JP7331621B2 - 車両用スロープ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用スロープ装置に関するものである。
従来、スロープ板をドア開口部の下端に展開する車両用のスロープ装置がある。例えば、特許文献1に記載のスロープ装置は、車両の床部に格納されたスロープ板を、アクチュエータの駆動力に基づいて展開及び格納方向に移動させる。また、このスロープ装置は、スロープ板の側端部に設けられた脱落防止部材としてのフェンスを備えている。具体的には、このスロープ装置は、起立方向に付勢された状態でスロープ板に対して回動可能に連結された脱落防止部材としてのスプリングフェンスを備えている。更に、このスロープ装置は、スロープ板が展開及び格納方向に移動する際、そのスプリングフェンスに摺接するカム面を有している。そして、このカム面に押圧されることにより、そのスプリングフェンスが傾倒した状態でスロープ板を格納する構成になっている。
米国特許第8926254号明細書
しかしながら、上記従来技術の構成では、スロープ板を格納方向に移動させる際、そのスプリングフェンスに摺接するカム面が、このスプリングフェンスを押さえつけるかたちで当該スプリングフェンスを傾倒させる。そして、これにより、そのスロープ板を展開及び格納方向に移動させるために必要な駆動力が増大するとともに、スプリングフェンスの摩耗や摺接音の発生等が問題となる可能性があることから、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、より円滑にスロープ板を展開及び格納方向に移動させることのできる車両用スロープ装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用スロープ装置は、ドア開口部の下端に展開されるスロープ板と、前記スロープ板の展開及び格納方向に移動する移動体と、前記スロープ板に対して回動可能に連結されるとともに前記移動体に対して回動可能に連結されることにより前記スロープ板が展開された状態で該スロープ板の後端部を上方に持ち上げ可能な支持アームと、前記スロープ板に対して回動可能に連結された脱落防止部材と、前記脱落防止部材を付勢して前記スロープ板の側端部に起立させる付勢部材と、前記後端部が上方に持ち上げられた状態の前記スロープ板が前記支持アームの回動に基づき下方移動する動作を利用して該スロープ板とともに下方移動する起立状態の前記脱落防止部材に当接して該脱落防止部材を押圧することにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記脱落防止部材を前記スロープ板の上面に傾倒させる押圧部材と、を備える。
上記構成によれば、上方に持ち上げられた状態のスロープ板の後端部が支持アームの回動により下方移動する動作を利用して、そのスロープ板の側端部に起立した状態の脱落防止部材を傾倒させることができる。つまり、この脱落防止部材を傾倒させる力は、移動体及び支持アームとともにスロープ板を展開及び格納方向に移動させるために必要となる駆動力に影響を与えない。そして、これにより、より円滑にスロープ板を展開及び格納方向に移動させることができる。
また、スロープ板とともに下方移動する脱落防止部材に対して押圧部材が当接することで、そのスロープ板の自重を利用することができる。そして、これにより、容易に脱落防止部材を傾倒させることができる。
更に、従来技術に見られるようなスロープ板が展開及び格納方向に移動する際、その脱落防止部材に摺接して当該脱落防止部材を傾倒させるカム面を有しないため、その脱落防止部材に摩耗や摺接音が起こり難い。そして、これにより、耐久性及び静粛性の向上を図るとともに、併せて、高い質感を確保することができる。加えて、そのカム面を形成する摺接部材を設けることによる外形寸法の大型化を回避することができる。
上記課題を解決する車両用スロープ装置において、前記脱落防止部材は、該脱落防止部材が起立することにより前記スロープ板の下方に臨むとともに前記脱落防止部材が傾倒することにより前記スロープ板の側方に臨む前記押圧部材に対する当接面を有することが好ましい。
上記構成によれば、上方に持ち上げられたスロープ板とともに下方移動する脱落防止部材を、その当接面の下方に位置する押圧部材が、効率よく、押圧することができる。そして、脱落防止部材が傾倒した後は、その当接面の側方に位置する押圧部材によって、効率よく、この脱落防止部材を傾倒した状態に保持することができる。
上記課題を解決する車両用スロープ装置において、前記脱落防止部材は、前記当接面を有する第1平板部と、該第1平板部に交差する方向に延びる第2平板部と、を備えてなることが好ましい。
上記構成によれば、起立状態では下方に臨み傾倒状態では側方に臨む当接面を有してスロープ板の上面に傾倒する脱落防止部材を形成することができる。
上記課題を解決する車両用スロープ装置において、前記脱落防止部材は、前記第1平板部が前記スロープ板の側端面に沿うとともに前記第2平板部が前記スロープ板の上面に沿う状態で前記傾倒することが好ましい。
上記構成によれば、スロープ板の上面に傾倒した脱落防止部材について、そのスロープ板との一体性を高めることができる。
上記課題を解決する車両用スロープ装置において、前記押圧部材は、上方に突出する先端部から側面に回り込む湾曲面を有して前記脱落防止部材に当接することが好ましい。
上記構成によれば、円滑に、その押圧部材の先端部が脱落防止部材を押圧して当該脱落防止部材を傾倒させる状態から、押圧部材の側面が脱落防止部材に当接して、その傾倒した脱落防止部材を保持する状態に移行することができる。
上記課題を解決する車両用スロープ装置において、前記スロープ板は、該スロープ板の側端部を厚み方向に貫通する孔部を有し、前記押圧部材は、前記孔部を介して前記脱落防止部材に当接することが好ましい。
上記構成によれば、スロープ板に連結された脱落防止部材が、そのスロープ板の幅方向外側に突出しないようにすることができる。そして、これにより、その外形寸法の大型化を回避することができる。
上記課題を解決する車両用スロープ装置において、前記スロープ板の上面には、前記起立した前記脱落防止部材を収容する溝部が設けられるとともに、該溝部の底面に前記孔部が形成されることが好ましい。
上記構成によれば、その側端部に起立した脱落防止部材とスロープ板との一体性を高めることができる。更に、溝部内に孔部を形成することにより、その孔部が目立たなくなる。そして、これにより、高い意匠性を確保することができる。
上記課題を解決する車両用スロープ装置は、前記起立した前記脱落防止部材が前記溝部の内壁面に支持されることが好ましい。
上記構成によれば、スロープ板の側端部に起立した脱落防止部材の安定性を高めることができる。
上記課題を解決する車両用スロープ装置において、前記押圧部材は、前記移動体と一体に設けられることが好ましい。
上記構成によれば、移動体に連結されたスロープ板とともに、その押圧部材がスロープ板の展開方向に移動する。そして、これにより、この押圧部材を、スロープ板が展開した状態で、適切に、そのスロープ板とともに下方移動する脱落防止部材に対して当接可能な位置に配置することができる。
更に、押圧部材がスロープ板とともに当該スロープ板の格納方向に移動することで、その傾倒した脱落防止部材に対して押圧部材が当接する状態を維持することができる。そして、これにより、より安定的に、その脱落防止部材がスロープ板に一体化された状態で、このスロープ板を展開及び格納方向に移動させることができる。
本発明によれば、より円滑にスロープ板を展開及び格納方向に移動させることができる。
ドア開口部の下方に設けられたスロープ装置の斜視図。 ドア開口部の下方に設けられたスロープ装置の斜視図。 スロープ装置の概略構成図。 スロープ装置の斜視図。 (a)(b)は、スロープ装置の側面図。 スロープ装置の斜視図。 スロープ装置の分解斜視図。 スロープ装置の背面図。 スロープ装置の斜視図。 (a)(b)は、スロープ装置の側面図。 ガイドレールに設けられたレバー部材近傍の拡大図。 ガイドレールに設けられたレバー部材近傍の拡大図。 スロープ装置の斜視図。 スロープ装置の正面図。 スロープ装置の斜視図。 スロープ装置の正面図。 脱落防止部材が傾倒した状態におけるスロープ装置の断面図。 脱落防止部材が起立した状態におけるスロープ装置の断面図。 スロープ板に設けられた溝部及び孔部を示すスロープ装置の平面図。 スロープ板に設けられた溝部及び孔部を示すスロープ装置の斜視図。 脱落防止部材と押圧部材との関係を示すスロープ装置の斜視図。 脱落防止部材と押圧部材との関係を示すスロープ装置の斜視図。 別例の脱落防止部材を示すスロープ装置の断面図。 別例の脱落防止部材を示すスロープ装置の断面図。 別例の脱落防止部材を示すスロープ装置の断面図。 別例の脱落防止部材を示すスロープ装置の断面図。 別例の脱落防止部材を示すスロープ装置の断面図。 別例の脱落防止部材を示すスロープ装置の断面図。
以下、車両用のスロープ装置を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の車両1には、車体2に設けられたドア開口部3の下端にスロープ板10を展開するスロープ装置11が設けられている。本実施形態の車両1において、このスロープ装置11は、ドア開口部3の下方に設けられた格納ボックス12内に設置されている。具体的には、この格納ボックス12は、そのドア開口部3と同一方向に開口部12aを有している。そして、本実施形態のスロープ装置11は、この開口部12aを介することにより、その格納ボックス12に格納されたスロープ板10を車外に展開し、及び、その展開したスロープ板10を再び格納ボックス12内に格納する構成になっている。
尚、このスロープ装置11が設置されるドア開口部3としては、例えば、車両1の後方開口部(バックドア)、或いは、スライドドアや所謂グライドドアにより開閉される側方開口部(サイドドア)が想定される。そして、このようなドア開口部3に展開されたスロープ板10を利用することで、例えば、車椅子や自転車等を、容易に、車室に積み込むことができる。
詳述すると、本実施形態のスロープ装置11は、その格納ボックス12からドア開口部3の下端に展開されるスロープ板10の展開及び格納方向、つまりは、その格納ボックス12内の奥行き方向に延びる一対のガイドレール20,20を備えている。本実施形態のスロープ装置11において、これらの各ガイドレール20,20は、格納ボックス12内のスロープ板10を幅方向両側から挟み込む態様で、略平行に配置されている。
また、図3に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、これらの各ガイドレール20に係合する状態で、それぞれ、その係合する各ガイドレール20,20の延伸方向に沿って摺動可能に設けられた移動体21,21を備えている。更に、このスロープ装置11は、これらの各移動体21,21とスロープ板10との間に介在された一対の支持アーム22,22を備えている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、これらの各移動体21,21及び各支持アーム22,22とともに、そのスロープ板10が展開及び格納方向に移動する構成になっている。
さらに詳述すると、図1~図3に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、モータ23を駆動源としたアクチュエータ25を備えている。本実施形態のスロープ装置11において、このアクチュエータ25は、各ガイドレール20,20の後端部20rよりも奥側において、その格納ボックス12内に配置されている。更に、このスロープ装置11は、そのアクチュエータ25と各ガイドレール20,20の後端部20rとを接続するケーシングパイプ27,27と、これらの各ケーシングパイプ27,27及びガイドレール20,20の延伸方向に沿って配索される一対の駆動ケーブル30,30と、を備えている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これらの各駆動ケーブル30,30を介して伝達されるアクチュエータ25の駆動力に基づいて、その各移動体21,21が各ガイドレール20,20の延伸方向に沿って移動する構成になっている。
図4、図5(a)(b)、及び図6~図8に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、駆動ケーブル30を介してアクチュエータ25に駆動されることにより、その移動体21を構成する駆動シュー31を備えている。本実施形態のスロープ装置11において、この駆動シュー31は、長尺略棒状の外形を有している。また、本実施形態のガイドレール20は、その延伸方向に延びる溝状の駆動ガイド部32を有している。そして、本実施形態の駆動シュー31は、ガイドレール20の延伸方向に延在する状態で、この駆動ガイド部32内に配置されている。
また、図6~図8に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、長尺略棒状の外形を有して駆動シュー31と平行に配置されることにより当該駆動シュー31とともに移動体21を構成するサブシュー33と、これらの駆動シュー31とサブシュー33との間に架け渡される軸状部材35と、を備えている。本実施形態のスロープ装置11において、この軸状部材35は、駆動シュー31の前端部31fに固定されている。更に、本実施形態の支持アーム22は、その長手方向端部に略円孔状の連結孔36を有した長尺略平板状の外形をなしている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、この支持アーム22に設けられた連結孔36に対して軸状部材35を挿通することにより、その移動体21を構成する駆動シュー31及びサブシュー33と支持アーム22とが回動可能に連結される構成となっている。
更に、本実施形態の支持アーム22は、この駆動シュー31に連結される長手方向端部とは反対側の長手方向端部にも同様の連結孔37を有している。また、本実施形態のスロープ装置11は、スロープ板10の後端部10rに支持された状態で、この連結孔37に挿通される軸状部材38を備えている。そして、本実施形態の支持アーム22は、これにより、そのスロープ板10の後端部10rに対しても回動可能に連結される構成となっている。
即ち、図4、図5、図9及び図10(a)(b)に示すように、本実施形態の支持アーム22は、その前端部10fを先頭に格納ボックス12から車外に展開されるスロープ板10の後端部10rに対する第1連結点X1と、その駆動シュー31に対する第2連結点X2と、を有したリンク部材39としての構成を有している。そして、本実施形態のスロープ装置11は、この支持アーム22の回動により、スロープ板10の後端部10rを上方に持ち上げることで、そのドア開口部3の下端に展開したスロープ板10に傾斜が与えられる構成になっている。
さらに詳述すると、図8に示すように、本実施形態のガイドレール20は、駆動ガイド部32の側方、スロープ板10の幅方向内側となる位置において、その延伸方向に延びるアームガイド部40を備えている。そして、本実施形態のスロープ装置11には、このアームガイド部40内に、そのサブシュー33及び支持アーム22を配置する構成になっている。
また、図4~図10に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、駆動シュー31に連動して、そのガイドレール20の延伸方向に移動する従動シュー41を備えている。本実施形態のスロープ装置11において、この従動シュー41は、長尺略棒状の外形を有している。更に、本実施形態のガイドレール20は、駆動ガイド部32の上方において、その延伸方向に延びる従動ガイド部42を備えている。そして、本実施形態の従動シュー41は、ガイドレール20の延伸方向に延在する状態で、この従動ガイド部42内に配置されている。
図6及び図7に示すように、本実施形態の従動シュー41は、その前端部41fが支持アーム22に対して回動可能に連結されている。具体的には、本実施形態の支持アーム22は、スロープ板10の後端部10rに対する第1連結点X1を構成する連結孔37と駆動シュー31に対する第2連結点X2を構成する連結孔36との間の位置において、その長手方向に延在する長孔43を有している。また、本実施形態のスロープ装置11は、従動シュー41の前端部41fに支持された状態で、この長孔43内に挿通される軸状部材45を備えている。そして、本実施形態のスロープ装置11においては、その長孔43内を軸状部材45が移動することにより、この軸状部材45を従動シュー41に対する支持アーム22の第3連結点X3として、その支持アーム22と従動シュー41との間の相対回動が許容されている。
即ち、図5に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、支持アーム22を介して駆動シュー31及びサブシュー33に連結されたスロープ板10が、その移動体21としての駆動シュー31及びサブシュー33とともにガイドレール20の延伸方向に移動する。更に、このとき、支持アーム22に連結された従動シュー41もまた、ガイドレール20に係合する状態で、その駆動シュー31に連動してガイドレール20の延伸方向に移動する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、その展開及び格納方向に移動するスロープ板10の姿勢を保持する構成になっている。
具体的には、図5及び図8に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、スロープ板10を展開及び格納方向に移動させる状態においては、そのスロープ板10に対する支持アーム22の第1連結点X1が、駆動シュー31に対する支持アーム22の第2連結点X2よりも前方側、即ちスロープ板10の展開方向に配置されている。また、このとき、支持アーム22は、その上方に位置するガイドレール20の天板部46に摺接する。更に、この支持アーム22に設けられた長孔43内に挿入されることにより従動シュー41に対する支持アーム22の第3連結点X3を構成する軸状部材45は、その長孔43内における展開方向側の長手方向端部近傍に配置されている。つまり、前傾姿勢にある支持アーム22が起立する方向の回動は、この支持アーム22に摺接するガイドレール20の天板部46に規制され、その支持アーム22が傾倒する方向の回動は、従動シュー41に対する支持アーム22の第3連結点X3を構成する軸状部材45が長孔43内の長手方向端部に係合することにより規制される。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、その移動体21及び支持アーム22と一体に、展開及び格納方向に移動するスロープ板10の姿勢が略水平に保持される構成になっている。
また、図5及び図10に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、スロープ板10がドア開口部3に展開されることにより支持アーム22の回動が許容された状態において、従動シュー41に当接することにより、そのガイドレール20の前端部20f側に向かう従動シュー41の移動を規制するストッパ部50を備えている。
具体的には、図5~図8、及び図10に示すように、本実施形態の従動シュー41は、四角略棒状の外形を有したシュー本体51と、このシュー本体51の外周に嵌着された略四角筒状の嵌合部材52,53と、を備えて構成されている。そして、本実施形態の従動シュー41において、これらの嵌合部材52,53は、ガイドレール20の延伸方向に沿って延びるシュー本体51の長手方向、略中間位置及び後端部51rに設けられている。
また、図5及び図10に示すように、本実施形態のスロープ装置11において、ストッパ部50は、そのガイドレール20の前端部20f側に向って移動する従動シュー41のシュー本体51を挿通可能な略四角筒形状を有している。即ち、本実施形態の従動シュー41は、このストッパ部50内の軸方向端面に対して、その前方側に位置する一方の嵌合部材52が当接する構成になっている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、そのガイドレール20の前端部20f側に向かう従動シュー41の移動が規制される構成になっている。
また、本実施形態のスロープ装置11においては、このように従動シュー41がストッパ部50に当接する状態においても、引き続き、そのガイドレール20の前端部20f側に向う駆動シュー31及びサブシュー33の移動が許容される。
即ち、本実施形態のスロープ装置11は、従動シュー41の前端部41fに設けられた軸状部材45が、見かけ上、支持アーム22の長孔43内を移動することで、この従動シュー41の移動が規制された状態においても、駆動シュー31の移動が許容される。また、このとき、そのガイドレール20の延伸方向における駆動シュー31に対する支持アーム22の第2連結点X2と従動シュー41に対する支持アーム22の第3連結点X3との間隔dが変化する。更に、この第2連結点X2と第3連結点X3との間隔dの変化に基づいて、その従動シュー41に対する第3連結点X3を回動支点Pxとして支持アーム22が回動する(図10中、時計回り方向)。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、そのガイドレール20の延伸方向に駆動シュー31を移動させるアクチュエータ25の駆動力に基づいて、そのドア開口部3に展開されたスロープ板10の後端部10rを上方に持ち上げることが可能になっている。
また、図4、図5、図9及び図10に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、従動シュー41に対する支持アーム22の第3連結点X3を形成する軸状部材45が、ガイドレール20の前端部20fよりも前方側に移動した状態で、そのスロープ板10がドア開口部3の下端に展開される。更に、本実施形態のスロープ装置11においては、このとき、駆動シュー31に対する支持アーム22の第2連結点X2を形成する軸状部材35もまた、ガイドレール20の前端部20fよりも前方に移動した状態となっている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、その回動する支持アーム22、及び、この支持アーム22に持ち上げられたスロープ板10の後端部10rが、そのガイドレール20の前端部20fに干渉しない構成になっている。
更に、図10に示すように、本実施形態のスロープ装置11において、スロープ板10の後端部10rには、後方に延びるフロア係合部55が設けられている。即ち、本実施形態のスロープ装置11においては、スロープ板10に対する第1連結点X1が持ち上がる方向に支持アーム22が回動することによって、そのスロープ板10の後端部10rがドア開口部3に臨む車両フロア57の縁部57eに近接する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、スロープ板10の後端部10rに設けられたフロア係合部55が車両フロア57の縁部57eに係合することで、そのスロープ板10の荷重が車両フロア57により支えられる構成になっている。
尚、本実施形態のスロープ装置11は、ストッパ部50に当接した従動シュー41を追い越すかたちで、その駆動シュー31が、ガイドレール20の前端部20f側に移動する。更に、本実施形態のスロープ装置11においては、これにより、その駆動シュー31に対する支持アーム22の第2連結点X2が、この支持アーム22の回動支点Pxとなる従動シュー41に対する第3連結点X3を超えて、ガイドレール20の前端部20f側に移動する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、その支持アーム22の回動により持ち上げられたスロープ板10の後端部10rが、緩やかに降下しながら車両フロア57に近づくことで、その縁部57eに対して円滑に係合する構成になっている。
また、本実施形態のスロープ装置11は、このようにドア開口部3の下端にスロープ板10が展開された状態において、その従動シュー41の後端部41r、詳しくはシュー本体51の後端部51rに設けられた嵌合部材53に係合するレバー部材60を備えている。
具体的には、図10~図12に示すように、本実施形態のスロープ装置11において、このレバー部材60は、上下に並んで設けられた駆動ガイド部32と従動ガイド部42との間の位置に設けられている。また、このレバー部材60は、ガイドレール20の延伸方向に延在する状態で、このガイドレール20に対して回動可能に軸支されている。更に、そのガイドレール20の延伸方向に延びる駆動シュー31の後端部31rには、この駆動シュー31がガイドレール20の前端部20f近傍に移動することより、レバー部材60に摺接するカム面61が設けられている。そして、本実施形態のレバー部材60は、このカム面61に押圧されて回動することにより、その従動シュー41の後端部41rに設けられた嵌合部材53に対してガイドレール20の後端部20r側から係合する構成になっている。
更に、図10に示すように、本実施形態のスロープ装置11においては、このレバー部材60の係合により、そのガイドレール20の後端部20r側に向かう従動シュー41の移動が規制される。即ち、本実施形態のスロープ装置11においては、スロープ板10が展開状態にある場合、このレバー部材60及び上記ストッパ部50によって、その従動シュー41に対する支持アーム22の第3連結点X3を構成する軸状部材45、つまりは支持アーム22の回動支点Pxについて、そのガイドレール20の延伸方向における形成位置が保持される。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、ガイドレール20の延伸方向に沿った駆動シュー31の移動を、より直接的に、その支持アーム22の回動に変換することが可能になっている。
つまり、本実施形態のスロープ装置11は、この状態で、その駆動シュー31がガイドレール20の後端部20r側に移動した場合にも、そのガイドレール20の延伸方向における駆動シュー31に対する支持アーム22の第2連結点X2と従動シュー41に対する支持アーム22の第3連結点X3との間隔dが変化する。また、この第2連結点X2と第3連結点X3、即ち第2連結点X2と回動支点Pxとの間隔dの変化に基づいて、駆動シュー31がガイドレール20の前端部20f側に移動した場合とは反対回り(図10中、反時計回り方向)に、その支持アーム22が回動する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、アクチュエータ25の駆動力に基づいて、その上方に持ち上げられたスロープ板10の後端部10rを下方に引き下げることが可能になっている。
また、図5、図11及び図12に示すように、本実施形態のスロープ装置11においては、このスロープ板10の引き下げ動作に連続して、その駆動シュー31がガイドレール20の後端部20r側に向かって移動することにより、この駆動シュー31の後端部31rに設けられたカム面61が、そのレバー部材60から脱離する。更に、これにより、レバー部材60が回動することで、このレバー部材60が、従動シュー41の後端部41rに設けられた嵌合部材53から脱離する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、駆動シュー31と一体に、支持アーム22及び従動シュー41が移動することで、その支持アーム22に連結されたスロープ板10が、略水平な姿勢を保持したまま、その格納方向であるガイドレール20の後端部20r側に向かって移動する構成になっている。
(脱落防止部材)
次に、スロープ板10の側端部に設けられた脱落防止部材の構成について説明する。
図13及び図14に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、スロープ板10の側端部10sに設けられた脱落防止部材70を備えている。具体的には、本実施形態のスロープ板10は、略平板状をなすスロープ本体71と、このスロープ本体71の幅方向端部に嵌合することによりスロープ板10の側端部10sを構成するスロープガイド72と、を備えている。また、本実施形態の脱落防止部材70は、スロープ板10の前後方向に延在する状態で、そのスロープガイド72に設けられている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、そのドア開口部3の下端に展開されたスロープ板10上を移動する物体が、このスロープ板10から脱落し難い構成になっている。
詳述すると、図13~図16に示すように、本実施形態の脱落防止部材70は、スロープガイド72に対して回動可能に連結されている。
具体的には、図17及び図18に示すように、本実施形態の脱落防止部材70は、その長手方向(各図中、紙面に直交する方向)に延びる回動軸70xを有している。また、本実施形態のスロープ装置11は、この脱落防止部材70を付勢して、その回動軸70x回りに回動させる付勢部材73を備えている。尚、この付勢部材73としては、例えば、捩りコイルバネ等のトーションバネを用いることができる。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、スロープ板10の上面S1から上方に突出する態様で、その脱落防止部材70がスロープ板10の側端部10sに起立する構成になっている。
さらに詳述すると、図13~図18に示すように、本実施形態の脱落防止部材70は、略L字型の断面形状を有している。また、この脱落防止部材70は、その略L字型をなす断面形状の先端部分に回動軸70xを有している。更に、本実施形態のスロープガイド72は、スロープ板10の上面S1側に開口する状態で、その長手方向に延びる溝部74を有している。そして、本実施形態のスロープ装置11は、この溝部74内に、その起立した脱落防止部材70を収容する構成になっている。
具体的には、図17及び図18に示すように、本実施形態の脱落防止部材70は、この溝部74の底面74a及び一方の側壁面74bの近傍において、そのスロープ板10の側端部10sを構成するスロープガイド72に対して回動可能に連結されている。更に、この脱落防止部材70は、付勢部材73の付勢力に基づき回動(図17及び図18中、時計回り方向に回動)することにより、その回動軸70xを有した第1平板部70aが溝部74の底面74aに当接するとともに、この第1平板部70aに直交する第2平板部70bが他方の側壁面74cに当接する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、溝部74内に起立した脱落防止部材70が、その溝部74の内壁面74sに支持される構成になっている。
また、図17~図20に示すように、本実施形態のスロープ装置11において、スロープガイド72は、その溝部74の底面74aに設けられた孔部75を有している。更に、本実施形態のスロープ装置11は、このスロープ板10の側端部10sを厚み方向に貫通するかたちで設けられた孔部75に対し、そのスロープ板10の下方から挿入される押圧部材80を備えている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、この押圧部材80が溝部74内の脱落防止部材70を押圧することで、その付勢部材73の付勢力に抗して脱落防止部材70をスロープ板10の上面S1に傾倒させることが可能になっている。
詳述すると、図6及び図7に示すように、本実施形態のスロープ装置11において、駆動シュー31とともに移動体21を構成するサブシュー33は、ガイドレール20の延伸方向に沿って延びる長尺略棒形状の長手方向中間位置において、その駆動シュー31に対する支持アーム22の第2連結点X2となる軸状部材35を支持する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、このサブシュー33の前端部33fに、その押圧部材80を有している。
即ち、図5及び図10に示すように、本実施形態のスロープ装置11においては、スロープ板10が展開状態にある場合、このサブシュー33の前端部33fもまた、ガイドレール20の前端部20fよりも前方に移動した状態となっている。更に、このサブシュー33の前端部33fが配置される位置は、支持アーム22を介して移動体21に連結されたスロープ板10の後端部10rが、その支持アーム22の回動に基づき上下動する位置となっている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、サブシュー33の前端部33fに設けられた押圧部材80が、そのスロープ板10の側端部10sに設けられた孔部75を介して、このスロープ板10とともに下方移動する脱落防止部材70に当接して当該脱落防止部材70を押圧する構成になっている。
さらに詳述すると、図5、図7、及び図10に示すように、本実施形態の押圧部材80は、上方に向かって延びる略棒状の外形を有してサブシュー33の前端部33fに立設されている。
また、図10、図18、及び図21に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、ガイドレール20の前端部20f側に向かう駆動シュー31の移動により支持アーム22が回動した場合に、その上方に持ち上げられたスロープ板10の後端部10rが、押圧部材80の先端部80aよりも上方に配置されるようになっている。そして、本実施形態のスロープ装置11においては、これにより、そのスロープ板10が持ち上げられたリフト状態にある場合には、その側端部10sに設けられた脱落防止部材70が、上記付勢部材73の付勢力に基づいて起立するようになっている。
また、図5、図17、及び図22に示すように、本実施形態のスロープ装置11は、ガイドレール20の後端部20r側に向かう駆動シュー31の移動により支持アーム22が回動し、スロープ板10の後端部10rが引き下げられた場合に、その側端部10sに設けられた孔部75に対して、下方から押圧部材80が挿入されるように構成されている。
尚、図19~図22に示すように、本実施形態のスロープ装置11において、孔部75は、支持アーム22が回動に伴うスロープ板10の前後移動に対応して、その前後方向に延びる長孔形状を有している。更に、孔部75を介してスロープ板10の溝部74内に挿入された押圧部材80は、この溝部74の底面74aに当接する第1平板部70aを当接面70sとして、その溝部74内に起立した脱落防止部材70を押圧する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、その付勢部材73の付勢力に抗して脱落防止部材70が回動することで、この脱落防止部材70がスロープ板10の上面S1に傾倒する構成になっている。
具体的には、図17及び図22に示すように、本実施形態の脱落防止部材70は、その第1平板部70aがスロープ板10の側端面S2を構成する溝部74の側壁面74bに沿うとともに、その第2平板部70bがスロープ板10の上面S1に沿う状態で傾倒する。
即ち、図17及び図18に示すように、本実施形態の脱落防止部材70は、その第1平板部70aに設定された押圧部材80に対する当接面70sが、この脱落防止部材70が起立することによりスロープ板10の下方に臨むとともに、この脱落防止部材70が傾倒することによりスロープ板10の側方に臨むように構成されている。更に、本実施形態の押圧部材80は、脱落防止部材70が傾倒した状態にある場合には、スロープ板10の側方に臨む脱落防止部材70の当接面70sに対し、その上下方向に延びる側面80sが当接する構成になっている。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、その付勢部材73の付勢力に基づいた脱落防止部材70の回動を規制することで、この脱落防止部材70がスロープ板10に一体化された状態で、そのスロープ板10を格納方向に移動させ、及び、その格納されたスロープ板10を展開方向に移動させることが可能となっている。
更に、本実施形態の押圧部材80は、その先端部80aから側面80sに回り込む湾曲面81を有して脱落防止部材70に当接する。そして、本実施形態のスロープ装置11は、これにより、円滑に、その押圧部材80の先端部80aが脱落防止部材70を押圧して当該脱落防止部材70を傾倒させる状態から、押圧部材80の側面80sが脱落防止部材70に当接して、その傾倒した脱落防止部材70を保持する状態に移行することが可能となっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態のスロープ装置11は、ドア開口部3の下端にスロープ板10が展開された状態において、このスロープ板10の後端部10rが引き下げられた場合に、その側端部10sに設けられた孔部75に対して下方から押圧部材80が挿入される。更に、この押圧部材80が、そのスロープ板10とともに下方移動する脱落防止部材70に当接して当該脱落防止部材70を押圧する。そして、これにより、脱落防止部材70を起立方向に付勢する付勢部材73の付勢力に抗して、その脱落防止部材70がスロープ板10の上面S1に傾倒する。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)スロープ装置11は、ドア開口部3の下端に展開されるスロープ板10と、スロープ板10の展開及び格納方向に移動する移動体21と、を備える。また、スロープ装置11は、スロープ板10に対して回動可能に連結されるとともに移動体21に対して回動可能に連結されることによりスロープ板10が展開された状態で当該スロープ板10の後端部10rを上方に持ち上げ可能な支持アーム22を備える。更に、スロープ装置11は、スロープ板10に対して回動可能に連結された脱落防止部材70と、この脱落防止部材70を付勢してスロープ板10の側端部10sに起立させる付勢部材73と、を備える。そして、スロープ装置11は、支持アーム22の回動に基づいて、その上方に持ち上げられたスロープ板10とともに下方移動する脱落防止部材70に当接して当該脱落防止部材70を押圧することにより付勢部材73の付勢力に抗して脱落防止部材70をスロープ板10の上面S1に傾倒させる押圧部材80を備える。
上記構成によれば、上方に持ち上げられたスロープ板10の後端部10rが支持アーム22の回動により下方移動する動作を利用して、そのスロープ板10の側端部10sに起立した脱落防止部材70を傾倒させることができる。つまり、この脱落防止部材70を傾倒させる力は、移動体21及び支持アーム22とともにスロープ板10を展開及び格納方向に移動させるために必要となる駆動力に影響を与えない。そして、これにより、より円滑にスロープ板10を展開及び格納方向に移動させることができる。
また、スロープ板10とともに下方移動する脱落防止部材70に対して押圧部材80が当接することで、そのスロープ板10の自重を利用することができる。そして、これにより、容易に脱落防止部材70を傾倒させることができる。
更に、従来技術に見られるようなスロープ板10が展開及び格納方向に移動する際、その脱落防止部材70に摺接して当該脱落防止部材70を傾倒させるカム面を有しないため、その脱落防止部材70に摩耗や摺接音が起こり難い。そして、これにより、耐久性及び静粛性の向上を図るとともに、併せて、高い質感を確保することができる。加えて、そのカム面を形成する摺接部材を設けることによる外形寸法の大型化を回避することができる。
(2)脱落防止部材70は、この脱落防止部材70が起立することによりスロープ板10の下方に臨むとともに、この脱落防止部材70が傾倒することによりスロープ板10の側方に臨むように構成された、押圧部材80に対する当接面70sを有する。
上記構成によれば、上方に持ち上げられたスロープ板10とともに下方移動する脱落防止部材70を、その当接面70sの下方に位置する押圧部材80が、効率よく、押圧することができる。そして、脱落防止部材70が傾倒した後は、その当接面70sの側方に位置する押圧部材80によって、効率よく、この脱落防止部材70を傾倒した状態に保持することができる。
(3)脱落防止部材70は、押圧部材80に対する当接面70sを有した第1平板部70aと、この第1平板部70aに直交して延びる第2平板部70bと、を備える。これにより、起立状態では下方に臨み傾倒状態では側方に臨む当接面70sを有してスロープ板10の上面S1に傾倒する脱落防止部材70を形成することができる。
(4)脱落防止部材70は、第1平板部70aがスロープ板10の側端面S2に沿うとともに第2平板部70bがスロープ板10の上面S1に沿う状態で傾倒する。これにより、スロープ板10の上面S1に傾倒した脱落防止部材70について、そのスロープ板10との一体性を高めることができる。
(5)押圧部材80は、上方に突出する先端部80aから側面80sに回り込む湾曲面81を有して脱落防止部材70に当接する。
上記構成によれば、円滑に、その押圧部材80の先端部80aが脱落防止部材70を押圧して当該脱落防止部材70を傾倒させる状態から、押圧部材80の側面80sが脱落防止部材70に当接して、その傾倒した脱落防止部材70を保持する状態に移行することができる。
(6)スロープ板10は、このスロープ板10の側端部10sを厚み方向に貫通する孔部75を有する。そして、押圧部材80は、この孔部75を介して脱落防止部材70に当接する。
上記構成によれば、スロープ板10に連結された脱落防止部材70が、そのスロープ板10の幅方向外側に突出しないようにすることができる。そして、これにより、その外形寸法の大型化を回避することができる。
(7)スロープ板10の上面S1には、その側端部10sに起立した脱落防止部材70を収容する溝部74が設けられる。そして、この溝部74の底面74aに、孔部75が形成される。
上記構成によれば、その側端部10sに起立した脱落防止部材70とスロープ板10との一体性を高めることができる。更に、この溝部74内に孔部75を形成することにより、その孔部75が目立たなくなる。そして、これにより、高い意匠性を確保することができる。
(8)起立した脱落防止部材70が、その溝部74の内壁面74sに支持される。これにより、そのスロープ板10の側端部10sに起立した脱落防止部材70の安定性を高めることができる。
(9)押圧部材80は、移動体21と一体に移動する。
上記構成によれば、移動体21に連結されたスロープ板10とともに、その押圧部材80がスロープ板10の展開方向に移動する。そして、これにより、この押圧部材80を、スロープ板10が展開した状態で、適切に、そのスロープ板10とともに下方移動する脱落防止部材70に対して当接可能な位置に配置することができる。
更に、押圧部材80がスロープ板10とともに当該スロープ板10の格納方向に移動することで、その傾倒した脱落防止部材70に対して押圧部材80が当接する状態を維持することができる。そして、これにより、より安定的に、その脱落防止部材70がスロープ板10に一体化された状態で、このスロープ板10を展開及び格納方向に移動させることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、スロープ板10の上面S1には、起立した脱落防止部材70を収容する溝部74が設けられる。更に、この溝部74の底面74aには、そのスロープ板10を厚み方向に貫通する孔部75が設けられる。そして、押圧部材80は、この孔部75を介して、その溝部74に配置された脱落防止部材70に当接することとした。
しかし、これに限らず、そのスロープ板10の側端部10sに起立した脱落防止部材70を収容する溝部74は、必ずしも設けなくともよい。また、孔部75についてもまた、必ずしも設けなくともよく、スロープ板10の幅方向外側に配置された押圧部材80が、そのスロープ板10の幅方向外側に突出した脱落防止部材70に当接して、この脱落防止部材70を押圧する構成としてもよい。そして、この場合、スロープ板10の側端部10sに、その起立した脱落防止部材70を支える支持部材を設けるとよい。
・上記実施形態では、脱落防止部材70の付勢部材73として、例えば、捩りコイルバネ等のトーションバネを例示した。しかし、これに限らず、脱落防止部材70を付勢してスロープ板10の側端部10sに起立させることが可能であれば、例えば、引張バネや圧縮バネ等、その付勢部材73の構成は任意に変更してもよい。
・上記実施形態では、脱落防止部材70は、押圧部材80に対する当接面70sを有した第1平板部70aと、この第1平板部70aに直交して延びる第2平板部70bと、を備えてなる略L字状の断面形状を有することとした。しかし、これに限らず、脱落防止部材70の形状は、任意に変更してもよい。例えば、第1平板部70aと第2平板部70bとは、必ずしも直交していなくともよく、互いに交差して延びる構成であってよい。
・また、図23及び図24に示す脱落防止部材70Bのように、略三角形の断面形状を有する構成であってもよい。尚、この場合、その脱落防止部材70Bの断面形状に合わせて、スロープ板10Bの側端部10sに斜面82を形成するとよい。これにより、その上面S1に傾倒した脱落防止部材70Bとスロープ板10Bとの一体性を高めることができる。
・更に、図25及び図26に示す脱落防止部材70Cのように、厚みのある平板形状を有する構成であってもよい。尚、この場合、その脱落防止部材70Cの断面形状に合わせて、スロープ板10Cの側端部10sに溝部74Cを形成するとよい。このような構成を採用しても、起立状態では下方に臨み傾倒状態では側方に臨む当接面70sを設定することができる。
・また、上記実施形態では、脱落防止部材70は、この略L字型をなす断面形状の先端部分に回動軸70xを有する。更に、この脱落防止部材70は、溝部74の底面74a及び一方の側壁面74bの近傍において、そのスロープ板10の側端部10sに対して回動可能に連結される。そして、脱落防止部材70は、その回動軸70xを有した第1平板部70aが溝部74の底面74aに当接するとともに、この第1平板部70aに直交する第2平板部70bが他方の側壁面74cに当接する状態で、起立することとした。
しかし、これに限らず、例えば、図27及び図28に示す脱落防止部材70Dのように、その押圧部材80に対する当接面70sを有した第1平板部70aと当該第1平板部70aに直交して延びる第2平板部70bとが交差する位置に回動軸70xを有する。そして、この回動軸70xをスロープ板10Dの上面S1における幅方向端部に設定する構成としてもよい。このような構成を採用しても、起立状態では下方に臨み傾倒状態では側方に臨む当接面70sを設定することができる。
・上記実施形態では、スロープ装置11は、モータ23を駆動源としたアクチュエータ25と、このアクチュエータ25の駆動力に基づきガイドレール20の延伸方向に移動する駆動シュー31と、備える。更に、スロープ装置11は、その駆動シュー31が移動体21を構成するとともに、支持アーム22に連結された状態で駆動シュー31に連動してガイドレール20の延伸方向に移動する従動シュー41を備える。そして、これにより、そのガイドレール20の延伸方向に沿った駆動シュー31の移動に基づき支持アーム22を回動させることで、この支持アーム22に連結されたスロープ板10の後端部10rを上下動させることとした。
しかし、これに限らず、例えば、モータ駆動により回転する螺子軸と、この螺子軸に螺合するナット部材との螺合関係、即ち螺子対偶に基づいて、その移動体21をガイドレール20の延伸方向に移動させる構成であってもよい。また、例えば、圧縮バネ等の弾性部材を用いて、移動体21をガイドレール20の延伸方向に移動させる構成でもよい。そして、手動により移動体21をガイドレール20の延伸方向に移動させる構成であってもよい。
・また、支持アーム22の回動によりスロープ板10の後端部10rを上方に持ち上げ及び下方に引き下げることが可能な構成であれば、そのスロープ板10の後端部10rを上下動作させる構成は、任意に変更してもよい。例えば、支持アーム22を回動させるリフトアップ用のアクチュエータを備えた構成に適用してもよい。そして、手動によって、そのスロープ板10の後端部10rを上下動させる手動式の構成に適用してもよい。
・上記実施形態では、押圧部材80は、駆動シュー31とともに移動体21を構成するサブシュー33の前端部33fに設けられることとしたが、例えば、駆動シュー31に設けてもよい。また、移動体21から独立した支持部材を設ける。そして、この支持部材に押圧部材80を設けることにより、スロープ板10が展開した状態で、その押圧部材80が、支持アーム22の回動に基づきスロープ板10とともに下方移動する脱落防止部材70に対して当接可能な位置に配置される構成としてもよい。
1…車両、2…車体、3…ドア開口部、10,10B…スロープ板、10f…前端部、10r…後端部、10s…側端部、11…スロープ装置、12…格納ボックス、12a…開口部、20…ガイドレール、20f…前端部、20r…後端部、21…移動体、22…支持アーム、23…モータ、25…アクチュエータ、30…駆動ケーブル、31…駆動シュー、31f…前端部、31r…後端部、32…駆動ガイド部、33…サブシュー、33f…前端部、35…軸状部材、36,37…連結孔、38…軸状部材、39…リンク部材、40…アームガイド部、41…従動シュー、41f…前端部、41r…後端部、42…従動ガイド部、43…長孔、45…軸状部材、46…天板部、50…ストッパ部、51…シュー本体、51r…後端部、52,53…嵌合部材、55…フロア係合部、57…車両フロア、57e…縁部、60…レバー部材、61…カム面、70,70B,70C,70D…脱落防止部材、70a…第1平板部、70b…第2平板部、70s…当接面、70x…回動軸、71…スロープ本体、72…スロープガイド、73…付勢部材、74…溝部、74a…底面、74b,74c…側壁面、74s…内壁面、75…孔部、80…押圧部材、80a…先端部、80s…側面、81…湾曲面、82…斜面、X1…第1連結点、X2…第2連結点、X3…第3連結点、d…間隔、Px…回動支点、S1…上面、S2…側端面。

Claims (9)

  1. ドア開口部の下端に展開されるスロープ板と、
    前記スロープ板の展開及び格納方向に移動する移動体と、
    前記スロープ板に対して回動可能に連結されるとともに前記移動体に対して回動可能に連結されることにより前記スロープ板が展開された状態で該スロープ板の後端部を上方に持ち上げ可能な支持アームと、
    前記スロープ板に対して回動可能に連結された脱落防止部材と、
    前記脱落防止部材を付勢して前記スロープ板の側端部に起立させる付勢部材と、
    前記後端部が上方に持ち上げられた状態の前記スロープ板が前記支持アームの回動に基づき下方移動する動作を利用して該スロープ板とともに下方移動する起立状態の前記脱落防止部材に当接して該脱落防止部材を押圧することにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記脱落防止部材を前記スロープ板の上面に傾倒させる押圧部材と、
    を備える車両用スロープ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用スロープ装置において、
    前記脱落防止部材は、該脱落防止部材が起立することにより前記スロープ板の下方に臨むとともに前記脱落防止部材が傾倒することにより前記スロープ板の側方に臨む前記押圧部材に対する当接面を有すること、を特徴とする車両用スロープ装置。
  3. 請求項2に記載の車両用スロープ装置において、
    前記脱落防止部材は、
    前記当接面を有する第1平板部と、
    該第1平板部に交差する方向に延びる第2平板部と、を備えてなること、
    を特徴とする車両用スロープ装置。
  4. 請求項3に記載の車両用スロープ装置において、
    前記脱落防止部材は、前記第1平板部が前記スロープ板の側端面に沿うとともに前記第2平板部が前記スロープ板の上面に沿う状態で前記傾倒すること、
    を特徴とする車両用スロープ装置。
  5. 請求項2~請求項4の何れか一項に記載の車両用スロープ装置において、
    前記押圧部材は、上方に突出する先端部から側面に回り込む湾曲面を有して前記脱落防止部材に当接すること、を特徴とする車両用スロープ装置。
  6. 請求項1~請求項5の何れか一項に記載の車両用スロープ装置において、
    前記スロープ板は、該スロープ板の側端部を厚み方向に貫通する孔部を有し、
    前記押圧部材は、前記孔部を介して前記脱落防止部材に当接すること、
    を特徴とする車両用スロープ装置。
  7. 請求項6に記載の車両用スロープ装置において、
    前記スロープ板の上面には、前記起立した前記脱落防止部材を収容する溝部が設けられるとともに、該溝部の底面に前記孔部が形成されること、
    を特徴とする車両用スロープ装置。
  8. 請求項7に記載の車両用スロープ装置において、
    前記起立した前記脱落防止部材が前記溝部の内壁面に支持されること、
    を特徴とする車両用スロープ装置。
  9. 請求項1~請求項8の何れか一項に記載の車両用スロープ装置において、
    前記押圧部材は、前記移動体と一体に設けられること、
    を特徴とする車両用スロープ装置。
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