JP7323984B2 - 飲食品組成物 - Google Patents
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Description
本発明の一態様は、前記式(I)の化合物とω-3脂肪酸を含有する飲食品組成物などの組成物である。
本発明において、式(I):
R1は、H、OH、C1-6アルキル又はC1-6アルコキシであり、好ましくはH、OH又はC1-6アルコキシであり、更に好ましくはH、OH、又はメトキシであり;
R2は、H、OH、C1-6アルキル又はC1-6アルコキシであり、好ましくはH、OH又はC1-6アルコキシであり、更に好ましくはH、OH、又はメトキシであり;
R3は、H、OH、C1-6アルキル又はC1-6アルコキシであり、好ましくはH、OH又はC1-6アルコキシであり、更に好ましくはH、OH、又はメトキシであり;
R4は、H、OH、C1-6アルキル又はC1-6アルコキシであり、好ましくはH、OH又はC1-6アルコキシであり、更に好ましくはH、OH、又はメトキシであり;
R5は、H、OH、C1-6アルキル又はC1-6アルコキシであり、好ましくはH、OH又はC1-6アルコキシであり、更に好ましくはH、OH、又はメトキシであり;
R6は、H、OH、C1-6アルキル又はC1-6アルコキシであり、好ましくはH、OH又はC1-6アルコキシであり、更に好ましくはH、OH、又はメトキシであり;
R7は、H、OH、C1-6アルキル又はC1-6アルコキシであり、好ましくはH、OH又はC1-6アルコキシであり、更に好ましくはH、OH、又はメトキシである。
本発明において、ω-3脂肪酸は、ω-3位に炭素-炭素二重結合を有する脂肪酸であり、その立体異性体、位置異性体、及びそれらの塩を含む。また、ω-3脂肪酸は、植物、動物、微生物等の天然物から抽出されたものや化学合成品を用いることができ、例えば、マグロ、カツオ、イワシ等の魚油から得ることができる。天然物からの抽出物は、その原料種類、産地及び製造方法は特に限定されない。
本発明において、本発明の組成物は、その他の有効成分として、他の生理活性物質または健康食品素材を使用することができる。その他の有効成分としては、例えば、ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリン、クルクミン、γ-アミノ酪酸、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB1、イチョウ葉、フェルラ酸、γオリザノール、ピロロキノリンキノン(PQQ)、カテキン、レスベラトロール、スフィンゴ脂質、米油、卵黄、大豆、陳皮、橙皮、橘皮、枳実、メリンジョ、青汁、健康酢、健康茶、ローヤルゼリー、アロエ、ブルーベリー、プロポリス、イソフラボン、ノニ、核酸、にんにく、ウコン、酵素、高麗ニンジン、雑穀、納豆、発芽玄米、マカ、メシマコブ、ブドウ種子、スピルリナ、明日葉、フコイダン、牡蠣、馬油、桑葉、サラシア、ハナビラタケ、田七ニンジン、カシス、シジミ、キクイモ、コラーゲン、クロレラ、グルコサミン、キトサン、カルニチン、CoQ10、セラミド、オクタコサノールなどが挙げられる。
本発明の組成物は、式(I)の化合物1重量部に対して、ω-3脂肪酸を例えば0.1~1,000重量部含有する。ω-3脂肪酸の神経細胞毒性に対する保護作用の観点、すなわち脳機能改善効果の観点からは、式(I)の化合物1重量部に対してω-3脂肪酸を、0.1~5,000、好ましくは0.1~1,000、より好ましくは0.5~1,000重量部、更に好ましくは1~600重量部、特に好ましくは10~300重量部含有する。
本発明において、本発明の組成物は、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤などの固形製剤;またはシロップ剤、注射剤などの液状製剤として経口または非経口的に投与することもできる。固形製剤には、賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤;液状製剤には、溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩衝剤、無痛化剤などをもちることができる。また必要に応じて、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤などの添加物を用いることもできる。
本発明の組成物は、各種症状の改善・予防の表示が許可されている飲食品ために用いることができる。ここで、本発明において、症状の改善・予防の表示が許可されている飲食品とは、国や公共団体が許可・指定している医薬品的な効能を有する飲食品であり、例えば、機能性表示食品、特定保健食品等の保健機能食品、特別用途食品等である。なお、状況や時代、各国の制度により名称や規程が変化するが、本質的に同じであるものは本発明に含まれる。
本発明の一態様は、「脳機能」の低下を予防及び/又は改善するための、前記式(I)の化合物とω-3脂肪酸を含有する組成物である。
ノビレチン(NB)として、「ノビレチン合成品(98%)」(Wako製)を用いた。
DHAとして、「4,7,10,13,16,19-ドコサヘキサエン酸(98%)」(ナカライテスク製)を用いた。
DMSOにノビレチン及びDHAを加えて撹拌して、培地添加時に表1の通りに各成分を含有する試験例となるよう、各検体を調製した。
ラット副腎髄質褐色細胞腫由来の細胞株PC12細胞を、5.0×103/セル(平底96ウェルのポリエルリジンコートプレート)となるように播種し、37℃、5%のCO2条件下で一晩培養した。
一晩培養後、上記培地を除去し、各実施例等(ノビレチンおよび、あるいはDHA)を含有するDMEM培地を添加し、さらに72時間培養を行なった。
72時間の培養後、5mg/mLのMTT溶液を10μL/セルで添加し、6時間培養した。6時間培養後、10%SDS溶液を100μL/穴添加し、プレートリーダー(Perkin Elmer製)にて570nmの吸光度を測定した。各実施例等の細胞生存率は、ノビレチン、DHAを添加していないコントロールの吸光度を100とした際の相対値として算出した。結果を表1に併せて示す。
細胞株に一定量のDHAを配合した際に、細胞生存率は80%以下に低減した(比較例1-0)。そこにノビレチンを共添加することで細胞生存率は濃度依存的に回復した(実施例1-1~1~4)。イチョウ葉エキスを用いると、細胞生存率はむしろ低下した(参考例1-1)。DHAによる細胞毒性をノビレチンが濃度依存的に改善することが確認できた。
<検体の調製>
ノビレチン(NB)として、ノビレチン(98%)(Wako(株)社製)を用いた。
DHAとして、4,7,10,13,16,19-ドコサヘキサエン酸(98%)(ナカライテスク(株)社製)を用いた。
DMSOにノビレチン及びDHAを加えて撹拌して、培地添加時に表2の通りに各成分を含有する試験例となるよう、各検体を調製した。
PC12細胞を、1.0×104/セル(平底96ウェルの蛍光測定用黒色プレート)となるように播種し、37℃、5%のCO2条件下で48時間培養した。
48時間培養後、100μMのDCFH-DA(2’,7’-Dichlorodihydrofluorescin diacetate)を含有する無血清培地に変え、37℃、5%のCO2条件下で1時間培養した。
1時間培養後、上記培地を除き、各実施例等(ノビレチンおよびDHA)を含有するDMEM培地を添加し、37℃、5%のCO2条件下でさらに30分培養した。
30分培養後、酸化ストレスとして150μMのH2O2を添加し、添加20分後の蛍光強度(480/530nm)を測定した。その測定値を活性酸素(ROS)発生量とした。以下の式にその平均値を代入し、ノビレチン、DHAを添加していないコントロールに対するROS発生の抑制率として算出した。結果を表2に併せて以下に示す。
H2O2添加により、培地中に活性酸素が発生した。酸化ストレス下での活性酸素発生に対して、DHA添加では発生抑制が認められず(比較例2-0)、ノビレチンを添加しても発生抑制率は約40%に留まった(比較例2-1~2-4)。これに対して、ノビレチンおよびDHAを共に添加することで活性酸素発生抑制率の大幅な上昇が確認できた(実施例2-1~2~12)。
ノビレチン(NB)として、「ノビレチン高含有エキス(ノビレチン58%含有)」(ロート製薬社製)を用いた。DHAとして、life’s Omega 60(Lot No.VY00147014)DSMニュートリションジャパン(株)社製、及び、DHA-46MK(LotNo.1511161)マルハニチロ(株)社製の2種を用い、DHA/EPA=225mg/45mgとなるよう調整して用いた。
以下の処方に従いサンプリングを行い、スクリューキャップ付きガラス製バイアル瓶(容量30mL、日電理化硝子(株)社製)に入れ混合した。表3の通りに各成分を含有するよう、検体である組成物を調製した。
試験物質の混合直後の臭い、及び、60℃で24時間保管した後の臭いの官能評価を行なった。官能評価は、被験者5名を対象にVAS法にて実施した。VAS法の詳細は、10cmの直線上に、「まったく嫌な臭いがしない」を0、「がまんできないくらい嫌な臭い」を100とした時の各試験物で感じた臭いの強度を、ペンを用いて線を引いてもらった。被験者5名の数値の平均値をそのサンプルの数値とした。以下の式にその平均値を代入し、比較例3-0に対する嫌な臭いの減少率として算出した。ただし、比較例1、2に関しては被験者5名の平均値を値とした。
[式]
臭い減少率(%)=(比較例3-0の平均値-各実施例の平均値)/比較例3-0の平均値×100
DHA/EPAは魚油特有の嫌な臭いを有しており、高温条件下に保管することで短時間でその強い臭いを増した。混合直後及び60℃24時間保管後のDHA/EPAの強い臭いがNBにより抑制することが確認できた(実施例3-1~3~8)。
<検体の調製>
ノビレチン(NB)として、「ノビレチン合成品(98%)」(Wako製)を用いた。DHAとして、「4,7,10,13,16,19-ドコサヘキサエン酸(98%)」(ナカライテスク製)を用いた。EPAとして、「Icosapentaenoic Acid」(Cayman社製)を用いた。
ノビレチン(NB)、DHA、EPAはDMSO中に調製し、培地添加時に表4の通りに各成分を含有する試験例となるよう、各検体を調製した。
ラット副腎髄質褐色細胞腫由来の細胞株PC12細胞を、5.0×103/セル(平底96ウェルのポリエルリジンコートプレート)となるように播種し、37℃、5%のCO2条件下で一晩培養した。
一晩培養後、上記培地を除去し、各実施例等(ノビレチンおよび、あるいはDHA)を含有するDMEM培地を添加し、さらに24時間培養を行なった。
24時間の培養後、Cell Counting Kit-8(同仁化学社製)を用い、プロトコールに従って細胞生存率を算出した。各実施例等の細胞生存率は、ノビレチン、DHA、EPAをいずれも添加していないコントロールの吸光度(AD450)を100とした際の相対値(%)として算出した。結果を表4に併せて示す。
細胞株に一定量のDHA又はEPAを配合した際に、細胞生存率は80%以下に低減した(比較例4-5、4-6)。そこにノビレチンを共添加することで細胞生存率は十分に回復した(実施例)。DHA、EPAによる細胞毒性をノビレチンが顕著に改善することが確認できた。
<ソフトカプセルの調整>
ノビレチンとしてノビレチン含有エキス(ノビレチン5%、タンゲレチン3%含有)(ロート製薬社製)を、また、DHAおよびEPAとして、life’s Omega 60(Lot No.VY00147014)DSMニュートリションジャパン(株)社製、及び、DHA-46MK(LotNo.1511161)マルハニチロ(株)社製を混合し、ソフトカプセル(1粒350mg)に充填した。ソフトカプセル3粒あたり、ノビレチン1mg、タンゲレチン0.6mg、DHA225mg、EPA45mgとなるように調整した。
疲労気味の30代を対象に試験を実施した。ソフトカプセルを1日3粒、連続で5日間摂取させた。連続摂取の直前、もしくは5日目の摂取30分後にて以下の2つの評価を実施した。1つ目の評価として、記憶力テストを実施した(1.5秒おきに15個の単語がランダムに画面に表示。15個の単語が表示された後に、記憶している単語を回答欄に入力する。その正答数を評価)。2つ目の評価として、VASアンケートを実施した(VAS法の詳細は、以下の評価項目ごとに、10cmの直線上に、「全く思わない」を0、「とても思う」を100とした時の強度を、ペンを用いて線を引いた。評価項目として、精神疲労、肉体疲労、イライラ感、だるさ、不機嫌さ、集中力、落ち込み、やる気、緊張緩和、眠気改善について評価)。
短期記憶力テストにおいて、摂取前と比べ、摂取後の正答数が50%増加した(摂取前4.7個、摂取後7個)。さらに、VASアンケートにおいては、摂取前と比べ、摂取後で改善作用が認められた(精神疲労が18%、肉体疲労が17.4%、イライラが31%、だるさが28.6%、やる気が3.7%、緊張が44%、眠気が27.8%改善した)。
<ソフトカプセルの調整>
ノビレチンとしてノビレチン含有エキス(ノビレチン5%含有)(ロート製薬社製)を、また、DHAおよびEPAとして、life’s Omega 60(Lot No.VY00147014)DSMニュートリションジャパン(株)社製、及び、DHA-46MK(LotNo.1511161)マルハニチロ(株)社製を混合し、ソフトカプセル(1粒300mg)に充填した。ソフトカプセル4粒あたり、ノビレチン1mg、DHA225mg、EPA45mgとなるように調整する。プラセボ対照として、ノビレチン、DHA、EPAを含まないソフトカプセルを調整する。
もの忘れが気になる健康な中高年の男女(60名)を対象に試験を実施する。ソフトカプセルを1日4粒、連続で12週間摂取させる。原則として朝食前2カプセル(粒)、夕食前2カプセル(粒)に分けて摂取させる。プラセボ対照と比較し、連続摂取の前後にて以下の3つの評価を実施する。物忘れの程度(NRS)、主観的状態評価(NRS)、N式老年者用精神状態尺度(NMスケール)。摂取前から摂取後週の変化量の記述統計量を算出し、評価する。
処方例を挙げて本発明の組成物をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの製剤例にのみ限定されるものではない。以下の処方例で示した成分の含有量は、成人1日当りもしくは1回当りの服用量を示す。
具体的には、以下の処方例1~19において、ノビレチン含有エキス(ロート製薬社製、ノビレチン30%含有)およびDHA、EPAを混合均一になるまで混合し、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物を得た。DHA、EPAは、マルハニチロ社製(DHA含量38重量%、EPA含量4.2重量%)およびDSM社製(DHA含量30重量%、EPA含量15重量%)を混合したものを使用した。
ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物1g、粉末還元麦芽糖水飴35g、ショ糖ベヘニン酸エステル3g、微粒二酸化ケイ素1gを混合して、打錠機にて打錠させることで、ノビレチン4mgおよびDHA830mg、EPA166mg配合錠剤が得られる。
ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物1g、Kollidon30 30g、CAVAMAX W6 FOOD30g、オリーブ油130g、ミツロウ63g、ポエムS100 63gを均一になるまで混合したものを、ソフトカプセルに充填機で充填することで、ノビレチン24mgおよびDHA813mg、EPA163mg配合ソフトカプセルが得られる。
ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物1gを、そのままハードカプセルに充填機で充填することで、ノビレチン40mgおよびDHA800mg、EPA320mg配合ハードカプセルが得られる。
100%オレンジジュースを60℃に加熱し、ゼラチン15gと砂糖10gを入れてゼラチンが完全に溶けるまで混合する。そこに、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物1gを投入し、十分に混合する。シリコン容器に流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で30分静置することで、ノビレチン85mg、DHA763mg、EPA153mg配合グミが得られる。
砂糖100g、レモン果汁25g、水25gを鍋にて加熱し、きつね色になるまで混合する。そこに、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物1gを投入し、十分に混合する。シリコン容器に流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で15分静置することで、ノビレチン143mg、DHA714mg、EPA143mg配合の飴が得られる。
有塩バター25gを常温で溶解させよく混合し、強力粉75g、牛乳30gをざらつきがなくなるまでよく混合する。そこに、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物1gを投入し、十分に混合する。生地を薄く延ばした後、カットして成型する。成型物を200℃で15分焼成させることで、ノビレチン270mg、DHA608mg、EPA122mg配合クラッカーが得られる。
有塩バター40gに、薄力粉100g、強力粉20g、砂糖50g、ベーキングパウダー1gを追加し、全体が馴染むまでよく混合する。そこに牛乳30g及びノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物1gを投入し、十分に混合する。得られた生地をまとめてラップで包み、-20℃にて1時間静置した後、カットして成型する。成型物を160℃で20分焼成させることで、ノビレチン455mg、DHA455mg、EPA91mgmg配合ビスケットが得られる。
生クリーム200g、卵黄50g、グラニュー糖60gをよく混合する。そこに、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物1g溶解させる。そこにヤシ油80gを投入して十分に混合した後、ホモジナイザーにて均質化させる。これを85℃で15秒間殺菌し、5℃以下に急冷した後、バニラ香料を2g添加し、十分に混合した後、5℃にて一晩エージングを行う。これを連続式アイスクリームフリーザーにてオーバーラン30%でフリージングし、出口温度-5℃にてカップに充填し、-40℃で急速凍結することで、ノビレチン625mg、DHA313mg、EPA63mg配合アイスクリームが得られる。
ゼラチン5g、オレンジジュース200g、グラニュー糖40gをよく混合する。これを85℃に加熱し、十分に溶解させた後、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物0.5gを添加し、よく混合する。ここにオレンジ香料製剤0.2gを投入してよく混合した後、カップに充填し、冷却してゲル化させることで、ノビレチン2mg、DHA415mg、EPA40mg配合ゼリーが得られる。
60℃の水600mLに寒天4gを溶かしいれる。こしあん500gを入れてよく混ぜ、軽く沸騰したら、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物0.5gを添加し、さらに砂糖20gと塩0.1gを加えて、よく混合する。これをバットに充填し、冷却してゲル化させることで、ノビレチン12mg、DHA406mg、EPA81mg配合ようかんが得られる。
ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物0.5gに、牛乳を合計1000gになるように混合して、ホモジナイザーにて均質化させることで、ノビレチン20mg、DHA400mg、EPA80mg配合の乳飲料が得られる。
ヨーグルト500g、ぶどう糖液糖50g、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物0.5gに水を合計1000gになるように混合して、ホモジナイザーにて均質化させることで、ノビレチン42mgおよびDHA381mg、EPA300mg配合発酵乳飲料が得られる。
強力小麦粉250g、ドライイースト7g、上白糖15g、塩3gに、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物0.5gを混合した30℃程度の湯146gを投入し、滑らかにまとまるまで捏ねる。そこにバター5gを常温で溶解させよく混合する。得られた生地をまとめて油を引いたボウルに入れ、30℃で1時間程度一次発酵を行う。その後生地からガス抜きをし、油を引いた型に入れる。蓋をして30℃で1時間程度二次発酵を行う。190℃で予熱したオーブンに蓋をしたままの型を入れ、30分焼成する。焼きあがったら素早く型から取り出し、網の上などで冷却することで、ノビレチン71mg、DHA357mg、EPA71mg食パンが得られる。
塩5g、穀物酢20g、ワインビネガー10gを溶け残りがなくなるまで撹拌する。そこにオリーブオリーブオイル40g、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物0.5gを加え、十分に撹拌することで、ノビレチン135mg、DHA304mg、EPA61mg配合ドレッシングが得られる。
塩5g、穀物酢20g、ワインビネガー10gを溶け残りがなくなるまで撹拌する。そこにオリーブオリーブオイル40g、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物0.5gを加え、十分に撹拌することで、ノビレチン227mg、DHA227mg、EPA45mg配合ポン酢が得られる。
生全卵150g、出汁500g、酒5g、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物5gをよく混合し、カップに充填する。これを蒸し器にて90℃で15分加熱することで、ノビレチン18mg、DHA4151mg、EPA830mg配合茶碗蒸しが得られる。
塩茶顆粒5g、かつお顆粒調味料10g、昆布顆粒調味料5g、もみ海苔1g、ゴマ1g、乾燥桜えび1g、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物0.5gを混合することで、ノビレチン313mg、DHA156mg、EPA31mg配合ふりかけが得られる。
水500gに顆粒鳥ガラ調味料10g、醤油5g、ゴマ油4g、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物5gを入れ沸騰させる。そこへ溶き卵100gを回し入れ、加熱を止める。得られたスープを冷却した後、凍結乾燥に供することで、ノビレチン2273mg、DHA2273mg、EPA455mg配合即席スープが得られる。
ヤシ油4.5g、ナタネ油4.5g、小麦粉7.5gを140℃にて加熱混合した後、カレー粉4.2g、食塩1.5gを加えてよく混合する。ここに砂糖5.4g、刻んだ玉ねぎ12g、顆粒ビーフエキス2.4g、ウスターソース1g、しょうゆ1g、ノビレチンおよびDHA/EPA含有組成物5g、水120gを加え、90℃にて15分間加熱混合する。ここに牛肉8g、じゃがいも8g、人参6gを加え、レトルトパウチに入れて充填密封する。これを121℃、30分間レトルト処理することにより、ノビレチン3125mg、DHA1563mg、EPA313mg配合レトルトカレーが得られる。
具体的には、以下の処方例20~23において、ノビレチンエキスとしてノビレチン含有エキス(ロート製薬社製、ノビレチン5%、タンゲレチン4%含有)およびDHA、EPAとしてDHA/EPA含有魚油(DSM社製、DHA含量30重量%、EPA含量15重量%)を使用した。
ノビレチンエキス0.5g、およびDHA/EPA含有魚油10g、酸味料5g、甘味料(スクラロース)30gを造粒器で造粒させることで、ノビレチン25mg、タンゲレチン20mg、およびDHA3000mg、EPA1500mg配合の顆粒(45.5g)が得られる。
ノビレチンエキス0.1g、およびDHA/EPA含有魚油5gを混合し、瓶に充填することで、ノビレチン5mg、タンゲレチン4mg、およびDHA1500mg、EPA750mg配合のドリンク剤(5mL)が得られる。
ノビレチンエキス0.05g、およびDHA/EPA含有魚油15g、砂糖5g、濃縮リンゴ果汁2g、ゲル化剤(増粘多糖類)、を加温しながら混合したものを充填し冷却することで、ノビレチン2.5mg、タンゲレチン2mg、およびDHA4500mg、EPA2250mg配合スティックゼリー(25g)が得られる。
ノビレチンエキス0.3g、およびDHA/EPA含有魚油20g、デキストリン50gを混合し、打錠。さらに糖衣コーティングすることで、ノビレチン15mg、タンゲレチン12mg、およびDHA6000mg、EPA3000mg配合の糖衣錠(75g)が得られる。
Claims (6)
- 脳機能の低下を予防及び/又は改善するための、請求項1に記載の飲食品組成物。
- 肉体疲労、精神疲労、脳疲労を予防及び/又は改善するための、請求項1に記載の飲食品組成物。
- 式(I)の化合物を1日服用量として0.1~3,000mg含有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の飲食品組成物。
- ω-3脂肪酸を1日服用量として1~5,000mg含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の飲食品組成物。
- カプセル剤に充填された、請求項1~5のいずれか一項に記載の飲食品組成物。
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