JP7333725B2 - 超音波接合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波接合装置に関するものである。
従来から、2つのワークの接合部位に超音波振動を印加して、接合部位を溶融させると共に、2つのワークに加重を与えることで、2つのワークを接合させる超音波接合装置が知られている。従来の超音波接合装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。
ここで、従来の超音波接合装置における接合動作の一例について図4を参照して説明する。
図4は、従来の超音波接合装置における接合動作を示す説明図である。図4に示す例では、接合動作の一例としてかしめ接合について説明する。
図4に示すように、第1ワーク100に設けられた孔から第2ワーク200に設けたボス201が突出している。そして、超音波接合装置は、ヘッド部323aをボス201に当接させ、ヘッド部323aを介してボス201に超音波振動を印加する。超音波振動が印加されることで、ボス201の表面201aが加熱され、ボス201が溶融する。また、超音波接合装置は、溶融したボス201に荷重を加えることで、ボス201を押し潰す。これにより、第1ワーク100と第2ワーク200がボス201を介して接合される。
特開2018-1176号公報
なお、特許文献1に記載された技術では、超音波振動子が発振する周波数は1つに固定されていた。ここで、周波数が比較的高い場合、表面の発熱効率が高いため、図4に示すように、表面201aの溶け出しは速い。しかしながら、振動伝達性が低いため、ボス201全体が溶融するまでに時間がかかり、作業時間が長くなる、という問題を有していた。
図5は、従来の超音波接合装置における接合動作を示すもので、図4に示す例よりもボス201に印加する超音波の周波数が低い場合を示す。
また、周波数が比較的低い場合、振動伝達性が高いので、図5に示すように、ボス201の根本まで超音波が伝達されるため、ボス201の根本が溶融する。そのため、荷重が加わることで、ボス201の根本に座屈(折れ)K1が発生し、品質が低下するおそれがあった。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、接合された部材の品質の向上及び作業時間の短縮を図ることができる超音波接合装置を提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するため、本発明の超音波接合装置は、振動ユニット、加圧ユニットと、制御ユニットと、を備えている。振動ユニットは、超音波振動する超音波振動子を有し、接合部位に超音波振動を印加する。加圧ユニットは、振動ユニットを介して接合部位に荷重を印加する。制御ユニットは、振動ユニットと加圧ユニットを制御する。
制御ユニットは、第1発振回路と、第2発振回路と、制御部と、を有している。第1発振回路は、超音波振動子を第1の周波数で発振させる。第2発振回路は、超音波振動子を第1の周波数よりも低い周波数である第2の周波数で発振させる。制御部は、第1発振回路と第2発振回路を切り替える。
また、制御部は、最初に第1発振回路により第1の周波数で超音波振動子を発振させ、予め設定されたタイミングにおいて、第1発振回路から第2発振回路に切り替えて、第2の周波数で超音波振動子を発振させる。
上記構成の超音波接合装置によれば、接合された部材の品質の向上及び作業時間の短縮を図ることができる。
実施の形態例にかかる超音波接合装置を示す概略構成図である。 実施の形態例にかかる超音波接合装置の振動ユニットを示す図である。 実施の形態例にかかる超音波接合装置における接合動作を示す説明図である。 従来の超音波接合装置における接合動作を示す説明図である。 従来の超音波接合装置における接合動作を示す説明図である。
以下、超音波接合装置の実施の形態例について、図1~図3を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.超音波接合装置の構成例
まず、実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる超音波接合装置の構成について、図1~図2を参照して説明する。
図1は、本例の超音波接合装置を示す概略構成図、図2は、超音波接合装置における振動ユニットを示す概略構成図である。
図1に示す装置は、接合部位の一例を示すボス201に超音波振動を印加して溶融させ、さらに荷重を加えることでボス201を変形させて、第1ワーク100と第2ワーク200を接合させる超音波接合装置1である。
図1に示すように、超音波接合装置1は、加圧ユニット10と、振動ユニット20と、制御ユニット30と、第1ワーク100及び第2ワーク200が載置されるアンビル40と、アンビル40が取り付けられた台座50とを有している。
加圧ユニット10は、アンビル40及びアンビル40に載置された第1ワーク100、第2ワーク200と対向して配置されている。加圧ユニット10は、加圧装置11と、ホルダー12とを有している。
加圧装置11におけるアンビル40と対向する側の端部には、加圧部11aが設けられている。そして、加圧装置11は、後述する制御ユニット30の加圧駆動部35によって駆動し、加圧部11aをアンビル40及び第1ワーク100、第2ワーク200に向けて押し出す。
加圧部11aには、ホルダー12が設けられている。ホルダー12は、振動ユニット20を着脱可能に保持する。ホルダー12における加圧部11aとは反対側、すなわちアンビル40及び第1ワーク100、第2ワーク200と対向する側には、保持部27が設けられている。
制御ユニット30は、超音波接合装置1全体を制御する制御部31と、第1発振回路32と、第2発振回路33と、切替部34と、加圧装置11を駆動させる加圧駆動部35とを有している。また、制御ユニット30は、加圧ユニット10及び振動ユニット20と、不図示の電源に接続されている。
第1発振回路32は、後述する振動ユニット20の超音波振動子21を第1の周波数(例えば、60kHz)S1(図2参照)で発振させる。また、第2発振回路33は、超音波振動子21を第1の周波数S1よりも低い周波数である第2の周波数(例えば、20kHz)S2で発振させる。そして、第1の周波数S1は、例えば、第2の周波数S2の3×n倍(nは自然数)の周波数に設定されている。なお、本例の超音波接合装置1では、第1の周波数S1は、第2の周波数S2の3倍(n=1)に設定されている。
なお、第1の周波数S1を60kHz、第2の周波数S2を20kHzに設定した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の周波数S1を90kHz、第2の周波数S2を30kHzに設定してもよく、第1の周波数S1と第2の周波数S2は、超音波接合装置1の目的に応じて種々に設定されるものである。
切替部34は、制御部31、第1発振回路32及び第2発振回路33に接続されている。そして、切替部34は、制御部31の制御のもと、超音波振動子21を発振させる第1発振回路32と第2発振回路33を切り替える。
次に、図1及び図2を参照して振動ユニット20について説明する。
図2は、振動ユニット20を示す図である。
図1及び図2に示すように、振動ユニット20は、超音波振動子21と、コーン22と、ホーン23とを有している。図1に示すように、超音波振動子21は、制御ユニット30に接続され、第1発振回路32又は第2発振回路33により発振制御される。そして、超音波振動子21は、第1の周波数S1又は第2の周波数S2で発振する。超音波振動子21には、コーン22が接続されている。
コーン22は、振動増幅部であり、超音波振動子21の振動を増幅する。コーン22は、略棒状に形成されている。コーン22の軸方向の一端部には、超音波振動子21が接続されており、コーン22の軸方向の他端部には、ホーン23が着脱可能に接続されている。
また、コーン22には、固定部の一例を示すフランジ部25が設けられている。フランジ部25は、コーン22の外周面から略垂直に外側に向けて突出している。また、フランジ部25は、ホルダー12に設けた保持部27によって挟持される。
これにより、振動ユニット20がホルダー12に保持される。このとき、超音波振動子21がホルダー12内に接触しない状態でホルダー12内に収容される。また、コーン22の一部及びホーン23は、ホルダー12からアンビル40及び第1ワーク100、第2ワーク200に向けて突出する。また、ホルダー12が加圧装置11から荷重が印加されることで、ホルダー12に保持された振動ユニット20もホルダー12を介して加圧装置11からの荷重が印加される。
本例では、固定部の一例としてフランジ部25を適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、固定部としては、例えば、コーン22の外周面から突出する舌片状の凸部であってもよく、その他各種の構成を適用することもできる。なお、フランジ部25の詳細な位置については、後述する。
ホーン23におけるコーン22とは反対側の端部、すなわち軸方向の先端部には、ヘッド部23aが設けられている。ヘッド部23aは、接合部位の一例を示すボス201に当接する。ヘッド部23aは、ボス201を変形させる形状に対応した形状に形成されている。そして、ホーン23は、ヘッド部23aの形状の違いにより複数種類用意されている。
ホーン23は、超音波振動子21から発振され、コーン22により増幅された超音波振動を、ヘッド部23aを介してボス201に印加する。また、加圧ユニット10から加えられた荷重を、ホーン23は、ヘッド部23aを介してボス201に印加する。
次に、振動ユニット20の各部位の長さ及び固定部であるフランジ部25の位置について説明する。
図2に示すように、超音波振動子21の軸方向の長さは、第1の周波数S1の1/2波長分の長さに設定されている。また、コーン22の軸方向の長さは、第1の周波数S1の2/2波長分の長さに設定され、ホーン23の軸方向の長さは、第1の周波数S1の3/2波長に設定されている。そして、振動ユニット20における軸方向の長さは、第1の周波数S1の6/2波長分の長さに設定されている。
上述したように、第1の周波数S1は、第2の周波数S2の3倍であるため、超音波振動子21からコーン22までの軸方向の長さは、第2の周波数S2の1/2波長分の長さに設定されている。ホーン23の軸方向の長さは、第2の周波数S2の1/2波長分の長さに設定されている。そして、振動ユニット20における軸方向の長さは、第2の周波数S2の2/2波長分の長さに設定されている。
さらに、振動ユニット20における超音波振動子21のコーン22とは反対側の端部及びホーン23の先端部であるヘッド部23aは、第1の周波数S1及び第2の周波数S2における振幅が最大である振動の腹P2となる位置に設定される。これにより、振動ユニット20におけるボス201に印加する超音波振動の出力を高めることができる。
また、振動ユニット20をホルダー12に保持させる箇所であるフランジ部25は、第1の周波数S1及び第2の周波数S2における振幅が0となる振動の節P1となる位置に配置されている。すなわち、超音波振動子21が第1の周波数S1で発振しても、また第2の周波数S2で発振しても、振動ユニット20におけるフランジ部25の軸方向の位置は、変位しない。
これにより、超音波振動子21が第1の周波数S1で発振しても、また第2の周波数S2で発振しても、ヘッド部23aの位相が腹P2の状態から変化することを防止することができる。そして、ボス201に印加する超音波振動の出力が低減されることを防ぐことができる。
なお、本例では、超音波振動子21の軸方向の長さを第1の周波数S1の1/2波長分の長さに設定し、コーン22の軸方向の長さを第1の周波数S1の2/2波長分の長さに設定した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、超音波振動子21の軸方向の長さを第1の周波数S1の2/2波長分の長さに設定し、コーン22の軸方向の長さを第1の周波数S1の1/2波長分の長さに設定してもよい。
2.超音波接合装置の接合動作例
次に、上述した構成を有する超音波接合装置1の接合動作例について図1から図3を参照して説明する。
図3は、超音波接合装置1の接合動作例を示す説明図である。
図3に示すように、第2ワーク200に設けられたボス201は、第2ワーク200の一面から突出し、第1ワーク100に設けた孔を貫通している。そして、ボス201は、第1ワーク100の孔から超音波接合装置1のヘッド部23aに向けて突出している。
まず、超音波接合装置1のヘッド部23aをボス201の表面に接触させる。次に、制御部31(図1参照)は、第1発振回路32を駆動させて、振動ユニット20の超音波振動子21を第1の周波数S1によって発振させる。これにより、ボス201には、超音波振動子21からの第1の周波数S1による超音波振動がヘッド部23aを介して印加される。そして、超音波接合装置1によって、第1ワーク100と第2ワーク200が重なり合う方向であるボス201が突出する縦方向の振動がボス201に印加される。また、制御部31は、加圧駆動部35を制御し、加圧装置11を駆動させて、ホルダー12及び振動ユニット20を介してボス201に荷重を印加させる。
なお、第1の周波数S1は、表面発熱効率が高く、かつ振動伝達性が低い、高周波数であるため、ボス201の表面201aの溶け出しを早めることができる。さらに、振動伝達性が低いため、ボス201の根本部に座屈が発生することを防ぐことができる。
次に、予め設定されたタイミングにおいて、制御部31は、切替部34を制御し、超音波振動子21を発振制御する回路を、第1発振回路32から第2発振回路33に切り替える。これにより、超音波振動子21は、第1の周波数S1よりも低い周波数である第2の周波数S2で発振する。そのため、ボス201には、超音波振動子21からの第2の周波数S2による超音波振動がヘッド部23aを介して印加される。
超音波振動子21の振動を第1の周波数S1から第2の周波数S2に切り替えるタイミングとして、例えば、制御部31が加圧駆動部35から加圧装置11の押し込み量を取得し、取得した押し込み量に基づいて、周波数を切り替えてもよい。すなわち、制御部31は、取得した押し込み量が、閾値を超えた際に、超音波振動子21の振動を第1の周波数S1から第2の周波数S2に切り替える。
または、ボス201に第1の周波数S1を印加してからの時間を計測するタイマーを制御ユニット30に設ける。そして、制御部31は、タイマーが計測した時間が所定時間に達した際に、第1の周波数S1から第2の周波数S2に切り替えてもよい。
なお、周波数を切り替えるタイミングは、加圧装置11の押し込み量や時間に限定されるものではなく、その他各種の条件を適用してもよい。
また、上述したように、フランジ部25は、第1の周波数S1及び第2の周波数S2における節P1の位置に配置されている。そのため、振動ユニット20の振動が第1の周波数S1から第2の周波数S2に切り替わっても、ヘッド部23aは、第2の周波数S2における腹P2の位置である。これにより、ボス201に印加される超音波振動が第2の周波数S2に切り替わっても、印加される荷重が変化することはない。
また、第2の周波数S2は、第1の周波数S1よりも周波数が低く、振動伝達性が高いため、ボス201の根本まで振動を伝達させることができる。そのため、ボス201は、表面201aだけでなく全体が溶融する。これにより、ボス201の溶融を早めることができ、作業時間の短縮を図ることができる。そして、溶融したボス201が超音波接合装置1からの荷重により押し潰される。その結果、超音波接合装置1における第1ワーク100と第2ワーク200との接合動作が完了する。
なお、超音波振動子の振動が第1の周波数S1から第2の周波数S2に切り替わるときは、ボス201がある程度変形し、突出高さが低くなっている状態である。そのため、低周波数である第2の周波数S2の振動をボス201に印加しても、ボス201に座屈が発生することがない。これにより、超音波接合装置1によって接合された製品の品質の向上を図ることができる。
なお、上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、1回の接合動作時において、超音波振動子21の振動を第1の周波数S1と第2の周波数S2の2段階に切り替える例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、1回の接合動作時において、超音波振動子21の振動を3段階以上に切り替えてもよい。
また、超音波接合装置として第1ワーク100と第2ワーク200をかしめ接合する例を説明したが、これに限定されない。超音波接合装置としては、例えば、第1ワーク100と第2ワーク200が接する面を接合させる装置に適用してもよく、その他各種の超音波接合装置に適用することができる。
さらに、上述した実施の形態例では、振動ユニット20の軸方向を第1ワーク100と第2ワーク200が対向する対向方向と平行に配置し、接合部位に対して対向方向に沿って振動を印加させる例を説明したが、これに限定されない。例えば、振動ユニット20の軸方向を、対向方向と直交する方向に沿って配置し、接合部位に対して、対向方向と直交する方向に振動を印加させてもよい。すなわち、振動ユニット20は、接合部位に対して、第1ワーク100と第2ワークが重なり合う面と平行な方向に振動を印加させて、第1ワーク100と第2ワーク200を接合させる。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…超音波接合装置、 10…加圧ユニット、 11…加圧装置、 11a…加圧部、 12…ホルダー、 20…振動ユニット、 21…超音波振動子、 22…コーン、 23…ホーン、 23a…ヘッド部、 25…フランジ部、 27…保持部、 30…制御ユニット、 31…制御部、 32…第1発振回路、 33…第2発振回路、 34…切替部、 35…加圧駆動部、 40…アンビル、 50…台座、 100…第1ワーク、 200…第2ワーク、 201…ボス(接合部位)、 201a…表面

Claims (5)

  1. 超音波振動する超音波振動子を有し、接合部位に超音波振動を印加する振動ユニットと、
    前記振動ユニットを介して前記接合部位に荷重を印加する加圧ユニットと、
    前記振動ユニットを制御する制御ユニットと、を備え、
    前記制御ユニットは、
    前記超音波振動子を第1の周波数で発振させる第1発振回路と、
    前記超音波振動子を前記第1の周波数よりも低い周波数である第2の周波数で発振させる第2発振回路と、
    前記第1発振回路と前記第2発振回路を切り替える制御部と、を有し、
    前記制御部は、最初に前記第1発振回路により前記第1の周波数で前記超音波振動子を発振させ、予め設定されたタイミングにおいて、前記第1発振回路から前記第2発振回路に切り替えて、前記第2の周波数で前記超音波振動子を発振させ、
    前記加圧ユニットは、前記振動ユニットを着脱可能に保持するホルダーを有し、
    前記振動ユニットは、
    前記超音波振動子に接続され、前記ホルダーに保持されるコーンと、
    前記振動ユニットは、前記接合部位に超音波振動を印加すると共に、前記加圧ユニットからの荷重を前記接合部位に印加するホーンと、を有し、
    前記ホルダーに保持される前記コーンの固定部は、前記超音波振動子が第1の周波数又は第2の周波数で発振した際に、前記第1の周波数及び前記第2の周波数における振幅が0となる位置に配置され、
    前記ホーンの先端部であるヘッド部は、前記超音波振動子が第1の周波数又は第2の周波数で発振した際に、前記第1の周波数及び前記第2の周波数における振幅が最大となる位置に設定され、
    前記第1の周波数は、前記第2の周波数の3×n倍(nは自然数)に設定される
    超音波接合装置。
  2. 前記制御部は、前記加圧ユニットの押し込み量を取得し、取得した押し込み量が、閾値を超えた際に、前記超音波振動子の発振を前記第1の周波数から前記第2の周波数に切り替える
    請求項に記載の超音波接合装置。
  3. 前記制御ユニットは、前記接合部位に前記第1の周波数の超音波振動を印加してからの時間を計測するタイマーを有し、
    前記制御部は、前記タイマーが計測した時間が所定時間に達した際に、前記超音波振動子の発振を前記第1の周波数から前記第2の周波数に切り替える
    請求項に記載の超音波接合装置。
  4. 前記超音波振動子の軸方向の長さは、前記第1の周波数の1/2波長分の長さに設定され、
    前記コーンの軸方向の長さは、前記第1の周波数の2/2波長分の長さに設定され、
    前記ホーンの軸方向の長さは、前記第1の周波数の3/2波長に設定され、
    前記振動ユニットにおける軸方向の長さは、前記第1の周波数の6/2波長分の長さに設定され、
    前記超音波振動子から前記コーンまでの軸方向の長さは、前記第2の周波数の1/2波長分の長さに設定され、
    前記ホーンの軸方向の長さは、前記第2の周波数の1/2波長分の長さに設定され、
    前記振動ユニットにおける軸方向の長さは、前記第2の周波数の2/2波長分の長さに設定されている
    請求項1から3のいずれか1項に記載の超音波接合装置。
  5. 前記超音波振動子の軸方向の長さは、前記第1の周波数の2/2波長分の長さに設定され、
    前記コーンの軸方向の長さは、前記第1の周波数の1/2波長分の長さに設定される
    請求項1から3のいずれか1項に記載の超音波接合装置。
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