JP7331422B2 - 加温用プラスチック製容器 - Google Patents

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Description

本発明は、加温用プラスチック製容器に関するものであり、より詳細には、自動販売機で加温販売可能な加温用プラスチック製容器に関する。
近時、飲料用等の容器として、プラスチック製のものが一般化してきており、このようなプラスチック製容器としては、加温飲料用に用いられるもの(以下「加温用プラスチック製容器」という)も多くなってきている。
このような加温用プラスチック製容器に求められる性能として、加温時の容器内圧の上昇による変化で容器の外観を損なわないことが挙げられる。したがって、加温用プラスチック製容器は、容器形状に制約を受けることとなる。具体的には、プラスチック製容器が加温され、内容液やヘッドスペース内の空気が膨張した際、内圧の変化を吸収してプラスチック製容器の外観を悪化させないことが必要となる。
ところで、従来の加温用プラスチック製容器としては、容量が275ml~350mlのものが一般的であったが、容量の物足りなさや冷めてからでも時間をかけて飲む等といったニーズもあり、また自動販売機の商品収納ラックを交換することによって収容できるプラスチック製容器のサイズ変更が可能となったことで、加温用プラスチック製容器の容量をより増加し、例えば、容量450ml~550mlを確保できる自動販売機で加温販売可能な加温用プラスチック製容器の開発が求められている。
そこで、特許文献1には、胴部の円筒面に、円周方向に所定間隔を空けて圧力吸収パネルが設けられ、圧力吸収パネルは、内側に向けて凹となる形状を有し、全高が160mm~175mmである容量400ml~550mlの加温用プラスチック製容器が開示されている。
特許文献1に記載された技術は、小売店等に設置されている加温販売用のボトルウォーマーに陳列することが可能であるとともに、加温時において容器外観を良好に維持することが可能であるが、容量450ml~550mlを確保しようとすると、自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器の寸法範囲である最大胴径の上限である69mmを超過してしまうことがあり、自動販売機での加温販売に適さない。
また、従来より一般的であった加温しない容量500ml用のプラスチック製容器の寸法範囲は、キャップを含む全高が205.58mm~207.00mm程度であることが知られており、このプラスチック製容器を加温販売で加温される一般的な温度範囲55℃~65℃に加温すると、自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器の寸法範囲であるキャップを含む全高の上限である212mmを超過してしまうことがあり、自動販売機での加温販売に適さない。
また、特許文献1に開示される加温用プラスチック製容器は、容器の胴部に圧力吸収パネルを設けることで、加温されたときの内容液やヘッドスペース内の空気が膨張することによる内圧の変化を吸収するものである。一般的に、プラスチック製容器を用いた商品には、シュリンクラベルまたはロールラベルを装着される。シュリンクラベルは容器の胴部形状の制限が少ないが、ロールラベルは接着剤で容器にラベルを固定することが多い。そのため、容器胴部の円周方向に圧力吸収パネルのような凹凸があると、接着剤の塗布の自由度が制限される。シュリンクラベルとロールラベルを、意匠やコストや製造工場の設備の要求に合致するように自在に選択可能とするには、圧力吸収パネルを有さないことが望ましい。
特開2017-52559号公報
そこで、本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、加温時の容器内圧の上昇による変形で容器の寸法が変化した場合であっても、自動販売機の商品収納ラックに収容して加温販売できるとともに、加温時の容器内圧の上昇による変化を抑制するために、圧力吸収パネルに代替する手段により、適切に内圧の変化を吸収し、かつ意匠やコスト、製造工場の設備の要求を満たすような加温用プラスチック製容器へのロールラベルの装着が自在となるような、450ml~550mlの容量を確保できる加温用プラスチック製容器の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、満注容量が450ml~550mlであり、口部と、肩部と、胴部と、底部とを有する加温用プラスチック製容器において、全高が180mm~200mmであり、胴径が65mm~69mmであり、前記胴部に1つ以上深い周溝と1つ以上補強溝とを備え、前記深い周溝の深さは、前記補強溝の深さよりも深く、前記深い周溝の深さは2.5mm以上4.5mm以下であり、前記補強溝の深さは0.3mm以上2.0mm以下であり、前記加温用プラスチック製容器は、周方向において平滑であり、圧力吸収パネルを有さず、前記深い周溝は、前記加温用プラスチック製容器の円周状接地部から、前記加温用プラスチック製容器全高の2分の1の高さまでの範囲にのみ設けられ、前記円周状接地部から前記2分の1の高さまでの範囲に、前記深い周溝と前記補強溝が混在して設けられ、前記深い周溝は、前記円周状接地部から前記2分の1の高さまでの範囲の、最も前記口部に近い側及び、最も前記底部に近い側に設けられ、前記深い周溝は、上側周面と、溝底面と、下側周面とから構成され、前記上側周面は、前記溝底面の上縁と連なり上方に傾斜し、前記下側周面は、前記溝底面の下縁と連なり下方に傾斜し、前記補強溝は、補強溝上側周面と、補強溝溝底面と、補強溝下側周面とから構成され、前記補強溝上側周面は、前記補強溝溝底面の上縁と連なり上方に傾斜し、前記補強溝下側周面は、前記補強溝溝底面の下縁と連なり下方に傾斜することを特徴とする。
更に、前記深い周溝の幅は0.5mm以上、5mm以下であることを特徴とする。
更に、前記底部は前記円周状接地部及び円周状境界部を有し、該円周状境界部は該円周状接地部に対して0度以上30度以下の範囲で傾斜していることを特徴とする。
本発明によれば、満注容量が450ml~550mlであり、口部と、肩部と、胴部と、底部とを有する加温用プラスチック製容器において、全高が180mm~200mmであり、胴径が65mm~69mmであり、胴部に1つ以上深い周溝と1つ以上補強溝とを備え、深い周溝の深さは、補強溝の深さよりも深く、深い周溝の深さは2.5mm以上4.5mm以下であり、補強溝の深さは0.3mm以上2.0mm以下であり、加温用プラスチック製容器は、周方向において平滑であり、圧力吸収パネルを有さず、深い周溝は、加温用プラスチック製容器の円周状接地部から、加温用プラスチック製容器全高の2分の1の高さまでの範囲にのみ設けられ、円周状接地部から2分の1の高さまでの範囲に、深い周溝と補強溝が混在して設けられ、深い周溝は、円周状接地部から2分の1の高さまでの範囲の、最も口部に近い側及び、最も底部に近い側に設けられ、深い周溝は、上側周面と、溝底面と、下側周面とから構成され、上側周面は、溝底面の上縁と連なり上方に傾斜し、下側周面は、溝底面の下縁と連なり下方に傾斜し、補強溝は、補強溝上側周面と、補強溝溝底面と、補強溝下側周面とから構成され、補強溝上側周面は、補強溝溝底面の上縁と連なり上方に傾斜し、補強溝下側周面は、補強溝溝底面の下縁と連なり下方に傾斜することを特徴とするので、ロールラベルを装着することが容易で、加温したことで、全高が伸びたり、胴径が変わったりする場合であっても自動販売機の適性とされるサイズに適合し続ける加温用プラスチック製容器とすることができる。加温用プラスチック製容器では一般的に商品として販売される際に容器にラベルが装着される。ラベルに商品名が表示されることが一般的であり、商品名を表示するラベルは目立つよう容器の上側に装着されたり、又は容器の胴部の大部分を覆うようなラベルであっても商品名はラベル上部に記載されることが多い。この上側部分に深い周溝が設けられていないことによって、ラベルが皺になり商品名の表示が十分に出来ず、見苦しくなるなどの商品性の低下を避けることができる。
また、深い周溝の幅は0.5mm以上、5mm以下であることを特徴とするので、加温して内圧が上昇した際、この深い周溝が縦方向に変形し容器の全高が高くなり、容器内体積が増えることで、内圧の上昇を十分に吸収できる加温用プラスチック製容器とすることができる。
は円周状接地部及び円周状境界部を有し、円周状境界部は円周状接地部に対して0度以上30度以下の範囲で傾斜していることを特徴とするので、加温して内圧が上昇した時に底部が伸びて内圧の上昇を吸収することができる。
本実施形態に係る加温用プラスチック製容器の一例が示された図である。 図1の加温用プラスチック製容器の上面図及び下面図である。 図1の加温用プラスチック製容器のX領域拡大図である。 図1の加温用プラスチック製容器のY領域拡大図である。 図1の加温用プラスチック製容器のZ領域拡大図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の詳細を説明する。まず、本実施形態に係るPET(PolyEthylene Terephthalate:ポリエチレンテレフタレート)製の加温用プラスチック製容器1の構成を詳細に説明する。図1は本実施形態に係る加温用プラスチック製容器1が示された図である。図2の(A)は図1の加温用プラスチック製容器1の上面図、(B)はその下面図である。図3は図1の加温用プラスチック製容器1のX領域の拡大図である。図4は、図1の加温用プラスチック製容器1のY領域拡大図である。図5は、図1の加温用プラスチック製容器1のZ領域拡大図である。なお、本明細書では、説明の便宜上、「上方」、「下方」、「垂直方向」および「水平方向」とは、それぞれ加温用プラスチック製容器1を正立させた状態(図1)における上方、下方、垂直方向および水平方向のことをいう。
図1に示す加温用プラスチック製容器1は、口部10と、口部10下方に設けられた肩部20と、肩部20下方に設けられた胴部30と、胴部30下方に設けられた底部40とを備えている。
このうち口部10は、図1に示すように、図示しないキャップに螺着されるねじ部11と、ねじ部11下方に設けられたフランジ部12とを有している。口部10は、結晶化されておらず、無色透明となっている。しかしながら、これに限らず、口部10は結晶化(白化)処理されていても良い。
肩部20は、口部10と胴部30との間に位置しており、口部10側から胴部30側に向けて徐々に径が拡大する形状を有している。また、肩部20にはリブ等の凹凸が設けられておらず、滑らかでなだらかな形状を有している。しかしながらこれに限らず、肩部20にはリブやエンボス等の凹凸が設けられていたり、複数の面で構成されていても良い。
胴部30は、軸方向の上下において略同寸の略円筒形状に構成されている。更に、胴部30は胴径が軸方向の上下でわずかに変化していても良い。更に、軸方向の上下において、胴部30の胴径を略同寸に構成することもできる。胴部30には内圧の変化を吸収するために、深い周溝31が設けられている。これに加えて図1に示されるように環状に形成された補強溝35が1つまたは複数設けられていてもよい。これらにより、内圧が上昇した際に周溝が上下に延びて内圧の変化を吸収することができるようになっている。
深い周溝31は補強溝35と同様に環状に形成されているが、補強溝35より溝が深くなっている。加温用プラスチック製容器1に複数の周溝を設ける場合、少なくとも1つは、深い周溝を設けることが好ましい。また、補強溝35と、これより深い溝である深い周溝31を両方設けることで、内圧が上昇した際により内圧の変化を吸収することができ、さらに深い周溝35を設けない部分にロールラベル等を貼付すれば、ラベルへの皺などの影響がないため、好適である。
このような構成にすることで、圧力吸収パネルに代替する手段により、適切に内圧の変化を吸収し、かつ意匠やコスト、製造工場の設備の要求を満たすような加温用プラスチック製容器1へのロールラベルの装着を容易とすることができる。
この深い周溝31を設ける加温用プラスチック製容器1の作用は、以下の通りである。
加温用プラスチック製容器1に内容液を充填して図示しないキャップを用いて密栓し、その後加温した際、加温用プラスチック製容器1内の内容液およびヘッドスペースの空気が熱膨張する。このとき深い周溝31が垂直方向に伸びるように変形する。この変形により、内容物の熱膨張を吸収し、深い周溝31以外の部分が変形する不具合を抑える役割を果たす。このとき、加温用プラスチック製容器1の全高Hは伸び、最大胴径Dは若干縮むことになる。なお、本明細書上における加温用プラスチック製容器1の全高Hは、特に断りのない限り、キャップの厚みを含まないプラスチック製容器の全高とする。
図1を参照して更に胴部30を詳述する。胴部30に位置するIの高さは、加温用プラスチック製容器1の全高Hの2分の1の位置を示したものである。この円周状接地部から2分の1の高さの範囲にのみ深い周溝31を設けることが望ましい。一般的に胴部30の外周にはラベルが添付され、ラベルの上部には商品名が印刷されていることが多く、ラベルに印刷された商品名が深い周溝と重なると皺となり、美観を損ねる危険性があり、商品性の維持の観点から重ならないことが好ましい。そのため、この2分の1の高さの範囲にのみ深い周溝31を設けることが好ましい。補強溝35であれば、この2分の1の範囲の制限は関係なく好適に設けることができる。
本実施の形態による加温用プラスチック製容器1の全高Hと最大胴径Dの好適な寸法について説明する。全高Hが180mm~200mm(180mm以上から200mm以下をいう。以下同様)、最大胴径Dが65mm~69mm、の寸法範囲に収まっており、かつ容量が450ml~550mlを満足する容器からなる。一例として、本実施の形態による加温用プラスチック製容器1は、その全高Hが195mmであり、その最大胴径Dが67mmであり、その満注容量が520mlである。
(全高)
本実施の形態による加温用プラスチック製容器1は、上述したように、全高Hが180mm~200mmとなっている。この場合、キャップを装着することによって全高が2mm程度高くなり、加温により全高Hが10mm程度伸びた場合であっても、一般的な加温販売用の自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器のキャップを含む全高Hの寸法範囲に収めることができる。
すなわち、街中等に設置されている加温販売用の自動販売機の商品収納ラックは、一般的にキャップを含む全高Hが155mm~212mmであり、最大胴径Dが52mm~69mmである寸法範囲に収まっているプラスチック製容器を対象としているものが多く、加温時の容器内圧の上昇による変形時の容器の寸法が上記範囲に収まっていることが求められている。このため、加温用プラスチック製容器1の全高Hは、自動販売機で許されるキャップを含む全高Hの最大値212mmから、全高Hの加温による最大寸法変化量10mm及びキャップの厚み2mmの分だけ小さくする必要があり、全高Hが200mm以下でなければならない。ただし、容量450ml~550mlを確保するために全高Hは、180mm以上である必要がある。よって、全高Hを180mm~200mmとすることによって、加温用プラスチック製容器1を、一般的な加温販売用の自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器のキャップを含む全高Hの寸法範囲に収めることができる。
(胴径)
本実施の形態による加温用プラスチック製容器1は、上述したように、最大胴径Dが65mm~69mmとなっている。この場合、加温により最大胴径Dが2.0mm程度縮んで細くなった場合であっても、加温用プラスチック製容器1を一般的な加温販売用の自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器の最大胴径の寸法範囲に収めることができる。
すなわち、上述したように、加温販売用の自動販売機の商品収納ラックは、一般的にキャップを含む全高Hが155mm~212mmであり、最大胴径Dが52mm~69mmである寸法範囲に収まっていることが求められている。このため、加温用プラスチック製容器1の最大胴径Dは、自動販売機で許される最大胴径Dの最小値52mmから、最大胴径Dの加温による最大寸法変化量2.0mmの分だけ大きくする必要があり、最大胴径Dが54.0mm以上でなければならない。ただし、容量450ml~550mlを確保するために最大胴径Dは、65mm以上である必要がある。よって、最大胴径Dを65mm~69mmとすることによって、加温用プラスチック製容器1を、一般的な加温販売用の自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器の最大胴径の寸法範囲に収めることができる。
したがって、加温用プラスチック製容器1の全高Hを180mm~200mmとし、最大胴径Dを65mm~69mmとすることによって、加温時の容器内圧の上昇による変形で容器の寸法が変化した場合であっても、変形時の寸法が一般的な自動販売機の商品収納ラックに収容できる寸法範囲に収めることができる。このため、加温用プラスチック製容器1を一般的な自動販売機の商品収納ラックに収容して加温販売することができるとともに、450ml~550mlの容量を確保することができる。
本開示では、さらに、深い周溝31を設けることで、内圧が上昇した際に、最大胴径を増さずに、意図的に上下方向に深い周溝31が伸びる構成としている。従って、最大胴径は69mm以下であればよく、満注容量の要請を満たすために、65mm以上が好ましいこととしている。そして、その伸びしろを確保するために、全高Hは180mm~200mmと、10mmの余裕をもって、かつ満注容量が450mlから550mlであることを満たせるような構成としている。
図2では、加温用プラスチック製容器1の一般的なキャップを嵌める口部が(A)に、(B)には底部40が示されている。底部40は、外側から円周状境界部43、円周状接地部42、最も内側に陥没した底部中央部41というように構成されている。
図3には、図1のX領域の拡大図が表示されている。これは深い周溝31及び補強溝35の拡大図である。深い周溝31は、垂直断面の形状が略コ字状であり、上側周面32と、溝底面33と、下側周面34とから構成される。上側周面32は、溝底面33の上縁と連なり、上方に傾斜している。下側周面34は、溝底面33と下縁と連なり、下方に傾斜している。なお、深い周溝31の形状は上述の構成に限定されるものではなく、例えば、加温用プラスチック製容器1の内方に窪む円弧状やV字状の周溝であってもよい。
深い周溝31の深さLは、2.5mm以上4.5mm以下が、内圧の上昇を吸収するのに十分な効果を得るのに好適である。また、深い周溝31の溝底面33の、深い周溝の幅Wは、0.5mm以上5mm以下であれば、十分なリブとしての強度を得つつ、内圧の上昇にも対応できるため好ましい。より好ましくは、1mm以上、3.5mm以下とすれば上記の強度と内圧の対応の効果をさらに好適に得ることができる。また、深い周溝31は1本以上設けられていればよいが、3本設けられていると好適である。
図5は図1のZ領域の拡大図である。胴部30には、内方に窪んだ環状の周溝からなる補強溝35が設けられている。図5に示されるように、補強溝35は、垂直断面の形状が略コ字状であり、補強溝上側周面36と、補強溝溝底面37と、補強溝下側周面38とから構成される。補強溝上側周面36は、補強溝溝底面37の上縁と連なり、上方に傾斜している。補強溝下側周面38は、補強溝溝底面37と下縁と連なり、下方に傾斜している。なお、補強溝35の形状は上述の構成に限定されるものではなく、例えば、加温用プラスチック製容器1の内方に窪む円弧状やV字状の周溝であってもよい。
また、補強溝35の補強溝上側周面36の外端から補強溝溝底面37までの、補強溝の深さМは、0.3mm~2.0mmであれば好適である。
また、補強溝35の補強溝上側周面36と補強溝下側周面38の間の、補強溝の幅Nは、0.5mm以上5.0mm以下であれば、好適である。
補強溝の深さМと補強溝の幅Nを以上のように形成することにより、ロールラベルを貼付する際に皺になるなどの影響が少なくなり、好ましい。
この補強溝35を設けることにより、胴部30における水平方向の剛性を高めることができる。そして、胴部30の水平方向の剛性が高まることで、加温用プラスチック製容器1を横に積載する自動販売機などへの適性が向上する。
次に図1、図4に示される底部40につき詳述する。図1、図4に示すように、底部40の円周状接地部42は、接地面50に接地され、この円周状接地部42と胴部30との間に形成された円周状境界部43は、接地面50に対して傾斜角θで傾斜している。
円周状境界部43の傾斜角θは、0°~30°、好ましくは3°~20°となっている。
加温用プラスチック製容器1に内容液を充填して図示しないキャップを用いて密栓し、その後加温した際、加温用プラスチック製容器1内の内容液およびヘッドスペースの空気が熱膨張する。このとき深い周溝31が垂直方向に伸びるように変形することで熱膨張を吸収するが、上昇した内圧は底部40側にも加わることになる。
この場合、底部40の円周状境界部43は、胴部30と円周状境界部43との間の円周状折曲部Pを介して、胴部30に対して下方外方(図の矢印L方向)へ折れ曲がって変形する。このように円周状境界部43が下方外方へ折れ曲がって変形することにより加温用プラスチック製容器1の内容積が増加して、加温用プラスチック製容器1内の内圧を吸収することができる。

ところで、円周状境界部43の傾斜角θが小さい場合、加温用プラスチック製容器1内部から円周状境界部43に加わった内圧を下方向への分力と水平方向への分力に分けて考えると、下方向への分力が大きくなり、円周状境界部43は円周状折曲部Pを介して下方外方へ容易に折り曲がって変形する。
他方、円周状境界部43の傾斜角θが大きい場合、例えば、θが30°超になると、下方向への分力が小さくなり、円周状境界部43を下方外方へ変形させることがむずかしくなる。円周状境界部43が下方外方へ向って変形しない場合、加温用プラスチック製容器1内の内圧吸収が不十分なものとなる恐れがある。
以上のことから、上述のように底部40の円周状境界部43の傾斜角θは0°~30°に設定されている。
このような加温用プラスチック製容器1は、合成樹脂材料を射出成形して製作したプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより作製することができる。なおプリフォームすなわち加温用プラスチック製容器1の材料としては、熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)を使用することが好ましい。
加温用プラスチック製容器1としては、上記合成樹脂材料(例えばPET)からなる単層成形容器としても良い。この場合、加温用プラスチック製容器1の重量は18g~28gであり、一例として、22gである。
また、加温用プラスチック製容器1は、2層以上の多層成形容器として形成することもできる。即ち射出成形または圧縮成形等により、例えば、中間層をMXD6、MXD6+脂肪酸塩、PGA(ポリグリコール酸)、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)又はPEN(ポリエチレンナフタレート)等のガスバリア性及び遮光性を有する樹脂(中間層)として3層以上からなるプリフォームを成形後、吹込成形することによりガスバリア性及び遮光性を有する多層容器を形成しても良い。なお、このような中間層は、加温用プラスチック製容器1のうち少なくとも胴部30内に設けることが好ましい。また底部40において、底部40の底部中央部41と円周状接地部42とを除く領域に中間層を設けることが好ましい。ケース落下等の衝撃を受けた際この部分がデラミ(層間剥離)を起こすおそれがあるからである。ガスバリア性及び遮光性を有する為に、多層にするだけでなく熱可塑性樹脂同士をブレンドしたブレンド容器を形成しても良い。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず加温用プラスチック製容器1内に、例えば緑茶、コーヒー等の内容液を充填し、その後これを図示しないキャップで密栓する。さらに胴部30周囲にロールラベル等を付す。
加温用プラスチック製容器1を用いた飲料製品の製造方法としては、無菌(アセプティック)充填方式としても良い。この無菌充填方式においては、無菌環境下で加温用プラスチック製容器1内を薬剤等で殺菌し、次に殺菌された加温用プラスチック製容器1内に常温で内容液を充填する。このような無菌充填方式を用いる場合、加温用プラスチック製容器1はその製造工程で高温に晒されることがない。したがって、無菌充填用の加温用プラスチック製容器1として、口部10を結晶化処理していない非耐熱容器を用いることができる。または、高温の内容液を、加温用プラスチック製容器1内に充填することで、加温用プラスチック製容器1内を殺菌する、高温充填であっても良い。
その後、加温用プラスチック製容器1は、自動販売機の商品収納ラックに収容され、自動販売機内において加温された状態で販売される。上述したように、加温用プラスチック製容器1は、全高Hが180mm~200mm、最大胴径Dが65mm~69mm、となっている。このため、容量を450ml~550mlに増加した場合であっても加温用プラスチック製容器1を一般的な自動販売機の商品収納ラックに収容して加温販売することができる
また本実施の形態によれば、胴部30の円筒面は周方向に平滑であり、縦状のリブ、突起等はなく、圧力吸収パネルも設けられていない構成となっている。これにより、ロールラベルを用いて商品名を表示する際に、皺になりにくい表示とすることができる。
更に加温用プラスチック製容器1の他の例としてプリフォームの外側にプラスチック製部材を設け、プラスチック製部材を設けたプリフォームをブロー成形することにより、プリフォームとプラスチック製部材とを一体化した複合プラスチックボトルを得ても良い。この場合、プラスチック製部材にガスバリア性を有する材料を用いたり、遮光性を有する材料を用いることで、ガスバリア性または遮光性を有する複合ボトルを得ることができる。
実施例に係るプラスチックボトルは、プラスチック材料を射出成形または圧縮成形等の手段で作製したプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより作製された。なおプリフォーム、すなわちプラスチックボトルの材料としてはポリエチレンテフタレートが用いられた。このプラスチックボトルは、満注容量が520ml、全高が195mm、胴径が67mmであった。本開示の加温用プラスチック製容器1の有する特徴、すなわち、深い周溝31を有する、円周状境界部43に円周状接地部42との傾斜角θを15度有する、など本願に開示された特徴を有していた。(表1参照)
これに対し比較例に係るプラスチックボトルは、プラスチック材料を射出成形または圧縮成形等の手段で作製したプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより作製され、プリフォーム、すなわちプラスチックボトルの材料としてはポリエチレンテフタレートが用いられ、本開示の加温用プラスチック製容器1の有する特徴を有していなかった。また、満注容量は520mlであり、全高が207mm、胴径が65mmであった(表1参照)。この実施例及び比較例に係るプラスチックボトルで以下の試験を実施した。
(試験1:60℃で2週間(14日間)保存後の変化)
上記2種類のプラスチック製容器(実施例1及び比較例1)について、それぞれ内容液(水)を500ml充填した後、キャップにより密栓した。その後、各プラスチック製容器を、自動販売機内での加温販売を想定して槽内を60℃に設定したエスペック製の恒温槽PR-3KPに横置きで収容した。温度を60℃としたのは、加温販売用の自動販売機の温度設定は、内容液の品質保持の観点から一般的に55℃~60℃であるためである。加温により内容液が酸化や熱劣化するため加温期間は最大で2週間(14日)とするのが一般的であるため、60度で最大14日間保存する試験を実施した。この状態で各プラスチックボトルの寸法を計測した。加温後のキャップを含む全高が203mm~212mm、かつ加温後の最大胴径Dが52mm~69mmの範囲に収まっている場合を〇、いずれのか寸法範囲に収まっていない場合を×、で判定した(表2参照)。
(試験2:65℃で24時間保存後の変化)
次に、過酷な条件で評価をするため、及び自動販売機のヒーターの設定温度が60℃であっても、自動販売機内の温度が一時的にオーバーシュートした場合を想定して、2種類のプラスチック製容器(実施例、及び比較例)を、槽内が65℃となるように温度設定した恒温槽に横置きで収容して24時間保存し、上記と同様に評価した(表2参照)。
その結果以下の点が導き出された。実施例1では、試験1(60℃で2週間保存)について、加温後のキャップを含む全高が最大で205.0mm、最大胴径の最小が65.5mmであり、試験2(65℃で24時間保存)について、キャップを含む全高が最大で207.0mm、最大胴径の最小が65.0mmであり、自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器の寸法範囲である、キャップを含む全高が155mm~212mm、最大胴径が52mm~69mm、の寸法範囲に収まっていた。
他方、比較例1では、試験1(60℃で2週間保存)について、加温後のキャップを含む全高が最大で217.0mm、最大胴径の最小が63.5mmであり、試験2(65℃で24時間保存)について、キャップを含む全高が最大で219.0mm、最大胴径の最小が63.0mmであり、キャップを含む全高が、自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器の寸法範囲である、155mm~212mmを逸脱してしまった。
以上から、本実施の形態による加温用プラスチック製容器1(実施例1)は、60℃で2週間保存による加温後のキャップを含む全高、及び最大胴径と、65℃で24時間保存による加温後のキャップを含む全高、及び最大胴径との両方において、自動販売機の商品収納ラックで許されるプラスチック製容器の寸法範囲に収まっており、加温時の容器内圧の上昇による変形で容器の寸法が変化した場合であっても自動販売機の商品収納ラックに収容して販売できるとともに、外力による肩部付近の凹みが防止され、450ml~550mlの容量を確保できることが確認できた。
Figure 0007331422000001
Figure 0007331422000002
本開示は、450ml~550mlの容量で自動販売機の商品収納ラックに収容して加温販売可能な加温用プラスチック製容器として好適に利用することができる。しかしながら、本開示は、上述された実施形態、及び実施例に限定されるものではない。本開示の加温用プラスチック製容器は、内容物に、例えば、緑茶、ウーロン茶、紅茶、コーヒー等の加温に適した各種非炭酸飲料を収容したあらゆる無菌充填用、耐熱用等の種々の加温用プラスチック製容器に有用である。
1 加温用プラスチック製容器
10 口部
11 ねじ部
12 フランジ部
20 肩部
30 胴部
31 深い周溝
35 補強溝
40 底部
41 底部中央部
42 円周状接地部
43 円周状境界部
50 接地面
H プラスチック製容器の全高
D プラスチック製容器の最大胴径
L 深い周溝の深さ
W 深い周溝の幅
θ 傾斜角

Claims (3)

  1. 満注容量が450ml~550mlであり、口部と、肩部と、胴部と、底部とを有する加温用プラスチック製容器において、全高が180mm~200mmであり、胴径が65mm~69mmであり、前記胴部に1つ以上深い周溝と1つ以上補強溝とを備え、
    前記深い周溝の深さは、前記補強溝の深さよりも深く、
    前記深い周溝の深さは2.5mm以上4.5mm以下であり、
    前記補強溝の深さは0.3mm以上2.0mm以下であり、
    前記加温用プラスチック製容器は、周方向において平滑であり、圧力吸収パネルを有さず、
    前記深い周溝は、前記加温用プラスチック製容器の円周状接地部から、前記加温用プラスチック製容器全高の2分の1の高さまでの範囲にのみ設けられ、
    前記円周状接地部から前記2分の1の高さまでの範囲に、前記深い周溝と前記補強溝が混在して設けられ、
    前記深い周溝は、前記円周状接地部から前記2分の1の高さまでの範囲の、最も前記口部に近い側及び、最も前記底部に近い側に設けられ
    前記深い周溝は、上側周面と、溝底面と、下側周面とから構成され、前記上側周面は、前記溝底面の上縁と連なり上方に傾斜し、前記下側周面は、前記溝底面の下縁と連なり下方に傾斜し、
    前記補強溝は、補強溝上側周面と、補強溝溝底面と、補強溝下側周面とから構成され、前記補強溝上側周面は、前記補強溝溝底面の上縁と連なり上方に傾斜し、前記補強溝下側周面は、前記補強溝溝底面の下縁と連なり下方に傾斜することを特徴とする、加温用プラスチック製容器。
  2. 前記深い周溝の幅は0.5mm以上、5mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の加温用プラスチック製容器。
  3. 前記底部は前記円周状接地部及び円周状境界部を有し、該円周状境界部は該円周状接地部に対して0度以上30度以下の範囲で傾斜していることを特徴とする、請求項1乃至のいずれかに記載の加温用プラスチック製容器。
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