JP7335429B2 - 車体側部構造 - Google Patents
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Description
本願は、2020年4月23日に出願された日本国特願2020-076833号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
(1)本発明に係る一態様の車体側部構造は、充填口および開口部を有するインナパネルと、前記インナパネルに沿って取り付けられ、前記インナパネルとともに第1閉断面部を形成するスチフナと、前記第1閉断面部の内部に前記開口部から設けられ、前記第1閉断面部の内部において、前記充填口に連通する充填空間を仕切る仕切部材と、前記充填口から前記充填空間に充填された発泡性の充填材と、前記スチフナを覆い、前記スチフナとともに第2閉断面部を形成するサイドアウタパネルと、前記第2閉断面部の内部に設けられ、加熱により発泡する遮音部材と、を備えている。
このように、車体側部構造の第1閉断面部および第2閉断面部を充填材および遮音部材でそれぞれ遮断することにより、車体側部構造の全ての閉断面を遮断できる。これにより、車体側部構造の防音性能を十分(飛躍的)に高めることができる。
この際に、作業者はクリップ部や固定孔が目視により確認し難いことが考えられる。この場合においても、固定つまみ部を開口部から操作することにより、固定孔にクリップ部を容易に係止させることができる。これにより、作業者は仕切部材を第1閉断面部の正規の位置に容易に固定できる。
図1、図2に示すように、車両Veは、例えば、車体側部構造10を備えており、車両の種類や形状等は特に限定されない。車体側部構造10にはサイドシル11およびセンタピラー12が骨格部材として備えられている。以下、車両として、車体側部構造10を備えた乗用車を例に説明する。
車体側部構造10は、車体の左右側の車体側部を形成する構造である。なお、車体の左右側の車体側部は、概ね左右対称に構成されている。よって、以下、車体側部構造10として車体左側の車体側部について説明して、車体右側の車体側部の説明を省略する。
車体側部構造10は、サイドシル11と、センタピラー12と、仕切部材13と、充填材(図示せず)と、遮音部材14と、を備えている。
サイドシル11は、車幅方向の左外側に配置され、車体前後方向に向けて延びる中空形状のフレーム部材である。サイドシル11は、サイドシルインナ21と、サイドシルスチフナ(補強パネル)22と、サイドシルアウタ23と、を備えている。
インナ上フランジ21aおよびスチフナ上フランジ22aは、センタピラーインナ41(後述する)の下部41aを挟持した状態で接合されている。インナ下フランジ21bおよびスチフナ下フランジ22bは、センタピラーインナ41の下部41aを挟持した状態で接合されている。
これにより、サイドシル11は、サイドシルインナ21およびサイドシルスチフナ22で矩形枠状の閉断面部(閉断面)が形成されている。サイドシル11の車幅方向内側には、クロスメンバ28、フロアパネル29(双方、図3参照)等が連結されている。
スチフナ外側面部24は、車幅方向外側において鉛直に配置され、車体前後方向に向けて延びている。スチフナ上面部25は、スチフナ外側面部24の上辺から車幅方向内側に向けてスチフナ上フランジ22aの下辺まで上向きの傾斜状に延びている。スチフナ上面部25は、仕切部材13を固定する第1固定孔(請求項の固定孔)32を有する。スチフナ下面部26は、スチフナ外側面部24の下辺から車幅方向内側に向けてスチフナ下フランジ22bの上辺まで下向きの傾斜状に延びている。
サイドシルアウタ23は、サイドアウタパネル20のうち、サイドシルスチフナ22に対応する部位で形成されている。サイドアウタパネル20は、車体側部構造の外面を形成する外観意匠部材である。
サイドシル11のうち、車体前後方向の中央にセンタピラー12の下端部12aが接合されている。
図3から図5に示すように、センタピラー12は、センタピラーインナ(請求項のインナパネル)41と、センタピラースチフナ(請求項のスチフナ、補強パネル)42と、センタピラーアウタ(請求項のサイドアウタパネル)43と、を備えている。
センタピラーインナ41は、例えば、高張力鋼等の金属製平板部材がプレス加工により成形されている。センタピラーインナ41は、下部41a(図2参照)がサイドシル11に挟持された状態において、車体前後方向に向けて配置され、サイドシル11から上方へ向けて立ち上げられている。センタピラーインナ41は、第1充填口(請求項の充填口)45と、第2充填口(請求項の充填口)46と、開口部47と、インナ前フランジ41bと、インナ後フランジ41cと、を有する。
スチフナ外面部51は、サイドシル11のスチフナ外側面部24に下部51aが車幅方向外側から接合され、スチフナ外側面部24から上方へ向けて立ち上げられている。スチフナ外面部51は、前辺に形成されたスチフナ前傾斜辺51bと、後辺に形成されたスチフナ後傾斜辺51cと、を有する。スチフナ前傾斜辺51bは、サイドシル11の上部11aから所定高さ第1位置H1まで上方へ向けて傾斜状に延びている。スチフナ前傾斜辺51bは、サイドシル11の上部11aから所定高さ第2位置H2まで上方へ向けて傾斜状に延びている。
スチフナ外面部51は、スチフナ前傾斜辺51bの近傍に形成された第1取付孔55と、スチフナ後傾斜辺51cの近傍に形成された第2取付孔56と、を有する。第1取付孔55および第2取付孔56には、後述する遮音部材14が取り付けられる。
よって、センタピラーインナ41に沿ってセンタピラースチフナ42が取り付けられている。これにより、センタピラー12は、センタピラーインナ41およびセンタピラースチフナ42により矩形枠状の第1閉断面部(第1閉断面)50が形成されている。第1閉断面部50は、下端部(端部)50aがスチフナ上面部25で仕切られている。すなわち、スチフナ上面部25は、第1閉断面部50の下端部50aを仕切る壁部を形成している。
アウタ外面部57は、サイドシルアウタ23の上辺からスチフナ外面部51に沿って立ち上げられている。アウタ外面部57は、スチフナ外面部51に対して車幅方向外側に間隔をおいて配置されている(図2も参照)。アウタ前面部58は、アウタ外面部57の前辺から車幅方向内側に向けてスチフナ前面部52に沿って折り曲げられている。アウタ前面部58は、スチフナ前面部52に対して車体前方側に間隔をおいて配置されている。アウタ後面部59は、アウタ外面部57の後辺から車幅方向内側に向けてスチフナ後面部53に沿って折り曲げられている。アウタ後面部59は、スチフナ後面部53に対して車体後方側に間隔をおいて配置されている。
よって、センタピラースチフナ42に沿ってセンタピラーアウタ43が取り付けられている。すなわち、センタピラースチフナ42は、センタピラーアウタ43により車幅方向外側から覆われている。センタピラーアウタ43は、サイドアウタパネル20(すなわち、外観意匠部材)のうち、センタピラースチフナ42に対応する部位で形成されている。
図6から図8に示すように、仕切部材13は、第1閉断面部50の内部に開口部47から設けられる部材である。仕切部材13は、開口部47の下端部47aより下方で、かつ、スチフナ上面部25に対して上方に間隔をおいて配置されている。よって、第1閉断面部50の内部が、上下方向において、スチフナ上面部25と仕切部材13とにより、充填空間62(図2も参照)が仕切られている。
充填空間62は、前端部62aが第1充填口45(図3参照)に連通され、後端部62bが第2充填口46(図3参照)にそれぞれ連通されている。よって、充填空間62の前端部62aが、第1充填口45を経てセンタピラーインナ41の車幅方向内側に連通されている。充填空間62の後端部62bが、第2充填口46を経てセンタピラーインナ41の車幅方向内側に連通されている。すなわち、仕切部材13は、第1閉断面部50の内部において、第1充填口45および第2充填口46に連通する充填空間62を仕切るように配置されている。
曲ヒンジ67は、車体前後方向において仕切部材13の中央より車体前方側寄りに形成されている。曲ヒンジ67を弾性変形させることにより、第1仕切部65および第2仕切部66をV字状に折り曲げることができる。これにより、作業者が仕切部材13を開口部47に容易に通すことができ、開口部47から第1閉断面部50の内部に容易に配置できる。第1閉断面部50の内部に仕切部材13を配置した状態において、配置した仕切部材13を折り曲げる前の形状に復元させることができる。
第1傾斜部82は、第1水平部81の前端部から車体前方で、かつ、上方へ向けて延びている。第1傾斜部82は、前端部(先端部)82aが車体前方へ向けて概ね水平に折り曲げられている。第1傾斜部82の前端部82aは、スチフナ前傾斜部52aに当接されている。スチフナ前傾斜部52aは、前述したように前傾斜角θ1(図5参照)に設定されている。
第2傾斜部86は、第2水平部85の後端部から車体後方で、かつ、上方へ向けて延びている。第2傾斜部86の後端部(先端部)86aは、車体後方へ向けて概ね水平に折り曲げられている。第2傾斜部86の後端部86aは、スチフナ後傾斜部53aに当接されている。スチフナ後傾斜部53aは、前述したように後傾斜角θ2(図5参照)に設定されている。スチフナ後傾斜部53aの後傾斜角θ2は、スチフナ前傾斜部52aの前傾斜角θ1(図5参照)より小さく設定されている。
突出部91は、第2水平部85の裏面からスチフナ上面部25まで下向きで、かつ、車幅方向内側へ向けて傾斜状に突出されている。仕切クリップ92は、突出部91の下端部からスチフナ上面部25の第1固定孔32および補強部材34の第2固定孔36に挿入可能に突出されている。さらに、仕切クリップ92は、第1固定孔32および第2固定孔36に挿入された状態において、各固定孔32,36に係止(固定)可能に形成されている。
そこで、第2仕切部66の第2水平部85にクリップ部72を設けるようにした。よって、クリップ部72(具体的には、仕切クリップ92)で第2仕切部66を正規の位置に保持して、第2仕切部66が上方に開かないようにできる。これにより、充填材が充填空間62の外部(外部上方)に漏れることを防止できる。
このように、作業者が固定つまみ部73を開口部47から操作することにより、仕切部材13を第1閉断面部50の正規の位置に容易に固定できる。
これにより、第2水平部85に凹部94を形成でき、充填空間62に充填する充填材の充填量を好適に調整できる。
そこで、保持つまみ部75を、第2充填口46の近傍で、かつ、開口部47に臨む位置に配置するようにした。これにより、作業者が保持つまみ部75を開口部47から操作することにより、例えば、第2仕切部66が第2充填口46から充填された充填材で押し付けられて上方に移動しないように、第2仕切部66を正規の姿勢に保持できる。
すなわち、保持つまみ部75は、仕切部材13(具体的には、第2仕切部66)の姿勢を保持するために使用する姿勢保持用のつまみである。
第1閉断面部50の内部が仕切部材13で仕切られた充填空間62には、第1充填口45および第1充填口45(双方、図3参照)から発泡性の充填材が充填されている。
充填材としては、例えば、構造用発泡材が使用される。すなわち、充填材は、構造用発泡材として、例えば、常温で液状のものが乾くとゴム状になる、いわゆるスプレーフォーム(「スプレーゴム」、「液体ゴム」、「液状ゴム」ともいう)が使用される。充填材は、一例として、スプレー缶に収容されて、噴出させると泡状に噴出してスポンジ状態に硬化する速硬化性の発泡ポリウレタンフォームである。固化した充填材は、防音材、振動エネルギー吸収材、及び、衝撃エネルギー吸収材の機能を有している。
この充填材が第1充填口45および第1充填口45から充填材が充填空間に充填されることにより、充填空間62が充填材で密封状態に保たれる。
図3から図5に示すように、第2閉断面部60の内部には遮音部材14が備えられている。遮音部材14は、固定部材112と、遮音材113と、を備えている。固定部材112は、例えば、硬質のABS、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等の合成樹脂材、あるいはアルミニウム合金、鋼材等で形成されている。固定部材112は、センタピラースチフナ42のスチフナ外面部51、スチフナ前傾斜部52a、およびスチフナ後傾斜部53aに沿って、平面視において概ねU字状に形成されている。
固定部材112は、第1固定部112aと、第2固定部112bと、第3固定部112cと、を備えている。第1固定部112aは、スチフナ外面部51に沿って配置される。第2固定部112bは、スチフナ前傾斜部52aに沿って配置される。第3固定部112cは、スチフナ後傾斜部53aに沿って配置される。第1固定部112aは、第1固定クリップ(請求項の固定クリップ)115と、第2固定クリップ(固定クリップ)116と、を有する。
これにより、固定部材112は、スチフナ外面部51、スチフナ前傾斜部52aおよびスチフナ後傾斜部53aに対して仕切部材13の反対側に配置されている。さらに、固定部材112は、仕切部材13の第1水平部81および第2水平部85と概ね同じ高さに配置されている。
これにより、遮音部材14は、例えば、乾燥炉の内部において加熱により発泡することにより、第2閉断面部60の内部を遮断できる。
一方、仕切部材13の第2仕切部66には、充填材の充填量を調整するために凹部94が形成されている。凹部94は、下方に突出されている。このため、仕切部材13を第1閉断面部50の内部に矢印Aの如く取り付ける際に、凹部94の底部94aが、例えば、既に固定されている遮音部材14の第2固定クリップ116に干渉することが考えられる。
このように、車体側部構造10の第1閉断面部50を充填材で遮断、第2閉断面部60を遮音部材14で遮断することにより、車体側部構造10の全ての閉断面を遮断できる。これにより、車体側部構造10の防音性能を十分(飛躍的)に高めることができる。
このように、断面(断面積)の大きな充填空間62に発泡材の充填材としてスプレーフォームを充填することにより、第1閉断面部50を充填材で容易に、かつ、確実に遮断でき、生産性と遮音性を高めることができる。
よって、第2閉断面部60に充填材を充填する必要がない。さらに、第2閉断面部60に充填材を充填するための充填口を形成する必要がない。これにより、第2閉断面部60を遮音部材14で容易に、かつ、確実に遮断でき、生産性と遮音性を高めることができる。
例えば、実施形態では、仕切部材13を2つの第1仕切部65および第2仕切部66に分割した例について説明したが、これに限らない。その他の例として、仕切部材13を3つ以上の仕切部に分割してもよい。
さらに、実施形態では、扉部74に一対のフラップ96を備えた例について説明したが、これに限らない。その他の例として、例えば、扉部74に一枚のフラップを備える構成としてもよい。
13 仕切部材
14 遮音部材
25 スチフナ上面部(第1閉断面部の端部を仕切る壁部)
32,36 第1、第2の固定孔(固定孔)
41 センタピラーインナ(インナパネル)
42 センタピラースチフナ(スチフナ)
43 センタピラーアウタ(サイドアウタパネル)
45,46 第1、第2の充填口(充填口)
47 開口部
50,60 第1、第2の閉断面部
50a 第1閉断面部の下端部(端部)
52a スチフナ前傾斜部
53a スチフナ後傾斜部
62 充填空間
65,66 第1、第2の仕切部
67 曲ヒンジ
71,76 第1、第2のリブ(底部リブ)
72 クリップ部
73 固定つまみ部
74 扉部
75 保持つまみ部
81,85 第1、第2の水平部(水平部)
82,86 第1、第2の傾斜部(傾斜部)
83,87 第1、第2の隆起部(隆起部)
97 ヒンジ(扉ヒンジ)
115,116 第1、第2の固定クリップ(固定クリップ)
Claims (10)
- 充填口および開口部を有するインナパネルと、
前記インナパネルに沿って取り付けられ、前記インナパネルとともに第1閉断面部を形成するスチフナと、
前記第1閉断面部の内部に前記開口部から設けられ、前記第1閉断面部の内部において、前記充填口に連通する充填空間を仕切る仕切部材と、
前記充填口から前記充填空間に充填された発泡性の充填材と、
前記スチフナを覆い、前記スチフナとともに第2閉断面部を形成するサイドアウタパネルと、
前記第2閉断面部の内部に設けられ、加熱により発泡する遮音部材と、を備え、
前記仕切部材は、前記遮音部材の固定クリップが通過可能に開閉する扉部を有する、
車体側部構造。 - 前記扉部は、樹脂による扉ヒンジで開閉可能に支持されている、
請求項1に記載の車体側部構造。 - 前記仕切部材は、前記第1閉断面部の内部に設けられた状態において、前記開口部に臨む固定つまみ部を有する、
請求項1または請求項2に記載の車体側部構造。 - 前記第1閉断面部は、対向する一対の傾斜部を有し、前記一対の傾斜部のうちスチフナ後傾斜部がスチフナ前傾斜部より傾斜角が小さく形成され、
前記仕切部材は、
樹脂による曲ヒンジを介して、少なくとも2つに分割され、前記一対の傾斜部にそれぞれ当接する第1仕切部および第2仕切部を有し、
前記第1仕切部および前記第2仕切部のうち、前記スチフナ後傾斜部に当接する仕切部には、前記充填空間に開口する固定孔に係止するクリップ部を有する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車体側部構造。 - 前記第1閉断面部は、前記第2閉断面部より大きな断面であって、内部に仕切られた前記充填空間に発泡材の充填材が充填されている、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車体側部構造。 - 前記第2閉断面部は、前記第1閉断面部に対して前記インナパネルの反対側に形成され、加熱により発泡する前記遮音部材により遮断されている、
請求項5に記載の車体側部構造。 - 前記第1仕切部および前記第2仕切部は、少なくとも一方に、水平部と、傾斜部と、前記水平部および前記傾斜部に跨ぐ隆起部と、を有する、
請求項4に記載の車体側部構造。 - 前記第1仕切部および前記第2仕切部のうち、前記スチフナ後傾斜部に当接する仕切部は、前記仕切部材が前記第1閉断面部の内部に設けられた状態において、前記充填口の近傍で、かつ、前記開口部に臨む位置に姿勢保持用の保持つまみ部を有する、
請求項4に記載の車体側部構造。 - 前記第1仕切部および前記第2仕切部は、少なくとも一方に、前記第1閉断面部の端部を仕切る壁部に当接する底部リブを有する、
請求項4または請求項8に記載の車体側部構造。 - 充填口および開口部を有するインナパネルと、
前記インナパネルに沿って取り付けられ、前記インナパネルとともに第1閉断面部を形成するスチフナと、
前記第1閉断面部の内部に前記開口部から設けられ、前記第1閉断面部の内部において、前記充填口に連通する充填空間を仕切る仕切部材と、
前記充填口から前記充填空間に充填された発泡性の充填材と、
前記スチフナを覆い、前記スチフナとともに第2閉断面部を形成するサイドアウタパネルと、
前記第2閉断面部の内部に設けられ、加熱により発泡する遮音部材と、を備え、
前記仕切部材は、前後方向の前後方向端部の少なくとも一方の下方に前記遮音部材の固定クリップが位置する、
車体側部構造。
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