JP7327259B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Description

本開示は、貯湯式給湯機に関する。
下記特許文献1には、断水時に貯湯タンク内の湯水を出湯管へ搬送するポンプを備えたヒータ式の貯湯式給湯機が開示されている。
特開2014-178084号公報
特許文献1の貯湯式給湯機は、ヒータ式温水器であり、通常時にはポンプを使用しない。特許文献1の技術では、断水時などの緊急時以外には使用しないポンプを設置する必要があるため、製造コストが高くなる。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、断水時に貯湯タンク内の湯水を容易に利用することと、製造コストを抑制することを両立する上で有利になる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本開示に係る貯湯式給湯機は、水を加熱する加熱手段と、加熱手段により加熱された湯を貯留する貯湯タンクと、水源から供給される水を貯湯タンクに流入させる給水配管と、湯側入口から流入した湯と、水側入口から流入した水とを混合する混合弁と、混合弁にて混合されて蛇口側へ向かう湯水が通る給湯配管と、貯湯タンクの上部に連通する一端と、湯側入口に連通する他端とを有するタンク上部配管と、貯湯タンクから加熱手段へ向かう水路となる往き配管と、加熱手段の水出口に連通する上流端と、タンク上部配管の他端に接続された下流端とを有する戻り配管と、往き配管及び戻り配管の水を流れさせる循環ポンプと、バイパス配管と、往き配管を流れる水が加熱手段を通って戻り配管へ流れる第一経路と、往き配管を流れる水が加熱手段を通らずにバイパス配管を通って戻り配管へ流れる第二経路とを切り替え可能な経路切替手段と、循環ポンプの動作及び経路切替手段の動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、水源の断水時に使用される断水モードを動作モードとして有し、断水モードが設定されると、制御部は、経路切替手段を第二経路とした状態で循環ポンプを作動させる断水モード運転を行うことにより、貯湯タンク内の湯水を蛇口側へ供給し、断水モード運転のとき、貯湯タンク内の湯水が、往き配管、バイパス配管、戻り配管、湯側入口、混合弁、及び給湯配管を含む断水時給水経路を通って蛇口側へ流れるものである。



本開示によれば、断水時に貯湯タンク内の湯水を容易に利用することと、製造コストを抑制することを両立する上で有利になる貯湯式給湯機を提供することが可能となる。
実施の形態1による貯湯式給湯機を示す図である。 図1に示す貯湯式給湯機の断水モード運転のときの湯水の流れを示す図である。 実施の形態1による貯湯式給湯機の断水モードのときの制御処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。以下の説明において、「水」あるいは「湯水」との記載は、原則として、液体の水を意味し、低温の水から高温の湯までが含まれうるものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による貯湯式給湯機35を示す図である。貯湯式給湯機35は、湯水が流れる水回路を備える。本実施の形態1の貯湯式給湯機35は、タンクユニット33及びHPユニット7を備える。HPユニット7とタンクユニット33との間は、HP往き配管14とHP戻り配管15と図示しない電気配線とを介して接続されている。タンクユニット33には、制御部36が内蔵されている。タンクユニット33及びHPユニット7が備える各種弁類、ポンプ類等の作動は、これらと電気的に接続された制御部36により制御される。制御部36は、例えば、少なくとも一つのメモリと少なくとも一つのプロセッサとを有するマイクロコンピュータを備える。制御部36は、貯湯式給湯機35の運転を制御する制御手段に相当する。制御部36は、日時を管理するタイマー機能を有していてもよい。なお、図示のように単一の制御部36により動作が制御される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで動作を制御する構成にしてもよい。
リモコン44は、運転動作指令及び設定値の変更などに関するユーザー指示を受け付ける機能を有する。リモコン44は、ユーザーインターフェースの例である。制御部36とリモコン44の間は、有線または無線により、双方向にデータ通信可能に接続されている。図示を省略するが、リモコン44には、貯湯式給湯機35の状態等の情報を表示する表示部、使用者が操作するスイッチ等の操作部、スピーカ、マイク等が搭載されている。リモコン44の表示部は、使用者に情報を報知する報知手段としての機能を有する。本実施の形態におけるリモコン44は、表示部を報知手段として備えるが、変形例として、例えば音声案内装置のような他の報知手段を備えてもよい。
本実施の形態において、リモコン44は、例えば台所、リビング、浴室などの壁に設置されたものでもよい。複数のリモコン44が制御部36に対して通信可能でもよい。リモコン44に代えて、またはリモコン44に加えて、例えばスマートフォンあるいはスマートスピーカなどの他のユーザーインターフェースが利用できるように構成してもよい。ユーザーインターフェースと制御部36とが、ホームネットワークあるいはインターネットを介して通信してもよい。
HPユニット7は、水を加熱する加熱手段の例である。HPユニット7は、圧縮機1、水冷媒熱交換器3、膨張弁4、空気熱交換器6を冷媒配管5にて環状に接続した冷媒回路を備える。HPユニット7は、この冷媒回路によりヒートポンプサイクルの運転を行う。水冷媒熱交換器3では、圧縮機1により圧縮された冷媒と、タンクユニット33から導かれた水との間で熱を交換することで、水が加熱される。
本開示における加熱手段は、HPユニット7のようなヒートポンプに限定されない。本開示における加熱手段は、例えば、ガスエンジン、地熱、太陽熱、燃料電池の廃熱のうちの少なくとも一つを利用して水を加熱するものでもよい。
タンクユニット33には、以下の各種部品及び配管などが内蔵されている。貯湯タンク8は、湯水を貯留する。貯湯タンク8の内部では、温度による水の密度の差によって、上側が高温で下側が低温になる温度成層を形成することができる。
貯湯タンク8は、上部、中間部、及び下部を備える。貯湯タンク8の中間部は、貯湯タンク8の上部と、貯湯タンク8の下部との間の高さの部分である。なお、貯湯タンク8は、図示のような単一のタンクで構成されるものに限らず、直列に接続された複数のタンクを備えるものでもよい。本開示では、貯湯タンク8の高さ方向すなわち上下方向の位置についての記載に関して、貯湯タンク8が直列に接続された複数のタンクを備えるものである場合には、最上位のタンクから最下位のタンクまでの全体の階層において、上下方向の位置が特定されるものとする。
貯湯タンク8の下部には、タンク下部口8aと、水導出口8bと、水導入口8cとが設けられている。貯湯タンク8の上部には、温水導入出口8dが設けられている。図示の例では、水導入口8cは、タンク下部口8a及び水導出口8bよりも高い位置にある。
タンク下部口8aには、第三給水配管9cが接続されている。上水道等の水源から第一給水配管9aを通って供給される水は、減圧弁31で所定圧力に減圧された上で、第三給水配管9cを通って貯湯タンク8内に流入する。貯湯タンク8の表面には、複数の貯湯温度センサ42,43が、互いに異なる高さの位置に取り付けられている。なお、図示の例に限らず、3個以上の貯湯温度センサを貯湯タンク8に設けてもよい。制御部36は、これらの貯湯温度センサ42,43で貯湯タンク8内の湯水の温度分布を検出することにより、貯湯タンク8内の残湯量を検出できる。本開示における「残湯量」は、貯湯タンク8内の蓄熱量に相当する。
タンクユニット33には、風呂用熱交換器60及び風呂循環ポンプ29が内蔵されている。風呂用熱交換器60は、一次側流路60a及び二次側流路60bを有する。風呂用熱交換器60は、一次側流路60aを流れる一次流体と二次側流路60bを流れる二次流体との間で熱を交換する熱交換器に相当する。本実施の形態では、風呂の浴槽30から循環する浴水が二次流体として二次側流路60bを流れる例について説明する。この例に代えて、本開示における二次側流体は、浴水以外の流体でもよい。例えば、二次側流体は、暖房用の熱媒体でもよいし、水源から供給される水でもよい。
風呂往き配管27は、二次側流路60bの出口と浴槽30との間を接続している。風呂往き配管27の途中には、風呂用熱交換器60から流出する浴水の温度を検出するための風呂往き温度センサ37が設置されている。風呂戻り配管28は、二次側流路60bの入口と浴槽30との間を接続している。風呂戻り配管28の途中には、浴水を二次側流路60bに循環させるための風呂循環ポンプ29と、浴槽30から出た浴水の温度を検出するための風呂戻り温度センサ38とが設けられている。
タンクユニット33には、三方弁11、循環ポンプ12、四方弁18、給湯用混合弁22、及び風呂用混合弁23がさらに内蔵されている。三方弁11及び四方弁18のそれぞれは、湯水が流れる経路を切り替え可能な経路切替手段に相当する。
三方弁11は、入口となるaポート及びbポートと、出口となるcポートとを有する。三方弁11は、a-c、b-cの2つの経路の間で流路切替可能に構成されている。四方弁18は、入口となるbポート及びcポートと、出口となるaポート及びdポートとを有する。四方弁18は、a-b、a-c、b-d、c-dの4つの経路の間で流路切替可能に構成されている。
給湯用混合弁22及び風呂用混合弁23のそれぞれは、湯側入口及び水側入口を備え、湯側入口から流入した湯と水側入口から流入した水とを混合することで給湯温度を調整する。第一給水配管9aの一端は上水道等の水源に接続される。第一給水配管9aの他端には減圧弁31を介して第二給水配管9b及び第三給水配管9cが接続される。第二給水配管9bは、給湯用混合弁22及び風呂用混合弁23のそれぞれの水側入口に接続されている。
低温配管10は、水導出口8bと、三方弁11のaポートとの間を接続している。HP往き配管14は、三方弁11のcポートと、水冷媒熱交換器3の水入口との間を接続している。HP往き配管14の途中に循環ポンプ12が接続されている。HP戻り配管15は、水冷媒熱交換器3の水出口に連通する上流端と、四方弁18のcポートに接続された下流端とを有する。第一バイパス配管16は、四方弁18のaポートと、水導入口8cとの間を接続している。第二バイパス配管17は、循環ポンプ12と水冷媒熱交換器3との間のHP往き配管14に設けられた分岐部54と、四方弁18のbポートとの間を接続している。
タンク上部配管21の一端は、温水導入出口8dに接続されている。タンク上部配管21の他端21aは、湯側配管50を介して、給湯用混合弁22及び風呂用混合弁23のそれぞれの湯側入口に連通している。送湯配管13は、四方弁18のdポートに接続された上流端と、タンク上部配管21の他端21aに接続された下流端とを有する。配管20aは、貯湯タンク8の上部と、一次側流路60aの入口との間を接続している。配管20bは、一次側流路60aの出口と、三方弁11のbポートとの間を接続している。
給湯用混合弁22は、貯湯タンク8からタンク上部配管21及び湯側配管50を通って供給される高温水と、第二給水配管9bから供給される低温水との流量比を調整することにより、ユーザーがリモコン44にて設定した設定温度の湯を生成し、給湯配管24に流入させる。給湯用混合弁22にて混合されて蛇口90側へ向かう湯水が給湯配管24を通る。給湯配管24の下流端は、給湯栓34に接続されている。住宅内に設けられた、例えばシャワー、カラン等の蛇口90と、給湯栓34との間は、貯湯式給湯機35の外部に配設された外部給湯管91により接続されている。ユーザーが蛇口90を開くと、給湯用混合弁22から給湯配管24に流入した湯水が、給湯栓34及び外部給湯管91を通って、蛇口90に供給される。給湯配管24を流れる水の流量を以下「給湯流量」と称する。給湯流量を検出する給湯流量センサ52が給湯配管24に設置されている。
風呂用混合弁23は、貯湯タンク8からタンク上部配管21及び湯側配管50を通って供給される高温水と、第二給水配管9bから供給される低温水との流量比を調整することにより、ユーザーがリモコン44にて設定した設定温度の湯を生成し、風呂配管25に流入させる。風呂用混合弁23から風呂配管25に流入した湯水は、風呂用流量センサ45、風呂用電磁弁26、風呂往き配管27、風呂戻り配管28を経て、浴槽30へ流入する。
タンク上部配管21の途中から分岐した分岐管39に、負圧作動弁付き逃し弁32が接続されている。負圧作動弁付き逃し弁32は、貯湯タンク8内の圧力が所定の設定圧力を超えると、開弁して圧力逃し作動を行う。すなわち、負圧作動弁付き逃し弁32は、貯湯タンク8内の圧力を逃す逃し弁としての機能を有する。貯湯運転時に貯湯タンク8内の圧力が上昇して設定圧力を超えると、負圧作動弁付き逃し弁32が開いて湯が系外へ排出されることで、貯湯タンク8内の圧力上昇が抑制される。本実施の形態における負圧作動弁付き逃し弁32は、貯湯タンク8内が負圧になった際に開いて外部の空気を貯湯タンク8内に流入させる負圧作動を行う機能を兼ね備える。負圧作動弁付き逃し弁32は、給湯用混合弁22よりも高い位置に配置されている。
本実施の形態において、HP往き配管14は、貯湯タンク8からHPユニット7へ向かう水路となる「往き配管」に相当する。HP戻り配管15及び送湯配管13は、HPユニット7から貯湯タンク8へ向かう水路となる「戻り配管」に相当する。四方弁18は、HP往き配管14を流れる水がHPユニット7を通ってHP戻り配管15及び送湯配管13へ流れる「第一経路」と、HP往き配管14を流れる水がHPユニット7を通らずに第二バイパス配管17を通って送湯配管13へ流れる「第二経路」とを切り替え可能な経路切替手段に相当する。
貯湯式給湯機35は、貯湯運転を実行可能である。貯湯運転は、HPユニット7により加熱された湯すなわち高温水を貯湯タンク8に流入させて蓄積する運転である。制御部36は、貯湯タンク8内の残湯量に応じて、貯湯運転の開始及び停止などを制御する。制御部36は、貯湯運転の動作を以下のように制御する。三方弁11は、a-cポート間が連通する。四方弁18は、第一経路とされ、c-dポート間が連通する。HPユニット7及び循環ポンプ12が運転され、貯湯タンク8内の下部の低温水が、水導出口8b、低温配管10、三方弁11、循環ポンプ12及びHP往き配管14を通って水冷媒熱交換器3に流入する。この低温水が水冷媒熱交換器3内で加熱されることで生成した例えば65℃の高温水は、HP戻り配管15、四方弁18、送湯配管13、及びタンク上部配管21を通って、温水導入出口8dから貯湯タンク8内に流入する。貯湯運転が実行されると、貯湯タンク8の内の上部から下部へ向かって高温水が貯えられていき、この高温水の層が徐々に厚くなっていく。制御部36は、貯湯温度センサ42,43により検出される貯湯タンク8内の蓄熱量が所定量を超えると、貯湯運転を終了する。
なお、HPユニット7の起動直後は、HPユニット7から流出する湯水の温度が十分に上昇していない。このため、HPユニット7の起動直後には、制御部36は、四方弁18のa-cポート間を連通させ、HPユニット7から流出する湯水を、第一バイパス配管16を通して、貯湯タンク8の下部に流入させてもよい。
以下の説明では、第一給水配管9aへ給水する水源からの水が貯湯式給湯機35へ供給されない状態を「断水状態」と称し、当該水源から第一給水配管9aへ給水される状態を「通常給水状態」と称する。制御部36は、通常給水状態における給湯運転の動作を以下のように制御する。ユーザーが蛇口90を開くと、水源から第一給水配管9a及び第三給水配管9cを通って貯湯タンク8内に給水される圧力により、貯湯タンク8内の湯は、タンク上部配管21及び湯側配管50を通り、給湯用混合弁22の湯側入口に流入する。また、水源からの水が、第一給水配管9a及び第二給水配管9bを通り、給湯用混合弁22の水側入口に流入する。給湯用混合弁22にて混合された湯水は、給湯配管24、給湯栓34、及び外部給湯管91を通って蛇口90へ供給される。
制御部36は、断水状態の時に使用される断水モードを動作モードとして有する。断水モードが設定されると、制御部36は、四方弁18を第二経路とした状態で循環ポンプ12を作動させる断水モード運転を行うことにより、貯湯タンク8内の湯水を蛇口90側へ供給することができる。
図2は、図1に示す貯湯式給湯機35の断水モード運転のときの湯水の流れを示す図である。断水モード運転のときには、以下のようになる。三方弁11は、a-cポート間が連通する状態とされる。四方弁18は、b-dポート間が連通する第二経路の状態とされる。循環ポンプ12が運転される。ユーザーが蛇口90を開くと、貯湯タンク8の水導出口8bから流出した湯水が、低温配管10、三方弁11、HP往き配管14、循環ポンプ12、第二バイパス配管17、四方弁18、送湯配管13、湯側配管50、給湯用混合弁22、給湯配管24、給湯栓34、及び外部給湯管91を通り、蛇口90へ供給される。この経路を以下「断水時給水経路」と称する。断水モード運転によれば、断水状態のときに貯湯タンク8内の湯水をユーザーが宅内の蛇口90から取り出して使用することができる。このとき、ユーザーは、タンクユニット33の場所へ行く必要がないので、貯湯タンク8内の湯水を容易に利用できる。
なお、断水状態で貯湯タンク8内の湯水が蛇口90へ供給されると、貯湯タンク8内が負圧になり、負圧作動弁付き逃し弁32が開いて、外部の空気が貯湯タンク8内へ流入する。
本実施の形態であれば、非常時に断水が発生した場合に、ユーザーは、貯湯タンク8内の湯水を、普段から使用している蛇口90から取水することが可能であるので、優れた利便性が得られる。また、貯湯運転に用いる循環ポンプ12を断水状態のときの給水ポンプとして利用できるので、ポンプの増設が不要であり、製造コストが増加することもない。
本実施の形態において、タンク上部配管21及び分岐管39は、断水時給水経路に含まれない。すなわち、負圧作動弁付き逃し弁32は、断水時給水経路とは別の経路を介して貯湯タンク8に接続されている。これにより、断水モード運転のときに負圧作動弁付き逃し弁32へ湯水が流れることをより確実に防止できる。それゆえ、断水モード運転のときに、負圧作動弁付き逃し弁32から湯水が排出されたり、負圧作動弁付き逃し弁32からの外気の吸気が妨げられたりすることをより確実に防止できる。
図3は、実施の形態1による貯湯式給湯機35の断水モードのときの制御処理を示すフローチャートである。リモコン44あるいはその他のユーザーインターフェースは、ユーザーが断水モードを選択して設定できるように構成されている。断水時に貯湯タンク8内の湯水を蛇口90から取り出したいときに、ユーザーは、ユーザーインターフェースを用いて、断水モードを選択して設定できる。図3のステップS1で、制御部36は、ユーザーインターフェースによりユーザーが断水モードを設定したかどうかを判断する。断水モードが設定された場合には、ステップS2へ進み、制御部36は、断水モード運転における循環ポンプ12の駆動時間を設定する。この設定された駆動時間を以下「設定駆動時間」と称する。設定駆動時間は、1回の断水モード運転における循環ポンプ12の積算動作時間の上限値に相当する。本実施の形態であれば、設定駆動時間を設けたことで、断水モード運転において循環ポンプ12が必要以上に長時間駆動されることを確実に防止できる。
ステップS2からステップS3へ進み、制御部36は、四方弁18の開度及び三方弁11の開度を必要に応じて変更する。すなわち、四方弁18は、b-dポート間が連通する第二経路の状態とされ、三方弁11は、a-cポート間が連通する状態とされる。
ステップS3からステップS4へ進み、制御部36は、給湯用混合弁22の開度が、湯側入口が全開となる開度である1050stepになるように、給湯用混合弁22を制御する。
ステップS4からステップS5へ進み、制御部36は、循環ポンプ12が所定回転速度(例えば3500rpm)で回転するように循環ポンプ12を駆動する。これにより、断水時給水経路を湯水が流れて蛇口90から取水可能となる。本実施の形態であれば、ステップS4の処理により、貯湯タンク8からの湯水が給湯用混合弁22に入るときの開口面積が広がり、圧力損失が低下する。その結果、蛇口90から取水できる湯水の流量を増加することが可能となる。
上記所定回転速度の値は、断水時給水経路の圧力損失に応じて、予め設定されている。断水モード運転において循環ポンプ12の駆動中に蛇口90が閉じられているときには、蛇口90が開いているときよりも、貯湯タンク8内の圧力が高くなる。このときの貯湯タンク8内の圧力が、負圧作動弁付き逃し弁32が開く設定圧力よりも低くなるように、上記所定回転速度の値が定められている。すなわち、断水モード運転において、制御部36は、循環ポンプ12の回転速度が、負圧作動弁付き逃し弁32が圧力逃し作動するときの回転速度よりも低い回転速度になるように循環ポンプ12を作動させる。これにより、断水モード運転のときに負圧作動弁付き逃し弁32が開いて湯水が系外へ排出されることを確実に防止できる。
また、断水時給水経路に湯水が流れたときに、送湯配管13の湯水がタンク上部配管21へ流入しないように、上記所定回転速度の値が定められている。これにより、湯水がタンク上部配管21及び分岐管39を通って負圧作動弁付き逃し弁32へ流れることを確実に防止できる。それゆえ、貯湯タンク8内が負圧になった際に負圧作動弁付き逃し弁32が確実に負圧作動して開くので、外部の空気を確実に貯湯タンク8内に流入させることができる。
断水モード運転の実行中、制御部36は、循環ポンプ12の積算動作時間を計測する。ステップS5からステップS6へ進み、制御部36は、現在の積算動作時間が設定駆動時間に達したかどうかを判断する。制御部36は、積算動作時間が設定駆動時間にまだ達していない場合には、循環ポンプ12の運転を続け、ステップS6の処理を再び行う。積算動作時間が設定駆動時間に達すると、ステップS6からステップS7へ進み、制御部36は、循環ポンプ12を停止させ、断水モードを終了する。
本実施の形態であれば、積算動作時間が設定駆動時間に達したときに制御部36が循環ポンプ12を停止させることで、貯湯タンク8内の湯水を使い切った後も循環ポンプ12が動作し続けることを確実に防止できるので、電力消費を抑制できるとともに、循環ポンプ12が故障することをより確実に防止できる。
断水モード運転の実行中に、給湯配管24の給湯流量が基準に比べて低くなると、制御部36は、ユーザーが蛇口90からの取水を終了したか、貯湯タンク8内の湯水を使い切ったと判断して、循環ポンプ12を停止させてもよい。これにより、循環ポンプ12を不必要に駆動することをより確実に防止できる。この際、制御部36は、断水モード運転の実行中に、給湯流量センサ52が給湯配管24内の水流を検知しない状態が所定時間(例えば10分間)続くのを待ってから、循環ポンプ12を停止させてもよい。
断水モード運転の実行中に、制御部36は、給湯配管24を通る湯水の温度を給湯温度センサ46により検出し、当該温度が基準(例えば50℃)に比べて高くなったときに注意喚起情報を報知手段により報知してもよい。例えば、リモコン44の表示部に、高温注意のアナウンスを注意喚起情報として表示してもよい。断水モード運転のときには、貯湯タンク8内の湯水が、給湯用混合弁22を通過するときに第二給水配管9bからの低温水と混合されずに、そのまま蛇口90へ流れる。このため、貯湯タンク8内の高温水がそのまま蛇口90から流出する可能性がある。その際に、注意喚起情報を報知することで、ユーザーの注意を確実に喚起することができる。
断水モード運転の実行中に、リモコン44あるいはその他のユーザーインターフェースが、断水モード運転を停止させるユーザー指示以外のユーザー指示を受け付けることを禁止してもよい。例えば、断水モード運転の実行中には、浴槽30に湯を溜める湯張り運転を行うためのユーザー指示、あるいは貯湯運転を行うためのユーザー指示をユーザーインターフェースが受け付けないようにしてもよい。これにより、断水状態のときに湯張り運転が実行されて貯湯タンク8内の高温水がそのまま浴槽30に流入することを確実に防止できる。また、断水状態のときに貯湯運転が実行されて貯湯タンク8内の高温水がHPユニット7に流入し、HPユニット7が高温入水を検知して異常停止することを確実に防止できる。
以下の説明では、貯湯温度センサ42により検出される貯湯タンク8内の上部の水温と、貯湯温度センサ43により検出される貯湯タンク8内の下部の水温との温度差を「タンク内温度差」と称する。貯湯温度センサ42,43は、温度差検出手段に相当する。断水モードが設定されたときのタンク内温度差が基準に比べて大きかった場合に、制御部36は、貯湯タンク8内の湯水を撹拌する撹拌運転を実行した後に断水モード運転を実行してもよい。これにより、貯湯タンク8内の湯水の温度を均一化した後に蛇口90へ給水できるので、蛇口90から流出する湯水の温度が低すぎたり高すぎたりすることを確実に防止でき、利便性が向上する。撹拌運転のとき、制御部36は、ユーザーに対して蛇口90からまだ取水しないようにリモコン44等を用いて報知するとともに、三方弁11及び四方弁18を断水モード運転と同じ開度に制御した後、循環ポンプ12を最大回転速度で駆動してもよい。これにより、貯湯タンク8の水導出口8bから流出した低温水が、低温配管10、三方弁11、HP往き配管14、循環ポンプ12、第二バイパス配管17、四方弁18、送湯配管13、タンク上部配管21、及び温水導入出口8dを通って貯湯タンク8の上部に流入する。その結果、貯湯タンク8内の低温水と高温水が混合して温度が均一化される。撹拌運転を所定時間(例えば10分間)継続した後、制御部36は、断水モード運転に移行するとともに、蛇口90から取水可能であることをリモコン44等を用いてユーザーに報知する。なお、撹拌運転は、上記の方法に限らず、貯湯タンク8内を撹拌できる運転であれば、いかなる運転でもよい。例えば、撹拌運転において、貯湯タンク8内に設置したプロペラ(図示省略)を回転させることで貯湯タンク8内を撹拌してもよい。
制御部36は、断水モードが設定されたときの貯湯タンク8内の残湯量が基準に比べて少なかった場合には、貯湯運転を実行した後に断水モード運転を実行してもよい。これにより、断水モード運転のときに蛇口90から流出する湯水の温度が冷たくなりすぎることを確実に防止でき、利便性が向上する。この場合、制御部36は、貯湯運転の終了後にさらに撹拌運転を実行してから断水モード運転を実行してもよい。
1 圧縮機、 3 水冷媒熱交換器、 4 膨張弁、 5 冷媒配管、 6 空気熱交換器、 7 HPユニット、 8 貯湯タンク、 8a タンク下部口、 8b 水導出口、 8c 水導入口、 8d 温水導入出口、 9a 第一給水配管、 9b 第二給水配管、 9c 第三給水配管、 10 低温配管、 11 三方弁、 12 循環ポンプ、 13 送湯配管、 14 HP往き配管、 15 HP戻り配管、 16 第一バイパス配管、 17 第二バイパス配管、 18 四方弁、 20a 配管、 20b 配管、 21 タンク上部配管、 22 給湯用混合弁、 23 風呂用混合弁、 24 給湯配管、 25 風呂配管、 26 風呂用電磁弁、 27 風呂往き配管、 28 風呂戻り配管、 29 風呂循環ポンプ、 30 浴槽、 31 減圧弁、 32 負圧作動弁付き逃し弁、 33 タンクユニット、 34 給湯栓、 35 貯湯式給湯機、 36 制御部、 37 風呂往き温度センサ、 38 風呂戻り温度センサ、 39 分岐管、 42,43 貯湯温度センサ、 44 リモコン、 45 風呂用流量センサ、 46 給湯温度センサ、 50 湯側配管、 52 給湯流量センサ、 54 分岐部、 60 風呂用熱交換器、 60a 一次側流路、 60b 二次側流路、 90 蛇口、 91 外部給湯管

Claims (10)

  1. 水を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段により加熱された湯を貯留する貯湯タンクと、
    水源から供給される水を前記貯湯タンクに流入させる給水配管と、
    湯側入口から流入した湯と、水側入口から流入した水とを混合する混合弁と、
    前記混合弁にて混合されて蛇口側へ向かう湯水が通る給湯配管と、
    前記貯湯タンクの上部に連通する一端と、前記湯側入口に連通する他端とを有するタンク上部配管と、
    前記貯湯タンクから前記加熱手段へ向かう水路となる往き配管と、
    前記加熱手段の水出口に連通する上流端と、前記タンク上部配管の前記他端に接続された下流端とを有する戻り配管と、
    前記往き配管及び前記戻り配管の水を流れさせる循環ポンプと、
    バイパス配管と、
    前記往き配管を流れる水が前記加熱手段を通って前記戻り配管へ流れる第一経路と、前記往き配管を流れる水が前記加熱手段を通らずに前記バイパス配管を通って前記戻り配管へ流れる第二経路とを切り替え可能な経路切替手段と、
    前記循環ポンプの動作及び前記経路切替手段の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記水源の断水時に使用される断水モードを動作モードとして有し、
    前記断水モードが設定されると、前記制御部は、前記経路切替手段を前記第二経路とした状態で前記循環ポンプを作動させる断水モード運転を行うことにより、前記貯湯タンク内の湯水を前記蛇口側へ供給し、
    前記断水モード運転のとき、前記貯湯タンク内の湯水が、前記往き配管、前記バイパス配管、前記戻り配管、前記湯側入口、前記混合弁、及び前記給湯配管を含む断水時給水経路を通って前記蛇口側へ流れる貯湯式給湯機。
  2. 前記貯湯タンク内の圧力が設定圧力を超えると開いて前記圧力を逃す逃し弁を備え、
    前記断水モード運転において、前記制御部は、前記循環ポンプの回転速度が、前記逃し弁が開くときの回転速度よりも低い回転速度になるように前記循環ポンプを作動させる請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 記逃し弁は、前記断水時給水経路とは別の経路を介して前記貯湯タンクに接続されている請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記断水モード運転の実行中に、ユーザーインターフェースに対するユーザー指示のうち、前記断水モード運転を停止させるユーザー指示以外のユーザー指示の受け付けを禁止する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記断水モード運転において、前記制御部は、前記湯側入口が全開となるように前記混合弁の開度を制御する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記給湯配管を通る湯水の流量を検出する給湯流量センサを備え、
    前記断水モード運転の実行中に前記流量が基準に比べて低くなると、前記制御部が前記循環ポンプを停止させる請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記給湯配管を通る湯水の温度を検出する給湯温度センサと、
    前記断水モード運転の実行中に前記温度が基準に比べて高くなったときに注意喚起情報を報知する報知手段と、
    を備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出手段を備え、
    前記断水モードが設定されたときの前記残湯量が基準に比べて少なかった場合には、前記制御部は、前記加熱手段により加熱された湯を前記貯湯タンクに流入させる貯湯運転を実行した後に前記断水モード運転を実行する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  9. 前記貯湯タンク内の上部の水温と、前記貯湯タンク内の下部の水温との温度差を検出する温度差検出手段を備え、
    前記断水モードが設定されたときの前記温度差が基準に比べて大きかった場合に、前記制御部は、前記貯湯タンク内の湯水を撹拌する撹拌運転を実行した後に前記断水モード運転を実行する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
  10. 1回の前記断水モード運転における前記循環ポンプの積算動作時間が上限値に達すると、前記制御部は、前記循環ポンプを停止させる請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
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