JP7335728B2 - 電動ブラインド - Google Patents

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Description

本発明は、電動で多数段のスラットの昇降及び角度調節を可能とする電動ブラインドに関する。
従来から、スイッチ、リモートコントローラ、又は通信端末からの操作で、多数段のスラットの昇降及び角度調節を操作可能とする電動ブラインドがある。
このような電動ブラインドの一種として、多数段のスラットのうち1以上のスラットに光センサを設け、この光センサの出力値を基に、多数段のスラットの角度調節を自動制御する技法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-132942号公報
上述したように、特許文献1には、多数段のスラットのうち1以上のスラットに光センサを設け、この光センサの出力値を基に、多数段のスラットの角度調節を自動制御する技法が開示されているが、この構成では、日射角度に応じて多数段のスラットの回動角を自動的に変更するよう制御することはできない。
本発明の目的は、上述の問題を鑑みて、日射角度に応じて多数段のスラットの回動角を自動的に変更するよう制御する電動ブラインドを提供することにある。
本発明の電動ブラインドは、複数段のスラットを吊下支持する電動ブラインドであって、前記複数段のスラットのうち1以上のスラットに対し、該スラットの前後方向中心軸から該スラットの後縁までの間に固着される少なくとも1つの第1の光センサと、前記複数段のスラットのうち1以上のスラットに対し、該スラットにおける前記第1の光センサが固着された前後方向位置から該スラットの後縁までの間に固着される少なくとも1つの第2の光センサと、前記複数段のスラットのうち1以上のスラットに対し、該スラットの前後方向中心軸から該スラットの前縁までの間に固着される少なくとも1つの第3の光センサと、前記第1の光センサ及び前記第2の光センサの各出力値を基に日射角度を判別し、前記複数段のスラットの回動角を同位相角で自動制御する制御部であって、前記第3の光センサの出力値を監視し、前記第3の光センサの出力値が第1の所定値以上のときは日中モードとして当該自動制御を継続し、前記第3の光センサの出力値が第1の所定値未満であるが第2の所定値以上となるときは曇りモードとして当該複数段のスラットのスラット角度を維持して前記第3の光センサの出力値の監視を継続し、前記第3の光センサの出力値が第2の所定値未満となるときは夜モードとして当該複数段のスラットのスラット角度を全閉状態に強制移行する制御モードを有し、前記制御モードに従って、前記第1の光センサ及び前記第2の光センサの各出力値を基に日射角度を判別し、前記複数段のスラットの回動角を同位相角で自動制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の電動ブラインドにおいて、前記第1の光センサは固着対象のスラットに対しスラット角度の全閉状態で物理的に日射が当たる位置に設けられ、前記第2の光センサは固着対象のスラットに対しスラット角度の全閉状態で物理的にその直上のスラットにより日射が当たらない位置に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の電動ブラインドにおいて、前記制御部は、前記第1の光センサの出力値が所定の閾値以上で日射が当たる状態と判別し、且つ前記第2の光センサの出力値が所定の閾値以上で日射が当たる状態と判別し、前記第1の光センサの出力値及び前記第2の光センサの出力値を基に、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たらない状態を維持するように、当該複数段のスラットの角度を同位相で自動制御することを特徴とする。
また、本発明の電動ブラインドにおいて、前記制御部は、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たらない状態を維持するべく前記第1の光センサ及び前記第2の光センサの各出力値を監視して、前記第1の光センサに日射が当たる状態が当たらない状態に変化した際には日射が当たる状態になるまで前記複数段のスラットを開方向に回動させ、前記第2の光センサに日射が当たらない状態が当たる状態に変化した際には日射が当たらない状態になるまで前記複数段のスラットを閉方向に回動させるように自動制御することを特徴とする。
また、本発明の電動ブラインドにおいて、前記制御部は、当該自動制御の初期動作として、前記複数段のスラットをスラット角度の全閉状態から開方向に回動させて、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たらない状態から当たる状態に遷移する第1のスラット角度を探索し、該第1のスラット角度からスラットを閉方向に回動させて、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たる状態から当たらない状態に遷移する第2のスラット角度を探索することにより、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たらない状態を維持するように自動制御することを特徴とする。
また、本発明の電動ブラインドにおいて、前記第3の光センサは固着対象のスラットに対しスラット角度の全閉状態から水平状態まで物理的に常に日射が当たる位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、日射角度に応じて多数段のスラットの回動角を自動的に変更するよう制御する電動ブラインドを構成することができ、利便性が向上するようになる。
本発明による第1実施形態の電動ブラインドの概略構成を示す正面図である。 本発明による第1実施形態の電動ブラインドの概略構成を簡易的に示す側面図である。 本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおける制御ユニットの概略構成を示すブロック図である。 本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段の制御例を示すフローチャートである。 本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段の制御例を示すフローチャートである。 (a),(b),(c)は、それぞれ本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段の制御例の説明図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段の制御例の説明図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段の制御例の説明図である。 本発明による第2実施形態の電動ブラインドの概略構成を簡易的に示す側面図である。 本発明による第2実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段の制御例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明による各実施形態の電動ブラインドを説明する。尚、本願明細書中、図1に示す電動ブラインドの正面図に対して、図示上方及び図示下方をそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向を電動ブラインドの左側、及び、図示右方向を電動ブラインドの右側と定義して説明する。また、以下に説明する例では、図1に示す電動ブラインドの正面図に対して、視認する側を前側(又は室内側)、その反対側を後側(又は室外側)とする。
〔第1実施形態〕
(電動ブラインドの構成)
図1は、本発明による第1実施形態の電動ブラインドの概略構成を示す正面図である。図1に示す電動ブラインドは、ヘッドボックス1から吊下される複数本のラダーコード2に多数段のスラット3が支持され、ラダーコード2の下端にはボトムレール5が吊下支持されている。
スラット3には、ラダーコード2による支持位置近傍でテープ状又は紐状の昇降コード4が挿通され、その昇降コード4の下端にはボトムレール5が吊下支持されている。
ラダーコード2の上端はヘッドボックス1内に配設されるラダーコード吊下装置6に取着され、昇降コード4の上端はヘッドボックス1内に配設される昇降コード巻取装置7に巻き取り、或いは巻き戻し可能に支持されている。ラダーコード吊下装置6には六角棒状の角度調節軸11が相対回転不能に挿通されている。
ヘッドボックス1の一端部にはステッピングモーター9が取着され、そのステッピングモーター9の出力軸の回転は角度調節軸11に伝達される。そして、角度調節軸11が正逆方向に回転されると、ラダーコード吊下装置6及びラダーコード2を介して各スラット3が同位相で回動される。
ヘッドボックス1内には昇降モーター8が設けられ、その昇降モーター8の両側からヘッドボックス1の長手方向に延設される六角棒状の昇降軸10が昇降コード巻取装置7に相対回転不能に挿通されている。昇降モーター8は、ボトムレール5及びスラット3を昇降するために充分なトルクを発生する交流モーター或いは直流モーター等で構成される。
そして、昇降モーター8の作動により昇降軸10が回転されると、昇降コード巻取装置7により昇降コード4が巻き取られ、或いは巻き戻されて、多数段のスラット3及びボトムレール5が昇降される。
ヘッドボックス1内には、制御ユニット20が配設されている。この制御ユニット20は、多数段のスラット3及びボトムレール5の昇降や、多数段のスラット3の角度調節を操作するために有線接続されるスイッチ51、或いは近距離無線通信で無線接続されるリモートコントローラ52から出力されるブラインド制御信号を受信し、このブラインド制御信号に応じて電動ブラインドの動作を制御する。或いはこれらのスイッチ51やリモートコントローラ52と同様に機能するよう構成されたスマートフォンやタブレット、又はパーソナルコンピュータ等の通信端末53から、直接的な近距離無線通信で、或いは通信網経由でブラインド制御信号を受信し、このブラインド制御信号に応じて電動ブラインドの動作を制御する。
ヘッドボックス1の一端部には電源部12が配設される。この電源部12は外部供給される商用電源に基づいて、所要の交流電源電圧及び直流電源電圧を生成して、制御ユニット20、昇降モーター8、及びステッピングモーター9等に電力供給する。
また、昇降モーター8内には、昇降高さ認識用エンコーダー81が内蔵され、昇降モーター8の出力軸の回転にともなってパルス信号を生成し、そのパルス信号を制御ユニット20に出力するようになっている。
そして、制御ユニット20は、スイッチ51等からのブラインド制御信号に応じて、昇降高さ認識用エンコーダー81から受信したパルス信号をカウントしながら、多数段のスラット3の開閉、即ちボトムレール5の昇降高さを調節するよう昇降モーター8を制御する。また、制御ユニット20は、スイッチ51等からのブラインド制御信号に応じて、ステッピングモーター9の回転量をステップカウントしながら、多数段のスラット3の角度調節を行うよう制御する。
ところで、図1に示す電動ブラインドには、複数段のスラット3における或るスラット3に対し、第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cが固着されている。第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cの各々は、それぞれ太陽の直接光を受光して、その受光量に相当する電気信号を出力値として制御ユニット20に通知するように構成され、本例ではそれぞれ所定の指向感度を有する同性能のものとしている。そして、制御ユニット20は、第3の光センサ21Cの出力値で後述する動作モード(日中モード、曇りモード、及び夜モード)を判定しながら、第1の光センサ21A、及び第2の光センサ21Bの各出力値を基に日射角度を判別し、複数段のスラット3の回動角を同位相角で自動制御するように構成されている。
尚、図1に示す例では、第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cについて、それぞれ1つずつ特定の1枚のスラット3に対し設ける構成としているが、第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cについて、それぞれ複数個を設置するものとしてもよいし、1枚のスラット3に限らず複数枚のスラット3に対しそれぞれ設ける構成としてもよい。特に、これらの各センサが複数個あるときは、ノイズの影響を低減するために、各センサの出力値を平均化処理するのが好適である。また、本実施形態では、第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cについて、所定の指向感度を有する同性能のものとした例とするが、それぞれ異なる指向感度を有するものとしてもよい。
更に、図1に示す例において、第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cは、固着対象のスラット3に対し前後方向一直線上に並んでいない例(左右方向に分散配置した例)を図示しているが、左右方向に分散配置せず前後方向一直線上に並ぶように配設してもよい。
ただし、第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cは、固着対象のスラット3に対し前後方向で定められた範囲内で固着されている。図2は、本実施形態の電動ブラインドの概略構成を簡易的に示す側面図である。図2に示すように、本実施形態では、多数段のスラット3の各々がラダーコード2の横糸2aに支持され、この多数段のスラット3のうち或る特定の1枚のスラット3を、第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cの固着対象としている。
そして、図2に示すように、第1の光センサ21Aは、固着対象のスラット3に対し該スラット3の前後方向中心軸から該スラット3の後縁までの間に設けられる。尚、日射角度の判別精度を向上させる観点からは、第1の光センサ21Aは、第2の光センサ21Bの出力値との差異が現れる出力値が得られる範囲内で、且つ第2の光センサ21B近傍となる、固着対象のスラット3の後縁から所定距離前方に設けるのが好適である。特に、第1の光センサ21Aは、固着対象のスラット3に対しスラット角度の全閉状態で物理的に日射が当たる位置に設けられる。
また、第2の光センサ21Bは、固着対象のスラット3に対し第1の光センサ21Aが設置された前後方向位置から該スラット3の後縁までの間に設けられる。尚、日射角度の判別精度を向上させる観点からは、第2の光センサ21Bは、固着対象のスラット3の後縁近傍に設けるのが好適である。特に、第2の光センサ21Bは、固着対象のスラット3に対しスラット角度の全閉状態で物理的にその直上のスラット3により日射が当たらない位置に設けられる。
また、第3の光センサ21Cは、固着対象のスラット3に対し該スラット3の前後方向中心軸から該スラット3の前縁までの間に設けられる。尚、日射角度の判別精度を向上させる観点からは、第3の光センサ21Cは、固着対象のスラット3の前縁近傍に設けるのが好適である。特に、第3の光センサ21Cは、固着対象のスラット3に対しスラット角度の全閉状態から水平状態まで物理的に常に日射が当たる位置に設けられる。
尚、第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cの各々は、必ずしも同一のスラット3に対し固着せずに上下近傍のスラット3に対し分散配置した構成としてもよいが、同一のスラット3に対し固着したほうが、日射角度の判別精度が向上する点で好適である。
このように特定のスラット3に対し配設された第1の光センサ21A、第2の光センサ21B、及び第3の光センサ21Cの出力値を基に、制御ユニット20は日射角度を判別し、複数段のスラット3の回動角を同位相角で自動制御する。以下、本実施形態に係る制御ユニット20の構成及び動作について説明する。
(制御ユニットの構成)
図3は、本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおける制御ユニット20の概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係る制御ユニット20は、制御部201、通信部202、駆動部203,204、パルス信号受信部205、記憶部206、第1光センサ信号受信部207A、第2光センサ信号受信部207B、及び第3光センサ信号受信部207Cを備える。
第1光センサ信号受信部207Aは、第1の光センサ21Aの出力値を入力し制御部201に転送する機能部である。
第2光センサ信号受信部207Bは、第2の光センサ21Bの出力値を入力し制御部201に転送する機能部である。
第3光センサ信号受信部207Cは、第3の光センサ21Cの出力値を入力し制御部201に転送する機能部である。
制御部201は、外部操作実行手段211、スラット角度自動制御手段212、及び状態管理手段213を備える。
尚、本例の制御部201をマイクロコンピュータで構成させることができる。当該マイクロコンピュータに、制御部201の各手段を実現させるためのプログラムは、記憶部206に記憶される。マイクロコンピュータにより制御部201の各手段を実現するための処理内容が記述されたプログラムを、適宜、記憶部206から読み込んで、制御部201の機能を実現させることができる。
外部操作実行手段211は、有線又は無線の通信機能を有する通信部202を介して、スイッチ51、リモートコントローラ52、或いは通信端末53からの有線又は無線のブラインド制御信号を受信し、該ブラインド制御信号に対応するスラット3の角度調節操作や昇降操作を実行するよう動作する機能を有する。より具体的には、外部操作実行手段211は、例えばスイッチ51を経て利用者によって指定される任意のスラット角度又はボトムレール5の昇降高さについて、当該指定のスラット角度となるよう駆動部203を介してステッピングモーター9を制御しスラット3を回動させ、或いは当該指定のボトムレール5の昇降高さとなるよう、パルス信号受信部205を介して昇降高さ認識用エンコーダー81から受信したパルス信号をカウントしながら、駆動部204を介して昇降モーター8を制御しスラット3を昇降させる。
尚、スイッチ51、リモートコントローラ52、或いは通信端末53から、当該電動ブラインドの動作を制御するための外部操作実行手段211の構成自体は、従来からの種々の形態で構成することができ本発明の趣旨ではないことから、更なる詳細な説明は省略する。
スラット角度自動制御手段212は、第1光センサ信号受信部207Aを介して得られる第1の光センサ21Aの出力値が所定の閾値以上で日射が当たる状態と判別し、同様に第2光センサ信号受信部207Bを介して得られる第2の光センサ21Bの出力値が所定の閾値以上で日射が当たる状態と判別し、第1の光センサ21Aの出力値及び第2の光センサ21Bの出力値を基に、第1の光センサ21Aに日射が当たる状態で、且つ第2の光センサ21Bに日射が当たらない状態を維持するように、駆動部203を介してステッピングモーター9を制御し当該複数段のスラット3の角度を同位相で自動制御する。
また、スラット角度自動制御手段212は、第3光センサ信号受信部207Cを介して得られる第3の光センサ21Cの出力値を監視し、第3の光センサ21Cの出力値が第1の所定値以上のときは日射が当たる状態であり日中モードとして当該自動制御を継続し、第3の光センサ21Cの出力値が第1の所定値未満であるが第2の所定値以上となるときは曇りモードとして当該スラット角度を維持して当該第3の光センサ21Cの出力値の監視を継続し、第3の光センサ21Cの出力値が第2の所定値未満となるときは夜モードとして当該複数段のスラットのスラット角度を全閉状態に強制移行する制御モードを有する。
尚、スイッチ51、リモートコントローラ52、或いは通信端末53から、スラット角度自動制御手段212の機能を作動せるか否かを設定できるようにするのが好適である。
状態管理手段213は、現在のスラット3の角度及びボトムレール5の昇降高さの状態を状態情報として記憶部206に保持して管理する機能部である。従って、状態管理手段213は、外部操作実行手段211、或いはスラット角度自動制御手段212によって、スラット3の角度及びボトムレール5の昇降高さの状態が変化する度に、当該状態情報を記憶部206に更新して管理する。記憶部206は、電源供給がないときも当該状態情報を保持し、書き換え可能とするEEPROMで構成するのが好適である。
以下、より具体的に、本実施形態に係るスラット角度自動制御手段212の制御例について説明する。
(スラット角度自動制御例)
図4及び図5は、本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段212の制御例を示すフローチャートである。また、図6乃至図8は、それぞれ本発明による第1実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段212の制御例の説明図である。
図4を参照して、スラット角度自動制御手段212によるスラット角度自動制御が開始された状態から説明する。
スラット角度自動制御手段212は、初期動作として、まず、多数段のスラット3を全閉状態まで回動させる(ステップS1)。このときの多数段のスラット3の状態図を図6(a)に示している。
ここで、スラット角度自動制御手段212は、第3の光センサ21Cの出力値を監視して、動作モード判定を行う。即ち、スラット角度自動制御手段212は、第3の光センサ21Cの出力値が第1の所定値以上であるか、第1の所定値未満、且つ第2の所定値以上であるか、第2の所定値未満であるかを判定し(ステップS2)、第1の所定値以上であれば日中モードとしてステップS3に移行し、第1の所定値未満、且つ第2の所定値以上であれば曇りモードとしてステップS4に移行し、第2の所定値未満であれば夜モードとしてステップS5に移行する。
動作モード判定により、曇りモードとしてステップS4に移行するとき、スラット角度自動制御手段212は、ステップS2に移行して動作モード判定からのループ処理に移行する。
また、動作モード判定により、夜モードとしてステップS5に移行したときは、スラット角度自動制御手段212は、多数段のスラット3が全閉状態でないときは多数段のスラット3を全閉状態まで回動させ(ステップS6)、ステップS2に移行して動作モード判定からのループ処理に移行する。
日中モードとしてステップS3に移行すると、図5に示すように、スラット角度自動制御手段212は、初期動作として、第1の光センサ21Aから「日射あり」を示す出力値(以下、説明の便宜上、「A日射あり」と表現して他も同様。)、第2の光センサ21Bから「B日射なし」を示す出力値、第3の光センサ21Cから「C日射あり」を示す出力値が得られるか否かを判別し(ステップS7)、「A日射あり」、「B日射なし」、及び「C日射あり」の状態にないときは(ステップS7:N)、その状態になるまで、所定時間おき(例えば、10秒おき)に監視する。尚、第3の光センサ21Cの出力値が第1の所定値以上のときは日射が当たる状態(「C日射あり」の状態)であり日中モードを意味する。
スラット角度自動制御手段212は、「A日射あり」、「B日射なし」、及び「C日射あり」の状態にあると判定したとき(ステップS7:Y)、続く初期動作として、「A日射あり」及び「C日射あり」を示す状態のまま、「B日射なし」が「B日射あり」に変化するまで、多数段のスラット3を開側に回動する(ステップS8)。このときの多数段のスラット3の状態図を図6(b)に示している。
更に、スラット角度自動制御手段212は、続く初期動作として、「B日射あり」が「B日射なし」に変化するまで、多数段のスラット3を閉側に回動し、以後、この状態を維持するよう自動制御する(ステップS9)。このときの多数段のスラット3の状態図を図6(c)に示している。
図6(c)に示す状態では、第1の光センサ21A及び第2の光センサ21Bを固着したスラット3の直上のスラット3の前縁の影が、第1の光センサ21A及び第2の光センサ21B間に位置するようになり、以後、スラット角度自動制御手段212は、この図6(c)に示す状態を維持するよう自動制御する。
より具体的には、ステップS9に移行後、スラット角度自動制御手段212は、「A日射あり」が「A日射なし」に変化したか否か(ステップS10)、及び「B日射なし」が「B日射あり」に変化したか否か(ステップS12)を監視する。
即ち、スラット角度自動制御手段212は、「A日射あり」が「A日射なし」に変化したか否かを判定し(ステップS10)、「A日射あり」が「A日射なし」に変化したと判定したとき(ステップS10:Y)、「B日射なし」の状態で、「A日射なし」が「A日射あり」に変化するまで多数段のスラット3を開側に回動し(ステップS11)、再び、ステップS10に移行する。このときの多数段のスラット3の状態図を図7(a),(b)に示している。図7(a),(b)に示す制御状態は太陽高度が高くなった場合に作動する状態であるため、スラット角度自動制御手段212は、日射角度に応じて多数段のスラット3の回動を自動制御するものとなる。
一方、ステップS10にて「A日射あり」が「A日射なし」に変化していないと判定したとき(ステップS10:N)、スラット角度自動制御手段212は、「B日射なし」が「B日射あり」に変化したか否かを判定し(ステップS12)、「B日射なし」が「B日射あり」に変化したと判定したとき(ステップS12:Y)、ステップS9に移行して、「B日射あり」が「B日射なし」に変化するまで、多数段のスラット3を閉側に回動し、以後、この状態を維持するよう自動制御する(ステップS9)。このときの多数段のスラット3の状態図を図8(a),(b)に示している。図8(a),(b)に示す制御状態は太陽高度が低くなった場合に作動する状態であるため、スラット角度自動制御手段212は、日射角度に応じて多数段のスラット3の回動を自動制御するものとなる。
ステップS12にて「B日射なし」が「B日射あり」に変化していないと判定したとき(ステップS12:N)、ステップS9における図6(c)に示す状態が維持されているものとなり、スラット角度自動制御手段212は、ステップS2に再び移行して動作モード判定からのループ処理に移行する。
このように、制御部201におけるスラット角度自動制御手段212は、当該自動制御の初期動作として、複数段のスラット3をスラット角度の全閉状態から開方向に回動させて、第1の光センサ21Aに日射が当たる状態で、且つ第2の光センサ21Bに日射が当たらない状態から当たる状態に遷移する第1のスラット角度を探索し(図6(a),(b)参照)、その第1のスラット角度からスラットを閉方向に回動させて、第1の光センサ21Aに日射が当たる状態で、且つ第2の光センサ21Bに日射が当たる状態から当たらない状態に遷移する第2のスラット角度を探索することにより(図6(c)参照)、第1の光センサ21Aに日射が当たる状態で、且つ第2の光センサ21Bに日射が当たらない状態を維持するように自動制御する。
従って、制御部21におけるスラット角度自動制御手段212は、第1の光センサ21Aに日射が当たる状態で、且つ第2の光センサ21Bに日射が当たらない状態を維持するべく第1の光センサ21A及び第2の光センサ21Bの各出力値を監視して、第1の光センサ21Aに日射が当たる状態が当たらない状態に変化した際には日射が当たる状態になるまで複数段のスラット3を開方向に回動させ、第2の光センサ21Bに日射が当たらない状態が当たる状態に変化した際には日射が当たらない状態になるまで複数段のスラット3を閉方向に回動させるように自動制御する。
以上のように、本実施形態における電動ブラインドは、制御部201のスラット角度自動制御手段212により、第3の光センサ21Cの出力値を監視して日中モード、曇りモード、及び夜モードの動作モード判定を行いながら、第1の光センサ21A及び第2の光センサ21Bの出力値を基に日射角度を判別し、複数段のスラット3の回動角を同位相角で自動制御するため、利便性が向上するようになる。
〔第2実施形態〕
(電動ブラインドの構成)
図9は、本発明による第2実施形態の電動ブラインドの概略構成を簡易的に示す側面図である。図9に示す第2実施形態では、図2に示す第1実施形態と比較して第3の光センサ21Cの設置を省略している点で相違している。
上述した第1実施形態の電動ブラインドでは、第3の光センサ21Cの出力値を監視して日中モード、曇りモード、及び夜モードの動作モード判定を行いながら、第1の光センサ21A及び第2の光センサ21Bの出力値を基に日射角度を判別し、複数段のスラット3の回動角を同位相角で自動制御する例を説明したが、第2実施形態では、第3の光センサ21Cの設置を省略している。
このため、第2実施形態の電動ブラインドにおける制御ユニット20は、図3に示した構成例において、第3光センサ信号受信部207Cを省略したものとなり、制御部201のスラット角度自動制御手段212は、日中であるか否かの監視を省略して、第1の光センサ21A及び第2の光センサ21Bの出力値を基に日射角度を判別し、複数段のスラット3の回動角を同位相角で自動制御する。
(スラット角度自動制御例)
図10は、本発明による第2実施形態の電動ブラインドにおけるスラット角度自動制御手段の制御例を示すフローチャートである。
図10を参照して、スラット角度自動制御手段212によるスラット角度自動制御が開始された状態から説明する。
スラット角度自動制御手段212は、初期動作として、まず、多数段のスラット3を全閉状態まで回動させる(ステップS21)。このときの多数段のスラット3の状態図は上述した図6(a)と同様である。
続いて、スラット角度自動制御手段212は、初期動作として、第1の光センサ21Aから「A日射あり」を示す出力値、第2の光センサ21Bから「B日射なし」を示す出力値が得られるか否かを判別し(ステップS22)、「A日射あり」、及び「B日射なし」の状態にないときは(ステップS22:N)、その状態になるまで、所定時間おき(例えば、10秒おき)に監視する。この場合、日射の無い夜の状態ではステップS22を抜けることが無く、日射のある状態(日中、又は曇りの状態)になるまで、ステップS22に滞在する。
スラット角度自動制御手段212は、「A日射あり」、及び「B日射なし」の状態にあると判定したとき(ステップS22:Y)、続く初期動作として、「A日射あり」を示す状態のまま、「B日射なし」が「B日射あり」に変化するまで、多数段のスラット3を開側に回動する(ステップS23)。このときの多数段のスラット3の状態図は上述した図6(b)と同様である。
更に、スラット角度自動制御手段212は、続く初期動作として、「B日射あり」が「B日射なし」に変化するまで、多数段のスラット3を閉側に回動し、以後、この状態を維持するよう自動制御する(ステップS24)。このときの多数段のスラット3の状態図は上述した図6(c)と同様である。
そして、スラット角度自動制御手段212は、図6(c)に示す状態と同様の「A日射あり」、及び「B日射なし」の状態を維持するよう自動制御するため、「A日射あり」が「A日射なし」に変化したか否か(ステップS25)、及び「B日射なし」が「B日射あり」に変化したか否か(ステップS27)を監視する。
本例では、まず、スラット角度自動制御手段212は、「A日射あり」が「A日射なし」に変化したか否かを判定し(ステップS25)、「A日射あり」が「A日射なし」に変化したと判定したとき(ステップS25:Y)、「B日射なし」の状態で、「A日射なし」が「A日射あり」に変化するまで多数段のスラット3を開側に回動し(ステップS26)、再び、ステップS25に移行する。このときの多数段のスラット3の状態図は上述した図7(a),(b)と同様である。図7(a),(b)に示す制御状態は太陽高度が高くなった場合に作動する状態であるため、スラット角度自動制御手段212は、日射角度に応じて多数段のスラット3の回動を自動制御するものとなる。
一方、ステップS25にて「A日射あり」が「A日射なし」に変化していないと判定したとき(ステップS25:N)、スラット角度自動制御手段212は、「B日射なし」が「B日射あり」に変化したか否かを判定し(ステップS27)、「B日射なし」が「B日射あり」に変化したと判定したとき(ステップS27:Y)ステップS24に移行して、「B日射あり」が「B日射なし」に変化するまで、多数段のスラット3を閉側に回動し、以後、この状態を維持するよう自動制御する(ステップS24)。このときの多数段のスラット3の状態図は図8(a),(b)と同様である。図8(a),(b)に示す制御状態は太陽高度が低くなった場合に作動する状態であるため、スラット角度自動制御手段212は、日射角度に応じて多数段のスラット3の回動を自動制御するものとなる。
ステップS27にて「B日射なし」が「B日射あり」に変化していないと判定したとき(ステップS27:N)、ステップS24における図6(c)に示す状態と同様の「A日射あり」、及び「B日射なし」の状態が維持されているものとなり、スラット角度自動制御手段212は、ステップS25からのループ処理に移行する。
第2実施形態では、例えば、日中にスラット角度自動制御手段212によるスラット角度自動制御を介して、夜に移行すると、いずれはステップS25を経てステップS26でスラット3の開側への回動を続けるため、スラット角度自動制御手段212は、ステップS26のサブ処理として、スラット3の開側へ所定角度以上になるときは夜に移行したと判定し、強制的にステップS21に移行するように自動制御するのが好適である。
このように、本実施形態における電動ブラインドにおいても、第1の光センサ21A及び第2の光センサ21Bの出力値を基に日射角度を判別し、複数段のスラット3の回動角を同位相角で自動制御するため、利便性が向上するようになる。
以上、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
本発明によれば、日射角度に応じて複数段のスラット3の回動角を同位相角で自動制御することができ利便性が向上するため、電動ブラインドの用途に有用である。
1 ヘッドボックス
2 ラダーコード
3 スラット
4 昇降コード
5 ボトムレール
6 ラダーコード吊下装置
7 昇降コード巻取装置
8 昇降モーター
9 ステッピングモーター
10 昇降軸
11 角度調節軸
12 電源部
20 制御ユニット
21A 第1の光センサ
21B 第2の光センサ
21C 第3の光センサ
51 スイッチ
52 リモートコントローラ
53 通信端末
81 昇降高さ認識用エンコーダー
201 制御部
202 通信部
203,204 駆動部
205 パルス信号受信部
206 記憶部
207A 第1光センサ信号受信部
207B 第2光センサ信号受信部
207C 第3光センサ信号受信部
211 外部操作実行手段
212 スラット角度自動制御手段
213 状態管理手段

Claims (6)

  1. 複数段のスラットを吊下支持する電動ブラインドであって、
    前記複数段のスラットのうち1以上のスラットに対し、該スラットの前後方向中心軸から該スラットの後縁までの間に固着される少なくとも1つの第1の光センサと、
    前記複数段のスラットのうち1以上のスラットに対し、該スラットにおける前記第1の光センサが固着された前後方向位置から該スラットの後縁までの間に固着される少なくとも1つの第2の光センサと、
    前記複数段のスラットのうち1以上のスラットに対し、該スラットの前後方向中心軸から該スラットの前縁までの間に固着される少なくとも1つの第3の光センサと、
    前記第1の光センサ及び前記第2の光センサの各出力値を基に日射角度を判別し、前記複数段のスラットの回動角を同位相角で自動制御する制御部であって、前記第3の光センサの出力値を監視し、前記第3の光センサの出力値が第1の所定値以上のときは日中モードとして当該自動制御を継続し、前記第3の光センサの出力値が第1の所定値未満であるが第2の所定値以上となるときは曇りモードとして当該複数段のスラットのスラット角度を維持して前記第3の光センサの出力値の監視を継続し、前記第3の光センサの出力値が第2の所定値未満となるときは夜モードとして当該複数段のスラットのスラット角度を全閉状態に強制移行する制御モードを有し、前記制御モードに従って、前記第1の光センサ及び前記第2の光センサの各出力値を基に日射角度を判別し、前記複数段のスラットの回動角を同位相角で自動制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする電動ブラインド。
  2. 前記第1の光センサは固着対象のスラットに対しスラット角度の全閉状態で物理的に日射が当たる位置に設けられ、前記第2の光センサは固着対象のスラットに対しスラット角度の全閉状態で物理的にその直上のスラットにより日射が当たらない位置に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の電動ブラインド。
  3. 前記制御部は、前記第1の光センサの出力値が所定の閾値以上で日射が当たる状態と判別し、且つ前記第2の光センサの出力値が所定の閾値以上で日射が当たる状態と判別し、前記第1の光センサの出力値及び前記第2の光センサの出力値を基に、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たらない状態を維持するように、当該複数段のスラットの角度を同位相で自動制御することを特徴とする、請求項1又は2に記載の電動ブラインド。
  4. 前記制御部は、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たらない状態を維持するべく前記第1の光センサ及び前記第2の光センサの各出力値を監視して、前記第1の光センサに日射が当たる状態が当たらない状態に変化した際には日射が当たる状態になるまで前記複数段のスラットを開方向に回動させ、前記第2の光センサに日射が当たらない状態が当たる状態に変化した際には日射が当たらない状態になるまで前記複数段のスラットを閉方向に回動させるように自動制御することを特徴とする、請求項3に記載の電動ブラインド。
  5. 前記制御部は、当該自動制御の初期動作として、前記複数段のスラットをスラット角度の全閉状態から開方向に回動させて、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たらない状態から当たる状態に遷移する第1のスラット角度を探索し、該第1のスラット角度からスラットを閉方向に回動させて、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たる状態から当たらない状態に遷移する第2のスラット角度を探索することにより、前記第1の光センサに日射が当たる状態で、且つ前記第2の光センサに日射が当たらない状態を維持するように自動制御することを特徴とする、請求項3又は4に記載の電動ブラインド。
  6. 前記第3の光センサは固着対象のスラットに対しスラット角度の全閉状態から水平状態まで物理的に常に日射が当たる位置に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の電動ブラインド。
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