JP7327846B1 - ローディング機構、磁気テープデッキ、制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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例えば、特許文献1には、カートリッジから磁気テープを引き出して磁気記録再生を行う磁気テープ装置が開示されている。
しかし、特許文献1に開示された磁気テープ装置では、クラッチへカートリッジを接続するための機構を設けることで、カートリッジの取り出しが難しくなることがある。
以下、本開示に係る第一実施形態について、図1~図21を用いて説明する。
図1に示すように、磁気テープライブラリ1は、カートリッジ2と、磁気テープデッキ3と、搬送機構4と、制御装置5とを備える。
磁気テープライブラリ1では、多数のカートリッジ2のうち、いずれかのカートリッジ2を搬送機構4が磁気テープデッキ3まで運ぶ。
磁気テープデッキ3は、運ばれたカートリッジ2に対し、データの磁気記録再生を行う。
図2に示すように、各カートリッジ2は、カートリッジ筐体21と、リール22と、磁気テープ23と、蓋24とを備える。
カートリッジ筐体21は、磁気テープ23が巻かれているリール22を収容している。
図3に示すように、磁気テープデッキ3は、モータ31と、クラッチ32と、ローディング機構33と、ベース34とを備える。
磁気テープデッキ3は、カートリッジ筐体21の一側面にある開閉可能な蓋24を開き、カートリッジ筐体21外に磁気テープ23を引き出して磁気記録再生を行なうことができる。
磁気テープデッキ3は、リール22を回転することにより、引き出した磁気テープ23をカートリッジ筐体21内に引き戻すことができる。
モータ31は、クラッチ32を介してリール22を回転させる。
クラッチ32は、クラッチ32に向かって押し付けられるカートリッジ2のリール22と嵌合可能となっている。
図4に示すように、ローディング機構33は、トレイ331と、フィーダー332と、ローダフレーム333と、モータギアボックス334と、カムギア335とを備える。
ローダフレーム333は、トレイ331及びフィーダー332の動きをガイドする。
ローダフレーム333は、ベース34に固定されている。
モータギアボックス334は、トレイ331及びフィーダー332を動かす駆動源である。
カムギア335は、モータギアボックス334の動力をフィーダー332に伝える。
フィーダースプリング338は、フィーダー332をマウント位置からイジェクト位置への移動時にトレイ331をイジェクト方向DEへ水平駆動させる。
付勢機構9は、クラッチ32に向かって、カートリッジ2に付勢を与える。
付勢機構9は、第一板バネ91と、第二板バネ92と、を備える。
付勢機構9では、第一板バネ91と第二板バネ92との組み合わせにより、カートリッジ2をクラッチ32に押しつけるための付勢が調整されている。
第一板バネ91は、第一作用部91Aを挟んで、マウント方向DM側に第一可動端91Mとイジェクト方向DE側に第一固定端91Fとを有する。
第一板バネ91は、第一作用部91Aから第一可動端91Mに向かって、トレイ331が有する下面から上面に亘る第一孔H1を通ってトレイ331より上方へ延びている。
第一可動端91Mは、マウント方向DMに向かって、上斜めに延びている。
第二板バネ92は、第二作用部92Aを挟んで、マウント方向DM側に第二可動端92Mと、イジェクト方向DE側に第二固定端92Fとを有する。
第二板バネ92の第二可動端92Mは、第二作用部92Aから第二可動端92Mに向かって、トレイ331が有する下面から上面に亘る第二孔H2を通ってトレイ331より上方へ延びている。
第二可動端92Mは、マウント方向DMに向かって、上斜めに延びている。
フィーダー332は、カートリッジ2を、イジェクト位置とマウント位置との間で、イジェクト方向DEに駆動させたり、マウント方向DMに駆動させたりする。
フィーダー332は、第一リフター3321と第二リフター3322とを有する。
具体的には、第一リフター3321は、上に突出し、イジェクト方向DEへの移動に連動して、第一板バネ91の第一可動端91Mを下から擦り上げて、第一作用部91Aを押し上げる。
第一リフター3321は、マウント位置において、第一板バネ91と離れている。
具体的には、第二リフター3322は、上に突出し、イジェクト方向DEへの移動に連動して、第二板バネ92の第二可動端92Mを下から擦り上げて、第二作用部92Aを押し上げる。
第二リフター3322は、マウント位置において、第二板バネ92と離れている。
図8に示すように、制御装置5は、取出指示部504と、取出判定部505と、付勢調整部506とを機能的に備える。
付勢調整部506は、第一付勢調整部5061と、取出再判定部5062と、タイプ判定部5063と、第二付勢調整部5064と、取出最終判定部5065とを備える。
CPU51は、予め用意されたプログラムに従って動作することで、上述のように、取出指示部504、取出判定部505、及び付勢調整部506としての機能を発揮する。
具体的には、取出判定部505は、磁気テープライブラリ1に設けられた接触式センサや光センサ等から、磁気テープデッキ3におけるカートリッジ2の有無を検知したり、搬送機構4におけるカートリッジ2の有無を検知したりしたときの検知信号を受け取って判定する。
付勢調整部506は、フィーダー332のイジェクト方向DEの位置を調整する。
付勢調整部506は、第一付勢調整部5061と、取出再判定部5062と、タイプ判定部5063と、第二付勢調整部5064と、取出最終判定部5065とを備える。
具体的には、第一付勢調整部5061は、磁気テープデッキ3に対して、後述する第一付勢調整位置にフィーダー332を移動するよう指示する。
具体的には、取出再判定部5062は、磁気テープライブラリ1に設けられた接触式センサや光センサ等から、磁気テープデッキ3におけるカートリッジ2の有無を検知したり、搬送機構4におけるカートリッジ2の有無を検知したりしたときの検知信号を受け取って判定する。
具体的には、タイプ判定部5063は、磁気テープデッキ3から磁気テープデッキ3の型式番号を受信し、受信した型式番号から登録されたデータベースを参照する等により、タイプを判定する。
具体的には、第二付勢調整部5064は、磁気テープデッキ3に対して、後述する第二付勢調整位置にフィーダー332を移動する。
具体的には、取出最終判定部5065は、磁気テープライブラリ1に設けられた接触式センサや光センサ等から、磁気テープデッキ3におけるカートリッジ2の有無を検知したり、搬送機構4におけるカートリッジ2の有無を検知したりしたときの検知信号を受け取って判定する。
図9~図12に示すように、マウント位置、イジェクト位置、第一付勢調整位置、及び第二付勢調整位置の各位置において、トレイ331、フィーダー332及びカートリッジ2と、ローダフレーム333との相対位置関係は異なっている。
その際、第一板バネ91は、第一固定端91Fを支点として、第一作用部91Aにおいてカートリッジ2の上面に付勢を与えることができる状態にある。
また、第二作用部92Aは、第一固定端91Fと第一作用部91Aとの間の範囲において第一板バネ91の上面に密着する。
その際、第二板バネ92は、第二固定端92Fを支点として、第一板バネ91の上面に付勢を与える。
その際、第二板バネ92において、第二作用部92Aが第一板バネ91に密着したまま、第二可動端92Mが押し上げられる。これにより、第二板バネ92は、第一板バネ91の付勢を高めている。
その際、第二板バネ92において、第二作用部92Aが第一板バネ91に密着したまま、第二可動端92Mが押し上げられる。これにより、第二板バネ92は、第一板バネ91の付勢を高めている。
その際、第二板バネ92は、第二リフター3322に持ち上げられた状態または第一板バネ91に密着した状態のどちらになってもよい。
本実施形態の磁気テープライブラリ1の動作について図21を用いて説明する。
磁気テープライブラリの動作のうち、制御装置5の動作は、本実施形態の制御方法に相当する。
ST05の実施において、カートリッジ2を取り出せていないと判定したら(ST05:No)、ST06の実施に進む。
ST06では、以下ST06-1からST06-5を実施する。
カートリッジ2が取り出せたと判定したら(ST06-2:Yes)、取出成功とし、磁気テープライブラリ1は、処理を終了する。
ロックレバー336がイジェクト位置で解除されるタイプであると判定したら(ST06-3:Yes)、取出失敗とし、磁気テープライブラリ1は、処理を終了する。
ロックレバー336がイジェクト位置で解除されるタイプでないと判定したら(ST06-3:No)、第二付勢調整部5064は、磁気テープデッキ3に対して、フィーダー332の位置を調整し、第一板バネ91の持ち上げによりカートリッジ保持力の調整するよう指示する(ST06-4:第二付勢調整指示ステップ)。
カートリッジ2が取り出せたと判定したら(ST06-5:Yes)、取出成功とし、処理を終了する。
カートリッジ2を取り出せていないと判定したら(ST06-5:No)、取出失敗とし、磁気テープライブラリ1は、処理を終了する。
本実施形態のローディング機構33は、クラッチ32に向かってカートリッジ2に与える付勢を、イジェクト位置とマウント位置との間で異ならせることができる。
このため、ローディング機構33は、イジェクト位置において、マウント位置で要求される押圧力とは異なる押圧力により、カートリッジ2を保持できる。
したがって、ローディング機構33によれば、カートリッジ2を取り出しやすい。
このため、ローディング機構33は、カートリッジ2への押圧力を弱めることできる。
したがって、ローディング機構33によれば、カートリッジ2を取り出しやすい。
また、フィーダー332に設けられた第一リフター3321が、付勢調整に利用できるので、付勢調整に追加すべき新たな部品を減らすことができる。
したがって、構造の簡略化や低コスト化が実現できる。
このため、ローディング機構33は、イジェクト位置においてカートリッジ2への押圧力を弱め、マウント位置においてカートリッジ2への押圧力を強めることができる。
このため、ローディング機構33は、カートリッジ2への押圧力を二段階で弱めることできる。
また、フィーダー332に設けられた第二リフター3322が、付勢調整に利用できるので、付勢調整に追加すべき新たな部品を減らすことができる。
したがって、構造の簡略化や低コスト化が実現できる。
このため、ローディング機構33は、イジェクト位置においてカートリッジ2への押圧力をさらに弱め、マウント位置においてカートリッジ2への押圧力をさらに強めることができる。
他方、本実施形態のローディング機構33によれば、第一リフター3321は、マウント位置において、第一板バネ91と離れている。
これにより、ローディング機構33は、第一板バネ91と第二板バネ92との本来の機能であるマウント位置でカートリッジ2をクラッチ32への押しつける力を変化させずに、磁気テープデッキ3内でイジェクト位置にあるカートリッジ2を、磁気テープデッキ3のトレイ331から取り出すために必要な力(以下、「カートリッジ引き抜き力」ともいう。)を調整できる。
このような比較例において、カートリッジ引き抜き力上昇を抑えるために、カートリッジ表面の摩耗を低減させる目的でトレイおよび板バネに摺動性と耐摩耗性を向上させる高価なコーティングを施し対策したとしても、使用条件によってはカートリッジ引き抜き力の上昇が著しく取り出しが不可能になる場合がある。
また、他の比較例として、イジェクト位置においてロックレバーが解除し、イジェクト位置において板バネがカートリッジと接触しない位置となる磁気テープデッキでは、トレイからカートリッジが容易に脱落する。
ここで、カートリッジ保持力はロックレバーと板バネにより付与されるが、カートリッジ引き抜き力の上昇は板バネによる影響が大半である。
これにより、ローディング機構33は、カートリッジ2の引き抜き力を調整し、搬送機構4によるカートリッジ2の取り出しを可能にする。
したがって、本実施形態のローディング機構33によれば、イジェクト位置におけるカートリッジ保持力の調整により、カートリッジ引き抜き不可能を回避できる。
他方、本実施形態のローディング機構33によれば、トレイ331がイジェクト位置に移動した状態において、ロックレバー336は解除されるタイプの場合、ローディング機構33は、第一板バネ91及び第二板バネ92のうち、第二板バネ92だけ持ち上げて、カートリッジ保持力を維持する。
このため、ロックレバー336に関するタイプによらず、ローディング機構33は、カートリッジ保持力を維持できる。
このため、初期の引き抜き力を低下させる効果があるトレイ331又は第一板バネ91へのコーティングを削除したり、そのようなコーティングに低コスト品を適用したりすることができる。
磁気テープデッキは、カートリッジの容量増加に伴い、データの読み書き性能向上が必要となっており、データの読み書き性能に関わる部品がコストアップしている。
他方、コストアップの影響を製品価格に反映させないために、データの読み書き性能に関係しない機構部品のコストダウンが求められている。
また、カートリッジの引き抜き力の上昇は、コーティングの影響を大きく受けるため、既存のコーティングが生産中止になった場合などに代替品の選定に大きな工数および費用が発生する。
これに対し、本実施形態のローディング機構33によれば、上記のとおり引き抜き力の調整を可能にすることで、コーティング削除または低価格品の採用を可能にしてコストダウン及びコーティングの生産中止時の代替選定の制限を少なくし、費用発生を低減させることができる。
このため、制御装置5は、ローディング機構33が、イジェクト位置において、マウント位置で要求される押圧力とは異なる押圧力により、カートリッジ2を保持できるよう制御できる。
したがって、制御装置5によれば、カートリッジ2を取り出しやすい。
このため、付勢調整のために追加すべき制御を減らすことができる。
したがって、制御の簡略が実現できる。
本実施形態のローディング機構33は、磁気テープライブラリ1に設けられているが、クラッチへのカートリッジの適切な接続が必要であれば、磁気テープライブラリ1に限らずどのような装置に設けられてもよい。
変形例として、ローディング機構33は、搬送機構4に代えてロボットアームを備える装置に設けられてもよい。
他の変形例として、ローディング機構33は、搬送機構4を備えない装置に設けられてもよい。
以下、本開示に係るローディング機構33の最小構成の実施形態について、図22を用いて説明する。
本実施形態のローディング機構33は、トレイ331と、フィーダー332と、付勢機構9と、を備える。
トレイ331は、磁気テープが巻かれているリールを備えるカートリッジを収容可能である。
フィーダー332は、カートリッジをイジェクト位置とマウント位置との間でイジェクト方向に駆動させる。
付勢機構9は、リールを回転させるモータに結合されているクラッチに向かって、カートリッジに付勢を与え、フィーダーのイジェクト方向の位置に関連して、付勢が調整される。
本実施形態のローディング機構33は、クラッチに向かってカートリッジに与える付勢を、イジェクト位置とマウント位置との間で異ならせることができる。
このため、ローディング機構33は、イジェクト位置において、マウント位置で要求される押圧力とは異なる押圧力により、カートリッジを保持できる。
したがって、ローディング機構33によれば、カートリッジを取り出しやすい。
以下、本開示に係る制御装置5の最小構成の実施形態について、図23を用いて説明する。
本実施形態の制御装置5は、磁気テープデッキから、カートリッジを取り出せたか否かを判定する取出判定部505と、取出判定部505の取り出せていないとの判定に関連して、付勢機構が与える付勢を調整する付勢調整部506と、を備える。
ローディング機構は、磁気テープが巻かれているリールを備えるカートリッジを収容可能なトレイと、カートリッジを、イジェクト位置とマウント位置との間でイジェクト方向に駆動させるフィーダーと、リールを回転させるモータに結合されているクラッチに向かって、カートリッジに付勢を与える付勢機構と、を備える。
本実施形態の制御装置5は、クラッチに向かってカートリッジにローディング機構が与える付勢を、カートリッジを取り出せていないとの判定に関連して調整できる。
このため、制御装置5は、ローディング機構が、イジェクト位置において、マウント位置で要求される押圧力とは異なる押圧力により、カートリッジを保持できるよう制御できる。
したがって、制御装置5によれば、カートリッジを取り出しやすい。
以下、本開示に係る制御方法の最小構成の実施形態について、図24を用いて説明する。
本実施形態の制御方法では、磁気テープデッキから、カートリッジを取り出せたか否かを判定し(ST505)、取り出せていないとの判定に関連して、付勢機構が与える付勢を調整する(ST506)。
ローディング機構は、磁気テープが巻かれているリールを備えるカートリッジを収容可能なトレイと、カートリッジを、イジェクト位置とマウント位置との間でイジェクト方向に駆動させるフィーダーと、リールを回転させるモータに結合されているクラッチに向かって、カートリッジに付勢機構を与える付勢機構と、を備える。
本実施形態の制御方法は、クラッチに向かってカートリッジにローディング機構が与える付勢を、カートリッジを取り出せていないとの判定に関連して調整できる。
このため、制御方法は、ローディング機構が、イジェクト位置において、マウント位置で要求される押圧力とは異なる押圧力により、カートリッジを保持できるよう制御できる。
したがって、制御方法によれば、カートリッジを取り出しやすい。
2 カートリッジ
3 磁気テープデッキ
4 搬送機構
5 制御装置
9 付勢機構
21 カートリッジ筐体
22 リール
23 磁気テープ
24 蓋
31 モータ
32 クラッチ
33 ローディング機構
34 ベース
51 メモリ
52 通信インタフェース
53 記録媒体
91 第一板バネ
91A 第一作用部
91F 第一固定端
91M 第一可動端
92 第二板バネ
92A 第二作用部
92F 第二固定端
92M 第二可動端
331 トレイ
332 フィーダー
333 ローダフレーム
334 モータギアボックス
335 カムギア
336 ロックレバー
337 ロックレバースプリング
338 フィーダースプリング
504 取出指示部
505 取出判定部
506 付勢調整部
3321 第一リフター
3322 第二リフター
5061 第一付勢調整部
5062 取出再判定部
5063 タイプ判定部
5064 第二付勢調整部
5065 取出最終判定部
DE イジェクト方向
DM マウント方向
H1 第一孔
H2 第二孔
Claims (10)
- 磁気テープが巻かれているリールを備えるカートリッジを収容可能なトレイと、
前記カートリッジを、イジェクト位置とマウント位置との間でイジェクト方向に駆動させるフィーダーと、
前記リールを回転させるモータに結合されているクラッチに向かって、前記カートリッジに付勢を与え、前記フィーダーの前記イジェクト方向の位置に関連して、前記付勢が調整される付勢機構と、
を備えるローディング機構。 - 前記付勢機構が、前記カートリッジに作用する第一作用部を有する第一板バネを備え、
前記フィーダーが、前記第一作用部に対し、前記付勢を弱める方向に突出する第一リフターを有する
請求項1に記載のローディング機構。 - 前記イジェクト位置において、前記第一リフターが前記第一作用部に対し、前記付勢を弱め、
前記マウント位置において、前記第一リフターが前記第一板バネと離れている
請求項2に記載のローディング機構。 - 前記付勢機構が、前記第一板バネに密着する第二作用部を有する第二板バネをさらに備え、
前記フィーダーが、前記第二作用部に対し、前記付勢を弱める方向に突出する第二リフターをさらに備える
請求項2又は3に記載のローディング機構。 - 前記イジェクト位置において、前記第二リフターが前記第二作用部に対し、前記付勢を弱め、
前記マウント位置において、前記第二リフターが前記第二板バネと離れている
請求項4に記載のローディング機構。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のローディング機構と、
前記モータと、
前記クラッチと、
を備える
磁気テープデッキ。 - 磁気テープが巻かれているリールを備えるカートリッジを収容可能なトレイと、前記カートリッジを、イジェクト位置とマウント位置との間でイジェクト方向に駆動させるフィーダーと、前記リールを回転させるモータに結合されているクラッチに向かって、前記カートリッジに付勢を与える付勢機構と、を備えるローディング機構を備える磁気テープデッキから、前記カートリッジを取り出せたか否かを判定する取出判定部と、
前記取出判定部の取り出せていないとの判定に関連して、前記付勢を調整する付勢調整部と、
を備える
制御装置。 - 前記付勢調整部が、前記フィーダーの前記イジェクト方向の位置を調整する
請求項7に記載の制御装置。 - 磁気テープが巻かれているリールを備えるカートリッジを収容可能なトレイと、前記カートリッジを、イジェクト位置とマウント位置との間でイジェクト方向に駆動させるフィーダーと、前記リールを回転させるモータに結合されているクラッチに向かって、前記カートリッジに付勢を与える付勢機構と、を備えるローディング機構を備える磁気テープデッキから、前記カートリッジを取り出せたか否かを判定し、
取り出せていないとの判定に関連して、前記付勢を調整する
制御方法。 - コンピュータに、
磁気テープが巻かれているリールを備えるカートリッジを収容可能なトレイと、前記カートリッジを、イジェクト位置とマウント位置との間でイジェクト方向に駆動させるフィーダーと、前記リールを回転させるモータに結合されているクラッチに向かって、前記カートリッジに付勢を与える付勢機構と、を備えるローディング機構を備える磁気テープデッキから、前記カートリッジを取り出せたか否かを判定し、
取り出せていないとの判定に関連して、前記付勢を調整する
ことを実行させる
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022042095A JP7327846B1 (ja) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | ローディング機構、磁気テープデッキ、制御装置、制御方法、及びプログラム |
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JP2022042095A JP7327846B1 (ja) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | ローディング機構、磁気テープデッキ、制御装置、制御方法、及びプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP7327846B1 true JP7327846B1 (ja) | 2023-08-16 |
JP2023136434A JP2023136434A (ja) | 2023-09-29 |
Family
ID=87562920
Family Applications (1)
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JP2022042095A Active JP7327846B1 (ja) | 2022-03-17 | 2022-03-17 | ローディング機構、磁気テープデッキ、制御装置、制御方法、及びプログラム |
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Country | Link |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2002530796A (ja) | 1998-11-12 | 2002-09-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 記録担体用のホルダ手段駆動用駆動手段を有する記録及び/又は再生装置 |
JP2005085457A (ja) | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Quantum Corp | テープドライブシステム、およびテープカートリッジをテープドライブシステムにロードする方法 |
JP2007012109A (ja) | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Mitsumi Electric Co Ltd | 記録再生装置 |
-
2022
- 2022-03-17 JP JP2022042095A patent/JP7327846B1/ja active Active
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JP2002530796A (ja) | 1998-11-12 | 2002-09-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 記録担体用のホルダ手段駆動用駆動手段を有する記録及び/又は再生装置 |
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JP2023136434A (ja) | 2023-09-29 |
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