JP7324690B2 - 収納装置の把手ユニット及びこれを備えるラッチ装置 - Google Patents
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Description
(1)開口部の上部に横に渡した部材と下部に横に渡した部材とにそれぞれ設けられた溝を滑らせて、左右に開閉する引戸。
(2)枢(戸の端の上下につけた突起をかまちの穴にさし込んで開閉させるための装置)または蝶番などの装置によって開閉する戸である開き戸。戸は枢軸を中心として回転する。
また、収納装置として、(3)机やタンスなどに取りつけて抜き差しのできるように造った箱型の引き出しがある。
引戸、開き戸、引き出しにはラッチ装置(掛け金)を設けて不用意に開かないようにしている。開き戸用のラッチ装置と引き出し用のラッチ装置は、構造上類似していて、同じラッチ装置を適用できる(例えば特許文献4)。
前記把手は、前記戸のラッチ機構に接続され、操作されたときにラッチを解除するものであり、
前記把手の前記戸の開く方向へ傾ける動き(左右方向、図8のY方向)、及び、引き出す動き(前後方向、図15のZ方向)が可能に構成され、
ラッチの係合爪14をラッチの解除方向へ回動させるための支承、及び、前記係合爪221をラッチの解除方向へ移動させるための案内(第1案内、支承兼移動ガイド122)とが設けられているものである。
前記把手の貫通孔H1が設けられ、前記把手に連結された作用部が前記貫通孔を通り表面から裏面へ貫通した状態で、前記把手の前記戸の開く方向へ傾ける動き、及び、引き出す動きが可能に保持される。
前記把手を前記戸の開く方向へ引き出す動きの案内として機能する案内(第2案内、ガイド123a)が設けられていてもよい。
前記作用部は、前記把手の取付部と、前記案内(第1案内、支承兼移動ガイド122)の前記支承に回動自在に係合する軸部132aとが設けられ、
前記作用部は、前記把手が取り付けられ、前記軸部が前記支承に係合した状態で、前記把手を前記戸の開く方向へ傾ける動きを受けて前記係合爪をラッチの解除方向へ動かすことを特徴とするラッチ装置である。
前記係合爪は、前記案内(第1案内、支承兼移動ガイド122)に係合しラッチの解除方向に動くための係合部222が設けられ、
前記作用部は、前記把手の取付部と、前記把手を前記戸の開く方向へ引き出す動きの案内(第2案内、ガイド123a)に係合し前記把手を操作したときに前記把手を引き出す方向(前後方向、図15のZ方向)に動くための係合部212、213とが設けられ、
前記変換機構は、前記作用部の前記把手を引き出す方向の動きを変換して前記係合爪に伝達し、前記係合爪をラッチの解除方向(図15のY’方向)へ移動させることを特徴とするラッチ装置である。
引戸の構造、及び、ラッチ装置の取り付け態様は公知であるので図示は省略する。例えば、引戸は、収納装置本体の前面開口部の戸枠の上下にそれぞれ設けられた2本のレール又は溝を備え、そこに右方外戸と左方内戸の2枚構成からなる引戸が左右移動可能に配置されているようなものである。引戸の左右の戸枠側には取付穴が設けられ、これに引戸用のラッチ装置が取り付けられる。ラッチ装置に当接する戸枠側の位置にはラッチ受けが設けられ、これにラッチ装置の係合爪が係合するようになっている。
開き戸・引き出しの構造、及び、ラッチ装置の取り付け態様は公知であるので図示は省略する。例えば、開き戸は、収納装置本体の前面開口部の戸枠の左右両方(開き戸2枚)又は一方(開き戸1枚)に設けられたヒンジにより回動自在に取り付けられるものである。開き戸のヒンジの反対側に開き戸用のラッチ装置が取り付けられる。ラッチ装置は開き戸の上辺端、中央端(開き戸1枚の場合)、下辺端のいずれかに取り付けられる。ラッチ装置に当接する戸枠側の位置にはラッチ受けが設けられ、これにラッチ装置の係合爪が係合するようになっている。引き出しは、机やタンスなどに取りつけて抜き差しのできるように造った箱型の収納装置である。引き出しのラッチ装置は、多くの場合その前面の上辺端に取り付けられる。ラッチ装置に当接する枠側の位置にはラッチ受けが設けられる。
以下において、主に開き戸を例にとり説明を加える。
2 開き戸・引き出し用ラッチ装置
11 把手
12 ハウジング
13 作用部
14 係合爪(係合凸部)
15 スペーサ
16 ラッチ機構カバー
21 作用部
22 係合爪ユニット
50 ラッチ受け
51 係合爪(係合溝、係合凹部)
60 ラッチ受け
61 係合爪
111 把手のネジ穴
121 ハウジングのネジ穴
122 支承兼移動ガイド(第1案内)
122a 支承(開口、凸部)
122b 上下動ガイド(線条突起)
123 前後動ガイド
123a ガイド(第2案内)
124 上下動ガイド
131 把手止めネジ用貫通孔
132 係合爪ガイド
132a 軸突起(凸部、凹部)
132b ガイド(線条突起)
133 弾性部材
134 第1突起
135 第2突起
141 ガイド(線条突起)
142 作用部との第1係止部
143 作用部との第2係止部
211 把手止めネジ用貫通孔
212 突起(係合部)
213 突起(係合部)
214 三角形凹部(前後動を上下動に変換する機構)
221 係合爪
222 上下動ガイドに係合する係合爪(係合部)
223 上下動ガイドに係合する係合爪
224 三角形凸部(前後動を上下動に変換する機構)
225 弾性部材
H1 把手貫通孔
H2 支承兼移動ガイド貫通孔
Y 把手を傾ける方向(引戸を開ける方向)
Y’ 係合爪のラッチの解除方向
Z 把手を引き出す方向(開き戸を開ける方向)
Claims (3)
- 収納装置の開閉可能な戸を開くときに操作する把手と、前記戸に取り付けられ、前記把手を収納するハウジングとを備え、
前記把手は、前記戸のラッチ機構に接続され、操作されたときにラッチを解除するものであり、
前記把手の前記戸の開く方向へ傾ける動き、及び、引き出す動きが可能に構成され、
ラッチの係合爪をラッチの解除方向へ回動させるための支承、及び、前記係合爪をラッチの解除方向へ移動させるための案内が設けられていることを特徴とする把手ユニット。 - 請求項1記載の前記把手ユニットと、ラッチ受けに係合する前記係合爪と、前記把手の操作に基づき動く作用部とを備え、
前記作用部は、前記把手の取付部と、前記案内の前記支承に回動自在に係合する軸部とが設けられ、
前記作用部は、前記把手が取り付けられ、前記軸部が前記支承に係合した状態で、前記把手を前記戸の開く方向へ傾ける動きを受けて前記係合爪をラッチの解除方向へ動かすことを特徴とするラッチ装置。 - 請求項1記載の前記把手ユニットと、ラッチ受けに係合する前記係合爪と、前記把手の操作に基づき動く作用部と、前記作用部の動きに基づき前記係合爪をラッチの解除方向へ動かす変換機構とを備え、
前記係合爪は、前記案内に係合しラッチの解除方向に動くための係合部が設けられ、
前記作用部は、前記把手の取付部と、前記把手を前記戸の開く方向へ引き出す動きの案内に係合し前記把手を操作したときに前記把手を引き出す方向に動くための係合部とが設けられ、
前記変換機構は、前記作用部の前記把手を引き出す方向の動きを変換して前記係合爪に伝達し、前記係合爪をラッチの解除方向へ移動させることを特徴とするラッチ装置。
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JP2019207490A JP7324690B2 (ja) | 2019-11-15 | 2019-11-15 | 収納装置の把手ユニット及びこれを備えるラッチ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019207490A JP7324690B2 (ja) | 2019-11-15 | 2019-11-15 | 収納装置の把手ユニット及びこれを備えるラッチ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021080681A JP2021080681A (ja) | 2021-05-27 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013231332A (ja) | 2012-05-01 | 2013-11-14 | Noguchi Hardware:Kk | 把手装置 |
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2019
- 2019-11-15 JP JP2019207490A patent/JP7324690B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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JP2013231332A (ja) | 2012-05-01 | 2013-11-14 | Noguchi Hardware:Kk | 把手装置 |
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