JP7333388B2 - 多方向入力装置、ゲームコントローラー及びゲーム機 - Google Patents

多方向入力装置、ゲームコントローラー及びゲーム機 Download PDF

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Description

本願は2020年12月17日に提出された、出願番号が202011498708.6で、発明名称が「多方向入力装置、ゲームコントローラー及びゲーム機」である中国特許出願の優先権を主張し、その全文を参考としてここに援用する。
関連技術におけるゲーム機のゲームコントローラーの多方向入力装置は通常、操作部材、回動部材、弾性部材、第一スライド部材及び第二スライド部材を含む。回動部材は操作部材による駆動の下で水平360度の全方向の範囲内で回動でき、弾性片は回動部材と接続されて、且つ回動部材を押して位置復元させることが可能で、直交するように設置された第一スライド部材と第二スライド部材は回動部材による駆動の下でそれぞれX、Y方向でスライドでき、それから第一スライド部材と第二スライド部材のX、Y方向におけるスライド量を検出して且つ対応する信号を出力することで、この多方向入力装置が使用者の操作部材に対する対応の操作に基づいて対応の信号の入力を実現することを実現できる。
しかしながら、このタイプの多方向入力装置の回動部材が回動するように操作部材に駆動される場合、弾性部材から回動部材に反作用力を加えることになる。一方、操作部材と回動部材とがさらに、相対的に位置を制限されて固定されているので、回動部材から操作部材へ比較的大き摩擦抵抗を生じさせることにより、この多方向入力装置で操作する時の使用手触りを悪くしてしまう。
上記内容は本願の技術案の理解を助けるために用いられ、上記内容が先行技術だと認めたわけではない。
本願の主な目的は、多方向入力装置の操作部材が使用時に受ける摩擦抵抗を低下させ、この多方向入力装置の操作時の滑らかさを向上させることによって、手触りが滑らかで明らかなカクつき、跳ね、或いはきしみ感がない感触を有するようにする。
上記目的を達成するために、本願が提案する多方向入力装置は、
内部に収容空間が形成されているケースであって、前記ケースにはさらに前記収容空間に連通する開口部が設けられているケースと、
前記収容空間内に設置されて、且つ一部が前記開口部から外部に延びている操作部材と、
前記収容空間内に設置されている回動部材であって、前記回動部材は水平面において円板状に設置され、前記回動部材は前記操作部材の駆動の下で水平360°の全方向の範囲内で回動できる回動部材と、
前記回動部材を原点位置に復帰させるための、前記回動部材の外周に設置された弾性部材と、
何れも前記収容空間内に設置されて、且つ前記回動部材の駆動の下でそれぞれX、Y方向でスライドする第一スライド部材及び第二スライド部材と、
それぞれ第一スライド部材と第二スライド部材に設けられている第一可動接点と第二可動接点と、
前記収容空間内に設置されている回路基板であって、前記回路基板は第一固定接点と第二固定接点とを含み、前記第一固定接点は前記第一可動接点と電気的に接触し、前記第二固定接点は前記第二可動接点と電気的に接触する回路基板と
を含み、
前記回動部材は別体として設置された円盤部と円環部を含み、前記円盤部は前記操作部材に接続され、前記円環部は前記円盤部に外嵌され、前記円環部の外側周面には前記弾性部材が設置され、
前記操作部材により前記円盤部を介して前記円環部を駆動することで、前記円盤部で前記第一スライド部材と前記第二スライド部材をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動させる。
本願の一実施例において、前記円環部の内側周面には位置制限溝が設けられ、前記位置制限溝は前記円環部の周方向に沿って囲繞するように設けられ、前記円盤部の外側周面には位置制限リブが設けられ、前記位置制限リブは前記円盤部の周方向に沿って囲繞するように設けられて、且つ前記位置制限溝内に嵌設される。
本願の一実施例において、前記位置制限溝が前記円環部の前記開口部に面する表面を貫通している。
本願の一実施例において、前記円環部、前記位置制限リブ及び前記円盤部の前記開口部に面する表面は同一平面にあり、
且つ/又は、前記円環部と前記円盤部の前記開口部から離れた表面が同一平面にある。
本願の一実施例において、前記円盤部にはその開口部に面する表面及び開口部から離れた表面を貫通する貫通孔が設けられ、前記操作部材の前記収容空間内にある一端は前記貫通孔内に穿設されている。
本願の一実施例において、前記貫通孔の孔壁には凹溝が設けられ、前記凹溝は前記円盤部の前記開口部に面する表面及び前記開口部から離れた表面を貫通し、前記操作部材の前記凹溝に対応する位置には凸条が設けられ、前記凸条が前記凹溝内に嵌設されている。
本願の一実施例において、前記円盤部の前記開口部に面する表面には凸台が設けられ、前記凸台が環状に設けられて、且つ前記貫通孔の外側を囲んでいる。
本願の一実施例において、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材は上下方向に順に分布して且つ直交するように設置され、前記第一スライド部材にはその前記開口部に面する表面と前記開口部から離れた表面を貫通する第一開口が設けられ、前記第二スライド部材にはその前記開口部に面する表面と前記開口部から離れた表面を貫通する第二開口が設けられ、前記円盤部の前記開口部から離れた表面には方形フレームが設置され、前記方形フレームが前記貫通孔の外側を囲み、前記方形フレームの前記円盤部から遠く離れた一端は前記第一開口と第二開口内に穿設されて、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動する。
本願はさらに多方向入力装置を含むゲームコントローラーを提案する。前記多方向入力装置は、
内部に収容空間が形成されているケースであって、前記ケースにはさらに前記収容空間に連通する開口部が設けられているケースと、
前記収容空間内に設置されて、且つ一部が前記開口部から外部に延びている操作部材と、
前記収容空間内に設置されている回動部材であって、前記回動部材は水平面において円板状に設置され、前記回動部材は前記操作部材の駆動の下で水平360°の全方向の範囲内で回動できる回動部材と、
前記回動部材を原点位置に復帰ための、前記回動部材の外周に設置された弾性部材と、
何れも前記収容空間内に設置されて、且つ前記回動部材の駆動の下でそれぞれX、Y方向でスライドする第一スライド部材及び第二スライド部材と、
それぞれ第一スライド部材と第二スライド部材に設けられている第一可動接点と第二可動接点と、
前記収容空間内に設置されている回路基板であって、前記回路基板は第一固定接点と第二固定接点とを含み、前記第一固定接点は前記第一可動接点と電気的に接触し、前記第二固定接点は前記第二可動接点と電気的に接触する回路基板と
を含み、
前記回動部材は別体として設置された円盤部と円環部を含み、前記円盤部は前記操作部材に接続され、前記円環部は前記円盤部に外嵌され、前記円環部の外側周面には前記弾性部材が設置され、
前記操作部材により前記円盤部を介して前記円環部を駆動することで、前記円盤部で前記第一スライド部材と前記第二スライド部材をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動させる。
本願はさらに多方向入力装置を含むゲームコントローラーを備えるゲーム機を提案する。前記多方向入力装置は、
内部に収容空間が形成されているケースであって、前記ケースにはさらに前記収容空間に連通する開口部が設けられているケースと、
前記収容空間内に設置されて、且つ一部が前記開口部から外部に延びている操作部材と、
前記収容空間内に設置されている回動部材であって、前記回動部材は水平面において円板状に設置され、前記回動部材は前記操作部材の駆動の下で水平360°の全方向の範囲内で回動できる回動部材と、
前記回動部材を原点位置に復帰させるための、前記回動部材の外周に設置された弾性部材と、
何れも前記収容空間内に設置されて、且つ前記回動部材の駆動の下でそれぞれX、Y方向でスライドする第一スライド部材及び第二スライド部材と、
それぞれ第一スライド部材と第二スライド部材に設けられている第一可動接点と第二可動接点と、
前記収容空間内に設置されている回路基板であって、前記回路基板は第一固定接点と第二固定接点とを含み、前記第一固定接点は前記第一可動接点と電気的に接触し、前記第二固定接点は前記第二可動接点と電気的に接触する回路基板と
を含み、
前記回動部材は別体として設置された円盤部と円環部を含み、前記円盤部は前記操作部材に接続され、前記円環部は前記円盤部に外嵌され、前記円環部の外側周面には前記弾性部材が設置され、
前記操作部材により前記円盤部を介して前記円環部を駆動することで、前記円盤部で前記第一スライド部材と前記第二スライド部材をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動させる。
本願の技術案による多方向入力装置は使用時に、操作部材により回動部材の回動を駆動して、且つ回動部材により第一スライド部材と第二スライド部材をそれぞれX方向とY方向に沿って移動するように駆動できる。この場合、それぞれ第一スライド部材と第二スライド部材と接続された第一可動接点及び第二可動接点もそれに伴ってX方向とY方向に沿ってスライドする。その後、回路基板上の第一可動接点と電気的に接触する第一固定接点及び第二可動接点と電気的に接触する第二固定接点により、回路基板が第一スライド部材と第二スライド部材のスライド位置に対応する出力信号を出力できるようにすることで、多方向入力装置が使用者の操作部材に対する対応の操作で対応の信号の入力を実現する。操作部材が駆動されるのが完了した後に、回動部材には弾性部材が設置されているので、この弾性部材で、操作部材を原点位置に戻す作用力を提供でき、これにより多方向入力装置の操作部材の自動位置復元を実現する。
尚且つ、本案における多方向入力装置の回動部材は別体として設置された円盤部と円環部を含み、これにより、操作部材が駆動される時に円盤部を介して円環部を間接的に駆動するようにする。それとともに、円環部上に設置された弾性部材の、円環部が円盤部に駆動される時に生じた変形抵抗はこの円環部にのみ作用し、それから、円盤部により操作部材に対して間接的に摩擦抵抗力を生じさせる。この時、円盤部と円環部は何れも円形状をしており且つ一定の相対回動運動を起こすことが可能なので、円盤部と操作部材との間に生じる摩擦抵抗力を相対的に小さくする。一方で、弾性部材の生じる変形抵抗力は円盤部と通して間接的に操作部材上に作用し、この抵抗力が伝達される過程において存在するロスは円盤部と操作部材との間に生じる摩擦抵抗力をさらに弱めることが可能である。ここで、本願における多方向入力装置は、別体として設置された円盤部と円環部を組み立てて回動部材を形成することで、操作部材が使用時に受ける摩擦抵抗力を大幅に減少させることができ、これにより、この多方向入力装置の操作時の滑らかさを向上させて、手触りが滑らかで、明らかなカクつき、跳ね又はきしみの感触がないようにすることが可能である。
本願実施例及び従来技術の技術案をより明確に説明するため、以下では、実施例或いは従来技術の説明に必要とされる添付図面を簡単に紹介する。下記説明における添付図面は本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの添付図面が示す構造により他の添付図面を得ることができる。
本願の多方向入力装置の一実施例の全体構造模式図である。 図1における多方向入力装置の局部構造模式図である。 図1における多方向入力装置の一つの断面模式図である。 図1における多方向入力装置の局部構造模式図である。 図1における多方向入力装置の操作部材と回動部材の組み立て構造模式図である。 図1における多方向入力装置の操作部材と回動部材の分解構造模式図である。 図1における多方向入力装置の回動部材の分解構造の一つの角度から見た模式図である。 図1における多方向入力装置の回動部材の分解構造のもう一つの角度から見た模式図である。 図1における多方向入力装置の回動部材と第一スライド部材及び第二スライド部材との組み立て構造模式図である。
添付図面を参照して、実施例と組み合わせて本願目的の実現、機能特徴及び長所をさらに説明する。
以下では、本願実施例における図面と組み合わせ、本願実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本願の全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかである。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得た全ての他の実施例は、本願の保護する範囲に属す。
本願実施例での全ての方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後...)は、当該方向性指示はある特定の姿勢(添付図面に示す)における各部品間の相対的位置関係、移動状況等を説明するためだけに用いられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わることは説明すべきである。
本願において、別途明確な規定や限定がない限り、術語「接続」、「固定」などは広義に理解されるべきである。例えば、「固定」は固定的な接続でもよく、取り外し可能な接続でもよく、或いは一体としてもよく、機械的な接続でもよく、電気的な接続でもよく、直接につながってもよく、中間にある媒介によって間接的につながってもよく、二つの素子内部の連通或いは二つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者にとって、具体的な状況により上記術語の本願における具体的な意味を理解できる。
また、本願実施例において「第一」、「第二」等に係る説明は説明のために利用されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定された特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、各実施例の技術案は互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることはその前提である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在せず、且つ本願が請求する保護範囲にないと理解すべきである。
本願では多方向入力装置を提案する。
図1から図6を組み合わせて参照し、本願の一実施例において、この多方向入力装置はケース10、操作部材30、回動部材50、弾性部材70、第一スライド部材81、第二スライド部材83、第一可動接点811、第二可動接点831及び回路基板90を含み、ケース10内には収容空間10aが形成され、ケース10にはさらに収容空間10aに連通する開口部10bが設けられており、操作部材30は収容空間10a内に設置されて、且つ一部が開口部10bから外部に延びており、回動部材50は収容空間10a内に設置され、回動部材50は水平面において円板状に設置され、回動部材50は操作部材30の駆動の下で水平360°の全方向の範囲内で回動でき、回動部材50を原点位置に復帰させるために、弾性部材70は回動部材50の外周に設置され、第一スライド部材81と第二スライド部材83は何れも収容空間10a内に設置されて、且つ回動部材50による駆動の下でそれぞれX、Y方向でスライドし(X方向とY方向とは水平面において互いに垂直である)、第一可動接点811と第二可動接点831はそれぞれ第一スライド部材81と第二スライド部材83上に設けられ、回路基板90は収容空間10a内に設置され、回路基板90は第一固定接点91と第二固定接点93とを含み、第一固定接点91は第一可動接点811と電気的に接触し、第二固定接点93は第二可動接点831と電気的に接触し、回動部材50は別体として設置された円盤部33と円環部53を含み、円盤部33は操作部材30に接続され、円環部53は円盤部33に外嵌され、円環部53の外側周面には弾性部材70が設置され、操作部材30により円盤部33を介して円環部53を駆動することで、円環部53で第一スライド部材81と第二スライド部材83をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動させる。
本願の一実施例において、ケース10は主に、収容空間10aを形成するためのものであり、この収容空間10aにより、操作部材30、回動部材50、第一スライド部材81、第二スライド部材83及び回路基板90を収容するなどできる。こうして、多方向入力装置の各パーツが一つの全体を形成するようにして、それに対する搬送や管理を容易にすることが可能である。それとともに、このケース10により、収容空間10a内のパーツに対してある程度の保護作用を果たして、外部の湿気又はほこりが収容空間10aに侵入することで収容空間10a内のパーツに損傷を与える可能性を低下させることが可能である。ケース10は上ケース11と下ケース13を含んでもよく、下ケース13が上ケース11の上端に被せられ、且つ上ケース11と囲むことで収容空間10aを形成する。こうして、両者を別々に製造してから、さらに上ケース11と下ケース13とを組み立ててこのケース10を形成することが可能で、収容空間10aの成型の難易度を下げた。収容空間10a内のパーツを修理や交換するのを容易にするために、上ケース11と下ケース13は取り外し可能な接続としてもよく、例えば、両者はバックル接続、磁気吸着接続又はねじ接続としてもよい。一つの好ましい実施形態において、上ケース11と下ケース13については、両者を一つの締結具により係接固定してもよい。具体的に、この締結具は締結本体と固定板を含み、締結本体は下ケース13の上ケース11から離れた表面に当接でき、固定板は締結本体の周縁に接続されて、且つ前記上ケース11に面する方向に延伸し、この固定板上には係着孔が設けられ、上ケース11のこの係着孔に対応する位置には係着ブロックが設けられ、こうして、係着ブロックを係着孔に係着させることで、締結具による上ケース11と下ケース13との両者に対するロックや固定を実現できる。この場合、締結具と上ケース11との係接により、数者間の固定を実現するので、上ケース11と下ケース13上に比較的複雑な構造を設置する必要をなくし、かつ上ケース11の外側周面には係着ブロックを設置するための比較的よい位置があるので、上ケース11と下ケース13との接続構造の簡略化には有利である。操作部材30は主に使用者が操作するためのものであり、かつこの操作部材30を回動させることで、回動部材50、第一スライド部材81及び第二スライド部材93などがそれに伴って駆動されることにする。操作部材30はロッド状構造としてもよく、かつ上下方向に延伸するように設置されている。さらに、使用者がこの操作部材30に対する把持力を加えやすくするために、操作部材30の開口部10bから突出して外部に延伸した上端には操作盤33を設けてもよく、この操作盤33の水平面での投影は円形状として設定され、かつこの投影が操作部材30の水平面での投影をカバーしてもよい。一方で、操作部材30の収容空間10aにある下端が回動部材50と接続されていることにより、操作部材30が駆動される時にこの回動部材50の回動を駆動する。回動部材50は主に、操作部材30とともに移動する時に第一スライド部材81と第二スライド部材83をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動するためのものであり、回動部材50の円盤部33が操作部材30に接続されており、具体的に、円盤部33と操作部材30とは固定接続としてもよく、或いは両者が一体成型構造としてもよく、もちろん、両者が取り外し可能な接続、例えばバックル接続、磁気吸着固定又はねじ接続などとしてもよく。円環部53は第一スライド部材81、第二スライド部材83に接続されており、具体的に、第一スライド部材81と第二スライド部材83に当接してもよい。円環部53が駆動されるのは、円盤部33が操作部材30に駆動される時に円盤部33と円環部53との間の摩擦力でこの円環部53を駆動するようにしてもよい。さらに、ケース10内に支持フレーム15が設けられてもよく、この支持フレーム15が収容空間10a内にあり、この支持フレーム15の下端が下ケース13に当接し、回動部材50の円盤部33と円環部53は回動可能に支持フレーム15の上端と上ケース11との間に設置されてもよい。もちろん、他の実施例において、円盤部33と円環部53を収容するために、ケース10の上ケース11の内側壁には環状溝が形成されてもよい。弾性部材70は主に、弾性力を提供することで、回動部材50の円環部53を円盤部33に駆動されてから対応の位置復元を行うように駆動するためのものである。弾性部材70は水平面での投影が概ねC型構造を示す弾性片であり、この弾性片の反対する両側が円環部53の側周面に接続され、弾性片の中部はケース10の上ケースに接続されてもよい。さらに、弾性片の数は複数として、複数の弾性片が円環部53の中心を囲んで順に分布してもよい。複数の弾性片は交差するように円環部53の外周縁に設けられ、即ち、各二つの隣り合う弾性片が上下方向に順に分布してもよい。弾性片がより良く円環部53に弾性力を提供するために、弾性片の両端が円環部53の周縁を被覆するようにしてもよい。また、弾性部材70はC型構造の弾性柱としてもよいことは、説明しておく必要がある。図2、図3及び図9を組み合わせて参照し、第一スライド部材81と第二スライド部材83は主に、操作部材30に伴って駆動されて対応の移動を行うとともに、第一可動接点811と第二可動接点831がそれに伴って対応の移動を行うようにすることが可能で、かつそれぞれこの第一可動接点811と第二可動接点831と電気的に接続された回路基板90上の第一固定接点91と第二固定接点93を通して第一可動接点811と第二可動接点831のスライド量に対応する信号を入力してから、回路基板90の出力側により対応の制御信号を出力する。回路基板90はケース10の下ケース13に接続されて、かつ第一スライド部材81と第二スライド部材83の下方に位置してもよい。一方で、第一スライド部材81と第二スライド部材83は支持フレーム15と下ケース13との間にあって、かつ第一スライド部材81と第二スライド部材83が支持フレーム15にスライド可能に接続されてもよい。具体的に、第一スライド部材81の開口部10bに面する表面にはX方向に沿った第一スライド溝81bが形成され、第二スライド部材83の開口部10bに面する方向にはY方向に沿った第二スライド溝83bが形成されており、支持フレーム15の第一スライド溝81bに対応する位置には第一突起ブロック151が設けられ、この第一突起ブロック151は第一スライド溝81b内に収容され、支持フレーム15の第二スライド溝83bに対応する位置にはさらに第二突起ブロック153が設けられ、第二突起ブロック153は第二スライド溝83b内に収容される。第一スライド部材81と第二スライド部材83の水平面での投影は何れも概ね長方形状としてもよく、本願の技術案の多方向入力装置は使用時に、操作部材30で回動部材50の回動を駆動して、かつ回動部材50でそれぞれX方向とY方向に沿って移動するように第一スライド部材81と第二スライド部材83を駆動する。この場合、それぞれ第一スライド部材81と第二スライド部材83と接続された第一可動接点811及び第二可動接点831もそれに伴ってX方向とY方向に沿ってスライドする。その後、回路基板90上の第一可動接点811と電気的に接触する第一固定接点91及び第二可動接点831と電気的に接触する第二固定接点93により、回路基板90が第一スライド部材81と第二スライド部材83のスライド位置に対応する出力信号を出力できるようにすることで、多方向入力装置が使用者の操作部材30に対する対応の操作で対応の信号の入力を実現する。操作部材30が駆動されるのが完了した後に、回動部材50には弾性部材70が設置されているので、この弾性部材70で、操作部材30を原点位置に戻す作用力を提供でき、これにより多方向入力装置の操作部材30の自動位置復元を実現する。
尚且つ、本案における多方向入力装置の回動部材50は別体として設置された円盤部33と円環部53を含み、これにより、操作部材30が駆動される時に円盤部33を介して円環部53を間接的に駆動するようにする。それとともに、円環部53上に設置された弾性部材70の、円環部53が円盤部33に駆動される時に生じる変形抵抗力はこの円環部53にのみ作用し、それから、円盤部33により操作部材30に対して間接的に摩擦抵抗力を生じさせる。この時、円盤部33と円環部53は何れも円形状をしており且つ一定の相対回動運動を起こすことが可能なので、円盤部33と操作部材30との間に生じる摩擦抵抗力を相対的に小さくする。一方で、弾性部材70の生じる変形抵抗力は円盤部33と通して間接的に操作部材30上に作用し、この抵抗力が伝達される過程において存在するロスは円盤部33と操作部材30との間に生じる摩擦抵抗力をさらに弱めることが可能である。ここで、本願における多方向入力装置は、別体として設置された円盤部33と円環部53を組み立てて回動部材50を形成することで、操作部材30が使用時に受ける摩擦抵抗力を大幅に減少させることができ、これにより、この多方向入力装置の操作時の滑らかさを向上させて、手触りが滑らかで、明らかなカクつき、跳ね又はきしみの感触がないようにすることが可能である。
図7と図8を組み合わせて参照し、本願の一実施例において、円環部53の内側周面には位置制限溝53aが設けられ、位置制限溝53aは円環部53の周方向に沿って囲繞するように設けられ、円盤部33の外側周面には位置制限リブ511が設けられ、位置制限リブ511は円盤部33の周方向に沿って囲繞するように設けられて、且つ位置制限溝53a内に嵌設される。
位置制限溝53aと位置制限リブ511との嵌合と当接は円環部53と円盤部33との両者に一定の位置制限作用があり、両者が上下方向で離脱する可能性を低下させることにより、円環部53と円盤部33との間の位置制限の安定性の保証に有利であることは、理解できるであろう。しかも、このように設置することで、円環部53と円盤部33との間の当接面積をも増大させることにより、円盤部33が操作部材30に駆動される時、円環部53との間の摩擦力で円環部53をそれに伴って移動するように駆動できるのを保証するのに有利である。もちろん、本願はこれに限定されず、他の実施例において、円環部53がその内側周面のみで円盤部33の外側周面と当接しても構わない。
図7を参照し、本願の一実施例において、位置制限溝53aが円環部53の開口部10bに面する表面を貫通している。
位置制限溝53aが円環部53の上表面を貫通することにより、この位置制限溝53aをこの円環部53の上表面から加工できるようにすることで、位置制限溝53aの加工や成型の複雑度を下げて、円環部53の成型の利便性を向上させた。しかも、このように設置することで、両者を取り付けやすくすることにもなり、即ち、円盤部33を上から下へ向かう方向で直接円環部53の上に掛着すればよくなる。もちろん、本願はこれに限定されず、他の実施例において、位置制限溝53aは円環部53の上表面又は下表面を貫通していなくてもよい。
本願の一実施例において、円環部53、位置制限リブ511及び円盤部33の開口部10bに面する表面は同一平面にある。
円環部53、位置制限リブ511及び円盤部33の上表面が同一平面にあることで、円環部53と円盤部33の上表面を比較的平らにして、ケース10の上ケース11の内上壁に当接して位置制限できるようになることは、理解できるであろう。同時に、このように設置することで、円盤部33の形状を比較的規則的にして、この円盤部33を成型や製造しやすくする。もちろん、他の実施例において、円環部53、位置制限リブ511および円盤部33の開口部10bに面する表面に高度差がある場合、ケース10の上ケース11の内上壁に対応するように異なる高さのエリアを設置することで、この円環部53と円盤部33に対して対応の当接による位置制限を行うことができる。同様に、円環部53と円盤部33の下表面が支持フレーム15の上表面と比較的よく当接できるようにするために、円環部53と円盤部33の開口部10bから離れた表面は同一平面にあってもよい。
図5、図6及び図7を組み合わせて参照し、本願の一実施例において、円盤部33にはその開口部10bに面する表面及び開口部10bから離れた表面を貫通する貫通孔51aが設けられ、操作部材30の収容空間10a内にある一端は貫通孔51a内に穿設されている。
貫通孔51aの設置により、操作部材30を貫通孔51a内に穿設するだけで操作部材30と円盤部33との取り付けを完了させることができ、操作部材30と円盤部33との間の取り付けの簡素化に有利であることは、理解できるであろう。貫通孔51aは円形孔として、その孔壁の各所に一致性を持たせることで、成型加工を容易にすることが可能である。もちろん、貫通孔51aは方形又は他の形状の孔としてもよく、具体的には、この貫通孔51aと操作部材30の形状が互いにフィットすることを保証できれば、操作部材30の下端の具体的な形状に基づいて適応的に設置することが可能である。
図5と図6を組み合わせて参照し、本願の一実施例において、貫通孔の孔壁には凹溝51bが設けられ、凹溝51bは円盤部33の開口部10bに面する表面及び開口部10bから離れた表面を貫通し、操作部材30の凹溝51bに対応する位置には凸条31が設けられ、凸条31が凹溝51b内に嵌設されている。
凸条31と凹溝51bの嵌合により、操作部材30と円盤部33との間に対して一定の位置制限作用があり、操作部材30の下端と取付孔とが何れも円形状で設けられた場合、凸条31と凹溝51bの周方向での位置制限により、操作部材30が円盤部33をそれに伴って回動するように駆動できることを保証するのに有利である。一方では、凹溝51bが円盤部33の開口部10bに面する表面と開口部10bから離れた表面を貫通することで、凸条31と凹溝51bとが位置合わせされた後に、操作部材30の下端を上から下へ或いは下から上へ直接挿入するだけで、両者の組み立てを完成させることができ、組み立ての利便性を向上させる。もちろん、他の実施例において、凹溝51bが円盤部33の開口部10bに面する表面と開口部10bから離れた表面を貫通していなくてもよく、この場合、操作部材30の凸条31は弾性により凹溝51b内に係着できる。また、凹溝51bの数は複数として、且つ取付孔の中心を回って均一な間隔で分布してもよく、凸条31の数としても複数設けることが可能で、且つ一つの凸条31が一つの凹溝51b内に挿入される。
図6と図7を組み合わせて参照し、本願の一実施例において、円盤部33の開口部10bに面する表面には凸台513が設けられ、凸台513が環状に設けられて、且つ貫通孔51aの外側を囲んでいる。
凸台513の設置により、操作部材30と円盤部33との間の接触面積を増大させて、両者間の組み立ての安定性の向上に有利であり、さらには操作部材30が円盤部33をそれに伴って回動するように駆動できるのを保証できることは、理解できるであろう。同時に、このように設置することで、円盤部33の全体としての強度の向上にも有利である。凸台513の水平面での投影は円形状として、その形状を比較的規則的にして成型や製造を容易にすることが可能である。もちろん、この円台の水平面での投影は正方形又は長方形などとしてもよい。また、凸台513と円盤部33は一体構造として、両者を一体成型により製造できるようにして、両者の加工プロセスを簡素化することで生産効率を向上させることができる。
図2、図3、図8及び図9を組み合わせて参照し、本願の一実施例において、第一スライド部材81と第二スライド部材83は上下方向に順に分布して且つ直交するように設置され、第一スライド部材81にはその開口部10bに面する表面と開口部10bから離れた表面を貫通する第一開口81aが設けられ、第二スライド部材83にはその開口部10bに面する表面と開口部10bから離れた表面を貫通する第二開口83aが設けられ、円盤部33の開口部10bから離れた表面には方形フレーム515が設置され、方形フレーム515が貫通孔51aの外側を囲み、方形フレーム515の円盤部33から遠く離れた一端は第一開口81aと第二開口83a内に穿設されて、第一スライド部材81と第二スライド部材83をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動する。
方形フレーム515を第一開口81aと第二開口83aとの重なり合った領域に収容することで、回動部材50の円盤部33が回動中において、方形フレーム515を介して比較的良く第一スライド部材81及び第二スライド部材83をそれぞれX方向とY方向に沿って移動するように駆動できることは、理解できるであろう。この方形フレーム515と円盤部33は一体構造として、両者を一体成型により製造できるようにして、両者の加工プロセスを簡素化することで生産効率を向上させることができる。なお、凹溝51bは凸台513と方形フレーム515を貫通してもよい。
図3を参照し、本願の一実施例において、操作部材30は円盤部33に対して上下に移動することができ、回路基板90に操作部材30の下方に対応するようにドームスイッチ95が設けられてもよい。こうして、操作部材30が押圧されると、操作部材30の下端が第二開口83aを通ってドームスイッチ95に接触して、押圧信号の入力をトリガーできる。押圧信号の入力を実現しやすくするために、ケース10内にはさらにプッシャー17が設けられてもよく、このプッシャー17は昇降可能にケース10の下ケース13に設置されて、且つ回路基板90と操作部材30との間にあり、プッシャー17のドームスイッチ95に対応する位置には当接柱171が設置されている。こうして、操作部材30が押圧されると、プッシャー17を降下するように駆動してから、プッシャー17上の当接柱171がドームスイッチ95に当接することで押圧信号の入力をトリガーすることが可能である。この場合、操作部材30には力強い押圧の形成を要することなく、ドームスイッチ95に対する当接を実現でき、これにより、押圧信号の入力の利便性を向上させる。さらに、操作部材30の上昇位置復元を実現するために、プッシャー17と下ケース13との間にばねが設けられてもよい。
本発明は更に、多方向入力装置を含むゲームコントローラーを提案する。当該多方向入力装置の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本ゲームコントローラーは上記全ての実施例の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての技術的効果を有し、ここでは改めて逐一説明しない。
本願ではさらにゲーム機を提案する。ゲーム機はゲームコントローラーを含み、当該ゲームコントローラーの具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本ゲーム機は上記全ての実施例の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての効果を有し、ここでは改めて逐一説明しない。
以上は本願の好ましい実施例にすぎず、それによって本願の特許の範囲を制限するわけではない。本願の出願構想の下で、本願の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた等価構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的なの応用は、何れも本願の特許の保護範囲に含まれる。
10 ケース、
10a 収容空間、
10b 開口部、
11 上ケース、
13 下ケース、
15 支持フレーム、
151 第一突起ブロック、
153 第二突起ブロック、
17 プッシャー、
171 当接柱、
19 ばね、
30 操作部材、
31 凸条、
33 操作盤、
50 回動部材、
51 円盤部、
511 位置制限リブ、
51a 貫通孔、
51b 凹溝、
513 凸台、
515 方框、
53 円環部、
53a 位置制限溝、
70 弾性部材、
81 第一スライド部材、
811 第一可動接点、
81a 第一開口、
81b 第一スライド溝、
83 第二スライド部材、
831 第二可動接点、
83a 第二開口、
83b 第二スライド溝、
90 回路基板、
91 第一固定接点、
93 第二固定接点、
95 ドームスイッチ。

Claims (17)

  1. 内部に収容空間が形成されているケースであって、前記ケースにはさらに前記収容空間に連通する開口部が設けられているケースと、
    前記収容空間内に設置されて、且つ一部が前記開口部から外部に延びている操作部材と、
    前記収容空間内に設置されている回動部材であって、前記回動部材は水平面において円板状に設置され、前記回動部材は前記操作部材の駆動の下で水平360°の全方向の範囲内で回動できる回動部材と、
    前記回動部材を原点位置に復帰させるための、前記回動部材の外周に設置された弾性部材と、
    何れも前記収容空間内に設置されて、且つ前記回動部材の駆動の下でそれぞれX、Y方向でスライドする第一スライド部材及び第二スライド部材と、
    それぞれ第一スライド部材と第二スライド部材に設けられている第一可動接点と第二可動接点と、
    前記収容空間内に設置されている回路基板であって、前記回路基板は第一固定接点と第二固定接点とを含み、前記第一固定接点は前記第一可動接点と電気的に接触し、前記第二固定接点は前記第二可動接点と電気的に接触する回路基板と
    を含み、
    前記回動部材は別体として設置された円盤部と円環部を含み、前記円盤部は前記操作部材に接続され、前記円環部は前記円盤部に外嵌され、前記円環部の外側周面には前記弾性部材が設置され、
    前記操作部材により前記円盤部を介して前記円環部を駆動することで、前記円盤部で前記第一スライド部材と前記第二スライド部材をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動させる、
    多方向入力装置。
  2. 前記ケースは上ケースと下ケースを含み、前記下ケースが前記上ケースの上端に被せられ、且つ前記上ケースと囲むことで前記収容空間を形成する、
    請求項1に記載の多方向入力装置。
  3. 前記上ケースと前記下ケースとは取り外し可能に接続されている、
    請求項2に記載の多方向入力装置。
  4. 前記上ケースと前記下ケースとは締結具により係接されている、
    請求項3に記載の多方向入力装置。
  5. 前記締結具は締結本体と固定板を含み、前記締結本体は前記下ケースの前記上ケースから離れた表面に当接し、前記固定板は前記締結本体の周縁に接続されて、且つ前記上ケースに面する方向に延伸し、前記固定板上には係着孔が設けられ、前記上ケースには前記係着孔に対応するように係着ブロックが設けられている、
    請求項4に記載の多方向入力装置。
  6. 前記円環部の内側周面には位置制限溝が設けられ、前記位置制限溝は前記円環部の周方向に沿って囲繞するように設けられ、前記円盤部の外側周面には位置制限リブが設けられ、前記位置制限リブは前記円盤部の周方向に沿って囲繞するように設けられて、且つ前記位置制限溝内に嵌設される、
    請求項1に記載の多方向入力装置。
  7. 前記位置制限溝が前記円環部の前記開口部に面する表面を貫通している、
    請求項6に記載の多方向入力装置。
  8. 前記円環部、前記位置制限リブ及び前記円盤部の前記開口部に面する表面は同一平面にあり、
    且つ/又は、前記円環部と前記円盤部の前記開口部から離れた表面は同一平面にある、
    請求項7に記載の多方向入力装置。
  9. 前記円盤部にはその前記開口部に面する表面及び前記開口部から離れた表面を貫通する貫通孔が設けられ、前記操作部材の前記収容空間内にある一端は前記貫通孔内に穿設されている、
    請求項1から8の何れか一項に記載の多方向入力装置。
  10. 前記貫通孔の孔壁には凹溝が設けられ、前記凹溝は前記円盤部の前記開口部に面する表面及び前記開口部から離れた表面を貫通し、前記操作部材の前記凹溝に対応する位置には凸条が設けられ、前記凸条が前記凹溝内に嵌設されている、
    請求項9に記載の多方向入力装置。
  11. 前記貫通孔の孔壁には凹溝が設けられ、前記操作部材の前記凹溝に対応する位置には凸条が設けられ、前記凸条が弾性により前記凹溝内に係着される、
    請求項9に記載の多方向入力装置。
  12. 前記凹溝の数は複数であり、且つ前記貫通孔の中心を回って均一な間隔で分布し、前記凸条の数が複数であり、且つ一つの凸条が一つの凹溝内に挿入される、
    請求項10に記載の多方向入力装置。
  13. 前記円盤部の前記開口部に面する表面には凸台が設けられ、前記凸台が環状に設けられて、且つ前記貫通孔の外側を囲んでいる、
    請求項9に記載の多方向入力装置。
  14. 前記第一スライド部材と前記第二スライド部材は上下方向に順に分布して且つ直交するように設置され、前記第一スライド部材にはその前記開口部に面する表面と前記開口部から離れた表面を貫通する第一開口が設けられ、前記第二スライド部材にはその前記開口部に面する表面と前記開口部から離れた表面を貫通する第二開口が設けられ、前記円盤部の前記開口部から離れた表面には方形フレームが設置され、前記方形フレームが前記貫通孔の外側を囲み、前記方形フレームの前記円盤部から遠く離れた一端は前記第一開口と第二開口内に穿設されて、前記第一スライド部材と前記第二スライド部材をそれぞれX、Y方向でスライドするように駆動する、
    請求項9に記載の多方向入力装置。
  15. 前記ケース内には支持フレームが設けられて、前記支持フレームが前記収容空間内にあり、前記支持フレームの下端が前記下ケースに当接し、前記回動部材の前記円盤部と円環部は回動可能に前記支持フレームの上端と上ケースとの間に設置されている、
    請求項2に記載の多方向入力装置。
  16. 請求項1から15の何れか一項に記載の多方向入力装置を含む、
    ゲームコントローラー。
  17. 請求項16に記載のゲームコントローラーを含む、
    ゲーム機。
JP2021513189A 2020-12-17 2021-02-03 多方向入力装置、ゲームコントローラー及びゲーム機 Active JP7333388B2 (ja)

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