JP2011233435A - 多方向入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作体を過度に押圧した状態で動かすという不所望な操作が行われた場合でも、操作体の駆動部の摩耗を低減することができ、信頼性を確保すること。
【解決手段】ハウジングの外部開口から一部が露出する操作部92と当該操作部92を一面側に設けた鍔状の可動部91と当該可動部91の他面側に突出して設けた駆動部94とを有する操作体9と、操作体9の駆動部が挿通される貫通部を有し、駆動部9の移動に伴って互いに直交する方向にスライド移動する一対のスライド部材6、7と、操作体9のスライド移動を検出する検出手段とを備えた多方向入力装置において、操作体9の非操作状態において、駆動部94の先端部とクリアランスを存して対向配置される対向面41aと駆動部94の先端部との間に潤滑剤12を配置したことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、多方向入力装置に関し、特に、携帯電話装置やゲーム機用コントローラなどにおける方位入力操作に好適な多方向入力装置に関する。
従来、互いに直交する方向にスライド移動可能な一対のスライド部材と、鍔状の可動部及びこの可動部の下面に設けられてスライド部材を駆動する駆動部を有する操作体と、スライド部材に固着された摺動子が摺動する導電パターンが設けられた基板とを備え、操作体に対するスライド操作に応じてスライド部材をスライド移動させ、スライド部材に固定された摺動子における導電パターンの摺接位置に応じて操作位置を検出する多方向入力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この多方向入力装置において、操作体は、その駆動部の先端を基板に対向配置させた状態でスライド操作を受け付け可能に構成されている。
特開2005−310670号公報、図2
しかしながら、上述したような従来の多方向入力装置においては、操作体を過度に押圧した状態でスライド操作が行われると、駆動部の先端が基板と当接した状態でスライド移動することとなり、駆動部が摩耗するという不具合がある。特に、基板が、例えば、ガラスエポキシ基板(ガラス繊維をシート状に織ったガラス織布にエポキシ樹脂を含浸させた所謂ガラエポ基板)で構成される場合には、基板に含まれるガラス繊維によって駆動部の磨耗が激しくなるという問題となる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、操作体を過度に押圧した状態で動かすという不所望な操作が行われた場合でも、操作体の駆動部の摩耗を低減することができ、信頼性を確保することができる多方向入力装置を提供することを目的とする。
本発明の多方向入力装置は、外部開口を有するハウジングと、前記外部開口に露出する操作部と当該操作部を一面側に設けた鍔状の可動部と当該可動部の他面側に突出して設けた駆動部とを有する操作体と、前記ハウジングを前記外部開口に臨む第1空間と第2空間とに区分けすると共に前記駆動部を挿通させる内部開口を有して前記操作体をスライド移動可能に保持する隔壁部と、前記駆動部が挿通される貫通部を有し、前記駆動部の移動に伴って互いに直交する方向にスライド移動する前記第2空間に配設された一対のスライド部材と、前記第2空間を介して前記隔壁部と対向配置された基板と、前記基板上に設けられ、前記操作体のスライド移動を検出する検出手段とを備えた多方向入力装置であって、前記操作体の非操作状態において、前記駆動部の先端部とクリアランスを存して対向配置される対向面と前記駆動部の先端部との間に潤滑剤を配置したことを特徴とする。
上記多方向入力装置によれば、駆動部の先端部と対向配置される対向面との間に潤滑剤を配置したことから、操作体を過度に押圧した状態でスライド操作が行われた場合においても、駆動部の先端部と対向面との間に潤滑剤を介在させることができるので、駆動部の摩耗を低減することができ、信頼性を確保することが可能となる。
上記多方向入力装置において、前記ハウジングには、前記基板を載置するカバー部材が設けられると共に、前記基板には、前記カバー部材を露出させる開口部が形成され、前記駆動部の先端部と対向配置される前記対向面が前記開口部から露出した前記カバー部材で構成されることが好ましい。この場合には、基板が載置されるカバー部材が設けられると共に、基板に設けられた開口部を介して対向面を露出させることから、基板に摩擦の大きな基板(例えば、ガラスエポキシ基板)を用いた場合においても、駆動部の先端部が基板上を摺動する事態を回避することができるので、効果的に駆動部の摩耗を低減することが可能となる。
上記多方向入力装置においては、前記操作体の非操作状態において、前記駆動部の先端部は、前記検出手段が設けられた前記基板の表面よりも前記対向面側に突出していることが好ましい。この場合には、駆動部の先端部を基板の表面よりも対向面側の位置に配置することができるので、仮に駆動部から摩耗粉が発生して場合においても、この摩耗粉が基板の表面により到達し難くすることができる。
上記多方向入力装置において、前記カバー部材、前記基板及び前記駆動部の少なくとも一つには、前記潤滑剤を前記対向面に保持するための保持手段が設けられていることが好ましい。この場合には、カバー部材、基板及び駆動部の少なくとも一つに保持手段が設けられることから、駆動部の先端部と対向面との間に配置された潤滑剤が対向面以外の領域へ流出するのを抑制でき、長期に亘って対向面に潤滑剤を保持することが可能となる。
上記多方向入力装置においては、前記保持手段を、前記カバー部材と前記基板との互いの対向面の少なくともいずれか一方に設けられた前記基板の開口部の外周側に位置する環状の溝部で構成することが好ましい。基板の開口部の周縁部で基板とカバー部材とが重ねられていることから、潤滑剤がこれらの界面に到達すると、毛細管現象等により基板とカバー部材との隙間に浸入し、対向面外の領域に流出しようとする。上述したように、本カバー部材及び基板の対向面の少なくとも一方に溝部を設けることにより、基板とカバー部材との隙間における潤滑剤の進行を制限することができるので、潤滑剤を対向面に長期に亘って保持することが可能となる。
上記多方向入力装置においては、前記保持手段を、前記基板の前記開口部に対向して設けた凹部で構成し、前記駆動部の先端を前記凹部の内側に配置しても良い。この場合には、凹部で潤滑剤を収容することができるので、潤滑剤を対向面外の領域に流出し難くすることができ、潤滑剤を対向面に長期に亘って保持することが可能となる。
上記多方向入力装置においては、前記保持手段を、柱状をなした前記駆動部の先端に設けた凹部で構成しても良い。この場合には、駆動部に潤滑剤が保持されることから、適宜、対向面に潤滑剤を補充していくことができるので、対向面に長期間に亘って保持することが可能となる。
上記多方向入力装置において、前記検出手段は、前記スライド部材に設けた摺動子と、この摺動子が摺動する前記基板に設けた抵抗体パターン及び集電体パターンとで構成されることが好ましい。この場合には、スライド部材に設けた摺動子と、基板に設けた抵抗体パターン及び集電体パターンとで検出手段が構成されることから、簡単な構成で操作体のスライド移動を検出することが可能となる。
本発明によれば、駆動部の先端部と対向配置される対向面との間に潤滑剤を配置したことから、操作体を過度に押圧した状態で動かすという不所望な操作が行われた場合でも、操作体の駆動部の摩耗を低減することができ、信頼性を確保することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る多方向入力装置の分解斜視図である。 上記実施の形態に係る多方向入力装置の分解斜視図である。 上記実施の形態に係る多方向入力装置の側断面図である。 上記実施の形態に係る多方向入力装置が有する操作体の状態を説明するための上面図である。 上記実施の形態に係る多方向入力装置が有するスライド部材の状態を説明するための上面図である。 上記実施の形態に係る多方向入力装置が有するスライド部材の状態を説明するための下面図である。 上記実施の形態に係る多方向入力装置が有する規制部材の状態を説明するための下面図である。 上記実施の形態の変形例に係る多方向入力装置の側断面図である。 上記実施の形態の変形例に係る多方向入力装置の側断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係る多方向入力装置は、例えば、携帯電話装置やゲーム機用コントローラなどにおける方位入力操作に用いられるものである。なお、本実施の形態に係る多方向入力装置の用途については、これらに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
図1及び図2は、それぞれ本発明の一実施の形態に係る多方向入力装置1の分解斜視図である。図3は、本実施の形態に係る多方向入力装置1の側断面図である。以下においては、説明の便宜上、図1及び図2の上方側を多方向入力装置1の上方側と呼び、図1及び図2の下方側を多方向入力装置1の下方側と呼ぶものとする。なお、図1の分解斜視図においては、多方向入力装置1を上方側から示しており、図2の分解斜視図においては、多方向入力装置1を下方側から示している。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る多方向入力装置1は、上ケース2、下ケース3及びカバー部材4を備え、これらを組み合わせて内部に形成される空間に各種の構成部材を収納して構成される。上ケース2、下ケース3及びカバー部材4は、重ね合わせた状態において、上ケース2の柱状の係合片22aを、下ケース3及びカバー部材4の貫通孔31e、43に挿通させ、その先端部を熱かしめや冷間かしめにより変形させることにより一体化される。なお、図1及び図2においては、説明の便宜上、上ケース2の係合片22aを熱かしめ等により変形させた状態について示している。
カバー部材4の上面には、検出手段の一部を構成する抵抗体パターン52(52a、52b)及び集電体パターン53(53a、53b)が設けられた基板5が載置される。基板5は、下ケース3とカバー部材4との間に挟持された状態で配置される。カバー部材4に重ねられた基板5と、下ケース3との間に形成される空間(後述する下部空間DS)には、一対のスライド部材6、7と、規制部材8とが収納され、下ケース3と上ケース2との間に形成される空間(後述する上部空間US)には、操作体9と、環状のコイルばね10とが収納されている。
上ケース2、下ケース3及びカバー部材4は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して形成される。上ケース2は、多方向入力装置1の上面を構成する天板部21と、この天板部21の側縁部から垂下して設けられる側壁部22とを有し、下方側に開口した形状を有している。天板部21の中央には、円形状の開口部21aが設けられている。また、天板部21の下面には、図2に示すように、開口部21aの周縁に沿って環状の突出部21bが設けられている。この突出部21bは、環状のコイルばね10の内周部を係止可能な寸法に設けられている。側壁部22の下端部には、下方側に向けて延出する4本の係合片22aが設けられている。
下ケース3は、概して矩形状に形成される天板部31と、この天板部31の側縁部から垂下して設けられる側壁部32とを有し、下方側に開口した形状を有している。天板部31の中央には、円形状の開口部31aが設けられている。また、天板部31の上面には、図1に示すように、開口部31aの周縁に沿って環状の突出部31bが設けられている。この突出部31bは、環状のコイルばね10の内周部を係止可能な寸法に設けられている。天板部31の下面には、図2に示すように、スライド部材6、7のガイド部材を構成する、それぞれ一対のリブ31c、31dが設けられている。リブ31cは、一定距離を挟んで平行に設けられている。リブ31dは、リブ31cと直交する方向に延在し、一定距離を挟んで平行に設けられている。リブ31dは、その内壁面で規制部材8のガイド部材を構成する。なお、これらのリブ31c、31dを設けることにより、下ケース3の強度が向上される。
天板部31の角部近傍には、上ケース2の係合片22aが挿通される4つの貫通孔31eが設けられている。また、天板部31の対向する一対の角部には、本多方向入力装置1を搭載する機器への取付けのための一対の取付孔31fが設けられている。また、側壁部32の一辺には、側方に延出して保護板部32aが設けられている。この保護板部32aは、基板5に接続されるフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)11の一部に重ねられ、これを保護する。
カバー部材4は、基板5よりも後述する操作体9の駆動部94に対する摩擦抵抗が小さい合成樹脂剤からなり、本多方向入力装置1の下面を構成し、概して八角形状の板状部材で構成されている。カバー部材4の上面部41の中央には、図1に示すように、環状の溝部42が設けられている。この溝部42の内側の上面部41の一部で、後述する操作体9の駆動部94と対向配置される対向面41aが構成される。また、上面部41の角部近傍には、上ケース2の係合片22aが挿通される4つの貫通孔43が設けられている。詳細について後述するように、対向面41aには、操作体9の駆動部94の摩耗を防止する潤滑剤12が塗布される。上述した溝部42は、潤滑剤12の流出を防止して対向面41aに保持する保持手段として機能する。例えば、潤滑剤12は、フッ素系、或いは、シリコーン系の潤滑オイルが利用される。なお、カバー部材4の材質としては、操作体9の駆動部94に対するその表面の摩擦抵抗(摩擦係数)が基板5よりも小さいものが好ましく、基板5よりも摩擦抵抗の小さな金属板を用いることも可能である。
これらの上ケース2、下ケース3及びカバー部材4が重ねられた状態で多方向入力装置1のハウジングが構成される。上ケース2の開口部21aは、ハウジングの外部開口を構成し、下ケース3の開口部31aは、ハウジングの内部開口を構成する。下ケース3の天板部31は、ハウジングの内部に形成される空間を、外部開口に臨む第1空間を構成する上部空間USと、第2空間を構成する下部空間DSに区分けする隔壁部を構成する(図3参照)。
基板5は、下部空間DSを介して下ケース3の天板部31(隔壁部)と対向して配置されている。基板5は、例えば、ガラスエポキシ基板で構成されカバー部材4と略同一形状の八角形状に構成される。基板5の中央には、円形状の開口部51が設けられている。この開口部51は、カバー部材4の溝部42よりも小径に設けられている。カバー部材4に重ねられた状態において、溝部42内に配置される対向面41aの一部が開口部51から露出するように構成されている。基板5の上面には、図1に示すように、それぞれ一対の抵抗体パターン52(52a、52b)及び集電体パターン53(53a、53b)が設けられている。また、基板5の上面には、これらの抵抗体パターン52及び集電体パターン53を接続する配線パターン54が設けられている。基板5の一辺には、FPC11が固定されるFPC固定部55が設けられている。このFPC固定部55に固定されたFPC11のリード線に配線パターン54が接続されている。さらに、基板5の角部近傍には、上ケース2の係合片22aが挿通される4つの貫通孔56が設けられている。
一対のスライド部材6、7は、操作体9のスライド移動に伴って直交する方向にスライド移動可能に下部空間DSに配置されている。スライド部材6、7は、長尺の板状部材で構成され、互いにその長辺が直交するように配置されている。また、スライド部材6、7の中央近傍には、その長辺に沿って延在する貫通部としての長孔61、71が設けられている。スライド部材6の長辺の両端部近傍には、一対の被ガイド片62が設けられている。スライド部材6の一端の下面には、検出手段の一部を構成する摺動子63が固着される。同様に、スライド部材7の長辺の両端部近傍には、一対の被ガイド片72が設けられている。スライド部材7の一端の下面には、検出手段の一部を構成する摺動子73が固着される。
規制部材8は、下部空間DSにおけるスライド部材6の上方側に配置される。規制部材8は、例えば、長尺の板状部材に折り曲げ加工を施して形成される。規制部材8の中央には、その長辺に沿って延在する長孔81が設けられている。規制部材8には、長手方向の両端部から垂下する一対の係合片82が設けられている。これらの一対の係合片82間の長さは、下ケース3のリブ31d間の長さと略同一の長さに設けられている。規制部材8は、操作体9に回転力が作用した場合に、係合片82をリブ31dと当接させ、操作体9の回転を規制する役割を果たす。
操作体9は、例えば、絶縁性の樹脂材料で構成され、円盤形状を有する可動部91と、この可動部91の中央部から上方側に突出して設けられた操作部92と、可動部91の中央部から下方側に突出して設けられた非円形状部93と、この非円形状93の下端部から更に突出して設けられた駆動部94とを有している。可動部91は、操作部92及び非円形状部93に対して鍔状に設けられ、その外径部の寸法が上ケース2の環状の突出部21b、下ケース3の環状の突出部31bの頂部の寸法と略同一に設けられている。操作部92は、その上端部が非円形状に設けられ、不図示の操作つまみが取付け可能に構成されている。非円形状部93は、規制部材8の長孔81と係合可能な形状に設けられ、操作体9に作用する回転力を規制部材8に伝達可能に構成されている。駆動部94は、図2に示すように、円柱形状に設けられ、スライド部材6、7の長孔61、71に挿通可能に構成されている。
環状のコイルばね10は、直線状のコイルばね10の両端を接続して環状に構成される。コイルばね10は、下ケース3の天板部31上に載置するように上部空間USに収納される。上部空間USに組み込まれる前におけるコイルばね10の内径は、操作体9の可動部91の外形、上ケース2の環状の突出部21b及び下ケース3の環状の突出部31bの頂部の寸法よりも僅かに小さい寸法に構成されている。そして、上部空間USに組み込まれる際に、コイルばね10は、突出部21b、31b及び可動部91によって僅かに外側に押し広げられるものとなっている。コイルばね10は、スライド操作が行われた操作体9を図3に示す初期位置(中立位置)に復帰させる役割を果たす。
このような構成を有する多方向入力装置1を組み立てると、図3に示すように、角部を合わせた状態で基板5がカバー部材4上に載置される。この場合、開口部51は、対向面41aに対応する位置に配置され、この対向面41aの中央部及びその近傍が開口部51から露出した状態となっている。本多方向入力装置1においては、この開口部51から露出する対向面41aの一部又は全部に潤滑剤12を塗布などの方法により配置している。なお、カバー部材4の溝部42は、基板5の下面により閉塞された状態となっている。
基板5上にスライド部材6、7及び規制部材8を載置した状態で下ケース3が基板5に重ねられる。この場合、スライド部材6、7は、被ガイド片62、72の内面が、それぞれリブ31c、31dの外面に接触するように下部空間DSに配置される。このように被ガイド片62、72の内面をリブ31c、31dの外面に接触させることにより、スライド部材6、7を、それぞれ図1に示すA、B方向に安定的にスライド移動できるものとなっている。また、スライド部材6、7は、摺動子63、73がそれぞれ基板5上の抵抗体パターン52a及び集電体パターン53a、抵抗体パターン52b及び集電体パターン53bに跨って接触するように配置される。これにより、スライド部材6、7のスライド位置に応じた出力信号を出力できるものとなっている。規制部材8は、これらのスライド部材6、7の上方側に重ねるように下部空間DSに配置される。規制部材8は、一対の係合片82がリブ31dの内面に対向するように配置される。
下ケース3上に操作体9及びコイルばね10を載置した状態で上ケース2が下ケース3に重ねられる。この場合、上ケース2は、その係合片22aが、下ケース3、基板5及びカバー部材4の貫通孔31e、56、43に挿通されるように配置される。操作体9は、操作部92の上端部が上ケース2の開口部21aを介して露出する一方、非円形状部93及び駆動部94が下ケース3の開口部31aを介して下部空間DSに進入した状態で上部空間USに配置される。操作体9の可動部91は、その外周端部が下ケース3の突出部31b上に載置された状態で配置されている。上ケース2の突出部21bは、下ケース3の突出部31bと対向配置されており、これらの間を可動部91がスライド移動可能に配置されている。コイルばね10は、その内周部で操作体9の可動部91の外周部を取り囲むように上部空間USに配置されている。また、コイルばね10は、その内周部が突出部21b及び突出部31bで係止された状態で配置されている。コイルばね10は、操作体9がスライド移動すると、スライド移動方向の反対側の突出部21b及び31bにより係止された状態で、スライド移動方向側の一部が伸長(弾性変形)され、操作体9を初期位置に復帰させる力を付与する。
操作体9の非円形状部93は、金属板からなる規制部材8の長孔81に係合するように挿通されている。また、駆動部94は、スライド部材6、7の長孔61、71に挿通されており、操作体9のスライド移動に応じてスライド部材6、7を図1に示すA、B方向にスライド移動できるものとなっている。駆動部94の先端部(下端部)は、抵抗体パターン52等が設けられた基板5の表面(上面)よりもカバー部材4の対向面41a側の位置まで延出している。駆動部94の先端部と、対向面41aの間には、操作体9の非操作状態において、クリアランスが設けられている。
以下、本実施の形態に係る多方向入力装置1の操作体9でスライド操作が行われた場合の動作について図4〜図7を参照して説明する。図4は、本実施の形態に係る多方向入力装置1が有する操作体9の状態を説明するための上面図である。図5は、本実施の形態に係る多方向入力装置1が有するスライド部材6、7の状態を説明するための上面図である。図6は、本実施の形態に係る多方向入力装置1が有するスライド部材6、7の状態を説明するための下面図である。図7は、本実施の形態に係る多方向入力装置1が有する規制部材8の状態を説明するための下面図である。
なお、図4〜図7においては、いずれも本実施の形態に係る多方向入力装置1の初期状態(操作体9に対する非操作状態)について示し、基板5に接続されるFPC11を省略している。また、図4においては、説明の便宜上、本多方向入力装置1から上ケース2及び下ケース3を省略しており、図5においては、更に操作体9及びコイルばね10を省略している。さらに、図6においては、説明の便宜上、カバー部材4及び基板5を省略しており、図7においては、更にスライド部材6、7を省略している。
操作体9は、図4に示すように、互いに直交して配置されたスライド部材6、7の上方側に配置されている。スライド部材6、7は、図5に示すように、それぞれの長孔61、71が直交するように基板5の中央部に配置されている。また、規制部材8は、規制部材8がスライド部材7と同一方向に延在した状態でスライド部材6の上方に配置されている。規制部材8の長孔81は、スライド部材6、7の長孔61、71が交差して形成された開口部Cに対向しており、この開口部Cからはカバー部材4の対向面41aが臨んだ状態となっている。
操作体9の駆動部94は、図6に示すように、規制部材8の長孔81を介して開口部Cに挿通されている。駆動部94は、開口部Cを介してカバー部材4の対向面41a側に突出しており、その先端部(下端部)が対向面41aの近傍に配置された状態となっている(図3参照)。また、操作体9の非円形状部93は、図7に示すように、規制部材8の長孔81に非円形状部分が係合された状態で挿通されている。規制部材8は、その両端部に設けられた一対の係合片82が、下ケース3のリブ31dの内面に対向して配置されており、その回転が規制されている。なお、規制部材8の長孔81の長手方向の側縁部には、折り返し部81aが設けられており、非円形状部93の非円形状部分の摩耗を軽減することができるものとなっている。
スライド部材6、7の下面の一端に固着された摺動子63、73には、図6に示すように、それぞれ一対のブラシ部63a、73aが設けられている。摺動子63の一対のブラシ部63aは、図5に示すように、基板5上に設けられた抵抗体パターン52a、集電体パターン53aに跨って接触している。一方、摺動子73の一対のブラシ部73aは、図5に示すように、基板5上に設けられた抵抗体パターン52b、集電体パターン53bに跨って接触している。
操作体9の可動部91の周囲には、図4に示すように、その外周部にコイルばね10の内周部が密着した状態で配置されている。また、可動部91の外周部と、コイルばね10の内周部との境界部には、上方側に上ケース2の突出部21bが配置される一方、下方側に下ケース3の突出部31bが配置されている(図3参照)。すなわち、コイルばね10は、その内周部が突出部21b及び突出部31bで係止された状態となっている。
操作体9に対して図4に示すX方向にスライド操作が行われると、駆動部94を介してスライド部材7がB1−B2方向にスライド移動する。このとき、駆動部94は、スライド部材6の長孔61に沿ってスライド移動するため、スライド部材6が動作することはない。一方、操作体9に対して図4に示すY方向にスライド操作が行われると、駆動部94を介してスライド部材6がA1−A2方向にスライド移動する。このとき、駆動部94は、スライド部材7の長孔71に沿ってスライド移動するため、スライド部材7が動作することはない。また、操作体9に対して図4に示すZ方向(C1−C2方向)にスライド操作が行われると、駆動部94を介してスライド部材6、7がそれぞれA1−A2方向、B1−B2方向にスライド移動する。
スライド部材6、7の下面に固着された摺動子63、73は、このようなスライド部材6、7のスライド移動に応じて抵抗体パターン52a及び集電体パターン53a、抵抗体パターン52b及び集電体パターン53bを摺動する。これらの摺動子63、73の摺接位置に応じて操作体9のスライド移動が検出され、スライド位置に応じた信号がFPC11を介して外部出力されるものとなっている。
このように動作する本多方向入力装置1において、操作体9の駆動部94とカバー部材4の対向面41aとの間には、潤滑剤12が配置されている。この潤滑剤12は、操作体9の駆動部94が直接的に対向面41aに接触しながらスライド移動することに起因して駆動部94の先端部(下端部)が摩耗する事態を低減するために配置されるものである。このように本実施の形態に係る多方向入力装置1においては、操作体9の駆動部94とカバー部材4の対向面41aとの間に潤滑剤12を配置したことから、操作体9を過度に押圧した状態でスライド操作が行われた場合においても、駆動部94が直接的に対向面41aに当接する事態を回避することができるので、すなわち、駆動部94と対向面41aとの間に潤滑剤12が介在することとなるため、駆動部94の摩耗を低減することができ、信頼性を確保することが可能となる。
また、本実施の形態に係る多方向入力装置1においては、基板5が載置されるカバー部材4を備えると共に、基板5に設けられた開口部51を介して対向面41aを露出させる構成としていることから、基板5に摩擦抵抗の大きな基板(例えば、ガラスエポキシ基板)を用いた場合においても、駆動部94の先端部が基板5上を摺動する事態を回避することができるので、効果的に駆動部94の摩耗を低減することが可能となる。また、基板5の構成材料の選択が制限されることがないので、装置の寸法や耐久性に応じて任意の構成材料の基板5を選択することが可能となる。
さらに、基板5に設けられた開口部51を介して対向面41aを露出させていることから、カバー部材4と基板5の表面(抵抗体パターン52、集電体パターン53が設けられる表面)との間に高低差を設けることができる(図3参照)。これにより、仮に駆動部94から摩耗粉が発生した場合においても、この摩耗粉が基板5の表面に到達し難くすることができる。この結果、本実施の形態のようにスライド移動の検出手段として接触式の検出手段を用いた場合においても、摩耗粉により検出手段の接触不良が発生する事態を抑制することが可能となる。
特に、本実施の形態に係る多方向入力装置1においては、操作体9の非操作状態において、駆動部94の先端部(下端部)を基板5の表面よりも対向面41a側に配置している(図3参照)。これにより、駆動部94の先端部を基板5の表面よりも下方側の位置に配置することができるので、仮に駆動部94から摩耗粉が発生して場合においても、この摩耗粉が基板5の表面により到達し難くすることができる。
さらに、本実施の形態に係る多方向入力装置1においては、カバー部材4の対向面41aの周囲に環状の溝部42を設けていることから、駆動部94と対向面41aとの間に配置された潤滑剤12が対向面41a以外の領域へ流出するのを抑制でき、長期に亘って対向面41aに潤滑剤12を保持することが可能となる。すなわち、多方向入力装置1においては、基板5の開口部51の周縁部で基板5とカバー部材4とが重ねられていることから、潤滑剤12がこれらの界面に到達すると、毛細管現象等により基板5とカバー部材4との隙間に浸入し、対向面41a外の領域に流出しようとする。しかしながら、本多方向入力装置1のようにカバー部材4に溝部42を設けることにより、基板5とカバー部材4との隙間における潤滑剤12の進行を制限することができるので、潤滑剤12を対向面41aに長期に亘って保持することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、潤滑剤12の保持手段として、基板5と対向するカバー部材4の一部に溝部42を設ける場合について説明しているが、同様の機能を有する溝部が設けられる構成部材は、カバー部材4に限定されるものではなく、カバー部材4と対向する基板5の一部に設けるようにしても良い。この場合、例えば、溝部は、図3に示す溝部42と、カバー部材4と基板5との界面を挟んで反対側の位置に下方側に開口する態様で設けられる。このように基板5に溝部を設けた場合においても、本実施の形態と同様に、潤滑剤12を対向面41aに長期に亘って保持することが可能となる。また、溝部は、カバー部材4の上面と基板5の下面の両方に設けても良い。なお、溝部は、円環状である必要はなく、環状であれば多角形状やその他の形状でも構わない。
また、上記実施の形態においては、潤滑剤12の保持手段として、基板5と対向するカバー部材4の一部に溝部42を設ける場合について説明しているが、保持手段の構成としては、溝部に限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、図8に示すように、基板5の開口部51に対向するカバー部材4の位置に設けた凹部44で構成し、凹部44内に潤滑剤12を収容するようにしても良い。この場合、対向面41aは、凹部44の底面部で構成される。また、駆動部94の先端部(下端部)をこの凹部44内に配置することが好ましい。この場合には、基板5とカバー部材4との界面から離れた凹部44に潤滑剤12が収容されることから、凹部44の外部に流出するのを防止でき、対向面41aに長期間に亘って保持することが可能となる。また、仮に駆動部94から摩耗粉が発生した場合においても、駆動部94の先端部が凹部44まで延出しているため、この摩耗粉が基板5の表面により到達し難くすることができる。
また、図9に示すように、操作体9の駆動部94の先端部(下端部)に凹部94aを設け、この凹部94aに潤滑剤12を保持させるようにしても良い。この場合には、駆動部94に潤滑剤12が保持されることから、適宜、対向面41aに潤滑剤12を補充していくことができるので、対向面41aに長期間に亘って保持することが可能となる。なお、この場合、図9に示すように、カバー部材4に設けた溝部42と組み合わせると、更に潤滑剤12を対向面41aに保持する期間を長期化することが可能となる。
さらに、上記実施の形態においては、カバー部材4に対向面41aを設ける場合について説明しているが、操作体9の駆動部94と対向する対向面が設けられる構成部材は、カバー部材4に限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、基板5に対向面を設けるようにしても良い。なお、この場合には、上記実施の形態に係る基板5の開口部51を設けないことで実現される。
さらに、上記実施の形態においては、操作体9のスライド移動を検出する検出手段として、抵抗体パターン52及び集電体パターン53と、スライド部材6、7に固着された摺動子63、73とからなる接触式の検出手段を備える場合について説明している。しかしながら、検出手段の構成については、接触式のものに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、磁気式の検出手段を採用するようにしても良い。このように磁気式の検出手段を採用する場合には、抵抗体パターン52及び集電体パターン53や摺動子63、73の摩耗等の事態が回避できるので、長期間に亘って信頼性の高いスライド移動の検出が可能となる。
1 多方向入力装置
2 上ケース
21 天板部
21a 開口部(外部開口)
22 側壁部
3 下ケース
31 天板部(隔壁部)
31a 開口部(内部開口)
31c、31d リブ
32 側壁部
4 カバー部材
41 上面部
41a 対向面
42 溝部
44 凹部
5 基板
51 開口部
52a、52b 抵抗体パターン
53a、53b 集電体パターン
6、7 スライド部材
61、71 長孔(貫通部)
8 規制部材
81 長孔
9 操作体
91 可動部
92 操作部
93 非円形状部
94 駆動部
94a 凹部
10 コイルばね
11 FPC
12 潤滑剤

Claims (8)

  1. 外部開口を有するハウジングと、前記外部開口に露出する操作部と当該操作部を一面側に設けた鍔状の可動部と当該可動部の他面側に突出して設けた駆動部とを有する操作体と、前記ハウジングを前記外部開口に臨む第1空間と第2空間とに区分けすると共に前記駆動部を挿通させる内部開口を有して前記操作体をスライド移動可能に保持する隔壁部と、前記駆動部が挿通される貫通部を有し、前記駆動部の移動に伴って互いに直交する方向にスライド移動する前記第2空間に配設された一対のスライド部材と、前記第2空間を介して前記隔壁部と対向配置された基板と、前記基板上に設けられ、前記操作体のスライド移動を検出する検出手段とを備えた多方向入力装置であって、
    前記操作体の非操作状態において、前記駆動部の先端部とクリアランスを存して対向配置される対向面と前記駆動部の先端部との間に潤滑剤を配置したことを特徴とする多方向入力装置。
  2. 前記ハウジングには、前記基板を載置するカバー部材が設けられると共に、前記基板には、前記カバー部材を露出させる開口部が形成され、前記駆動部の先端部と対向配置される前記対向面が前記開口部から露出した前記カバー部材で構成されることを特徴とする請求項1記載の多方向入力装置。
  3. 前記操作体の非操作状態において、前記駆動部の先端部は、前記検出手段が設けられた前記基板の表面よりも前記対向面側へ突出していることを特徴とする請求項2記載の多方向入力装置。
  4. 前記カバー部材、前記基板及び前記駆動部の少なくとも一つには、前記潤滑剤を前記対向面に保持するための保持手段が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の多方向入力装置。
  5. 前記保持手段を、前記カバー部材と前記基板との互いの対向面の少なくともいずれか一方に設けられた前記基板の開口部の外周側に位置する環状の溝部で構成したことを特徴とする請求項4記載の多方向入力装置。
  6. 前記保持手段を、前記基板の前記開口部に対向して設けた凹部で構成し、前記駆動部の先端を前記凹部の内側に配置したことを特徴とする請求項4記載の多方向入力装置。
  7. 前記保持手段を、柱状をなした前記駆動部の先端に設けた凹部で構成したことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載の多方向入力装置。
  8. 前記検出手段は、前記スライド部材に設けた摺動子と、この摺動子が摺動する前記基板に設けた抵抗体パターン及び集電体パターンとで構成されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の多方向入力装置。
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