JP7335176B2 - 簡易建物 - Google Patents
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Description
この屋根は、下記非特許文献2に記載されているように、桁、垂木掛け、妻垂木、垂木、中桟とで形成された屋根枠に複数のパネルを載置して固定することで構成されている。
しかしながら、躯体側に障害物があると天井材の取付けができないということがある。
このため、内部空間の断熱や意匠性の向上を実現した上で、躯体側の障害物にかかわらず、天井材を取付けることができる簡易建物が求められている。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
本実施形態で示す簡易建物Aは、図1および図2に示すように、外部から閉鎖された閉鎖部位A1と、外部に対して開放された開放部位A2を有して、躯体Bに隣接するように設置されるものである。
簡易建物Aは、地面Gに立設された支柱1の上端に、閉鎖部位A1および開放部位A2で共通の屋根2が載置固定されている。
閉鎖部位A1は、障子A10、腰壁A11、窓A12等を備えて、独立した内部空間A3を有している。
図示においては、左側に閉鎖部位をA1を配置し、右側に開放部位A2を配置した構成としているが、本発明では、閉鎖部位A1と開放部位A2が左右逆態様の簡易建物Aも含まれる。
また、閉鎖部位のみを有する簡易建物Aとしてもよい。
屋根2は、図1、図3、図4、図6に示すように、躯体B側から前方に向かって低くなる傾斜屋根である。
屋根2は、正面側に配置された桁材2aと躯体B側に配置された垂木掛け2bとにわたって、妻垂木2cおよび複数の垂木2dとが架設され、妻垂木2cと垂木2dおよび隣り合う垂木2d同士の間にわたって、屋根パネル2eを架設してある。
妻垂木2cおよび垂木2dは、躯体B側から前方に向かって低くなるように傾斜状に設けられている。
屋根パネル2eは、上面からパネル押さえ2f、2gによって、妻垂木2cおよび垂木2dの上面にビス止めにより固定されている。
パネル押さえ2f、2gの上面は、屋根パネル2eの上面よりも高い位置にあって、雨水がビス止め部20fに至らないようにしている。
妻垂木カバー2hは、図6に示すように、妻垂木2cの外側面側に配置される側面カバー20hと、屋根パネル2eを挟んで妻垂木2cの直上に配置されたパネル押さえ2fの上面側に配置される上面カバー21hとを一体に備えた略L形に形成されている。
妻垂木カバー2hは、図1に示すように、妻垂木2cの前後方向の全域にわたる長さとして形成されており、図6に示すように、妻垂木2cの外側面に固定されたカバー取付け具2iを介して妻垂木2cに取付けられている。
側面カバー20hは、妻垂木2cの外側面の略全域をカバーし、上面カバー21hは妻垂木2cの上面の略全域をカバーしていると共に、パネル押さえ2fのねじ止め部20eをカバーしている。
上面カバー21hの先端は、ねじ止め部20fを隠すように下向き傾斜として形成されており、雨水の侵入を抑制できるようにされている。
弾性係合部2jは、側面カバー20h側に設けられた被係合片20jと、カバー取付け具2i側に設けられた係合片21jからなり、被係合片20jを係合片21jに押し込むことで、互いに弾性変形して係合され、この係合によって、妻垂木カバー2hがカバー取付け具2iに取付けられている。
また、弾性係合部2jは、妻垂木カバー2hを引き抜くことで係合が解除できるようにされている。
仮置き部20iは、妻垂木カバー2hを取付ける際に、上面カバー21hを載せておくものであり、載せた状態で妻垂木カバー2hを押し込むことで、妻垂木カバー2hをガイドしながらカバー取付け具2iに取付けることができるようにされている。
妻垂木カバー2hの取付け状態においては、上面カバー21hを仮置き部20iにねじ止めにより固定することで、妻垂木カバー2hの取付け状態を保持している。
妻垂木カバー2hには、パネル押さえ2fに向かって突設された垂下片21iが備えられている。
垂下片21iは、先端がパネル押さえ2fに当接あるいは近接する程度に突設されており、妻垂木カバー2hに対する上方からの力に対して潰れを防止すると共に、雨水浸入を防止している。
天井材2kは、図3、図4、図6に示すように、妻垂木2cと垂木2dとの間および垂木2d同士の間に一枚ずつ設けられる板状のものであり、天井材受け20によって支持されている。
天井材受け20は、図3に示すように、垂木2dに固定された桁側天井材受け2lと、図4に示すように、垂木2dに固定された躯体側天井材受け2mと、図3、4に示すように、天井材端部カバー取付金具21を介して妻垂木2cにそれぞれ取り付けられた、天井材端部カバー2nとを備えている。
妻垂木2cの側面には、天井材端部カバー取付金具21が固定されており、その下面に、天井材端部カバー2nが固定されている。
天井材端部カバー2nは、図3、4に示すように、妻垂木2cと同じ角度で、躯体側から前方に向かって低くなる傾斜状に配置されている。
また、天井材端部カバー2nには、凹部20n設けられており、この凹部20nに天井材2kの端部を嵌合することで、天井材2kを支持している。
垂木2dの下方には、天井材押さえ材2oとスペーサ20oが設けられており、この天井材押さえ材2oとスペーサ20oとで天井2kの端部を挟むことで、天井2kを支持している。
躯体側天井材受け2mの位置は、躯体Bに突出するように設けられる最大の構造物(図示ではシャッター)100の上端よりも上方で、かつ突出する構造物100に天井材2kが接触させない位置に設定することが好ましい。
天井材端部カバー2nは、妻垂木2cの長手方向の略全長にわたる長さを有し、図6に示すように、天井材2kの端部を呑み込むように支持している。
躯体側排水路20mは、躯体B側から前方に向かって低くなるように傾斜状に設けられており、躯体側天井材受け2mの結露水を前方に流して天井材2kの上面に導くようにされている。
桁側天井材受け2lには、図3に示すように、天井材2kの上面よりも下方に、桁側天井材受け2lの長手方向の全長にわたって桁側排水路20lが設けられている。
桁側排水路20lは、天井材2kの上面を流下する水を受けるようにされている。
天井材2kの上面は、躯体側排水路20mから導かれた水を桁側排水路20lに流下案内する排水案内路20kとして確保されている。
桁側排水路20lの左右端部は、腕木21lに接続されており、桁側排水路20lに至った水を左右方向に流して腕木21lに排水するようにされている。
腕木21lの水は、たとえば、腕木21lに設けられた排水孔(図示せず)から外部へ排水する。
また、妻垂木カバー2hにより、妻垂木2cの外側面および上面を隠すことができるので、外観的に良好な意匠性を備えることができる。
また、躯体側天井材受け2mが、躯体Bの開口部B1の上縁B10よりも上方に配置されているので、躯体B側に設けられた構造物100が干渉することなく、簡易建物Aを躯体Bに隣接させて設置することができる。
また、屋根パネル2eの内側に水が発生しても、この水が躯体側排水路20mから天井材2kの上面の排水案内路20kを経て桁側排水路20lに排水することができるので、天井材2kの上面に水の残留を防ぐことができ、残留水による腐食やカビの発生を防止することができる。
桁材2aは、図1および図7に示すように、閉鎖部位A1側の左桁材20aおよび開放部位A2側の右桁材21aを備えている。
左桁材20aは、閉鎖部位A1側の左右2本の支柱1の上端に、端部が支柱1の側面と略同面となるように載置されている。
右桁材21aは、左桁材20aと端部200、210同士を対向(突合せまたは近接)させた状態で連結部材22aを介して連結固定されている。
連結部材22aは、左桁材20aと右桁材21aの端部200、210からそれぞれ嵌合することにより、左桁材20aと右桁材21aとを連結している。
桁カバー3は、桁材2aの前面に設けられた排水樋20cを前面から隠すためのカバーであり、左桁材20aの排水樋20cの前面を覆う左桁カバー3aと、右桁材21aの排水樋20cの前面を覆う右桁カバー3bとを備えている。
左桁カバー3aと右桁カバー3bとは、図2および図7に示すように、支柱1の左右中央となる部位で対向(突合せまたは近接)するように配置されている。
左桁カバー3aと右桁カバー3bとは、それぞれ排水樋20cの上端に係合させると共に、排水樋20cの底側でねじ止めにより取り付けられている。
閉鎖部位A1と開放部位A2が左右逆態様の簡易建物Aの場合には、右桁材21aが左右2本の支柱1の上端に、端部が支柱1の側面と略同面となるように載置される。
支柱1には、図1~図3、図7に示すように、支柱カバー4が取付けられている。
支柱カバー4は、支柱1の前面を覆うように配置されるカバー本体4aと、カバー本体4aの上端から上方に延設された延設部4bとを備えている。
延設部4bは、カバー本体4aの左右幅と同じ幅として延設されており、支柱1の上方における左桁材20aの前面で、左右方向で対向する左桁カバー3aと右桁カバー3bの端部200、210を前面から覆うように配置されている。
延設部4bの上端には、キャップ40bが取付けられており、このキャップ40bによって、左桁カバー3aと右桁カバー3bの端部200、210を上方から覆っている。
また、支柱カバー4における延設部4bが、桁材2aの前面側で、左桁カバー3aと右桁カバー3bの端部200、210をカバーすることで、端部200、210同士のつなぎ目部分を隠すことができる。
これによって、簡易建物Aの意匠性の向上が期待できる。
また、桁カバー3は、表面に木目調等の模様や着色を施すことで、意匠性の向上がより期待できる。
腰壁A11は、図1および図2、図5、図8に示すように、壁材5と、壁材5を支持する枠体Cとを備えている。
壁材5は、室外側に取付けられた外壁パネル(パネル)5aと、室内側に取付けられた内壁パネル(パネル)5bとを備えている。
枠体Cは、上枠(枠材)10と、下枠11と、左右竪枠12、13と、上枠10と下枠11との間に設けられた胴縁14からなり、胴縁(支持体)14に外壁パネル5aおよび内壁パネル5bが取付けられ、上枠10の上端には、窓A12が載置固定されている。
外壁パネル5aおよび内壁パネル5bは、サイディングパネルであり、図5に示すように複数のパネル材50を、連結金具51を介して上下方向で重ねるように嵌合させることで構成されている。
パネル材50は、窯業系または木質系の無垢材のものである。
なお、内壁パネル端部押さえ具6bは、外壁パネル端部押さえ具6aの形状および作用と同じであり、胴縁14を境に左右対称として設けられるものであるので、外壁パネル端部押さえ具6aを説明することで、内壁パネル端部押さえ具6bの説明は省略する。
見付面当接部61aは、図10(b)に示すように、固定面部60aに対して胴縁14に向かって傾斜するように設けられており、図10(c)に示すように、外壁パネル5aの厚みに応じて外方側に曲がり、この曲がりから元に戻る方向の反発力が作用するようにされている。
この反発力によって、図10(c)に示すように、見付面当接部61aと胴縁14とで外壁パネル5aを挟持して支持するようにされている。
また、見付面当接部61aは、図10(a)に示すように、上下方向に(図示において2本)のスリット61を設けることによって、複数(図示において3本)の独立した見付面当接部61aが形成されている。
このような見付面当接部61aは、外壁パネル5aの表面に凹凸があっても、3本の見付面当接部61aのそれぞれが、凹凸に応じて曲がることで、外壁パネル5aの表面に対してしっかりと当接させることができる。
なお、スリット61の有無については、限定するものではなく、スリット61の本数についても限定するものではない。
また、外壁パネル端部押さえ具6aおよび内壁パネル端部押さえ具6bによって、外壁パネル5aおよび内壁パネル5bの上端部側を支持することができるので、外壁パネル5aおよび内壁パネル5bの取付け時に、釘やねじ等が不要であり、これによってパネル材50の破損等を防止することができる。
照明具7は、上枠(枠材)10の室内側の見付片部101を構成するものであり、光源70および電装品71を備えた照明具本体7aと、照明具本体7aの見付面に着脱自在に取付けられたカバー目板7bと、照明具7の下端側に開口された光源照射口7cとを備えている。
上枠10は、上片部102と、照明具7側の見付片部101と、外方側の外側見付片部103からなり、照明具7および外側見付片部103を上片部102に取付けることによって構成されている。
見付片部101および外側見付片部103は、上片部102に垂下された支持板104に対してねじ止めすることで固定されている。
外側見付片部103には、目板105によってねじ止め部が塞がれている。
光源収容部70aと電装品収容部71aとは、図9に示すように、隔壁72aによって上下方向で隔てられている。
光源収容部70aは、図9に示すように、光源照射口7cと上下方向で対向しており、下方照射するように光源70が取付けられている。
電装品収容部71aは、図8および図9に示すように、上壁73aおよび隔壁72aならびに左右側壁74a、75aによって、見付面側が開放された凹状に形成されており、図9(a)に示すように、カバー目板7bによって塞がれ、図9(b)に示すようにカバー目板7bを外すことで開放される。
照明具本体7aの形状は、光源収容部70aと、電装品71が収容される電装品収容部71aを除けば、外側見付片部103と対称形状であり、仮に、照明具7を設けない場合には、外側見付片部103を反転させることで、外側見付片部103を照明具が取付けられる位置に取付けることができる。
また、外側見付片部103に換えて照明具7を取付けることもできる。
目板用弾性係合部7dは、照明具本体7aの上壁73aに設けられた係合片70dと、隔壁72aに設けられた係合片70eと、カバー目板7b側の上壁70bに設けられた被係合片71dと、中間壁71bに設けられた被係合片71eからなり、
係合片70dに被係合片71dを、係合片70eに被係合片71eをそれぞれ押し込むことで、互いに弾性変形して係合され、この係合によって、カバー目板7bが照明具本体7aに取付けられている。
また、目板用弾性係合部7dは、カバー目板7bを引き抜くことで係合が解除できるようにされている。
下壁72bは、先端が照明具本体7aの見付片部101に対して離間するように形成されており、これによって、下壁72bの先端と見付片部101との間に光源照射口7cが形成される。
なお、上記のような腰壁A11の構造は、例えば、フェンスにも適用できる。
次に、図11~図13を参照して、桁側天井材受け2lおよび天井材2kの他の形態を説明する。
桁側天井材受け2lは、桁側排水路20lの面積が大きく確保されており、より高い排水機能を有している。
天井材2kは、例えば、アルミ形材であって、妻垂木2cと垂木2dの間および垂木2d同士の間に、桁材2aの長手方向に沿って、複数の天井材2kを並べられている。
天井材2kは、天井下地材23に取付けらており、天井材2kの端部は、桁側天井材受け2lおよび躯体側天井材受け2mに呑み込まれるように支持されている。
天井下地材23は、下地材受け取付金具24に取り付けた下地材受け25に取り付けられている。
本形態において、断熱材2pを設置する場合には、断熱材2pを天井下地材23の上面に載置する。
本形態の桁側排水路20lも、桁側排水路20lの左右端部が、腕木21lに接続されており、桁側排水路20lに至った水を左右方向に流して腕木21lに排水するようにされている。
腕木21lの水は、腕木21lに設けられた排水孔(図示せず)から外部へ排水する。
図11に示すように、外壁パネル5aおよび内壁パネル5bは、パネル材50を窯業系または木質系の無垢材からなるパネル材50に換えて、金属板を所定形状に形成したパネル材50を用いることもできる。
この場合、外壁パネル端部押さえ具6aを使用せず、胴縁14に直接ねじ止めによって固定する。
この腰壁A11においては、外壁パネル5aおよび内壁パネル5bの形態が異なるだけで、上枠10の構成が前述の実施形態と同じであるので、前述の実施形態と同じ照明具7および外側見付片部103を取付けることができる。
外壁パネル5aおよび内壁パネル5bは、一枚物とすることができる。
A1:閉鎖部位
A2:開放部位
A3:内部空間
A10:障子
A11:腰壁
A12:窓
B:躯体
B1:開口部
B10:上縁
C:枠体
G:地面
1:支柱
2:屋根
2a:桁材
2b:垂木掛け
2c:妻垂木
2d:垂木
2e:屋根パネル
2f:パネル押さえ
2g:パネル押さえ
2h:妻垂木カバー
2i:カバー取付け具
2j:弾性係合部
2k:天井材
2l:桁側天井材受け
2m:躯体側天井材受け
2n:天井材端部カバー
2o:天井材押さえ材
2p:断熱材
20a:左桁材
21a:右桁材
22a:連結部材
20c:排水樋
20e:ねじ止め部
20f:ビス止め部
20h:側面カバー
21h:上面カバー
20i:仮置き部
21i:垂下片
20j:被係合片
21j:係合片
20k:排水案内路
20l:桁側排水路
20m:躯体側排水路
20n:凹部
20o:スペーサ
20:天井材受け
21:天井材端部カバー取付金具
22:断熱材受け
23:天井下地材
24:下地材受け取付金具
25:下地材受け
200:端部
210:端部
3:桁カバー
3a:左桁カバー
3b:右桁カバー
4:支柱カバー
4a:カバー本体
4b:延設部
40b:キャップ
5a:外壁パネル
5b:内壁パネル
50a:上端部
50b:上端部
51a:見付面
50:パネル材
51:連結金具
6a:外壁パネル端部押さえ具
6b:内壁パネル端部押さえ具
60a:固定面部
61a:見付面当接部
62a:連結部
61:スリット
7:照明具
7a:照明具本体
7b:カバー目板
7c:光源照射口
7d:目板用弾性係合部
70a:光源収容部
71a:電装品収容部
72a:隔壁
73a:上壁
74a:左側壁
75a:右側壁
71b:中間壁
70b:上壁
72b:下壁
73b:カバー
70d:係合片
71d:被係合片
70e:係合片
71e:被係合片
70:光源
71:電装品
10:上枠
11:下枠
12:左竪枠
13:右竪枠
14:胴縁
100:構造物
101:見付片部
102:上片部
103:外側見付片部
104:支持板
105:目板
Claims (2)
- 垂木と、天井下地材と、躯体側天井材受けと、天井材とを備え、
垂木は、躯体側の端部が垂木掛けに掛けられているとともに、躯体側から前方に向かって低くなるように傾斜状に配置され、
天井下地材は、垂木の下方に交差して配置されるものであり、
躯体側天井材受けは、垂木掛けと一体または別体として、垂木の下方、かつ躯体の開口部の上縁よりも上方に配置され、
天井材は、天井下地材の下に取り付けられ、躯体側端部が躯体側天井材受けに取り付けられ、
躯体側天井材受けには、天井材の上面よりも高所に躯体側排水路が設けられていることを特徴とする簡易建物。 - 垂木と、躯体側天井材受けと、天井材とを備え、
垂木は、躯体側の端部が垂木掛けに掛けられているとともに、躯体側から前方に向かって低くなるように傾斜状に配置され、
躯体側天井材受けは、垂木掛けと一体または別体として、垂木の下方、かつ躯体の開口部の上縁よりも上方に配置され、
天井材は、垂木の下に取り付けられ、躯体側端部が躯体側天井材受けに取り付けられ、
躯体側天井材受けには、天井材の上面よりも高所に躯体側排水路が設けられていることを特徴とする簡易建物。
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