JP7327030B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7327030B2
JP7327030B2 JP2019170100A JP2019170100A JP7327030B2 JP 7327030 B2 JP7327030 B2 JP 7327030B2 JP 2019170100 A JP2019170100 A JP 2019170100A JP 2019170100 A JP2019170100 A JP 2019170100A JP 7327030 B2 JP7327030 B2 JP 7327030B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
slide rail
image
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019170100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021047303A (ja
Inventor
聡 濱谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2019170100A priority Critical patent/JP7327030B2/ja
Publication of JP2021047303A publication Critical patent/JP2021047303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7327030B2 publication Critical patent/JP7327030B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置のユニットの引き出し機構に関する。
従来、画像形成装置において、トレイなどを、その左右両側をそれぞれスライドレールで支持することにより引き出し可能にすることが良く行われている。
特開2013-057722号公報
しかしながら、スライドレールを両側に設けることは、引き出される部分に隣接するユニットによっては困難であったり、引き出した後その引き出された部分に含まれているユニットのメンテナンス性が優れなかったりなどの不都合を生じさせることがある。
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、画像形成装置内のユニットを、スライドレールを両側に設けることなく引き出し可能にすることを課題とする。
本発明の一つの態様の画像形成装置は、着脱可能なユニットを装着した状態で、画像形成装置本体に対してスライドレールにより挿抜可能とされた架台を備える画像形成装置であって、前記スライドレールは、該スライドレールが支持する前記ユニットと前記架台を含めた被支持部分の重心を含む挿抜方向と重力方向に平行な平面の片側に複数が配置され、
前記スライドレールの少なくとも一つは、レール幅方向が略重力方向に配置され、前記スライドレールの少なくとも一つは、レール幅方向が略水平方向に配置され、レール幅方向が略重力方向に配置されたスライドレールとレール幅方向が略水平方向に配置されたスライドレールの一部同士が重力方向に見て互いに重なる位置に配置されている。
本発明によれば、画像形成装置内のユニットを、スライドレールを両側に設けることなく引き出し(挿抜)可能にすることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御構造を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る引き出し機構を示す挿抜方向に垂直な断面図を示す図である。 本発明の一実施形態に係る引き出し機構を示す右側面図を示す図である。
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
〔画像形成装置の概要〕
まず、図1及び図2を参照して本発明の一例の画像形成装置100につき説明する。図1は、画像形成装置100の内部構成を示す図である。図2は、画像形成装置100の制御構造を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、画像形成部40は、制御部110の制御に従って、YMCKの各色トナーによる画像を形成する画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kを有する。これらは、収容されるトナー以外はいずれも同じ構成を有するので、以後、色を表す記号を省略することがある。画像形成部40は、さらに、中間転写ユニット42及び二次転写ユニット43を有する。
画像形成ユニット41は、露光部411、現像部412、感光体ドラム413、帯電部414及びドラムクリーニング部415を有する。感光体ドラム413は、例えば負帯電型の有機感光体である。感光体ドラム413の表面は、光導電性を有する。帯電部414は、例えばコロナ帯電器である。帯電部414は、帯電ローラーや帯電ブラシ、帯電ブレードなどの接触帯電部材を感光体ドラム413に接触させて帯電させる接触帯電装置であってもよい。露光部411は、例えば、光源としてレーザー光を出力するLD(LASER Diode)411aと、形成すべき画像に応じたレーザー光を感光体ドラム413に向けて照射する光偏向装置(ポリゴンモーター)とを含む。
現像部412は、二成分現像方式の現像装置である。現像部412は、例えば、二成分現像剤を収容する現像容器と、当該現像容器の開口部に回転自在に配置されている現像ローラー(磁性ローラー)と、二成分現像剤が連通可能に現像容器内を仕切る隔壁と、現像容器における開口部側の二成分現像剤を現像ローラーに向けて搬送するための搬送ローラーと、現像容器内の二成分現像剤を撹拌するための撹拌ローラーと、を有する。上記現像容器には、二成分現像剤としての上記トナーが収容されている。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421を感光体ドラム413に圧接させる一次転写ローラー422、二次転写ローラーUp(バックアップローラー)423Aを含む複数の支持ローラー423及びクリーニング装置426を有する。中間転写ベルト421は、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つの駆動ローラーが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印a方向に一定速度で走行する。
二次転写ユニット43は、無端状の二次転写ベルト432及び二次転写ローラーLw(下側)431Aを含む複数の支持ローラー431を有する。二次転写ベルト432は、二次転写ローラーLw431A及び支持ローラー431によってループ状に張架される。
定着装置60は、制御部110の制御に従って、画像形成部40によりトナー像が形成された用紙を加熱及び加圧する。定着装置60は、加熱部材である無端状の定着ベルト61と、加熱ローラー62と、加圧ローラー64に対向して配置された定着ローラー63と、加圧ローラー64と、分離ファン65と、を備える。定着ベルト61は、加熱ローラー62と定着ローラー63とに張架されている。加熱ローラー62は、定着ベルト61を加熱するハロゲンヒーター(図示略)などの加熱手段を内蔵する。定着ローラー63は、定着ベルト61と加圧ローラー64との間にニップ部Nを形成する。
以上の構成において、不図示の駆動手段によって加圧ローラー64が反時計方向に回転すると、定着ベルト61、加熱ローラー62、定着ローラー63が時計方向に回動・回転する。定着ベルト61は当接する加熱ローラー62により加熱され、定着ローラー63も加熱される。そして、トナー像が形成された用紙は、ニップ部Nを通ることにより、加熱・加圧され、用紙上に転写されたトナー像が溶融定着する。
また、分離ファン65は、ニップ部Nから排出される用紙に対してエアーを吹き付けて定着ベルト61から用紙を分離する。エアー分離部は、外部から空気を吸引してニップ部Nの方向へ送り出す吸引ファン(図示略)と、送り出した空気の経路であるダクトと、を有する。分離ファン65により用紙を定着ベルト61から分離することにより、定着ベルト61の表面に分離爪などの部材を接触させずに用紙を分離させることができるため、定着ベルト61の表面を損傷させることはない。
画像形成装置100は、さらに、スキャナー部30、画像処理部19、給紙部50及び用紙搬送手段としての用紙搬送部70を有する。スキャナー部30は、自動原稿送り装置301及びスキャナー302を有する。スキャナー部30は、制御部110の制御に従って、自動原稿送り装置301により原稿dを給紙し、スキャナー302のCCD(Charge Coupled Device)センサー32により原稿dをスキャンして入力画像データを取得する。給紙部50は、制御部110の制御に従って、用紙Sを画像形成部40に給紙する。給紙部50を構成する三つの給紙トレイユニット51a,51b,51cと、外部の給紙部(不図示)には、坪量やサイズなどに基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類ごとに収容される。
用紙搬送部70は、排紙部72及び搬送経路部73を有する。用紙搬送部70は、制御部110に従って、搬送経路部73により用紙Sを画像形成部40に搬送し、排紙部72により用紙Sを定着装置60から排紙する。搬送経路部73は、レジストローラー対73aなどの複数の搬送ローラー対を有する。用紙搬送部70は、1面を画像形成した用紙を反転して再度画像形成部40に搬送する反転経路部を有する。
ここで、画像形成装置100による画像形成方法の一例を説明する。スキャナー302は、自動原稿送り装置301によりコンタクトガラス上に給紙された、又はプラテンガラスに載置された原稿dを光学的に走査して読み取る。原稿dからの反射光が、スキャナー302のCCDセンサー32により読み取られ、入力画像データとなる。入力画像データは、画像処理部19において所定の画像処理が施され、露光部411に送られる。
感光体ドラム413は、一定の周速度で回転する。帯電部414は、感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光部411では、ポリゴンモーターのポリゴンミラーが高速で回転し、各色成分の入力画像データに対応するレーザー光が、感光体ドラム413の軸方向に沿って展開し、当該軸方向に沿って感光体ドラム413の外周面に照射される。こうして感光体ドラム413の表面には、静電潜像が形成される。
現像部412では、上記現像容器内の二成分現像剤の撹拌、搬送によってトナー粒子が帯電し、二成分現像剤は上記現像ローラーに搬送され、当該現像ローラーの表面で磁性ブラシを形成する。帯電したトナー粒子は、上記磁性ブラシから感光体ドラム413における静電潜像の部分に静電的に付着する。こうして、感光体ドラム413の表面の静電潜像が可視化され、感光体ドラム413の表面に、静電潜像に応じたトナー画像が形成される。
感光体ドラム413の表面のトナー画像は、中間転写ユニット42によって中間転写ベルト421に転写される。転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーは、感光体ドラム413の表面に摺接するドラムクリーニングブレードを有するドラムクリーニング部415によって除去される。
一次転写ローラー422によって中間転写ベルト421が感光体ドラム413に圧接することにより、感光体ドラム413と中間転写ベルト421とによって、一次転写ニップが感光体ドラムごとに形成される。当該一次転写ニップにおいて、各色のトナー画像が中間転写ベルト421に順次重なって転写される。
一方、二次転写ローラーLw431Aは、中間転写ベルト421及び二次転写ベルト432を介して、二次転写ローラーUp423Aに圧接される。それにより、中間転写ベルト421と二次転写ベルト432とによって、二次転写ニップが形成される。当該二次転写ニップを用紙Sが通過する。用紙Sは、用紙搬送部70によって二次転写ニップへ搬送される。用紙Sの傾きの補正及び搬送のタイミングの調整は、レジストローラー対73aが配設されたレジストローラー部により行われる。
上記二次転写ニップに用紙Sが搬送されると、二次転写ローラーLw431Aへ転写バイアスが印加される。この転写バイアスの印加によって、中間転写ベルト421に担持されているトナー画像が用紙Sに転写される。トナー画像が転写された用紙Sは、二次転写ベルト432によって、定着装置60に向けて搬送される。
定着装置60は、定着ベルト61と加圧ローラー64とによって、ニップ部Nを形成し、搬送されてきた用紙Sをニップ部Nで加熱、加圧する。用紙S上のトナー画像を構成するトナー粒子は、加熱され、その内部で結晶性樹脂が速やかに融け、その結果、比較的少ない熱量で速やかにトナー粒子全体が融解し、トナー成分が用紙Sに付着する。こうして、比較的少ない熱量で速やかにトナー画像が用紙Sに定着する。トナー像が定着された用紙Sは、用紙搬送部70の排紙ローラー72aを備えた排紙部72により排紙される。
なお、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残存する転写残トナーは、中間転写ベルト421の表面に摺接するベルトクリーニングブレードを有するクリーニング装置426によって除去される。
画像形成装置100は、原稿から画像を読み取って得られた画像データ又は外部機器から受信した画像データに基づいて、上述したように電子写真方式により用紙上にカラー画像を形成する。
画像形成装置100は、制御部110、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、スキャナー部30、画像メモリー18、画像処理部19、画像形成部40及び用紙搬送部70を備えて構成されている。
制御部110は、CPU、RAM等を備えて構成される。CPUは、操作部13から入力される操作信号又は通信部15により受信される指示信号に応じて、記憶部12に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置100の各部の動作を集中制御する。
例えば、制御部110は、画像生成部16又はスキャナー部30により生成され、画像メモリー18に保持された原画像を、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の原画像に基づいて、画像形成部40により用紙上に画像を形成させる。
記憶部12は、制御部110により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
操作部13及び表示部14は、ユーザーインターフェイスとして画像形成装置100の上部に設けられる。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部110に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部110の指示に従って操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、ネットワーク上の外部装置、例えばユーザー端末、サーバー、他の画像形成システム等と通信する。
通信部15は、ユーザー端末からネットワークを介して、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたベクトルデータを受信する。
画像生成部16は、通信部15により受信したベクトルデータをラスタライズ処理し、ビットマップ形式の原画像を生成する。原画像は、各画素がC(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色の画素値を有する。画素値は画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば8bitのデータ値は0~255階調の濃淡を表す。
スキャナー部30は、図1に示すように、自動原稿送り装置301、スキャナー302等からなり、原稿台上にセットされた原稿面を読み取って、ビットマップ形式の原画像を生成する。スキャナー部30により生成された原画像は、各画素がR(赤)、G(緑)及びB(青)の3色の画素値を有する。この原画像は、図示しない色変換部によって、C、M、Y及びKの4色の画素値を有する原画像に色変換される。
画像メモリー18は、画像生成部16又はスキャナー部30により生成された原画像を一時的に保持するバッファーメモリーである。画像メモリー18としては、DRAM(Dynamic RAM)等を用いることができる。
画像処理部19は、画像メモリー18から原画像を読み出して、濃度補正処理、中間調処理等の画像処理を施す。
濃度補正処理は、原画像の各画素の画素値を、用紙上に形成された画像の濃度が目標の濃度と一致するように補正した画素値に変換する処理である。
中間調処理は、中間調を疑似的に再現するための処理であり、例えば誤差拡散処理、組織的ディザ法を用いたスクリーン処理等である。
画像形成部40は、画像処理部19により画像処理された原画像の各画素の4色の画素値に応じて、上述したようにC、M、Y及びKの4色からなる画像を用紙上に形成する。
〔引き出し機構〕
次に、引き出し機構の実施形態につき説明する。上記画像形成装置100にも備えられている現像部412、感光体ドラム413、帯電部414及びドラムクリーニング部415を、図3に示すように架台400に支持させる。また、架台400には、キャリア回収部416が支持されている。キャリア回収部416は、現像部412から感光体ドラム413の周面に供給されたキャリアを、感光体ドラム413の周面から電磁気力により吸引回収する装置である。
例えば、現像部412を含むユニットが架台400に対して着脱可能とされる。同様に感光体ドラム413、帯電部414、ドラムクリーニング部415、キャリア回収部416を、これらの個別に含むユニットを着脱可能にして実施してもよい。
架台400は、画像形成装置100本体に対してスライドレールSR1,SR2により挿抜可能とされている。スライドレールSR1,SR2の固定端は、画像形成装置100の本体フレーム101に固定されている。
図3に直交3軸XYZを示す。架台400の挿抜方向をY方向とする。Y方向は画像形成装置100の奥行方向に一致している。Z方向を重力方向(上下方向)とする。X方向は、画像形成装置100の正面に平行な方向であって、感光体ドラム413と中間転写ベルト421とが隣接する水平方向である。
図3にスライドレールSR1,SR2が支持するユニットと架台400を含めた被支持部分の重心Gを含む挿抜方向Yと重力方向Zに平行な平面GSYZを示す。重心Gを決める被支持部分に含まれるものは、スライドレールSR1,SR2によって挿抜動作するすべてである。
スライドレールSR1,SR2は、この平面GSYZの片側ASに複数が配置されている。本実施形態では、一つの架台400に対してスライドレールSR1,SR2を2本のみ適用している。したがって、スライドレールSR1,SR2は、平面GSYZの片側ASに2本が配置されているとともに、スライドレールSR1,SR2は、平面GSYZの片側ASにのみ配置されている。逆側BSには、スライドレールは配置されていない。
このようなスライドレールSR1,SR2の配置とすることで、画像形成装置100内のユニットを、スライドレールを両側に設けることなく引き出し(挿抜)可能にすることができる。
スライドレールを両側に設けることは、引き出される部分に隣接するユニットによっては困難であったり、引き出した後その引き出された部分に含まれているユニットのメンテナンス性が優れなかったりなどの不都合を生じさせることがある。
しかし、本実施形態によれば、感光体ドラム413等に中間転写ベルト421がBS側で隣接しているが、BS側にはスライドレールを配置しないので支障がない。
また、架台400を引き出した後、引き出しの開放面が上面USに加えて一側面(本実施形態では左側面)LSが増加する。ユニット(412-416)の架台400からの離脱方向、架台400への装着方向は、上面USを通過する方向に加え、一側面LSを通過する方向が増加する。作業者がメンテナンスのためにアクセスする面も上面USに加えて一側面LSが増加する。そのため、ユニットの着脱性が良好であり、メンテナンス性に優れる。
このように複数のスライドレールSR1,SR2が配置される側ASの逆側BSにはスライドレールを設けないことが良い。
スライドレールの少なくとも一つは、レール幅方向が略重力方向Zに配置されている。本実施形態では、スライドレールSR2のレール幅方向が略重力方向Zに配置されている。これに対しスライドレールSR1は、レール厚方向が略重力方向Zに配置されている。一般にスライドレールは、レール幅方向の両端で可動レールをスライド可能に支持しており、レール厚方向よりレール幅方向の耐荷重が大きいから、スライドレールの少なくとも一つは、レール幅方向を略重力方向に配置することによって全体として耐荷重を大きくすることができる。
スライドレールの少なくとも一つは、レール幅方向が略水平方向Xに配置されている。本実施形態では、スライドレールSR1のレール幅方向が略水平方向Xに配置されている。
また、スライドレールの少なくとも二つは、レール幅方向が互いに交わる方向に配置されている。本実施形態では、スライドレールSR1のレール幅方向と、スライドレールSR2のレール幅方向とが互いに交わる方向である。片持ち支持によって生じるモーメント荷重をレール幅方向が互いに交わる2本のスライドレールによって支持するので、全体として耐荷重を大きくすることができる。
スライドレールの少なくとも二つは、少なくともそれぞれの一部同士が重力方向に見て互いに重なる位置に配置されている。本実施形態では、重力方向Zに見ると、スライドレールSR1の一部と、スライドレールSR2の一部とが重なる。これにより、X方向の省スペース化を図ることができる。
レール幅方向が略重力方向に配置されているスライドレールSR2は、レール幅方向が略水平方向に配置されているスライドレールSR1より、耐荷重の大きい大型のスライドレールである。スライドレールSR2により重力方向の負荷を担うので、耐荷重の大きい大型のスライドレールとすることで、全体として耐荷重を大きくすることができる。
レール幅方向が略重力方向に配置されているスライドレールは、少なくともその一部が重力方向Zに見て現像部412に重なる位置に配置されている。本実施形態においては、レール幅方向が略重力方向に配置されているスライドレールSR2は、重力方向Zに見て現像部412に重なる位置に配置されている。現像部412は、トナーを保持して重量が大きいので、当該配置とすることが好ましい。また、X方向の省スペース化を図ることができる。
スライドレールの少なくとも二つは、現像部412を重力方向Zに挟む位置に配置されている。本実施形態においては、スライドレールSR1とスライドレールSR2は、現像部412を重力方向Zに挟む位置に配置されている。これにより、スライドレールSR1による支点と、スライドレールSR2による支点とが離れる。支点間距離が離れるので、より大きいモーメント荷重を耐えられる。
図4に示すように架台400はスライドレールSR1に支持させるフック401を有する。
図4(a)→(b)で示すように架台400に設けられたフック401を上部のスライドレールSR1の先端可動レールSR11に引っ掛け、螺子402,403を、下部のスライドレールSR3の先端可動レールSR21に設けられた係止孔に引っ掛け、3点支持状態とすることで、安定的に仮固定が可能である。特に、Y方向のスライド動作により、これら3点を係止することができるので、手早く作業が可能である。この仮固定状態で図4(b)に示すように他の螺子404も適用して本固定する。
以上によりスライドレールSR1,SR2への架台400の取り付け作業が容易である。
以上説明した引き出し機構を、上述したYMCKの各色トナーによる画像を形成する画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kに対して適用して実施する。
この場合、上下方向に4つの引き出しが積み重なるように並ぶ。最上段でない一つの引き出しの上面USがその上段の引き出しにより遮られていても、一側面LSからのユニットの着脱や、アクセスが可能であり、メンテナンス性に優れる。
以上のように本実施形態の画像形成装置によれば、画像形成装置内のユニットを、スライドレールを両側に設けることなく引き出し(挿抜)可能にすることができ、メンテナンス性、省スペース性等に優れ、耐荷重的にも問題なく実施することができる。
特に、中間転写ベルト421の上下方向の走行面に対して、各色の感光体ドラム413が並ぶ縦型タンデム式の画像形成装置において、各色の構成に上述したような引き出しを適用することができ、その場合に、メンテナンス性、省スペース性等に優れ、耐荷重的にも問題なく実施することができる。また、感光体からの転写側BSに本体フレーム101によるスライドレールの固定部分を設ける必要がないから、省スペース性に優れるとともに、コストアップすることなく画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kを引き出し可能な構成へ変更することができる。
60 定着装置
61 定着ベルト
62 加熱ローラー
63 定着ローラー
64 加圧ローラー
65 分離ファン
65a 吹出口
67 遮熱壁
68 温度センサー
100 画像形成装置
110 制御部
400 架台
SR1,2 スライドレール

Claims (9)

  1. 着脱可能なユニットを装着した状態で、画像形成装置本体に対してスライドレールにより挿抜可能とされた架台を備える画像形成装置であって、
    前記スライドレールは、該スライドレールが支持する前記ユニットと前記架台を含めた被支持部分の重心を含む挿抜方向と重力方向に平行な平面の片側に複数が配置され、
    前記スライドレールの少なくとも一つは、レール幅方向が略重力方向に配置され、
    前記スライドレールの少なくとも一つは、レール幅方向が略水平方向に配置され、
    レール幅方向が略重力方向に配置されたスライドレールとレール幅方向が略水平方向に配置されたスライドレールの一部同士が重力方向に見て互いに重なる位置に配置されている画像形成装置。
  2. 側面の一部に切り欠け凹部が設けられ、当該切り欠け凹部に前記レール幅方向が略重力方向に配置されたスライドレールが設けられている請求項1記載の画像形成装置。
  3. ール幅方向が略重力方向に配置されているスライドレールは、レール幅方向が略水平方向に配置されているスライドレールより、耐荷重の大きい大型のスライドレールである請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ユニットの一つは、静電潜像に応じたトナー画像を形成する現像部を含む請求項1から請求項のうちいずれか一に記載の画像形成装置。
  5. ール幅方向が略重力方向に配置されているスライドレールは、少なくともその一部が重力方向に見て前記現像部に重なる位置に配置されている請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記スライドレールの少なくとも二つは、前記現像部を重力方向に挟む位置に配置されている請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ユニットの一つは、静電潜像が形成される感光体ドラムを含む請求項1から請求項のうちいずれか一に記載の画像形成装置。
  8. 前記ユニットの一つは、感光体ドラムを帯電させる帯電部を含む請求項1から請求項
    のうちいずれか一に記載の画像形成装置。
  9. 前記架台は前記スライドレールに支持させるフックを有する請求項1から請求項のうちいずれか一に記載の画像形成装置。
JP2019170100A 2019-09-19 2019-09-19 画像形成装置 Active JP7327030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019170100A JP7327030B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019170100A JP7327030B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021047303A JP2021047303A (ja) 2021-03-25
JP7327030B2 true JP7327030B2 (ja) 2023-08-16

Family

ID=74878359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019170100A Active JP7327030B2 (ja) 2019-09-19 2019-09-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7327030B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134096A (ja) 1999-11-08 2001-05-18 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2005037677A (ja) 2003-07-14 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006276176A (ja) 2005-03-28 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 接触回避機構およびそれを用いた画像形成装置
JP2007127982A (ja) 2005-11-07 2007-05-24 Sharp Corp ユニット引出機構及び画像記録装置
JP2012194496A (ja) 2011-03-18 2012-10-11 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0493856A (ja) * 1990-08-04 1992-03-26 Fuji Xerox Co Ltd 多色画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134096A (ja) 1999-11-08 2001-05-18 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2005037677A (ja) 2003-07-14 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006276176A (ja) 2005-03-28 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 接触回避機構およびそれを用いた画像形成装置
JP2007127982A (ja) 2005-11-07 2007-05-24 Sharp Corp ユニット引出機構及び画像記録装置
JP2012194496A (ja) 2011-03-18 2012-10-11 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021047303A (ja) 2021-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7835660B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
US8798493B2 (en) Image forming apparatus
JP5343064B2 (ja) 画像形成装置及び後処理装置
JP2017044991A (ja) 画像形成装置
JP5920062B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP7327030B2 (ja) 画像形成装置
JP6601166B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
US10226948B2 (en) Image forming apparatus
JP5907858B2 (ja) 画像形成装置
JP6624006B2 (ja) トナー搬送装置、画像形成装置
US9199812B2 (en) Sheet feeding device, and image forming apparatus
JP5625020B2 (ja) 画像形成装置
JP2005343700A (ja) 画像形成装置
JP2000305392A (ja) 画像形成装置
JP2006227084A (ja) 画像形成装置
JP7362289B2 (ja) 画像形成装置
JP5807528B2 (ja) 画像形成装置
JP2023064206A (ja) 画像形成装置
JP2008206069A (ja) 画像データ検索方法およびそのシステム
JP7000979B2 (ja) 画像形成装置及び冷却対象部品の冷却方法
JP2011197059A (ja) 画像形成装置
JP2014085434A (ja) 画像形成装置
JP2013178337A (ja) 画像形成装置
JP2021056457A (ja) 現像装置及び画像形成装置
US20180053076A1 (en) Image forming device and control method therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7327030

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150