JP7331557B2 - 触覚センサ - Google Patents

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Description

本発明は、接触圧(押圧力)及びずり力のうち、少なくともずり力を検知する検知部を備えた触覚センサに関する。
触覚センサは、例えば、2個の電極を、導電樹脂層などからなる検知層を介して対向配置した構造となっている。その触覚センサは、入力された荷重(力)による検知層の変形に伴って発生する一対の電極間の物理量(抵抗値や静電容量など)を検出することで、接触圧やずり力を測定する(特許文献1参照)。
特許第3664622号公報
ここで、触覚センサは、電極や検知装置を構成する樹脂の選択によっては、生体内のモニタリングなどに応用できる可能性がある。
生体内のセンシング等の用途においては、センサの寸法を小さくすることで、センサの埋め込みなどで被測定対象に掛かる負担を少なくすることができる。また、センサにおける一定面積当たりの力の測定精度を上げるためには、検出部を小型化し、高集積とすることが有効である。
更に、検知部(センサ素子)を薄くすることで、触覚センサが、取り付けた生体の曲げなどの動きに追従しやすくなり、より高精度な測定が出来る。
以上のように、一部の分野では、触覚センサに使用する電極の微細化や検出部の薄型化が求められている。
ここで、触覚センサは検知層を挟んで2個の電極が対向されており、電極からは信号入出力を行うリードが接続されている。検知層は、検出する物理量によって導電層や絶縁層が選択される。物理量として例えば抵抗値変化を検出する場合、検知層として、対向した2個の電極間に導電性を持つゴムを挟む、又は検知層を構成する導電層に直接電極を印刷する、あるいは電極に検知層を構成する導電層を印刷したものを二つ作りそれらの導電層同士を重ね合わせることで構成される。
このような構成の触覚センサの場合には、対向した電極間に介在する導電層が最も厚い層となる。そのため、生体の曲げ動作等に追従するために触覚センサを薄くする場合、導電層を薄くするのが有効な手段である。
しかしながら、先行文献1に記載のような触覚センサでは、検知層を上下の電極で挟む構造であるため、ずりの入力に対する変化の出力は検知層の厚みに依存する。また、検知層は、厚ければ入力に対し変形しやすく、薄くなれば変形しづらくなる。
ここで、ずりの入力に対し検知層を入力方向に変形させるためには、少なくとも厚みと幅の比が1以上は必要である。これは、検知する物理量が抵抗値変化の検出に限らず静電容量の変化の検出においても同様である。
また、検知層はノイズ等を防ぐため挟まれる上下の電極付近に限局して形成されることが望ましい。しかし上下の電極は、小型化や薄型化のためにパターンの狭幅化や複雑化することが考えられる。そのようなパターンに対応しながら厚み方向に厚く形成するのは困難である。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたもので、検知層を薄くしてもずり量を十分に検出可能な触覚センサを提供することを目的とする。
課題解決のために、本発明の一態様によれば、基材の一方の面側に、第1電極と第2電極とが樹脂からなる第1検知層を介して連結された検知部を備え、上記第1電極と上記第2電極は、上記一方の面に沿った方向に離隔して配置され、上記第2電極及び上記第1検知層が、上記第1電極に対し、上記一方の面に沿った方向へ相対変位可能な構成となっていることを要旨とする。
このとき、本発明の一態様が、上記第1電極を2個有し、上記2個の第1電極は、平面視において、上記第2電極を挟んで対向配置し、各第1電極は、個別の上記樹第1脂層によって上記2電極に連結していることが好ましい。
また、本発明の他の態様は、基材の一方の面側に第1電極と第2電極とが樹脂からなる第1検知層を介して連結された検知部を備える触覚センサの製造方法であって、上記基材の一方の面に第1電極を形成する工程と、上記基材の一方の面に、上記第1検知層よりも剛性が低い樹脂からなる支持層を形成する工程と、上記形成した支持層の上に対し、平面視において、上記第1電極から離隔した位置に上記第2電極を形成する工程と、上記第1電極と上記第2電極とにそれぞれ接触するようにして上記支持層上に上記第1検知層を形成する工程と、を備えることを要旨とする。
本発明の態様によれば、ずり量を検知するための一対の電極とその間の検知層を基材の面方向に配置することにより、検知層が薄くても、一対の電極の離隔距離を大きくするほど、検知層の変形量を稼ぐことが可能となる。
本発明に基づく実施形態に係る触覚センサを示す平面図である。 図1のA-A断面図である。 第1電極を形成後の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)はA-A断面図である。 支持層を形成後の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)はA-A断面図である。 第1検知層及び第2検知層を形成後の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)はA-A断面図である。 ずり量の検出動作を説明する模式図であり、(a)はずり発生前であり、(b)はずり発生時の状態を示す。 第1検知層にスリットを形成した場合の構成例を示す平面図である。 第1検知層にスリットを形成した場合の構成例を示す平面図であり、(a)は波状のスリットの場合の例であり、(b)は折れ線状のスリットの場合の例である。 第1検知層にスリットを部分的に形成した場合の構成例を示す平面図である。 第1検知層に溝を形成する場合の例を示す平面図である。 ずり量検出用検知部の他の構成例を示す断面図である。 本発明に基づく実施形態に係る他の触覚センサを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、電極の形状や力の測定を行う電極の数は一例であり、本説明の内容に限定されるものではない。また、説明の簡単化のため実寸法と異なる比で図が描かれているが、本発明を損なうものではない。
本実施形態の触覚センサは、図1及び図2に示すように、基材1の一方の面1a側に、4個のずり検知用検知部10と、1個の接触圧検知用検知部11を設けた構成となっている。
接触圧検知用検知部11は、一方の面1aの中央部に配置されている。4個のずり検知用検知部10は、接触圧検知用検知部11の外周側に接触圧検知用検知部11を囲むように配置されることで、基材1の一方の面1aにおける端部付近に配置されている。
(基材1)
基材1は、可撓性を有するものであればよく、PETやPEN、ポリイミドなどのプラスチックフィルムや、紙でもよい。印刷用のインキ、フォトリソグラフィーで形成する電極の条件やセンサとしての用途に合わせて適宜選択できる。
基材1の弾性率は、例えば、1000MPa~20000MPaの範囲であり、好ましくは1000MPa~5000MPaである。
(ずり検知用検知部10)
各ずり検知用検知部10は、基材1の一方の面1a側に形成されている。
4個のずり検知用検知部10は、主として、接触圧検知用検知部11を挟んで横方向で対向する2個のずり検知用検知部10が縦方向のずり量を検出し、接触圧検知用検知部11を挟んで縦方向で対向する2個のずり検知用検知部10が横方向のずり量を検出する構成となっている。ずりは、基材1の面方向(一方の面1aに沿った方向)の力成分である。少なくとも2方向のずり量の成分が検出されれば、面に沿った方向のずり力及びその方向が検出可能である
ずり検知用検知部10はそれぞれ、図1に示すように、第1電極2と、支持層3と、第1検知層4と、第2電極5とを備える。
<第1電極2>
ずり検知用検知部10は、図3に示すように、一対の第1電極2(2個の第1電極)を備える。一対の第1電極2は、基材1の一方の面1aに形成されている。一対の第1電極2は、一方の面1a方向に沿って離隔して対向配置される。各ずり検知用検知部10は、主として、一対の電極の対向方向に直交する面方向を、ずりの検出方向となる。
本実施形態では、一対の第1電極2がそれぞれ、当該一対の第1電極2の対向方向に直交する方向(ずり検出方向に相当)に向けて延在する直方体形状などの棒形状の場合を例示している。その棒形状の断面形状や長さは特に限定されるものではない。すなわち、平面視で、一対の第1電極2間に矩形の空間が形成される。
ここで、ずり検知用検知部10の数を増やすことでより詳細にずりを測定することが出来る。このとき、ずり検知用検知部10のずり検出方向を互いに違えることが好ましい。本実施形態では、各方向(縦方向及び横方向)へのずりを精度良く検出するため、同方向にそれぞれ2組ずつ設けた例である。また、複数のずり検知用検知部10の配置間隔は等間隔であっても良いし、不等間隔であって良い。複数のずり検知用検知部10を、基材1上の特定の部分のみ近づけ又は離して形成してもよい。すなわち、ずり検知用検知部10の形成する場所も特に限定されない。ずり検知用検知部10が1個でも良いし複数個あっても構わない。なお、同方向を検出するずり検知用検知部10同士は離して設けることが好ましい。
図1では、ずり検知用検知部10が、一対の第1電極2を有する場合を例示している。ずり検知用検知部10が有する第1電極2が1個でも構わない。その例を図12に示す。
第1電極2の形成は、スクリーン印刷やグラビアオフセット印刷など公知の印刷方法を用いて形成することが出来る。また、めっき、スパッタリングされた膜をエッチングして形成しても構わない。
電極印刷に用いるインキは、導電性があるものが求められる。数マイクロメートルから数十ナノメートルの貴金属粉末を熱硬化性樹脂に混合したペーストを用いるのが一般的であるが、カーボンやアルミなどでも構わないし、合金や混合物であってもよい。
なお、図示しないが、各第1電極2にはそれぞれ信号を取り出すためのリードが接続されている。リードの経路は途中で接触しない限りどのような引き回しでも許容されるが、小型化のためには基材1の端部一箇所に集約するよう引き回すことが好ましい。リード線も印刷など公知の印刷方法を用いて形成することが出来る。
<支持層3>
支持層3は、図4に示すように、基材1の一方の面1aに対し、対向する第1電極2間に形成される。支持層3は、請求項における第1支持層及び第2支持層を構成する。具体的には、図2における、第1検知層4の下層に位置する支持層3が、第1支持層を構成し、第2電極5の下層に位置する支持層3が、第2支持層を構成する。この第1支持層と第2支持層が別体でも構わない。又は、第1支持層及び第2支持層の一方を省略しても構わない。
支持層3は、第1検知層4及び第2電極5が、ずりの入力により第1電極2に比べ相対的に変位しやすくする目的で形成される。このため、支持層3は、基材1よりも変形しやすい樹脂素材、すなわち剛性が低い材料で形成する必要がある。例えば、入力するずりの大きさを考慮して、支持層3の弾性率を0.1MPa以上5000MPa以下の範囲で設定する。支持層3の弾性率が0.1MPaを下回ると、わずかな力で支持層3が破損してしまうため取扱いが難しくなる。また、支持層3の弾性率が5000MPaを超えると、基材1の弾性率に近づく、若しくは超えてしまい、ずりに対して変形ができなくなるおそれがある。
支持層3の形成には、第1電極2と同様に、公知の印刷方法を用いることが出来る。支持層3の材料は、例えば、加硫剤により硬度の調整が出来ることからジメチルポリシロキサンが好適に用いられる。支持層3の形成は、第1電極2のパターン形状に合わせ、印刷法等によりパターニング出来ることが望ましい。
図2では、支持層3の厚みを第1電極2の層と同じ厚みで形成した場合を例示している。すなわち、第1電極2の上面と支持層3の上面が面一となる場合を例示している。このとき、支持層3の厚みは、第1電極2の層の厚みの±5μm以内であればよい。また、第1電極2の上面と支持層3の上面とを面一としなくても良い。
また、本実施形態では、支持層3の寸法を、平面視で、ずり検出方向の長さを第1電極2よりも長く形成する場合を例示している。
<第1検知層4>
第1検知層4は、図5に示すように、支持層3の上に第1電極2層と接触するようにして形成される。
第1検知層4の材料は、検出に使用する物理量に応じて材質を使い分ける。
物理量として抵抗値変化を検出する場合は、第1検知層4の材料として、導電性樹脂を用いる。物理量として静電容量を検出する場合は、第1検知層4として絶縁樹脂を用いる。第1検知層4の材料は、ずりに対し変形する必要があるため、樹脂材料を採用する。
導電性樹脂としては、電極よりも抵抗が高く、負荷される力によって変形することで自身の抵抗値が低下する材料を用いる。そのような材料としては、ポリエチレンジオキシチオフェン、ポリアニリン、ポリピロールなどの導電性高分子や、グラファイトやカーボンナノチューブを用いたカーボンペーストが好適に使用される。
絶縁樹脂としては、天然ゴム、IR、BR、ポリウレタンゴム、シリコーンゴム等の反発弾性が高く圧縮永久歪の少ない材質が使用できる。更に誘電率を上げるために、チタン酸バリウムなどを添加して用いても構わない。
このとき、第1検知層4と支持層3とは同じ材質のものを用いても構わない。
第1検知層4の弾性率は、例えば、0.1MPa~5000MPaの範囲であり、より好ましくは、0.1MPa~500MPaの範囲である。
第1検知層4における一対の電極間の大きさ(変形に寄与する大きさ)は、平面視において、図5に示すように、第1電極2と第2電極5との対向方向の長さをLとし、Lに直交する方向の長さをDとした場合、D:L=1:1~1:100を満足することが好ましい。長さDは、第1電極2及び第2電極5に連結(接続)する長さに相当する。
ここで、後述するように、ずりの検出は、ずりの入力によって第2電極5と共に第1検知層4が変形することによる物理量の変化を検出することによって行う。第1検知層4をずり入力方向に対し十分に変形させるためには、上記の比の範囲とすることが好ましい。D:Lが1:1よりも幅Dが広いと変形しづらくなり、D:Lが1:100より長さLが長いとセンササイズが必要以上に大きくなってしまうおそれがある。
第1検知層4の形成は、支持層3と同様に、公知の印刷方法を用いることが出来る。第1検知層4は、各第1電極2層毎に形成され、一端部側が第1電極2層の上に形成されるようにパターニングする。第1検知層4の他端部は、第2電極5の形成部分を開けて対向するように形成される。なお、第2電極5を支持層3上に形成してから第1検知層4を形成しても良い。
<第2電極5>
第2電極5は、図1のように、支持層3上であって且つ一対の電極の対向方向中央位置に、第1電極2と平行に延在するように形成される。なお、第2電極5を形成してから支持層3を形成するようにしても良い。
第2電極5の形成は、スクリーン印刷やグラビアオフセット印刷など公知の印刷方法を用いて形成することが出来る。また、めっき、スパッタリングされた膜をエッチングして形成しても構わない。
電極印刷に用いるインキは、導電性があるものが求められる。数マイクロメートルから数十ナノメートルの貴金属粉末を熱硬化性樹脂に混合したペーストを用いるのが一般的であるが、カーボンやアルミなどでも構わないし、合金や混合物であってもよい。
なお、図示しないが、各第2電極5にはそれぞれ信号を取り出すためのリードが接続されている。リードの経路は途中で接触しない限りどのような引き回しでも許容されるが、小型化のためには基材1の端部一箇所に集約するよう引き回すことが好ましい。
以上のように、ずり検知用検知部10は、基材1の一方の面1aに第1電極2を形成する工程と、基材1の一方の面1aに、基材1よりも剛性が低い樹脂からなる支持層3を形成する工程と、形成した支持層3の上に対し、平面視において、第1電極2から離隔した位置に第2電極5を形成する工程と、第1電極2と2電極とにそれぞれ接触するようにして支持層3上に第1検知層4を形成する工程と、を有して形成される。
(接触圧検知用検知部11)
接触圧検知用検知部11は、図1及び図2に示すように、基材1の一方の面1a側に第3電極6と第4電極8とが樹脂からなる第2検知層7を介して積層されて構成される。
第3電極6は、図3に示すように、基材1の一方の面1aに形成される。図示しないが、第3電極6にはそれぞれ信号を取り出すためのリードが接続されている。
第3電極6の形成は、スクリーン印刷やグラビアオフセット印刷など公知の印刷方法を用いて形成することが出来るし、めっき、スパッタリングされた膜をエッチングして形成しても構わない。電極印刷に用いるインキは、導電性があるものが求められる。数マイクロメートルから数十ナノメートルの貴金属粉末を熱硬化性樹脂に混合したペーストを用いるのが一般的であるが、カーボンやアルミなどでも構わないし、合金や混合物であってもよい。
第2検知層7は、図5に示すように、第3電極6を覆うようにして、第3電極6の上に形成される。
第2検知層7の材料や形成方法は、第1検知層4と同様とすれば良い。
第4電極8は、図1及び図2に示すように、第1検知層4の上に形成する。第4電極8の材料や形成方法は第3電極6と同様とする。
図2では、相対的に第2電極5よりも第4電極8が高くなるように構成した場合を例示している。
(動作その他)
押圧(接触圧)は、接触圧検知用検知部11によって測定される。
触覚センサに押圧方向の荷重が負荷されると、第2検知層7が圧縮する方向に変形することで、相対的に第4電極8が第3電極6側に近づくように変位する。この変位による第3電極6と第4電極8との間の物理量(電位や抵抗値、静電容量)の変化を、接触圧力として出力する。
ずり応力は、ずり検知用検知部10によって測定される。
各ずり検知用検知部10は、その検知部10が検出するずり検出方向である面内方向の力Fが入力されると、図6に示すように、第1検知部がずり方向に変形することで、第1電極2に対し、第2電極5が延在方向に変位する。
このとき、第1電極2と第2電極5の対向方向における重なり部分が減少することで、電極間の距離が広がる。この結果、ずり検知用検知部10は、第1検知層4の変形前と比べて電極間の電気抵抗値や電極間に流れる電流量、あるいは電極間の静電容量が減少する。この変化をずり応力値として出力する。
このとき、本実施形態では、図6に示すように、対向電極とずり応力により変形する第1検知層4が基材1面厚み方向ではなく面方向に配置する構成であるため、第1検知層4を変形させるために必要なパラメータは面方向の距離となる。対向する電極の離隔距離の変更や小型化による幅の変更は、従来の印刷技術で容易に達成できるため、小型化しても変形に必要な対向電極間の距離を確保することが出来る。更に対向電極のうち一方は基材1よりも柔らかい樹脂層の上に形成されているため、ずりの入力により移動しやすい。
ここで、第1電極2と第2電極5とを基材1厚さ方向に対向配置した場合、単位面積当たりのセンサ数を増やして解像度を上げる、動体に貼り付けて使用するためにフレキシブル性を持たせるなどを想定した場合、センサ自体の小型化や薄型化が必要であり、樹脂層の厚みも減少させる必要がある。しかし、電極間にはさまれる第1検知層4の厚みを減少させると、ずり方向の剛性が相対的に上がってしまい変形しづらくなる。また、センサの小型化によって検出電極と共に、樹脂層も幅と長さを小さく形成する必要がある。しかしながら、印刷によるダレやパターンの倒れがあるため幅や長さに対して厚みだけを突出させて厚く形成することは困難である。
(変形例)
(1)図7に示すように、第1検知層4は、第1電極2から第2電極5に向かってスリットが入った形状であってもよい。この場合、第1検知層4は、複数本の帯状体4Aから構成される。
また、スリットは、直線状のものだけでなく、図8の例のように、波状のスリットを設け第1検知層4を複数本の波状の帯状体4Bとしたり(図8(a))、ジグザグの形状のスリットを設けて第1検知層4をジグザグ状の帯状体4Cとしたり(図8(b))してもよい。また、スリットの間隔(帯状体4Aの幅)に制限はない。これにより、ずりの入力によって第2電極5をより動きやすくすることが出来る。
図7や図8に示すようなスリットを入れた構成の場合、第1検知層4は、スリットにより分割された複数本の帯状体から構成され、各帯状体の幅D1と長さの比が上記の比の範囲に入っていればよい。
また、スリット4aは、図9に示すように、第1電極2側から第2電極5側に向けて延びる部分的な形状であっても良い。この場合、第1、第2電極2,5と第1検知層4の連結部を、スリット4aを設けても強固とすることが可能となる。
また、スリットの代わりに、図10に示すように、第1電極2側から第2電極5側に向けて延びる溝4bを設けても良い。
(2)支持層3を省略しても良い。この場合、例えば、図11に示すように、第1検知層4及び第2電極5と、基材1の一方の面1aとの間を縁切りして、第1検知層4及び第2電極5が、基材1上をスライド可能に構成する。
(効果)
本実施形態は、次のような効果を奏する。
(1)本実施形態の触覚センサは、基材1の一方の面1a側に、第1電極2と第2電極5とが樹脂からなる第1検知層4を介して連結された検知部を備え、第1電極2と第2電極5は、一方の面1aに沿った方向に離隔して配置され、第2電極5及び第1検知層4が、第1電極2に対し、一方の面1aに沿った方向へ相対変位可能な構成となっている。
この構成は、例えば、基材1の一方の面1aに第1電極2を形成する工程と、基材1の一方の面1aに、基材1よりも剛性が低い樹脂からなる支持層3を形成する工程と、上記形成した支持層3の上に対し、平面視において、第1電極2から離隔した位置に第2電極5を形成する工程と、第1電極2と第2電極5とにそれぞれ接触するようにして支持層3上に第1検知層4を形成する工程と、を備える製造方法で形成する。
この構成によれば、ずり量を検知するための一対の電極とその間の第1検知層4を基材1の面方向に配置することになる。この結果、検知層が薄くても、一対の電極の離隔距離を大きくするほど、検知層の変形量を稼ぐことが可能となる。また、検知層が薄くても、一対の電極の離隔距離を大きく設定できるので、リード線の取り周しにも有利な構成となる。
(2)本実施形態の触覚センサは、第1電極2を2個有し、2個の第1電極2は、平面視において、第2電極5を挟んで対向配置し、各第1電極2は、個別の第1検知層によって第2電極と連結している。
この構成によれば、図6のように、第2電極5の両側に第1検知層4が配置されることで、第2電極5のずり検出方向への変位がより安定化する。
なお、この場合、各第1電極2と第2電極5とが検出した2個の物理量の平均値を、ずり量の相当する物理量とする。
(3)本実施形態の触覚センサは、第1検知層4と一方の面1aと間に基材1よりも剛性が低い樹脂からなる第1支持層3を有する。
この構成によれば、簡易な構成で、より確実に第1検知層4が面方向に変形可能となる。
(4)本実施形態の触覚センサは、第2電極5と一方の面1aとの間に基材1よりも剛性が低い樹脂からなる第2支持層3を有する。
この構成によれば、簡易な構成で、より確実に第2電極5が面方向に変位可能となる。
(5)本実施形態の触覚センサは、検知部を複数組有し、平面視において、各検知部における第1電極2と第2電極5の対向方向が、互いに異なる。
この構成によれば、2次元方向のずり量を検出可能となる。
(6)本実施形態の触覚センサは、基材1の一方の面1a側に第3電極6と第4電極8とが樹脂からなる第2検知層7を介して積層された押圧検出用検知部を有する。
押圧検出用検知部は、例えば、基材1の一方の面1a側に第3電極6を形成する工程と、第3電極6の上に樹脂からなる第2検知層7を構成する工程と、第2検知層7の上に第4電極8を形成する工程と、を備える触覚センサの製造方法で形成する。
この構成によれば、ずり量の測定と共に接触圧も検出可能となる。
(7)本実施形態の触覚センサは、第1検知層4には、第1電極2側から第2電極5側に向けて延びる複数のスリット4a若しくは溝4bが形成されている。
この構成によれば、第1検知層4が目的とするずり検出方向に変位しやすくなる。
(8)本実施形態の触覚センサは、第1電極2と第2電極5とが一方の面1aに沿って同方向に延在し、第1検知層4は、平面視において、第1電極2と第2電極5との対向方向の長さをLとし、Lに直交する方向の長さをDとした場合、D:L=1:1~1:100を満足する。
この構成によれば、検出部でのずり検知をより確実なものとすることができる。
(9)本実施形態の触覚センサは、第1検知層4の弾性率が、0.1MPa以上5000Mpa以下である。
この構成によれば、より確実にずり検知のための第1検知層4を変形可能となる。
次に、本発明の実施例について説明する。
実施例の触覚センサの形状は、図1に示す形状に準じた構成とする。
(実施例1)
基材1として125μmのポリイミドフィルム(東レ:カプトン500V)を準備した。図3に示す第1電極2を、銀ペーストを用いて10mm×10mmの範囲内に印刷法で作製した。第3電極6は基材1中央に1.5mm×1.5mmの正方形状で作製した。第1電極2は1組を構成する2個の電極をそれぞれ長方形状で作製し、短辺の寸法を0.5mm、長辺の寸法を3mmとし、対をなす第1電極2の間隔を2.5mmあけての配置とした。対をなす第1電極2を、図3のように、第3電極6を囲むように4組配置した。また各電極と同時に配線部分も幅0.03mmで、互いに交わることがないように配置した。
次に、対をなす第1電極2間に、支持層3として東レ・ダウコーニング社のSILPOT184を印刷法で塗布した。
次いで、支持層3上及び第3電極6上に第1検知層4及び第2検知層7を形成した。第1検知層4及び第2検知層7として、十条ケミカル製のカーボンインキCH-Nを印刷法で形成した。支持層3上に形成する第1検知層4のパターンは、一つあたり幅D1=0.2mm、長さL=1.5mmの短冊状(D1 : L = 1 : 7.5)とし、図7に示すように、第1電極2を構成する長方形電極の一部に接触するように位置合わせを行い、長方形電極からなる第1電極2の長辺方向に0.1mm間隔で片側あたり10本ずつ、計20本形成した。第3電極6上には、第2検知層7を2mm×2mmの正方形状に形成した。
更に、第1検知層4及び第2検知層7の上に、銀ペーストを用いて第2電極5、第4電極8を印刷法で形成し、図1、図2のような形状のセンサを得た。第1検知層4上の第2電極5は、第1電極2の第1電極2と同じ大きさとし、対をなす第1電極2間のちょうど中央に位置を合わせて形成した。第2検知層7上の第4電極8は、0.5mm×0.5mmの正方形状とした。
以上のように形成した触覚センサ全体に、指で厚み方向に圧力をかけたところ、圧力検出電極において抵抗値の変化が確認された。また指で面方向にずり力をかけたところ、力を入れた方向に対応するずり検出電極が大きく抵抗値変し、センサとして圧力とずりが検出できることを確認した。
(実施例2)
基材1として125μmのポリイミドフィルム(東レ:カプトン500V)を準備し、図3に示す第1電極2を、銀ペーストを用いて10mm×10mmの範囲内に印刷法で作製した。第3電極6は基材1中央に1.5mm×1.5mmの正方形状で作製した。第1電極2は1組を構成する2個の電極をそれぞれ長方形状で作製し、短辺の寸法を0.5mm、長辺の寸法を3mmとし、対をなす第1電極2の間隔を2.5mmあけての配置とした。対をなす第1電極2を、第3電極6を囲むように4組配置した。また、各電極と同時に配線部分も幅0.03mmで、互いに交わることが無いように配置した。
次に、対をなす第1電極2間に、支持層3として東レ・ダウコーニング社のSILPOT184に硬化剤を混ぜたものを印刷法で塗布し硬化させた。
次いで、支持層3上及び第3電極6上に、第1検知層4、第2検知層7を形成した。第1検知層4、第2検知層7としてアサヒ化学研究所製の絶縁ペーストFR-1T-NSD9を印刷法で形成した。このとき、支持層3上には幅D=1.4mm、長さL=1.5mmのパターン(D : L = 1 : 1)を第1電極22A、2Bを構成する長方形電極の一部に接触するように位置合わせを行い、長方形電極長辺方向に0.1mm間隔で片側あたり2個、計4個形成した。第3電極6上には2mm×2mmの正方形状に形成した。
更に、第1検知層4及び第2検知層7の上に、銀ペーストを用いて第2電極5、第4電極8を印刷法で形成し、図1のような形状の触覚センサを得た。第1検知層4上の第2電極5は第1電極2の第1電極2と同じ大きさとし、対をなす第1電極2間のちょうど中央に配置した。第2検知層7上の第4電極8は、0.5mm×0.5mmの正方形状とした。
そして、触覚センサの各電極に電圧をかけ、全体に指で厚み方向に圧力をかけたところ、圧力検出電極において静電容量値の増加が確認された。また指で面方向にずり力をかけたところ、力を入れた方向に対応するずり検出電極の静電容量値が増減し、センサとして圧力とずりが検出できることを確認した。
(比較例1)
基材1として125μmのポリイミドフィルム(東レ:カプトン500V)を準備し、図3に示す第1電極2を、銀ペーストを用いて10mm×10mmの範囲内に印刷法で作製した。第3電極6は、基材1中央に1.5mm×1.5mmの正方形状で作製した。第1電極2をそれぞれ長方形状で作製し、短辺の寸法を0.5mm、長辺の寸法を3mmとし、対をなす第1電極2の間隔を2.5mmあけての配置とした。第1電極22A、2Bを 第3電極6を囲むように4組配置した。また、各電極と同時に配線部分も幅0.03mmで、互いに交わることが無いように配置した。
次に対をなす第1電極2間に支持層3として東レ・ダウコーニング社のSILPOT184に硬化剤を混ぜたものを印刷法で塗布し硬化させた。
次いで、支持層3上及び第3電極6上に第1検知層4及び第2検知層7を形成した、第1検知層4及び第2検知層7として十条ケミカル製のカーボンインキCH-Nを印刷法で形成した。支持層3上に形成する第1検知層4のパターンは幅D1=3mm、長さL=1.5mmの短冊(D1 : L = 1 : 0.5)とし、第1電極2を構成する長方形電極の一部に接触するように位置合わせを行い、片側あたり1本ずつ、計2本形成した。第3電極6上には2mm×2mmの正方形状に形成した。
更に、第1検知層4及び第2検知層7の上に、銀ペーストを用いて第2電極5、第4電極8を印刷法で形成し、図1のような形状の触覚センサを得た。第1検知層4上の第2電極5は第1電極2の第1電極2と同じ大きさとし、対をなす第1電極2間のちょうど中央に位置を合わせて形成した。第2検知層7上の第4電極8は、0.5mm×0.5mmの正方形状とした。
この触覚センサ全体に指で厚み方向に圧力をかけたところ、圧力検出電極において抵抗値の変化が確認された。しかし指で面方向にずり力をかけたところ、力を入れた方向に対応するずり検出電極が抵抗値変化せず、ずりの検出ができなかった。
(比較例2)
基材1として125μmのポリイミドフィルム(東レ:カプトン500V)を準備し、図3に示す第1電極2を、銀ペーストを用いて10mm×10mmの範囲内に印刷法で作製した。第3電極6は基材1中央に1.5mm×1.5mmの正方形状で作製した。第1電極2は1組を構成する2個の電極をそれぞれ長方形状で作製し、短辺の寸法を0.5mm、長辺の寸法を3mmとし、対をなす第1電極2の間隔を2.5mmあけての配置とした。第1電極2を、第3電極6を囲むように4組配置した。また、各電極と同時に配線部分も幅0.03mmで、互いに交わることが無いように配置した。
次に、対をなす第1電極2間に支持層3として東レ・ダウコーニング社のSILPOT184に硬化剤を混ぜたものを印刷法で塗布し硬化させた。
次いで、支持層3上及び第3電極6上に第1検知層4、第2検知層7を形成した。第1検知層4、第2検知層7としてアサヒ化学研究所製の絶縁ペーストFR-1T-NSD9を印刷法で形成した。このとき、支持層3上には幅D=3mm、長さL=1.5mmのパターン(D : L = 1 : 0.5)を第1電極22A、2Bを構成する長方形電極の一部に接触するように位置合わせを行い、長方形電極長辺方向に0.1mm間隔で片側あたり1個、計2個形成した。第3電極6上には2mm×2mmの正方形状に形成した。
更に、第1検知層4及び第2検知層7の上に、銀ペーストを用いて第2電極5、第4電極8を印刷法で形成し、図1のような形状の触覚センサを得た。第1検知層4上の第2電極5は第1電極2の第1電極2と同じ大きさとし、対をなす第1電極2のちょうど中央に位置を合わせて形成した。第2検知層7上の第4電極8は、0.5mm×0.5mmの正方形状とした。
この触覚センサ全体に指で厚み方向に圧力をかけたところ、圧力検出電極において静電容量の変化が確認された。しかし指で面方向にずり力をかけたところ、力を入れた方向に対応するずり検出電極の静電容量が変化せず、ずりの検出ができなかった。
以上のように、本発明に基づく触覚センサは、薄いにも関わらず有効にずり量を検知できることが分かる。
1 基材
1a 一方の面
2 第1電極
3 支持層(第1支持層、第2支持層)
4 第1検知層
4A,4B,4C 帯状体(第1検知層)
4a スリット
4b 溝
5 第2電極
6 第3電極
7 第2検知層
8 第4電極
10 ずり検知用検知部
11 接触圧検知用検知部
F 面内方向の力

Claims (8)

  1. 基材の一方の面側に、第1電極と第2電極とが樹脂からなる第1検知層を介して連結された検知部を備え、
    上記第1電極と上記第2電極は、上記一方の面に沿った方向に離隔して配置され、
    上記第2電極及び上記第1検知層が、上記第1電極に対し、上記一方の面に沿った方向へ相対変位可能な構成となっており、
    上記第1電極を2個有し、
    上記2個の第1電極は、平面視において、上記第2電極を挟んで対向配置し、
    各第1電極は、個別の上記第1検知層によってそれぞれ上記第2電極に連結している、
    ことを特徴とする触覚センサ。
  2. 上記第1検知層は、上記一方の面に上記基材よりも剛性が低い樹脂からなる第1支持層を介して設けられていることを特徴とする請求項1に記載した触覚センサ。
  3. 上記第2電極は、上記一方の面に上記基材よりも剛性が低い樹脂からなる第2支持層を介して設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項に記載した触覚センサ。
  4. 上記検知部を複数有し、少なくとも2個の上記検知部は、平面視において、各検知部における上記第1電極と上記第2電極の離隔方向が、互いに異なることを特徴とする請求項1~請求項のいずれか1項に記載した触覚センサ。
  5. 上記基材の一方の面側に第3電極と第4電極とが樹脂からなる第2検知層を介して積層された接触圧検知用検知部を有することを特徴とする請求項1~請求項のいずれか1項に記載した触覚センサ。
  6. 上記第1検知層には、上記第1電極側から第2電極側に向けて延びる複数のスリット若しくは溝が形成されていることを特徴とする請求項1~請求項のいずれか1項に記載した触覚センサ。
  7. 上記第1電極と上記第2電極とが、上記一方の面に沿って同方向に延在し、
    上記第1検知層は、平面視において、上記第1電極と上記第2電極との離隔方向の長さをLとし、Lに直交する方向の長さをDとした場合、D:L=1:1~1:100を満足することを特徴とする請求項1~請求項のいずれか1項に記載した触覚センサ。
  8. 上記第1検知層の弾性率が、0.1MPa以上5000Mpa以下であることを特徴する請求項1~請求項のいずれか1項に記載した触覚センサ。
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