になり得る糖アルコール類、吸湿性の強い結合剤、崩壊剤、25℃75%RHを超える保存条件で吸湿性を発現する非晶質化しない糖類、または、25℃75%RHを超える保存条件で吸湿性を発現する非晶質化しない糖アルコールの少なくとも1つを添加する工程をさらに含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記吸湿性の強い結合剤は、25℃75%RHの保存条件で吸湿性を有するものである、請求項2に記載の製造方法。
- 前記吸湿性の強い結合剤は、ポビドン、コポリビドン、あるいはポリビニルアルコール-ポリエチレングリコールブロックコポリマーからなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項2又は請求項3に記載の製造方法。
- 前記崩壊剤は、酸素以外のヘテロ原子あるいはナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオンの少なくともいずれかの無機イオンを含有する高分子である、請求項2に記載の製造方法。
- 前記崩壊剤は、クロスポビドン、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、及び、デンプングリコール酸ナトリウムからなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項2又は請求項5に記載の製造方法。
- 前記非晶質になり得る糖類又は前記非晶質になり得る糖アルコール類は、ソルビトール、マルトース、ラクチトール、ブドウ糖、乳糖、及び、トレハロースからなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項2に記載の製造方法。
- 前記25℃75%RHを超える保存条件で吸湿性を発現する非晶質化しない糖類、または、前記25℃75%RHを超える保存条件で吸湿性を発現する非晶質化しない糖アルコールは、マンニトール、エリスリトール、マルチトール、及び、キシリトールからなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項2に記載の製造方法。
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