JP7324021B2 - 単層射出成形品および香料用容器 - Google Patents
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Description
[1]エチレン-ビニルアルコール共重合体(A)および樹脂(B)を含む樹脂組成物(x)を用いた単層射出成形品であって、樹脂(B)は酸変性ポリオレフィン系樹脂および酸変性エラストマーからなる群より選ばれる少なくとも1種を含み、エチレン-ビニルアルコール共重合体(A)に対する樹脂(B)の質量比(B/A)が3/97~17/83であり、エチレン-ビニルアルコール共重合体(A)のJIS K 7210:2014に従って測定した210℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが12~40g/10minであり、樹脂組成物(x)のJIS K 7210:2014に従って測定した210℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが5~30g/10minである単層射出成形品;
[2]エチレン-ビニルアルコール共重合体(A)のエチレン単位含有量が20モル%~60モル%である、[1]の単層射出成形品;
[3]樹脂(B)が酸変性ポリエステル系エラストマーまたは酸変性エチレン-α-オレフィン共重合体である、[1]または[2]の単層射出成形品;
[4]樹脂組成物(x)の厚み20μmの単層フィルムについて、JIS K7375に準じて測定したヘイズが0.1%~30%である、[1]~[3]のいずれかの単層射出成形品;
[5]樹脂組成物(x)の厚み100μmの単層フィルムについて、JIS Z1707に準じて測定した突き刺し強度が5N~18Nである、[1]~[4]のいずれかの香料用容器;
を提供することで達成される。
EVOH(A)は、通常、エチレン-ビニルエステル共重合体をケン化することで得ることができる。エチレン-ビニルエステル共重合体の製造およびケン化は、公知の方法により行うことができる。ビニルエステルとしては酢酸ビニルが代表的であるが、ギ酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バレリン酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、ピバリン酸ビニルおよびバーサティック酸ビニル等のその他の脂肪酸ビニルエステルであってもよい。
樹脂(B)は、酸変性ポリオレフィン系樹脂および酸変性エラストマーからなる群より選ばれる少なくとも1種を含む柔軟な樹脂である。本発明の樹脂組成物は樹脂(B)を含むことで良好な耐衝撃性を達成できる。本発明に用いられる樹脂(B)は、EVOH(A)以外の樹脂である。
(1)ポリエステル・ポリエーテル型TPEE
一般には、ハードセグメントとして芳香族系結晶性ポリエステルを、ソフトセグメントとしてポリエーテルを用いたエラストマーである。
(2)ポリエステル・ポリエステル型TPEE
ハードセグメントとして芳香族系結晶性ポリエステルを、ソフトセグメントとして脂肪族系ポリエステルを用いたエラストマーである。
(3)液晶性TPEE
ハードセグメントとして剛直な液晶分子を、ソフトセグメントとして脂肪族系ポリエステルを用いたエラストマーである。
樹脂組成物(x)はEVOH(A)及び樹脂(B)を含み、EVOH(A)に対する樹脂(B)の質量比(B/A)が3/97~17/83である。質量比(B/A)は7/93以上が好ましく、12/88以下が好ましい。質量比(B/A)が3/97未満であると耐衝撃が低下する傾向となる。また質量比(B/A)が17/85超であると耐溶剤性が低下する傾向となる。
樹脂組成物(x)は、本発明の効果を阻害しない範囲であれば、例えば、カルボン酸化合物、リン酸化合物、ホウ素化合物、金属塩、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、帯電防止剤、滑剤、着色剤、充填剤、乾燥剤、各種繊維などの補強剤などのその他の成分を含有してもよい。
本発明の単層射出成形品は、ガスバリア性及び透明性に優れ、かつ、耐溶剤性、耐衝撃性に優れるため、様々な用途に適用することができる。例えば、日用品;香料、農薬、医薬などの薬品;医療器材;機械部品、精密材料などの産業資材;衣料などであってもよい。
本発明の単層射出成形品は香料容器として好適に使用できる。香料の容器は耐溶剤性や耐衝撃性が求められる他、内容物を開封する際にシリンジ等の針を、香料容器に突き刺す手段をとることが多く、容易に突き刺せるよう適度な突き刺し強度が求められる。本発明の単層射出成形品を用いた香料容器は、適度な突き刺し強度を有するため、シリンジ等の針を突き刺して容器を開封する際に、容易に開封できる。適当な強度とは100μmの単層フィルムにおいて5N~18Nの範囲を突き刺し強度を有する樹脂組成物(x)を用いた単層射出成形品であり、8N~13Nであればより好ましい。なお、本発明の単層射出成形品は、香料容器全体を形成していてもよいし、香料容器の蓋部(シリンジ等の針を突き刺す部分)のみを形成していてもよい。
・EVOH(A)
A-1:「エバール(登録商標)C109B」(EVOH、株式会社クラレ製、エチレン単位含有量:35モル%、MFR:19g/10min(210℃、荷重2160g))
A-2:「エバール(登録商標)E112B」(EVOH、株式会社クラレ製、エチレン単位含有量:44モル%、MFR:28g/10min(210℃、荷重2160g))
A-3:「エバール(登録商標)F107B」(EVOH、株式会社クラレ製、エチレン単位含有量:32モル%、MFR:14g/10min(210℃、荷重2160g))
A-4:「エバール(登録商標)F104B」(EVOH、株式会社クラレ製、エチレン単位含有量:32モル%、MFR:10g/10min(210℃、荷重2160g))
・樹脂(B)
B-1:「モディック(商標)GQ131」(無水マレイン酸変性ポリエステル系エラストマー、三菱ケミカル株式会社製、MFR:34g/10min(230℃、荷重2160g)、酸価8mgKOH/g)
B-2:「タフマー(商標)MP0610」(無水マレイン酸変性エチレン-プロピレン共重合体、三井化学株式会社製、MFR:0.6g/10min(230℃、荷重2160g)、酸価6mgKOH/g)
B’-1:「タフマー(商標)P0280」(エチレン-プロピレン共重合体、MFR:5.4g/10min(230℃、荷重2160g))
上記樹脂のMFR及び酸価は後述する評価方法(1)及び(2)に従って実施した。
(1)メルトフローレート(MFR)
実施例及び比較例で使用する樹脂並びに実施例及び比較例で得られた樹脂組成物について、JIS K 7210:2014に準じて、メルトインデクサを用い、温度210℃または230℃、荷重2160gの条件下で、試料の流出速度(g/10min)を測定した。
JIS K 0070:1992に準じて、酸変性エチレン-α-オレフィン共重合体をキシレンに溶解させ、フェノールフタレインを指示薬として用い、0.05mol/L水酸化カリウム-エタノール溶液を滴下することで酸価を算出した。
実施例及び比較例で得られた樹脂組成物ペレットを用い、以下の条件で射出成形板(縦100mm×横100mm×厚み2mm)を作製し、射出成形品表面の外観評価を実施した。
[射出成形条件]
装置:射出成形機(株式会社日本製鋼所製J85AD)
シリンダー温度:後部/中部/前部/ノズル=175℃/245℃/245℃/230℃
金型温度:50℃
A:外観に異常は確認されない。
B:流れムラや表面荒れが確認される。
実施例及び比較例で得られた厚み20μmの単層フィルムについて、JIS K7375に準じて、ポイック積分球式光線透過率・全光線反射率計(村上色彩技術研究所製「HR-100型」)を使用しヘイズを測定した。
実施例及び比較例で得られた厚み100μmの単層フィルムについてJIS Z1707に準じて23℃/50%RHの条件下で調湿したのち、オートグラフAGS-H(島津製作所製)を使用し測定を行った。
デジタル衝撃試験機(株式会社東洋精機製作所製)を用い、JIS K7110に従い、実施例及び比較例で得られた射出片(80×10×4mm)にノッチを入れ、23℃の条件でアイゾット衝撃強度を測定した。
実施例及び比較例で得られた射出片(80×10×4mm)を用い、キシレン溶液中に20℃30日間浸漬後の外観を評価した。
A:外観変化は見らない。
B:射出片の膨潤が確認された。
C:射出片の膨潤と表面荒れによる白化が確認された。
実施例及び比較例で得られた厚み20μmの単層フィルムについて、20℃、65%RHの条件下で7日間調湿後、JIS K 7126-2(等圧法)に準じ、20℃、65%RHの条件下で酸素透過速度の測定(Mocon社製「OX-TORAN MODEL 2/21」)を行った。
EVOH(株式会社クラレ製、「エバール(登録商標)C109B」)(A-1)95質量部、酸変性ポリエステル系エラストマー(三菱ケミカル株式会社製、「モディック(商標)GQ131」)(B-1)5質量部をドライブレンドし、以下の押出機の条件で樹脂組成物ペレットを得た。
<押出機の条件>
装置:30mmφ二軸押出機
L/D:45.5
スクリュー:同方向完全噛合型
押出し温度(℃):220℃
回転数:200rpm
吐出量:20kg/hr
<単層フィルム作製条件>
装置:20mmφ単軸押出機(東洋精機製作所製ラボプラストミル15C300)
L/D:20
スクリュー:フルフライト
ダイ:300mmコートハンガーダイ
押出し温度(℃):C1=200、C2~C5=230、Die=230
スクリーン:50/100/50
冷却ロール温度:80℃
引取り速度:1.0~3.5m/分
[射出成形条件]
[射出成形条件]
装置:射出成形機(株式会社日本製鋼所製J85AD)
シリンダー温度:後部/中部/前部/ノズル=200℃/220℃/220℃/210℃
金型温度:50℃
表1に記載される通り樹脂(B)(及び樹脂(B’))の種類及びEVOH(A-1)との質量比を変更した以外は、実施例1と同様の方法で樹脂組成物ペレット、単層フィルム及び射出片を作製した。実施例2~6、比較例1~4については実施例1と同様の評価を実施した。結果を表1に示す。
Claims (4)
- エチレン-ビニルアルコール共重合体(A)および樹脂(B)を含む樹脂組成物(x)を用いた単層射出成形品であって、樹脂(B)が酸変性ポリエステル系エラストマーであり、エチレン-ビニルアルコール共重合体(A)に対する樹脂(B)の質量比(B/A)が3/97~17/83であり、エチレン-ビニルアルコール共重合体(A)のJIS K 7210:2014に従って測定した210℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが12~40g/10minであり、樹脂組成物(x)のJIS K 7210:2014に従って測定した210℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが5~30g/10minである単層射出成形品。
- エチレン-ビニルアルコール共重合体(A)のエチレン単位含有量が20モル%~60モル%である、請求項1に記載の単層射出成形品。
- 樹脂組成物(x)の厚み20μmの単層フィルムについて、JIS K7375に準じて測定したヘイズが0.1%~30%である、請求項1または2に記載の単層射出成形品。
- 樹脂組成物(x)の厚み100μmの単層フィルムについて、JIS Z1707に準じて測定した突き刺し強度が5N~18Nである、請求項1~3のいずれか1項に記載の単層射出成形品。
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